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JP6074954B2 - 合焦評価装置、撮像装置およびプログラム - Google Patents

合焦評価装置、撮像装置およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、合焦評価装置、撮像装置およびプログラムに関する。
従来から、光の色収差を利用してレンズの焦点位置ズレを検出し、検出結果に基づいて焦点調整を行って各色光のぼけを修正するオートフォーカス装置が知られている(一例として、特許文献1参照)。
特開平6−138362号公報
しかしながら、従来のオートフォーカス装置では、レンズの位置が合焦位置に対して光軸方向のどちらの方向にずれているかを検出することができず、合焦状態の判定精度が低かった。
本発明の一態様である合焦評価装置は、画像の合焦を判定する領域を複数のブロックに分割し、第1のブロックに隣接するとともにエッジを含むブロックである第2ブロックを選出し、選出された第2のブロックの第1色のエッジ第2色のエッジとのボケ幅の差を用いてそれぞれ合焦判定を行う第1の合焦判定部と、第1の合焦判定部による選出された第2のブロック毎の合焦判定に基づき領域における合焦を判定する第2の合焦判定部と、を備える。第1のブロックは、ブロック内での画素値の勾配が閾値未満であって、第2のブロックよりもブロック内での画素値の勾配が少ないブロックである。
発明の他の態様である撮像装置は、撮像部と、上記の合焦評価装置と、を備える。
本発明の他の態様であるプログラムは、画像の合焦を判定する領域を複数のブロックに分割し、第1のブロックに隣接するとともにエッジを含むブロックである第2ブロックを選出し、選出された第2のブロックの第1色のエッジ第2色のエッジとのボケ幅の差を用いてそれぞれ合焦判定を行い、選出された第2のブロック毎の合焦判定に基づき領域における合焦を判定する、処理をコンピュータに実行させる。第1のブロックは、ブロック内での画素値の勾配が閾値未満であって、第2のブロックよりもブロック内での画素値の勾配が少ないブロックである。
本発明の一態様によれば、軸上色収差を利用して合焦状態をより高い精度で判定することができる。
第1実施形態の電子カメラの構成例を示す図 第1実施形態での電子カメラのAF動作の例を示す流れ図 合焦評価領域の設定例を示す図 図3に対応するシーンでのブロックタイプの決定例を示す図 2つの色成分でエッジの勾配が逆方向に傾斜している場合を示す図 (a)山状の構造の例を示す図、(b)谷状の構造の例を示す図 (a)色補正前の状態を示す図、(b)色補正後の状態を示す図 (a)〜(c)ピント判定の概要を示す図 図4に対応するシーンでの評価対象ブロックの選出例を示す図 図9に対応するシーンでの合焦評価領域の合焦評価の例を示す図 第2実施形態の合焦評価装置の構成例を示す図 第2実施形態の合焦評価装置の動作例を示す流れ図
<第1実施形態の説明>
図1は、合焦評価装置および撮像装置の一例である第1実施形態の電子カメラの構成例を示す図である。
電子カメラ11は、撮影光学系12と、撮像部13と、カメラマイコン14と、第1メモリ15と、第2メモリ16と、記録I/F17と、表示部18と、操作部19とを備えている。撮像部13、第1メモリ15、第2メモリ16、記録I/F17、表示部18、操作部19は、それぞれカメラマイコン14と接続されている。
撮影光学系12は、AF(AutoFocus/自動焦点調整)のためのフォーカシングレンズや、ズームレンズを含む複数のレンズで構成される。図1では、簡単のため撮影光学系12を1枚のレンズで表す。なお、撮影光学系12は、電子カメラ11の本体に対して交換可能であってもよい。
撮像部13は、撮影光学系12によって結像された被写体像を撮像(撮影)するモジュールである。例えば、撮像部13は、光電変換を行う撮像素子と、アナログ信号処理を行うアナログフロントエンド回路と、A/D変換およびデジタル信号処理を行うデジタルフロントエンド回路とを含んでいる。そして、撮像部13は、撮像によって得られた画像信号をカメラマイコン14に出力する。
ここで、撮像部13の撮像素子の各画素には、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)のカラーフィルタが公知のベイヤ配列にしたがって配置されている。そのため、撮像素子の各画素は、カラーフィルタでの色分解によってそれぞれの色に対応する画像信号を出力する。これにより、撮像部13は、撮像時にカラーの画像を取得できる。
また、電子カメラ11の撮影モードにおいて、撮像部13は、ユーザの撮影指示に応じて、不揮発性の記録媒体への記録を伴う記録用の静止画像を撮影する。また、撮像部13は、静止画像の撮影待機時にも所定間隔ごとに観測用の画像(スルー画像)を撮影する。
カメラマイコン14は、電子カメラ11の動作を統括的に制御するプロセッサである。例えば、撮影モードにおいて、ユーザの撮影指示に応じて、撮像部13に記録用の静止画像を撮影させる。また、カメラマイコン14は、撮像部13から取得した画像のデータに対して、色補間、ホワイトバランス補正、階調変換、色変換、輪郭強調などの画像処理を施す。
さらに、カメラマイコン14は、プログラムの実行により、領域設定部21、エッジ検出部22、ブロック選出部23、ピント判定部24、合焦評価部25として機能する(領域設定部21、エッジ検出部22、ブロック選出部23、ピント判定部24、合焦評価部25の動作については後述する)。
