JP6084545B2 - 電動工具 - Google Patents
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Description
ところで、充電式バッテリをスライドして装着するバッテリ装着部には、ガイド溝部が設けられている。このガイド溝部には、充電式バッテリに設けられるガイド雄部をスライド方向で嵌め込むようになっている。ガイド溝部に嵌め込められたガイド雄部は、充電式バッテリのスライドを案内するように機能する。
一方、充電式バッテリは、充電量が少なくなった場合に工具本体から取り外されて充電器にて充電される。次いで充電量が満タンにされた充電式バッテリは、再び工具本体に装着されるようになっている。このため、このような充電式バッテリの着脱が繰り返えされると、ガイド溝部が磨耗してガイド溝部とガイド雄部との間でガタつきが生じてしまうことがある。このため、このようなガイド溝部の磨耗を抑えるために、このガイド溝部に対して溶着(焼きカシメ)により補強部材を設けるものが知られている。
すなわち、本発明の第1の発明に係る電動工具は、充電式バッテリをスライドさせて装着させるバッテリ装着部を有し且つ該バッテリ装着部に装着された充電式バッテリから電力供給されて駆動する電動工具であって、前記バッテリ装着部を形成する成形部材は、前記充電式バッテリを該バッテリ装着部に装着させるスライド方向の前後に分割された第1成形部材と第2成形部材との合体により形成されており、前記バッテリ装着部には、前記充電式バッテリに設けられるガイド雄部がスライド方向で嵌められて該充電式バッテリの装着のためのスライドを案内するガイド溝部が設けられており、前記ガイド溝部の前記ガイド雄部が摺接する箇所の一部には、該ガイド溝部を被せて覆う補強部材が組み付けられており、前記補強部材の組付けは、合体させる前の前記第1成形部材と前記第2成形部材との対面される箇所から該第1成形部材と該第2成形部材とに向けて組み付けられるようになっており、前記補強部材には、前記第1成形部材と前記第2成形部材とを合体させて前記バッテリ装着部をなした場合には、前記ガイド溝部からの該補強部材の外れを規制するように、該補強部材が組み付けられた箇所に対して掛止される掛止部が設けられている、ことを特徴とする。
この第1の発明に係る電動工具によれば、補強部材の組付けは、合体させる前の第1成形部材と第2成形部材との対面される箇所から第1成形部材と第2成形部材とに向けて組み付けられるようになっているので、第1成形部材と第2成形部材とを合体させると同時に補強部材を組み付けることができる。ここで、補強部材には掛止部が設けられているので、第1成形部材と第2成形部材とを合体させてバッテリ装着部をなした場合には、ガイド溝部からの補強部材の外れを規制して補強部材を組み付けられた箇所に対して掛止しておくことができる。したがって、第1成形部材と第2成形部材とを合体により、組み付けられた補強部材の組付け箇所からの外れを防止することができる。このようにして、この第1の発明に係る電動工具によれば、補強部材の組付けを溶着を不要にした簡単なものとすることができ、組付け箇所からの補強部材の外れを確実に防止することができた、補強部材の組付けとすることができる。
また、第3の発明に係る電動工具は、前記第2の発明に係る電動工具において、前記掛止部は、前記補強部材の前記コ字形の対向する2面のそれぞれに設けられている、ことを特徴とする。この第3の発明に係る電動工具によれば、掛止部は補強部材のコ字形の対向する2面のそれぞれに設けられているので、掛止部による掛止を対をなしたバランスの良いものとすることができる。これによって、掛止部による補強部材の外れの規制を、より強固な補強部材の外れの規制とすることができる。
また、第4の発明に係る電動工具は、前記第1から前記第3のいずれかの発明に係る電動工具において、前記掛止部は、前記第1成形部材と前記第2成形部材との合体方向に対して傾斜して、前記第1成形部材と前記第2成形部材との合体により前記補強部材が組付け位置に位置されるように該補強部材を案内するガイド外縁部が設けられている、ことを特徴とする。この第4の発明に係る電動工具によれば、掛止部はガイド外縁部が設けられているので、第1成形部材と第2成形部材との合体により補強部材が組付け位置に位置されるように補強部材を案内することができる。これによって、第1成形部材と第2成形部材との合体作業のみで補強部材の組付け作業が自動的に行われることとなる。したがって、この補強部材の組み付ける作業についての利便性を高めることができる。
