JP6049780B2 - 光音響装置 - Google Patents
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ここで、
Γ:グリュナイゼン係数(熱−音響変換効率)
μa(r):距離rにおける位置での吸収係数
Φ(r):距離rにおける位置での光強度
である。弾性特性値であるグリュナイゼン係数Γは、熱膨張係数βと音速cの二乗の積を定圧比熱Cpで割ったものである。Γは生体組織が決まればほぼ一定の値をとることが知られているので、音響波の大きさである音圧Pの変化を時分割で測定することによりμaとΦの積、すなわち、光エネルギー吸収密度分布Hを得ることができる。そして、Hから光強度Φ(r)を除算することでμa(r)を求めることができる。
まず、図1を参照しながら本実施形態にかかる光音響装置の構成を説明する。
本実施形態の光音響装置は、被検体の内部の情報を画像化する光音響イメージング装置である。被検体が生体の場合、光音響装置は、悪性腫瘍や血管疾患などの診断や化学治療の経過観察などを目的として、生体情報の画像化を可能とする。本発明における「被検体内部の情報」とは、光照射によって生じた音響波の発生源分布の情報であり、生体内の初期音圧分布の情報、それから導かれる光エネルギー吸収密度分布の情報、それらの情報から得られる生体組織を構成する物質の濃度分布の情報などである。例えば、物質の濃度分布とは酸素飽和度などである。
パルスレーザー2aにより発生するレーザー光はパルス毎に変動する。光量変動の一例を図2に示す。図はYAGレーザーで約5W(500mJ)にて10Hzのパルス光を60秒発生させた場合の測定出力の経時変化を測定したものである。図より、出力光量は10%程度の光量変動を確認することができる。
以下に、本実施形態における検出信号の補正について詳細に説明する。
図1のように被検体が平板上に固定されており、レーザー2aによる光照射領域が被検体表面に2次元的に設定されており、光照射領域が画像化範囲に対して十分大きい場合をモデルに説明する。被検体表面に照射されるパルス光の光量をΦ0とする。被検体内では光は吸収、散乱によって表面から遠ざかるに従い指数関数的に減衰する。すなわち、
Φ(r)=Φ0・exp(−μeff・r) ・・・式(2)
と表現できる。μeffは被検体の平均的な等価減衰係数である。式(2)と式(1)から、
P(r)=Γμa(d)Φ0・exp(−μeff・r) ・・・式(3)
となる。本発明においては、Φ0がパルスごとに変動することが問題となる。例えば、あるパルス1の出力光量Φ01に対して、別のパルス2の出力光量Φ02が0.9Φ01であった場合、パルス2による光音響波の音圧P2(r)=0.9P1(r)となる。
上記のように補正されたデジタル信号に対して、画像再構成処理部12により画像再構成を行う。PATの画像再構成とは、検出器で受信された音圧Pd(rd,t)から被検体内の発生したときの初期音圧の分布P0(r)を導き出すことであり、数学的には逆問題と呼ばれる。PATの画像再構成手法で代表的に使われているUniversal Back Projection(UBP)法などはPHYSICAL REVIEW E 71,016706(2005)やREVIEW OF SCIENTIFIC INSTRUMENTS,77,042201(2006)に記載されている。
なお、本実施形態ではパルスごとの光量変動に対する補正を、A/Dコンバータ7によってデジタル信号になった後、画像再構成処理を行う前のデータに対して行う例を示したが、本発明はこれに限定されない。この補正は、画像再構成後のボクセルデータに対して行うこともできる。つまり補正量決定部10によって計算された補正係数を光減衰補正部16に入力することによって補正演算を行っても同様に光音響信号の補正が可能である。また、A/D変換する前のアナログデータに対して、補正を行うこともできる。この場合、補正量決定部10の出力によって、受信アンプ6のゲインを制御する方法を取ることができる。すなわち、本明細書における「検出信号」には、アナログ信号、A/D変換後のデジタル信号、このデジタル信号を画像再構成した後の輝度データのいずれも含まれる。
検出器(探触子)5は、音波や超音波のような音響波を検知し、電気信号に変換するものである。圧電現象を用いたトランスデューサ、光の共振を用いたトランスデューサ、容量の変化を用いたトランスデューサなど音響波信号を検知できるものであれば、どのような音響波検出器を用いてもよい。本実施形態の検出器5は、検出器5は複数のトランスデューサ素子を持つアレイ型であることが好ましい。このような2次元に配列されたトランスデューサ素子を用いることで、同時に複数の場所で音響波を検出することができる。これにより検出時間を短縮できると共に、被検体の振動などの影響を低減できる。また、検出器5とプレート4b、被検体3との間には、音波の反射を抑えるためのジェルや水などの音響インピーダンスマッチング剤を使うことが望ましい。
