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JP6084883B2 - 円形板状物の分割方法 - Google Patents

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Description

本発明は、交差する分割予定ラインに沿って円形板状物を切削ブレードで切削して個々のチップへと分割する円形板状物の分割方法に関する。
精密部品製造の分野では、半導体ウェーハや光デバイスウェーハ、ガラスや各種セラミック等の円形板状物を被加工物として、多数の矩形状のチップに分割する場合がある。そのような被加工物を分割する際には、通常、被加工物の片面をダイシングテープに貼着し、回転する切削ブレードをダイシングテープまで切り込んだ状態で切削ブレードを分割予定ラインに沿って相対移動させるといった切削加工により、被加工物をフルカット(完全切断)している。
回転する切削ブレードを分割予定ラインに沿って相対移動させる際においては、切削ブレードによる切削移動方向の前側において刃先が被加工物の上面から下面に向かって切り込む所謂ダウンカットが一般的である。これは、切削ブレードが被加工物の下面から上面に向かって切り込む所謂アップカットに比べ、発生するチッピングのサイズを抑えることができるという理由からである。また、切削中の切削ブレードに発生する加工熱を冷却するために、被加工物に対して切削液を供給することが行われている。
ところで、上記の各種被加工物を矩形状に分割するには、被加工物に設定された交差する複数の分割予定ラインを切削ブレードで切削することになるが、その場合、円形板状物の外周縁付近には三角状あるいは台形状の矩形にならない端材チップが発生する。この端材チップは、円形板状物を分割して形成される矩形のチップに比べて面積が小さい上、特に半導体ウェーハや光デバイスウェーハでは外周縁が面取りされて厚さ方向に円弧が形成されているためダイシングテープへの接着力が弱いことから、切削中にダイシングテープから端材チップが剥離して飛ぶ所謂チップ飛びが発生するおそれがある。
一方、切削ブレードに供給された切削液は切削ブレードの回転に伴って切削ブレードに連れ回るため、上記ダウンカットの場合には、円形板状物上において、切削ブレードによる切削移動方向の前側から後側に向かう切削液の流れが形成される。上記端材のチップ飛びは、切削ブレードに連れ回る切削液が端材に衝突することによって発生するリスクが高まり、特に切削移動方向の前側で端材チップが形成されチップ飛びが発生すると、切削液の流れに取り込まれて円形板状物上を切削移動方向の後方に向かってチップが飛び、その端材チップが円形板状物の上面に落下することで、円形板状物にスクラッチが形成されてしまうという問題が生じる。そこで、円形板状物の外周縁の部分の粘着力を強くして端材のチップ飛びを低減するダイシングテープが提案されている(特許文献1)。
特開2013−21109号公報
しかし、上記特許文献1で提案されたテープは特殊な仕様のものであるためコストが嵩み、また、円形板状物の貼着時には外周縁を粘着力が強化された環状部分に位置合わせするため工数が増えるという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、コストや工数をかけることなくチップ飛びによって円形板状物上面にスクラッチが形成されてしまうおそれを低減することができる円形板状物の分割方法を提供することにある。
