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JP6088786B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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JP6088786B2
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Description

この発明は、掃除機本体に着脱可能なサイクロン式集塵ユニットを備える電気掃除機に関する。
サイクロン集塵機を掃除機本体に収容するタイプの電気掃除機であって、吸引ホースの差込口である本体吸引口と前記サイクロン式集塵ユニットへの空気流入口とを連結する接続用パッキンを備え、その接続用パッキンは前記本体吸引口に対応する円形状開口部の開口面積が上記接続ホースの断面積以上となるような多角形状で形成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
前述の接続用パッキンは本体吸引口の部分の掃除機本体側に配置される。掃除機本体の小型化が望まれるため、掃除機本体内部に配置される部品は寸法制約が厳しく、かつ、その寸法制約は縦方向と横方向で同じとは限らずむしろ異なることが多いところ、接続用パッキンを多角形状にして配置可能な空間を最大限に活用しようとするものである。接続用パッキンは、例えば、吸引ホースの外径よりも、縦横各辺が長い四角形状のものである(前記特許文献1の図1参照)。
特開2004−202073号公報
接続用パッキンは、確実なシールを行うためにゴム等の弾性部材で形成される。即ち、形状の異なる開口と外縁との間が弾性部材で接続されシールされる。吸引動作中は開口と外縁を接続する部分に圧力がかかるため、接続用パッキンにはその圧力に耐え得る強度が要求される。また、吸引ホース部の先端が塞がれるなどして強い圧力が加わると、接続用パッキンの開口と外縁とを接続する部分が振動して異音を発することがあり、そのことも考慮して強度を決める必要がある。その結果、相応の厚さでパッキンを形成しなければならない。掃除機本体は軽量化が望まれるところ、分厚いゴムのパッキンは好ましくない。
また、サイクロン式集塵ユニットは、遠心分離を行うための旋回気流をスムーズに発生させるため、有底円筒状のダストカップの内部側壁の近傍に接線方向に沿うように流入口からダストカップ内部へ塵埃を含んだ空気を流入させる。この目的に合うように流入口の端面は通常、側壁に沿った縦長の形状を有している。一方、吸引ホースの形状に合わせて本体吸引口は円形状の開口である。圧力損失や風切り音を抑えるためには本体吸引口側の円形形状から集塵ユニット側の矩形形状に徐々に断面形状が変化する漏斗状の接続用パッキンが望ましいが、寸法制約や軽量化の要請とは相反する。
この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであって、掃除機本体の小型軽量化を実現しつつ吸引ホースと本体吸引口の良好なシール性が得られる電気掃除機を提供するものである。
この発明は、塵埃を含む空気を吸引する本体吸引口、多角形状断面の流入口を有するサイクロン式集塵ユニットおよび前記本体吸引口と前記流入口とを連通させる中継ダクトを含む掃除機本体と、断面が円形状の吸引ホースおよび該吸引ホースの一端にあって前記本体吸引口へ着脱可能に接続される接続部を含む吸引ホース部とを備え、前記本体吸引口は、前記流入口と同様の多角形状の開口であり、前記接続部は、前記吸引ホース部と接続される側の端面が円形状に形成され、他方の端面が前記本体吸引口に対応する多角形状に形成されることを特徴とする電気掃除機を提供する。
この発明の電気掃除機において、本体吸引口は矩形状の開口であり、前記接続部は前記吸引ホース部と接続される側の端面が円形状に形成され、前記本体吸引口と接続される側の端面が矩形状に形成されるので、断面形状を変換する接続用パッキンを掃除機本体に配する必要がなく、掃除機本体の小型軽量化を実現しつつ吸引ホースと本体吸引口の良好なシール性が得られる。