第1メモリ15は、画像のデータを一時的に記憶するメモリであって、例えば揮発性の記憶媒体であるSDRAMで構成される。また、第2メモリ16は、カメラマイコン14の実行するプログラムや、各種データを記憶するメモリであって、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成される。
記録I/F17は、不揮発性の記憶媒体26を接続するためのコネクタを有している。そして、記録I/F17は、コネクタに接続された記憶媒体26に対して画像のデータの書き込み/読み込みを実行する。上記の記憶媒体26は、例えば、ハードディスクや、半導体メモリを内蔵したメモリカードである。なお、図1では記憶媒体26の一例としてメモリカードを図示する。
表示部18は、各種画像を表示する表示装置(液晶モニタや有機ELモニタなど)である。例えば、表示部18は、カメラマイコン14の制御により、スルー画像の動画表示(ビューファインダ表示)や、静止画像の再生表示を行う。
操作部19は、ユーザの各種操作を受け付ける複数のスイッチ(例えば電源ボタン、レリーズボタン、ズームボタン、十字キー、決定ボタン、再生ボタン、削除ボタンなど)を含んでいる。
以下、第1実施形態での電子カメラのAF動作の例を説明する。
本実施形態において、カメラマイコン14は、撮像部13からスルー画像の入力が開始されると、AF処理を実行して、スルー画像の表示中に継続して焦点調節を行う。これにより、電子カメラ11は、スルー画像の表示中に常時AF制御を行う。
撮像部13から取得されるフレームがRGB表色系で表されるカラー画像である場合、RGB各色成分での軸上色収差の違いにより各色成分の光軸上の合焦位置は異なる。光軸上の合焦位置の前後において、エッジ領域の各色成分でボケ幅wの大小関係が逆転するという点に着目すると、2色間でのエッジのボケ幅wの差(Δw)に基づいて現在の合焦状態を判定できることが分かる。そして、現在のAFレンズの位置が合焦位置から光軸方向のどちらの方向にずれているかを判定すれば、電子カメラ11がAF制御を実行できる。
ここで、一般的な電子カメラの光学系や撮像素子の場合、上述した各色成分のボケ幅は数画素から数十画素単位の広がりを持つのに対して、2色間のボケ幅の差はその10分の1から100分の1程度しかない。つまり、画素単位でしか行えないボケ幅の測定誤差に対して上記のボケ幅の差は小さいため、直接ボケ幅の測定結果からボケ幅の差Δwを精度良く求めることは困難である。このため、本実施形態の電子カメラは、以下の手法により、合焦状態の判定を行う。
図2は、第1実施形態での電子カメラのAF動作の例を示す流れ図である。図2の処理は、撮影モードの起動に応じてカメラマイコン14によって開始される。
ここで、図2の説明では、R、G間で軸上色収差があることを前提として、色差R−Gでのボケ幅の差ΔwR−Gを求める例を中心に説明する。色差R−Gから算出したΔwR−Gは、前ピン側で正の値となり、後ピン側で負の値となるものとする。なお、前ピンと後ピンで正負の関係が逆になる場合には、色差G−Rから算出したΔwG−Rを用いればよい。なお、R、B間や、G、B間においても同様の方法で判定を行うことができることはいうまでもない。
ステップ#101:カメラマイコン14は、撮像部13を駆動させてスルー画像の撮像を開始する。その後、スルー画像は所定間隔ごとに逐次生成されることとなる。
また、撮影モードでのカメラマイコン14は、スルー画像を表示部18に動画表示させる。したがって、ユーザは、表示部18のスルー画像を参照して、撮影構図を決定するためのフレーミングを行うことができる。
ステップ#102:カメラマイコン14は、処理対象のカラー画像(スルー画像)を撮像部13から取得する。そして、カメラマイコン14は、処理対象のカラー画像に対して、ノイズ低減のための平滑化処理や、エッジの方向依存性を補正するための解像度補正などの前処理を実行する。なお、カメラマイコン14は、処理対象のカラー画像のうち、#102の前処理を後述の合焦評価領域にのみ部分的に施してもよい。
なお、本明細書では、カラー画像の座標(x,y)でのRGB画素値をR(x,y)、G(x,y)、B(x,y)とそれぞれ表記する。
ステップ#103:領域設定部21は、処理対象のカラー画像の一部に合焦評価を行う領域(合焦評価領域)を設定する。上記の合焦評価領域は、矩形状のブロックによって格子状に領域分割される。一例として、各々のブロックの画像サイズは、BLOCK_SIZE×BLOCK_SIZEの画素数(例えば8×8画素)である。なお、図3に、合焦評価領域の設定例を示す。
ステップ#104:エッジ検出部22は、各ブロックについて画素の色成分ごとのエッジ(画像の勾配成分)をそれぞれ検出する。そして、エッジ検出部22は、ブロック内での画素の勾配量に応じて、各ブロックをタイプ別に分類する。
ここで、ブロックの座標を(u,v)としたとき、注目するブロック(u,v)に含まれる画素の集合BLは式(1)で表すことができる。
Figure 0006074954
また、各画素のR成分の水平方向勾配(dxR(x,y))および垂直方向勾配(dyR(x,y))と、各画素のG成分の水平方向勾配(dxG(x,y))および垂直方向勾配(dyG(x,y))とは、式(2)で求めることができる。
Figure 0006074954
また、ブロック内のR、G画素の平均値(RBlock(u,v)、GBlock(u,v))と、その水平方向勾配和(dxRBlock(u,v)、dxGBlock(u,v))および垂直方向勾配和(dyRBlock(u,v)、dyGBlock(u,v))とは、式(3)で求めることができる。