以下、実施例1では本発明における光音響装置を乳房検査に使用した場合について具体的に述べる。本実施例における乳房検査では、一般に用いられるX線マンモグラフィーと同様の乳房圧迫を行うものとする。つまり乳房においては平均的な乳房圧迫厚さである深さ4cmまでの光音響信号を取得することができれば良い。
実施形態1においてはレーザー光を片側からのみ照射したが、本実施形態ではレーザー光をプレート4の両側から照射した場合の補正方法について述べる。図5に本実施形態を説明するための光音響装置の一例を示す。レーザーパルスの照射、光量データ及び光音響信号の取得は実施形態1と同様である。実施形態1と異なる点はレーザー光をレーザー2a,2bの両側から照射し、レーザー2a,2bの出力を2つのホトセンサ8a,8bにて検出する点である。検出された光量は光量メモリ9a,9bに蓄えられ、補正量決定部10a、10bに転送される。そして実施形態1と同様の方法を用いて2つの補正係数が算出され、信号補正部11に補正係数が転送される。
P(r)=Γμa(r)Φ0A・exp(−μeff・r) ・・・式(3)
であるが、もう一方の側から照射された光による音圧は次の式で表される。
ここでDは圧迫プレート4a、4b間の距離である。また、Φ0Aは、当該音響波を生じさせたパルス光のうち、レーザー2aが発したパルス光について、光量変動の補正係数を掛けた後の初期光量である。Φ0Bは、当該音響波を生じさせたパルス光のうち、レーザー2bが発したパルス光について、光量変動の補正係数を掛けた後の初期光量である。1つの補正量テーブルは上式の光量と光の減衰分をサンプリング周波数に対して数値化し、加算されたものであるため次の式で表される。
ここでC(r)は補正量テーブルの各値であり、Φ0A、Φ0B、r、D、μeffは既知であるため求めることが出来る。そして合成された補正量テーブルC(d)は、得られた画像再構成データに対して乗算される(S605)。この際、補正量テーブルは深さ方向(被検体表面からの直進距離)の関数であるのに対して、画像再構成データは3次元データであるが、深さ方向に対してのみ乗算処理を行い、広がり方向(被検体表面の面内方向)にはすべて同様の処理を行う。その後、光音響画像をボリュームデータとして蓄積し画面に表示する。この手法は、画像再構成後のデジタルデータに対して、光源からの光量変動を考慮する補正と、深さ方向の光減衰を考慮する補正をまとめて行う手法である。この場合の検出信号は、輝度信号に変換された音圧信号でありうる。
実施形態1,2においては被検体表面には場所に依存せず一定の光量Φ0が照射されているとして光音響信号の強度を補正したが、実施形態3ではレーザー照射面(被検体表面)において初期光量に強度分布がある場合の補正方法について述べる。
P(r)=Γμa(d)Φ0(x、y、r、t)・exp(−μeff・r) ・・・式(6)
であり、光量Φ0(x、y、r、t)は空間(x、y、r)分布と時間t毎に発振される各パルスの関数である。この光量Φ0がシミュレーションによって算出され、各係数を乗算した後、逆数を取ることによって三次元空間内の各場所における補正係数が計算される。
実施形態1〜3においてはトランスデューサ5及びレーザー2aは固定された状態で光音響信号の取得を行ったが、本実施形態ではこれらをプレートに沿って走査しながら光音響信号を取得する場合について述べる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
2a,2b レーザー
3 被検体
4a、4b プレート
5 検出器
6 受信アンプ
7 アナログ−デジタルコンバータ
8a,8b ホトセンサ
9a,9b 光量メモリ
10 補正量演算部
11 信号補正部
12 画像再構成処理部
15 信号処理部
16 光減衰補正部
Claims (27)
- 被検体にパルス光を照射する光源と、
前記光源から射出された前記パルス光が前記被検体に照射されることにより発生する音響波を検出することにより検出信号を出力するトランスデューサを備える検出器と、
前記光源から出力される前記パルス光の光量を測定する光量測定器と、
前記トランスデューサから出力された前記検出信号に基づいて、前記被検体内部の情報を取得する信号処理部と、を有し、
前記信号処理部は、
前記トランスデューサから出力されるアナログ信号である前記検出信号をデジタル信号に変換するA/D変換器と、
前記デジタル信号に基づいて3次元空間における画像再構成データを取得する画像再構成処理部と、
前記光量および前記パルス光の面内強度分布に基づいて3次元空間における光強度分布を取得し、3次元空間における前記画像再構成データと3次元空間における前記光強度分布とに基づいて3次元空間における前記被検体内部の情報を取得する情報取得部と、を備える
