JP6051225B2 - シクロプロパン誘導体の調製方法 - Google Patents
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Description
(式中、nは0〜5の整数であり、XはC1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルコキシまたはアミノから選択され;R11はヒドロキシルまたはアミノである)、
または、それらの互変異性体、ラセミ化合物もしくは立体異性体を提供することである。
(式中、Bは、プリニル、ピリミジルまたはそのアザもしくはデアザ類似体、または、−NR1R2からなる群より選択され;各基は独立して、ハロ、アミノ、ヒドロキシル、C1−6アルキル、アミノC1−6アルキル、ニトロ、ホルムアミド、−NHR18またはOR7から選択される1種類以上の置換基で任意に置換されており;前記プリニルまたはピリミジルの炭素原子は酸化されてC=Oを形成していてもよく、ここで、R7は、C1−4アルキル、C6−10アリールC1−6アルキレンまたはC6−10アリールから選択され、R18は、C6−10アリールC1−6アルキレン、C1−6アルキルカルボニル、ハロC1−6アルキルカルボニル、C1−6アルキルオキシカルボニル、9−フルオレニルメチルオキシカルボニルまたはC6−10アリールC1−6アルキルオキシカルボニルから選択され;
R1は、水素、C6−10アリール、C6−10アリールC1−6アルキレン、C1−4アルキル、C6−10ハロアリール、C1−4ハロアルキルまたはC6−10ハロアリールC1−6アルキレンから選択され;
R2は、C6−10アリール、C6−10アリールC1−6アルキレン、C1−4アルキル、C6−10ハロアリール、C1−4ハロアルキルまたはC6−10ハロアリールC1−6アルキレンから選択される)
のいくつかの2−アミノ−9−[[(1S,2R)−1,2−ビス(ヒドロキシメチル)シクロプロピル]メチル]−1,9−ジヒドロ−6H−プリン−6−オン類似体の合成における前駆体として使用することができる。
のいくつかの他の2−アミノ−9−[[(1S,2R)−1,2−ビス(ヒドロキシメチル)シクロプロピル]メチル]−1,9−ジヒドロ−6H−プリン−6−オン類似体の合成に使用することができる。
(式中、n、XおよびR11は、本明細書で定義したものと同じ意味を有する)
の化合物、または、その互変異性体、ラセミ化合物もしくは立体異性体の調製方法であって、
式(4):
(式中、R12は、−OR3またはアミノであり、R3は、C1−6アルキル、C6−10アリール、C6−10アリールC1−6アルキレン、C6−10ハロアリール、C1−6ハロアルキルまたはC6−10ハロアリールC1−6アルキレンから選択される)
の化合物の−COR12部分を変換させる工程を含む方法を提供する。
(式中、Bは、プリニル、ピリミジルまたはそのアザもしくはデアザ類似体、または、−NR1R2からなる群より選択され;各基は独立して、ハロ、アミノ、ヒドロキシル、C1−6アルキル、アミノC1−6アルキル、ニトロ、ホルムアミド、−NHR18またはOR7から選択される1種類以上の置換基で任意に置換されており;前記プリニルまたはピリミジルの炭素原子は酸化されてC=Oを形成していてもよく、ここで、R7は、C1−4アルキル、C6−10アリールC1−6アルキレンまたはC6−10アリールから選択され、R18は、C6−10アリールC1−6アルキレン、C1−6アルキルカルボニル、ハロC1−6アルキルカルボニル、C1−6アルキルオキシカルボニル、9−フルオレニルメチルオキシカルボニルまたはC6−10アリールC1−6アルキルオキシカルボニルから選択され;
R1は、水素、C6−10アリール、C6−10アリールC1−6アルキレン、C1−4アルキル、C6−10ハロアリール、C1−4ハロアルキルまたはC6−10ハロアリールC1−6アルキレンから選択され;
R2は、C6−10アリール、C6−10アリールC1−6アルキレン、C1−4アルキル、C6−10ハロアリール、C1−4ハロアルキルまたはC6−10ハロアリールC1−6アルキレンから選択される)
のシクロプロパン誘導体の調製のための式(5)のシクロプロパン誘導体の使用を提供する。
用語「アミノ」は、単独で、または別の置換基の一部分として−NH2をいう。
