JP6082188B2 - 板状部材の処理装置および処理方法 - Google Patents
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Description
特許文献1に記載の処理装置は、ウェハを保持可能なアームを有する搬送機構と、ウェハを吸着保持するテーブルと、ウェハに接着シートを貼付する貼付ユニットとを備え、アームでウェハを搬送してテーブル上に搭置し、テーブルに吸着保持されたウェハに接着シートを貼付するように構成されている。
また、ウェハの受け渡しの際に、昇降手段でウェハを昇降させる必要があるため、ウェハの製造工程が冗長化して処理効率が低下するという不都合もある。
また、本発明の別の目的は、処理効率を向上させることができる板状部材の処理装置および処理方法を提供することにある。
また、板状部材の受け渡しの際に、昇降手段で板状部材を昇降させる必要がないため、その分処理装置での処理時間を短縮することができ、単位時間あたりの処理能力を向上させることができる。
また、搬送手段に他の作業部材を支持可能に構成すれば、受容部から当接部材を離脱させることなく、搬送手段で他の作業部材を支持して作業を行わせることができ、処理効率を向上させることができる。
さらに、搬送手段を駆動源として支持手段を移動させれば、支持手段を移動させるための構成を設ける必要がないので、装置の構造をより簡素化することができる。
また、当接部材の当接面と支持手段の支持面とを同一平面内に位置させれば、板状部材を平坦な状態に支持することができるので、板状部材にストレスが加わることを防止することができる。
なお、第2実施形態において、次の第1実施形態で説明する構成部材と同じ構成部材および同様な機能を有する構成部材には、第1実施形態の構成部材と同じ符号を付し、それらの説明を省略または簡略化する。また、本明細書におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸及びY軸は、水平面内の軸とし、Z軸は、水平面に直交する軸とする。さらに、各実施形態では、Y軸と平行な矢印AR方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「手前」がY軸の矢印方向で「奥」がその逆方向とする。
図1において、処理装置としてのウェハ処理装置1は、板状部材としてのウェハWFの一方の面としての裏面WF1に当接する当接部材としての吸着ツール22を有し、当該吸着ツール22でウェハWFを保持して搬送する搬送手段2と、吸着ツール22を受容する受容部33を有し、当該受容部33で吸着ツール22を受容したままウェハWFを裏面WF1側から支持する支持手段3と、支持手段3で支持されたウェハWFの他方の面としての表面WF2に所定の処理を施す処理手段としての貼付手段4とを備えている。
先ず、原反RSを図1に示すようにセットする。次に、搬送手段2が多関節ロボット21を駆動し、吸着ツール22を介してウェハ収納カセットCTからウェハWFを取り出し、図2中二点鎖線で示す位置に待機しているテーブル32の受容部33に吸着ツール22を受容させて、支持面31にウェハWFを当接させる。そして、支持手段3が図示しない吸引手段を駆動し、ウェハWFを支持面31で吸着保持する。これにより、支持手段3は、ウェハWFを保持した吸着ツール22を受容部33で受容しつつ、ウェハWFを支持面31で吸着保持する。この際、テーブル32の支持面31と吸着ツール22の吸着面23とが同一平面内に位置するため、ウェハWFを平坦な状態に支持することができ、ウェハWFにストレスが加わることを防止することができる。
その後、支持手段3がリニアモータ34を駆動し、テーブル32を右方向に移動させて、図2中二点鎖線で示す位置に復帰させ、以降上記同様の動作が繰り返される。
すなわち、支持手段3にウェハWFを昇降させるための昇降手段を設ける必要がないため、ウェハ処理装置1の構造を簡素化することができる。その上、ウェハWFの受け渡しの際に、昇降手段でウェハWFを昇降させる必要がないため、その分処理装置での処理時間を短縮することができ、単位時間あたりの処理能力を向上させることができる。
次に、本発明の第2実施形態を図3に基づいて説明する。
本実施形態のウェハ処理装置1Aは、支持手段3が移動されない点と、貼付手段4の構成とが第1実施形態と相違する。
