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JP6073419B2 - 吸収性物品の液透過性表面シート用不織布の製造方法 - Google Patents

吸収性物品の液透過性表面シート用不織布の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、吸収性物品の液透過性表面シート用不織布の製造方法に関する。
使い捨ておむつ、生理用ナプキン、失禁用尿パッドなどの吸収性物品は概して、粉砕パルプと高吸収性ポリマー(SAP) などで形成されている吸収体を含み、該吸収体は、不織布にて形成される液透過性表面シートで覆われている。
このような液透過性表面シートとして使用される不織布であって、潰れにくくクッション性がよく、且つ、液を流れやすくして透孔からの吸収速度を速めた不織布の提供を実現すべく、第1面側に突出する第1突出部と第2面側に突出する第2突出部とが異なる方向へ交互に配置され、第2突出部の頂部に透孔が配置されその周囲の繊維が透孔に向かって配向されるという不織布が知られている(特許文献1)。
また、吸収性物品用の立体シートであって、多数の凸部を有し該凸部の立体形状の安定性に優れた立体シートの提供を実現すべく、相隣接する凸部間に開孔が形成された不織布からなり、凸部の少なくとも一部がフィルム化されている吸収性物品用の立体シートも知られている(特許文献2)。
特開2013−133574号公報 特開2007−130178号公報
しかしながら、吸収性物品の液透過性表面シートとして使用される不織布であって、液透過のための開孔を有しつつ、より優れたクッション性や肌触り性を有する不織布の提供のさらなる要望がある。
例えば、特許文献1に開示される構成は、繊維ウェブに対して凹凸を形成する際に、繊維ウェブに空気を強く吹き付けることにより凹凸の形成と同時に開孔も形成するものであるが故に、凹凸と開孔との同時形成の際に繊維ウェブに対して大きな圧力を付与することが必要となり、クッション性(柔軟性)が損なわれる虞があり、また、開孔の形成の際に開孔部周縁に発生する突起(バリ)が、必ずしも着用者の肌に接触しない非肌接触側面だけに突起(バリ)が出るとも限らず、着用者の肌に接触する肌接触側面に突起(バリ)がでてしまう可能性があり、肌触りが悪くなる虞がある。特許文献2に開示される構成についても、畝部と開孔とを同時に形成するものであり、特許文献1に開示される構成と同様に、クッション性や肌触り性に支障をきたす虞がある。
本発明においては上記課題に鑑み、吸収性物品の液透過性表面シート用不織布の製造方法であって、繊維ウェブに対して大きな圧力をかけることなく、突出部と開孔とを有する不織布の形成を行うことができ、また、開孔の形成の際に開孔部周縁に発生する突起(バリ)の方向を制御することが可能な製造方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明によれば、吸収性物品の液透過性表面シート用不織布であって、平面状に拡がる基部と、該基部から突出する複数の突出部とを有する不織布の製造方法であって、
先端部に向かい先細状に形成された挿入区画と、該挿入区画を支持するシャンク区画と、前記挿入区画と前記シャンク区画との間にくびれ状に形成された突起制御区画とを有する穿孔ピンにより、前記突出部に開孔を形成する開孔形成工程を有し、
前記開孔形成工程においては、前記穿孔ピンの挿入区画及び突起制御区画を、前記突出部の非肌接触側面から肌接触側面へ向けて前記突出部に貫通挿入させ、その後に、前記突出部の肌接触側面から非肌接触側面へ向けて前記突出部から退去させることにより、前記穿孔ピンの貫通挿入の際に前記突出部の肌接触側面に生じた突起を、前記突起制御区画により前記突出部の非肌接触側面へと引き込みつつ、前記突出部に開孔を形成する、不織布の製造方法が提供される。