また、第5の発明に係る電動工具は、前記第1から前記第4のいずれかの発明に係る電動工具において、前記補強部材の組付け箇所は、前記ガイド雄部が嵌め始められる前記ガイド溝部の差込口端近くに設定されている、ことを特徴とする。この第5の発明に係る電動工具によれば、補強部材の組付け箇所はガイド雄部が嵌め始められるガイド溝部の差込口端近くに設定されているので、より磨耗され易いガイド溝部の差込口端近くを重点的に補強することができる。
また、第6の発明に係る電動工具は、前記第1から前記第5のいずれかの発明に係る電動工具において、前記補強部材は、前記第1成形部材と前記第2成形部材との合体を解除して該第1成形部材と該第2成形部材とを分離させた場合に、前記ガイド溝部の組み付けられる箇所に対して着脱可能に構成されている、ことを特徴とする。この第6の発明に係る電動工具によれば、補強部材は、第1成形部材と第2成形部材とを分離させた場合にガイド溝部の組み付けられる箇所に対して着脱可能に構成されているので、この補強部材を簡単に付け替えることができる。また、この電動工具を廃棄する場合にあっても、容易に補強部材を取り外して廃棄することができる。
また、第7の発明に係る電動工具は、前記第1から前記第6のいずれかの発明に係る電動工具において、前記バッテリ装着部は複数設けられており、前記補強部材は、前記バッテリ装着部に設けられた対をなす前記ガイド溝部の両方ともに組み付けられている、ことを特徴とする。この第7の発明に係る電動工具によれば、バッテリ装着部は複数設けられて充電式バッテリを複数装着することができる。これによって、供給電力の容量を大きくして長時間の利用を可能としたり、供給電力の電圧を高めて高出力の利用を可能としたりして、電動工具としての利用の幅を拡げることができる。さらに、この第7の発明に係る電動工具によれば、補強部材が対をなすガイド溝部の両方ともに組み付けられているので、バッテリ装着部をなす両方のガイド溝部に対しての強度を高めることができる。したがって、この第7の発明に係る電動工具によれば、電動工具としての利用の幅を拡げることができながら、充電式バッテリの着脱に関してのバッテリ装着部としての強度を高めることができる。
なお、このハンマドリル10を説明するにあたって、通常の使用態様に鑑みて、全図に記載の通りでハンマドリル10に関しての前後上下左右を規定している。また、ハンマドリル10は、通常、ピストルを握るようにして使用するように構成されている。このため、被加工材が配置される向きがハンマドリル10の前側として規定され、この逆向きがハンマドリル10の後側として規定される。そして、この前後方向に基づいて左右上下方向の向きが規定されている。なお、このハンマドリル10の前後方向は、ハンマビットBが往復動する充電式バッテリ90のスライド方向に対して直交交差する前後方向となっている。このハンマドリル10の前後方向が本発明に係る第1の方向に相当する。また、このハンマドリル10の左右方向は、充電式バッテリ90のバッテリ装着部50に装着させるスライド方向(左右方向)となっている。このハンマドリル10の左右方向が本発明に係る第2の方向に相当する。また、ハンマドリル10の上下方向が、本発明に係る第3の方向に相当する。つまり、バッテリ装着部50に装着させた充電式バッテリ90のバッテリ装着部50と対面する方向が、本発明に係る第3の方向に相当する。
ハンマドリル10は、手で持って作業できる手持ち式の工具として構成され、電源として充電式バッテリ90が利用される。すなわち、ハンマドリル10は、大まかに、工具本体としてのハンマドリル本体11と、このハンマドリル本体11に対して着脱可能にされる電源としての充電式バッテリ90とを備える。このハンマドリル本体11は、大容量電源に対応できるように2つの充電式バッテリ90が着脱可能にされている。このように充電式バッテリ90が装着されるハンマドリル本体11には、充電式バッテリ90から供給される電力により駆動する電動モータ15が内蔵される。電動モータ15は、本発明に係る駆動源としてのモータに相当する。
ハンマドリル本体11は、図4および図5に示すように、概略、駆動部13と、ハンドル部40と、バッテリ装着部50とを備える。また、駆動部13は、モータ部14と、往復動機構部21とを備える。モータ部14は、ハンドル部40およびバッテリ装着部50のハウジングも兼ねる本体ハウジング12により支持される。往復動機構部21は、往復動機構部21のみのハウジングとしてのギヤハウジング22により支持される。本体ハウジング12は、この往復動機構部21のギヤハウジング22の後側部分の外装なしつつ、電動モータ15をはじめとするハンマドリル本体11に内蔵される部品を支持する。つまり、往復動機構部21は、ツールホルダ37に取り付けられたハンマビットBを往復動させる。
