JP6069823B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
遊技媒体としてのメダルをメダル投入部から投入してスタートレバーを操作すると各リールが回転し、ストップボタンの操作により個別に回転を停止して、停止後表示窓に臨む図柄の並びに応じたボーナスによりメダルを獲得できるようになっている。すなわち、メダルは投資価値あるいは遊技価値として扱われる。
しかしながら、当該配置は左利きの遊技者にとってはメダル投入部が左肩部から遠い位置にあって、腹部の前を横切らせた左手で投入口あるいは案内溝にメダルを沿わせなければならないのに、投入口あるいは案内溝が左手の延びとはまったく関連のない方向を向いているので、容易にメダルを投入できず快適な遊技を楽しめないという問題がある。
この問題は、スロットマシンに限らず遊技媒体を投入して楽しむ種々の遊技機においても同様である。
遊技媒体を投入する投入口を有する遊技媒体投入器を操作部配設部に備えた遊技機において、
前記操作部配設部には円形凹部が設けられており、
前記遊技媒体投入器は、当該遊技媒体投入器の下端を前記円形凹部の底壁に着座した状態で、前記円形凹部の中心を軸として回転可能に設けられて、所定位置へ移動可能とされており、
前記遊技媒体投入器は、前記円形凹部の底壁部に設けた貫通穴を貫通する円筒部を有しており、
前記円筒部の側壁には、前記軸に対して垂直な支持軸まわりに回転可能とされたローラが設けられており、
前記側壁において前記ローラは、前記円形凹部の底壁部の下面に近接または当接する位置に設けられている構成とした。
先ずスロットマシンの全体構成について説明する。
図1はスロットマシンの正面図、図2はスロットマシンの前面扉を閉じた状態の斜視図、図3はスロットマシンの前面扉を開いた状態の斜視図、図4は筐体の正面図である。
筐体11は木製で、とくに図3および図4に示すように、板状に形成された天板11a、底板11b、背板11c、左側板11dおよび右側板11eからなり、隣接する各板11a〜11eが接着等によって固定されることにより、全体として前面を開放した箱状に形成されている。
なお、各板11a〜11eは木製のパネルによって構成する以外に、合成樹脂製パネルまたは金属製パネルによって構成してもよいし、合成樹脂材料または金属材料によって一体の箱状に形成することによって構成してもよい。
以上のように構成された筐体11は、遊技ホールへの設置の際にいわゆる島設備に対し釘を打ち付ける等して取り付けられる。
一方、前面扉12には、図3に示すように、各支軸25a、25bに対応して当該支軸25a、25bの軸部が挿入される挿入孔を備えた支持金具26a、26bが設けられている。
また、図1に示すように、前面扉12の右端側上部には解錠操作部であるキーシリンダ20が設けられている。キーシリンダ20は施錠装置と一体化されており、キーシリンダ20に対する所定のキー操作によって施錠状態が解除されるように構成されている。
前面扉12の右端側、すなわち前面扉12の開閉軸の反対側には、その裏面に施錠装置が設けられている。
施錠装置は、図1および図3に示すように、上下方向に延び前面扉12に固定された基枠と、基枠の上部から前面扉12の前方に延びるように設けられたキーシリンダ20と、基枠に対して上下方向に移動可能に組み付けられた長尺状の連動杆21とを備えている。
なお、キーシリンダ20としては、不正解錠防止機能の高いオムロック(登録商標)などを用いることができる。
なお、鉤金具22には施錠状態を維持する側へ付勢するコイルバネ等の付勢部材が設けられている。
キーシリンダ20に対してキーが時計回りに操作されると、連動杆21が下方に移動し、付勢部材の付勢力に抗して鉤金具22が移動されることにより当該鉤金具22と支持金具23との係止状態が解除され、筐体11に対する前面扉12の施錠状態が解除される。
遊技パネル30には、縦長の3つの表示窓31L、31M、31Rが横並びとなるように形成されている。表示窓31L、31M、31Rは透明または半透明な材質により構成されており、各表示窓31L、31M、31Rを通じてスロットマシン10の内部が視認可能な状態となっている。
なお、各表示窓31L、31M、31Rを1つにまとめて共通の表示窓としてもよい。
リールユニット41は、円筒状(円環状)にそれぞれ形成された左リール42L、中リール42M、右リール42Rを備えている。なお、各リール42L、42M、42Rは少なくとも無端状ベルトとして構成されていればよく、円筒状(円環状)に限定されるものではない。
また、リール42L、42M、42Rが正回転すると、各表示窓31L、31M、31Rを通じてリール42L、42M、42Rの表面は上から下へ向かって移動しているかのように視認される。
リール42は、それぞれステッピングモータ61(61L、61M、61R)に連結されており、ステッピングモータ61の駆動により各リール42が独立して回転駆動し得る構成となっている。
一方、リール42と一体化されたボス補強板52には、半径方向に延びるセンサカットバン56の基端部56bがねじ57で固定されている。このセンサカットバン56の先端部56aは、略直角に屈曲されてリールインデックスセンサ55の両素子55a、55bの間を通過できるように位置合わせがなされている。
そして、リール42が1回転するごとにセンサカットバン56の先端部56aの通過をリールインデックスセンサ55が検出し、その検出の都度、後述する主制御装置131に検出信号を出力する。主制御装置131はこの検出信号に基づいて各リール42の角度位置を1回転ごとに確認し補正できる。
そして、リールインデックスセンサ55の検出信号が出力された時点からのパルス数により、どの図柄が表示窓31(31L、31M、31R)から視認可能な状態となっているかを認識したり、任意の図柄を表示窓31から視認可能な状態としたりする制御を行うことができる。
各リール42L、42M、42Rにはそれぞれ21個の図柄が一列に設けられている。
各リール42L、42M、42Rに対応して番号が1〜21まで付されているが、これは説明の便宜上付したものであり、リール42L、42M、42Rに実際に付されているわけではない。但し、以下の説明では当該番号を使用して説明する。
また、レギュラーボーナスゲームに移行するための第2特別図柄としての「BAR」図柄(例えば、左ベルト第14番目)がある。
また、リプレイゲームに移行するための第3特別図柄としての「リプレイ」図柄(例えば、左ベルト第11番目)がある。
また、小役の払出が行われる小役図柄としての「スイカ」図柄(例えば、左ベルト第9番目)、「ベル」図柄(例えば、左ベルト第8番目)、「チェリー」図柄(例えば、左ベルト第4番目)がある。そして、各リール42L、42M、42Rに巻かれるベルトにおいて、各種図柄の数や配置順序は異ならせてある。
但し、可変表示の手段はこれ以外の構成であってもよい。例えば、ベルトを自転させるのではなく周回させるタイプ等の他の機械的なリール構成としてもよい。
あるいはまた、機械的なリール構成に代えて、或いはこれに加えて、液晶表示器、ドットマトリックス表示器等の電気的表示により識別情報を可変表示させるものを設けてもよく、この場合は表示形態に豊富なバリエーションをもたせることが可能となる。