請求項1に記載の発明では、先端部に向かい先細状に形成された挿入区画と、該挿入区画を支持するシャンク区画と、挿入区画とシャンク区画との間にくびれ状に形成された突起(バリ)制御区画とを有する穿孔ピンにより、不織布の突出部に開孔を形成するものとし、なお且つ、穿孔ピンの挿入区画及び突起(バリ)制御区画を、不織布の突出部の非肌接触側面から肌接触側面へ向けて突出部に対して貫通挿入させ、その後に、不織布の突出部の肌接触側面から非肌接触側面へ向けて突出部から退去させることにより、不織布の突出部に開孔を形成するようにすることで、穿孔ピンの突出部への貫通挿入の際に着用者の肌側面に生じる突起(バリ)を、穿孔ピンの突出部からの退去の際に非肌接触側面へと確実に引き込むように制御することができ、液の透過性を維持しつつ、より優れた肌触り性を有する不織布の提供を可能とする。
また、請求項1に記載の発明では、先端部に向かい先細状に形成された挿入区画を有する穿孔ピンにより開孔形成を行うようにすることで、不織布の突出部の表面を傷めることなく開孔の形成を行うことができ、液の透過性を維持しつつ、より優れたクッション性や肌触り性を有する不織布の提供を可能とする。
請求項2に記載の発明によれば、前記不織布の製造方法は、繊維ウェブに加熱空気を作用させて繊維の交絡を行いながら、前記突出部を有する不織布を形成する突出部形成工程であって、回転するサクションドラム上にて、該サクションドラムの外表面から内部側に向けて前記突出部を形成する突出部形成工程と、
前記突出部が形成された不織布を、前記サクションドラムに隣接して配置された渡りローラーへと引き渡す工程であって、前記突出部を、前記渡りローラーの外表面から外部側へ向けて突出するように転写して引き渡す転写工程とを有し、
前記穿孔ピンは、前記渡りローラーに隣接して配置された開孔ローラーに不動に設置され、前記開孔形成工程においては、前記渡りローラー及び前記開孔ローラーが回転しつつ、前記突出部に対して前記穿孔ピンを挿入及び退去させることにより、前記突出部に開孔を形成する、請求項1に記載の不織布の製造方法が提供される。
請求項2に記載の発明では、繊維ウェブに加熱空気を作用させて繊維の交絡を行いながら、突出部を有する不織布を形成する突出部形成工程であって、回転するサクションドラム上にて、該サクションドラムの外表面から内部側に向けて突出部を形成する突出部形成工程と、突出部が形成された不織布を、サクションドラムに隣接して配置された渡りローラーへと引き渡す工程であって、突出部を渡りローラーの外表面から外部側へ向けて突出するように転写して引き渡す転写工程と、渡りローラー及び開孔ローラーが回転しつつ、渡りローラーに隣接して配置された開孔ローラーに不動に設置された穿孔ピンを突出部に対して挿入及び退去させることにより、突出部に開孔を形成する開孔形成工程とを有するようにすることで、突出部形成工程と開孔形成工程とを、同時に行うことなく別工程として行うこととしても、連続する一連の工程で円滑に実行することを可能とし、不織布に対する突出部形成工程と開孔形成工程とを同時に実行する場合と比較して、不織布に対して大きな圧力を付することなく、突出部と該突出部に対する開孔とを形成することができ、液の透過性を維持しつつ、より優れたクッション性を有する不織布の提供を可能とする。
請求項3に記載の発明によれば、前記不織布の製造方法は、繊維ウェブに対して、エンボス加工を行い、前記突出部を有する不織布を形成する突出部形成工程と、
前記突出部が形成された不織布を、渡りローラーへと引き渡す工程であって、前記突出部を、前記渡りローラーの外表面から外部側へ向けて突出するように転写して引き渡す転写工程とを有し、