駆動変換部23は、概略、ベベルギヤ24と、中間軸25と、回転伝達ギヤ26とを備える。ベベルギヤ24は、上記した入力ギヤ20と噛合され、回転軸として中間軸25が設けられている。この中間軸25は、入力ギヤ20の回転を受けて回転するベベルギヤ24と一体に回転する。中間軸25は、前後方向で延びるように配置されており、後端部分が後側ベアリング251により回転可能に支持されており、前端部分が前側ベアリング252により回転可能に支持されている。これら2つのベアリング251,252は、本体ハウジング12およびギヤハウジング22により支持されている。
中間軸25の前端近くの外周には、回転伝達ギヤ26が設けられている。この回転伝達ギヤ26は、中間軸25と一体に回転するようになっており、上側に配置される回転被伝達ギヤ35と噛合している。この回転被伝達ギヤ35は、後に説明する筒状ピストン31の外周の回転シリンダ34に設けられており、回転シリンダ34と一体に回転する。なお、この回転シリンダ34の前側には、この回転シリンダ34と一体に回転するツールホルダ37が取り付けられている。
揺動機構27は、回転体271が中間軸25と共に回転すると、ボール溝272にガイドされて転動する転動ボール273が揺動リング275の傾斜姿勢を変更する。このように揺動リング275の傾斜姿勢が変更されると、揺動リング275の上部の揺動ロッド277は前後方向で揺動する。このように揺動する揺動ロッド277は、次に説明する筒状ピストン31を含む往復動部30を前後方向で進退させるように往復動させる。
筒状ピストン31の中空の筒状内部には、打撃子として機能するストライカ32が配置されている。このストライカ32は、回転シリンダ34に対して相対的に前後方向で進退可能となっている。このストライカ32の打撃力は、チャック38にて抜け止めされつつツールホルダ37に保持されるハンマビットBに対して前側に配置されるインパクトボルト33を介して軸長方向の衝撃力を伝達する。これら揺動機構27、ストライカ32、インパクトボルト33は、本発明に係る打撃機構を構成する。ツールホルダ37は、回転シリンダ34と一体に回転可能な略円筒状に形成されて、内部にハンマビットBが差し込まれている。ツールホルダ37の前側には、ハンマビットBの抜けを規制するチャック38が取り付けられている。このようにチャック38にて抜け止めされたハンマビットBは、周方向で回転するドリル作用と軸長方向で打撃されるハンマ作用とを受けて被加工材を加工するように作動する。
このハンドル部40および次に説明するバッテリ装着部50は、外装をなす本体ハウジング12により形成されている。本体ハウジング12は、左右で分割されて成形された左側分割ハウジング121と右側分割ハウジング122とを合体させることにより形成される。つまり、本体ハウジング12は、本発明に係る成形部材に相当する。また、左側分割ハウジング121は、本発明に係る第1成形部材に相当する。また、右側分割ハウジング122は、本発明に係る第2成形部材に相当する。つまり、本体ハウジング12は、充電式バッテリ90をバッテリ装着部50に装着させる際のスライド方向の前後に分割された左側分割ハウジング121と右側分割ハウジング122との合体により形成されている。このため、これら左側分割ハウジング121と右側分割ハウジング122とにより分割される左右方向は、充電式バッテリ90をバッテリ装着部50に装着させる際のスライド方向と一致している。この本体ハウジング12には、ハンマドリル10自体を保護するために外装部材70が貼り着けられるように設けられている。外装部材70は、本発明に係る弾性部材に相当し、具体的には弾性を有したエラストマー(以下、「成形材料」)にて成形されている。この外装部材70は、プラスチック樹脂製の本体ハウジング12(左側分割ハウジング121、右側分割ハウジング122)を成形するにあたって、本発明に係る弾性材料となる成形材料を2色成形することによって、外装部材70を本体ハウジング12と一体にして設けられるようになっている。この外装部材70は、ハンマドリル10としての外観意匠に関しての美観向上のために設けられたり、ハンマドリル10を落としてしまうなど不可抗力で外部から加わる衝撃軽減のために設けられたり、ハンマドリル10を使用するに際しての使用者の使用感触の向上のために設けられたりするものである。このため、この外装部材70は、これらの適宜の用途目的により弾性樹脂にて成形されるものとなっている。
