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JP6050868B1 - 熱成型装置 - Google Patents

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JP6050868B1
JP6050868B1 JP2015158717A JP2015158717A JP6050868B1 JP 6050868 B1 JP6050868 B1 JP 6050868B1 JP 2015158717 A JP2015158717 A JP 2015158717A JP 2015158717 A JP2015158717 A JP 2015158717A JP 6050868 B1 JP6050868 B1 JP 6050868B1
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Abstract

【課題】プラスチックシート材を固定カセットによって挟み込むことで簡単に支持固定でき、固定状態で熱成型装置内に容易に装入できる装置を提供する。【解決手段】被試作物Bをかたどるべく被試作物Bに密着させるプラスチックシート材Pを挟み込む第1枠体2、第2枠体3をヒンジ4によって揺動開閉可能な固定カセット1を形成する。第1枠体2、第2枠体3それぞれの対向面に設けた位置決めピン5、位置決め凹部6にてプラスチックシート材Pを固定支持する。また、器枠体11、加熱源13、真空吸引源18、台盤21、前記固定カセット1を着脱自在に支持し、加熱源13と真空吸引源18との間で上下動されるカセット固定枠31を備える熱成型装置10を形成する。カセット固定枠31には、弾発作用による圧止パッド55で上下位置の所定位置での停止、解除を揺動によって操作する作業ハンドル52を有する昇降操作機構51を設ける。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば各種の型菓子成型時に使用されるプラスチックシート製の成型用型材、各種の被包装品を保持収納するプラスチックシート製の包装型材等を製作するに際し、そのプラスチックシートを簡単確実に保持して熱成型装置へのセット支持を容易にし、またプラスチックシート製の型材を簡易に製作できるようにした熱成型装置に関する。
従来から、例えばチョコレート材料を型材に流し込むことで所定形状のチョコレート菓子を成型するに際し、その試作型材を例えば所定肉厚のプラスチックシート材によって構成することがある。また、近時では3Dプリンターによって成形品の見本、模型その他として製作された各種の立体物を元にして、それを型材によって試作成型すべく立体物である被試作物そのものにプラスチックシート材を被せて真空成型方法によって試作型材を同様に所定肉厚のプラスチックシート材によって構成することもある。
こうしたプラスチックシート材製の型材を形成するには、例えば特許文献1に示されるプラスチックシートの熱成型装置および熱成形方法が提案されている。この熱成型装置、方法は、プラスチックシートを加熱する熱板を有するプレスと、シート保持部を有してプレスに対して移動可能な成型ボックスとから成り、プレス下方に移動させた成型ボックス内に嵌め込んだ成形型の下方から排気し、加熱済のプラスチックシートを成形型に密着させることでプラスチックシートによる試作型材を製作できるとする。
また、特許文献2に示される真空成形装置が提案されており、この真空成形装置では、装置本体の上部に熱源、下部に真空吸引源を備え、下部に設けた吸引盤上に載置したワークピースに加熱したプラスチックシートを被せてかたどるとき、そのプラスチックシートは、上下方向で揺動自在に開閉される上フレーム材と下フレーム材とを有する成形用カセット内に固定され、この成形用カセットを装置本体の四隅に立脚されているガイドレール相互間に挟み込ませることで装置本体内にセットするとしている。
特開平10−278907号公報 米国特許明細書第5015167号
この特許文献1の熱成形装置、方法によると、成形ボックスに成形型を位置決めセットすると共に、成形ボックスの開口部に配した取付枠にプラスチックシートを取り付ける必要があるばかりでなく、成形型ボックスの移動機構、プレスにおける熱板の昇降操作機構等を備えるから、サンプル的な試作型材の製作に適するとしても装置自体としてやや大型化せざるを得ず、しかも高価なものとなっている。