前記穿孔ピンは、前記渡りローラーに隣接して配置された開孔ローラーに不動に設置され、前記開孔形成工程においては、前記渡りローラー及び前記開孔ローラーが回転しつつ、前記突出部に対して前記穿孔ピンを挿入及び退去させることにより、前記突出部に開孔を形成する、請求項1に記載の不織布の製造方法が提供される。
請求項3に記載の発明では、繊維ウェブに対して、エンボス加工を行い、突出部を有する不織布を形成する突出部形成工程と、突出部が形成された不織布を、渡りローラーへと引き渡す工程であって、突出部を渡りローラーの外表面から外部側へ向けて突出するように転写して引き渡す転写工程と、渡りローラー及び開孔ローラーが回転しつつ、渡りローラーに隣接して配置された開孔ローラーに不動に設置された穿孔ピンを突出部に対して挿入及び退去させることにより、突出部に開孔を形成する開孔形成工程とを有するようにすることで、突出部形成工程と開孔形成工程とを、同時に行うことなく別工程として行うこととしても、連続する一連の工程で円滑に実行することを可能とし、不織布に対する突出部形成工程と開孔形成工程とを同時に実行する場合と比較して、不織布に対して大きな圧力を付することなく、突出部と該突出部に対する開孔とを形成することができ、液の透過性を維持しつつ、より優れたクッション性を有する不織布の提供を可能とする。
請求項4に記載の発明によれば、前記渡りローラーの外表面には、前記突出部形成工程において形成された前記突出部のそれぞれと係合する隆起部であって、前記突出部形成工程において形成された前記突出部を、その形状を維持しつつ、前記渡りローラーの外表面から外部側へ向けて突出するように前記渡りローラーに転写して引き渡しうるように形成された転写用隆起部が形成されていて、前記開孔形成工程においては、前記転写用隆起部と係合している不織布の前記突出部に対して前記穿孔ピンを挿入及び退去させることにより、前記突出部に開孔を形成する、請求項2または請求項3に記載の不織布の製造方法が提供される。
請求項4に記載の発明では、突出部形成工程において形成された不織布の突出部を、その形状を維持しつつ、渡りローラーの外表面から外部側へ向けて突出するように渡りローラーに転写して引き渡しうるように形成された転写用隆起部が渡りローラーの外表面に備えられ、転写用隆起部と係合している不織布の突出部に対して穿孔ピンを挿入及び退去させることにより、突出部に開孔を形成するようにすることで、形成された突出部の形状を維持しつつ、突出部形成工程から渡りローラーへの引き渡し、及び、突出部への開孔形成を可能とする。
請求項5に記載の発明によれば、前記穿孔ピンは、予め設定された所定温度に加熱され、前記所定温度は、不織布を構成する繊維の軟化点よりも高く、融点よりも低い温度とされる、請求項1から請求項4のいずれか一つの請求項に記載の不織布の製造方法が提供される。
請求項5に記載の発明では、所定温度に加熱された穿孔ピンを不織布の突出部に対して挿入及び退去して、突出部に開孔を形成するようにすることで、不織布の突出部に対して穿孔ピンが刺さらずに所望の開孔が形成されないという事態や、不織布に予期せぬ溶融が生じてしまい所望の開孔が形成されないという事態を、より確実に回避することを可能とする。
請求項6に記載の発明によれば、前記突出部への前記穿孔ピンの挿入の際に生じる摩擦抵抗を低減する表面処理が、前記穿孔ピンの前記挿入区画の表面に施されている、請求項1から請求項5のいずれか一つの請求項に記載の不織布の製造方法が提供される。
請求項6に記載の発明では、穿孔ピンの挿入の際に生じる摩擦抵抗を低減する表面処理が挿入区画の表面に施された穿孔ピンを不織布の突出部に対して挿入及び退去して、突出部に開孔を形成するようにすることで、不織布の突出部への穿孔ピンの挿入の際に生じる摩擦抵抗を低減することができ、より確実に所望の開孔を不織布の突出部に形成することを可能とする。