本発明の円形板状物の分割方法は、第一方向に伸長する複数の第一分割予定ラインと、該第一方向に交差する第二方向に伸長する複数の第二分割予定ラインと、が設定され、該第一分割予定ラインと該第二分割予定ラインとで区画されるチップを複数有するチップ領域と、該チップ領域を囲繞した外周余剰領域と、を備えた円形板状物の該第一分割予定ラインと該第二分割予定ラインとを切削ブレードで切削して複数のチップを形成する円形板状物の分割方法であって、前記第一分割予定ラインに沿って前記切削ブレードで前記円形板状物を厚さ方向に完全切断する第一切削ステップと、該第一切削ステップを実施した後、前記第二分割予定ラインに沿って前記切削ブレードで前記円形板状物を厚さ方向に完全切断する第二切削ステップと、を備え、前記切削ブレードの回転方向は前記切削ブレードが前記円形板状物を上面から下面に向かって切削する向きに設定されるとともに該切削ブレードに対して切削液が供給されつつ前記第一切削ステップと前記第二切削ステップとが遂行され、少なくとも前記第二切削ステップでは、前記切削ブレードを前記第二方向の前記円形板状物外周縁の外側から切り込ませるとともに切り終わり側では切削ブレードは該円形板状物の外周縁を切削することなく未切削領域を形成し、前記第一切削ステップは、前記第二方向における一端から前記円形板状物の略中央の間に位置する略半数の前記第一分割予定ラインに対して、前記切削ブレードを前記第一方向の一端側で該円形板状物外周縁の外側から該円形板状物に切り込ませるとともに該第一方向の他端側では該切削ブレードは該円形板状物の外周縁を切削することなく前記外周余剰領域において未切削領域を形成する第一ステップと、前記第二方向における他端から前記円形板状物の略中央の間に位置する略半数の前記第一分割予定ラインに対して、前記切削ブレードを前記第一方向の他端側で該円形板状物外周縁の外側から該円形板状物に切り込ませるとともに該第一方向の一端側では該切削ブレードは該円形板状物の外周縁を切削することなく前記外周余剰領域において未切削領域を形成する第二ステップと、を有し、前記第二切削ステップは、前記第一方向における一端から前記円形板状物の略中央の間に位置する略半数の前記第二分割予定ラインに対して、前記切削ブレードを前記第二方向の一端側で該円形板状物外周縁の外側から該円形板状物に切り込ませ、前記第一切削ステップで形成された前記未切削領域に向かって切削して、該第二方向の他端側では該切削ブレードは該円形板状物の外周縁を切削することなく前記外周余剰領域において未切削領域を形成する第三ステップと、前記第一方向における他端から前記円形板状物の略中央の間に位置する略半数の前記第二分割予定ラインに対して、前記切削ブレードを前記第二方向の他端側で該円形板状物外周縁の外側から該円形板状物に切り込ませ、前記第一切削ステップで形成された前記未切削領域に向かって切削して、該第二方向の一端側では該切削ブレードは該円形板状物の外周縁を切削することなく前記外周余剰領域において未切削領域を形成する第四ステップと、を有することを特徴とする(請求項1)。
本発明によれば、少なくとも第二切削ステップにおいて、第二方向の切削を切り終わり側で外周縁を切削することなく未切削領域を形成することで、外周縁に端材チップが形成されにくいものとなる。このため、切削液の流れを受けて端材チップが切削移動方向の後方に飛ぶチップ飛びという現象が起こりにくく、よってチップ飛びによって円形板状物上面にスクラッチが形成されてしまうおそれが低減される。
また、本発明では、第一切削ステップおよび第二切削ステップの双方で未切削領域を形成するため、上記チップ飛びがより起こりにくく、円形板状物上面にスクラッチが形成されてしまうおそれが一層低減される。
なお、本発明で言う一端または他端からの「略中央」、および一端または他端から略中央の間に位置する「略半数」の分割予定ライン(第一または第二分割予定ライン)については、以下の通りとする。まず、一端または他端から略中央の間に位置する「略半数」の分割予定ラインは、一端から他端にわたる全ての分割予定ラインの丁度半数ずつである他に、例えば分割予定ラインが奇数本の場合には、一端から略中央の間の本数と、他端から略中央の間の本数のどちらかが1本多くなる本数となる。また、分割予定ラインの本数が偶数の場合であっても、円形板状物の中心を分割予定ラインが通っている場合にも、一端から略中央の間の本数と、他端から略中央の間の本数のどちらかが1本多くなる本数となることを含む。また、一端または他端からの「略中央」は、双方の分割予定ラインの本数が丁度半数ずつとなる領域の他に、上記のように一端からと他端からの分割予定ラインの本数のどちらかが1本多くなるような領域を言う。
