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JP6083516B2 - マイクロチャネル熱交換装置及び電子機器 - Google Patents

マイクロチャネル熱交換装置及び電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、マイクロチャネル熱交換装置及び電子機器に関する。
電子部品は、熱により特性が変動することがあるので、動作を保証するため、一定の温度以下に保つことが要求される。しかも、コンピュータの普及により小型で高性能なものが求められており、それに伴い、省スペースで大きな発熱量を処理する要求が高まっている。
一般的な冷却方法は、電子部品パッケージ直上にヒートシンクを取り付けた空冷方式であるが、特に高い信頼性が要求される場合には冷却水をポンプにより循環させ、十分な放熱スペースまで熱を輸送して冷却する水冷方式も採用されている。水冷方式では、水冷用の冷却流路が形成されたジャケットが電子部品パッケージ直上に固定されることが一般的だが、パッケージ自体、もしくは発熱源である半導体装置の近傍に冷却用マイクロ流路を形成することも検討されている。
マイクロ流路は、近年の電子部品がマルチコア化することに伴い、チップ上での複数の局所的な温度上昇箇所(ホットスポット)への冷却対策や、三次元積層されたLSIやパッケージ間のごく狭いエリアを冷却する手段として、その活用が期待されている。
従来のマイクロ流路は、例えば、多数の細い溝のような狭い空間に冷媒を通すので流体抵抗が大きくなり、高揚程のポンプを必要としていた。しかし、冷却用に十分な冷媒の流量を確保するためには、ポンプサイズが大きくなるため、小型、薄型の電子機器装置への設置は難しく、また外部の冷却システムとして構築しても大型化するこので、小型化することが共通の課題となっていた。
これに対し、マイクロ流路となる複数の溝をその上のカバープレートとの間の上部空間に連通させる構造が知られ、これにより流体抵抗を低減することができる。この場合、0.5mm以下の幅を持つマイクロ流路において、流路総高さに対して連通流路の割合が0.3〜0.7の場合に低圧損構造が成立するとされることが知られている。しかし、連通流路部分は冷却性能に寄与しにくく、流速を低下させるため、下流になるにつれて熱交換性能が落ちることは避けられない。また、そのような上部空間では、流路を仕切る複数のフィンとその上のカバープレートの間に支えがない構造となるので、カバープレートの接合部分が少なくなるため、アセンブリ工程にてカバープレートの強度が低く、しかもマイクロ流路に冷媒を通した時の耐圧力性が低くなる。
一方、冷媒を流す複数のマイクロ流路を仕切る複数のフィンの幾つかがカバープレートの下面に接触する構造が知られ、これによりカバープレートの接合強度が高くなる。
特開2009−239043号公報 特開平6−326226号公報
上記のように、複数のマイクロ流路を仕切る複数のフィンの幾つかをカバープレートの下面に接触させた構造であっても、フィンが伸びていない連通流路部分が冷却性能に寄与しにくいことには変わりはなく、上記のように下流になるにつれて熱交換性能が落ちることは改善されない。
本発明の目的は、構造の信頼性があり、冷却性能を維持できる低圧損の流路構造を有するマイクロチャネル熱交換装置及び電子機器を提供することにある。
本実施形態の1つの観点によれば、絶縁性の筐体と、前記筐体内で天井面から離間し、幅方向に間隔をおいて底面上に形成され、溝状のマイクロ流路を区画する絶縁性の複数のフィンと、前記複数のフィンの長手方向の途中を横切って前記複数のフィンの上端上に橋渡しされ、前記天井面から下に突出して形成される絶縁性の突起と、前記筐体内で前記複数のフィンの一端に繋がる流入側マニホールドと、前記筐体内で前記複数のフィンの他端に繋がる流出側マニホールドと、前記筐体の前記底面か前記天井面の少なくとも一方に形成されて前記流入側マニホールドに繋がる熱交換流体流入口と、前記筐体の前記底面か前記天井面の少なくとも一方に形成されて前記流出側マニホールドに繋がる熱交換流体流出口と、前記底面の裏面に配置される熱交換対象物配置面と、前記フィンと前記突起の内部を貫通し、前記熱交換対象物に接続されるビアと、を有することを特徴とするマイクロチャネル熱交換装置が提供される。
