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JP6040015B2 - 継手装置および挿管支持装置 - Google Patents

継手装置および挿管支持装置 Download PDF

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JP6040015B2
JP6040015B2 JP2012264723A JP2012264723A JP6040015B2 JP 6040015 B2 JP6040015 B2 JP 6040015B2 JP 2012264723 A JP2012264723 A JP 2012264723A JP 2012264723 A JP2012264723 A JP 2012264723A JP 6040015 B2 JP6040015 B2 JP 6040015B2
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Description

本発明は、継手装置および挿管支持装置に関する。
従来より、たとえば、被接続部材が着脱可能に接続される継手装置として、たとえば、特許文献1に開示される構成のものが知られている。継手装置は、耐久性を向上させるため、構成部品の強度を向上させることが好ましい。構成部品強度は、構成部品を肉厚とすることで向上させることができる。
特開2009−58032号
しかしながら、構成部品の肉厚化を行うと構成部品が大型化し、継手装置が大型化し易いと言う問題がある。そこで、本発明は、構成部品の肉厚化を図りながらも継手装置の大型化を抑えることができる継手装置および挿管支持装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、被接続部材が着脱可能に接続される継手装置において、被接続部材の継手装置との接続部である筒部の内側に挿抜される挿入部と、挿入部が筒部に挿入される部分から外れた位置に設けられ挿入部よりも外側に突出する突出部とを有する継手本体と、筒部の挿入部への挿抜方向に移動しないように継手本体に取り付けられ、挿入部が筒部内に挿入された状態で、筒部の外側面に形成される被係止部に係止する係止部を有する係止部材と、挿入部および係止部が環の内側に配置され、挿抜方向に沿って配置される第1位置と第2位置とに移動可能な操作環と、操作環の内側面に設けられ、操作環が第1位置に配置されているとき、係止部が挿入部から離間する方向へ移動しないように係止部の移動を規制する規制位置に配置され、操作環が第2位置に配置されているとき、規制位置から外れた位置に配置される当接部と、操作環の内側面に形成され内側に突出する突出部である環内突出部と、継手本体の突出部との間に配置され、操作環を挿抜方向にガイドするガイド部材とを有することとする。
上記発明において、係止部は、板バネの先端に設けられていることが好ましい。
上記発明において、板バネの当接部側の面には、当接部側に突出する突起部が設けられていることが好ましい。
上記発明において、環内突出部と継手本体の突出部との間には、操作環を挿抜方向に付勢する付勢手段が配置されていることが好ましい。
上記発明において、挿入部が環内に挿通されると共に継手本体の突出部と操作環との間に配置され、挿入部の周りに回転可能であり、第1回転位置と第2回転位置とに回転することができ、第1回転位置に回転されているとき、操作環に当接することで操作環の第1位置から第2位置への移動を規制する規制当接部を有する操作環移動規制環を有し、操作環には、操作環移動規制環が第2回転位置に回転された状態で、操作環が第1位置から第2位置に移動されたときに、規制当接部に当接しない当接回避部が形成されていることが好ましい。
上記発明において、係止部材は、挿入部が挿通される挿入部挿通環部を有し、挿入部挿通環部には、操作環移動規制環に設けられる規制環側クリック機構に作用して、操作環移動規制環が第1回転位置と第2回転位置と回転されたときに、操作環移動規制環にクリック感を与える継手本体側クリック機構が設けられていることが好ましい。