ちなみに、外装部材70には、このハンマドリル本体11において左右幅方向に張り出すようにされたゴムバンパ部71として設定される箇所がある。このゴムバンパ部71は、図3に示すように、後に説明するバッテリ装着部50の上側において左右幅方向に張り出すようにして設けられている。このゴムバンパ部71は、不可抗力で外部から加わる衝撃の軽減を主な目的とする。このため、このゴムバンパ部71は、外部からの不可抗力に対して良好に衝撃軽減がされるように、左右幅方向に突き出される形状を有している。
コントローラ支持部45は、電動モータ15への電力供給を制御するコントローラ47を内蔵支持する。このため、コントローラ47は、図4および図5では図示を省略したが、適宜のリード線(導線)を介して電動モータ15やバッテリ装着部50と接続される。このコントローラ47は、図4、図9、図10に示すように、外形が矩形に形成される。コントローラ支持部45は、コントローラ47を本体ハウジング12の内部に向けて前後上下左右からリブ状に突き出されることにより形成されている。
さらに、図10に示すように、左側分割ハウジング121にあっては、コントローラ支持部45をなす上側当接部455と下側当接部456とが、内側に向かって突き出されるようにして設けられている。また、右側分割ハウジング122にあっても、コントローラ支持部45をなす上側当接部465と下側当接部466とが、内側に向かって突き出されるようにして設けられている。これらの上側当接部455,465と下側当接部456,466とは、コントローラ47を上下で挟み込むようにして当接支持する。
前側バッテリ装着部51と後側バッテリ装着部61との双方は、共に略同一に構成されるものとなっている。このため、バッテリ装着部50を説明するにあたっては、前側バッテリ装着部51についての符号(符号番号50番台)を主に挙げて説明し、後側バッテリ装着部61についての符号(符号番号60番台)を括弧書きで付け加えて説明する。
前バッテリ当接部55は、充電式バッテリ90が当接する順で当接先端部56と押圧平坦部57とを有して形成される。すなわち、前バッテリ当接部55は、充電式バッテリ90を前側バッテリ装着部51に装着させる際の充電式バッテリ90のスライドの間に、ガイド溝部522に嵌め込まれる充電式バッテリ90のガイド雄部のスライド前端部が当たるようになっている。この当接先端部56には、外縁として形成される先端対面部561と、この先端対面部561の内側(前側バッテリ装着部51の内側)に設けられる先端傾斜面部562とを有する。先端対面部561は、装着される充電式バッテリ90のスライド方向に対して直交方向に延びる面形状を有している。このため、先端対面部561は、スライドする充電式バッテリ90に対面する。これに対して、先端傾斜面部562は、充電式バッテリ90を装着するスライド方向にしたがって内側に向かっていくように傾斜する面形状を有している。この先端傾斜面部562は、装着が完了する前の充電式バッテリ90のスライド時に、スライド方向で充電式バッテリ90に対して当接すると共に、このスライド方向と直交交差する前側バッテリ装着部51の内側向きで充電式バッテリ90に対して当接する。また、押圧平坦部57は、先端傾斜面部562のスライド方向前端からスライド方向に延びる面形状を有している。このため、この押圧平坦部57が最も前側バッテリ装着部51の内側に面して形成され、前側バッテリ装着部51に向いて対面している。このように前バッテリ当接部55は、ハンマビットBの往復動方向で充電式バッテリ90に対して付勢力を与えるように当接可能となっている。
具体的には、図11に示すように、バッテリ装着部50には、適宜の凹形状をなす保持凹部73が設けられている。この保持凹部73には、弾性を有するゴム樹脂により成形されたピン形部材75が嵌め込まれる。このピン形部材75は、保持凹部73に嵌め込んだ場合に、この保持凹部73から僅かに突き出される長さに設定されている。このため、保持凹部73に嵌め込まれたピン形部材75の露出端76は、僅かながら外部に突き出されるように露出される。この露出端76の端縁には、適宜の面取りされた面取部77が設けられている。これにより、スライドして装着されようとする充電式バッテリ90は、ピン形部材75の面取部77により、滑らかにピン形部材75を乗り越えて装着完了状態とすることができる。また、露出端76の外部端面は、平坦にされた当接端面78として設定されている。これにより、バッテリ装着部50に装着された充電式バッテリ90は、ピン形部材75の当接端面78を充電式バッテリ90に当接させるようになる。ここで、ピン形部材75の当接端面78は、バッテリ装着部50に装着された充電式バッテリ90の上面を僅かに面押圧しながら当接するようになっている。