図7はバックライトおよびその周辺を示し、同図の(a)は斜視図、(b)は正面図である。
バックライト装置100L、100M、100Rは、各リール42L、42M、42Rと1対1に対応させて取り付けられる。
各バックライト装置100L、100M、100Rは、リールユニット41内において、前述したように、各リール42L、42M、42Rに対応させて配置された各モータプレート53L、53M、53Rの側面の遊技パネル30側に取り付けられている。そして、各バックライト装置100L、100M、100Rは、上下方向に見て同じ位置に配置されている。なお、図7の(a)は、各リール42L、42M、42Rを取り除いた状態におけるリールユニット41周辺を拡大して示している。
ベース101は、その開口領域を区切る隔壁が等間隔に上下に2個形成されていることにより、第1開口領域102、第2開口領域103および第3開口領域104が、それぞれ上段、中段および下段に並ぶ構成となっている。そして、前面扉12を閉じた状態においては、各開口領域102、103、104は、表示窓31の上段、中段および下段のそれぞれに対応した位置の後方に配置される。
すなわち、左バックライト装置100Lには、第1開口領域102の上の列である第1ラインL1および下の列である第2ラインL2、第2開口領域103の上の列である第3ラインL3および下の列である第4ラインL4、そして第3開口領域104の上の列である第5ラインL5および下の列である第6ラインL6というように、隔壁を挟んで上下方向に合計6列のバックライト105のラインが存在することとなる。
すなわち、ラインL1は、各バックライト装置100L、100M、100Rのそれぞれの第1開口領域102の上の列に配設された合計6個のバックライト105を水平に結んだラインということになる。他の各ラインL2〜L6についても同様である。また、各バックライト105は、各々のラインL1〜L6毎に制御される。したがって、各々のラインL1〜L6毎にバックライト105の点灯および消灯が行われる。
なお、上述したように、各ベース101が隔壁により3つの開口領域102〜104に区分されているから、第1ラインL1および第2ラインL2上のバックライト105が点灯した場合には、表示窓31L、31M、31Rの上段に対応した位置付近のベルトの内側面のみが照らされ、表示窓31L、31M、31Rの中段および下段に対応した位置付近のベルトの内側面は照らされない。これは他のラインL3〜L6上のバックライト105が点灯した場合も同様である。
これら各組合せラインに対応して、表示窓31群の正面から見て左側には有効ライン表示部32、33、34が設けられている。
第2有効ライン表示部33は組合せラインのうち上下の横ライン(上ラインおよび下ライン)が有効化された場合に点灯等によって表示報知される。
第3有効ライン表示部34は組合せラインのうち一対の斜めライン(右下がりラインおよび右上がりライン)が有効化された場合に点灯等によって表示報知される。
そして、有効化された組合せライン、すなわち有効ライン上に図柄が所定の組合せで停止した場合に入賞となり、予め定められたメダル払出処理や特定遊技への移行処理などが実行される。
小役図柄に関し、「スイカ」図柄が有効ライン上に左・中・右と揃った場合には15枚のメダル払出、「ベル」図柄が有効ライン上に左・中・右と揃った場合には8枚のメダル払出、左リール42Lの「チェリー」図柄が有効ライン上に停止した場合には2枚のメダル払出が行われる。
すなわち、中リール42Mおよび右リール42Rの「チェリー」図柄はメダル払出と無関係である。また、「チェリー」図柄に限っては、他の図柄との組合せとは無関係にメダル払出が行われるため、左リール42Lの複数の有効ラインが重なる位置(具体的には上段または下段)に「チェリー」図柄が停止した場合には、その重なった有効ラインの数を乗算した分だけのメダル払出が行われることとなり、結果として4枚のメダル払出が行われる。
なお、例えば「7」図柄と「チェリー」図柄とが同時に成立する場合が生じ得るが、かかる場合におけるメダル払出は15枚である。これは、1回のメダル払出における上限枚数が15枚に設定されているためである。
その他の場合、すなわち有効ライン上に左リール42Lの「チェリー」図柄が停止せず、また有効ライン上に左・中・右と同一図柄が揃わない場合には、一切メダル払出は行われない。
すなわち、前壁70bにおける左側には、各リール42L、42M、42Rを一斉(同時である必要はない)に回転開始させるために操作されるスタートレバー71が突出して設けられている。
スタートレバー71は、遊技者がゲームを開始するときに手で押し操作するレバーであり、手が離れたあと元の位置に自動復帰する。メダルが投入されているときにこのスタートレバー71が操作されると、各リール42L、42M、42Rが一斉に回転を始める。
ストップスイッチ72、73、74は停止対象となるリール42L、42M、42Rに対応する表示窓31L、31M、31Rの下方にそれぞれ配置されている。
各ストップスイッチ72、73、74は、リール42L、42M、42Rの回転に基づく可変表示を停止させるために操作されるもので、各リール42L、42M、42Rが定速回転となると停止させることが可能な状態となり、このような状態中には図示しないランプが点灯表示されることによって停止操作が可能であることが報知され、回転が停止すると消灯されるようになっている。
メダル投入器180の詳細については後述する。
メダル投入器180から投入されたメダルは、図3に示すように、前面扉12の背面に設けられたセレクタ84によって貯留用通路81か排出用通路82のいずれかへ導かれる。
セレクタ84には、メダル投入器180から投入され、メダル通路220を経由してきたメダルMを貯留用通路81へ導くための案内通路85が設けられている。案内通路85は、メダルMが1列で通行可能なようにして、図の上端部から右下部にかけて弧を描くような曲線状に形成されている。
より詳しくは、セレクタ84を構成するセレクタボディには、図の手前側に突出する突条85aが設けられており、その突条85aに沿って案内通路85が形成されている。これにより、案内通路85に到達したメダルMは、突条85a上を転がるようにして下流方向へ流れることとなる。
ソレノイドの非励磁時には案内通路85内に通路切替片83aが突出し、貯留用通路81へのメダルMの流れが阻害される。これにより、メダルMは突条85aを乗り越えるようにして下方に落下し、排出用通路82に導かれる。
また、ソレノイドの励磁時には案内通路85外に通路切替片83aが没する。これにより、メダルMは案内通路85に沿って流れ、貯留用通路81に導かれる。
メダル通路切替部材83のソレノイド非励磁時には、メダルMは案内通路84の途中から下方に落下するため、各投入メダル検出センサ86、87によりメダルMの通過が検出されることがない。一方、メダル通路切替部材83のソレノイド励磁時には、各投入メダル検出センサ86、87によりメダルMの通過が順次検出される。
一方、排出用通路82に導かれたメダルは、前面扉12の前面下部に設けられたメダル排出口17からメダル受け皿18へと導かれ、遊技者に返還される。