上記発明において、操作環移動規制環には、ガイド軸が挿通される孔部であって、操作環移動規制環の第1回転位置と第2回転位置との間の回転角と同一の中心角を有する円弧状の長孔が形成されていることが好ましい。
上記課題を解決するため、挿管支援装置は、上述の継手装置を備えることとする。
本発明によれば、部品点数の削減を図ることができる継手装置および挿管支持装置を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る挿管支援装置の外観の構成を示す図である。 図1に示すA部分を拡大した部分拡大図である。 本発明の実施の形態に係る継手装置の分解斜視図であり後方から見た図である。 本発明の実施の形態に係る継手装置の分解斜視図であり前方から見た図である。 シャーシを後方から見た斜視図である。 シャーシを前方から見た斜視図である。 係止部材を前方から見た斜視図である。 操作環を後方から見た斜視図である。 ガイド軸、スリーブおよびコイルスプリングの構成を示す斜視図である。 継手装置のガイド軸、スリーブおよびコイルスプリングが取り付けられる部分における断面の概略の構成を示す断面図である。 規制環を前方から見た正面図である。 挿管支援具を着脱可能とした継手装置の動作状態を示し、中心軸を含む断面における概略の構成を示す図である。 挿管支援具の装着が完了した継手装置の動作状態を示し、中心軸を含む断面における概略の構成を示す図である。 板バネの突起部80が設けられる部分と当接部の部分の概略の構成を拡大して示す図である。
以下、本発明の実施の形態に係る、継手装置1および挿管支援装置2の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(挿管支援装置2)
図1に示すように、挿管支援装置2は、被接続部材としての挿管支援具(イントロック)3と、装置本体4と、装置本体4に挿管支援具3を着脱可能に接続する継手装置1とを有している。挿管支援具3は、図示を省略する人工呼吸器から患者の気管に空気を送り込む際に用いる挿管チューブTを気管内へ挿入する際のガイドに用いるものである。また、装置本体4は、挿管支援具3内に挿入可能な図示を省略する管状のスコープ部を備え、このスコープ部により捕らえた映像をディスプレイ5に映し出すことができる。
したがって、スコープ部を挿管支援具3内に挿入した状態で、挿管支援具3を用いて挿管チューブTを気管内へ挿入することで、体内に挿入された挿管チューブTの先端部の近傍の映像をディスプレイ5に映し出すことができる。このように、挿管チューブTの先端部の近傍の映像をディスプレイ5に映し出すことで、挿管チューブTが挿入される部分の様子を視認できるため、安全に手早く挿管チューブTを体内の所望の部位に挿入させることができる。
以下の説明において、装置本体4から挿管支援具3に向かう方向である矢印X1方向を前方(これと反対方向である矢印X2方向を後方)とし、また、図3,4に示すように継手装置1の中心軸Xから離れる方向を外方向(外側)、中心軸Xに近づく方向を内方向(内側)、中心軸Xに直交する方向を径方向とし、さらに、前方から後方に向かって時計周りを右方向(右側)、反時計周りを左方向(左側)として説明を行う。
(挿管支援具3)
挿管支援具3は、患者の口から気管に向けて挿入されるものである。挿管支援具3は、透明な合成樹脂などの透明部材により形成され光透過性を有する。挿管支援具3は、湾曲した長手状に形成される。挿管支援具3は、継手装置1との接続部となる接続用筒部6(図12,13参照)と先端7との間の中間部近傍8までは、略直線状に形成され、この中間部近傍8において略90°方向に屈曲され先端7側に至る形状を呈している。図1に示すA部分の拡大図である図2に示すように、挿管支援具3には、ガイド溝9と、スコープガイド孔10と、操作器具孔11とが形成されている。
ガイド溝9は、挿管支援具3の外側面に開口部が形成される溝部であり、挿管チューブTが挿通可能な幅寸法及び深さ寸法に設定されている。また、ガイド溝9は、挿管支援具3を患者の口内に挿入した状態で、挿管チューブTの先端を患者の声門裂へと自然に導く(ガイドする)形状に形成されている。したがって、挿管支援具3を患者の口内に挿入した状態で、挿管チューブTをガイド溝9に沿わせて先端7に向かって進入させることで、挿管チューブTを口外から気管内に挿入することができる。