(式中、nは0〜5の整数であり、XはC1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルコキシまたはアミノから選択され;R11はヒドロキシルまたはアミノである)
の化合物、または、その互変異性体、ラセミ化合物もしくは立体異性体を提供する。
(式中、R12は−OR3またはアミノであり、R3は、C1−6アルキル、C6−10アリール、C6−10アリールC1−6アルキレン、C6−10ハロアリール、C1−6ハロアルキルまたはC6−10ハロアリールC1−6アルキレンから選択される)
の化合物の−COR12部分を変換させ、それにより式(5)の化合物を得る工程を含む、式(5)の化合物、または、その互変異性体、ラセミ化合物もしくは立体異性体の調製方法も包含している。
それにより化合物(4a):
(式中、R19はOR23であり、R23は、C1−6アルキル、C6−10アリール、C6−10アリールC1−6アルキレン、C6−10ハロアリール、C1−6ハロアルキルまたはC6−10ハロアリールC1−6アルキレンから選択され、R4およびR5は、各々独立して、C1−6アルキル、C6−10アリールC1−6アルキレンまたはC6−10アリールから選択される)
を得ることを含む。
(式中、Xおよびnは、上記に定義したものと同じ意味を有する)
の化合物を得る工程をさらに含む。
(式中、Bは、プリニル、ピリミジルまたはそのアザもしくはデアザ類似体、または、−NR1R2からなる群より選択され;各基は独立して、ハロ、アミノ、ヒドロキシル、C1−6アルキル、アミノC1−6アルキル、ニトロ、ホルムアミド、−NHR18またはOR7から選択される1種類以上の置換基で任意に置換されており;前記プリニルまたはピリミジルの炭素原子は酸化されてC=Oを形成していてもよく、ここで、R7は、C1−4アルキル、C6−10アリールC1−6アルキレンまたはC6−10アリールから選択され、R18は、C6−10アリールC1−6アルキレン、C1−6アルキルカルボニル、ハロC1−6アルキルカルボニル、C1−6アルキルオキシカルボニル、9−フルオレニルメチルオキシカルボニルまたはC6−10アリールC1−6アルキルオキシカルボニルから選択され;
R1は、水素、C6−10アリール、C6−10アリールC1−6アルキレン、C1−4アルキル、C6−10ハロアリール、C1−4ハロアルキルまたはC6−10ハロアリールC1−6アルキレンから選択され;
R2は、C6−10アリール、C6−10アリールC1−6アルキレン、C1−4アルキル、C6−10ハロアリール、C1−4ハロアルキルまたはC6−10ハロアリールC1−6アルキレンから選択される)
の化合物またはその互変異性体、ラセミ化合物、立体異性体、薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物の調製方法を提供する。
(式中、Bは、プリニル、ピリミジルまたはそのアザもしくはデアザ類似体、または、−NR1R2を含む群から選択され;各基は独立して、ハロ、アミノ、ヒドロキシル、C1−6アルキル、アミノC1−6アルキル、ニトロ、ホルムアミド、−NHR18またはOR7から選択される1種類以上の置換基で任意に置換されており;前記プリニルまたはピリミジルの炭素原子は酸化されてC=Oを形成していてもよく、ここで、R7は、C1−4アルキル、C6−10アリールC1−6アルキレンまたはC6−10アリールから選択され、R18は、C6−10アリールC1−6アルキレン、C1−6アルキルカルボニル(carbony)、ハロC1−6アルキルカルボニル、C1−6アルキルオキシカルボニル、9−フルオレニルメチルオキシカルボニルまたはC6−10アリールC1−6アルキルオキシカルボニルから選択され;
R1は、水素、C6−10アリール、C6−10アリールC1−6アルキレン、C1−4アルキル、C6−10ハロアリール、C1−4ハロアルキルまたはC6−10ハロアリールC1−6アルキレンから選択され;
R2は、C6−10アリール、C6−10アリールC1−6アルキレン、C1−4アルキル、C6−10ハロアリール、C1−4ハロアルキルまたはC6−10ハロアリールC1−6アルキレンから選択される)