また、特許文献2の成形装置によると、装置本体外に取り出した開閉自在な成形用カセット内にプラスチックシート材を挟み込み、装置本体に設けてある四隅に立脚されているガイドレール相互間に傾斜させることで装入させるから、その装入作業自体が面倒であるばかりでなく、整形用カセットを下降させるときに傾くことがあるから、ワークピースにきっちりと被せるには熟練した操作が必要で正確な型取り成形は困難である。
また、近時の3Dプリンターの利用で比較的に小型のサンプル的な立体物の製作が容易になっていても、これを元にした試作型材の製作自体が特許文献1のような装置、方法によるとすれば試作型材の製作そのものも面倒である。こうしたことから、サンプル的な試作型材等の製作が容易であり、プラスチックシート自体の位置決めセットも容易に行える簡易な熱成型装置が望まれているのである。
そこで本発明は上述したような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、例えば試作型材となるプラスチックシート材を熱成型装置内にセットするに際し、そのプラスチックシート材を固定カセットによって挟み込むことで簡単に支持固定でき、その固定された状態の儘で熱成型装置におけるカセット固定枠内に装入するだけで簡単、容易にセットでき、またこのカセット固定枠に設けたハンドル操作でカセット固定枠の昇降さらにはその任位置での停止操作も簡便にでき、しかも熱成型装置自体は例えば卓上に置ける程度に小型化できることで、取り扱いも容易であるようにした熱成型装置を提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明にあっては、後述する発明を実施するための形態における使用符号を付記して説明すると、器枠体11と、この器枠体11の上部に配装された加熱源13と、器枠体11の下部に配装された真空吸引源18と、空気抜き孔22が開穿されて真空吸引源18の上に設けられていて、被試作物Bが載置される台盤21と、プラスチックシート材Pが着脱自在に固定支持される固定カセット1を着脱自在に支持すると共に器枠体11の内部で加熱源13と真空吸引源18との間で上下動されるカセット固定枠31とを備えて成り、前記カセット固定枠31は、前記固定カセット1を装入させて位置決め支持するカセット支持部32を有すると共に、器枠体11の上下に沿って設けた案内昇降手段41を介して昇降自在になっていて、案内昇降手段41に沿った任意高さ位置で、器枠体11に設けた柱枠16に弾発的に圧止して停止させ、また圧止を解除して昇降を操作させる作業ハンドル52を有する昇降操作機構51を備えて成ることを特徴とする。
前記固定カセット1には、プラスチックシート材Pに形成した固定取付孔P1に嵌め合う位置決めピン5、この位置決めピン5に嵌め合う位置決め凹部6を設けて構成することができる。
前記カセット固定枠31におけるカセット支持部32は、前記固定カセット1の左右枠部分がカセット固定枠31の前方からスライド自在に嵌め入れられるようにした断面溝形状に形成して構成することができる。
前記カセット固定枠31には、スライド装入させる固定カセット1を位置決めさせる後部位置決め部33を設けて構成することができる。
前記案内昇降手段41は、器枠体11の前後左右の隅部に立脚配置した案内ポール42と、この案内ポール42にスライド自在に嵌め合う案内部43をカセット固定枠31に設けることで構成することができる。
前記昇降操作機構51は、前記カセット固定枠31に揺動自在に枢支したハンドル連結アーム53に連結した作業ハンドル52と、器枠体11の隅部に立脚状に設けた柱枠16に圧止するようハンドル連結アーム53に設けた圧止パッド55と、作業ハンドル52、ハンドル連結アーム53を揺動させて圧止パッド55を柱枠16に弾発的に圧止させてカセット固定枠31を停止させるようカセット固定枠31に配装した弾発体56とを備えて構成することができる。
前記作業ハンドル52は、カセット固定枠31の前部左右に揺動自在に設けたハンドル連結アーム53に設けられていて、ハンドル連結アーム53には、器枠体11の隅部に立脚状に設けた柱枠16に圧止することで作業ハンドル52によるカセット固定枠31の上下動を阻止させる圧止パッド55を設け、作業ハンドル52、ハンドル連結アーム53を揺動させて圧止パッド55を器枠体11の前後左右の隅部に立脚状に設けた柱枠16に弾発的に圧止させてカセット固定枠31を停止させるようカセット固定枠31の側部に弾発体55を介装して成ることで構成することができる。
前記弾発体56は、ハンドル連結アーム53と、カセット固定枠31のカセット支持部32との間で拡開傾向に付勢されているコイルスプリングとして構成することができる。