スコープガイド孔10は、スコープ部(図示省略)を挿入させることができる孔部であり、挿管支援具3内に形成されている。スコープガイド孔10は、スコープ部を挿入可能な孔径に設定されている。スコープガイド孔10は、後端側が接続用筒部6内に連通し、スコープ部を接続用筒部6の後端側の開口部12(図12,13参照)から先端7に向かって挿入させることができる。スコープガイド孔10の先端7近傍は閉塞部13により閉塞され、スコープガイド孔10に挿入されたスコープ部の先端が外部に露出しないように構成されている。閉塞部13は透明であり、内側から外側を観察することができる。
ここで、スコープ部(図示省略)は、可撓性を有するチューブ(図示省略)およびチューブの先端に備えられるカメラ部(図示省略)とを有し、スコープ部の後端は装置本体4に接続されている。スコープ部としては、たとえば、特開2005−319028号、2006−109938号、2006−204569号等に開示される構成のものを使用することができる。カメラ部は、撮影レンズとこの撮影レンズから取り込まれた被写体光が結像されるCCDなどの撮像素子と、被写体を照明するLED等が備えられている。チューブ内には、装置本体4とカメラ部とを接続する通信線が通されている。通信線を介して、撮像素子で撮像された画像信号が装置本体4に備えられる処理部に伝送されディスプレイ5に撮像された映像が表示される。また、装置本体4からは撮像素子やLED等に制御信号が伝送される。
スコープ部の先端(カメラ部)が閉塞部13に到達するようにスコープ部をスコープガイド孔10に挿入させた状態で、挿管支援具3を口から体内に進入させることで、カメラ部に捉えられた体内の様子を装置本体4のディスプレイ5で観察することができる。なお、スコープ部は、スコープ部に備えられるカメラ部に換えて、対物レンズを備え、チューブ内を通る通信線に換えてイメージガイド、あるいはライトガイドを通し、対物レンズで捉えた被写体をイメージガイドを通して観察する構成としてもよい。
操作器具孔11は、たとえば、唾液や痰などの流動性を有する異物を吸引するための吸引チューブや固体の異物を除去するための鉗子など治療器具等を挿通させるための孔部であり、挿管支援具3内に形成されている。操作器具孔11は、後端側が接続用筒部6の外側に開口し、先端側が閉塞部13の近傍に開口し、治療器具等を挿入可能な孔径に設定されている。
挿管支援具3は、図12,13に示すように、接続用筒部6が継手装置1に接続されることで、図1に示す装置本体4に接続される。接続用筒部6には、外周面に、継手装置1に設けられる後述する係止部17に係止する被係止部としての被係止溝14が全周に亘って環状に形成されている。
(装置本体4)
図1に示すように、装置本体4は、たとえば、防水構造などの長手状のケース15を備え、このケース15の先端側に、継手装置1が設けられているとともに、後端側に、画像表示用のディスプレイ5が設けられている。挿管支援具3は、継手装置1を介して装置本体4に取り付けすることができる。なお、ケース15には、このディスプレイ5などを駆動させるための図示を省略する電源用のスイッチや操作用のスイッチなどが設けられている。
ディスプレイ5は、スコープガイド孔10に挿入されたスコープ部により観測した画像を表示すると共に、挿管支援装置2の各種情報などが、ケース15内に収納された図示しない処理装置である処理回路などにより処理されて表示される部分である。
(継手装置1)
次に、図3,4を参照しながら、継手装置1の全体的な構成について説明する。図3,4は、継手装置1の分解斜視図であり、図3は斜め後方から見た図であり、図4は斜め前方から見た図である。継手装置1は、装置本体4に対して取り付けられ継手本体としてのシャーシ16と、挿管支援具3の被係止溝14(図12,13参照)に係止する係止部17を有する係止部材18と、挿管支援具3に対して継手装置1を装着可能状態または取り外し可能状態とする操作環19と、操作環19の前後方向への移動をガイドするガイド部材としてのガイド軸20と、ガイド軸20が挿通されるスリーブ21と、操作環19を前方に付勢する付勢手段としてのコイルスプリング22と、操作環19を移動可能な状態と操作環19の移動を禁止する状態とに規制する操作環移動規制環としての規制環23と、規制環23をシャーシ16に対して前後方向に移動しないように留めるCリング24と、接続用筒部6とシャーシ16とを液密にシーリングするOリング25等を有する。