の化合物またはその互変異性体、ラセミ化合物、立体異性体、薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物の調製方法であって;
式(8)の化合物を加水分解または還元する工程を含む方法も包含している
(式中、nは0〜5の整数であり、XはC1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルコキシまたはアミノであり;
B’は、Bであるか、あるいはプリニル、ピリミジルまたはそのアザもしくはデアザ類似体、または、−NR1R2からなる群より選択され;各基は独立して、ハロ、アミノ、ヒドロキシル、C1−6アルキル、アミノC1−6アルキル、ニトロ、ホルムアミド、−NHR18、−NR24R25またはOR7から選択される1種類以上の置換基で任意に置換されており;前記プリニルまたはピリミジルの炭素原子は酸化されてC=Oを形成していてもよく、ここで、R7は、C1−4アルキル、C6−10アリールC1−6アルキレンまたはC6−10アリールから選択され、R18は、C6−10アリールC1−6アルキレン、C1−6アルキルカルボニル、ハロC1−6アルキルカルボニル、C1−6アルキルオキシカルボニル、9−フルオレニルメチルオキシカルボニルまたはC6−10アリールC1−6アルキルオキシカルボニルから選択され、R24およびR25は、独立して、水素またはC1−6アルキルであり;
R1は、水素、C6−10アリール、C6−10アリールC1−6アルキレン、C1−4アルキル、C6−10ハロアリール、C1−4ハロアルキルまたはC6−10ハロアリールC1−6アルキレンから選択され;
R2は、C6−10アリール、C6−10アリールC1−6アルキレン、C1−4アルキル、C6−10ハロアリール、C1−4ハロアルキルまたはC6−10ハロアリールC1−6アルキレンから選択される)。
(式中、Xおよびnは請求項1に定義したものと同じ意味を有し、B’は本明細書において先に定義したものと同じ意味を有し、Hは水素である)。
(式中、LGは、ハロ、メシラート、トシラート、アジド、ノシラート、トリフラート、シアノまたはイミダゾリルから選択される脱離基を表す)。
(式中、R15は−OR27またはR28であり、R16は、アミノ、ニトロ、ホルムアミドおよび水素からなる群より選択され、R17は、ハロ、C1−6アルコキシ、C1−6アリールオキシ、C6−10アリールC1−6アルキレンオキシ、C1−6アルキルスルフィニル、C6−10アリールスルフィニル、C6−10アリールC1−6アルキレンスルフィニル、C1−6アルキルスルホニル、C6−10アリールスルフィニル、C6−10アリールC1−6アルキレンスルホニル、C1−6アルキルチオ、C6−10アリールチオ、C6−10アリールC1−6アルキレンチオ、C1−6アルキルスルホナート、C6−10アリールスルホナート、ハロC1−4アルキルスルホナート、C1−6アルキルホスホナートおよびC6−10アリールホスホナートから選択され;
R27は、水素、C1−6アルキル、C6−10アリールおよびC6−10アリールC1−6アルキレンからなる群より選択され、R28は、ハロ、C1−6アルコキシ、C1−6アリールオキシ、C6−10アリールC1−6アルキレンオキシ、C1−6アルキルスルフィニル、C6−10アリールスルフィニル、C6−10アリールC1−6アルキレンスルフィニル、C1−6アルキルスルホニル、C6−10アリールスルフィニル、C6−10アリールC1−6アルキレンスルホニル、C1−6アルキルチオ、C6−10アリールチオ、C6−10アリールC1−6アルキレンチオ、C1−6アルキルスルホナート、C6−10アリールスルホナート、ハロC1−4アルキルスルホナート、C1−6アルキルホスホナートおよびC6−10アリールホスホナートから選択され;
R26は、水素、C6−10アリールC1−6アルキレンまたはCOR30(ここで、R30は、C1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、C1−6アルキルオキシ、9−フルオレニルメチルオキシもしくはC6−10アリールC1−6アルキルオキシから選択される)から選択される)
と反応させる工程などの工程をさらに含んでもよい。
の化合物である。
