JP6082342B2 - 高炭素鋼線材の製造方法 - Google Patents
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C:0.95〜1.10%(%は質量%を意味する。以下同じ)、
Si:0.15〜0.70%、
Mn:1.15%以下(0%を含まない)、
Cr:0.90〜1.60%、
P:0.050%以下(0%を含まない)、
S:0.050%以下(0%を含まない)、
Al:0.100%以下(0%を含まない)、
Ti:0.015%以下(0%を含まない)、
N:0.025%以下(0%を含まない)、および
O:0.0025%以下(0%を含まない)
を含む鋼材を、Ac1点以下550℃以上の温度域に加熱し、該温度域で熱間加工を行う熱間加工工程;および
前記熱間加工後に、0.1℃/s以上の平均冷却速度で少なくとも500℃まで冷却する冷却工程;
を含むところに特徴を有する。
C:0.95〜1.10%(%は質量%を意味する。以下同じ)、
Si:0.15〜0.70%、
Mn:1.15%以下(0%を含まない)、
Cr:0.90〜1.60%、
P:0.050%以下(0%を含まない)、
S:0.050%以下(0%を含まない)、
Al:0.100%以下(0%を含まない)、
Ti:0.015%以下(0%を含まない)、
N:0.025%以下(0%を含まない)、および
O:0.0025%以下(0%を含まない)
を含む鋼材を、Ac1点以下550℃以上の温度域に加熱し、該温度域で熱間加工を行う熱間加工工程;
前記熱間加工後に、Ac1点超1000℃未満の温度域まで10℃/s以上の平均昇温速度で加熱する昇温工程;および
前記昇温後に、0.01℃/s以上の平均冷却速度で少なくとも500℃まで冷却する冷却工程;
を含むところに特徴を有する。
(a)Cu:0.25%以下(0%を含まない)、Ni:0.25%以下(0%を含まない)、およびMo:0.25%以下(0%を含まない)よりなる群から選択される1種以上の元素
(b)Nb:0.5%以下(0%を含まない)、V:0.5%以下(0%を含まない)、およびB:0.005%以下(0%を含まない)よりなる群から選択される1種以上の元素
(c)Ca:0.05%以下(0%を含まない)、REM:0.05%以下(0%を含まない)、Mg:0.02%以下(0%を含まない)、Li:0.02%以下(0%を含まない)、およびZr:0.2%以下(0%を含まない)よりなる群から選択される1種以上の元素
(d)Pb:0.5%以下(0%を含まない)、Bi:0.5%以下(0%を含まない)、およびTe:0.1%以下(0%を含まない)よりなる群から選択される1種以上の元素
(e)As:0.02%以下(0%を含まない)
Ac1点以下での加熱・熱間加工により球状化が促進される理由について、詳細な解明は未だであるが、下記のようなメカニズムにより組織変化が生じ、球状化時間短縮に有効に作用していると考えられる。
Ac1(℃)=723−10.7×(%Mn)−16.9×(%Ni)+29.1×(%Si)+16.9×(%Cr)+290×(%As)+6.38×(%W)…(1)
上記式(1)における(%元素)は、鋼線材中の各元素の含有量(質量%)を示す。
更に、熱間加工後の平均冷却速度、即ち、熱間加工温度(T2)から少なくとも500℃までの平均冷却速度:CR1(熱間圧延の場合は、仕上げ圧延温度(T2)から少なくとも500℃までの平均冷却速度)は、0.1℃/s以上とする。上記平均冷却速度が遅すぎると、加工によるひずみが抜ける上、層状に残った炭化物が安定化し、球状化焼鈍時に板状炭化物が残存、生成しやすくなるためである。上記平均冷却速度は、好ましくは0.2℃/s以上、より好ましくは0.3℃/s以上である。尚、上記平均冷却速度の上限は特に定めないが、現実的には1000℃/s程度が上限になると思われる。
製造方法2では、上記熱間加工工程の後、Ac1点超1000℃未満の温度域まで10℃/s以上の平均昇温速度(HR)で加熱する工程を含む。該製造工程が組織に与える影響について未だ解明できていないものの、下記のような組織変化が生じて、特性向上を実現できていると考えられる。