本発明は、前記第二切削ステップは、前記第二方向の一端側で前記円形板状物外周縁の外側から前記切削ブレードを切り込ませ該円形板状物の中央領域まで切削して第一分割溝を形成する第一分割溝形成ステップと、前記第二方向の他端側で前記円形板状物外周縁の外側から前記切削ブレードを切り込ませ前記第一分割溝に接続される第二分割溝を形成する第二分割溝形成ステップと、を有する形態を含む(請求項)。
上記請求項の形態によると、第二切削ステップでは円形板状物の外周縁の一端側および他端側からそれぞれ切削ブレードを中央領域まで切り込ませるため、切削ブレードの切り込み時においてはじめに端材チップが形成される。切削ブレードはそこから円形板状物の中央領域に向かって切削移動するため、端材チップの形成時に切削液の流れによってチップ飛びが生じても、端材チップは円形板状物の外側に飛び、円形板状物の上面に落下するおそれがない。このため、チップ飛びによって円形板状物上面にスクラッチが形成されることが防がれる。
本発明によれば、コストや工数をかけることなくチップ飛びによって円形板状物上面にスクラッチが形成されてしまうおそれを低減することができる円形板状物の分割方法が提供されるといった効果を奏する。
本発明の実施形態に係る分割方法を実施し得る切削装置の斜視図である。 実施形態に係るワーク(円形板状物)がダイシングテープを介して環状フレームに支持された状態を示す斜視図である。 切削装置の保持テーブルに保持されたワークの平面図であって、分割予定ラインに沿った第一方向および第二方向を示す図である。 切削装置が備える切削ブレードのダウンカットを説明する側面図である。 本発明の第1実施形態の第一切削ステップを示すワークの平面図である。 第1実施形態の第二切削ステップを示すワークの平面図である。 本発明の第2実施形態の第一切削ステップにおける第一ステップを示すワークの平面図である。 第2実施形態の第一切削ステップにおける第二ステップを示すワークの平面図である。 第2実施形態の第二切削ステップにおける第三ステップを示すワークの平面図である。 第2実施形態の第二切削ステップにおける第四ステップを示すワークの平面図である。 本発明の第3実施形態の第一切削ステップを示すワークの平面図である。 第3実施形態の第二切削ステップにおける第一分割溝形成ステップを示すワークの平面図である。 第3実施形態の第二切削ステップにおける第二分割溝形成ステップを示すワークの平面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は実施形態に係る分割方法を好適に実施し得る切削装置2を示しており、図2の符号1は、切削装置2で切削加工が施される円形板状物であるワークを示している。
[1]ワーク
図2に示すワーク1は、例えば厚さが数十〜数百μm程度の半導体ウェーハである。ワークの表面1aには、多数の矩形状のデバイス2が配設されている。デバイス2はワーク1に設定された直交する複数の格子状の分割予定ライン3によって区画された矩形領域の表面にICやLSI等の電子回路を形成することで設けられ、ワーク1が分割予定ライン3に沿って分割されることでデバイス2を有するチップに個片化される。分割予定ライン3のピッチは実際には図3に示すように細密であり、図2では概略的に示している。
ワーク1は、多数の矩形状のデバイス2が多数形成されたワーク1の大部分を占めるチップ領域4と、チップ領域4を囲繞する外周縁1c側の外周余剰領域5とを備える。外周余剰領域5は、分割予定ライン3と外周縁1cとで囲繞される三角形状または台形状の非矩形領域6(図3参照)が外周縁1cに沿って連なる環状の領域を含むデバイス2が形成されていない領域である。