以上のように構成された本発明に係る熱成型装置にあって、熱成型装置10内でのカセット固定枠31の上下動で、上部の加熱源13に対する近接によるプラスチックシート材Pを加熱およびこれによる軟性化、その後の下部の台盤21上に載置してある被試作物Bへのあてがいおよび真空吸引源18の吸引作動によって被試作物Bにプラスチックシート材Pを密着させ、それをかたどらせる。
熱成型装置10のカセット固定枠31のカセット支持部32は、プラスチックシート材Pを挟み込んだ固定カセット1を例えばスライドさせることで装入支持させ、熱成型装置10における器枠体11の案内昇降手段41によって円滑に上下動させる。また、器枠体11の外側に配置した停止位置の設定、上下動操作用の作業ハンドル52によって、カセット固定枠31ひいては固定カセット1を、器枠体11の内部での所定の任意高さ位置における停止、また上下動を円滑にさせ、加熱源13への近接、台盤21上での被試作物Bに対するあてがいセットを容易に行わせる。
固定カセット1の位置決めピン5、位置決め凹部6によるプラスチックシート材Pの固定取付孔P1との嵌め合わせは、被試作物Bにあてがわれるプラスチックシート材Pを固定カセット1内でしっかりと支持し、真空吸引源18による吸引作用でも、被試作物Bにあてがわれて伸ばされるときでもプラスチックシート材Pを固定カセット1から抜脱、脱落させない。
案内昇降手段41における案内ポール42に案内部43によってカセット固定枠31をスライド自在に嵌め合わせていることで、作業ハンドル52を例えば手指によって持ち上げ、持ち下げることでカセット固定枠31の上下動操作を円滑にさせる。
昇降操作機構51は、弾発体56の弾発作用でハンドル連結アーム53の圧止パッド55を器枠体11の隅部に立脚配置した柱枠16に弾発的に圧止させることで、作業ハンドル52によるカセット固定枠31の上下動を阻止し、器枠体11の内部でのカセット固定枠31の高さ位置を自在に変更調整させて停止させる。また、作業ハンドル52における弾発体56の弾発作用に抗する揺動操作で、圧止パッド55による圧止作用を解除することによってカセット固定枠31の高さ位置を作業ハンドル52の上下動と共に自在に昇降させ、加熱源13位置への上昇操作、台盤21上の被試作物Bに対する下降操作を安全、確実に行わせさせる。
本発明は以上説明したように構成されているため、例えば試作型材となるプラスチックシート材Pを熱成型装置10内にセットするに際し、そのプラスチックシート材Pを挟み込んだ固定カセット1自体によって位置決め固定したままの状態で装入支持でき、また、この固定カセット1を器枠体11内で装入支持したカセット固定枠31を作業ハンドル52の操作による任意高さ位置での停止、昇降操作を容易に行うことができ、しかも、例えば卓上に置ける程度に小型化できる熱成型装置10とすることで取り扱いも容易であり、試作型材等を簡単に製作できる。
すなわちこれは、本発明に係る熱成型装置10が、器枠体11の上部、下部に配装された加熱源13、真空吸引源18と、被試作物Bが載置される台盤21と、プラスチックシート材Pが固定支持される固定カセット1を着脱自在に支持して器枠体11の内部で加熱源13、真空吸引源18相互間で上下動されるカセット固定枠31とを備え、カセット固定枠31は固定カセット1が位置決め支持させるカセット支持部32を有すると共に、器枠体11の上下に沿って設けた案内昇降手段41を介して昇降自在になっていて、案内昇降手段41に沿った任意高さ位置での停止、また昇降を操作させる作業ハンドル52を有する昇降操作機構51を備えて成るからである。これらによって、プラスチックシート材Pの確実な支持固定、熱成型装置10内への装入セット、カセット固定枠31の位置決め停止・昇降操作、プラスチックシート材Pの加熱・軟性化、被試作物Bに対する密着かたどり等を簡単、容易に行うことができる。
カセット固定枠31は、固定カセット1が支持されるカセット支持部32を有するから、固定カセット1のカセット固定枠31内への例えばスライド支持でプラスチックシート材Pを熱成型装置10内に簡単に位置決めセットできる。更に固定カセット1で支持固定したプラスチックシート材Pを加熱源13に近接させた加熱、軟性化、台盤21上の被試作物Bに対する被せ後の真空吸引源18によるプラスチックシート材P下方の吸引作用での型取りを円滑にする。
固定カセット1には、プラスチックシート材Pの固定取付孔P1に嵌め合う位置決めピン5、位置決め凹部6を設けてあるから、軟性化された後に被試作物Bにあてがわれるプラスチックシート材Pに対して真空吸引作用、強制的な伸ばし作用が付与されても、プラスチックシート材Pが固定カセット1から脱落、抜脱されることがない。そのため、被試作物Bの外形に沿っている正確な凹部状のかたどりをプラスチックシート材Pに形成することができる。