各請求項に記載の本発明によれば、吸収性物品の液透過性表面シート用不織布であって、平面状に拡がる基部と、該基部から突出する複数の突出部とを有し、該突出部には開孔が形成されるという不織布の製造の際、穿孔ピンの突出部への貫通挿入の際に肌接触側面に生じる突起(バリ)を、穿孔ピンの突出部からの退去の際に非肌接触側面へと確実に引き込むように制御することができ、液の透過性を維持しつつ、より優れた肌触り性を有する不織布の提供を可能とするという共通の効果を奏する。
本発明に係る不織布の製造方法における一連の工程の一実施形態を示す図である。 転写工程の一実施形態を示す図である。 開孔形成工程の一実施形態を示す図である。 渡りローラーと開孔ローラーとの配置関係の一実施形態を示す図である。 穿孔ピンの一実施形態を示す図である。 開孔形成工程の一連のプロセスの一実施形態を模式的に示す図である。 開孔形成前と開孔形成後の不織布の一実施形態を模式的に示す図である。
図1は、本発明に係る不織布の製造方法における一連の工程の一実施形態を示す図である。図1において、1は繊維ウェブ、3はサクションドラム、4は渡りローラー、5は開孔ローラー、6は加熱空気噴射装置、100は突出部形成工程、101は転写工程、102は開孔形成工程をそれぞれを示す。
本発明に係る不織布の製造方法においてもたらされる、突出部を有する不織布は、使い捨ておむつや生理用ナプキン、失禁患者用パンツ等の体液吸収性物品における液透過性表面シートとして使用するのに好適なものである。その表面シートは、体液吸収性の吸収体を被覆するものであり、体液吸収性物品の着用者の肌に接触することを想定して使用されるものである。このような不織布を構成する繊維として、例えば、芯鞘タイプの繊維であって、鞘成分が高密度ポリエチレン(HDPE)、芯成分がポリエチレンテレフタレート (PET)にて構成されるような複合ステープル繊維などが使用されうる。
図1に示される実施形態においては、突出部形成工程と転写工程と開孔形成工程という3つの主要工程を兼ね備えることで、突出部形成工程と開孔形成工程とを別工程としても、連続する一連の工程で円滑に実行することを可能とし、繊維ウェブに対する突出部形成工程と開孔形成工程とを同時に実行する場合と比較して、大きな圧力を付することなく、突出部と該突出部に対する開孔とを形成することができ、液の透過性を維持しつつ、より優れたクッション性を有する不織布の提供を可能とする。
以下、突出部形成工程、転写工程、及び開孔形成工程のそれぞれの工程について説明する。
まず、最初に実行される突出部形成工程では、サクションドラム3上にて繊維ウェブ1に加熱空気を作用させて繊維の交絡を行いながら、突出部を有する不織布を形成する。この際に形成される突出部は、回転するサクションドラム上にて、該サクションドラム3の外表面から内部側に向けて形成される。また、サクションドラム3には、繊維の集合体をカード機によって開繊して形成された繊維ウェブ1が引き渡される。本実施形態では、熱可塑性繊維もしくは天然繊維を開繊機にて開繊し、カード機にて所望の坪量になるように設定し、フォーミングを行い、フォーミングを行ったカードウェブをベルトコンベアにて搬送し、所望の温度に設定された熱処理機に搬送し、熱処理を行いそれを巻き取り作製した繊維ウェブ1が、サクションドラム3に引き渡される。尚、該突出部形成工程における突出部を有する不織布の形成は、本実施形態に限られることなく、例えば、エンボス加工により行われてもよい。エンボス加工により突出部を有する不織布の形成が行われる場合には、繊維ウェブに対して、エンボス加工を行い、突出部を有する不織布を形成し、また、エンボス加工後に、繊維の熱融着をもたらすために、加熱空気を不織布に作用させるような工程を有してもよい。