先ず、接着シートAS1を図3の実線で示すようにセットする。このとき、押圧ローラ45Aと支持面31との間に隙間が形成されている。そして、第1実施形態と同様に搬送手段2が吸着ツール22でウェハWFを保持して搬送し、吸着ツール22をテーブル32の受容部33に受容させる。そして、支持手段3が図示しない吸引手段を駆動し、ウェハWFが支持面31に吸着保持されると、搬送手段2が多関節ロボット21を駆動し、図3に示すように、吸着ツール22の支持を解除し、当該吸着ツール22を受容部33に受容させたまま、カッターツール25を支持する。このとき、受容部33に残した吸着ツール22が脱落するおそれがある場合は、受容部33の底面に図示しない吸引手段が接続された吸着孔を設け、吸着ツール22を吸着保持できる構成としてもよい。
さらに、当接部材がウェハWFを保持可能であれば、支持手段3にウェハWFを保持する構成を設けなくてもよい。
また、剥離手段は、ローラを採用してもよい。
さらに、貼付手段4を移動可能とする駆動機器を採用し、支持手段3を停止させた状態で貼付手段4を駆動させたり、貼付手段4と支持手段3との両方を駆動したりして接着シートASをウェハWFに貼付してもよい。
さらに、板状部材が光ディスクの基板であって、接着シートが記録層を構成する樹脂層を有したものであってもよい。以上のように、板状部材としては、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。
2 搬送手段
3 支持手段
4,4A 貼付手段(処理手段)
22 吸着ツール(当接部材)
25 カッターツール(作業部材)
33 受容部
WF ウェハ(板状部材)
Claims (5)
- 板状部材の一方の面に当接面で当接する当接部材を有し、当該当接部材で前記板状部材を保持して搬送する搬送手段と、
前記板状部材を支持する支持面および前記当接部材を受容する受容部を有し、当該受容部で前記当接部材を受容したまま前記板状部材を前記一方の面側から支持する支持手段と、
前記支持手段で支持された板状部材の他方の面に所定の処理を施す処理手段とを備え、
前記受容部は、前記当接部材を受容したときに前記当接面と前記支持面とが同一平面内に位置するように構成されていることを特徴とする板状部材の処理装置。 - 板状部材の一方の面に当接する当接部材を有し、当該当接部材で前記板状部材を保持して搬送する搬送手段と、
前記当接部材を受容する受容部を有し、当該受容部で前記当接部材を受容したまま前記板状部材を前記一方の面側から支持する支持手段と、
前記支持手段で支持された板状部材の他方の面に所定の処理を施す処理手段とを備え、
前記処理手段は、前記支持手段で支持された板状部材上に接着シートを供給し、当該接着シートを板状部材の他方の面に貼付する貼付手段、前記板状部材に貼付された接着シートを剥離するシート剥離手段、前記板状部材を研磨する研磨手段、前記板状部材を研削する研削手段、前記板状部材を切断するダイシング手段および、前記板状部材にラベルを貼付するラベル貼付手段のいずれかにより構成されることを特徴とする板状部材の処理装置。 - 板状部材の一方の面に当接する当接部材を有し、当該当接部材で前記板状部材を保持して搬送する搬送手段と、
前記当接部材を受容する受容部を有し、当該受容部で前記当接部材を受容したまま前記板状部材を前記一方の面側から支持する支持手段と、
前記支持手段で支持された板状部材の他方の面に所定の処理を施す処理手段とを備え、
前記当接部材は、前記搬送手段に着脱可能に設けられ、
前記搬送手段は、前記受容部に前記当接部材を受容させたまま他の作業部材を支持可能に構成されていることを特徴とする板状部材の処理装置。 - 板状部材の一方の面に当接する当接部材を有し、当該当接部材で前記板状部材を保持して搬送する搬送手段と、
前記当接部材を受容する受容部を有し、当該受容部で前記当接部材を受容したまま前記板状部材を前記一方の面側から支持する支持手段と、
前記支持手段で支持された板状部材の他方の面に所定の処理を施す処理手段とを備え、
前記支持手段は、前記処理手段に対して移動可能に設けられ、
前記搬送手段は、前記支持手段を移動させる駆動源であることを特徴とする板状部材の処理装置。 - 板状部材の一方の面に当接面で当接する当接部材で前記板状部材を保持して搬送し、
前記当接部材を受容する受容部で前記当接部材を受容したまま、前記当接部材を受容したときに前記当接面と同一平面内に位置する支持面で前記板状部材を前記一方の面側から支持し、
支持された板状部材の他方の面に所定の処理を施すことを特徴とする板状部材の処理方法。
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