発明の目的および利点は、請求の範囲に具体的に記載された構成要素および組み合わせによって実現され達成される。前述の一般的な説明および以下の詳細な説明は、典型例および説明のためのものであって、本発明を限定するためのものではない、と理解されるものである。
本実施形態によれば、構造の信頼性があり、冷却性能を維持できる低圧損の流路構造を実現できる。
図1(a)は、実施形態に係るマイクロチャネル熱交換装置の第1例を示す上面図、図1(b)は、実施形態に係るマイクロチャネル熱交換装置の第1例を示す内部平面図、図1(c)、(d)、(e)はそれぞれ図1(a)、(b)のI−I線、II−II線、III-III線から見た断面図である。 図2(a)、(b)は、実施形態に係るマイクロチャネル熱交換装置の第2例、第3例を示す側断面図である。 図3(a)は、実施形態に係るマイクロチャネル熱交換装置の第4例を示す内部平面図、図3(b)、(c)は、それぞれ図3(a)のIV−IV線、V−V線から見た断面図である。 図4は、比較例1、2及び3と実施形態に係るマイクロチャネル熱交換装置の特性を示す表である。 図5は、実施形態に係るマイクロチャネル熱交換装置の実装状態を示す断面図である。 図6(a)〜(f)は、実施形態に係るマイクロチャネル熱交換装置の基板を形成する工程の一例を示す断面図である。 図7は、(a)〜(g)は、実施形態に係るマイクロチャネル熱交換装置の蓋体を形成する工程の一例を示す断面図である。 図8は、実施形態に係るマイクロチャネル熱交換装置の積層構造の第1例を示す断面図である。 図9は、実施形態に係るマイクロチャネル熱交換装置の積層構造の第2例を示す断面図である。
以下に、図面を参照して実施形態を説明する。図面において、同様の構成要素には同じ参照番号が付されている。
(第1の実施の形態)
図1(a)、(b)は、第1実施形態に係るマイクロチャネル熱交換装置の一例を示す上面図、内部平面図及び側断面図であり、図1(c)、(d)、(e)はそれぞれ図1(a)、(b)のI−I線、II−II線、III-III線から見た断面図である。
図1に示すマイクロチャネル熱交換装置1の筐体は、基板2とそれを上から覆う蓋体3から形成されている。
基板2は、周囲を壁2aに囲まれ、上側が凹状に形成されている。基板2内部の一端寄りには上流側マニホールド2bが形成され、他端寄りには下流側マニホールド2cが形成され、それらの間の領域の底面には一端から他端に至るx方向に長い複数のフィン2fが形成されている。
複数のフィン2fは、基板2の幅方向(y方向)、即ち1つの側部から他方の側部に向けて間隔をおいて形成され、フィン2fの側方に形成される溝2gは熱交換媒体である冷媒が流れるマイクロ流路となっている。また、複数のフィン2fの上部のうち冷媒の流れの途中、即ち下流側には、嵌め込み溝2dが基板2の幅方向に直線状に並んで形成されている。嵌め込み溝2dは、基板2の裏面に配置される電子部品のような冷却対象物50の取り付け領域の一部の上方に位置している。
これにより、基板2では、上流側マニホールド2bに供給された冷媒が溝2g内を通って下流側マニホールド2cに到達する構造を有している。
蓋体3は、下側が凹状に形成された下面開放形状を有し、その周囲の側壁3aの下面は、基板2の周囲の壁部2aの上面に重ね合わせることにより互いに密着できる形状を有している。側壁3aは、蓋体3を基板2に被せた状態で側壁3aに囲まれる天井面3eが基板2上のフィン2fとの間に間隙が生じる程度の高さを有している。蓋体3の内部の天井面3eのうち基板2の裏面、即ち冷却対象物配置面の一部の上方の位置には、下方に突出する流路狭窄用突起3fが形成されている。流路狭窄用突起3fは、複数のフィン2fの長手方向の上端の一部に接合されるとともに、複数のフィン2fとそれらの側方の溝2gを横切ってフィン2fの上端に橋渡しされる形状を有している。流路狭窄用突起3fの下面には、基板2のフィン2fの嵌め込み溝2dに嵌合される嵌め込み突起3dが形成されている。
蓋体3の一端寄りの領域には、上流側マニホールド2bの上に位置する流入口3bが形成され、流入口3bには導入管4が接続されている。また、蓋体3のうち、他端寄りの領域には、下流側マニホールド2cの上に位置する流出口3cが形成され、流出口3cには排出管5が接続されている。