(シャーシ16の構成)
図3,4および図5,6を参照しながらシャーシ16の具体的な構成について説明する。図5,6は、シャーシ16の斜視図であり、図5は斜め後方から見た図であり、図6は斜め前方から見た図である。
シャーシ16は、挿入筒部26と、突出部27と、取付部28とを有し、全体として略円筒状を呈している。挿入筒部26は、挿管支援具3の後端に設けられる接続用筒部6の内側に挿入可能な挿入部であり内部に中空部29を有する筒状部である。突出部27は、挿入筒部26の後端部に配置され、外側に向かって突出するフランジ状部である。取付部28は、シャーシ16の突出部27の後側に設けられ、装置本体4との取り付け構造の一部を構成する。取付部28は、内部に中空部30を有する円筒状を呈している。挿入筒部26、突出部27および取付部28を有するシャーシ16は、たとえば、樹脂材によりモールド成形にて一体物に形成することができる。
中空部29と中空部30とは連通している。したがって、装置本体4に設けられるスコープ部(図示省略)を、中空部30および中空部29内に通し、接続用筒部6から挿管支援具3のスコープガイド孔10に導くことができる。
取付部28の外周には雄ネジ部31が形成されている。装置本体4側には、雄ネジ部31にねじ結合可能な雌ネジ部(図示省略)が設けられている。雄ネジ部31と雌ネジ部とのねじ結合を利用して、シャーシ16は、装置本体4に対して取り付けられ固定されている。
挿入筒部26の外周部には、Cリング24が嵌合するCリング用溝部32およびOリング25が嵌合するOリング用溝部33が形成されている。Cリング用溝部32およびOリング用溝部33は、挿入筒部26の外周に全周に亘って形成されている。
また、挿入筒部26の外周面には、前端縁から後方に向かって中心軸Xに平行な溝部34が形成されている。この溝部34は、挿管支援具3の接続用筒部6の内周に後端縁から前方に向かって形成される図示を省略する凸条に嵌合するキー溝として構成されている。つまり、溝部34と当該凸条とが嵌合するように挿管支援具3を継手装置1に接続することで、挿管支援具3を継手装置1に対して所定の一定方向に取り付けることができる。
また、突出部27には、ガイド軸20が挿通されるガイド軸挿通孔35が形成されている。ガイド軸挿通孔35は、継手装置1の中心軸Xの周りに90度間隔で4箇所に配置されている。ガイド軸挿通孔35の前端部の内周には内側に突出する突出部37(図10参照)が形成される。この突出部37は、ガイド軸挿通孔35にガイド軸20を挿通したときに、後述するガイド軸20のネジ頭部65に係合し、ガイド軸20が前方に抜けることを防止する。
(係止部材18)
次に、図3,4および図7を参照しながら係止部材18の構成について説明する。図7は、係止部材18を斜め前方から見た斜視図である。係止部材18は、挿入筒部26が挿入される挿入部挿通環部としてのリング部38と、このリング部38の外周の縁部から前方に向かって延設(突出)され、板バネとして機能する板バネ部39とを有する。係止部材18は、たとえば、ステンレス板にて形成され、ステンレス板からリング部38および板バネ部39を有する所定形状の板状部材を打ち抜き加工にて形成し、この所定形状の板状部材に対してプレス加工を施し板バネ部39や後述する突起部40,40等を形成することで製造することができる。
リング部38の内径R1は、挿入筒部26にガタ無く遊挿できる大きさに設定されている。リング部38は、前後方向の薄く径方向に厚い平板状を呈し、背面には、中心軸Xを挟んだ2箇所に、後方に突出する突起部40,40が形成されている。図6に示すように突出部27の前面には、中心軸Xを挟んだ2箇所に穴部41,41が形成されている。係止部材18は、リング部38に挿入筒部26を挿入させ、リング部38を突出部27に当接させた状態でシャーシ16に取り付けられる。突起部40,40と穴部41,41とは、係止部材18がシャーシ16に取り付けられた状態で互い嵌合する位置に配置されている。突起部40,40が穴部41,41に嵌合されることで、係止部材18はシャーシ16に対して左右方向(中心軸Xの周方向)への位置決めが行われる。