また、カセット固定枠31は、器枠体11の上下に沿って設けた案内昇降手段41を介して昇降自在になっていると共に、案内昇降手段41に沿った任意高さ位置での停止、また昇降を操作させる作業ハンドル52を有する昇降操作機構51を備えているから、案内昇降手段41によってカセット固定枠31を器枠体11の内部で上下方向に円滑に移動できる。しかも、昇降操作機構51の作業ハンドル52の操作によって、器枠体11の内部における上下高さの任位置での停止で、被試作物Bの高低に対応してカセット固定枠31の上下位置を調整できる。さらには作業ハンドル52によってカセット固定枠31を上下動させてプラスチックシート材Pの加熱源13に近接させるよう上昇させ、台盤21上の被試作物Bに対するあてがうように下降させる昇降作業を迅速に行うことができる。
また、案内昇降手段41において、器枠体11の前後左右の隅部等に立脚配置した案内ポール42に案内部43によってカセット固定枠41をスライド自在に嵌め合わせているから、カセット固定枠31に設けてある作業ハンドル52を例えば手指によって持ち上げ、持ち下げることでカセット固定枠31を円滑に上下動操作できる。そのため、カセット固定枠31に支持したプラスチックシート材Pの加熱源13位置への上昇操作、台盤21上の被試作物Bに対して被せるようにする下降操作をがたつかせずに安定的な作業を可能にさせる。
しかも、このカセット固定枠31の上下動操作は、このカセット固定枠31に設けたハンドル連結アーム53に連結した作業ハンドル52が、器枠体11の外側に配置されるようにすることで、この作業ハンドル52によって器枠体11外部からカセット固定枠31、固定カセット1を上下動操作できる。そればかりでなく、器枠体11のカセット固定枠31から固定カセット1を取り外すことで、器枠体11の外部でプラスチックシート材Pを取り扱えるから、器枠体11内部での加熱源13による高温雰囲気、真空吸引源18による真空雰囲気の影響を受けずに、手作業によっても安全に作業できる。
昇降操作機構51は、カセット固定枠31に揺動自在に枢支したハンドル連結アーム53に連結した作業ハンドル52と、器枠体11の隅部に立脚状に設けた柱枠16に圧止するようハンドル連結アーム53に設けた圧止パッド55と、作業ハンドル52、ハンドル連結アーム53を揺動させて圧止パッド55を柱枠16に弾発的に圧止させてカセット固定枠31を停止させるようカセット固定枠31に配装した弾発体56とを備えている。そのため、作業ハンドル52に対する弾発体56に抗する揺動操作によって圧止状態を解除した状態で、カセット固定枠31の上下動操作を可能にさせ、また、揺動操作を解除すると弾発体56の弾発作用で圧止パッド55を器枠体11の柱枠16に圧止させることになり、器枠体11の内部における任意の高さ位置でカセット固定枠31を位置決めできる。これによって、加熱源13に近接させてのプラスチックシート材Pの上昇位置での停止によるプラスチックシート材Pに対する加熱軟性化、台盤21上の被試作物Bに被せるときの真空吸引源18によるかたどり吸引、等の迅速な作業を実施できる。
尚、上記の課題を解決するための手段、発明の効果の項それぞれにおいて付記した符号は、図面中に記載した構成各部を示す部分との参照を容易にするために付した。本発明は、これらの記載、図面中の符号等によって示された構造・形状等に限定されない。
本発明の一実施の形態における概要斜視図である。 同じく成型時の縦断面図である。 同じくカセット固定枠に固定カセットを装入セットした状態の要部横断面図である。 同じく昇降操作手段による操作を説明する要部断面図で、その(A)は上下動可能状態時、(B)は圧止停止状態時それぞれを示す。
以下、図面を参照して本発明を実施するための一形態を説明すると、図において示される符号1は、本発明に係る熱成型装置10、例えば机上に載置可能な程度に小型化したいわゆる卓上型の熱成型装置10における成型部に着脱式に位置決めセットされる着脱カセット式構造の固定カセットである。この固定カセット1は、例えば試作型材となる所定肉厚の例えばA4版程度の大きさとしたプラスチックシート材Pを、このプラスチックシート材Pの周縁に開穿形成されている固定取付孔P1に嵌め合う位置決めピン5、及びこの位置決めピン5に嵌め合うようにしてある位置決め凹部6と共に挟み込むことで固定支持して挟持する。また、熱成型装置10内に組み込まれ使用されるときの加熱時の耐熱性、被試作物Bに対する押さえ時の堅牢性、取り扱い時の容易性等を考慮して例えばアルミニウム材等の金属材にて形成されている。