ことを特徴とする光音響装置。 - 前記情報取得部は、前記光量、前記面内強度分布、および前記パルス光の減衰に基づいて3次元空間における前記光強度分布を取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の光音響装置。 - 前記画像再構成処理部は、前記デジタル信号を3次元空間における初期音圧分布あるいは光エネルギー吸収密度分布に変換することにより前記画像再構成データを取得する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の光音響装置。 - 前記信号処理部は、所定の基準値と前記光量とに基づいて補正量を決定する補正量決定部を更に備え、
前記情報取得部は、前記補正量決定部により決定された前記補正量および前記パルス光の面内強度分布に基づいて3次元空間における前記光強度分布を取得する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の光音響装置。 - 前記補正量決定部は、前記所定の基準値と前記光量との比に基づいて前記補正量を決定する
ことを特徴とする請求項4に記載の光音響装置。 - 前記光源を複数有し、
前記光量測定器は、前記複数の光源のそれぞれから出力されたパルス光の光量を測定し、
前記情報取得部は、前記複数の光源のそれぞれから出力されたパルス光の面内強度分布および前記光量測定器により測定された、前記複数の光源のそれぞれから出力されたパルス光の光量に基づいて、3次元空間における前記光強度分布を取得する
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の光音響装置。 - 前記複数の光源のそれぞれから出力されたパルス光の減衰、前記複数の光源のそれぞれから出力されたパルス光の面内強度分布、前記光量測定器により測定された、前記複数の光源のそれぞれから出力されたパルス光の光量に基づいて、3次元空間における前記光強度分布を取得する
ことを特徴とする請求項6に記載の光音響装置。 - 被検体にパルス光を照射する光源と、
前記光源から射出された前記パルス光が前記被検体に照射されることにより発生する音響波を検出することにより検出信号を出力するトランスデューサを備える検出器と、
前記光源から出力される前記パルス光の光量を測定する光量測定器と、
前記トランスデューサから出力された前記検出信号に基づいて、前記被検体内部の情報を取得する信号処理部と、を有し、
前記信号処理部は、
前記検出信号を、前記光量に基づいて補正する信号補正部と、
前記信号補正部により補正された前記検出信号に基づいて3次元空間における画像再構成データを取得する画像再構成処理部と、
前記パルス光の面内強度分布に基づいて3次元空間における光強度分布を取得し、3次元空間における前記画像再構成データと3次元空間における前記光強度分布とに基づいて3次元空間における前記被検体内部の情報を取得する情報取得部と、を備える
ことを特徴とする光音響装置。 - 前記面内強度分布および前記パルス光の減衰に基づいて3次元空間における前記光強度
分布を取得する
ことを特徴とする請求項8に記載の光音響装置。 - 前記画像再構成処理部は、前記検出信号を3次元空間における初期音圧分布あるいは光エネルギー吸収密度分布に変換することにより、3次元空間における前記画像再構成データを取得する
ことを特徴とする請求項8または9に記載の光音響装置。 - 前記信号処理部は、所定の基準値と前記光量とに基づいて補正量を決定する補正量決定部を更に備え、
前記信号補正部は、前記補正量決定部により決定された補正量に基づいて前記検出信号を補正する
ことを特徴とする請求項8から10のいずれか1項に記載の光音響装置。 - 前記補正量決定部は、前記所定の基準値と前記光量との比に基づき、前記補正量を決定
する
ことを特徴とする請求項11に記載の光音響装置。 - 前記信号処理部は、前記トランスデューサから出力されるアナログ信号である前記検出信号をデジタル信号に変換するA/D変換器を更に備え、
前記信号補正部は、前記デジタル信号を前記光量に基づいて補正する
ことを特徴とする請求項8から12のいずれか1項に記載の光音響装置。 - 前記信号処理部は、前記トランスデューサから出力されるアナログ信号である前記検出信号をデジタル信号に変換するA/D変換器を備え、
前記信号補正部は、前記アナログ信号を前記光量に基づいて補正する
ことを特徴とする請求項8から12のいずれか1項に記載の光音響装置。 - 前記光源を複数有し、
前記光量測定器は、前記複数の光源のそれぞれから出力されたパルス光の光量を測定し、
前記信号補正部は、前記光量測定器により測定された、前記複数の光源のそれぞれから出力されたパルス光の光量に基づいて、前記検出信号を補正する
ことを特徴とする請求項8から14のいずれか1項に記載の光音響装置。 - 前記検出器は、前記トランスデューサを複数備え、