即ち、本体吸引口は集塵ユニットの流入口と同様の矩形状の断面を有するので接続用パッキンを用いる必要がない。よって、接続用パッキンの振動により異音が発生する虞もない。
この発明の実施形態に係る電気掃除機の外観斜視図である。 この発明の実施形態に係る掃除機本体の平面図である。 この発明の実施形態に係る掃除機本体の側面図である。 この発明の実施形態に係る掃除機本体の第1の分解斜視図である(台車と車輪の周辺)。 この発明の実施形態に係る掃除機本体の第2の分解斜視図である(電動送風機周辺)。 この発明の実施形態に係る掃除機本体の第3の分解斜視図である(ダクト周辺)。 この発明の実施形態に係る掃除機本体の第4の分解斜視図である(コードリール周辺)。 図2のA−A矢視断面図である。 集塵ユニットを外した状態での図2のA−A矢視断面図である。 集塵ユニットを外した状態での図2のA−A矢視断面図である。 この発明の実施形態に係る集塵ユニットの外観斜視図である。 この発明の実施形態に係る集塵ユニットの図2に示すA−A矢視断面図である。 図8に示す掃除機本体における空気流の流路を示す説明図である。 この発明の実施形態に係る電気掃除機を前方から見た側面図である。 この発明の実施形態に係る掃除機本体を前方から見た本体吸引口付近の側面図である。 この発明の実施形態に係る接続部の外観斜視図である。 図16と異なる方向から見た接続部の外観斜視図である。 この発明の実施形態に係る接続部の断面図である。 図18のA−A矢視断面図である。 図18のB−B矢視断面図である。 図18のC−C矢視断面図である。 図18のD−D矢視断面図である。 図18のE−E矢視断面図である。 図18のF−F矢視断面図である。 この発明の実施形態に係る掃除機本体の異なる態様を示す外観斜視図である。 図25の掃除機本体に接続部を接続した状態のC−C矢視断面図である。 図25および図26の掃除機本体に対応する接続部の外観斜視図である。 図27と異なる方向から見た接続部の外観斜視図である。
以下、図面を用いてこの発明をさらに詳述する。なお、以下の説明は、すべての点で例示であって、この発明を限定するものと解されるべきではない。
〔電気掃除機の全体説明〕
図1はこの発明の実施形態に係る電気掃除機の外観斜視図、図2と図3は図1に示す電気掃除機の掃除機本体の平面図と側面図である。
これらの図に示すように、電気掃除機1は、サイクロン方式の集塵ユニット500を離脱可能に内蔵した掃除機本体100と、吸引ホース部300とを備える。
吸引ホース部300は、吸引ホース301と、延長パイプ302と、延長パイプ302の先端に接続される吸入部303と、手元ハンドル304と、手元ハンドル304に付設された操作部305と、接続部306を備える。
吸引ホース301は接続部306を介して掃除機本体100の前方に離脱可能に接続され、ユーザーは手元ハンドル304を手で保持しながら延長パイプ302の先端の吸入部303を床面に接触させながら移動させることができる。
掃除機本体100は両側面に一対のリング状車輪140を、前方下部に自在車輪117をそれぞれ備えているので、使用者が手元ハンドル304を手で保持して移動するとき、掃除機本体100はその動作に追随することができる。
掃除機本体100は、床面の塵挨を空気と共に吸入部303から延長パイプ302と吸引ホース301を介して集塵ユニット500へ吸引するようになっている。
ユーザーは掃除機本体100内部の集塵ユニット500の集塵状況をリング状車輪本体110の中央開口141から目で確認し、適宜、集塵ユニット500を掃除機本体100の上部から引出して集塵ユニット500に集められた塵挨を廃棄することができる。
掃除機本体100の後方上部には、図2に示すようにコードリール(後述)の電源コードの差込みプラグ131と、電源コードの引出し長さを調整するためのブレーキボタン132とが設けられている。
また、掃除機本体100は手提げハンドル115を備えるので、ユーザーは手提げハンドル115を把持し、掃除機本体100を持ち上げて運搬することが可能である。
図4〜図7は掃除機本体100の分解斜視図、図8は図2のA−A矢視断面図、図9は、掃除機本体100から集塵ユニット500を除去した状態の図8対応図、図10は図3のB−B矢視断面図である。これらの図を用いて掃除機本体100の構成を説明する。