ワーク1は切削装置2に搬入されるにあたり、環状のフレーム8付きのダイシングテープ9に貼着された状態とされる。ダイシングテープ9は、ポリオレフィンやポリ塩化ビニル等の樹脂製の基材の片面にアクリル系等の粘着剤による粘着層が形成されてなるもので、ワーク1は裏面側が粘着層に貼着される。フレーム8はステンレス等の剛性を有する金属板等からなるもので、ダイシングテープ9に貼着されたワーク1を囲繞してダイシングテープに貼着される。ワーク1はダイシングテープ9およびフレーム8を介してハンドリングされ、切削装置2に搬入される。以下、切削装置2の構成を説明する。
[2]切削装置
図1に示す切削装置2は、ワーク1を水平に保持する保持テーブル20と、保持テーブル20に保持されたワーク1に対し切削加工を行う切削手段30とを有している。保持テーブル20は、ワーク1が載置可能な大きさの円形状の保持面21を有している。保持面21は多孔質体で形成され、ワーク1は負圧吸引作用で保持面21に吸引保持される。保持テーブル20の周囲には、上記フレーム8を挟持して保持する複数のクランプ22が配設されている。保持テーブル20は回転機構23によって回転駆動される。回転機構23はX軸移動台24上に固定されており、X軸移動台24はX軸送り手段40によってX軸方向に移動可能となっている。
X軸送り手段40は、X軸方向に配設されたねじロッド41と、ねじロッド41の一端に運結されたパルスモータ42と、ねじロッド41と平行に配設されたガイドレール43とから構成され、ねじロッド41には、X軸移動台24の下部に備えたナット(図示せず)が螺合している。ねじロッド41はパルスモータ42に駆動されて正逆回転し、ねじロッド41の回転に伴いX軸移動台24がガイドレール43に沿ってX軸方向に移動する。
切削手段30は、支持部34に支持された円筒状のスピンドルハウジング31内に、回転駆動される図示しないY軸方向に延びるスピンドルが内蔵され、このスピンドルの先端に切削ブレード33が装着された構成を有している。スピンドルハウジング31の先端には、切削ブレード33に切削液を供給する切削液ノズル32が配設されている。また、スピンドルハウジング31の先端側部には、ワーク1を撮像する顕微鏡カメラ36を備えた撮像手段35が固定されている。
切削手段30と撮像手段35は一体的であり、Z軸送り手段50によってZ軸方向に移動可能となっている。Z軸送り手段50は、壁部51に配設されたZ軸方向に延びる図示しないねじロッドと、該ねじロッドを回転駆動するパルスモータ52と、該ねじロッドと平行に配設されたガイドレール53とから構成され、支持部34の内部のナット(図示せず)が該ねじロッドに螺合している。支持部34は、パルスモータ52によって該ねじロッドが回転するのに伴いガイドレール53に沿ってZ軸方向に昇降し、支持部34に支持された切削手段30も支持部34とともにZ軸方向に昇降する構成となっている。
切削手段30は、Y軸送り手段60によってY軸方向に移動可能となっている。Y軸送り手段60は、Y軸方向に配設されたねじロッド61と、壁部51と一体に形成され内部に設けられた図示しないナットがねじロッド61に螺合するY軸移動台65と、ねじロッド61を回転させるパルスモータ62と、ねじロッド61と平行に配設されたガイドレール63とから構成されている。Y軸移動台65は、パルスモータ62によってねじロッド61が回転するのに伴いガイドレール63に沿ってY軸方向に移動し、切削手段30もY軸方向に移動する構成となっている。
以上が切削装置2の構成であり、この切削装置2では、まず、ダイシングテープ9を介してワーク1を保持テーブル20の保持面21に負圧吸引作用で吸引保持して表面1aを露出させるとともにフレーム8をクランプ22で保持し、次いで撮像手段35によってワーク1の表面1aを撮像して分割予定ライン3の位置を検出する。そして、検出した分割予定ライン3の位置に基づいて保持テーブル20を回転させて一方向に伸長する分割予定ライン3をX軸方向と平行に定め、また、Y軸送り手段60によってY軸移動台65をY軸方向に移動させることで切削加工を施す分割予定ライン3を切削ブレード33に位置合わせする割り出し送りを行う。