板バネ部39は、中心軸Xの周囲に90度間隔で4箇所に設けられている。なお、板バネ部39および係止部17は、中心軸Xに対して対称に配置されている。板バネ部39は、左右方向に幅広であり径方向に薄い平板状を呈している。また、板バネ部39は、リング部38から略直角に前方に向けて折り曲げられる部分であり、中心軸Xに対して略平行な配置となっている。したがって、板バネ部39は、径方向に可撓性および弾性を有する。
板バネ部39の前端には内側に突出する係止部17が設けられている。係止部17は、接続用筒部6に形成される被係止溝14(図12,13参照)に係止することができる。係止部17は、たとえば、板バネ部39の前端部を内側に後方に向けて丸め込み形成することができる。係止部17の内側の先端部は、後方から前方に向かって外側に向かう傾斜面42と、この傾斜面42の後側に配置され、前方から後方に向かって外側に向かう傾斜面43が形成されている。
径方向に配置される板バネ部39の係止部17の間隔D1は、接続用筒部6の外径よりも小さく、被係止溝14の底部における外径よりもやや小さいかほぼ同一に設定されている。したがって、接続用筒部6を板バネ部39の付勢力に抗して4つの板バネ部39の間に挿入すると、係止部17を被係止溝14に係止させることができる。
板バネ部39の中心には、左右方向よりも前後方向に長い長孔44が形成されている。4つの板バネ部39のうち、1つの板バネ部39の長孔44内には突起部45が設けられている。突起部45は、リング部38から前方に折り曲げて形成された板状部を内側に突出するように湾曲させ、湾曲した部分が突起部45として形成されている。突起部45は、リング部38から前方に折り曲げて形成された板状部に形成されている。板状部の一部を中心軸Xに直交する面内に円弧部が形成されるように内側に向けて突出させて湾曲部を形成し、この湾曲部を突起部45としている。
板バネ部39には、前後方向の略中央部において外方に向けて折り曲げられる折曲部46が形成され、これにより外側に凹む凹部47が設けられている。この凹部47は、図12,13に示すように、接続用筒部6に形成される被係止溝14に係止部17を係止させたときに、接続用筒部6の後端部48が嵌ることができる。このように板バネ部39に後端部48が嵌る凹部47を設けることで、係止部17と被係止溝14との係止状態を確実なものとすることができる。
(操作環19)
次に、図3,4および図8を参照しながら操作環19の構成について説明する。操作環19は、内側に中空部49を有し全体として略円筒状を呈している。操作環19は、外周面において、前方から後方に向かって直径が徐々に太くなる円錐部50と、操作環19の後端部に設けられ、円錐部50に対して段部51を有するように外周の直径が大きくなる大径部52とを有している。
操作環19の内周には、内側に突出する突出部である環内突出部53が設けられている。環内突出部53はリブ状を呈し、操作環19は、環内突出部53が形成される部分で肉厚となっている。また、環内突出部53は、後述する溝部56A,56Bおよび当接部57の部分を除いて、操作環19の内周のほぼ全周に亘って形成されている。操作環19に環内突出部53を形成することで、操作環19の強度(剛性)を向上させることができる。
操作環19の環内突出部53の前後の部分は、環内突出部53の内径R2よりも大きな内径の大内径部54と大内径部55に形成されている。大内径部55の前後方向の幅W1は、係止部材18の係止部17の前後方向の幅W2(図7参照)よりも広い。
環内突出部53には、大内径部54と大内径部55とに貫ける溝部56A,56Bが形成されている。溝部56A,56Bは、中心軸Xの周りに90度間隔で4組形成され、溝部56A,56Bの間の部分が当接部57として形成されている。係止部材18の板バネ部39に形成される長孔44に通ることができる大きさと形状に構成され、溝部56A,56Bの左右方向の幅は、板バネ部39の長孔44の左右部分が進入できる寸法に設定されている。