Figure 0006074954
また、軸上色収差によりピントの前後を判定するためには、対比する2色の間でエッジの勾配が同じ方向に傾斜している必要がある(図8参照)。この条件は、各ブロックの勾配和について、水平方向、垂直方向それぞれで式(4)の関係が成り立つときに満足する。
Figure 0006074954
一例として、#104でのエッジ検出部22は、各ブロックについて以下の(A1)〜(A5)の処理をそれぞれ実行することで、合焦評価領域内の各ブロックをタイプ別に分類すればよい。
(A1)エッジ検出部22は、注目するブロックにおいて、閾値TH_GRADPIXEL以上の水平方向の2色同方向勾配がある画素の集合(HGPR−G)を、式(5)により抽出する。そして、エッジ抽出部は、HGPR−Gの要素数(nHGradPixelR−G(u,v))を式(6)で求める。なお、本明細書において、TH_GRADPIXELの値は、ノイズの誤検出を防止するために、画像に含まれうるノイズの振幅より大きくなるように設定される。
Figure 0006074954
(A2)エッジ検出部22は、注目するブロックにおいて、閾値TH_GRADPIXEL以上の垂直方向の2色同方向勾配がある画素の集合(VGPR−G)を、式(7)により抽出する。そして、エッジ抽出部は、VGPR−Gの要素数(nVGradPixelR−G(u,v))を式(8)で求める。
Figure 0006074954
(A3)エッジ検出部22は、注目するブロックにおいて、閾値TH_FLATPIXEL以上の勾配がない画素の集合(FPR−G)を、式(9)により抽出する。そして、エッジ抽出部は、FPR−Gの要素数(nFlatPixelR−G(u,v))を式(10)で求める。なお、本明細書において、TH_FLATPIXELの値は、画素値の振幅があってもコントラストがほぼ平坦とみなせる範囲で適宜設定される。
Figure 0006074954
(A4)エッジ検出部22は、以下の(i)〜(iv)の条件により、注目するブロック(u,v)のブロックタイプを決定する。
(i)注目するブロック(u,v)が式(11)を満たす場合、エッジ検出部22は、注目するブロック(u,v)を「水平エッジブロックHEBLR−G」とする。なお、本明細書において、「NPixel」は、注目するブロックの全画素数を示す(NPixel=BLOCK_SIZE)。また、「RATIO_EDGEBLOCK」は、ブロック内の全画素に対して勾配のある画素の含有率を規定する係数を示す。
Figure 0006074954
すなわち、注目するブロック(u,v)において、ブロック内の全画素に対するnHGradPixelR−G(u,v)の比率がRATIO_EDGEBLOCK以上であり、ブロック内の全画素に対するnVGradPixelR−G(u,v)の比率がRATIO_EDGEBLOCK未満であるとき、ブロックタイプが「水平エッジブロックHEBLR−G」に決定される。
(ii)注目するブロック(u,v)が式(12)を満たす場合、エッジ検出部22は、注目するブロック(u,v)を「垂直エッジブロックVEBLR−G」とする。
Figure 0006074954
すなわち、注目するブロック(u,v)において、ブロック内の全画素に対するnHGradPixelR−G(u,v)の比率がRATIO_EDGEBLOCK未満であり、ブロック内の全画素に対するnVGradPixelR−G(u,v)の比率がRATIO_EDGEBLOCK以上であるとき、ブロックタイプが「垂直エッジブロックVEBLR−G」に決定される。
(iii)注目するブロック(u,v)が式(13)を満たす場合、エッジ検出部22は、注目するブロック(u,v)を「フラットブロックFBLR−G」とする。なお、「RATIO_FLATBLOCK」は、ブロック内の全画素に対して勾配のない画素の含有率を規定する係数を示す。
Figure 0006074954
すなわち、注目するブロックがHEBLR−GおよびVEBLR−Gに属さず、ブロック内の全画素に対するnFlatPixelR−G(u,v)の比率がRATIO_FLATBLOCK以上であるとき、ブロックタイプが「フラットブロックFBLR−G」に決定される。
(iv)注目するブロック(u,v)が上記の(i)から(iii)のいずれにも該当しない場合、エッジ検出部22はそのブロックを以後の処理対象から除外する。
(A5)エッジ検出部22は、注目するブロックを変更して上記の(A1)〜(A4)の処理を実行する。そして、エッジ検出部22は、全ブロックのブロックタイプを決定するまで上記の動作を繰り返す。
図4は、図3に対応するシーンでのブロックタイプの決定例を示す。なお、図面において、「H」は水平エッジブロックを示し、「V」は垂直エッジブロックを示し、「F」はフラットブロックを示す。
ステップ#105:ブロック選出部23は、#104で選別されたエッジブロック(水平エッジブロック、垂直エッジブロック)のうち、合焦評価に適用する評価対象ブロックを選出する。このとき、ブロック選出部23は、隣接する評価対象ブロックの間でエッジが同じ方向に連続するときに、複数の評価対象ブロックをグループ化する。以下、評価対象ブロックを連続エッジブロックと称することもある。
一例として、水平方向エッジブロックから評価対象ブロックを選出する場合を説明する。ブロック選出部23は、水平方向エッジブロックのうちで、以下の(条件1)から(条件5)をすべて満たし、水平方向(u1,v)から(u2,v)まで連続するエッジブロックを1つの評価対象ブロック(連続エッジブロック)とする。