掃除機本体100は、その下部を構成する細長い台車101(図4参照)と、台車101の前方に設置され電動送風機106(図5参照)を収容するための下部第1筐体102(図5参照)を備える。さらに、台車101の中央に設置され集塵ユニット500を収容すべく集塵室150を構成する第2筐体103(図4参照)と、台車の後方に設置されコードリール108を収容するための第3筐体107(図7参照)を備える。第3筐体107には排気口133が形成されている。
電動送風機106(図5および図8参照)は、下部第1筐体102の中にその回転軸方向、つまり送風方向が重力方向を向くように台座122(図5参照)を介して設置される。図6に示す下部第1筐体カバー104とダクト105が下部第1筐体102の上に装着される。
下部第1筐体カバー104(図6参照)は上面に横中継ダクト104aと縦中継ダクト104bとを備える。ダクト105はパッキン124を介して集塵ユニット500の流出ダクト571(図11参照)を縦中継ダクト104b(図6参照)に接続するために設けられている。
縦中継ダクト104bはダクト105を電動送風機106に接続するために設けられる。横中継ダクト104a(図6参照)の出入口にはそれぞれパッキン125と126が装着されている。
横中継ダクト104aは吸引ホース部300の接続部306(図1、図3および図10参照)を集塵ユニット500の流入口503(図11参照)にパッキン125と126を介して接続するために設けられている。
これによって、吸引ホース部300の接続部306から横中継ダクト104aを介して集塵ユニット500の流入口503に至る流路と、集塵ユニット500の流出ダクト571からダクト105および縦中継ダクト104bを介して電動送風機106に至る流路が形成される。なお、パッキン126が配される側の横中継ダクト104aの開口が本体吸引口139に相当する。
また、集塵ユニット500の流出ダクト571からの流出口と接続されるダクト105の流入口と吸引ホース部300の接続部306から横中継ダクト104aの流入口とが同一面側に形成されている。これは、掃除をする際に電動送風機106の吸引力により流入口が同一方向に引っ張られることで集塵ユニット500が安定する状態になりやすい。
横中継ダクト104aの側面には接続部306の端子(図示せず)を掃除機本体100と接続するターミナル部104c(図6参照)があって、外側から端子カバー123で覆われている。掃除機本体100のプリント配線板120と吸引ホース部300の操作部305とは、前記端子およびターミナル部104cを介した配線で接続される。
下部第1筐体102は後方に延出する配線板ケース102a(図5および図8参照)を備える。配線板ケース102aにはプリント配線板120が収容され、ケース底板119が装着される。なお、図5に示すように、下部第1筐体102は電動送風機106とプリント配線板120との間に挿入されるフィルター121を備える。フィルター121は樹脂製の多孔板である。
このように構成された下部第1筐体102(図5参照)は、台車101の前方に固定され、手提げハンドル115を有する上部第1筐体114(図6参照)がその上から装着される。
一方、台車101の中央に設置された第2筐体103(図4参照)は、上部に上部開口103aを、両側面に窓103bを、窓103bの周囲にリング状の窓枠103cをそれぞれ備える。
また、第2筐体103の底と台車101との間には、電動送風機106から排出される空気流を第3筐体107の方へ流すための下部流路138(図8参照)が形成される。
台車101の後方には、電源コード(図示しない)を引出し可能に巻回するコードリール108(図7参照)と、コードリール108を回転可能に支持するコードリール支持板127、128などが設けられ、それらが第3筐体107(図7参照)によって覆われる。
第3筐体107は、コードリール108をリール軸が台車101の長手方向に平行になるように収容する。また、第3筐体107は、電動送風機106により生成され下部流路138を流れる空気流をコードリール108を介して掃除機本体100の後方に排出するための排気口133を備える。これによって、コードリール108に巻回されている電源コードが通電時に冷却される。