なお、上記した保持凹部73および保持凹部73に嵌め込まれるピン形部材75は、バッテリ装着部50に装着された充電式バッテリ90に対して充電式バッテリ90の中心軸線に対して対称位置となる角位置近くの4箇所に設けられている。このため、バッテリ装着部50に装着された充電式バッテリ90に対するピン形部材75の面押圧は、バランス良い面押圧となり、バッテリ装着部50に装着された充電式バッテリ90のガタつきをバランス良く抑えることができる。
スライドさせる充電式バッテリ90のガイド雄部は、当接先端部56(66)に当たる。具体的には、充電式バッテリ90のガイド雄部のスライド方向端が、先端対面部561(661)と先端傾斜面部562(662)とを有する当接先端部56(66)に当たる。この際、当接先端部56(66)の弾性によって、スライドされるガイド雄部の当たりを緩衝させるように作用する。次いで、充電式バッテリ90を装着させるスライドにしたがって、充電式バッテリ90のガイド雄部を先端傾斜面部562(662)の傾斜に沿ってガイドすることができる。つまり、先端傾斜面部562(662)は、スライドされるガイド雄部をバッテリ装着部50の内側に向けて押すように作用する。この際、先端傾斜面部562(662)は、スライドされるガイド雄部の当たり力を、先端傾斜面部562(662)の弾性によって緩衝させるように作用する。その後、スライドが完了されてバッテリ装着部50に装着された充電式バッテリ90は、押圧平坦部57(67)にて弾性支持される。つまり、押圧平坦部57(67)は、この前バッテリ当接部55(65)が設けられるガイド溝部522(621)から、対向されるガイド溝部521(622)に向けて、充電式バッテリ90のガイド雄部を押圧するように弾性支持する。つまり、押圧平坦部57(67)は、ハンマビットBの往復動方向となる前後方向で充電式バッテリ90のガイド雄部に対して付勢力を与えるように当接する。
この充電式バッテリ90の重量は、レール部52,62にかかる。このため、このレール部52,62に対しての充電式バッテリ90の摺接は、この充電式バッテリ90の重量圧力を受けながらのものとなる。このため、補強部材80が組み付けられる箇所は、ガイド溝部521,522,621,622に対して重力方向下側に設定されている。
この補強部材80の組付け箇所は、ガイド雄部が嵌め始められるガイド溝部521,522,621,622の差込口端近くに設定されている。つまり、この補強部材80の組付け箇所は、バッテリ装着部50に対して充電式バッテリ90を着脱させるにあたって、ガイド雄部からのスライド摩擦がレール部52,62のうち最も受け易い部分となっている。この補強部材80による補強は、ガイド溝部521,522,621,622における充電式バッテリ90のスライドのガイドをより安定したものとする。
具体的には、図15に示すように、左側分割ハウジング121と対面する側の補強部材80の左端には左側掛止部83が設けられており、右側分割ハウジング122と対面する側の補強部材80の右端には右側掛止部84が設けられている。これら左側掛止部83と右側掛止部84とは、互いに対称をなすように形成されている。これら左側掛止部83と右側掛止部84とは、それぞれ端に向かうにしたがって先細となるテーパ形状を有している。これら左側掛止部83と右側掛止部84とは、掛止されるための突出端831,841が設けられていると共に、組付けに応じて案内されるガイド外縁部832,842が設けられている。すなわち、突出端831,841のバッテリ装着部50の外側は、対面壁81,81の非連接側(バッテリ装着部50の外側)の他側縁と連なる縁形状を有して形成されている。これに対して、この縁形状の逆側(バッテリ装着部50の内側)には、上記したガイド外縁部832,842が設けられている。ガイド外縁部832,842は、それぞれ端に向かうにしたがって、対面壁81,81の非連接側(バッテリ装着部50の外側)に向かう傾斜した縁形状を有して形成されている。つまり、ガイド外縁部832,842は、左側分割ハウジング121と右側分割ハウジング122との合体方向に対して、バッテリ装着部50の外側に向かう方向に向けて傾斜している。このように形成されるガイド外縁部832,842は、次に説明する組付凹部850の両側端をなす掛止凹部87,88に嵌め込まれ、組付凹部850からの補強部材80の外れを規制するように作用する。
上記したように補強部材80は、組付凹部850に対して、組付け作用力と外れ防止力とを有して組み付けられている。このため、左側分割ハウジング121と右側分割ハウジング122との合体を解除して、左側分割ハウジング121と右側分割ハウジング122とを分離させた場合には、このガイド溝部521,522,621,622の所望箇所に組み付けられる補強部材80を取り外すことができる。