(条件1)ブロック選出部23は、軸上色収差がある2つの色成分について、エッジの勾配が同じ方向に傾斜しているエッジブロックを評価対象ブロックとして選出する。例えば、図5に示すように、2つの色成分でエッジの勾配が逆方向に傾斜している場合には、軸上色収差によるボケ幅の差を検出することが困難となるからである。具体的には、水平方向エッジブロックでの(条件1)の場合、以下の式(14)を満たせばよい。
Figure 0006074954
(条件2)ブロック選出部23は、エッジの部分に凹凸の構造(細線・山・谷状の構造)が含まれるブロックを除外して評価対象ブロックを選出する。例えば、図6(a)のような山状の構造や、図6(b)のような谷状の構造の場合、後述の色補正を正しく行うことができないためである。
上記のような構造を含む場合には、勾配絶対値の和と勾配和の絶対値とが一致しない。そのため、水平方向エッジブロックでの(条件2)の場合、以下の式(15)、(16)を満たせばよい。
Figure 0006074954
(条件3)ブロック選出部23は、水平方向エッジブロックのうち、エッジの勾配方向(水平方向)に隣接するブロックの少なくとも一方がフラットブロックであるものを評価対象ブロックとして選出する。上記条件を満たす場合には、後述の色補正が可能となるからである。
例えば、水平方向エッジブロックの場合、連続エッジブロックの水平方向に隣接する2つのブロック(u1−1,v)、(u2+1,v)がそれぞれフラットブロックであればよい。そのため、水平方向エッジブロックでの(条件3)の場合、以下の式(17)を満たせばよい。
Figure 0006074954
(条件4)ブロック選出部23は、エッジで生じるコントラストの差が2つの色成分ともに閾値TH_CONTRAST以上となるブロックを評価対象ブロックとして選出する。コントラスト差が小さい場合には、軸上色収差によるエッジのボケ幅の検出が比較的困難となるためである。
例えば、水平方向エッジブロックでの(条件4)の場合、以下の式(18)を満たせばよい。
Figure 0006074954
(条件5)ブロック選出部23は、エッジの長さ(連続エッジブロックの長さ)が閾値TH_LENGTH未満となるブロックを評価対象ブロックとして選出する。一般にエッジの長さは、エッジの尖鋭度の高さと反比例する関係にある。そのため、大ボケしすぎたエッジや、シャープでないエッジを除外することで判定精度を向上させることが可能となる。
例えば、水平方向エッジブロックでの(条件5)の場合、以下の式(19)を満たせばよい。
Figure 0006074954
上記の(条件1)〜(条件5)をまとめると、水平方向の連続エッジブロックの集合HEBSR−Gが満たすべき条件は、式(20)で表現できる。この場合の連続エッジブロックは、(u1,v)から(u2,v)まで水平方向に連続する。また、連続エッジブロックの水平方向に位置する2つのブロック(u1−1,v)、(u2+1,v)はいずれもフラットブロックである。
Figure 0006074954
また、上記の(条件1)〜(条件5)は、いずれも垂直方向の連続エッジブロックの集合VEBSR−Gを選出する場合にも応用できる。垂直方向の連続エッジブロックの集合VEBSR−Gが満たすべき条件は、式(21)で表現できる。この場合の連続エッジブロックは、(u,v1)から(u,v2)まで垂直方向に連続する。また、連続エッジブロックの垂直方向に位置する2つのブロック(u,v1−1)、(u,v2+1)はいずれもフラットブロックである。
Figure 0006074954
また、#105で定義された連続エッジブロックについて、連続エッジブロック内の画素(x,y)の集合をPとする。このとき、Pは式(22)で表される。
Figure 0006074954
なお、図4に対応するシーンでの評価対象ブロックの選出例を図9に示す。図9の例では、評価対象ブロックとして選出されたエッジブロックを太線で示す。図9において、2つのフラットブロック(F)で水平方向に挟まれた水平エッジブロック(H)と、2つのフラットブロック(F)で垂直方向に挟まれた垂直エッジブロック(V)とが評価対象ブロックとなっている。
ステップ#106:ピント判定部24は、#105で得た各々の連続エッジブロック(評価対象ブロック)に対してそれぞれ色補正を行う。
一例として、ピント判定部24は、連続エッジブロック対してエッジの勾配方向に隣接する2つのフラットブロックの平均画素値を用いて、以下の式(23)、(24)でFL,FLおよびFH,FHを求める。ここで、「FL」は低コントラスト側のフラットブロックを示し、「FH」は高コントラスト側のフラットブロックを示す。
Figure 0006074954
次に、ピント判定部24は、CONT_L,CONT_Hの間でFL,FLおよびFH,FHがともに灰色となるように一次係数(aR0,aR1,aG0,aG1)を式(25)で決定する。
Figure 0006074954
Figure 0006074954
図7は、#106での色補正の概要を示す図である。例えば、図7(a)にて実線で示すR成分のエッジR(x)および破線で示すG成分のエッジG(x)は、図7(b)に示すように、エッジ領域の両側でのコントラスト差が同じになるように色補正が行われる。
ステップ#107:ピント判定部24は、#106で色補正された各々の連続エッジブロック(評価対象ブロック)において、軸上色収差がある2色間でのエッジのボケ幅の差Δwをそれぞれ求める。一例として、ピント判定部24は、以下の手法でΔwを求めればよい。