図4に示す一対の円弧状の補強梁109は、第2筐体103のリング状の窓枠103aの上半分と結合するように台車101に固定されると共に、図9に示すように、上部第1筐体114と第3筐体107とを連結する。これによって掃除機本体100の長手方向の剛性が補強される。また、一対の補強梁109は、下方の第2筐体103と共に集塵ユニット500を収容する集塵室150を構成する。
そして、図4に示すように、半円弧状の補強梁109と台車101の両側からリング状車輪140、つまりリング状車輪ガイド111と、リング状車輪本体110と、リング状車輪カバー112と、円弧状化粧カバー113が取付けられる。
このように構成された掃除機本体100に対して、集塵ユニット500が、図8〜図10に示されるように掃除機本体100の上方から一対の補強梁109の間を、第2筐体103の上部開口103a(図4参照)を介して第2筐体103内へ装填される。
なお、自在車輪117は、電動送風機106の真下の位置に自在フレーム116(図4参照)を介して台車101の外側底面に回転・旋回自在に設けられる。
このように電動送風機106が前方にあることで重心が前になり、電動送風機106の下側に自在車輪117も設けることで、掃除をするときに掃除機本体100の前方が浮き上がることが抑制でき、吸引ホース301の引っ張りによる掃除機本体100の移動が追随しやすくなる。
このようにして、掃除機本体100では、台車101の前方(吸引ホース部300の接続側)から長手方向に一列に、電動送風機106、集塵ユニット500およびコードリール108が配列され、流路がそれらの上と下に設けられるので、掃除機本体100の幅寸法を最小にしている。
図11は、集塵ユニット500の外観斜視図である。図12は、集塵ユニット500の図2に示すA−A矢視断面図である。集塵ユニット500は、カップカバーユニット570、フィルターユニット550、内筒ユニット530および有底円筒状のダストカップ501を有する。
ダストカップ501は集塵状況が外部から目視可能なように透明または半透明の樹脂で形成される。図11に示すようにダストカップ501の前部の周面には吸引ホース部300(図1参照)からの空気流が流入する流入口503が設けられる。
図10を参照すると、吸引ホース部300の接続部306は、円筒状のダストカップ501の内部円周面にその接線方向から真直ぐに空気が流入するように掃除機本体100の中心から偏って屈曲している。
図12を参照すると、内筒ユニット530は、フィルターユニット550を収容する上部のカップカバー537、下部のダスト仕切り535およびその間を接続する内筒533からなる。内筒533が接続されるカップカバー537の底部には開口が形成されている。内筒533の周にはスリット状の流出口533bが形成され、流出口533bにはメッシュ状のフィルター(図示せず)が配置されている。ダスト仕切535は内筒533より外径の大きいフランジ部535a、フランジ部の外周を囲む大径筒部535bおよびダストカップ501の底面中央部に下端が接する小径筒部535cからなる。
電動送風機106が作動すると、空気流は接続部306と横中継ダクト104aを介してダストカップ501に周接線方向に真直ぐに流入し、ダストカップ501内に高速の旋回気流を形成する。
これにより、空気流に含まれる塵埃が遠心分離される。集塵ユニット500は、形成する旋回気流の中心軸が重力方向を向くように設置されているので、遠心分離された塵埃のうち、重いものは重力の作用によりフランジ部535aの下方に集積される。
ここで、集塵ユニット500の旋回気流の中心軸が重力方向を向くとは、旋回気流の中心軸が真下を向いている必要はなく、集塵ユニット500が縦方向にて掃除機本体100に配置されていればよい。
軽いものは空気流と共に流出口533bに配置されたメッシュ状フィルターで濾過される。また、微少な塵埃は流出口533bを介して内筒533を上昇しフィルターユニット550によりろ過される。フィルターユニット550は山部と谷部とが連続するプリーツフィルタから構成される。ろ過された空気流は流出ダクト571を介して電動送風機106へ吸引される。