すなわち、上記したハンマドリル10によれば、バッテリ当接部55,65は、ハンマビットB(先端工具)の往復動方向で、このバッテリ装着部50(51,61)に装着された充電式バッテリ90に対して付勢力を与えることができる。これによって、ハンマビットBの往復動方向でのバッテリ装着部50(51,61)に対する充電式バッテリ90の相対的な動きを止めることができる。したがって、ハンマビットBの往復動方向に振動し易い充電式バッテリ90のガタつきをより解消することができるので、バッテリ装着部50(51,61)に装着された充電式バッテリ90のガタつきの解消は十分なものにすることができる。また、上記したハンマドリル10によれば、バッテリ当接部55,65は、本体ハウジング12の外側に設けられる成形材料(弾性材料)を本体ハウジング12の内側に回して設けられるので、1つの成形材料で成形することができるようになる。これによって、上記した充電式バッテリ90のガタつきの解消を十分にしながら、成形時の材料点数を抑えることができ、製造作業の簡単化や製造コストの安価化等の観点から有利とできる。また、上記したハンマドリル10によれば、バッテリ当接部55,65には、バッテリ装着部50に充電式バッテリ90が装着完了する前に充電式バッテリ90に対して互いに交差する左右方向および前後方向で当接する当接先端部56,66が設けられている。これによって、バッテリ装着部50に装着する際の充電式バッテリ90を互いに交差する左右前後方向の2方向で当接先端部56,66を当接させてガタを抑えることができる。したがって、充電式バッテリ90の装着をより安定した装着とすることができて、充電式バッテリ90のバッテリ装着部50(51,61)への装着をより確実にすることができる。また、上記したハンマドリル10によれば、装着された充電式バッテリ90を左右方向および前後方向の両方向に対して交差する上下方向で当接するピン形部材75が設けられているので、上記した当接先端部56,66と共に装着された充電式バッテリ90を左右前後上下方向で当接して支持することができる。これによって、充電式バッテリ90の左右前後上下方向の3つの交差する方向のガタつきを解消することができるので、バッテリ装着部50(51,61)に装着された充電式バッテリ90のガタつきの解消は十分なものにすることができる。
また、上記したハンマドリル10によれば、バッテリ当接部55,65はガイド溝部521,522,621,622に設けられている。このガイド溝部521,522,621,622は、充電式バッテリ90のガイド雄部に対応した雌形に形成されているので、このガイド雄部を囲うように摺接することができる。これによって、バッテリ装着部50(51,61)に装着された充電式バッテリ90のガタつきを多方向で効率良く解消することができる。また、上記したハンマドリル10によれば、上記した成形材料は、本体ハウジング12の内部に設けられるコントローラ47に当接してコントローラ47を本体ハウジング12の内部で支持する付勢ダンパ部48も一体に形成するので、1つの成形材料の成形により更にコントローラ47を支持することができる。これによって、上記した充電式バッテリ90のガタつきの解消を十分にしながら、コントローラ47を支持するための成形時の材料点数を抑えることができる。したがって、製造作業の簡単化や製造コストの安価化等の観点から有利とすることができる。また、上記したハンマドリル10によれば、バッテリ装着部50(51,61)が複数設けられているので、複数の充電式バッテリ90を装着することができる。これによって、電力供給に関しての能力を上げることができる往復動工具とすることができる。例えば、供給電力の容量を大きくして長時間の利用を可能としたり、供給電力の電圧を高めて高出力の利用を可能としたりして、電動工具としての利用の幅を拡げることができる。また、上記したハンマドリル10によれば、バッテリ装着部50(51,61)の充電式バッテリ90を装着させるスライド方向は、ツールホルダ37の往復動方向と交差する左右方向に設定されているので、往復動方向の充電式バッテリ90の嵩張りを減らすことができる。これによって、往復動方向のコンパクト化を図った往復動工具とすることができる。