この状態から、Z軸送り手段50により切削手段30を下降させ、次いでX軸送り手段40により保持テーブル20をX軸方向に移動させて切削ブレード33をX軸方向に加工送りして、回転する切削ブレード33をワーク1の外周縁1cから分割予定ライン3に沿って切り込ませることで、分割予定ライン3を切削加工することができる。
図4に示すように、加工送りの際の切削ブレード33の回転方向Rは、加工送りに伴う切削ブレード33の相対的な切削移動方向Cの前側において刃先がワーク1の上面から下面に向かって切り込むダウンカットとなるように設定される。また、切削ブレード33の高さ位置は、ワーク1の厚さを貫通してダイシングテープ9に達する切り込み深さに設定され、これによりワーク1は分割予定ライン3に沿ってフルカットされる。ここでは分割予定ライン3をフルカットすることを、分割溝を形成すると言う。切削ブレード33による切削加工時には、切削液ノズル32から切削ブレード33に切削液が供給される。
切削装置2によれば、上記割り出し送りと加工送りを繰り返して、一方向に伸長する複数の分割予定ライン3に対し切削ブレード33を切り込ませて分割溝が形成される。一方向に延びる全て分割予定ライン3に分割溝を形成したら、次に保持テーブル20を90°回転させ、分割溝を形成した分割予定ライン3に直交する未加工の他方向に延びる分割予定ライン3をX軸方向と平行に定め、この後、上記と同様に割り出し送り後に加工送りを行うことを繰り返すことで、他方向に延びる全ての分割予定ライン3に対し、切削液を供給しつつ切削加工を施して分割溝を形成することができる。
[3]分割方法
続いて、上記切削装置2によって実施する本発明に係る分割方法の実施形態を説明する。説明する実施形態は、切削ブレード33により分割予定ライン3に沿ってフルカットする分割溝の形成パターンに関してであり、したがって切削装置2の動作をその都度説明することは省略し、主に分割溝3の形成パターンについて説明する。なお、参照図面では、加工送りに伴う切削ブレード33の切削移動方向は左右方向としている。
[3−1]第1実施形態
図3は切削装置2の保持テーブル20に保持されたウェーハ1を示し、ここで、直交する各分割予定ライン3につき、第一方向Aに伸長する分割予定ライン3を第一分割予定ライン3Aとし、第一方向Aに直交して第二方向Bに伸長する分割予定ライン3を第二分割予定ライン3Bと設定する。
はじめに、保持テーブル20を回転させて図5に示すように第一方向Aを加工送り方向(図で左右方向)と平行にする。そして、第一方向Aに伸長する全ての第一分割予定ライン3Aに対し、ワーク1の一端側(図5で左端側)で切削ブレード33を外側から切り込ませ、ワーク1の厚さ方向をフルカット(完全切断)しながら第一分割予定ライン3Aの他端側まで貫通する分割溝を形成する(第一切削ステップ)。図5の実線矢印は、第一切削ステップにおいての切削ブレード33の切削ラインを示している。
次に、図6に示すように、保持テーブル20を矢印T方向に90°回転させて第二方向Bを加工送り方向と平行にする。そして、第二方向Bに伸長する全ての第二分割予定ライン3Bに対し、ワーク1の一端側(図6で左端側)で切削ブレード33を外側から切り込ませ、ワーク1の厚さ方向をフルカットしながら第二分割予定ライン3Bの全長のほとんどに分割溝を形成し、他端側(切り終わり側、図6で右端側)では、切削ブレード33が外周縁1cを切削することなく切削手段30を上方に退避させて分割溝の形成を途中で停止する(第二切削ステップ)。図6の破線矢印は、第二切削ステップにおいての切削ブレード33の切削ラインを示している。他端側の切削ブレード33の切削停止点は、切削ブレード33がチップ領域4を切り終わり、外周余剰領域5に到達した位置とされる。これにより、ワーク1は分割予定ライン3A,3Bに沿って分割され、矩形状のデバイス2の全てがチップに個片化される。また、第二方向Bの他端側の外周余剰領域5は切り残されて未切削領域5aが形成される。