図13は図8に示す掃除機本体100における空気流の流路を示す説明図である。
同図に示すように、吸引ホース301からの空気流は、接続部306を介して電動送風機106の上方を通って集塵ユニット500へ流入する。
流入した空気流は集塵ユニット500のダストカップ501内で旋回流となる。そして、集塵の遠心分離が行われた後、空気流は内筒533の内部を上昇し、フィルターユニット550を通過して電動送風機106を通り、集塵ユニット500の下方に台車101の縦方向に形成された下部流路138に入る。旋回軸は鉛直方向に対して上方がやや後方へ傾いている。図13のように側面から見た場合、接続部306からダストカップ501へ流入する流路は旋回軸とほぼ直交している。
そして、空気流は下部流路138中に設置された配線板ケース102aの中を、プリント配線板120を冷却しながら通過した後、コードリール108の中を通って分散される。分散された空気流は、第3筐体107の背面に設けられた排気口133から外へ排出される。
従って、電動送風機106から空気流に乗って外へ出ようとする騒音は、集塵ユニット500の下方に台車101の縦方向に形成された長い下部流路138によって減衰されると共に、下部流路138中の配線板ケース102aと第3筐体107内のコードリール108とによって分散・吸収される。これによって、掃除機本体100から外へ出る電動送風機106の騒音は効果的に低下する。
また、図13に示すように、空気流の流路は掃除機本体100の上部と下部に分けて設けられ、側面部分に設けられていないので、掃除機本体100の横幅は最小限に小さくなっている。
〔吸引ホースの接続部の構成〕
掃除機本体の吸引口および吸引ホースの接続部の構成を説明する。
図14は、この発明の実施形態に係る電気掃除機を前方から見た側面図である。図14に示すように、掃除機本体100は左右のリング状車輪本体110に挟まれた台車101の前方に上部第1筐体114があって、上部第1筐体114の前端部に吸引ホース部300の接続部306が接続される。接続部306の前方から見て左側の側面には着脱ボタン307bがある。この着脱ボタン307bを押すと吸引ホース部300と掃除機本体100の係合が解けて吸引ホース部300を外すことができる。
接続部306の中央部には前方へ伸びる吸引ホース301が接続されている。吸引ホース301は掃除機本体100の左右の中心から前方へ伸びる。
接続部306の前方から見て左側の側面には吸引ホース301の端部を覆い着脱ボタン307bが取付けられる左方パイプカバー306cが露出する。
接続部306の前方から見て右側の側面には吸引ホース301の端部と図14に図示しない本体側接続パイプを覆う右方パイプカバーが露出する。本体側接続パイプは後述する吸引ホース側接続パイプと共に、掃除機本体の左右の中心部にある吸引ホース301をその中心から右寄りにある横中継ダクト104aに連通させる接続パイプを構成する。
図15は、掃除機本体100を前方から見た本体吸引口139付近の側面図である。図15に示すように、掃除機本体100を先方から見ると上部第1筐体114の開口部の奥に下部第1筐体カバー104の一部が露出している。下部筐体カバー104の右寄りの位置に横中継ダクト104aの矩形状の開口があり、その開口の縁に矩形枠状のパッキン126が配されている。さらに、その開口の右寄りにターミナル部104cがある。ターミナル部104cは、吸引ホース部300側の4つの端子と嵌合する。なお、変形例として横中継ダクト104aの断面形状が角丸矩形状で、パッキン126が角丸矩形枠状であってもよい。この場合、流入口503の断面形状が角丸矩形状かつパッキン125が角丸矩形枠状であってもよいが、流入口503の断面形状が矩形状かつパッキン125が矩形枠状であってもよい。即ち、横中継ダクト104aで断面形状の変換が多少行われてもよい。