具体的には、例えば塩化ビニル樹脂等のプラスチックシート材Pの周縁を挟み込む第1挟持面が内周縁に形成された平面で四角枠状を呈する第1枠体2と、同じく第2挟持面が内周縁に形成された同じく平面で四角枠状を呈する第2枠体3と、これらの第1枠体2、第2枠体3とを揺動開閉自在に枢支連結するヒンジ4から成る。そして、第1枠体2、第2枠体3相互間でプラスチックシート材Pを挟むときに固定取付孔P1に嵌め合わせて位置決めさせる位置決めピン5、この位置決めピン5に嵌め合い合致する位置決め凹部6が、第1挟持面、第2挟持面の対向面それぞれに固定取付孔P1の位置に合致対応して設けられている。
また、この固定カセット1は、例えば図示のように、第1枠体2、第2枠体3を、そのいずれかの側縁でヒンジ4によって連結することによって揺動開閉可能に構成し、揺動開閉の連結構成によって、固定カセット1自体の取り扱いを容易にしている。更には、熱成型装置10におけるカセット固定枠31内へのスライド装入、取り出しに便なるように、例えば下側に位置される第1枠体2に取っ手あるいは摘み7を付設することも可能である。尚、第1挟持面、第2挟持面は、互いに対向状となってプラスチックシート材Pの周縁を挟み込めばよいので、必要があればプラスチックシート材Pの周縁部分を嵌め入れ、位置決めさせる段部を形成することもできる。
次に、本発明に係る熱成型装置10を説明すると、この熱成型装置10は、例えば以上のように構成された固定カセット1を使用して、これに挟み込まれたプラスチックシート材Pに所定の被試作物Bに沿った窪み状の型部を成型させるものである。すなわち例えば凝固化される流動性素材の型材へのいわゆる流し込みによって造形が予定されるものとしての例えば手工芸品として制作されたものであったり、あるいは3Dプリンター等によって制作されたものであったりする被試作物Bをかたどるように、加熱・軟性化したプラスチックシート材Pを被試作物Bに真空成形によって密着状にあてがい、そのプラスチックシート材P自体を試作型材として製作するもので、例えば以下のように構成される。
この熱成型装置10は、例えば机上に載置可能な程度に小型化された容積を有するほぼ直方体状の器枠体11と、この器枠体11内の上部に配装された加熱源13と、器枠体11内の下部に配装された真空吸引源18と、空気抜き孔22が開穿されて真空吸引源18上に設けられていて、被試作物Bが載置される台盤21と、プラスチックシート材Pが着脱自在に固定支持される固定カセット1を着脱自在に支持すると共に器枠体11内で加熱源13と真空吸引源18との間で上下動されるカセット固定枠31と、このカセット固定枠31を案内昇降手段41によって昇降自在にし、任意高さ位置での停止、また昇降を操作させる昇降操作機構51とを備えて成る。
器枠体11は、平面では、例えば前記A4版程度のプラスチックシート材Pが前方からスライド装入されてほぼ水平状態のままでセットされるよう、そのプラスチックシート材Pの大きさに対応させて、これよりやや大きめとなる程度のものとされる。また、図に示すように、加熱源13を配装してあるほぼ直方体状の上部枠部12と、真空吸引源18を配装してある同じくほぼ直方体状の下部枠部17とは、その四隅に上下方向に沿って立脚状に配されている例えば断面でアングル状の柱枠16によって連繋固定されている。そして、加熱源13が配装されている上部枠部12と、真空吸引源18が配装されている下部枠部17との間では前記被試作物Bが装入載置されるに足りる高さ空間を備えて成る。
加熱源13は、電熱ヒーターのもので、これの直下に持ち上げられて位置されるプラスチックシート材Pに対して、被試作物Bをかたどる際に被試作物Bの外形に沿うよう密着させるに足りる柔軟性が与えられるように加熱させるのであり、加熱温度を例えば200℃に設定調整できるよう熱感知器によって制御されるようにしてある。この設定温度は、器枠体11の下部枠部17における前面に配した例えばデジタル表示式の温度計14によって表示されるように例えば下部枠部17の前面に設けたヒータースイッチ15で制御されるようにしてある。また、この加熱源13は、上部枠部12の上部天壁を山形状に上方に膨出させ、内部上面に熱反射材等を設けることで形成した加熱室内に配置することもでき、こうすることで加熱効率性を高めることもできる。
真空吸引源18は、例えば下部枠部17の下部に内蔵させた真空ポンプ・モーターのもので、台盤21上の器枠体11内のエアを空気抜き孔22を経て強制排気するのであり、足踏み式の、あるいは器枠体11の前面に配した排気スイッチ19によってON−OFFされるようにしてある。