Figure 0006074954
ここで、上記の集合Eは、R(x,y)がEmeanより小さい画素値の集合ELと、R(x,y)がEmeanより大きい画素値の集合EHとに分類できる。また、上記の集合Eは、G(x,y)がEmeanより小さい画素値の集合ELと、G(x,y)がEmeanより大きい画素値の集合EHとに分類できる(式(30))。
Figure 0006074954
また、EL,ELの和集合ELR−Gと、EH,EHの和集合EHR−Gとは、式(31)でそれぞれ定義できる。
Figure 0006074954
ピント判定部24は、集合ELR−G,EHR−Gの画素について、色差和ΔALR−G,ΔALR−Gを式(32)でそれぞれ求める。そして、ピント判定部24は、式(33)で指標値IR−Gを求める。
Figure 0006074954
上記の指標値IR−Gは、連続エッジブロック内における2色間でのエッジのボケ幅の差ΔwR−Gと、画素単位のエッジ数Nに対して、IR−G=ΔwR−G×Nの関係が成り立つ。そのため、ピント判定部24は、Nを概算してΔwR−Gを求めることができる。
ステップ#108:ピント判定部24は、2色間でのエッジのボケ幅の差Δwを用いて、評価対象ブロックごとにピント判定を行う。
本実施形態では、色差R−Gから算出したΔwR−Gが前ピン側で正の値、後ピン側で負の値となる。そのため、#108でのピント判定は、例えば以下のように行われる。
Figure 0006074954
ここで、「ΔwAFR−G」は合焦時のボケ幅を示す基準値である。ΔwAFR−Gの値は、光学系の軸上色収差の特性、被写体の色、エッジの断面形状、カラー画像の補間方法、カメラのAF手段などを考慮して適宜調整される。また、「TH_FOCUS1,TH_FOCUS2」は、それぞれ後ピン側、前ピン側でのボケ許容値を示すパラメータである。
図8は、上記のピント判定の概要を示す図である。例えば、色補正による正規化後のR成分のエッジR(x)とG成分のエッジG(x)とを考える。
後ピンの場合にはRがGよりもぼけるため、図8(a)に示すように、R成分のエッジ長さwRとG成分のエッジ長さwGとの間にはwR>wGの関係が成り立つ。このため、Δw(=wR−wG)が閾値TH_FOCUS1よりも大きい場合、ピント判定部24は後ピンと判定する。
一方、前ピンの場合にはGがRよりもぼけるため、図8(c)に示すように、R成分のエッジ長さwRとG成分のエッジ長さwGとの間にはwR<wGの関係が成り立つ。このため、Δw(=wR−wG)が閾値TH_FOCUS2よりも小さい場合、ピント判定部24は前ピンと判定する。
なお、合焦時には、図8(b)に示すように、R成分のエッジ長さwRとG成分のエッジ長さwGとの間には原則としてwR=wGの関係が成り立つ。このため、ピント判定部24は、Δw(=wR−wG)が閾値TH_FOCUS2以上かつ閾値TH_FOCUS1以下である場合、ピント判定部24は合焦状態であるため前ピンか後ピンかは不明であると判定する。
ステップ#109:カメラマイコン14は、異なるパラメータでピント判定をさらに行うか否かを判定する。
上記要件を満たす場合(YES側)、カメラマイコン14は、他の色成分(例えばB−G、R―B)について、#104〜#108と同様の処理でピント判定を実行する。あるいは、カメラマイコン14は、ブロックサイズを変更して#104〜#108と同様の処理でピント判定を実行してもよい。
一方、上記要件を満たさない場合(NO側)、カメラマイコン14は#108に処理を移行させる。
ステップ#110:合焦評価部25は、各々の評価対象ブロックでのピント判定結果を統合して、合焦評価領域での被写体像の合焦状態を評価する。
合焦評価部25は、各々の評価対象ブロックについて、色差(R−G、B−Gなど)、勾配方向(垂直・水平など)、ブロックサイズの設定毎の全判定結果(NResult個)に添字iで通し番号を与える(つまりiの最大値は、判定結果の総数となる)。総合判定のためi番目の判定結果Aには、以下の値を代入する。
Figure 0006074954
なお、上記の判定結果Aはピント判定値の一例であって、評価対象ブロックでのピントの判定結果を示すものである。
また、#110での合焦評価部25は、異なる色成分の組み合わせによるピント判定結果および異なるブロックサイズでのピント判定結果の少なくとも一方を重み付け加算して、合焦評価領域での被写体像の合焦状態を評価してもよい。以下、重み付け加算の例として(B1)〜(B7)の例を説明する。なお、以下に示す重み付け加算は、適宜組み合わせて行ってもよい。
(B1):例えば、合焦評価部25は、軸上色収差が大きくなる色成分間でのピント判定の結果に大きな重み係数を乗算してもよい。
(B2):ブロックサイズ(すなわち個々のブロックの面積)が大きくなるほどピント判定の信頼性は相対的に高くなる。したがって、合焦評価部25は、ブロックサイズの大きさに比例して重み係数の値を大きくしてもよい。
(B3):ブロックに含まれるエッジのコントラストの差が大きいほど、ピント判定の信頼性は相対的に高くなる。したがって、合焦評価部25は、エッジでのコントラストの差が大きいほど、評価対象ブロックでの重み係数の値を大きくしてもよい。
(B4):ブロックに含まれるエッジのボケ幅が小さいほど、エッジが合焦に近い状態となっており、ピント判定の信頼性は相対的に高くなる。また、被写体輪郭が滑らかなグラデーションを持つと、エッジのボケ幅は大きく見えてピント判定の信頼性は相対的に低くなる。したがって、合焦評価部25は、エッジの見かけのボケ幅が小さいほど、評価対象ブロックでの重み係数の値を大きくしてもよい。