払出装置93は、図示しないメダル払出用回転板を回転させることにより、排出用通路82の中央右部に設けられた開口94へメダルを排出し、排出用通路82を介してメダル受け皿18へメダルを払い出すようになっている。
また、ホッパ装置91の右方には、貯留タンク92内に所定量以上のメダルが貯留されることを回避するための予備タンク95が設けられている。
ホッパ装置91の貯留タンク92内部には、この貯留タンク92から予備タンク95へとメダルを排出する誘導プレート96が設けられている。したがって、誘導プレート96が設けられた高さ以上にメダルが貯留された場合には、誘導プレート96を介してメダルが予備タンク95に貯留されることとなる。
返却スイッチ76は、メダル投入器180に投入されたメダルがセレクタ84内に詰まった際に押されるスイッチであり、このスイッチが押されることによりセレクタ84が機械的に連動して動作され、当該セレクタ84内に詰まったメダルがメダル排出口17より返却されるようになっている。
クレジット投入スイッチ装置77は、仮想メダルを一度に3枚投入するための第1クレジット投入スイッチ77aと、仮想メダルを一度に2枚投入するための第2クレジット投入スイッチ77bと、仮想メダルを1枚投入するための第3クレジット投入スイッチ77cとを備える。
切換スイッチ80は、1度押されるとオン状態になり、もう1度押されるとオフ状態になり、その後押下操作が行われるごとにオンオフが切り替わるトグル式に構成されている。
切換スイッチ80は、メダル投入器180に必要量より多く投入された投入メダルや、所定の遊技の結果遊技者に返還される獲得メダルの取扱形式を変更するために操作される。
切換スイッチ80がオフ状態のときには、余剰の投入メダルや入賞時の獲得メダルを現実のメダルとして払い出すように設定された「ダイレクトモード」となる。
なお、クレジットモードからダイレクトモードに切り換えられた際にクレジットメダルがある場合には、その分のクレジットメダルが現実のメダルとして払い出される。
切換スイッチ80は着目する観点により、投入価値および遊技価値の取扱形式を切り換える機能、クレジットされた仮想メダルを現実のメダルとして払い出すという機能、あるいは貯留記憶された遊技価値を実際に払い出すための精算操作機能を有すると言える。
なお、切換スイッチ80の操作により「クレジットモード」と「ダイレクトモード」とを切り換えるように構成する他、常に「クレジットモード」としておき切換スイッチ80が操作されると貯留記憶された仮想メダルを払い出すだけの精算スイッチとして機能させてもよい。
ダイレクトモード、クレジットモードのいずれのモードにおいても、遊技の開始時にメダル投入器180からメダルが投入されるとベットされた状態となる。
すなわち、1枚目のメダルがメダル投入器180に投入されると、第1有効ライン表示部32が点灯し、これに対応する中央ラインが有効ラインとなり、2枚目のメダルがメダル投入器180に投入されると、さらに第2有効ライン表示部33が点灯するとともに、これに対応する上ラインおよび下ラインを含む合計3本の組合せラインがそれぞれ有効ラインとなり、3枚目のメダルがメダル投入器180に投入されると、さらに第3有効ライン表示部34が点灯し、これに対応する一対の斜めラインを含む合計5本の組合せライン全てが有効ラインとなる。
他方、クレジットモードであればスロットマシン内部に貯蓄されるとともに残数表示部35に貯蓄枚数が表示される。この貯留枚数には上限枚数が決められており(例えば50枚)、それを越える枚数のメダルが投入されたときにはメダル排出口17からメダル受け皿18へ返却される。
第2クレジット投入スイッチ77bがオンされた際には、仮想メダルが2枚投入されたこととして残数表示部35に表示されている数値が2つディクリメントされ、第1有効ライン表示部32および第2有効ライン表示部33が点灯して合計3本の組合せラインが有効ラインとなる。
第1クレジット投入スイッチ77aがオンされた際には、仮想メダルが3枚投入されたこととして残数表示部35に表示されている数値が3つディクリメントされ、全ての有効ライン表示部32〜34が点灯して合計5本の組合せラインが有効ラインとなる。
補助表示部15は、遊技の進行に伴って各種表示演出を実行するためのものであり、各リール42L、42M、42Rによる遊技を主表示部によるものと考えることができることから、補助表示部15と称している。
補助表示部15の背面には上部ランプ13やスピーカ14、補助表示部15、バックライト105を駆動させるためのサブ制御装置111が設けられている。なお、上部ランプ13およびスピーカ14の位置や数は、とくに以上で説明したものに限られない。
したがって、例えば遊技ホールの営業が終了する場合のように通常手順で電源を遮断すると遮断前の状態が記憶保持されるが、リセットスイッチ123を押しながら電源スイッチ122をオンすると、バックアップデータがリセットされるようになっている。また、電源スイッチ122がオンされている状態でリセットスイッチ123を押した場合には、エラー状態がリセットされる。
主制御装置131は、主たる制御を司るCPU、遊技プログラムを記憶したROM、遊技の進行に応じた必要なデータを一時的に記憶するRAM、各種機器との連絡をとるポート、時間計数や同期を図る場合などに使用されるクロック回路等を含む主基板を具備しており、主基板が透明樹脂材料等よりなる基板ボックスに収容されて構成されている。
主制御装置131には、演算処理手段であるCPU151を中心とするマイクロコンピュータが搭載されている。CPU151には、電源ボックス121の内部に設けられた電源装置161の他に、所定周波数の矩形波を出力するクロック回路154や、入出力ポート155などが内部バスを介して接続されている。かかる主制御装置131は、スロットマシン10に内蔵されるメイン基盤としての機能を果たすものである。
停電信号はCPU151と入出力ポート155のそれぞれに供給され、CPU151ではこの停電信号を認識することにより後述する停電時処理が実行される。
なお、各種表示部32〜37をサブ制御装置111が制御する構成としてもよい。
なお、停電の発生などによって電源が遮断されると、電源装置161の停電監視回路161bで停電信号が生成され、NMI端子を介して停電信号を受信したCPU151では、NMI割込み処理が実行されて処理中のデータが保護される。
割込み処理の詳細は特開2009−240836号公報の図10〜図13に係る段落[0124]〜[0146]の記載を引用する。
先ずステップS501において、メダルがベットされているか否かを判定する。
メダルがベットされているときには、ステップS502でスタートレバー71が操作されたか否かを判定する。
スタートレバー71が操作されている場合には、ステップS503の抽選処理、ステップS504のリール制御処理、ステップS505のメダル払出処理、ステップS506の特別遊技状態処理を順に実行し、ステップS501に戻る。
一方、ステップS501の判定でメダルがベットされておらず、あるいはステップS502の判定でスタートレバー71が操作されていない場合には、そのままステップS501に戻る。