図16は、接続部306の外観斜視図である。図17は、図16と異なる方向から見た接続部306の外観斜視図である。図16は左方の斜め上側から、図17は右方の斜め上側からみた図である。図18は、接続部306の水平断面図であり、図19は図18のA−A矢視断面図、図20は図18のB−B矢視断面図、図21は図18のC−C矢視断面図である。また、図22は図18のD−D矢視断面図、図23は図18のE−E矢視断面図、図24は図18のF−F矢視断面図である。
図18に示すように着脱ボタン307bは上部第1筐体114に係合し得るラッチ部307aと一体のラッチ部材307として形成されており、ラッチ部材307は圧縮バネ308によって左方パイプカバー306cから突出する方向へ付勢されている。この付勢によってラッチ部307aと上部第1筐体114との係合が維持され、付勢に抗して着脱ボタン307bを押すとその係合が解ける。
また、吸引ホース301の端部はホース側接続パイプ306aの一端が挿入され、外側は左方パイプカバー306cおよび右方パイプカバー306dに覆われている。ホース側接続パイプ306aの他端は本体側接続パイプ306bに接続されている。本体側接続パイプ306bは右方パイプカバー306dのある方向へ斜めに伸びた後、本体側接続パイプ306bと平行に伸びるように折れ曲がっている。先端部の本体側接続パイプ306bと右方パイプカバー306dの間に、掃除機本体100のターミナル部104cと嵌合する4つの端子309が配置されている。
図10に示すように、本体側接続パイプ306bの先端は掃除機本体100に装着されたときパッキン126を介して横中継ダクト104aに接続される。吸引ホース301を通過した気流は接続部306で右側へ振られから後方へ進み、そのまま後方へ直進してパッキン126、横中継ダクト104a、パッキン125を経て集塵ユニット500の流入口503へ導かれる。流入口503はダストカップ501の円筒状の側壁部の接線方向に沿っているので、流入口503からダストカップ501内に入った気流は側壁部に沿って旋回気流となり塵埃が遠心分離される。
吸引ホース301は掃除機本体100の左右方向の中央部前方に接続されるので掃除機本体100は吸引ホース部300によりスムーズ牽引される。また、接続部306で気流の流路が掃除機本体100の側方に寄せられるので、横中継ダクト104aを寸法制約の厳しい掃除機本体100の側方に短く配置することができる。さらに、ダストカップ501の側壁部の接線方向に沿って気流をスムーズに導入することができる。集塵ユニット500から流出する気流は前方の縦中継ダクト104bを降下して図示しない電動送風機に導かれるところ、横中継ダクト104aが側方に配置されるので縦中継ダクト104bに十分なスペースを確保することができる。
さらに、接続部306のホース側接続パイプ306aおよび本体側接続パイプ306bは、吸引ホース301側の端部の断面形状は円形で、横中継ダクト104aに接続される側の端部は矩形である。そして、ホース側接続パイプ306aおよび本体側接続パイプ306bは、流路の断面形状が円形から徐々に矩形に変化するように形成されている(図19〜図24参照)。
横中継ダクト104aに接続される側の端部の断面は、横中継ダクト104aの断面とほぼ同一の形状である。本体側接続パイプ306bと横中継ダクト104aとの気密を保つパッキン126はほぼ同一形状の両者の端部に挟まれるため、矩形の細い枠状のものでよい。
以上のように、接続部306が掃除機本体100に装着されたとき、ラッチ部307aが上部第1筐体114に係合し、接続部306と掃除機本体100とが固定される。しかし、例えば、ユーザーが接続部306のみを握って電気掃除機1を持ち上げても固定が安定して保たれるようにすることが好ましい。その観点から好ましい態様を以下に述べる。
図25は、好ましい態様を示す掃除機本体100の外観斜視図、図26は図25の掃除機本体100に接続部306を接続した状態のC−C矢視断面図である。また、図27および図28は、図25および図26の掃除機本体100に対応する接続部306の外観斜視図である。