図1に示される突出部形成工程では、繊維ウェブ1が加熱空気噴射装置6によって処理される。加熱空気噴射装置6は、繊維ウェブ1に突出部を形成するための手段であって、機械方向MDへ回転するサクションドラム3と、加熱空気噴射用の第1、第2、第3ノズル集合体とを含んでいる。第1、第2、第3ノズル集合体のそれぞれは、第1、第2、第3ノズルマニホールドと、単体ノズルとを含んでいる。第1、第2、第3ノズルマニホールドのそれぞれは、サクションドラム3の軸線方向、すなわち機械方向MDに対する交差方向CDへ延びているもので、サクションドラム3の周方向へ所要の間隔をあけて配置されている。第1、第2、第3単体ノズルのそれぞれは、第1、第2、第3ノズルマニホールドのそれぞれに対して交差方向CDにおいて所要のピッチで取り付けられていて、サクションドラム3の周面から所要寸法離間している。第1、第2、第3ノズル集合体は、第1、第2、第3単体ノズルのそれぞれから所要温度の加熱空気を所要の風量で噴射することができる。
サクションドラム3は、その周面に複数の透孔が形成されていて、その透孔はサクションドラム3のサクション機構につながっている。サクションドラム3の周速は、不織布の搬送速度に同じである。
図1に示す突出部形成工程において、第1、第2ノズル集合体は、第3ノズル集合体による繊維ウェブ1の処理に先立ち、カード機を出て嵩高な状態にある繊維ウェブを圧縮しかつ表面を平滑な状態にするために使用される。そのための第1、第2ノズル集合体からの加熱空気の温度と圧力は、繊維ウェブ1を構成する繊維を溶融することがない程度において軟化させ、軟化させた繊維に空気の噴射圧を作用させて、その厚さを圧縮し、かつ不織布の表面を平滑な状態にすることができるように設定される。第3ノズル集合体からの加熱空気は、その温度と圧力とが、圧縮されかつ平滑な状態にある不織布に突出部を形成することができるように設定される。
このような突出部形成工程における第1、第2ノズル集合体からの加熱空気の作用によって、繊維ウェブ1からもたらされた不織布の表面は繊維の毛羽立ち等に起因する凹凸が減少して平滑になり、その結果として不織布の表面は滑らかで肌触りのよいものになる。第3ノズル集合体から噴射された加熱空気が付された部分が突出部として形成され、その他の部分が平面状の基部として形成される。その基部は、それが形成されるときに、不織布が第1、第2ノズル集合体の作用で平滑なものになっていたことによって、不織布の裏面からの寸法である基部の高さが一様なものになり易い。突出部は、サクションドラム3の外表面から内部側に向けて形成され、また、基部と同様の理由によって、深さ、換言すると不織布の裏面からの寸法が一様なものになり易い。
突出部形成工程に続く転写工程では、突出部が形成された不織布を、サクションドラム3に隣接して配置された渡りローラー4へと引き渡すとともに、その引き渡しの際に、突出部形成工程で形成された突出部を渡りローラー4の外表面から外部側へ向けて突出するように転写して引き渡す。
図2は、転写工程の一実施形態を示す図である。図2において、2は突出部、7は転写用隆起部、8は差込穴をそれぞれ示す。渡りローラー4の外表面には、サクションドラム3の外表面から内部側に向けて形成された突出部2のそれぞれと係合する隆起部7であって、サクションドラム3の外表面から内部側に向けて形成された不織布の突出部2を、その形状を維持しつつ、渡りローラー4の外表面から外部側へ向けて突出するように渡りローラー4に転写して引き渡すことを可能とするように形成された転写用隆起部7が形成されている。図2から理解されうるごとく、サクションドラム3と渡りローラー4とは、サクションドラム3の外表面から内部側に向けて形成された不織布の突出部2と、渡りローラー4の外表面に形成され転写用隆起部7との所望の係合がもたらされるように同期して回転するように制御される。尚、渡りローラー4の外表面に形成された転写用隆起部7には、不織布の突出部2に開孔を形成するために穿孔ピンが差し込まれる差込穴8が設けられている。