蓋体3の下面の壁部3aと基板2の上面の壁部2aは互いに密閉するように接合されている。これにより、蓋体3の流路狭窄用突起3fとフィン2fの接合部分を除いて、蓋体3の天井面3eとフィン2fの間には、溝2gに連通する熱交換媒体流路が形成される。また、流路狭窄用突起3fは、基板2と蓋体3を接合した状態で、基板2の裏面の冷却対象物50の取り付け領域の上方に位置する。
上述したマイクロチャネル熱交換装置1において、基板2の下面に冷却対象物50として例えば半導体装置を取り付け、さらに流入管4を冷媒供給部(不図示)に接続し、さらに流出管5を冷媒回収部(不図示)に接続する。この状態において、図1(c)の破線の矢印に示すように、流入管4から熱交換装置1の流入口3bを通してその内部の上流側マニホールド2bに冷媒を流すと、冷媒は蓋体3の内部空間とその下の溝2gを通って流れ、ついには下流側マニホールド2cに到達する。
溝2g内を流れる冷媒は、基板2の底部を介してフィン2fに伝達された冷却対象物50、例えば半導体装置の熱と熱交換し、フィン2f、基板2を介して冷却対象物50を冷却する。
天井面3eとフィン2fの間に形成される上部の流路は、フィン2fの一部に接合する流路狭窄用突起3fにより遮られるので、冷媒の流路はその下の溝2gに絞られるために局所的に狭くなり、その下を通る冷媒の流速が局所的に増加する。このため、溝2g内を上流から下流に向けて進むことにより温度が上昇した冷媒は、下流側での流速の上昇により冷却能力の低下が防止され、必要箇所の冷却性能を向上することができる。そして、下流側マニホールド2cに到達した冷媒は、流出口3cを通して流出管5に流出する。
ところで、上記の流路狭窄用突起3fの形状は、図1に例示したように略直方体に形成し、その下面の一部に嵌め込み突起3dを形成しているが、その形状はこれに限られるものではない。例えば、図2(a)に例示するように、流路狭窄用突起3fの下面に嵌め込み突起を設けずに、流路狭窄用突起3fの底部をフィン2fの嵌め込み溝2dに嵌め込むような構造であってもよい。また、図2(b)に例示するように、流路狭窄用突起3fの前後の面は、天井面3eからフィン2fに向かって間隔が狭くなるようなテーパー状であってもよい。このようなテーパー面を有する流路狭窄用突起3fによれば、その下の溝2gで局所的に集中する冷媒の流体抵抗を低減させることができ、流れを円滑にすることができる。
また、基板2内に形成されるフィン2fは、図3に示すようなフィン構造を採用してもよい。図3(a)は、本実施形態に係るマイクロチャネル熱交換装置の変形例を示す内部平面図であり、図3(b)、(c)は、それぞれ図3(a)のIV−IV線,V−V線に沿った断面図である。
図3において、流路狭窄用突起3fの下には、フィン2fの間の溝2g内に短い第2のフィン2hが局所的に形成され、フィン2f、2hの互いの間隔を狭くするとともにフィン総面積を増加させてもよい。これにより、流路狭窄用突起3fの下でフィン総表面積が増加するので、必要箇所の冷却能力を高めることができる。この構造において、流路狭窄用突起3fの下のフィン2f、2hの間の溝2gの総幅をそれ以外の領域の溝2gの総幅より狭くすると、狭窄された流路の流速は図1の構造より速くなり、冷却能力が局所的にさらに向上する。
次に、マイクロチャネル熱交換装置の冷却効果について、本実施形態の構造と他の構造とを比較し、図4の表を参照して説明する。
図4に示す比較例1〜3と本実施形態の例のそれぞれのマイクロチャネル熱交換装置では、マイクロ流路配置領域を25mm×25mmの四角形の大きさとし、基板2の底面と蓋体3の天井面3eの間の流路高さを100μm、冷媒の流速を1m/秒と同じに設定する。また、比較例1、2と本実施形態の例では、同数のフィン2fが形成され、フィン厚を30μm、フィンピッチを100μmと同じにする。さらに、本実施形態の例では、流路狭窄用突起3fは、図2(b)に示すようなテーパー形状を有し、その長さ、即ち冷媒の流れの方向の長さを100μmとする。
図4における比較例1では、本実施形態で採用される流路狭窄用突起が形成されず、フィンの高さを100μmとし、フィンは底面から天井面に達する構造を有している。比較例2は、流路狭窄用突起は形成されず、フィンの高さを30μmとしている。即ち、比較例2では、流路高さを“1”とした場合にフィンと天井面の間の高さ方向の距離、即ち連通流路の高さが“0.7”となる構造を有している。比較例3は、流路狭窄用突起とフィンが形成されない構造を有している。また、本実施形態の例では、流路狭窄用突起3fが形成され、流路高さを“1”とした場合にフィン2fと天井面3eの間の高さ方向の距離が“0.7”となる構造を有している。