また、環内突出部53には、中心軸Xの周りに90度間隔でガイド軸20が取り付けられるガイド部材取付部58が形成されている。ガイド部材取付部58は、環内突出部53の後面から前方に向けて凹む凹部に形成されている。ガイド部材取付部58の底面にはネジ孔59が形成されている。このネジ孔59には、後述するガイド軸20の先端に設けられるネジ部64が螺合することができる。
環内突出部53には、中心軸Xを挟んで2箇所に溝部60が形成されている。溝部60は、環内突出部53の後面から前方に凹む凹部に形成されている。溝部60は、中心軸Xの周りに約30度の範囲で形成され、後述する規制環23に設けられるロック用突起61が進入可能な位置および形状となっている。規制環23の中心軸X周りに対する回転位置が、ロック用突起61を溝部60に対して前後方向で対向させる位置であるとき、操作環19を後方に移動すると溝部60にロック用突起61が進入するため、操作環19を前方に移動することができる。これに対し、規制環23の中心軸X周りに回転位置が、ロック用突起61を溝部60に前後方向で対向させない位置である場合は、操作環19を後方に移動しても、ロック用突起61が環内突出部53の後側面に当接し、操作環19の後方への移動が規制される。
操作環19には、前方から挿管支援具3の接続用筒部6が挿入可能である。環内突出部53の内径R2は、接続用筒部6の外径R3(図12参照)よりも大きく、環内突出部53の内側に接続用筒部6を挿入することができる。また、環内突出部53の内径R2は、径方向に配置される板バネ部39の係止部17の外側の間隔D2と略同一に設定されている。また、大内径部54の内径は、後述する規制環23の小径部70をガタ無く、かつ、前後にスムーズに移動可能に挿入できる寸法に設定されている。
また、大内径部55の前方には、内側に突出する突出部である環内突出部62が設けられている。環内突出部62もリブ状を呈し、操作環19の内周のほぼ全周に亘って形成されている。操作環19は、環内突出部53に加えて環内突出部62を備えることで、径方向への剛性がより向上させられる。
(ガイド軸20、スリーブ21、コイルスプリング22)
次に、図3,4および図9,10を参照しながらガイド軸20、スリーブ21およびコイルスプリング22の構成について説明する。図9は、ガイド軸20、スリーブ21およびコイルスプリング22の構成を示す斜視図である。図10は、継手装置1のガイド軸20、スリーブ21およびコイルスプリング22が取り付けられる部分における断面の概略の構成を示す断面図である。ガイド軸20、スリーブ21およびコイルスプリング22は、4つのガイド軸挿通孔35にそれぞれ対応して備えることができるように、各4つ備えられている。
ガイド軸20は、ガイド部63と、ガイド部63の前端に設けられるネジ部64とを有し、ガイド部63の後端にはネジ頭部65が設けられている。図9に示すように、ガイド軸20は、ネジ頭部65の外径R4の寸法が一番大きく、ガイド部63の外径R5はネジ頭部65の外径R4よりも小さく、ネジ部64の外径R6は、ガイド部63の外径R5と同一かやや小さく設定されている。ネジ頭部65の外径R4はガイド軸挿通孔35にガタ無く、かつ、前後にスムーズに移動可能な寸法に設定されている。図10に示すように、ネジ部64は、操作環19のガイド部材取付部58に形成されるネジ孔59に螺合可能である。
シャーシ16の突出部27に形成されるガイド軸挿通孔35の前端部の内周には突出部37が形成され、突出部37の内側に形成される開口部36の内径は、ネジ頭部65の外径R4よりも小さい。したがって、図10に示すように、ガイド軸20をネジ部64を前方に向けてガイド軸挿通孔35に挿通したときに、ガイド軸20のネジ頭部65が突出部37に係合し、ガイド軸20がガイド軸挿通孔35の前方に抜けてしまうことを防止される。
スリーブ21は、前後方向の略中央に大径部66を有し、また、大径部66より前側の部分である前側スリーブ部67と、後側の部分である後側スリーブ部68とを有する。前側スリーブ部67の外径R7および後側スリーブ部68の外径R8は、大径部66の外径よりも小さく、前側スリーブ部67の外径R7は、後側スリーブ部68の外径R8よりも小さい。スリーブ21には、ガイド軸20のガイド部63が挿通される。スリーブ21の内径は、スリーブ21に挿通されたガイド部63がガタ無く、かつ、前後にスムーズに移動可能な寸法に設定されている。後側スリーブ部68の外径R8は、シャーシ16の突出部27に形成されるガイド軸挿通孔35の開口部36の内径よりも大きい。