図25および図26に示すように、上部第1筐体114は、接続部306の下面と対向する略水平な面を有し、その面に凹部142が形成されている。凹部142の左右の側壁上端部には、内側に向けて突出する部分が形成されている。一方、図27に示すように、接続部306には、凹部142の形状に対応した第1係止部310aおよび第2係止部310bが形成されている。接続部306が掃除機本体100に装着された状態で、第1係止部310aおよび第2係止部310bが凹部142と係合する(図26参照)。この係合によって、掃除機本体100の上下方向および左右方向に対する接続部306の振れが規制される。接続部306の挿抜方向の動きはラッチ部307aと上部第1筐体114との係合により規制される。よって、接続部306と掃除機本体100との固定が安定して保たれる。
なお、図28に示すように、着脱ボタン307bの反対側にある右方パイプカバー306dの表面に3本の突条部311が形成されている。これらの突条部311は、ユーザが接続部306を手で握って挿抜する際に持ち易く、手が滑らないようにするためである。
以上に述べたように、この発明の電気掃除機は、塵埃を含む空気を吸引する本体吸引口、多角形状断面の流入口を有するサイクロン式集塵ユニットおよび前記本体吸引口と前記流入口とを連通させる中継ダクトを含む掃除機本体と、断面が円形状の吸引ホースおよび該吸引ホースの一端にあって前記本体吸引口へ着脱可能に接続される接続部を含む吸引ホース部とを備え、前記本体吸引口は、前記流入口と同様の多角形状の開口であり、前記接続部は、前記吸引ホース部と接続される側の端面が円形状に形成され、他方の端面が前記本体吸引口に対応する多角形状に形成されることを特徴とする。
さらに、この発明の好ましい態様について説明する。
前記接続部は、吸引ホース側の端部から前記本体吸引口側の端部へ向かうにつれて断面が円形状から前記多角形状へ徐々に変化するように形成されてもよい。このようにすれば、圧力損失や風切り音を抑えることができる。また、寸法制約の厳しい掃除機本体側と異なり吸引ホース側で徐々に断面形状を変換させることができる。
さらに、前記多角形は矩形であってもよい。
さらに、前記中継ダクトは、断面が前記流入口と同様の矩形であってもよい。このようにすれば、中継ダクトの部分で断面形状を変換する必要がなく、中継ダクト引いては掃除機本体の小型化に寄与する。
前記中継ダクトは、本体吸引口側の端部に矩形の枠状のシール部材を有してもよい。このようにすれば、前記シール部材は接続パッキンのように断面形状を変換する必要がないので小型軽量化できる。また、外縁と開口とを接続する部分が振動して異音を発するおそれがない。
この発明の好ましい態様は、ここで示した複数の態様のうち何れかを組み合わせたものも含む。
この発明についてもう少し具体的に述べると、本体吸引口は吸引ホースが接続される多角形状の開口である。前述した実施形態で、掃除機本体を前側から見て右寄りの前方にある横中継ダクトの開口はこの発明の本体吸気口に相当する。
中継ダクトは本体吸引口と集塵ユニットの流入口とを連通させる管である。前述した実施形態における横中継ダクトはこの発明の中継ダクトに相当する。
この発明によれば、流入口は多角形状の断面を有し本体吸引口も同様の多角形状の開口である。同様の多角形状とは多少の寸法差、縦横比の相違、角丸の有無や丸みの差等があるとしても、例えば、流入口が矩形断面であれば本体吸引口は矩形開口であり、流入口が八角形の断面であれば本体吸引口は八角形の開口であることを指す。
多角形とは、3以上の頂点を有するものをすべて含み角の丸いものも含む。より具体的には、例えば、四角形であれば矩形、平行四辺形、台形を含む。さらに、矩形の一つの頂点が斜めに切り取られた五角形や二つの頂点が斜めに切り取られた六角形などの種々の態様を含む。この明細書で多角形は角丸多角形を含むが、角丸多角形とは多角形の角の部分が丸みを帯びたものであり、隣り合う角の丸みがつながって辺が湾曲したものも含む。
接続部は、掃除機本体と係合して接続ホースの一端を本体吸引口に接続する部分である。ユーザーが吸引ホースを持って移動すると接続部により接続された掃除機本体がそれに追従する。前記接続部の吸引ホース部側は吸引ホース部の断面形状に適合して円形状であり、本体吸引口側は本体吸引口の形状に対応して多角形状である。即ち、接続部の本体吸引口側の端部と本体吸引口は、多少の寸法差、縦横比の相違、角丸の有無や丸みの差等があるとしても、例えば一方が矩形であれば他方も矩形であり、一方が八角形であれば他方も八角形である。