図4の圧力損失の項において、全てのフィンが底面と天井面に接続される比較例1の圧力損失は、140kPaとなる。全てのフィンが天井面に達しない比較例2の圧力損失は、比較例1の約50%である70kPaとなる。フィンが存在しない比較例3の圧力損失は、44kPaと小さくなる。これに対し、本実施形態の圧力損失は、98kPaとなり、比較例1に比べて30%減少したが、比較例2よりも高くなった。
また、図4において、比較例2の熱抵抗は、0.18℃/Wとなり、比較例1の熱抵抗に比べて約11%上昇し、熱性能が悪くなる。また、比較例3の熱抵抗は、フィンが存在しないので熱交換を行う面積が小さく、熱抵抗は0.20℃/Wと大きくなり、熱交換性能が悪くなる。これに対し、本実施形態の例では、熱抵抗は0.16℃/Wとなり、比較例1と同様に熱交換性能が良好である。
また、図4において、比較例2、3ではフィンが天井面を支えていないので機械的強度が比較例1に比べて弱く、天井面が撓み易くなる。これらに対し、比較例1と本実施形態の例では、フィンが直接的又は間接的に天井面を支えているので機械的な強度が増し、撓み難くなる。従って、比較例1と本実施形態の例の筐体を複数段に積層しても機械的な強度が確保できることになる。なお、本実施形態の例だけに形成されている流路狭窄用突起3fは天井面3eの梁としても機能し、筐体の強度を強化する
さらに、本実施形態の例によれば、図1に例示したように流路狭窄用突起3fとフィン2fが互いに嵌め込まれる嵌め込み構造となっているので、基板2と蓋体4の位置合わせ(アライメント)が容易になり、製造工程におけるスループットが向上する。
ところで、マイクロチャネル熱交換装置1は、電子機器に取り付けられ、電子機器内では例えば図5に示すような回路基板8に実装される例えば半導体装置9を冷却し、さらにヘッダープレート11を使用して熱交換流体が流入、流出される。
ヘッダープレート11は、半導体装置9の上面に接続されたマイクロチャネル熱交換装置1を覆う蓋(リッド:LID)12の上に載置され、マイクロチャネル熱交換装置1に冷媒を流入、排出させる構造を有している。ヘッダープレート11とLID12は、熱伝導性の良い材料、例えば銅、アルシック、炭化シリコンなどから形成されている。
LID12は、マイクロチャネル熱交換装置1の流入口3b、流出口3cのそれぞれに接続される流入孔12bと流出孔12cを有している。また、ヘッダープレート11は、LID12の流入孔12bに接続される流入管11bと、流出孔12cに接続される流出管11cを有している。流入管11b、流出管11cの上部はともに上方に突出している。ヘッダープレート11とLID12の間には、流入管11bと流入孔12bの周囲を囲む環状パッキン14と、流入管11cと流入孔12cの周囲を囲む環状パッキン15が挟まれている。
LID12は、はんだバンプ9aを介して回路基板8に実装した半導体装置9の上に密着された状態のマイクロチャネル熱交換装置1の上にシート状のパッキン16を介して取り付けられる。シート状のパッキン16には、マイクロチャネル熱交換装置1の流入口3bと流出口3cに繋がる流入側開口部16bと流出側開口部16cが形成されている。さらに、LID12とマイクロチャネル熱交換装置1において、流入孔12bの下端の幅広のフランジには流入口3bに差し込まれる漏斗状パッキン17bが嵌め込まれ、流出孔12cの下端の幅広のフランジには流出口3cに差し込まれる漏斗状パッキン17cが嵌め込まれている。また、マイクロチャネル熱交換装置1の周囲では、回路基板8とLID12の間に枠状の封止プレート18が挟まれ、封止プレート18の上下には接着剤19が介在している。
なお、図5において、回路基板8の下には電子部品10、例えばコンデンサーが取り付けられ、さらに回路基板8ははんだバンプ8aを介して別の回路基板20に実装されている。
ヘッダープレート11及びLID12は、マイクロチャネル熱交換装置1に冷媒を供給、回収する機能を有するとともに、マイクロチャネル熱交換装置1の熱拡散機能も有している。これにより、冷却対象物である半導体装置9の冷却効率をさらに高めることができる。
次に、マイクロチャネル熱交換装置1の形成方法の一例について図6、図7を参照して説明する。
最初に、図1に示すような凹部を有する基板2の形成方法について説明する。