更に、前記昇温後の平均冷却速度、即ち、昇温温度(T3)から少なくとも500℃までの平均冷却速度:CR2は0.01℃/s以上とする。この平均冷却速度が遅すぎると、組織が粗大化しすぎて、球状化処理の加熱時に球状化が促進されず、冷却時にはパーライトが再生成しやすくなる。上記平均冷却速度(CR2)は、好ましくは0.1℃/s以上、より好ましくは0.2℃/s以上、更に好ましくは0.3℃/s以上である。上記平均冷却速度(CR2)の上限は特に定めないが、現実的には1000℃/s程度が上限になると思われる。
Cは、焼入れ硬さを増大させ、室温および高温における強度を維持して耐摩耗性を付与するために必須の元素である。従って、0.95%以上含有させる必要がある。しかしながら、C含有量が多くなりすぎると巨大炭化物が生成しやすくなり、転動疲労特性の低下を招くので、C含有量は1.10%以下に抑える。Cの含有量の好ましい下限は0.98%、好ましい上限は1.05%である。
Siは、マトリックスの固溶強化および焼入れ性を向上させるために有用な元素である。このような作用を発揮させるためには、Siを0.15%以上含有させる必要がある。Si含有量の好ましい下限は0.20%、より好ましい下限は0.25%である。一方で、Si含有量が多くなり過ぎると、加工性や被削性が著しく低下するので、Si含有量は0.70%以下とする。Si含有量の好ましい上限は0.65%、より好ましい上限は0.60%である。
Mnは、マトリックスの固溶強化および焼入れ性を向上させるために有用な元素である。しかしMn含有量が多くなり過ぎると、加工性や被削性が著しく低下する。従って、Mn含有量は1.15%以下とする。Mn含有量の好ましい上限は1.10%、より好ましい上限は1.05%である。下限については特に定めていないが、上記の固溶強化や焼入れ性向上の作用を得るには、0.10%以上含有させることが好ましい。Mn含有量のより好ましい下限は0.15%、更に好ましい下限は0.20%である。
Crは、Cと結びついて微細な炭化物を形成し、耐摩耗性を付与すると共に、焼入れ性の向上に寄与する元素である。また、Crが炭化物に濃化することで加熱時に溶けにくくなり、球状化促進に寄与する。このような作用を発揮させるためには、Crを0.90%以上含有させる必要がある。Cr含有量の好ましい下限は1.00%、より好ましい下限は1.10%である。しかし、Cr含有量が過剰になると、粗大な炭化物が生成し、転動疲労寿命が低下する。従って、Cr含有量は1.60%以下とする。Cr含有量の好ましい上限は1.55%である。
Pは、偏析部での靭性、加工性を劣化させ、Sは、介在物を形成して転動疲労特性を劣化させるため、いずれも0.050%以下とする。また、「JIS G 4805(2008)」には、P、Sの上限が規定されており、いずれも0.025%以下とするのが好ましい。いずれの元素の含有量も、より好ましい上限は0.020%、更に好ましい上限は0.015%である。
Alは、窒化物を形成し、組織を微細化させ、転動疲労特性を向上させる作用を有する。この観点からは、Alを0.0040%以上含有させることもできる。一方、Alを過剰に含有させると脱炭が進んで、転動疲労特性等に不具合を生じる。従って、本発明では、Al含有量の上限を0.100%とする。好ましい上限は0.050%、より好ましい上限は0.030%、更に好ましい上限は0.020%である。
Tiは、Alと同様に窒化物を形成するが、窒化物が比較的粗大であるため組織微細化への寄与は小さい上、転動疲労特性を劣化させる場合がある。よって、本発明では、Ti含有量の上限を0.015%とする。好ましい上限は0.010%、より好ましい上限は0.005%、更に好ましい上限は0.0020%である。
Nは、固溶強化に有効な元素であって、前記したように転動疲労特性の向上にも寄与する。この観点からは、N量が0.0010%以上、更には0.0020%以上含まれていてもよい。但し、その含有量が過剰になると、歪時効による加工性の劣化などの不具合を招くため、積極的に含有させる場合でも0.025%以下とする。好ましい上限は0.020%、より好ましい上限は0.010%、更に好ましい上限は0.0050%である。