転写工程に続く開孔形成工程では、渡りローラーの外表面から外部側へ向けて突出するように転写された不織布の突出部2の各々に、渡りローラー4に隣接して配置された開孔ローラー5に不動に設置された穿孔ピンにより開孔を形成する。
図3は、開孔形成工程の一実施形態を示す図であり、図4は、渡りローラーと開孔ローラーとの配置関係の一実施形態を示す図であり、図5は、穿孔ピンの一実施形態を示す図である。図3から図5の各図において、9は穿孔ピン、10は挿入区画、11は突起(バリ)制御区画、12はシャンク区画、13は先端角度をそれぞれ示す。
開孔ローラー5の外表面には、渡りローラー4の外表面から外部側へ向けて突出するように転写された不織布の突出部2のそれぞれに開孔をもたらし得るように形成された穿孔ピン9が不動に設置される。
図5から理解されうるごとく、穿孔ピン9は、先端部と底面部とを有する挿入区画10であって、先端部に向かい先細状に形成された挿入区画10と、該挿入区画10を支持するシャンク区画12と、挿入区画10とシャンク区画12との間にくびれ状に形成された突起(バリ)制御区画11とを有して形成される。先細状の挿入区画10の先端角度13は、30度よりも鋭利であると、渡りローラー4の外表面に形成された転写用隆起部7の差込穴8に入りにくくなる場合があり、また、40度よりも広角であると、突出部2への穿孔ピン9の挿入の際に生じる摩擦抵抗が過度に発生する場合がある。よって、先細状の挿入区画10の先端角度13は、好適には、30度から40度は範囲内とされる。
図3から理解されうるごとく、開孔形成工程では、渡りローラー4と開孔ローラー5とは、渡りローラー4の外表面に形成され転写用隆起部7と係合している不織布の突出部2に対する所望の穿孔がもたらされるように同期して回転するように制御される。
開孔形成工程において、所定温度に加熱された穿孔ピン9を不織布の突出部2に対して挿入及び退去して、突出部2に開孔を形成するようにしてもよい。この場合の所定温度は、不織布を構成する繊維の軟化点(すなわち、温度の上昇によって軟化し、変形を始めるときの温度)よりも高く、融点(温度の上昇によって融解し始めるときの温度)よりも低い温度とされ、予めの解析評価や試験評価に基づいて適宜決定される。所定温度に加熱された穿孔ピン9を不織布の突出部2に対して挿入及び退去して、突出部に開孔を形成するようにすることで、不織布の突出部2に対して穿孔ピン9が刺さらずに所望の開孔が形成されないという事態や、不織布1に予期せぬ溶融が生じてしまい所望の開孔が形成されないという事態を、より確実に回避することを可能とする。
また、開孔形成工程において、突出部2に対する穿孔ピン9の挿入及び退去が、突出部2への穿孔ピン9の挿入の際に生じる摩擦抵抗を低減する表面処理が挿入区画の表面に施された穿孔ピンにより行われてもよい。穿孔ピン9の挿入の際に生じる摩擦抵抗を低減する表面処理が挿入区画の表面に施された穿孔ピン9を不織布の突出部2に対して挿入及び退去して、突出部2に開孔を形成するようにすることで、不織布の突出部2への穿孔ピン9の挿入の際に生じる摩擦抵抗を低減することができ、より確実に所望の開孔を不織布の突出部2に形成することを可能とする。
図6(a)〜(d)は、開孔形成工程の一連のプロセスの一実施形態を模式的に示す図である。図7(a)は、開孔形成前の不織布の一実施形態を示す図であり、図7(b)は、開孔形成後の不織布の一実施形態を示す図である。
図6(a)〜(d)に示す開孔形成工程の一連のプロセスの一実施形態では、突出部形成工程で形成された不織布の突出部2であって、渡りローラー4の外表面に形成され転写用隆起部7と係合している不織布の突出部2に対して、開孔ローラー5に備えられた加熱手段により所定温度に加熱された穿孔ピン9を突き刺すことにより、加熱穿孔し、不織布を貫通する開孔が形成される。図6(a)〜(d)を参照しながら、開孔を形成するプロセスについて、更に詳しく説明する。