式中n、XおよびBは、先に定義したものと同じ意味を有し、Hは水素であり、B’はBであるか、あるいはプリニル、ピリミジルまたはそのアザもしくはデアザ類似体、または、−NR1R2からなる群より選択され;各基は独立して、ハロ、アミノ、ヒドロキシル、C1−6アルキル、アミノC1−6アルキル、ニトロ、ホルムアミド、−NHR18またはOR7から選択される1種類以上の置換基で任意に置換されており;前記プリニルまたはピリミジルの炭素原子は酸化されてC=Oを形成していてもよく、ここで、R7は、C1−4アルキル、C6−10アリールC1−6アルキレンまたはC6−10アリールから選択され、R18は、C6−10アリールC1−6アルキレン、C1−6アルキルカルボニル、ハロC1−6アルキルカルボニル、C1−6アルキルオキシカルボニル、9−フルオレニルメチルオキシカルボニルまたはC6−10アリールC1−6アルキルオキシカルボニルから選択され;
R1は、水素、C6−10アリール、C6−10アリールC1−6アルキレン、C1−4アルキル、C6−10ハロアリール、C1−4ハロアルキルまたはC6−10ハロアリールC1−6アルキレンから選択され;
R2は、C6−10アリール、C6−10アリールC1−6アルキレン、C1−4アルキル、C6−10ハロアリール、C1−4ハロアルキルまたはC6−10ハロアリールC1−6アルキレンから選択され、
R3は、C1−6アルキル、C6−10アリール、C6−10アリールC1−6アルキレン、C6−10ハロアリール、C1−6ハロアルキルまたはC6−10ハロアリールC1−6アルキレンから選択され、
R4およびR5は、各々独立して、C1−6アルキル、C6−10アリールC1−6アルキレンまたはC6−10アリールから選択される。
スキームI’において、「★」は不斉中心を示し、別途の記載のない限りR、S、およびRSのいずれの立体化学配置であってもよい。
工程(a)は任意であり、式(2a)または(2a’)の化合物が得られる任意の他の方法に置き換えることができる。
特定の実施形態では、スキームIIIおよびスキームIII’に示すように、式(5a)または(5a’)の化合物を化合物(7)と光延条件下でカップリングさせることで化合物(8)または(8’)を得る。したがって、スキームIIIおよびスキームIII’に示す工程(e’)は、スキームIおよびスキームI’に示す工程(d)および(e)の代替法である。
特定の実施形態では、R15およびR17は、同一である。
(式中、Bは、プリニル、ピリミジルまたはそのアザもしくはデアザ類似体、または、−NR1R2からなる群より選択され;各基は独立して、ハロ、アミノ、ヒドロキシル、C1−6アルキル、アミノC1−6アルキル、ニトロ、ホルムアミド、−NHR18またはOR7から選択される1種類以上の置換基で任意に置換されており;前記プリニルまたはピリミジルの炭素原子は酸化されてC=Oを形成していてもよく、ここで、R7は、C1−4アルキル、C6−10アリールC1−6アルキレンまたはC6−10アリールから選択され、R18は、C6−10アリールC1−6アルキレン、C1−6アルキルカルボニル、ハロC1−6アルキルカルボニル、C1−6アルキルオキシカルボニル、9−フルオレニルメチルオキシカルボニルまたはC6−10アリールC1−6アルキルオキシカルボニルから選択され;
R1は、水素、C6−10アリール、C6−10アリールC1−6アルキレン、C1−4アルキル、C6−10ハロアリール、C1−4ハロアルキルまたはC6−10ハロアリールC1−6アルキレンから選択され;
R2は、C6−10アリール、C6−10アリールC1−6アルキレン、C1−4アルキル、C6−10ハロアリール、C1−4ハロアルキルまたはC6−10ハロアリールC1−6アルキレンから選択される)
の化合物、または、その互変異性体、ラセミ化合物、立体異性体、薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物の調製方法であって、
式(10)または(12)の化合物を、式B’−Hの化合物と光延条件下でカップリングさせる工程を含む方法を提供する。
(式中、Hは水素であり、