基板2を形成するために、図6(a)に示すように、熱伝達の良好な絶縁材からなる基材、例えば300μm〜500μmの厚さを有する第1のシリコンウエハ21を用意する。そして、第1のシリコンウエハ21の第1面の上に第1のフォトレジスト22を塗布する。さらに、第1のフォトレジスト22に例えば約80℃でプリベークを施す。プリベークは後述するフォトレジストの塗布後にも同様に行われる。第1のフォトレジスト22として、例えばノボラック系でポジ型を使用し、塗布時のコーターの回転数を例えば約2000rpmとし、これらの条件は以下に説明するフォトレジストについても同様に適用されるがこれに限定されるものではない。また、第1のシリコンウエハ21には上記の基板2を面上を縦横に複数形成する基板形成領域が区画されるが、以下の説明では、1つの基板形成領域について説明する。
その後、露光マスク23を使用して第1のフォトレジスト22を露光し、上記の嵌め込み溝2dの形状を含む潜像を第1のフォトレジスト22に形成する。続いて、第1のフォトレジスト22を現像、ベーク等を施すことにより、図6(b)に示すように、潜像を顕像化して嵌め込み溝2dの形成部分に開口部22aを形成する。
次に、図6(c)に示すように、第1のフォトレジスト22をマスクに使用し、開口部22aを通して第1のシリコンウエハ21をエッチングすることにより上記の嵌め込み溝2dとそれらを結ぶ直線状の溝21dを幅方向に長く形成する。その後に、第1のフォトレジスト22を除去し、さらに洗浄する。
その後に、図6(d)に示すように、第1のシリコンウエハ21の上面に第2のフォトレジスト23を塗布し、ついで、第2の露光マスク24を使用して第2のフォトレジスト23を露光し、図1に示した基板2の壁部2aとフィン2fの平面形状を含む潜像を第2のフォトレジスト23に形成する。続いて、第2のフォトレジスト23を現像、ベーク等を施すことにより、図6(e)に示すように、潜像を顕像化して基板2の壁部2aとフィン2fの平面形状を覆う形状のレジストパターンを形成する。その後に、第2のフォトレジスト23をマスクに使用し、第1のシリコンウエハ21をエッチングする。その後に第2のフォトレジスト23を除去し、さらに洗浄する。
これにより、図6(f)に示すように、第1のシリコンウエハ21には図1に示した壁部2aに囲まれる凹部を形成するとともに、凹部の底面の上に複数のフィン2fを形成する。フィン2fの一部には、既に形成された溝21dが上記の嵌め込み溝2dとして適用される。なお、第1のシリコンウエハ21は後述するダイシングにより基板形成領域毎に分離されて上記の基板2として使用される。
図1に示す蓋体3の形成は次のような方法により形成される。
蓋体3を形成するため、熱伝達の良好な絶縁材からなる基材、例えば300μm〜500μmの厚さを有する第2のシリコンウエハ31を用意する。第2のシリコンウエハ31には、上記の蓋体3が面上に縦横に形成される蓋体形成領域が複数区画されるが、以下の説明では、1つの蓋体形成領域を挙げて説明する。
まず、図7(a)に示すように、第2のシリコンウエハ31の第1面の上に第3のフォトレジスト32を塗布する。続いて、第3の露光マスク33を使用して第3のフォトレジスト32を露光し、上記の嵌め込み突起3dの形状を含む潜像を第3のフォトレジスト32に形成する。続いて、第1のフォトレジスト32を現像、ベーク等を施すことにより、図7(b)に示すように、潜像を顕像化して図1に示した嵌め込み突起3dの形成部分に直線状のパターンを形成する。
次に、図7(c)に示すように、第2のシリコンウエハ31のうち第3のフォトレジスト32から露出した領域をエッチングし、これにより図1に示した嵌め込み突起3dを幅方向に延びる直線状に形成する。その後に、第3のフォトレジスト32を除去し、さらに洗浄する。
その後に、第2のシリコンウエハ31の第1面の上に第4のフォトレジスト34を塗布する。ついで第4の露光マスク(不図示)を使用して第4のフォトレジスト34を露光し、その後に現像等を施す。これにより、図7(d)に示すように、上記の流路狭窄用突起3fを形成する領域と蓋体3の周囲の壁部3aを形成する領域を被覆するパターンを形成する。
次に、図7(e)に示すように、パターニングされた第4のフォトレジスト34をマスクに使用し、第2のシリコンウエハ31をエッチングすると、図1に示すような流路狭窄用突起3fとその周囲の凹部とその周囲の壁部3aが形成される。壁部3aに囲まれた凹部の底が蓋体3の天井面3eとなる。その後に、第4のフォトレジスト34を除去し、さらに洗浄する。