(B5):撮影光学系12のズーム位置に応じて、軸上色収差の振る舞いはそれぞれ変化する。したがって、合焦評価部25は、カラー画像を取得したときの撮影光学系のズーム位置に応じて、評価対象ブロックでの重み係数の値を決定してもよい。この場合、撮影光学系12のズーム位置と重み係数との対応関係を示す係数テーブルを予め準備し、撮影光学系12のズーム位置に応じて合焦評価部25が係数テーブルから重み係数を読み出して決定すればよい。なお、電子カメラがレンズ交換式のカメラである場合、上記の係数テーブルは、個々の交換レンズでそれぞれ準備されることはいうまでもない。
(B6):エッジのボケ幅の差を求めるときに、エッジが勾配方向の両側に隣接するフラットブロックの少なくとも片方が無彩色に近い部分から抽出されたものであれば、ピント判定の信頼性は相対的に高くなる。したがって、合焦評価部25は、エッジの勾配方向に隣接するフラットブロックで2つの色成分の色差が閾値より低いときに、評価対象ブロックでの重み係数の値を大きくしてもよい。
(B7):動きのある被写体については、ピント判定の信頼性は相対的に低くなる。例えば、スルー画像を用いて被写体の動きベクトルを算出している場合、合焦評価部25は、評価対象ブロックでの被写体の動きベクトルが大きいほど、評価対象ブロックでの重み係数の値を小さくしてもよい。
なお、全てのピント判定の結果を均等に扱う場合には、重み係数ωを「1」にすればよい。
そして、合焦評価部25は、合焦判定となった評価対象ブロックの総数AOnFocusおよび判定結果の加重和ATotalResultとを用いて、評価対象ブロックの総合的な判定結果を式(34)で求めればよい。なお、「TH_N_ONFOCUS」は、合焦状態を示す閾値であり、「TH_REARFOCUS、TH_FRONTFOCUS」は、それぞれ後ピン状態、前ピン状態を示す閾値である。
Figure 0006074954
その後、合焦評価部25は、上記の評価対象ブロックの判定結果を用いて、合焦評価領域全体での合焦状態を判定する。一例として、合焦評価部25は、評価対象ブロックの判定結果のうち最も数が多いものを合焦評価領域の合焦評価で採用すればよい。
図10は、図9に対応するシーンでの合焦評価領域の合焦評価の例を示す図である。図10において、前ピン、後ピン、合焦と判定された評価対象ブロックには、それぞれ「前」、「後」、「合」を表記する。図10の例では、合焦評価領域内の評価対象ブロック(連続エッジブロック)の判定結果が後ピン:合焦:前ピンで1:1:3となっており、合焦評価領域全体は前ピンと判定されている。
ステップ#111:カメラマイコン14は、#110で取得した合焦評価領域全体での判定結果に基づいて、Δwを0に近づける方向にAFレンズを移動させる。以上で、図2の処理の説明を終了する。
以下、第1実施形態での作用効果を説明する。
第1実施形態の電子カメラ11は、カラー画像の合焦評価領域のうち、ブロック内の画素の勾配量に基づいてブロックタイプを分類し(#104)、合焦評価に適用する評価対象ブロックを選出する(#105)。そして、電子カメラ11は、評価単位ブロックでのエッジのボケ幅の差(Δw)を用いて評価単位ブロックごとにピント判定を行い(#107、#108)、このピント結果を統合して合焦評価領域の合焦状態を判定する(#110)。
これにより、個々の評価対象ブロック単位でのピント判定を積み上げて合焦評価領域全体での合焦評価を行えるので、様々な色・コントラストのエッジが含まれるカラー画像の合焦状態を評価する場合にもより精度の高い合焦評価が可能となる。
また、第1実施形態での電子カメラ11では、隣接する評価対象ブロックの間でエッジが同じ方向に連続するときに、複数の評価対象ブロックをグループ化する(#104)。これにより、小面積の評価対象ブロックと、大面積の評価対象ブロックとを1度の処理で同時に合焦評価領域から抽出できるので、演算の効率が向上する。
<変形例1>
上記の実施形態の#104において、エッジ検出部22は、ブロックサイズ以下のスケールでの山・谷状構造の有無を考慮してブロックタイプの分類を行ってもよい。変形例1の場合、#105の(条件2)と同様の考え方に基づいて、#104の(i)の判定では、エッジ検出部22は式(11)の代わりに式(35)を適用すればよい。同様に、#104の(ii)の判定では、エッジ検出部22は式(12)の代わりに式(36)を適用すればよい。
Figure 0006074954
かかる変形例1によれば、ブロックサイズ以下の画像構造の存在によってピント判定に悪影響を及ぼす領域を予め排除できるので、判定精度を向上させることができる。
<変形例2>
上記実施形態の#110において、合焦評価部25は、判定の順序を適宜変更してもよい。
一例として、合焦評価部25は、評価対象ブロック単位で算出したボケ幅の差Δwを加重平均した後に、ピント判定を行なう。そして、合焦評価部25は、合焦評価領域内のM個の評価対象ブロックについて算出されたボケ幅の差をΔwとして、判定結果の重みαを設定する。変形例2の場合、ボケ幅の差を示すΔwがピント判定値となる。
また、判定結果の重みは連続エッジブロックの長さや隣接フラットブロック間のコントラスト差などにより与えても良いし、#110で説明した上記の(B1)〜(B7)のいずれかを適用してもよい。なお、判定結果を全て均等に扱う場合はα=1とすればよい。
また、合焦評価領域内でのボケ幅の差の平均(Δwmean)は、式(37)で求めることができる。