ここでは、ステップS601において、スロットマシン10の現在の設定状態やベットされたメダルの枚数、小役確率の高低等に基づき、当否決定用の乱数テーブルを選択する。
スロットマシン10の設定状態は、図示しない設定キーを用いてセットされた「設定1」〜「設定6」のいずれかであり、「設定1」のときに役の当選確率が最も低い乱数テーブルが選択され、「設定6」のときに役の当選確率が最も高い乱数テーブルが選択される。
さらに、小役確率については高低2種類存在し、現在の出玉率が所定の期待値を下回っているときには小役当選確率が高い乱数テーブルが選択され、所定の期待値を上回っているときには小役当選確率が低い乱数テーブルが選択される。
そしてステップS603において、いずれかの役に当選したか否かを判定する。
いずれの役にも当選していない場合にはそのまま本処理を終了する。
いずれかの役に当選した場合にはステップS604に進み、その役に応じた当選フラグをセットする。この際、併せて図柄を揃えるべき有効ラインも決定する。
ここで、スベリテーブルとは、ストップスイッチ72〜74が押されたタイミングにおける所定の有効ライン上の図柄と、その有効ライン上に停止させるべき図柄とが異なる場合に、その停止させるべき図柄を所定の有効ライン上で止まるようにリールをどれだけ滑らせるかを定めたテーブルである。
先ずステップS701においてウエイト処理を行う。
このウエイト処理は、前回のゲームにおいてリールの回転を開始した時点から所定時間(例えば4.1秒)が経過するまで今回のゲームにおいてリールの回転を開始せずに待機する処理である。このため、遊技者がメダルをベットしてスタートレバー71を操作したとしても、直ちに各リール42L、42M、42Rが回転しないことがある。
つぎのステップS702でリール回転処理を行い、各リール42L、42M、42Rを回転させる。
停止指令が発生していない場合にはステップS704に進み、予め定められた各リール42L、42M、42Rの最大回転時間(例えば40秒)を経過したか否かを判定する。
最大回転時間を経過していない場合にはステップS703に戻り、最大回転時間を経過した場合にはステップS705に進んで回転中の全てのリールを強制的に停止させる強制停止処理を行う。
このリール停止処理では、押下操作されたストップスイッチに対応するリールを停止させるが、役の抽選において役に当選し、当選フラグがセットされている場合にはRAM153のスベリテーブル格納エリアに格納されたスベリテーブルを参照して、可能な限り当選した役が所定の有効ライン上に並ぶように制御する。
なお、ステップS705の強制停止処理においても、当選フラグがセットされている場合にはこれと同様の処理を行う。
第1停止指令の場合には、ステップS708に進み、スベリテーブル変更処理を行う。
このスベリテーブル変更処理では、例えば当選した有効ライン上で役を揃えようとしたときに役の複合が発生するか否かを判定する。役の複合が発生しないときにはそのまま次のステップに移行し、役の複合が発生するときには当選した有効ラインを別の有効ラインに変更するとともに変更後の有効ラインに合ったスベリテーブルに変更する。
ここで、役の複合とは、例えば上ライン上で「スイカ」図柄を揃えようとしたときに左リールにて「チェリー」図柄が下ライン上に現れる場合のように複数の役が同時に発生する場合をいう。
なお、スベリテーブル変更処理は役の複合を回避するとき以外にも行われることがある。
第2停止指令のときにはステップS710に進み、停止目判定・対応処理を行う。
この停止目判定・対応処理では、2つのリールが停止したときにその2つが「7」図柄等のボーナス図柄で揃っているか否かを判定し、ボーナス図柄で揃っているときにはスピーカ14から効果音等を発生させ、ボーナス図柄で揃っていないときにはそのままとする。
なお、停止目判定・対応処理ではボーナス図柄が2つ揃う以外の別の条件が成立したか否かを判定してもよいし、効果音以外に補助表示部15を用いた演出を行ってもよい。
全リールの回転が停止していない場合にはステップS703に戻り、上記フローを繰り返す。
全リールの回転が停止した場合には、、ステップS712に進んで払出判定処理を行った後、本処理を終了する。
先ずステップS801において、払出数カウンタがカウントした払出数と、払出予定数格納エリアに格納された払出予定数とが一致しているか否かを判定する。
払出数と払出予定数とが一致していないときには、ステップS802に進み、遊技がクレジットモードで行われているか否かを判定する。クレジットモードであるときにはステップS803へ進み、クレジットカウンタのカウント値が上限(貯留されているメダル数が50枚)に達しているか否かを判定する。
上限に達していないときには、ステップS804においてクレジットカウンタのカウント値および払出数をそれぞれ1インクリメントする。これにより残数表示部35および獲得枚数表示部37の枚数がそれぞれ1インクリメントされる。
そして、ステップS806において、ホッパ装置91に取り付けられた払出検出センサ91aのメダル検出信号に応じて払出数を1インクリメントする。これにより獲得枚数表示部37の枚数が1インクリメントされる。
ステップS801の判定で払出数と払出予定数とが一致したときには、ステップS807でホッパ装置91のメダル払出用回転板を停止させ、本処理を終了する。
なお、払出数や獲得枚数表示部37は、次回スタートレバー71が操作されたときにリセットされる。
特別遊技状態処理の説明に先立ち、ボーナスゲームについて説明する。
レギュラーボーナス(以下「RB」という)ゲームは、12回のJACゲームで構成されている。JACゲームは、1枚ベットのみ許されるゲームであり、JAC図柄(ここではリプレイ図柄で代用)が有効ライン上に揃う確率つまりJAC図柄成立の確率が非常に高いゲームである。JACゲームでJAC図柄が成立すると最大枚数(ここでは15枚)のメダルが払い出される。そして、JAC図柄が8回成立すると、JACゲームが12回に達する前であってもRBゲームが終了する。
小役ゲームとは高確率で小役が当選する(有効ライン上に「ベル」図柄などが揃う)ゲームであり、JACインとは12回のJACゲームに突入することを意味し、小役ゲーム中にJAC図柄が有効ライン上に揃うとJACインが成立する。JACゲームはRBゲームの場合と同様である。
また、3回目のJACインによるJACゲームが終了すると小役ゲームが30回に達する前であってもBBゲームは終了し、30回の小役ゲームが終了するとJACインが3回に達する前であってもBBゲームは終了する。
ボーナスゲーム中でないときにはステップS902に進み、ボーナス図柄判定処理を行う。
このボーナス図柄判定処理では、図15に示すように、先ずステップS1001においてRB当選フラグがセットされているか否かを判定する。
RB当選フラグがセットされているときにはステップS1002に進み、今回有効ライン上にRB図柄(例えば「BAR」図柄)が揃ったか否かを判定する。
RB図柄が揃っていないときにはそのまま本処理を終了する。
また、ステップS1001の判定でRB当選フラグがセットされていないときには、ステップS1004に進んで、BB当選フラグがセットされたか否かを判定する。