前記信号補正部は、複数の前記トランスデューサのそれぞれから出力される検出信号を、前記光量に基づいて補正することにより、複数の補正された検出信号を出力し、
前記画像再構成処理部は、前記複数の補正された検出信号に基づいて3次元空間における前記画像再構成データを取得する
ことを特徴とする請求項8から15のいずれか1項に記載の光音響装置。 - 被検体にパルス光を照射する光源と、
前記光源から射出された前記パルス光が前記被検体に照射されることにより発生する音響波を検出することにより検出信号を出力するトランスデューサを備える検出器と、
前記トランスデューサから出力された前記検出信号に基づいて、前記被検体内部の情報を取得する信号処理部と、を有し、
前記信号処理部は、
前記トランスデューサから出力されるアナログ信号である前記検出信号をデジタル信号に変換するA/D変換器と、
前記デジタル信号に基づいて3次元空間における画像再構成データを取得する画像再構成処理部と、
前記パルス光の面内強度分布に基づいて3次元空間における光強度分布を取得し、3次元空間における前記画像再構成データと3次元空間における前記光強度分布とに基づいて3次元空間における前記被検体内部の情報を取得する情報取得部と、を備える
ことを特徴とする光音響装置。 - 前記パルス光が前記被検体に入射される入射位置を走査する機構を更に有する
ことを特徴とする請求項1から17のいずれか1項に記載の光音響装置。 - 前記情報取得部は、3次元空間における前記被検体内部の情報として3次元空間における吸収係数分布を取得する
ことを特徴とする請求項1から18のいずれか1項に記載の光音響装置。 - 前記検出器は、前記トランスデューサを複数備え、
前記A/D変換器は、複数の前記トランスデューサのそれぞれから出力されるアナログ信号である検出信号をデジタル信号に変換することにより、複数のデジタル信号を出力し、
前記画像再構成処理部は、前記複数のデジタル信号に基づいて3次元空間における前記画像再構成データを取得する
ことを特徴とする請求項1から7、および17のいずれか1項に記載の光音響装置。 - パルス光が被検体に照射されることにより発生する音響波を検出することにより得られた検出信号に基づいて、前記被検体内部の情報を取得する情報取得方法であって、
前記検出信号に用いた画像再構成により3次元空間における画像再構成データを取得する工程と、
前記パルス光の光量および前記パルス光の面内強度分布に基づいて3次元空間における光強度分布を取得する工程と、
3次元空間における前記画像再構成データと3次元空間における前記光強度分布とに基づいて3次元空間における前記被検体内部の情報を取得する工程と、を有する
ことを特徴とする情報取得方法。 - 前記光強度分布を取得する工程は、前記光量、前記面内強度分布、および前記パルス光の減衰に基づいて、3次元空間における前記光強度分布を取得する工程を含む
ことを特徴とする請求項21に記載の情報取得方法。 - パルス光が被検体に照射されることにより発生する音響波を複数の位置で検出することにより得られた検出信号に基づいて、前記被検体内部の情報を取得する情報取得方法であって、
前記検出信号を前記パルス光の光量に基づいて補正する工程と、
前記補正する工程で補正された前記検出信号に基づいて、3次元空間における画像再構成データを取得する工程と、
前記パルス光の面内強度分布に基づいて3次元空間における光強度分布を取得する工程と、
3次元空間における前記画像再構成データと3次元空間における前記光強度分布とに基づいて3次元空間における前記被検体内部の情報を取得する工程と、を有する
ことを特徴とする情報取得方法。 - 前記光強度分布を取得する工程は、前記面内強度分布および前記パルス光の減衰に基づいて3次元空間における前記光強度分布を取得する工程を含む
ことを特徴とする請求項23に記載の情報取得方法。 - パルス光が被検体に照射されることにより発生する音響波を複数の位置で検出することにより得られた検出信号に基づいて、前記被検体内部の情報を取得する情報取得方法であって、
前記検出信号に基づいて3次元空間における画像再構成データを取得する工程と、
前記パルス光の面内強度分布に基づいて3次元空間における光強度分布を取得する工程と、
3次元空間における前記画像再構成データと3次元空間における前記光強度分布とに基づいて3次元空間における前記被検体内部の情報を取得する工程と、を有する
ことを特徴とする情報取得方法。 - 前記光強度分布を取得する工程は、前記面内強度分布および前記被検体内での前記パルス光の減衰に基づいて3次元空間における前記光強度分布を取得する工程を含む
ことを特徴とする請求項25に記載の情報取得方法。 - 請求項21から26のいずれか1項に記載の情報取得方法の各工程をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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