Figure 0006074954
そして、合焦評価部25は、ボケ幅の差の平均Δwmeanと閾値との比較によるピント判定の結果を、合焦評価領域の判定結果としてもよい。
<第2実施形態の説明>
図11は、第2実施形態の合焦評価装置の構成例を示す図である。第2実施形態の合焦評価装置は、画像評価プログラムがインストールされたパーソナルコンピュータである。第2実施形態の例では、電子カメラで撮影されたカラー画像を合焦評価装置が読みこんで、画像評価プログラムによる後処理工程で画像の合焦評価を行う。
図11に示すコンピュータ31は、データ読込部32、記憶装置33、CPU34、メモリ35および入出力I/F36、バス37を有している。データ読込部32、記憶装置33、CPU34、メモリ35および入出力I/F36は、バス37を介して相互に接続されている。さらに、コンピュータ31には、入出力I/F36を介して、入力デバイス38(キーボード、ポインティングデバイスなど)とモニタ39とがそれぞれ接続されている。なお、入出力I/F36は、入力デバイス38からの各種入力を受け付けるとともに、モニタ39に対して表示用のデータを出力する。
データ読込部32は、画像のデータや、プログラムを外部から読み込むときに用いられる。例えば、データ読込部32は、着脱可能な記憶媒体からデータを取得する読込デバイス(光ディスク、磁気ディスク、光磁気ディスクの読込装置など)や、公知の通信規格に準拠して外部の装置と通信を行う通信デバイス(USBインターフェース、LANモジュール、無線LANモジュールなど)である。なお、第2実施形態でのデータ読込部32はカラー画像を取得する取得部として機能する。
記憶装置33は、例えば、ハードディスクや、不揮発性の半導体メモリなどの記憶媒体で構成される。この記憶装置33には、画像処理プログラムが記録される。なお、記憶装置33には、データ読込部32から読み込んだ画像のデータなどを記憶しておくこともできる。
CPU34は、コンピュータ31の各部を統括的に制御するプロセッサである。このCPU34は、画像評価プログラムの実行によって、第1実施形態の領域設定部21、エッジ検出部22、ブロック選出部23、ピント判定部24、合焦評価部25として動作する。
メモリ35は、画像処理プログラムでの各種演算結果を一時的に記憶する。このメモリ35は、例えば揮発性のSDRAMである。
また、図12は、第2実施形態の合焦評価装置の動作例を示す流れ図である。図12の#201〜#209の処理は、図2の#102〜#110の処理に対応するので重複説明を省略する。なお、#201において、CPU34はデータ読込部32から電子カメラで撮影されたカラー画像を取得するものとする。そして、#210において、CPU34は、合焦評価に基づいて画像の良否判定を実行し、その結果をモニタ39に表示する。なお、CPU34は、上記の画像の良否判定の結果に応じて、複数のカラー画像のうちから良好な画像を自動的に選別してもよい。かかる第2実施形態においても、上記の第1実施形態とほぼ同様の効果を得ることができる。
<実施形態の補足事項>
(補足1)上記実施形態では、エッジの勾配方向に隣接するブロックの両方がフラットブロックであるエッジブロックのみを評価対象ブロックとして扱っている。しかし、#105でも記載しているように、エッジの勾配方向に隣接するブロックの一方がフラットブロックであれば、そのエッジブロックを評価対象ブロックとしてもよい。
(補足2)上記実施形態でのピント判定値に対する重み付けの例は、上記の(B1)〜(B7)の例に限定されるものではない。例えば、上記実施形態の#105において、(条件2)を適用しない場合(すなわち、エッジの部分に凹凸の構造が含まれるブロックが評価対象ブロックから除外されない場合)、合焦評価部25は、エッジの部分に凹凸の構造が含まれる評価対象ブロックでの重み係数の値を小さくしてもよい。
(補足3)上記実施形態では、画像処理装置の各機能をプログラムによってソフトウエア的に実現する例を説明した。しかし、本発明では、ASICを用いて領域設定部21、エッジ検出部22、ブロック選出部23、ピント判定部24、合焦評価部25の各機能をハードウエア的に実現してもかまわない。
(補足4)上記の第2実施形態では、電子カメラで撮影された画像を読み込む合焦評価装置の一例としてパーソナルコンピュータの場合を説明したが、例えば第2実施形態の合焦評価装置は、フォトビューアー、プリンタなどの他の電子機器であってもよい。
以上の詳細な説明により、実施形態の特徴点および利点は明らかになるであろう。これは、特許請求の範囲が、その精神および権利範囲を逸脱しない範囲で前述のような実施形態の特徴点および利点にまで及ぶことを意図するものである。また、当該技術分野において通常の知識を有する者であれば、あらゆる改良および変更に容易に想到できるはずであり、発明性を有する実施形態の範囲を前述したものに限定する意図はなく、実施形態に開示された範囲に含まれる適当な改良物および均等物によることも可能である。
11…電子カメラ、12…撮影光学系、13…撮像部、14…カメラマイコン、15…第1メモリ、16…第2メモリ、17…記録I/F、18…表示部、19…操作部、21…領域設定部、22…エッジ検出部、23…ブロック選出部、24…ピント判定部、25…合焦評価部、26…記憶媒体、31…コンピュータ、32…データ読込部、33…記憶装置、34…CPU、35…メモリ、36…入出力I/F、37…バス、38…入力デバイス、39…モニタ

Claims (17)