BB当選フラグがセットされていないときにはそのまま本処理を終了する。
BB図柄が揃っていないときにはそのまま本処理を終了する。
今回有効ライン上にBB図柄が揃ったときには、ステップS1006においてBB当選フラグをリセットし、BB設定フラグをセットしてボーナスゲームの1種であるBBゲームとし、図17の(a)に示すBBゲーム初期設定処理を実行して本処理を終了する。
残小役ゲーム数や、残JACイン回数や、残JAC成立数、残JACゲーム数は、適宜、ゲーム数表示部36に表示される。
なお、BBまたはRB当選フラグを持ち越した次ゲームにおける抽選処理では、小役またはリプレイの当選可否に関する抽選は行われるが、BBまたはRBに関する抽選は行われない。また、BBまたはRB当選フラグを持ち越した状態で小役またはリプレイに当選した場合には、小役またはリプレイが優先して揃えられるようにスベリテーブルが格納される。
JACゲームでないときにはBBゲームの小役ゲーム中であることを意味するため、ステップS904に進み、JAC図柄が有効ライン上に揃ったか否かを判定する。
JAC図柄が有効ライン上に揃ったときには、ステップS905においてJACゲームを開始するとともに図17の(b)に示すBBゲーム中JACゲーム初期設定処理を行い、本処理を終了する。
残小役ゲーム数が0でないときには本処理を終了する。
残小役ゲーム数が0のときにはステップS908に進み、各種設定フラグやBB設定フラグや各種カウンタなどを適宜リセットしたりエンディング処理を行ったりする特別遊技状態終了処理を行ってから、本処理を終了する。
JAC図柄が有効ライン上に揃わなかったときには、JACゲームを1つ消化したことになるため、ステップS911で残JACゲーム数を1ディクリメントする。
JAC図柄が有効ライン上に揃ったときにはステップS910において残JAC成立数を1ディクリメントしてからステップS911へ進む。
いずれも0になっていないとき、つまりJAC図柄がまだ8回成立しておらず、JACゲームも12回消化されていないときには、そのまま本処理を終了する。
一方、残JAC成立数か残JACゲーム数のいずれかが0になっていたとき、つまりJAC図柄が8回成立したかJACゲームが12回消化されたときには、JACインが1回消化されたことになるため、ステップS913において残JACイン回数を1ディクリメントし、続くステップS914でその残JACイン回数が0か否かを判定する。
ちなみに、当該ボーナスゲームがRBボーナスである場合には、当初の残JACイン回数が1(図16参照)であるからステップS913で0になり、ステップS914で必ず肯定判定され、ステップS908の特別遊技状態終了処理によりRB設定フラグがリセットされる。
その後は、ステップS907でその残小役ゲーム数が0になったか否かを判定し、残小役ゲーム数が0のときにはステップS908の特別遊技状態終了処理を行ってから本処理を終了し、残小役ゲーム数が0でないときにはBBボーナスにおける小役ゲームが30回に達しておらず且つJACインも3回に達していないため、そのまま本処理を終了する。
メダル投入器180は操作盤70の上壁70aに形成した後述する取付け部75に嵌め込んで設置される。
図18、図19はメダル投入器180を示し、図18の(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図、図19の(d)は背面図、(e)は裏面図、(f)は図18の(b)におけるA−A部断面図である。
メダル投入器180は樹脂または金属製で、本体部181と、本体部181から同軸で下方に延びる小径の円筒部200とからなる。本体部181は上壁182とこれに連なる円筒面の側壁183からなり、側壁183の下端端面は一定幅のリング状をなしている。
なお、メダル投入器180については平面図(図18の(a))における下側を前方、上側を後方として説明する。
本体部181の前端部分は上面が平坦面182aをなしている。メダル支持壁184の上縁は正面図(図18の(b))において緩やかな円弧r1上にあり、円弧r1の両端は側壁183と滑らかにつながっている。
案内溝185は山182bを切り欠いた形態となっており、その底面は前端が平坦面182aより高い位置からメダル支持壁184に対して垂直となるように、すなわちメダル支持壁184の傾斜と同角度αで後下方に延びている。
案内溝185は円形のメダルを受け入れ可能な横断面を有し、底面にはメダルの滑りを容易とするための複数本の細溝186が延び方向に形成してある。
案内溝185のメダル支持壁184との接続部にスリット状のメダル投入口187が形成されている。すなわち、メダル投入口187は背後にメダル支持壁184、その手前に案内溝185を備えている。
メダル投入口187はメダル1枚のみが通過可能なサイズで、メダル支持壁184に沿って円筒部200内に開口している。
上壁182の裏面は平坦面182a、山182b、案内溝185および傾斜面182cに対応する複合面をなしている。上壁182の肉厚は平坦面182a、山182bおよび案内溝185においては薄肉で、傾斜面182cに対応する領域は厚肉となっている。
また、円筒部200には案内溝185が延びる直径線と直角の直径線上に外方に突出する軸ボス203が設けられている。軸ボス203の先端は本体部181の側壁183の外周より内側に位置し、その端面にはねじ孔204が形成されている。
軸ボス203は後述するローラ218を支持するもので、長さが短い場合にはねじ孔204は円筒部200の内面まで貫通させるのがよい。
なお、ねじ孔207と軸ボス203のねじ孔204とは、メダル投入器180が金属製の場合にはねじ溝を形成するが、樹脂製の場合にはタッピングを想定した下孔でよい。
図20は操作盤70におけるメダル投入器の取付け部75を示し、(a)は斜視図、(b)は上壁70aに対して垂直方向から見た図である。
操作盤70の前壁70bは垂直で、上壁70aは遊技者から見て奥が高く、手前が低くなるように傾斜している。メダル投入器180の前述のメダル支持壁184の傾斜角度αは上壁70aの傾斜角度に対応させてあり、本体部181の前端を手前に向けたとき案内溝185は水平、メダル支持壁184は垂直となる。
円形凹部210は本体部181の前端部分の軸方向高さに対応する深さに底壁211を有し、その中央に円筒部200を挿通可能な貫通穴213を備える。
底壁211の前半部には円形凹部210の側壁212に沿ってさらに本体部181の円弧壁188の軸方向高さに対応する深さのリング溝215を有して、円弧壁188を収容可能となっている。そして、リング溝215の内径側の側壁には多数の細溝をもって凹凸をなすクリック面216が形成されて、円弧壁188の突条189と噛み合うようになっている。
底壁211の前半部と後半部の境界を通る直径線上には、貫通穴213に連なる切り欠き217が形成され、円筒部200の軸ボス203が通過可能となっている。