また、上記したハンマドリル10によれば、補強部材80はスライド方向で視た場合に上側下側内側3方向を囲うコ字形をなしているので、スライド方向に対して交差する上側下側内側3方向を補強部材80により補強しておくことができる。これによって、多方向で面する摺接面を1部材で効率良く補強しておくことができる。また、上記したハンマドリル10によれば、掛止部83,84は補強部材80のコ字形の対向する2面となる対面壁81,81のそれぞれに設けられているので、掛止部83,84による掛止を対をなしたバランスの良いものとすることができる。これによって、掛止部83,84による補強部材80の外れの規制を、より強固な補強部材80の外れの規制とすることができる。また、上記したハンマドリル10によれば、補強部材80の組付け箇所はガイド雄部が嵌め始められるガイド溝部521,522,621,622の差込口端近くに設定されているので、より磨耗され易いガイド溝部521,522,621,622の差込口端近くを重点的に補強することができる。また、上記したハンマドリル10によれば、補強部材80は、左側分割ハウジング121と右側分割ハウジング122とを分離させた場合にガイド溝部521,522,621,622の組み付けられる箇所に対して着脱可能に構成されているので、この補強部材80を簡単に付け替えることができる。また、このハンマドリル10を廃棄する場合にあっても、容易に補強部材80を取り外して廃棄することができる。
すなわち、図18および図19に示す補強部材80Aは、補強部材80の掛止部83,84に代替する機能部として掛止爪部83A,84Aが設けられている。この掛止爪部83A,84Aは、組付凹部850Aに設けられる嵌合凹部87A,88Aに嵌合される。なお、この嵌合凹部87A,88Aに対する掛止爪部83A,84Aの嵌合は、この補強部材80が有する対面壁81A,81Aおよび連接壁82Aの弾性変形により行われる。このように組付凹部850Aに組み付けられた補強部材80Aは、嵌合凹部87A,88Aに掛止爪部83A,84Aが嵌合しているので、左側分割ハウジング121と右側分割ハウジング122とが分離している状態でも、補強部材80Aは組付凹部850Aからより外れ難いものとなる。また、上記した補強部材80は、前側バッテリ装着部51のレール部52と後側バッテリ装着部61のレール部62との対をなして設けられる両方ともに組み付けられているので、充電式バッテリ90の着脱に関してのバッテリ装着部50をなす両方のガイド溝部521,522,621,622の強度を高めることができる。
また、本発明に係る弾性材料にあっては、上記した実施の形態のエラストマーの例に限定されることなく、適宜の弾性を有する材料が選択されるものであってよい。また、このバッテリ当接部を成形する弾性材料が、ゴムバンパ部71や、付勢ダンパ部48等と共通に利用される単一の弾性材料であることが必ずしも要されるものではない。
また、本発明に係るバッテリ当接部にあっては、上記した実施の形態のバッテリ当接部55,65の例に限定されることなく、対面位置などで対をなして設けられる等の多数箇所に設けられるものであってもよい。
また、本発明に係る補強部材にあっては、上記した実施の形態の補強部材80の例に限定されることなく、ガイド溝部からの補強部材の外れを規制するように補強部材が組み付けられた箇所に対して掛止される掛止部が設けられていればよく、このように掛止部が設けられる構成であれば適宜の形状を選択できる。また、本発明に係るガイド縁部の形状としても、これと同様に適宜の形状を選択できる。
また、本発明に係る補強部材にあっては、上記した実施の形態の補強部材80の例に限定されることなく、長さや大きさや数量を適宜に変更するものであってもよい。また、充電式バッテリが摺接される箇所について適宜の補強部材が設けられていればよく、摺接される箇所についても上記したレール部であることを要しない。
11 ハンマドリル本体(工具本体)
12 本体ハウジング(成形部材)
121 左側分割ハウジング(第1成形部材)
122 右側分割ハウジング(第2成形部材)
13 駆動部
14 モータ部
15 電動モータ(モータ)
151 固定子
152 回転子
153 コンミテータ
16 モータ軸
161 下側ベアリング
162 上側ベアリング
17 冷却ファン
181 吸気用開口部
182 排気用開口部
19 連通孔
20 入力ギヤ
21 往復動機構部
22 ギヤハウジング
23 駆動変換部
24 ベベルギヤ
25 中間軸
251 後側ベアリング
252 前側ベアリング
26 回転伝達ギヤ
27 揺動機構
271 回転体
272 ボール溝
273 転動ボール
275 揺動リング
277 揺動ロッド
30 往復動部
31 筒状ピストン
32 ストライカ
33 インパクトボルト
34 回転シリンダ
35 回転被伝達ギヤ