上記第1実施形態によれば、第二切削ステップにおいて、第二方向Bの切削を他端側で外周縁1cを切削することなく未切削領域5aを形成するため、切削液の流れを受けて端材チップが切削移動方向の後方(図6の左方)に飛ぶチップ飛び現象が起こりにくくなる。よってチップ飛びによってワーク1の上面にスクラッチが形成されてしまうおそれが低減される。
[3−2]第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態を説明する。
第2実施形態では、上記第1実施形態と同様に、全ての第一分割予定ライン3Aを厚さ方向にフルカットして分割溝を形成する第一切削ステップと、該第一切削ステップを実施した後、全ての第二分割予定ライン3Bを厚さ方向にフルカットして分割溝を形成する第二切削ステップとを備えることを基本的な方法としているが、第一切削ステップおよび第二切削ステップの内容が以下の通り異なっている。
第2実施形態の第一切削ステップは、以下のステップとなる。はじめに、図7に示すように第二方向Bにおける一端(図7で下端)からワーク1の略中央の間に位置する略半数の第一分割予定ライン3Aに対して、実線矢印の切削ラインのように、切削ブレード33を第一方向Aの一端側(図7で左端側)でワーク1の外周縁1cの外側から第一分割予定ライン3Aに切り込ませ、第一方向Aの他端側(切り終わり側、図7で右端側)では、切削ブレード33はワーク1の外周縁1cを切削することなく外周余剰領域5を切り残し、未切削領域5aを形成する(第一ステップ)。他端側での未切削領域5aの形成は、上記第1実施形態の第二切削ステップと同様であって、他端側での切削ブレード33の切削停止点を、切削ブレード33がチップ領域4を切り終わり、外周余剰領域5に到達した位置とすることでなされる。
次に、図8に示すように、保持テーブル20を矢印T方向に180°回転させて第一方向Aの他端側を図8において左側に転換させて第一方向Aを加工送り方向と平行にする。そして、第二方向Bにおける他端(図8で下端)からワーク1の略中央の間に位置する未切削の略半数の第一分割予定ライン3Aに対して、破線矢印のように、切削ブレード33を第一方向Aの他端側でワーク1の外周縁1cの外側から第一分割予定ライン3Aに切り込ませ、第一方向Aの一端側(切り終わり側、図8で右端側)では、上記第一ステップと同様に切削ブレード33はワークの外周縁1cを切削することなく外周余剰領域5を切り残し、未切削領域5aを形成する(第二ステップ)。
以上でワーク1の全ての第一分割予定ライン3Aに分割溝を形成する第一切削ステップが終了し、次いで、全ての第二分割予定ライン3Bに分割溝を形成する第二切削ステップに移る。
第二切削ステップでは、はじめに、図8に示す上記第二ステップを終えた状態から、図9に示すように保持テーブル20を矢印T方向に90°回転させて第二方向Bの一端側を図9において左側に転換させて第二方向Bを加工送り方向と平行にする。そして、第一方向Aにおける一端(図9で上端)からワーク1の略中央の間に位置する略半数の第二分割予定ライン3Bに対して、実線矢印に示すように、切削ブレード33を第二方向Bの一端側(図9で左端側)でワーク1の外周縁1cの外側から第二分割予定ライン3Bに切り込ませ、第一切削ステップで形成された未切削領域5aに向かって切削する。この場合も、第二方向Bの他端側(切り終わり側、図9で右端側)では、上記第一ステップと同様に切削ブレード33はワークの外周縁1cを切削することなく外周余剰領域5を切り残し、未切削領域5aを形成する(第三ステップ)。