前述した実施の形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
1:電気掃除機、 100:掃除機本体、 101:台車、 102:下部第1筐体、 102a:配線板ケース、 103:第2筐体、 103a:上部開口、 103b:窓、 103c:窓枠、 104:下部第1筐体カバー、 104a:横中継ダクト、 104b:縦中継ダクト、 104c:ターミナル部、 105:ダクト、 106:電動送風機、 107:第3筐体、 108:コードリール、 109:補強梁、 110:リング状車輪本体、 111:リング状車輪ガイド、 112:リング状車輪カバー、 113:円弧状化粧カバー、 114:上部第1筐体、 115:手提げハンドル、 116:自在フレーム、 117:自在車輪、 119:ケース底板、 120:プリント配線板、 121:フィルター、 122:台座、 123:端子カバー、 124、125、126:パッキン、 127、128:コードリール支持板、 131:差込みプラグ、 132:ブレーキボタン、 133:排気口、 138:下部流路、 139:本体吸引口、 140:リング状車輪、 141:中央開口、 142:凹部、 150:集塵室、 300:吸引ホース部、 301:吸引ホース、 302:延長パイプ、 303:吸入部、 304:手元ハンドル、 305:操作部、 306:接続部、 306a:ホース側接続パイプ、 306b:本体側接続パイプ、 306c:左方パイプカバー、 306d:右方パイプカバー、 307:ラッチ部材、 307a:ラッチ部、 307b:着脱ボタン、 308:圧縮バネ、 309:端子、 310a:第1係止部、 310b:第2係止部、 311:突条部、 500:集塵ユニット、 501:ダストカップ、 503:流入口、 530:内筒ユニット、 533:内筒、 533b:流出口、 535:ダスト仕切、 535a:フランジ部、 535b:大径筒部、 535c:小径筒部、 537:カップカバー、 550:フィルターユニット、 570:カップカバーユニット、 571:流出ダクト

Claims (5)

  1. 塵埃を含む空気を吸引する本体吸引口、多角形状断面の流入口および円筒状のダストカップを有するサイクロン式集塵ユニットならびに前記本体吸引口と前記流入口とを連通させる中継ダクトを含む掃除機本体と、
    断面が円形状の吸引ホースおよび該吸引ホースの一端にあって前記本体吸引口へ着脱可能に接続される接続部を含み、本体に装着された場合に前記吸引ホースの本体側端部が本体の左右の中心に位置する吸引ホース部とを備え、
    前記本体吸引口は、前記流入口と同様の多角形状の開口であって、吸引気流が前記ダストカップの周面に接線方向から流入するように前記本体の左右の中心から偏って配置され
    前記接続部は、本体に装着された状態において前記吸引ホースの本体側端部から後方へ延びた後に前記吸引口へ向けて曲がる第1の屈曲部と、前記屈曲部を経た後に前記吸引口の前方で後方へ向けて曲がる第2の屈曲部とを有し、前記吸引ホース部と接続される側の端面が円形状に形成され、他方の端面が前記本体吸引口に対応する多角形状に形成され、吸引ホース側の端部から前記本体吸引口側の端部へ向かう経路において断面が前記円形状から前記多角形状へ徐々に変化するように形成されていることを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記接続部は、前記経路を屈曲させる側と反対側に前記掃除機本体から前記吸引ホース部を着脱する着脱機構を有する請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記多角形は矩形である請求項1または2に記載の電気掃除機。
  4. 前記中継ダクトは、断面が前記流入口と同様の矩形である請求項3に記載の電気掃除機。
  5. 前記中継ダクトは、本体吸引口側の端部に矩形の枠状のシール部材を有する請求項3または4に記載の電気掃除機。
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