本プロセスでは、穿孔ピン9を、予め所定温度に加熱しておき、渡りローラー4と開孔ローラー5とを同期して回転させることにより、図6(a)に示されるように、不織布の突出部2の非肌接触側面14と穿孔ピン9とを対面させる。ここでの所定温度は、不織布を構成する繊維の軟化点よりも高く、融点よりも低い温度であって、予めの解析評価や試験評価に基づいて適宜決定される。
次に、図6(b)に示されるように、不織布の突出部2の非肌接触側面14から肌接触側面15へ向けて、穿孔ピン9の挿入区画10及び突起(バリ)制御区画11が、突出部2に対して貫通挿入される。この際、不織布の突出部2に突き刺された穿孔ピン9の挿入区画10は、不織布を構成する繊維の一部を突出部2の肌接触側面15に押しやりながら不織布内を貫通していく。ここで、穿孔ピン9の加熱温度は、不織布を構成する繊維の軟化点よりも高い温度とされるので、穿孔ピン9の挿入区画10及び突起(バリ)制御区画11は容易に不織布を貫通していくことができ、また、不織布を構成する繊維の融点よりも低い温度とされるので、不織布を構成する繊維が溶融してしまうというような事態を回避するができる。
図6(b)に続く図6(c)に示されるプロセスでは、穿孔ピン9の挿入区画10及び突起(バリ)制御区画11が、不織布を構成する繊維を軟化しながら容易に不織布を貫通して、不織布の突出部2の肌接触側面15から露出する。この際、不織布を構成する繊維の一部が穿孔ピン9に引き摺られて不織布の突出部2の肌接触側面15から突き出て、突出部2の肌接触側面に突起(バリ)16が生じる。
図6(c)に続く図6(d)に示されるプロセスでは、穿孔ピン9が、不織布の突出部2の肌接触側面15から非肌接触側面14へ向けて突出部2から退去される。この際、不織布の突出部2に対する穿孔ピン9の貫通挿入の際に肌接触側面に生じた突起(バリ)16を、突起(バリ)制御区画11により、非肌接触側面へと引き込むことができ、すなわち、不織布の突出部2に対する穿孔ピン9の貫通挿入の際に肌接触側面に生じた突起(バリ)を、その退去の際に非肌接触側面へと引き込むように制御することができ、液の透過性を維持しつつ、より優れた肌触り性を有する不織布の提供を可能とする。尚、図7に示されるように、不織布の突出部2からの穿孔ピン9の退去の際、不織布の突出部2の非肌接触側面14に突起(バリ)17が生じることとなるが、突出部2の非肌接触側面14は肌に接触する面ではなく、肌触り性に悪影響を及ぼすことはない。
以上、本発明に係る不織布の製造方法によれば、吸収性物品の液透過性表面シート用不織布であって、平面状に拡がる基部と、該基部から突出する複数の突出部とを有し、該突出部には開孔が形成されていて、基部が肌側に向けられ、突出部が吸収体側に向けられて使用されるという不織布の製造の際に、より確実に開孔形成の際に開孔部周縁に発生する突起(バリ)の発生方向を制御することができ、また、突出部形成工程と開孔形成工程とを、同時に行うことなく別工程として行うこととしても、連続する一連の工程で円滑に実行することを可能とし、不織布に対する突出部形成工程と開孔形成工程とを同時に実行する場合と比較して、不織布に対して大きな圧力を付することなく、突出部と該突出部に対する開孔とを形成することを可能とすることができ、液の透過性を維持しつつ、より優れたクッション性や肌触り性を有する不織布の提供を可能とする。
1 繊維ウェブ
2 突出部
3 サクションドラム
4 渡りローラー
5 開孔ローラー
6 加熱空気噴射装置
7 転写用隆起部
8 差込穴
9 穿孔ピン
10 挿入区画
11 突起(バリ)制御区画
12 シャンク区画