  1. 画像の合焦を判定する領域を複数のブロックに分割し、第1のブロックに隣接するとともにエッジを含むブロックである第2ブロックを選出し、選出された第2のブロックの第1色のエッジ第2色のエッジとのボケ幅の差を用いてそれぞれ合焦判定を行う第1の合焦判定部と、
    前記第1の合焦判定部による選出された第2のブロック毎の前記合焦判定に基づき前記領域における合焦を判定する第2の合焦判定部と、
    を備え
    前記第1のブロックは、ブロック内での画素値の勾配が閾値未満であって、前記第2のブロックよりもブロック内での画素値の勾配が少ないブロックである合焦評価装置。
  2. 請求項1に記載の合焦評価装置において、
    前記第1のブロックは、前記ブロック内の色毎に所定距離をおいた2画素の画素値を差分し、前記差分が第1の閾値未満となる画素のブロック内での比率を求めたときに、前記比率が第2の閾値以上となるブロックである合焦評価装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の合焦評価装置において、
    前記エッジを含むブロックは、前記ブロック内の色毎に所定距離をおいた2画素の画素値を差分して前記画素間の勾配を求め、第1の方向の前記勾配と前記第1の方向に交差する第2の方向の前記勾配とを前記ブロック内でそれぞれ加算したときに、いずれかの方向の前記勾配の加算値が閾値以上となるブロックである合焦評価装置。
  4. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の合焦評価装置において、
    前記第1の合焦判定部は、エッジが連続する前記ブロックをグループ化して前記合焦判定を行う合焦評価装置。
  5. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の合焦評価装置において、
    前記第1の合焦判定部は、エッジの傾斜が2色成分について同じ方向であるブロックに前記合焦判定を行う合焦評価装置。
  6. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の合焦評価装置において、
    前記第1の合焦判定部は、エッジに凹凸の構造を含むブロックを前記合焦判定から除外する合焦評価装置。
  7. 請求項に記載の合焦評価装置において、
    前記凹凸の構造を含むブロックは、細線構造、山状構造、又は谷状構造の少なくともいずれか一つを含むブロックである合焦評価装置。
  8. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の合焦評価装置において、
    前記第1の合焦判定部は、エッジで生じるコントラストの差が閾値以上となるブロックに前記合焦判定を行う合焦評価装置。
  9. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の合焦評価装置において、
    前記第1の合焦判定部は、エッジの長さが閾値未満となるブロックに前記合焦判定を行う合焦評価装置。
  10. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の合焦評価装置において、
    前記第2の合焦判定部は、異なる色成分の組み合わせによる前記合焦判定の結果および異なるブロックサイズでの前記合焦判定の結果の少なくとも一方を重み付け加算して、前記領域における合焦を判定する合焦評価装置。
  11. 請求項10に記載の合焦評価装置において、
    前記第2の合焦判定部は、エッジでのコントラストの差が大きいほど、前記ブロックの重み付けの値を大きくする合焦評価装置。
  12. 請求項10に記載の合焦評価装置において、
    前記第2の合焦判定部は、エッジのボケ幅が小さいほど、前記ブロックの重み付けの値を大きくする合焦評価装置。
  13. 請求項10に記載の合焦評価装置において、
    前記第2の合焦判定部は、前記画像を取得したときの撮影光学系のズーム位置に応じて前記ブロックの重み付けの値を決定する合焦評価装置。
  14. 請求項10に記載の合焦評価装置において、
    前記第2の合焦判定部は、前記エッジの勾配方向に隣接する前記第1のブロックの少なくとも一方においてボケ幅の差を求める2つの色成分の色差が閾値より低いときに、前記ブロックの重み付けの値を大きくする合焦評価装置。
  15. 請求項10に記載の合焦評価装置において、
    前記第2の合焦判定部は、前記ブロックでの被写体の動きベクトルが大きいほど、前記ブロックの重み付けの値を小さくする合焦評価装置。
  16. 撮像部と、
    請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の合焦評価装置と、
    を備える撮像装置。
  17. 画像の合焦を判定する領域を複数のブロックに分割し、第1のブロックに隣接するとともにエッジを含むブロックである第2ブロックを選出し、選出された第2のブロックの第1色のエッジ第2色のエッジとのボケ幅の差を用いてそれぞれ合焦判定を行い、
    選出された第2のブロック毎の前記合焦判定に基づき前記領域における合焦を判定する、
    処理をコンピュータに実行させ
    前記第1のブロックは、ブロック内での画素値の勾配が閾値未満であって、前記第2のブロックよりもブロック内での画素値の勾配が少ないブロックであるプログラム。
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