続いて、第2のシリコンウエハ31の第2面の上に第5のフォトレジスト35を塗布した後に、第5の露光マスク(不図示)を使用して第5のフォトレジスト35を露光する。その後に、現像、ベーク等を施すことにより、図7(f)に示すように、上記した蓋体3の流入口3bと流出口3cを形成するための開口部を第5のフォトレジスト35に形成する。
次に、図7(g)に示すように、第5のフォトレジスト35をマスクに使用し、第2のシリコンウエハ31に形成された凹部の天井面3eに流入口3bと流出口3cを形成する。
次に、第1のシリコンウエハ21に形成した壁部2aと第2のシリコンウエハ31に形成した壁部3aを位置合わせして、互いを接合する。接合する方法として、例えば、第1、第2のシリコンウエハ21、31のそれぞれの接合面に酸素プラズマ又は窒素プラズマを照射し、或いはそれらの接合面にイオンガンによるアルゴンレーザの照射により、それらの接合面に表面活性化処理を施した後にそれらを貼り合わせると、それらの接合面は強固に接合される。酸素プラズマ又は窒素プラズマを照射する場合には、加圧、アニール処理をして直接接合を行う。その他の接合方法として、例えば、エポキシやポリイミド等の樹脂を介して接着材により接合を行ってもよい。なお、上記のフォトレジストの露光は、電子線露光法などを使用してもよい。
その後に、貼り合わせた第1、第2のシリコンウエハ21、31をダイシングすることにより基板2、蓋体3からなる筐体を有する図1に示すマイクロチャネル熱交換装置1を形成し、その後に、蓋体3の流入口3bに流入管4を接続し、流出口3cに流出管5を接続する。
以上のように、半導体装置の製造工程に適用される方法を用いてマイクロチャネル熱交換装置1を形成しているので、冷却対象物、例えば半導体装置の大きさに合わせて微細化することが可能になる。
ところで、本実施形態に係るマイクロチャネル熱交換装置1を複数段に積層した構造の一例を図8に示す。図8において、マイクロチャネル熱交換装置1の基板を3種類、蓋体を2種類、それぞれ用意する。
第1の基板2Aは、図1の基板2と同じ構造を有するとともに、フィン2fのうち流路狭窄用突起3fに接合する部分には上下に貫通する複数の導電性の第1のシリコン貫通ビア(TSV)2xが形成されている。第2の基板2Bは、上流側マニホールド2bと下流側マニホールド2cのそれぞれの底部に流路口2j、2kが形成されている他は、第1の基板2Aと同じ構造を有している。第3の基板2Cは、図1と同じ構造を有し、さらに上流側マニホールド2bと下流側マニホールド2cのそれぞれの底部に流路口2j、2kが形成されている。
第1の蓋体3Aは、図1の蓋体3と同じ構造を有している。第2の蓋体3Bは、第1の蓋体3Aと同じ構造を有し、さらに流路狭窄用突起3fには、フィン2f内の第1のTSV2xに接合される第2のTSV3xが厚さ方向に貫通して形成されている。なお、第2の蓋体3Bの上面には配線(不図示)や電極パッド(不図示)が形成されていてもよい。また、第1のTSV2xの下端はそれぞれ半導体装置9A、9Bの上面の電極パッド(不図示)に接続される。第2のTSV3xの上端は半導体装置9B、9Cのバンプ9b、9cに接続される。最下の半導体装置9Aは、上記と同様に回路基板8に実装されている。
そのような、第1、第2、第3の基板2A、2B、2Cと、第1、第2の蓋体3A、3Bを使用し、マイクロチャネル熱交換装置1を作成する。即ち、第1の基板3A上に第2の蓋体3Bを接合することにより第1の筐体1Aを形成し、その下面に第1の半導体装置9Aの上面を接合する。さらに、第2の基板2B上に第2の蓋体3Bを接合することにより第2の筐体1Bを形成し、その下面に第2の半導体装置9Bの上面を接合する。さらに、第3の基板2C上に第1の蓋体3Aを接合することにより第3の筐体1Cを形成し、その下面に第3の半導体装置9Cの上面を接合する。