メダル投入器180はその本体部181の側壁183の下端面が円形凹部210の底壁211に着座するとともに、円筒部200が貫通穴213を貫通して上壁70aの裏面側に突出する。本体部181の前端部分の平坦面182aは上壁70aの上面と面一になる。そして、円弧壁188がリング溝215に入ってその突条189がクリック面216と噛み合った状態で、本体部181が円形凹部210内で回転可能となっている。
図22に示すように、円筒部200の軸ボス203には回転可能にローラ218が取り付けられ、つば付きねじ219を軸ボス203のねじ孔204にねじ込んでローラ218が抜け止めされている。
図23はメダル通路220を示し、(a)は斜視図、(b)は正面図、(c)は(b)におけるC−C部断面である。
メダル通路部材220a、220bは、それぞれ基部221から同方向に平行に側壁222、223を延ばしたコ字形の断面を有して、所定間隙で開口側を互いに対向させて配置され、それぞれの側壁222、223間にメダルを板厚方向に抱いて、両者協同してメダル通路220を形成する。
メダル通路部材220a、220bはそれぞれ両端に基部221から側壁222、223と逆方向に延びたフランジ224、225を備え、各フランジ224、225はねじを通す孔226を有している。
なお、側壁223の上端は案内溝185の裏面膨らみを逃げるため切り欠かれている。
メダル通路部材220a、220bの下端も同様に、フランジ225の孔226に通したねじ228をセレクタ84上面のメダル受入口の長手方向端部近傍に設けられたねじ孔208(後掲の図25参照)にねじ込むことによりセレクタ84に接続される。
メダル投入器180のメダル投入口187とセレクタ84のメダル受入口が前後方向にオフセットしているので、メダル通路部材220a、220bは側方から見たとき滑らかに曲がった形状をなしている。
そこで、メダル通路部材220a、220bの断面形状のサイズは次のように設定される。
まず、図23の(b)に示すように、仮想線のメダルMと基部221との間には所定の遊びが生じるように間隙sが設定される。
そして、メダルMがメダル通路部材の一方、例えば(c)に示すように、220a側に偏るとともに、その基部221と側壁222間の角部に一端が位置して倒れ姿勢となったときでも、メダルMの他端が他方のメダル通路部材220bの側壁223から外れて、メダル通路220から外部へ落下することがないように、基部221からの側壁222、223の長さLと対向面間隔Wを定める。
そして下端での対向面間隔Wは、とくに図示しないがセレクタ84のメダル受入口の開口縁に引っ掛かることなくメダルMが滑らかに落ち込むように、メダル受入口の幅に対応する大きさとなっている。
先ず、(a)に示すように、メダル投入器180単体に対して、メダル通路部材220a、220bをその上端のフランジ224部でねじ227により取り付ける。
このあと、遊技パネル30を取り外して後方から見た(b)に示すように、メダル通路部材220a、220bから先に、操作盤70における上壁70aの取付け部75(貫通穴213)に挿し込む。
続いて、メダル投入器180はその本体部181の前端を手前に向け、軸ボス203を切り欠き217(図20参照)に合わせた状態で、円筒部200を貫通穴213に挿し込む。これにより、本体部181の下端部が円形凹部210に入るとともに、円弧壁188がリング溝215に入ってその突条189がクリック面216と噛み合い、下端端面が底壁211に着座する。(図21参照)
それから、上壁70aの裏面側に突出した円筒部200の軸ボス203にローラ218を取り付け、つば付きねじ219を軸ボス203のねじ孔204にねじ込んでローラ218を抜け止めする。これによりメダル投入器180も、ローラ218が底壁211裏面に接触して、円形凹部210からの抜けが防止される。
なお、この作業は前面扉12の裏面側で行うので、とくに軸ボス203へのローラ218取り付けに際しては、軸ボス203を作業者の視野に入れドライバなどの工具をあてがい易くするため、図示のようにメダル投入器180を回転させて行うと作業が容易である。
また、メダル通路部材220a、220bのセレクタ84上面への取り付けと、ローラ218の軸ボス203への取り付けの順番は上記と逆でもよい。
メダル投入器180は、操作盤の上面70aにおける初期位置として、図26の(a)に示すように、メダル投入穴187とメダル支持壁184を奥側として案内溝185が手前正面を向いている。
メダル投入器180の円弧壁188から内径側に突出する突条189が、円形凹部210の底壁211におけるクリック面216の周方向中央の細溝に噛み合っている。これにより、所定の回転操作力が加わらなければ、案内溝185が手前正面を向いた位置を保持する。
円弧壁188が移動してその突条189がクリック面216上を滑って、周方向中央から左寄りの細溝に噛み合う。メダル投入器180の案内溝185は正面から左60°方向を向く。
また、図26の(c)はメダル投入器180を初期位置から反時計方向に60°回転させた状態を示す。
円弧壁188の突条189はクリック面216の周方向中央から左60°位置の細溝に噛み合い、案内溝185は正面から右60°方向を向く。
なお、メダル投入器180を(b)の位置からさらに時計方向に回転させようとしても、円弧壁188の周方向端縁がリング溝の周方向端面に当接して回転を規制し、この60°を移動範囲の限界角度としている。メダル投入器180を(c)の位置からさらに反時計方向に回転させようとする場合も同様に規制される。
以上の図26の(a)から(c)にわたってメダル投入器180を回転させる間、メダル投入器180を円形凹部210から持ち上げる力が作用したとしても、円筒部200に取り付けられたローラ218が底壁211の裏面に接触して転動するので、メダル投入器180は円形凹部210から脱落することなく、滑らかに所望の位置へ回転移動させることができる。
すなわち、メダル投入器180を操作盤の上壁70aに対して回転可能に設置したので、メダル投入口187を利き手に適した方向に向けて楽にメダルを投入することができる。
また、メダル支持壁184も案内溝185に対して垂直となっているので、案内溝185上の複数枚のメダルがメダル支持壁184に対して垂直な積層状態となり、メダル同士が滑ることがないので、積層列を保持しながらメダルをメダル投入口187へ押し進めるのが容易である。
また、クリック機構は、クリック面216を円形凹部210の底壁211に形成した周方向に延びるリング溝215の側面に形成し、突条189はメダル投入器180からリング溝215内に延ばした円弧壁188にクリック面216と対向するように形成したので、クリック機構が円形凹部210内に構成されて、コンパクトな構成となる。
また、リング溝215の周方向長さと円弧壁188の周方向長さの選択により、メダル投入器180の回転範囲を必要な所定角度に設定することができる。
そして、メダル投入口187は円形凹部210の底壁211に設けた貫通穴213を貫通する円筒部200内に開口して、メダル通路220はこの円筒部200内でメダル投入器180に取り付けられているので、メダル通路220のメダル投入器180側部分が円筒部200に囲まれて、当該部分がメダル投入器180の回転に伴って位置変位しても、周辺の他部材と干渉してメダル通路220が外れたり損傷を受けるおそれがない。