転動疲労では酸化物を主とする介在物を起点として破壊することが知られており、Oは、極力低減することが好ましい。本発明では、O含有量の上限を0.0025%とする。好ましい上限は0.0020%、より好ましい上限は0.0015%、更に好ましい上限は0.0010%である。
Cu、Ni、Moは、いずれも焼入れ性を向上させる作用を有し、前記したように転動疲労特性の向上にも寄与する。但し、それらの含有量が過剰になると、加工性の劣化などの不具合を招くため、Cu:0.25%以下、Ni:0.25%以下、Mo:0.25%以下とする。いずれも、好ましい上限は0.20%、より好ましい上限は0.15%、更に好ましい上限は0.10%である。尚、MoはSUJ4材およびSUJ5材の必須含有元素であって、いずれも0.10〜0.25%含有される。
Nb、V、Bは、いずれも焼入れ性を向上させる作用を有し、転動疲労特性の向上にも寄与するため、必要に応じて含有される。但し、それらの含有量が過剰になると、特性劣化を招くため、Nb:0.5%以下、V:0.5%以下、B:0.005%以下とする。Nb含有量とV含有量の好ましい上限は、それぞれ0.25%、より好ましい上限はそれぞれ0.10%、更に好ましい上限はそれぞれ0.05%である。また、B含有量の好ましい上限は0.004%、より好ましい上限は0.003%、更に好ましい上限は0.002%である。
Ca、REM(Ce、Y、La、Nd)、Mg、Li、Zrは、いずれも酸化物や硫化物の介在物を微細化する作用を有し、転動疲労特性の向上に寄与するため、必要に応じて含有される。但し、それらの含有量が過剰になると、特性劣化を招くため、Ca:0.05%以下、REM:0.05%以下、Mg:0.02%以下、Li:0.02%以下、Zr:0.2%以下とする。Ca含有量とREM含有量の好ましい上限は、それぞれ0.02%、より好ましい上限はそれぞれ0.01%、更に好ましい上限はそれぞれ0.005%である。また、Mg含有量とLi含有量の好ましい上限は、それぞれ0.01%、より好ましい上限はそれぞれ0.005%、更に好ましい上限はそれぞれ0.001%である。また、Zr含有量の好ましい上限は0.1%、より好ましい上限は0.05%、更に好ましい上限は0.01%である。
Pb、Bi、Teは、いずれも被削性を向上する作用を有し、必要に応じて含有される。但し、それらの含有量が過剰になると、熱間加工特性の劣化、疵の発生などの不具合を招くため、Pb:0.5%以下、Bi:0.5%以下、Te:0.1%以下とする。Pb含有量とBi含有量の好ましい上限は、それぞれ0.2%、より好ましい上限はそれぞれ0.1%、更に好ましい上限はそれぞれ0.05%である。また、Te含有量の好ましい上限は0.05%、より好ましい上限は0.02%、更に好ましい上限は0.01%である。
Asは、鋼材の脆化を招く有害元素であり、極力低減するのが好ましい。但し、必要以上の低減はコスト増を招くため工業上好ましくない。従って、As:0.02%以下とする。好ましい含有量の上限は0.01%、より好ましい上限は0.005%、更に好ましい上限は0.002%である。
表1に示す(化学)成分組成(残部は鉄および不可避不純物)を満たす鋼材(SUJ2)を、連続鋳造により製造した。得られた鋳片を、分塊圧延して155mm角の鋼片を作製した後、表2または表3に示す加熱温度(T1)まで加熱してから熱間圧延を実施した。仕上げ圧延温度(T2)は、表2または表3に示す通りである。この際、下記パターンA〜Cのいずれかで加熱・熱間加工(熱間圧延)を実施した。
パターンA:従来より一般的に行われている、Acm点以上に加熱して熱間加工するパターン
パターンB:従来開発技術として検討例の多い、加熱温度と、熱間加工温度(表2および表3では仕上げ圧延温度)とを、Ac1点〜Acm点の間とするパターン