B’は、Bであるか、あるいはプリニル、ピリミジルまたはそのアザもしくはデアザ類似体、または、−NR1R2からなる群より選択され;各基は独立して、ハロ、アミノ、ヒドロキシル、C1−6アルキル、アミノC1−6アルキル、ニトロ、ホルムアミド、−NHR18またはOR7から選択される1種類以上の置換基で任意に置換されており;前記プリニルまたはピリミジルの炭素原子は酸化されてC=Oを形成していてもよく、ここで、R7は、C1−4アルキル、C6−10アリールC1−6アルキレンまたはC6−10アリールから選択され、R18は、C6−10アリールC1−6アルキレン、C1−6アルキルカルボニル、ハロC1−6アルキルカルボニル、C1−6アルキルオキシカルボニル、9−フルオレニルメチルオキシカルボニルまたはC6−10アリールC1−6アルキルオキシカルボニルから選択され;
R1は、水素、C6−10アリール、C6−10アリールC1−6アルキレン、C1−4アルキル、C6−10ハロアリール、C1−4ハロアルキルまたはC6−10ハロアリールC1−6アルキレンから選択され;
R2は、C6−10アリール、C6−10アリールC1−6アルキレン、C1−4アルキル、C6−10ハロアリール、C1−4ハロアルキルまたはC6−10ハロアリールC1−6アルキレンから選択され;
R13は、水素、C1−6アルキル、C6−10アリール、C6−10アリールC1−6アルキレン、C6−10ハロアリール、C1−6ハロアルキル、C6−10ハロアリールC1−6アルキレン、C6−10アミノアリール、C1−6アミノアルキル、C6−10アミノアリールC1−6アルキレンおよびC1−6アルコキシからなる群より選択され、R14は、C1−6アルキル、C6−10アリール、C6−10アリールC1−6アルキレン、C6−10ハロアリール、C1−6ハロアルキル、C6−10ハロアリールC1−6アルキレン、C6−10アミノアリール、C1−6アミノアルキル、C6−10アミノアリールC1−6アルキレンおよびC1−6アルコキシから選択される基であり、各基は、各々が独立して、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルコキシまたはアミノから選択される1種類以上の置換基で任意に置換されている)。
(式中、nは0〜5の整数であり、Xは、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルコキシまたはアミノから選択される)。
反応器内に、エタノール(82.4L)、続いて(1S,5R)−2−オキソ−3−オキサビシクロ[3.1.0]ヘキサン−1−カルボン酸エチル(10.3kg,64.6mol)を添加し、10℃まで冷却した。水素化ホウ素ナトリウム(1.85kg,51.7mol)を反応温度が10〜15℃に維持されるように、1時間かけて分割して添加した。反応温度を20〜25℃まで上げ、1時間維持した。反応の進行をHPLCによってモニタリングした。反応終了後、反応物を0〜5℃まで冷却した。反応物のpHを7.0に、1.5N水性HClを用いて0〜5℃で1時間調整した。酢酸エチル(34.0L)を反応物に添加し、固形物を濾過した。透明な濾液を40〜45℃にて減圧蒸留して大部分の溶媒を除去し、濃縮物をジクロロメタン(103.0L)に溶解させた。ジクロロメタン層を水(2×10.5L)で洗浄した。水層をジクロロメタン(3×10.5L)で再抽出した。ジクロロメタン層を合わせ、ブライン(1×15.0L)で洗浄した。有機層を回収し、40〜45℃にて減圧蒸留して大部分の溶媒を除去した。濃縮物を60〜120メッシュプラグのシリカゲルカラムに通し(溶離剤として石油エーテル、続いて100%酢酸エチルを使用)、5.0kg(47.4%)の標題化合物(2c)を得た。
(1R,2R)−1,2−ビス(ヒドロキシメチル)シクロプロパンカルボン酸エチル(10.5kg,60.3mol)のシクロヘキサン(105.0L)溶液を反応器内に添加した。次いで、ベンズアルデヒドジメチルアセタール(11.6kg,76.4mol)を、続いてカンファースルホン酸(73.0g)をこの反応器内に添加した。反応物を加熱還流し、溶媒の一部を共沸蒸留した。反応の進行をHPLCによってモニタリングした。反応が終了したら、反応物を、45℃未満で減圧蒸留して大部分の溶媒を除去した。この濃縮物に石油エーテル(32.0L)を添加し、撹拌して生成物を析出させた。このスラリーを0〜5℃まで冷却し、15分間撹拌した。スラリーを濾過し、冷石油エーテル(11.0L)で洗浄した。生成物をジクロロメタン(210.0L)に溶解させ、水(52.0L)、続いてブライン(53.0L)で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム(5.5kg)上で乾燥させ、蒸留して大部分の溶媒を除去した。石油エーテル(21.0L)を添加し、25〜30℃で30分間撹拌し、生成物を完全に析出させた。このスラリーをさらに0〜5℃まで冷却し、60分間撹拌した。スラリーを濾過し、冷石油エーテル(11.0L)で洗浄した。生成物を棚式真空乾燥機内で12時間、45〜50℃未満で乾燥させ、10.25Kg(64.5%)の標題化合物(4c)を得た。