さらに、第1の筐体1Aと第2の筐体1Bと第3の筐体1Cを下から順に重ね合わせ、それらの間で外周に沿って枠状の第1の封止用スペーサ26を介在させて接合する。また、第1、第2及び第3の半導体装置9a、9b、9cの周囲にも枠状の第2の封止用スペーサ27を介在させる。第1、第2の封止用スペーサ26、27は、例えば樹脂から形成されてもよいし、シリコンから形成されてもよい。シリコンから第1、第2の封止用スペーサ26、27を形成する場合には、第1、第2及び第3の筐体1A、1B、1Cに対して上記の表面活性化処理を施して貼り合わせてもよい。これにより、第1、第2の封止用スペーサ26、27の間の間隙は冷媒の流路となり、それらの上下には流路口2j、2kが存在する。さらに、図1と同様に、第3の筐体1Cの流入口3bに流入管4を接続し、流出口3cに流出管5を接続する。
図8において、冷媒は、流入管4を通して第3の筐体1C内に供給され、その内部のフィン2fの間のマイクロ流路を通して流れ、さらに流出管5を通して排出される。また、第3の筐体1C内に供給された冷媒は、第3の筐体1Cの底部の流路口2jと、第2、第1の筐体1A、1Bの流入口3b、流路口2jを通してそれらの内部に供給され、それぞれのフィン2fの間のマイクロ流路を流れる。マイクロ流路を通過した冷媒は、第1、第2の筐体1A、1Cの流出口3c、流路口2kを通して流出管5に向けて流れ、流出される。
マイクロ流路の途中では、上記のように流路狭窄用突起3fの下で流れが速くなり、局所的な冷却効果が向上する。しかも、流路狭窄用突起3fとフィン2fの支えにより上蓋3A、3Bの天井面3eが撓みにくくなって機械的な強度が高くなるので、第1、第2及び第3の筐体1A、1B、1Cを積層しても機械的構造が劣化することが防止される。なお、流路狭窄用突起3fは天井面3eの梁としても機能し、筐体の強度を強化する。
ところで、マイクロチャネル熱交換装置1を形成するための筐体の積層は図8に示す構造に限られるものではない。例えば、図9に示すように、第1の筐体1Aと第2の筐体1Bについて、天井面3e側の表面を対向させ、半導体装置9a、9b同士を互いに逆向きにして重ねる構造であってもよい。この場合、流入管4は、第2の基板2Bの流入側マニホールド2bの流路口2jに接続され、流出管5は、第2の基板2Bの流出側マニホールド2cの流路口2kに接続される。図9に示すようなマイクロチャネル熱交換装置1によれば、TSVを使用しなくても外部から半導体装置9A、9Bに電気的接続することが可能になる。なお、図8、図9に示すフィン2f、流路狭窄用突起3fについては、図1、図2(a)、図3に記載のいずれかの構造を採用してもよい。なお、上記の上下方向は位置関係を説明するために便宜的に使用したものであって、実際の取り付け方向を限定するものではない。
ここで挙げた全ての例および条件的表現は、発明者が技術促進に貢献した発明および概念を読者が理解するのを助けるためのものであり、ここで具体的に挙げたそのような例および条件に限定することなく解釈すされ、また、明細書におけるそのような例の編成は本発明の優劣を示すこととは関係ない。本発明の実施形態を詳細に説明したが、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、それに対して種々の変更、置換および変形を施すことができると理解される。
次に、実施形態について付記する。
(付記1)筐体と、前記筐体内で天井面から離間し、幅方向に間隔をおいて底面上に形成され、溝状のマイクロ流路を区画する複数のフィンと、前記複数のフィンの長手方向の途中を横切って前記複数のフィンの上端上に橋渡しされ、前記天井面から下に突出して形成される突起と、前記筐体内で前記複数のフィンの一端に繋がる流入側マニホールドと、前記筐体内で前記複数のフィンの他端に繋がる流出側マニホールドと、前記筐体の前記底面か前記天井面の少なくとも一方に形成されて前記流入側マニホールドに繋がる熱交換流体流入口と、前記筐体の前記底面か前記天井面の少なくとも一方に形成されて前記流出側マニホールドに繋がる熱交換流体流出口と、前記底面の裏面に配置される熱交換対象物配置領域と、を有することを特徴とするマイクロチャネル熱交換装置。
(付記2)前記突起の前面と後面は、前記天井面から前記フィンに向かって間隔が狭くなるテーパー面であることを特徴とする付記1に記載のマイクロチャネル熱交換装置。
(付記3)前記複数のフィンには、前記突起の下方で局所的に数が多く形成される短いフィンが含まれることを特徴とする付記1又は付記2に記載のマイクロチャネル熱交換装置。
(付記4)前記フィンと前記突起は嵌合により接続されることを特徴とする付記1乃至付記3のいずれか1つに記載のマイクロチャネル熱交換装置。