台盤21は、器枠体11におけるほぼ中央高さ位置で器枠体11内を上下に区画した位置で下部枠部17の上面に固定されており、この台盤21上に被試作物Bが載置セットされるようにしてある。そして、台盤21自体に開穿されている空気抜き孔22を経た真空吸引源18の吸引作用で、台盤21上にセットされた被試作物B上に被せられるプラスチックシート材P下方のエアが強制排気されることで、プラスチックシート材Pを被試作物Bに密着させる(図2参照)。
また、この台盤21は、図示のように周縁部分から所定高さとなるように段差状に形成されており、段差分で高く形成された台盤21の本体部分に載置セットされた被試作物Bに対してプラスチックシート材Pが被せられ、真空吸引源18による吸引作動でプラスチックシート材Pがこの台盤21の本体部分にも密着されるよう、押し下げられた固定カセット1の第1枠体2、第2枠体3が台盤21の本体部分の周囲に位置決めされるようにしてある(図2参照)。すなわち、この台盤21の本体部分の周囲大きさは、固定カセット1の第1枠体2、第2枠体3の内形大きさに比し、大きくはないものとしてある。
尚、空気抜き孔22は、台盤21の盤面全域に開穿されており、台盤21が例えばパンチングボードによって形成されることで、その多数の小孔を空気抜き孔22とすることができる。
カセット固定枠31は、器枠体11に設けてある案内昇降手段41によって器枠体1の上下方向に沿って昇降されるようにしてある。カセット固定枠31自体は、固定カセット1の左右枠部分がスライド装入されることで支持するようにした左右のカセット支持部32と、このカセット支持部32の後部でカセット支持部32相互間に連結形成した後部位置決め部36とを備えて成ると共に、左右のカセット支持部32には、器枠体11の左右外方に位置される作業ハンドル52によってカセット固定枠31を上下動させる昇降操作機構51が設けられている。
このカセット固定枠31におけるカセット支持部32は、固定カセット1の左右枠部分がカセット固定枠31の前方からスライド自在に嵌め入れられるようにした断面溝形状に形成されている。例えば図3、図4に示すように、前面が開放されている平面でコ字枠状あるいは平面で四角枠状を呈する下板材33と、この下板材33と同様に前面が開放されている平面でコ字枠状あるいは平面で四角枠状を呈する上板材34とを、固定カセット1の高さ間隔に対応したスペーサ35を介在させて上下で一体化して成る。また、後部位置決め部36は、カセット固定枠31自体における後部に下板材33、上板材34相互間に介装した例えば所定径の適数のピン状部材としてあり、カセット固定枠31内に装入された固定カセット1の後縁が突き当たり状に当接されることでカセット固定枠31に対する固定カセット1を位置決めできるようにしてある。
前記案内昇降手段41は、図に示すように、器枠体11における上部枠部12、下部枠部17相互間の前後左右の隅部等に立脚配置した案内ポール42と、カセット固定枠31における前後左右の隅部等に案内ポール42にスライド自在にして嵌め合うよう開穿形成した案内孔および案内筒体による案内部43とから成る。こうすることで、案内ポール42に嵌め合う案内孔、案内筒体による案内部43が案内ポール42に沿ってカセット固定枠31自体を傾かせることなく円滑にがたつかせずに上下方向で案内させるようにしている。
また、前記昇降操作機構51によって、カセット固定枠31を器枠体11内における上下の任意の高さ位置に一時的にでも停止させ、あるいは自在に上下動可能にさせるように、作業者自身による手動操作で行えるようにしてある。
この昇降操作機構51は、カセット固定枠31の昇降操作を円滑に行えるよう、好ましくはカセット固定枠31の前部左右に対状にすることで、器枠体11の外部に突出配置される作業ハンドル52を設けてある。すなわち、カセット固定枠31に揺動自在に枢支したハンドル連結アーム53に連結した作業ハンドル52と、前記柱枠16に圧止するようハンドル連結アーム53に設けた圧止パッド55と、作業ハンドル52、ハンドル連結アーム53を揺動させて圧止パッド55を柱枠16に弾発的に圧止させてカセット固定枠31を停止させるようカセット固定枠31に配装した弾発体56とを備えて成る。
ハンドル連結アーム53は、一方の半部は器枠体11の左右外方に突出位置され、他方の半部は前記柱枠16の内方に位置された平面でL字状を呈していて、その曲がり部分がカセット固定枠31のカセット支持部32の前部位置で揺動軸54によって揺動自在に枢支されている。器枠体11の外方に突出されている一方の半部に、器枠体11の前方に向けられている作業ハンドル52が固定されており、柱枠16に対峙する他方の半部の外側に、柱枠16の内側面に圧止することでカセット固定枠31の昇降を停止させる圧止パッド55を付設してある。