〈反応〉
反応器内にテトラヒドロフラン(110.0L)を窒素下で仕込んだ後、(1R,7R)−4−フェニル−3,5−ジオキサビシクロ[5.1.0]オクタン−1−カルボン酸エチル(11.0kg,41.9mol)を添加した。混合物を撹拌して透明な溶液を得、10〜15℃まで冷却した。水素化アルミニウムリチウム(テトラヒドロフラン中2M,17.1L,35.6mol)を1時間にわたって、温度を10〜15℃に維持しながら滴下した。反応の進行をHPLCによってモニタリングした。反応終了後、反応物を0〜5℃まで冷却した後、その温度を維持しながら酢酸エチル(55.0L)とブライン(55.0L)を添加して反応を停止させた。反応物の温度を徐々に20〜25℃まで上げ、1時間撹拌した。有機層を分離し、水(55.0L)とブライン(55.0L)で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム(6.0kg)上で乾燥させ、溶媒を留去した。残渣に石油エーテル(22.0L)を添加して生成物を析出させ、このスラリーを0〜5℃まで冷却し、30分間撹拌した。スラリーを濾過し、冷石油エーテル(5.0L)で洗浄した。生成物を棚式真空乾燥機内で4時間、40〜45℃未満で乾燥させ、7.6Kgの標題化合物(5c)を粗生成物として得た。
反応器内に酢酸エチル(27.5L)を添加した後、[(1S,7R)−4−フェニル−3,5−ジオキサビシクロ[5.1.0]オクタン−1−イル]メタノール粗生成物(7.6Kg)を添加し、この懸濁液を撹拌して透明な溶液を得た。この溶液を65℃まで加熱して完全に溶解させた。この溶液を徐々に20〜25℃まで冷却すると、溶液から生成物が晶出し始めた。この懸濁液に石油エーテル(79.0L)を添加し、撹拌した。得られた溶液を0〜5℃まで冷却し、このスラリーをこの温度で1時間維持した。スラリーを濾過し、生成物を冷却石油エーテル(8.0L)で洗浄した。生成物を棚式真空乾燥機内で12時間、40〜45℃未満で乾燥させ、6.1Kg(66.2%)の標題化合物(5c)を得た。
反応器内で、塩化メシル(280g,2.4mol)のジクロロメタン(2L)溶液を、[(1S,7R)−4−フェニル−3,5−ジオキサビシクロ[5.1.0]オクタン−1−イル]メタノール(450g,2.0mol)およびトリエチルアミン(310g,3.1mol)の混合物が入ったジクロロメタン(4.7L)に添加した。27℃の最大内部温度が観察された。混合物を1時間撹拌した。水(4.5L)を添加し、相を分離し、水相をジクロロメタン(2.3L)で抽出した。合わせた有機相を水(2.3L)で洗浄し、続いて減圧下で濃縮し、オフホワイト色の固形生成物を得た。この物質をさらに精製せずにそのまままで次の反応工程に使用した。
反応器内に、クロロプリン(具体的には、6−クロロ−9H−プリン−2−アミン)(220g,1.3mol)と炭酸カリウム(800g,5.8mol)を仕込んだ。先の工程の粗生成物をアセトニトリル(16L)に溶解した。この溶液の一部(12.8L)を反応器に、さらなるアセトニトリル(1L)とともに添加した。混合物を加熱還流し、この温度で6時間撹拌した。混合物を放冷し、周囲温度で一晩撹拌した。反応が終了した。固形物を濾過によって取り出した。この濾過ケークをアセトニトリル(0.75L)で2回洗浄した。濾液を約2Lの容量まで減圧濃縮し、そのままで次の工程に供した。