(付記5)前記フィンと前記突起の内部には、上下に貫通するビアが形成されていることを特徴とする付記1乃至付記4のいずれか1つに記載のマイクロチャネル熱交換装置。
(付記6)前記複数のフィン及び前記突起を有する前記筐体は、重ねて複数段で配置されることを特徴と売る付記1乃至付記5のいずれか1つに記載のマイクロチャネル熱交換装置。
(付記7)上下に重ねられる前記筐体は、前記天井面側の表面を対向させ、前記熱交換対象物配置領域同士が互いに逆向きにして重ねられることを特徴とする付記6に記載のマイクロチャネル熱交換装置。
(付記8)複数の前記筐体は、前記天井面と前記底面が同じ向きに配置され、外周表面でスペーサを介して接合されることを特徴とする付記6に記載のマイクロチャネル熱交換装置。
(付記9)熱交換流体流入口には流入管が直接又は間接的に接続され、前記熱交換流体流出口には流出管が直接又は間接的に接続されていることを特徴とする付記1乃至付記8のいずれか1つに記載のマイクロチャネル熱交換装置。
(付記10)前記筐体の前記底面は基板の凹部内に形成され、前記筐体の前記天井面は、前記基板上に重ねて接合される蓋体内に形成されることを特徴とする付記1乃至付記9のいずれか1つに記載のマイクロチャネル熱交換装置。
(付記11)付記1乃至付記10のいずれか1つに記載のマイクロチャネル熱交換装置と、前記マイクロチャネル熱交換装置の前記熱交換対象物配置面に接合される電子部品と、を有する電子機器。
1 マイクロチャネル熱交換装置
1A、1B、1C 筐体
2、2A、2B、2C 基板
2a 壁部
2b 流入側マニホールド
2c 流出側マニホールド
2d 嵌め込み溝
2f、2h フィン
3、3A、3B 蓋体
3a 壁部
3b 流入口
3c 流出口
3d 嵌め込み突起
3e 天井面
3f 流路狭窄用突起
3g 溝
4 流入管
5 流出管

Claims (7)

  1. 絶縁性の筐体と、
    前記筐体内で天井面から離間し、幅方向に間隔をおいて底面上に形成され、溝状のマイクロ流路を区画する絶縁性の複数のフィンと、
    前記複数のフィンの長手方向の途中を横切って前記複数のフィンの上端上に橋渡しされ、前記天井面から下に突出して形成される絶縁性の突起と、
    前記筐体内で前記複数のフィンの一端に繋がる流入側マニホールドと、
    前記筐体内で前記複数のフィンの他端に繋がる流出側マニホールドと、
    前記筐体の前記底面か前記天井面の少なくとも一方に形成されて前記流入側マニホールドに繋がる熱交換流体流入口と、
    前記筐体の前記底面か前記天井面の少なくとも一方に形成されて前記流出側マニホールドに繋がる熱交換流体流出口と、
    前記底面の裏面に配置される熱交換対象物配置面と、
    前記フィンと前記突起の内部を貫通し、前記熱交換対象物に接続されるビアと、
    を有することを特徴とするマイクロチャネル熱交換装置。
  2. 前記突起の前面と後面は、前記天井面から前記フィンに向かって間隔が狭くなるテーパー面であることを特徴とする請求項1に記載のマイクロチャネル熱交換装置。
  3. 前記複数のフィンには、前記突起の下方で局所的に数が多く形成される短いフィンが含まれることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のマイクロチャネル熱交換装置。
  4. 前記フィンと前記突起は嵌合により接続されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のマイクロチャネル熱交換装置。
  5. 前記複数のフィン及び前記突起を有する前記筐体は、重ねて複数段で配置されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のマイクロチャネル熱交換装置。
  6. 前記筐体の表面には配線が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のマイクロチャネル熱交換装置。
  7. 請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載のマイクロチャネル熱交換装置と、
    前記マイクロチャネル熱交換装置の前記熱交換対象物の前記配置面に接合される電子部品と、
    を有する電子機器。
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