弾発体56は図示のように、ハンドル連結アーム53における前記他方の半部の内側と、カセット固定枠31、すなわちこのカセット固定枠31のカセット支持部32、具体的には前記スペーサ35との間で拡開傾向に付勢されているコイルスプリングのものであり、この弾発作用でハンドル連結アーム53の圧止パッド55を柱枠16に常時圧止させ、カセット固定枠31の昇降作動を停止させている。また、この状態では、ハンドル連結アーム53、作業ハンドル52をも器枠体11の左右で外方がわに弾発付勢させており、作業ハンドル52の内方がわへの揺動操作によって圧止パッド55の柱枠16に対する圧止力を解除することでカセット固定枠31を自在に昇降できようにしている。
こうすることで、図4に示すように、作業ハンドル52は、器枠体11の前部の左右両側位置で対状に配置され、また弾発体56による弾発作用によって左右方向に揺動自在となっていて、弾発体56の弾発作用に抗して互いに内方がわに揺動させることによって、圧止パッド55を柱枠16から解除させる(図4(A)参照)。すると、作業ハンドル52の持ち上げ、持ち下げによってカセット固定枠31を任意に上下動できるようになる。逆に、作業ハンドル52に対する内方がわへの揺動作用を解除すると、弾発体56の弾発作用によって圧止パッド55が柱枠16に圧止し、その圧止位置で作業ハンドル52、またカセット固定枠31を停止させ、その停止位置を維持する(図4(B)参照)。
なお、柱枠16に対する圧止パッド55の圧止、弾発体56による弾発作用は、作業ハンドル52の外方がわへの揺動操作で解除するよう変更構成することも可能である。
次に、固定カセット1を利用した熱成型装置10における、例えば試作型材の製作の一例を説明する。先ず、事前に、試作型材として製作すべく、その外形をかたどるべき所定の被試作物Bを予め用意するのであり、この被試作物Bは例えば手作り的に制作された各種の造形物例えば模型品、造形されたチョコレート菓子形物品、3Dプリンターによって制作されたサンプル品その他であり、これらの被試作物Bを熱成型装置10における台盤21上に載置セットしておく。
その一方、所定肉厚のプラスチックシート材Pを固定カセット1に固定支持するのであり、揺動開放した第1枠体2と第2枠体3との間で位置決めピン5、位置決め凹部6に固定取付孔P1に嵌め合わせることでプラスチックシート材Pを挟み込み、固定カセット1内にプラスチックシート材Pを固定する。
次いで、プラスチックシート材Pを挟み込み固定した固定カセット1を熱成型装置10内に装入セットするのであり、器枠体11内で上下動が可能になっているカセット固定枠31に固定カセット1をスライド装入位置決めさせて支持させる。なお、このとき、昇降操作機構51における左右の作業ハンドル52を揺動操作して柱枠16に対する圧止パッド55の圧止による停止位置を変更調整して、被試作物Bの上方にカセット固定枠31を位置決めしておく。装入支持後は、通電することで加熱状態にした加熱源13側にカセット固定枠31を、停止位置を解除操作した作業ハンドル52によって案内昇降手段41を介して持ち上げ、カセット固定枠31に固定カセット1を介して支持したプラスチックシート材Pを加熱し、軟性化させる。
十分に軟性化した後のプラスチックシート材Pを、作業ハンドル52の操作でカセット固定枠31の下方への移動によって被試作物B上に押し当てると共に、真空吸引源18を作動させる。真空吸引源18の作動によって、台盤21とプラスチックシート材Pとの間に存するエアは空気抜き孔22を経て台盤21下方から排気し、これと共にプラスチックシート材Pは被試作物Bの外形に沿って密着されると同時に台盤21上面にも密着する。このとき、真空吸引源18の吸引作動によるプラスチックシート材Pの吸引に伴い、固定カセット1はカセット固定枠31と共に下降するとき、作業者自身の作業ハンドル52に対する手動操作でカセット固定枠31を更に押し下げても良い。そして、その密着状態のまま所定時間で放置し、プラスチックシート材Pの硬化を待ってプラスチックシート材Pを被試作物Bから離反させるよう、再び作業ハンドル52にてカセット固定枠31を持ち上げる。
持ち上げ後は、被試作物Bを台盤21から取り出す一方、カセット固定枠31から固定カセット1を抜き出し、第1枠体2、第2枠体3相互を揺動開放して、かたどり成型後のプラスチックシート材Pを取り外すのである。取り外し後のプラスチックシート材Pには、被試作物Bの外形に沿った凹みが形成されており、これによって例えば試作品を製作等するための試作型材として利用する。