とくに、ローラ218は円筒部200の側壁に取り付けられ、円筒部200の軸に対して垂直な軸まわりに回転可能とされて、円形凹部210の底壁211裏面に当接または近接するようになっているので、ローラ218に阻止されてメダル投入器180が円形凹部210から浮き上がらず高い剛性感を与えるとともに、メダル投入器180を回転させる際もローラ218の回転によって引っ掛かり感のない滑らかな動作が得られる。
したがって、変形例のメダル通路220Aとして、図27に示すように、経路方向両端を閉断面とし、中間部分は互いに対向する所定幅を切り欠いて当該所定幅からなる所定間隙で開口側を互いに対向させた一対のコ字形断面としてもよい。この場合、中間部分については座屈変形のない滑らかな通路が形成されるとともに、両端でつながっているので、全体を1部品として扱うことができ、低コストに加えて、部品管理および組み付け時の作業性も向上する。また、図27では上下両端を閉断面としたが、少なくとも一端が閉断面であれば1部品として扱える。
また、案内壁205はメダル支持壁184の傾斜に沿い、案内壁206は案内壁205と平行に延びているので、メダル支持壁184に沿ってメダル投入口187に入ったメダルはその後もメダル支持壁184の傾斜に沿うように規定され、安定した姿勢で落下するので、メダルはメダル通路220内で踊ったりせず滑らかかつ迅速にセレクタ84へ運ばれる。
メダル投入器180の回転範囲も必要に応じて任意に設定できる。
また、実施の形態では操作盤の上壁70aに円形凹部210を形成して、メダル投入器180の下端部を円形凹部に沈ませて回転させるものとしたが、メダル投入器全体を上壁70aの面上で回転させるものでもよい。
さらには、メダル投入器180はメダル投入口187の手前に案内溝185を備え、メダル投入口187の背後にメダル支持壁184を備えるものとしたが、案内溝やメダル支持壁を備えなくともメダル投入口187の形状にメダルの入れやすさの方向性があれば本発明が適用される。
(1)遊技者により操作される操作部を操作部配設部に備えた遊技機において、前記操作部を所定位置へ移動可能としたことを特徴とする遊技機。
操作部を移動させることにより、遊技者の利き手による投入のし難さを軽減でき、快適に遊技を楽しむことができる。
(2)前記操作が遊技媒体の投入であり、前記操作部が投入口を備える遊技媒体投入器であることを特徴とする(1)に記載の遊技機。
遊技媒体投入器の投入口が利き手に対応すれば無理な姿勢で遊技媒体を投入しないで済む。
投入口を利き手に適した向きに移動させることにより、楽に遊技媒体を投入することができる。
(4)前記遊技媒体の形状が円盤であって、前記投入口は前記遊技媒体が通過可能なスリット状をなしていることを特徴とする(3)に記載の遊技機。
遊技媒体支持壁と、
該遊技媒体支持壁に向かって手前側から延び、遊技媒体支持壁との接続端に前記投入口を備えた案内溝とを有して、
前記遊技媒体支持壁に向かって積層状態とした複数枚の遊技媒体を前記案内溝に収容可能としていることを特徴とする(4)に記載の遊技機。
遊技媒体投入器を回転させることにより、投入口に向かう案内溝を利き手が延びる方向に沿わせることができるので、遊技媒体投入器の設置位置がたとえ固定されていても、楽に遊技媒体を投入口に投入することができる。
前記遊技媒体投入器は前記操作部配設面の面内で回転し、
前記案内溝は、前記遊技媒体投入器が当該案内溝を前方(手前)に向けた位置で前記操作部配設面の傾斜よりも水平側となるように、遊技媒体投入器の回転面に対して傾斜していることを特徴とする(5)に記載の遊技機。
操作部配設面の傾斜に対して案内溝の傾斜が小さく、水平に近いので、案内溝上の遊技媒体が手前側に落下するおそれを小さくできる。
(7)前記遊技媒体支持壁が前記案内溝に対して垂直であることを特徴とする(5)または(6)に記載の遊技機。
案内溝上の複数枚の遊技媒体が遊技媒体支持壁に対して垂直な積層状態となり、遊技媒体同士が滑ることがないので、積層列を保持しながら遊技媒体を遊技媒体支持壁側の投入口へ移動させるのが容易である。
遊技媒体投入器の回転による移動位置が保持されるので、遊技者の遊技期間中、振動などによるブレに対処して移動を繰り返す煩雑さから免れる。
(9)前記位置保持手段が、前記遊技媒体投入器と前記操作部配設部のいずれか一方に形成された突起と、他方に形成されて前記遊技媒体投入器の回転の周方向に延び、前記突起と係合するクリック面とからなるクリック機構であることを特徴とする(8)に記載の遊技機。
遊技媒体投入器の回転に際して節度感を生じるので、遊技者自身が移動させているという実感とともに、位置保持の信頼感を与える。
前記遊技媒体投入器はその下端を前記凹部の底壁に着座させて、当該凹部の中心を軸として回転することを特徴とする(4)から(9)のいずれか1に記載の遊技機。
遊技媒体投入器の下端部が凹部に沈むので、遊技媒体投入器の操作部配設面からの高さが低くなり、突出感が抑えられる。
前記遊技媒体投入器はその下端を前記凹部の底壁に着座させて、当該凹部の中心を軸として回転し、
前記底壁には周方向に延びる溝が形成されて、該溝の側面を前記クリック面とし、
前記遊技媒体投入器は前記溝内に延びる突出壁を備え、該突出壁に前記クリック面と対向させて前記突起を形成していることを特徴とする(9)に記載の遊技機。
遊技媒体投入器の下端部が凹部に沈むので、遊技媒体投入器の操作部配設面からの高さが低くなり、突出感が抑えられる。
そして、クリック機構が凹部内に形成されるので、コンパクトな構成となる。
また、溝の周方向長さと突出壁の周方向長さの選択により、遊技媒体投入器の回転範囲を必要な所定角度に設定することができる。
固定されたセレクタに対して遊技媒体投入器が回転しても、その相対変位を媒体通路の柔軟な捻じれによって吸収するので、投入口からの遊技媒体が支障なくセレクタへ届く。
該突出延長部に抜け止め部材を取り付けていることを特徴とする(10)または(11)に記載の遊技機。
抜け止め部材が円形凹部の底壁に係止することにより、遊技媒体投入器の操作部配設部からの脱落が防止される。
(14)前記突出延長部は前記貫通穴に整合する円筒形状をなし、
前記抜け止め部材が、前記突出延長部の軸に対して垂直な軸まわりに回転可能で、前記円形凹部の底壁裏面に当接または近接させて突出延長部の側壁に取り付けられたローラであることを特徴とする(13)に記載の遊技機。
ローラに阻止されて遊技媒体投入器が円形凹部から浮き上がらないので、高い剛性感を与えるとともに、遊技媒体投入器を回転させる際もローラの回転によって引っ掛かり感のない滑らかな動作が得られる。
固定されたセレクタに対して遊技媒体投入器が回転しても、その相対変位を媒体通路の柔軟な捻じれによって吸収するので、投入口からの遊技媒体が支障なくセレクタへ届く。
また、遊技媒体投入器の回転に伴ってとくに位置変位する媒体通路の遊技媒体投入器側部分が突出延長部に囲まれているので、周辺の他部材と干渉して媒体通路が外れたり損傷を受けるおそれがない。
閉じた矩形断面の通路の場合には、捻られたときに壁面に座屈変形を生じて遊技媒体の通過を阻害するおそれがあるが、媒体通路部材は互いに分断されて相手方から不整な力を受けないとともに細身であるから、座屈変形のない滑らかな通路を形成する。