塩酸(1N,5L)およびさらなるアセトニトリル(0.5L)を前の工程の懸濁液(2L)に添加した。反応混合物を加熱還流し、蒸留液(約1.5L)を除去した。16時間後、反応を終了させた。反応混合物をメチル−tert−ブチルエーテル(2×1L)で抽出した。得られた水層を、水酸化ナトリウム(6M,1L)の添加によってpH=6.4にした。温度を約35℃まで上昇させると緑色の溶液が得られた。このバッチを冷却すると、約20℃で晶出が起こった。48時間の撹拌後、バッチを10℃まで冷却し、濾過した。結晶物を冷却水(1L)で洗浄した。湿潤生成物(436g)を40℃で36時間減圧乾燥し、185gの標題化合物を粗生成物として得た。
前の工程の粗生成物(185g)をメタノール(0.9L)に懸濁させた。ナトリウムメトキシド(0.26L,メタノール中5.4M)を15℃で添加した。暗色に着色した溶液が得られた。混合物を周囲温度で0.5時間撹拌し、続いて3℃まで冷却した。結晶性の白色物質が、緑がかった灰色の液体中に出現した。このナトリウム塩を濾過によって単離し、冷メタノール(0.3L)で洗浄した。湿潤ケーク(255g)を30〜40℃で減圧乾燥し、115gの標題化合物のナトリウム塩を得た。この標題化合物のナトリウム塩(110g)を周囲温度で水(550ml)に懸濁させた。この懸濁液に塩酸水溶液(2M,170ml)を添加した。発熱を伴うTIn=25℃までの温度上昇が観察され、混合物のpHは6.4であった。スラリーを約25℃で0.5時間撹拌し、次いで4℃まで冷却した。この結晶のスラリーを濾過し、水(100ml)で洗浄した。得られた灰色がかったクレイを30〜40℃で減圧乾燥し、94gの標題化合物を高純度で得た。
反応器内で、[(1S,7R)−4−フェニル−3,5−ジオキサビシクロ[5.1.0]オクタン−1−イル]メタノール(750g,3.4mol)(5c)、6−クロロ−9H−プリン−2−アミン(7c)(479g,2,8mol)およびトリフェニルホスフィン(930g,3.5mol)の混合物の入った2−メチルテトラヒドロフラン(7.4L)を室温で30分間撹拌し、次いで、65℃(+/−5℃)まで加熱した。この混合物に、DIAD(711g,3.5mol)の2−メチルテトラヒドロフラン(740mL)溶液を1時間にわたって投入した。混合物を還流下で1時間撹拌し、次いで室温まで一晩放冷した。固形物を濾過によって除去した。反応器を2−メチルテトラヒドロフラン(740mL)ですすぎ、この液を用いてフィルター上の固形物を洗浄した。濾液をそのままで次の工程(6’)に供した。
前の工程(4’)の濾液を反応器に仕込んだ。この濾液を内包する容器を2−メチルテトラヒドロフラン(740mL)ですすぎ、次いで、これを反応器に添加した。この溶液に2M塩酸水溶液を添加した。反応器の内容物を70℃(+/−5℃)まで加熱した。2時間後、混合物を室温まで冷却した。水相と有機相とが分離した。次いで、水相を2−メチルテトラヒドロフラン(2×3.7L)で抽出した後、tert−ブチルメチルエーテル(3.8L)で抽出した。バッチ温度を40℃未満に維持しながら、得られた水相のpHを水酸化ナトリウム水溶液の添加によって6.5(+/−0.5)にした。混合物を室温まで放冷し、一晩撹拌した。粗生成物を濾過によって単離し、水(1.5L)で洗浄した。単離した湿潤生成物を40(+/−5)℃で減圧乾燥し、357gの2−アミノ−9−[[(1S,2R)−1,2−ビス(ヒドロキシメチル)シクロプロピル]メチル]−1,9−ジヒドロ−6H−プリン−6−オン(Ac’)を粗生成物として得た。
Claims (13)
- 式(5):
の化合物、または、その互変異性体、ラセミ化合物もしくは立体異性体。 - 式(5’):
- 請求項1または2に記載の式(5):
の化合物、または、その互変異性体、ラセミ化合物もしくは立体異性体の調製方法であって、
式(4):
の化合物の−COR12部分を変換させ、それにより式(5)の化合物を得る工程を含む方法。 - 前記式(4)の化合物は、化合物(4a)であり、
前記式(4)の化合物の調製は、式(2)の化合物を式(3)の化合物と反応させ:
を得ることを含む、請求項3に記載の方法。 - 化合物(4a)のエステル部分をアミド部分に変換させ、それにより式(4b):
- 式(A):
R1は、水素、C6−10アリール、C6−10アリールC1−6アルキレン、C1−4アルキル、C6−10ハロアリール、C1−4ハロアルキルまたはC6−10ハロアリールC1−6アルキレンから選択され;
R2は、C6−10アリール、C6−10アリールC1−6アルキレン、C1−4アルキル、C6−10ハロアリール、C1−4ハロアルキルまたはC6−10ハロアリールC1−6アルキレンから選択される)