次に、図10に示すように保持テーブル20を矢印T方向に180°回転させて第二方向Bの他端側を図10において左側に転換させて第二方向Bを加工送り方向と平行にする。そして、第一方向Aにおける他端(図10で上端)からワーク1の略中央の間に位置する未切削の略半数の第二分割予定ライン3Bに対して、加工送り方向に延びる破線矢印のように、切削ブレード33を第二方向Bの他端側(図10で左端側)でワークの外周縁1cの外側から第二分割予定ライン3Bに切り込ませ、第一切削ステップで形成された未切削領域5aに向かって切削する。ここでも、第二方向Bの一端側(切り終わり側、図10で右端側)では、上記第一ステップと同様に切削ブレード33はワーク1の外周縁1cを切削することなく外周余剰領域5を切り残し、未切削領域5aを形成する(第四ステップ)。以上で第二切削ステップが終了し、第二分割予定ライン3Bに分割溝を形成することで、矩形状のデバイス2の全てがチップに個片化される。
上記第2実施形態によれば、第一切削ステップおよび第二切削ステップの双方で未切削領域5aを形成するため、チップ飛びがより起こりにくく、ワーク1の上面に端材チップが落下してスクラッチが形成されてしまうおそれが一層低減される。
[3−3]第3実施形態
次に、本発明の第3実施形態を説明する。第3実施形態では、第一切削ステップを上記第一実施形態と同様に実施するが、この後の第二切削ステップの内容が異なっている。
第3実施形態では、はじめに、図11に示すように加工送り方向と平行にした第一方向Aに伸長する全ての第一分割予定ライン3Aに対し、実線矢印のようにワーク1の一端側(図11で左端側)で切削ブレード33を外側から切り込ませ、ワーク1の厚さ方向をフルカットしながら第一分割予定ライン3Aの他端側まで貫通する分割溝を各第一分割予定ライン3Aに沿って形成する(第一切削ステップ)。
次の第二分割予定ライン3Bをフルカットする第二切削ステップは、次の通りである。まず、図12に示すように、保持テーブル20を矢印T方向に90°回転させて第二方向Bを加工送り方向と平行にする。そして、破線矢印のように第二方向Bの一端側(図12で左端側)でワーク1の外周縁1cの外側から切削ブレード33を各第二分割予定ライン3Bに切り込ませ、ワーク1の中央領域(切り終わり側)まで第二分割予定ライン3Bをフルカットする。これにより、図12の下側の拡大図に示すように、第二分割予定ライン3Bに沿った第一分割溝3eを形成する(第一分割溝形成ステップ)。なお、同図で符号3aは、第一切削ステップで形成した第一方向に延びる分割溝である。
次に、図13に示すように保持テーブル20を矢印T方向に180°回転させて第二方向Bの他端側を図13において左側に転換させて第二方向Bを加工送り方向と平行にする。そして、第二方向Bの他端側でワーク1の外周縁1cの外側から切削ブレード33を各第二分割予定ライン3Bに切り込ませ、二点破線矢印のように、第一分割溝3eに接続される中央領域(切り終わり側)まで第二分割溝3fを形成する(第二分割溝形成ステップ)。以上で第二切削ステップが終了し、矩形状のデバイス2の全てがチップに個片化される。
上記第3形態によると、第二切削ステップではワーク1の外周縁1cの一端側および他端側からそれぞれ切削ブレード33を中央領域まで切り込ませるため、切削ブレード33の切り込み時においてはじめに端材チップが形成される。切削ブレード33はそこからワーク1の中央領域に向かって切削移動するため、端材チップの形成時に切削液の流れによってチップ飛びが生じても、端材チップはワーク1の外側に飛び、ワーク1の上面に落下するおそれがない。このため、チップ飛びによってワーク1の上面にスクラッチが形成されることが防がれる。
1…ワーク(円形板状物)、2…デバイス(チップ)、3A…第一分割予定ライン、3B…第二分割予定ライン、3e…第一分割溝、3f…第二分割溝、4…チップ領域、5…外周余剰領域、5a…未切削領域、33…切削ブレード、A…第一方向、B…第二方向。