中間における一対のコ字形断面部分は互いに分断されて相手方から不整な力を受けないとともに細身であるから、座屈変形のない滑らかな通路を形成する。
そして、少なくとも一端は閉断面としているので、全体を1部品として扱うことができ、部品管理および組み付け時の作業性が良い。
前記媒体通路はその端部を前記案内壁に被せて前記遊技媒体投入器に取り付けてあることを特徴とする(16)または(17)に記載の遊技機。
媒体通路取付けの際に案内壁に被せることにより位置決めが容易となる。
(19)前記案内壁の一方は前記遊技媒体支持壁の傾斜に沿い、他方は前記一方と平行に延びていることを特徴とする(18)に記載の遊技機。
遊技媒体支持壁に沿って投入口に入った遊技媒体が案内壁によってその後も遊技媒体支持壁の傾斜に沿うように規定され、安定した姿勢で落下するので、遊技媒体は媒体通路内で踊ったりせず滑らかかつ迅速にセレクタへ運ばれる。
なかでも、スロットマシンの基本構成としては、「複数の識別情報からなる識別情報列を動的表示した後に識別情報を確定表示する可変表示手段を備え、始動用操作手段(例えば操作レバー)の操作に起因して識別情報の動的表示が開始され、停止用操作手段(ストップボタン)の操作に起因して、或いは、所定時間経過することにより、識別情報の動的表示が停止され、その停止時の確定識別情報が特定識別情報であることを必要条件として、遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段とを備えた遊技機」となる。
メダルMが発明における遊技媒体に該当し、メダル投入器180が操作部、および遊技媒体投入器に該当し、メダル投入口187が投入口に該当する。
メダル支持壁184が遊技媒体支持壁に該当する。
円弧壁188の突条189とリング溝215のクリック面216とで発明における位置保持手段を構成し、とくに円弧壁188が突出壁に、突条189が突起に、そしてリング溝215が溝に該当する。
メダル通路220が媒体通路に該当し、メダル通路部材220a、220bがそれぞれ媒体通路部材に該当する。
メダル投入器180の円筒部200が突出延長部に該当し、円筒部200に取り付けられたローラ218が抜け止め部材に該当する。
11 筐体
12 前面扉
13 上部ランプ
14 スピーカ
15 補助表示部
16 下段プレート
17 メダル排出口
18 メダル受け皿
19 灰皿
20 キーシリンダ
21 連動杆
22 鉤金具
23 支持金具
25a、25b 支軸
26a、26b 支持金具
30 遊技パネル
31L、31M、31R 表示窓
32、33、34 有効ライン表示部
35 残数表示部
36 ゲーム数表示部
37 獲得枚数表示部
40 仕切り板
41 リールユニット
42 リール
42L 左リール
42M 中リール
42R 右リール
50 円筒骨格部材
52 ボス補強板
53、53L、53M、53R モータプレート
54 ねじ
55 リールインデックスセンサ
55a 発光素子
55b 受光素子
56 センサカットバン
56a 先端部
56b 基端部
57 ねじ
61、61L、61M、61R ステッピングモータ
70 操作盤(操作部配設部)
70a 上壁(操作部配設面)
70b 前壁
71 スタートレバー
71a スタート検出センサ
72、73、74 ストップスイッチ
72a、73a、74a ストップ検出センサ
75 取付け部
76 返却スイッチ
77 クレジット投入スイッチ装置
77a 第1クレジット投入スイッチ
77b 第2クレジット投入スイッチ
77c 第3クレジット投入スイッチ
77sa、77sb、77sc クレジット投入検出センサ
80 切換スイッチ
80a 切換検出センサ
81 貯留用通路
82 排出用通路
83 メダル通路切替部材
83a 通路切替片
84 セレクタ
85 案内通路
85a 突条
86 第1投入メダル検出センサ
87 第2投入メダル検出センサ
91 ホッパ装置
91a 払出検出センサ
92 貯留タンク
93 払出装置
94 開口
95 予備タンク
96 誘導プレート
100、100L、100M、100R バックライト装置
101 ベース
102 第1開口領域
103 第2開口領域
104 第3開口領域
105 バックライト
111 サブ制御装置
121 電源ボックス
122 電源スイッチ
123 リセットスイッチ
123a リセット検出センサ
124 設定キー挿入孔
124a 設定キー検出センサ
131 主制御装置
151 CPU
152 ROM
153 RAM
154 クロック回路
155 入出力ポート
161 電源装置
161a 電源部
161b 停電監視回路
171 外部集中端子板
180 メダル投入器(操作部、遊技媒体投入器)
181 本体部
182 上壁
182a 平坦面
182b 山
182c 傾斜面
183 側壁
184 メダル支持壁(遊技媒体支持壁)
185 案内溝
186 細溝
187 メダル投入口(投入口)
188 円弧壁(突出壁)
189 突条(突起)
190 肉抜き凹部
200 円筒部(突出延長部)
203 軸ボス
204、207、208 ねじ孔
205、206 案内壁
210 円形凹部
211 底壁
213 貫通穴
215 リング溝(溝)
216 クリック面
217 切り欠き
218 ローラ(抜け止め部材)
219 つば付きねじ
220 メダル通路(媒体通路)
220a、220b メダル通路部材(媒体通路部材)
221 基部
222、223 側壁
224、225 フランジ
226 孔
227、228 ねじ
L1 第1ライン
L2 第2ライン
L3 第3ライン
L4 第4ライン
L5 第5ライン
L6 第6ライン
M メダル
P 軸線
Claims (2)
- 遊技媒体を投入する投入口を有する遊技媒体投入器を操作部配設部に備えた遊技機において、
前記操作部配設部には円形凹部が設けられており、
前記遊技媒体投入器は、当該遊技媒体投入器の下端を前記円形凹部の底壁に着座した状態で、前記円形凹部の中心を軸として回転可能に設けられて、所定位置へ移動可能とされており、
前記遊技媒体投入器は、前記円形凹部の底壁部に設けた貫通穴を貫通する円筒部を有しており、
前記円筒部の側壁には、前記軸に対して垂直な支持軸まわりに回転可能とされたローラが設けられており、
前記側壁において前記ローラは、前記円形凹部の底壁部の下面に近接または当接する位置に設けられていることを特徴とする遊技機。 - 前記遊技媒体投入器の回転位置を保持する位置保持手段を有することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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JP2011244165A JP6069823B2 (ja) | 2011-11-08 | 2011-11-08 | 遊技機 |
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Family Applications (1)
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