のシクロプロパン誘導体の調製のための請求項1または2のいずれかに記載の式(5)の化合物の使用。 - 式(A):
R1は、水素、C6−10アリール、C6−10アリールC1−6アルキレン、C1−4アルキル、C6−10ハロアリール、C1−4ハロアルキルまたはC6−10ハロアリールC1−6アルキレンから選択され;
R2は、C6−10アリール、C6−10アリールC1−6アルキレン、C1−4アルキル、C6−10ハロアリール、C1−4ハロアルキルまたはC6−10ハロアリールC1−6アルキレンから選択される)
の化合物、または、その互変異性体、ラセミ化合物、立体異性体、薬学的に許容される塩、水和物もしくは溶媒和物の作製方法であって;
式(8):
B’は、Bであるか、あるいはプリニル、ピリミジルまたはそのアザもしくはデアザ類似体、または、−NR1R2からなる群より選択され;各基は独立して、ハロ、アミノ、ヒドロキシル、C1−6アルキル、アミノC1−6アルキル、ニトロ、ホルムアミド、−NHR18、−NR24R25またはOR7から選択される1種類以上の置換基で任意に置換されており;前記プリニルまたはピリミジルの炭素原子は酸化されてC=Oを形成していてもよく、ここで、R7は、C1−4アルキル、C6−10アリールC1−6アルキレンまたはC6−10アリールから選択され、R18は、C6−10アリールC1−6アルキレン、C1−6アルキルカルボニル、ハロC1−6アルキルカルボニル、C1−6アルキルオキシカルボニル、9−フルオレニルメチルオキシカルボニルまたはC6−10アリールC1−6アルキルオキシカルボニルから選択され、R24およびR25は、独立して水素またはC1−6アルキルであり;
R1は、水素、C6−10アリール、C6−10アリールC1−6アルキレン、C1−4アルキル、C6−10ハロアリール、C1−4ハロアルキルまたはC6−10ハロアリールC1−6アルキレンから選択され;
R2は、C6−10アリール、C6−10アリールC1−6アルキレン、C1−4アルキル、C6−10ハロアリール、C1−4ハロアルキルまたはC6−10ハロアリールC1−6アルキレンから選択される)
の化合物を加水分解または還元する工程を含む方法。 - 前記式(8)の化合物は、式(5a)の化合物と、式B’−Hの化合物とのカップリングによって調製される
請求項7に記載の方法。 - 式(5a)の化合物と化合物B’−Hとのカップリングの前に、式(5a)の化合物のヒドロキシル部分を変換させ、式(6):
の化合物を得る、請求項8に記載の方法。 - 式(5b)の化合物を式(13)の化合物:
R27は、水素、C1−6アルキル、C6−10アリールおよびC6−10アリールC1−6アルキレンからなる群より選択され、R28は、ハロ、C1−6アルコキシ、C1−6アリールオキシ、C6−10アリールC1−6アルキレンオキシ、C1−6アルキルスルフィニル、C6−10アリールスルフィニル、C6−10アリールC1−6アルキレンスルフィニル、C1−6アルキルスルホニル、C6−10アリールスルフィニル、C6−10アリールC1−6アルキレンスルホニル、C1−6アルキルチオ、C6−10アリールチオ、C6−10アリールC1−6アルキレンチオ、C1−6アルキルスルホナート、C6−10アリールスルホナート、ハロC1−4アルキルスルホナート、C1−6アルキルホスホナートおよびC6−10アリールホスホナートから選択され;
R26は、水素、C6−10アリールC1−6アルキレンまたはCOR30(ここで、R30は、C1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、C1−6アルキルオキシ、9−フルオレニルメチルオキシまたはC6−10アリールC1−6アルキルオキシから選択される)から選択される)
と反応させる工程をさらに含む、請求項7に記載の方法。 - 化合物(5a)または(5b)を請求項3または5のいずれかに記載の方法を用いて調製する、請求項8〜10のいずれか1項に記載の方法。
- 前記式(5a)または(5b)の化合物を結晶化し、精製する工程をさらに含む、請求項11に記載の方法。
- 式(A)の化合物は、式(A’):
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