Claims (2)

  1. 第一方向に伸長する複数の第一分割予定ラインと、該第一方向に交差する第二方向に伸長する複数の第二分割予定ラインと、が設定され、該第一分割予定ラインと該第二分割予定ラインとで区画されるチップを複数有するチップ領域と、該チップ領域を囲繞した外周余剰領域と、を備えた円形板状物の該第一分割予定ラインと該第二分割予定ラインとを切削ブレードで切削して複数のチップを形成する円形板状物の分割方法であって、
    前記第一分割予定ラインに沿って前記切削ブレードで前記円形板状物を厚さ方向に完全切断する第一切削ステップと、
    該第一切削ステップを実施した後、前記第二分割予定ラインに沿って前記切削ブレードで前記円形板状物を厚さ方向に完全切断する第二切削ステップと、を備え、
    前記切削ブレードの回転方向は前記切削ブレードが前記円形板状物を上面から下面に向かって切削する向きに設定されるとともに該切削ブレードに対して切削液が供給されつつ前記第一切削ステップと前記第二切削ステップとが遂行され、
    少なくとも前記第二切削ステップでは、前記切削ブレードを前記第二方向の前記円形板状物外周縁の外側から切り込ませるとともに切り終わり側では切削ブレードは該円形板状物の外周縁を切削することなく未切削領域を形成し、
    前記第一切削ステップは、
    前記第二方向における一端から前記円形板状物の略中央の間に位置する略半数の前記第一分割予定ラインに対して、前記切削ブレードを前記第一方向の一端側で該円形板状物外周縁の外側から該円形板状物に切り込ませるとともに該第一方向の他端側では該切削ブレードは該円形板状物の外周縁を切削することなく前記外周余剰領域において未切削領域を形成する第一ステップと、
    前記第二方向における他端から前記円形板状物の略中央の間に位置する略半数の前記第一分割予定ラインに対して、前記切削ブレードを前記第一方向の他端側で該円形板状物外周縁の外側から該円形板状物に切り込ませるとともに該第一方向の一端側では該切削ブレードは該円形板状物の外周縁を切削することなく前記外周余剰領域において未切削領域を形成する第二ステップと、を有し、
    前記第二切削ステップは、
    前記第一方向における一端から前記円形板状物の略中央の間に位置する略半数の前記第二分割予定ラインに対して、前記切削ブレードを前記第二方向の一端側で該円形板状物外周縁の外側から該円形板状物に切り込ませ、前記第一切削ステップで形成された前記未切削領域に向かって切削して、該第二方向の他端側では該切削ブレードは該円形板状物の外周縁を切削することなく前記外周余剰領域において未切削領域を形成する第三ステップと、
    前記第一方向における他端から前記円形板状物の略中央の間に位置する略半数の前記第二分割予定ラインに対して、前記切削ブレードを前記第二方向の他端側で該円形板状物外周縁の外側から該円形板状物に切り込ませ、前記第一切削ステップで形成された前記未切削領域に向かって切削して、該第二方向の一端側では該切削ブレードは該円形板状物の外周縁を切削することなく前記外周余剰領域において未切削領域を形成する第四ステップと、を有すること
    を特徴とする円形板状物の分割方法。
  2. 前記第二切削ステップは、
    前記第二方向の一端側で前記円形板状物外周縁の外側から前記切削ブレードを切り込ませ該円形板状物の中央領域まで切削して第一分割溝を形成する第一分割溝形成ステップと、
    前記第二方向の他端側で前記円形板状物外周縁の外側から前記切削ブレードを切り込ませ前記第一分割溝に接続される第二分割溝を形成する第二分割溝形成ステップと、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の円形板状物の分割方法。
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