37 ツールホルダ(工具出力部)
38 チャック
39 切替スイッチ
40 ハンドル部
41 グリップ部
43 操作スイッチ
431 スイッチ本体
432 操作トリガ
45 コントローラ支持部
451 前側リブ
452 後側リブ
453 左側リブ
455 上側当接部
456 下側当接部
461 前側リブ
462 後側リブ
463 右側リブ
465 上側当接部
466 下側当接部
47 コントローラ(電材部品)
48 付勢ダンパ部(部品支持部)
49 成形材料貯留室
50 バッテリ装着部
51 前側バッテリ装着部
52 レール部
521,522 ガイド溝部
53(63) バッテリ端子接続部
531(631) 正極側端子
532(632) 負極側端子
533(633) 信号側端子
54(64) 凹部
55 前バッテリ当接部
56 当接先端部
561 先端対面部
562 先端傾斜面部
57 押圧平坦部
59 前側連通孔
60 仕切壁体
61 後側バッテリ装着部
62 レール部
621,622 ガイド溝部
65 後バッテリ当接部
66 当接先端部
661 先端対面部
662 先端傾斜面部
67 押圧平坦部
69 後側連通孔
70 外装部材
71 ゴムバンパ部
73 保持凹部
75 ピン形部材(装着当接部)
76 露出端
77 面取部
78 当接端面
80 補強部材
81 対面壁
82 連接壁
83 左側掛止部
831,841 突出端
832,842 ガイド外縁部
84 右側掛止部
850 組付凹部
85 嵌込み凹部
87,88 掛止凹部
871,881 掛止凹部
872,882 ガイド凹壁
90 充電式バッテリ
B ハンマビット(先端工具)
Claims (7)
- 充電式バッテリをスライドさせて装着させるバッテリ装着部を有し且つ該バッテリ装着部に装着された充電式バッテリから電力供給されて駆動する電動工具であって、
前記バッテリ装着部を形成する成形部材は、前記充電式バッテリを該バッテリ装着部に装着させるスライド方向の前後に分割された第1成形部材と第2成形部材との合体により形成されており、
前記バッテリ装着部には、前記充電式バッテリに設けられるガイド雄部がスライド方向で嵌められて該充電式バッテリの装着のためのスライドを案内するガイド溝部が設けられており、
前記ガイド溝部の前記ガイド雄部が摺接する箇所の一部には、該ガイド溝部を被せて覆う補強部材が組み付けられており、
前記補強部材の組付けは、合体させる前の前記第1成形部材と前記第2成形部材との対面される箇所から該第1成形部材と該第2成形部材とに向けて組み付けられるようになっており、
前記補強部材には、前記第1成形部材と前記第2成形部材とを合体させて前記バッテリ装着部をなした場合には、前記ガイド溝部からの該補強部材の外れを規制するように、該補強部材が組み付けられた箇所に対して掛止される掛止部が設けられている、ことを特徴とする電動工具。 - 請求項1に記載の電動工具において、
前記補強部材は、スライド方向で視た場合に3方向を囲うコ字形をなしている、ことを特徴とする電動工具。 - 請求項2に記載の電動工具において、
前記掛止部は、前記補強部材の前記コ字形の対向する2面のそれぞれに設けられている、ことを特徴とする電動工具。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の電動工具において、
前記掛止部は、前記第1成形部材と前記第2成形部材との合体方向に対して傾斜して、前記第1成形部材と前記第2成形部材との合体により前記補強部材が組付け位置に位置されるように該補強部材を案内するガイド外縁部が設けられている、ことを特徴とする電動工具。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載の電動工具において、
前記補強部材の組付け箇所は、前記ガイド雄部が嵌め始められる前記ガイド溝部の差込口端近くに設定されている、ことを特徴とする電動工具。 - 請求項1から請求項5のいずれかに記載の電動工具において、
前記補強部材は、前記第1成形部材と前記第2成形部材との合体を解除して該第1成形部材と該第2成形部材とを分離させた場合に、前記ガイド溝部の組み付けられる箇所に対して着脱可能に構成されている、ことを特徴とする電動工具。 - 請求項1から請求項6のいずれかに記載の電動工具において、
前記バッテリ装着部は複数設けられており、
前記補強部材は、前記バッテリ装着部に設けられた対をなす前記ガイド溝部の両方ともに組み付けられている、ことを特徴とする電動工具。
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