パターンC:本発明で規定する条件、即ち、Ac1点以下550℃以上の温度域に加熱し、該温度域で熱間加工を行うパターン。尚、表3のNo.22とNo.25は、熱間加工後の平均冷却速度が規定の範囲を外れた例である。
通常条件:785℃×6h→平均冷却速度10℃/hで680℃まで冷却
短縮条件:785℃×6h→平均冷却速度30℃/hで680℃まで冷却
実施例1と同じ表1に示す鋼材(SUJ2)を、連続鋳造により製造した。得られた鋳片を、分塊圧延して155mm角の鋼片を作製した後、表4または表5に示す加熱温度(T1)まで加熱してから熱間圧延を実施した。仕上げ圧延温度(T2)は、表4または表5に示す通りである。尚、一部の例では、熱間圧延後、更に表5に示す平均昇温速度(HR)で、昇温温度(T3)まで昇温させた。この際、下記パターンA〜Dのいずれかで加熱・熱間加工(熱間圧延)(一部の例では更に昇温)を実施した。
パターンA:従来より一般的に行われている、Acm点以上に加熱して熱間加工するパターン
パターンB:従来開発技術として検討例の多い、加熱温度と、熱間加工温度(表4および表5では仕上げ圧延温度)とを、Ac1点〜Acm点の間とするパターン
パターンC:Ac1点以下550℃以上の温度域に加熱し、該温度域で熱間加工を行うが、Ac1点超1000℃未満の温度域までの昇温は行わないパターン
パターンD:本発明で規定する条件、即ち、Ac1点以下550℃以上の温度域に加熱し、該温度域で熱間加工を行うと共に、Ac1点超1000℃未満の温度域(T3)まで規定の平均昇温速度で昇温させるパターン。尚、表5のNo.31〜34は、平均昇温速度(HR)または昇温温度(T3)が規定の範囲を外れた例である。
通常条件:785℃×6h→平均冷却速度10℃/hで680℃まで冷却
短縮条件:785℃×6h→平均冷却速度30℃/hで680℃まで冷却
Claims (6)
- C:0.95〜1.10%(%は質量%を意味する。以下同じ)、
Si:0.15〜0.70%、
Mn:1.15%以下(0%を含まない)、
Cr:0.90〜1.60%、
P:0.050%以下(0%を含まない)、
S:0.050%以下(0%を含まない)、
Al:0.100%以下(0%を含まない)、
Ti:0.015%以下(0%を含まない)、
N:0.025%以下(0%を含まない)、および
O:0.0025%以下(0%を含まない)
を含む鋼材を、Ac1点以下550℃以上の温度域に加熱し、該温度域で熱間加工を行う熱間加工工程;
前記熱間加工後に、Ac1点超1000℃未満の温度域まで10℃/s以上の平均昇温速度で加熱する昇温工程;および
前記昇温後に、0.01℃/s以上の平均冷却速度で少なくとも500℃まで冷却する冷却工程;
を含むことを特徴とする高炭素鋼線材の製造方法。 - 前記鋼材は、更に、Cu:0.25%以下(0%を含まない)、Ni:0.25%以下(0%を含まない)、およびMo:0.25%以下(0%を含まない)よりなる群から選択される1種以上の元素を含む請求項1に記載の製造方法。
- 前記鋼材は、更に、Nb:0.5%以下(0%を含まない)、V:0.5%以下(0%を含まない)、およびB:0.005%以下(0%を含まない)よりなる群から選択される1種以上の元素を含む請求項1または2に記載の製造方法。
- 前記鋼材は、更に、Ca:0.05%以下(0%を含まない)、REM:0.05%以下(0%を含まない)、Mg:0.02%以下(0%を含まない)、Li:0.02%以下(0%を含まない)、およびZr:0.2%以下(0%を含まない)よりなる群から選択される1種以上の元素を含む請求項1〜3のいずれかに記載の製造方法。
- 前記鋼材は、更に、Pb:0.5%以下(0%を含まない)、Bi:0.5%以下(0%を含まない)、およびTe:0.1%以下(0%を含まない)よりなる群から選択される1種以上の元素を含む請求項1〜4のいずれかに記載の製造方法。
- 前記鋼材は、更に、As:0.02%以下(0%を含まない)を含む請求項1〜5のいずれかに記載の製造方法。
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