必要があれば、固定カセット1内に別のプラスチックシート材Pを再度セットし、同様に繰り返すことで被試作物Bに対応した各種の型材を製作でき、プラスチックシート材P自体の取り扱いは器枠体11の外部で行うので安全でもある。
いずれにしても、このような器枠体11、加熱源13、真空吸引源18、台盤21、カセット固定枠31、案内昇降手段41、昇降操作機構51等を備えて成る熱成型装置10自体は、図示例による構成に限定されず、プラスチックシート材Pを固定支持した状態の前記固定カセット1がカセット固定枠31に支持された状態で上下動して、加熱源13に近接させての加熱・軟性化、台盤21上の被試作物Bに対するプラスチックシート材Pのあてがい等の操作を手動的に行えるものであればたり、具体的構成例は以上の説明、図示例等に限定されるものではない。
B…被試作物 P…プラスチックシート材
P1…固定取付孔
1…固定カセット 2…第1枠体
3…第2枠体 4…ヒンジ
5…位置決めピン 6…位置決め凹部
7…摘み
10…熱成型装置 11…器枠体
12…上部枠部 13…加熱源
14…温度計 15…ヒータースイッチ
16…柱枠 17…下部枠部
18…真空吸引源 19…排気スイッチ
21…台盤 22…空気抜き孔
31…カセット固定枠 32…カセット支持部
33…下板材 34…上板材
35…スペーサ 36…後部位置決め部
41…案内昇降手段 42…案内ポール
43…案内部
51…昇降操作機構 52…作業ハンドル
53…ハンドル連結アーム 54…揺動軸
55…圧止パッド 56…弾発体

Claims (8)

  1. 器枠体と、この器枠体の上部に配装された加熱源と、器枠体の下部に配装された真空吸引源と、空気抜き孔が開穿されて真空吸引源の上に設けられていて、被試作物が載置される台盤と、プラスチックシート材が着脱自在に固定支持される固定カセットを着脱自在に支持すると共に器枠体の内部で加熱源と真空吸引源との間で上下動されるカセット固定枠とを備えて成り、前記カセット固定枠は、前記固定カセットを装入させて位置決め支持するカセット支持部を有すると共に、器枠体の上下に沿って設けた案内昇降手段を介して昇降自在になっていて、案内昇降手段に沿った任意高さ位置で、器枠体に設けた柱枠に弾発的に圧止して停止させ、また圧止を解除して昇降を操作させる作業ハンドルを有する昇降操作機構を備えて成ることを特徴とする熱成型装置。
  2. 前記固定カセットには、プラスチックシート材に形成した固定取付孔に嵌め合う位置決めピン、この位置決めピンに嵌め合う位置決め凹部を設けてある請求項1に記載の熱成型装置。
  3. 前記カセット固定枠におけるカセット支持部は、前記固定カセットの左右枠部分がカセット固定枠の前方からスライド自在に嵌め入れられるようにした断面溝形状に形成してある請求項1または2に記載の熱成型装置。
  4. 前記カセット固定枠には、スライド装入させる固定カセットを位置決めさせる後部位置決め部を設けてある請求項1乃至3のいずれかに記載の熱成型装置。
  5. 前記案内昇降手段は、器枠体の前後左右の隅部に立脚配置した案内ポールと、この案内ポールにスライド自在に嵌め合う案内部をカセット固定枠に設けて成る請求項1乃至4のいずれかに記載の熱成型装置。
  6. 前記昇降操作機構は、前記カセット固定枠に揺動自在に枢支したハンドル連結アームに連結した作業ハンドルと、器枠体の隅部に立脚状に設けた柱枠に圧止するようハンドル連結アームに設けた圧止パッドと、作業ハンドル、ハンドル連結アームを揺動させて圧止パッドを柱枠に弾発的に圧止させてカセット固定枠を停止させるようカセット固定枠に配装した弾発体とを備えて成る請求項1乃至5のいずれかに記載の熱成型装置。
  7. 前記作業ハンドルは、カセット固定枠の前部左右に揺動自在に設けたハンドル連結アームに設けられていて、ハンドル連結アームには、器枠体の隅部に立脚状に設けた柱枠に圧止することで作業ハンドルによるカセット固定枠の上下動を阻止させる圧止パッドを設け、作業ハンドル、ハンドル連結アームを揺動させて圧止パッドを器枠体の前後左右の隅部に立脚状に設けた柱枠に弾発的に圧止させてカセット固定枠を停止させるようカセット固定枠の側部に弾発体を介装して成る請求項1乃至5のいずれかに記載の熱成型装置。
  8. 前記弾発体は、ハンドル連結アームと、カセット固定枠のカセット支持部との間で拡開傾向に付勢されているコイルスプリングとしてある請求項6または7に記載の熱成型装置。
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