13 先端角度

Claims (6)

  1. 吸収性物品の液透過性表面シート用不織布であって、平面状に拡がる基部と、該基部から突出する複数の突出部とを有する不織布の製造方法であって、
    先端部に向かい先細状に形成された挿入区画と、該挿入区画を支持するシャンク区画と、前記挿入区画と前記シャンク区画との間にくびれ状に形成された突起制御区画とを有する穿孔ピンにより、前記突出部に開孔を形成する開孔形成工程を有し、
    前記開孔形成工程においては、前記穿孔ピンの挿入区画及び突起制御区画を、前記突出部の非肌接触側面から肌接触側面へ向けて前記突出部に貫通挿入させ、その後に、前記突出部の肌接触側面から非肌接触側面へ向けて前記突出部から退去させることにより、前記穿孔ピンの貫通挿入の際に前記突出部の肌接触側面に生じた突起を、前記突起制御区画により前記突出部の非肌接触側面へと引き込みつつ、前記突出部に開孔を形成する、不織布の製造方法。
  2. 前記不織布の製造方法は、
    繊維ウェブに加熱空気を作用させて繊維の交絡を行いながら、前記突出部を有する不織布を形成する突出部形成工程であって、回転するサクションドラム上にて、該サクションドラムの外表面から内部側に向けて前記突出部を形成する突出部形成工程と、
    前記突出部が形成された不織布を、前記サクションドラムに隣接して配置された渡りローラーへと引き渡す工程であって、前記突出部を、前記渡りローラーの外表面から外部側へ向けて突出するように転写して引き渡す転写工程とを有し、
    前記穿孔ピンは、前記渡りローラーに隣接して配置された開孔ローラーに不動に設置され、前記開孔形成工程においては、前記渡りローラー及び前記開孔ローラーが回転しつつ、前記突出部に対して前記穿孔ピンを挿入及び退去させることにより、前記突出部に開孔を形成する、請求項1に記載の不織布の製造方法。
  3. 前記不織布の製造方法は、
    繊維ウェブに対して、エンボス加工を行い、前記突出部を有する不織布を形成する突出部形成工程と、
    前記突出部が形成された不織布を、渡りローラーへと引き渡す工程であって、前記突出部を、前記渡りローラーの外表面から外部側へ向けて突出するように転写して引き渡す転写工程とを有し、
    前記穿孔ピンは、前記渡りローラーに隣接して配置された開孔ローラーに不動に設置され、前記開孔形成工程においては、前記渡りローラー及び前記開孔ローラーが回転しつつ、前記突出部に対して前記穿孔ピンを挿入及び退去させることにより、前記突出部に開孔を形成する、請求項1に記載の不織布の製造方法。
  4. 前記渡りローラーの外表面には、前記突出部形成工程において形成された前記突出部のそれぞれと係合する隆起部であって、前記突出部形成工程において形成された前記突出部を、その形状を維持しつつ、前記渡りローラーの外表面から外部側へ向けて突出するように前記渡りローラーに転写して引き渡しうるように形成された転写用隆起部が形成されていて、
    前記開孔形成工程においては、前記転写用隆起部と係合している不織布の前記突出部に対して前記穿孔ピンを挿入及び退去させることにより、前記突出部に開孔を形成する、請求項2または請求項3に記載の不織布の製造方法。
  5. 前記穿孔ピンは、予め設定された所定温度に加熱され、前記所定温度は、不織布を構成する繊維の軟化点よりも高く、融点よりも低い温度とされる、請求項1から請求項4のいずれか一つの請求項に記載の不織布の製造方法。
  6. 前記突出部への前記穿孔ピンの挿入の際に生じる摩擦抵抗を低減する表面処理が、前記穿孔ピンの前記挿入区画の表面に施されている、請求項1から請求項5のいずれか一つの請求項に記載の不織布の製造方法。
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