コイルスプリング22はスリーブ21の前側スリーブ部67に通される。大径部66の外径はコイルスプリング22の内径よりも大きい。したがって、前側スリーブ部67に通されたコイルスプリング22の後方への移動を大径部66により規制することができる。
(規制環23)
次に、図3,4および図11を参照しながら規制環23の構成について説明する。図11は、規制環23を前方から見た正面図である。規制環23には、大径部69と小径部70とが設けられる。小径部70の外径は、操作環19の大内径部54の内側に挿入可能な寸法に設定されている。大径部69の内径は、シャーシ16の突出部27を内側に挿入可能な寸法に設定されている。
規制環23の内周には、内側にフランジ状に突出する突出部であり孔部71を有する環内突出部72が設けられている。環内突出部72は、規制環23の内周の全周に亘って形成される。孔部71の内径R9は、シャーシ16の挿入筒部26がガタ無く挿入され、かつ、規制環23を中心軸Xの周りにスムーズに回動できる寸法に設定されている。
環内突出部72には、ガイド軸20に通された状態のスリーブ21の後側スリーブ部68が通されるガイド軸用貫通孔73と、係止部材18の板バネ部39が通される板バネ用貫通孔74とが形成されている。ガイド軸用貫通孔73および板バネ用貫通孔74は、中心軸Xを中心にする円弧状であり、径方向に比べて左右方向(中心軸Xの周方向)に長い長孔に形成されている。また、ガイド軸用貫通孔73および板バネ用貫通孔74は、それぞれ中心軸Xの周りに90度間隔で4箇所に形成されている。
ガイド軸用貫通孔73の径方向の幅は、スリーブ21の大径部66の外径よりも小さい。したがって、ガイド軸用貫通孔73に後側スリーブ部68が通されたスリーブ21は、大径部66を環内突出部72に当接させることができる。つまり、大径部66が環内突出部72にすることで、スリーブ21は後方への移動を規制される。
板バネ用貫通孔74の右端部は、径方向の孔が外側に向けて拡幅された拡幅部75とされている。また、4つの板バネ用貫通孔74のうちの1つの板バネ用貫通孔74の内周面には、規制環側クリック機構としてのクリック用凹部76A,76Bが形成されている。クリック用凹部76Aとクリック用凹部76Bとは左右方向に離間して配置され、係止部材18の板バネ部39の長孔44に設けられる突起部45が嵌合することができる。つまり、クリック用凹部76A,76Bが形成さる板バネ用貫通孔74に、突起部45が設けられる板バネ部39を通すことで、クリック用凹部76A,76Bに突起部45を嵌合可能とすることができる。
小径部70の前端縁には、前方に突出する突出部であるロック用突起61が設けられている。ロック用突起61は中心軸Xを挟んで2箇所に形成され、溝部60(図8参照)に進入可能な位置および形状とされている。
ロック用突起61が溝部60に対して前後方向で対向しない位置、すなわち、ロック用突起61が環内突出部53の後側面に対向する位置に規制環23が配置されている状態で操作環19を後方に移動した場合には、環内突出部53とロック用突起61との当接により、操作環19の後方への移動が規制される。一方、ロック用突起61が溝部60に対して前後方向で対向している位置に規制環23が配置されている状態で操作環19を後方に移動した場合には、ロック用突起61が溝部60に進入するため、ロック用突起61が環内突出部53に当接する場合よりもさらに後方に操作環19を移動することができる。
(継手装置1の組み立て工程)
図3,4等を参照しながら、上述の構成を有する継手装置1の組み立てについて説明する。
(係止部材18のシャーシ16への組み込み)
先ず、係止部材18のリング部38の内側にシャーシ16の挿入筒部26が挿入されるように、係止部材18をリング部38の側から(すなわち板バネ部39を前方に向けた状態で)シャーシ16に組み込む。リング部38の後面に形成される突起部40をシャーシ16の突出部27の前面に形成される穴部41に嵌合させることで、係止部材18が中心軸Xの周方向に対して回転しないように位置決めおよび固定することができる。
突出部27の側面には、溝部77が形成されている。この溝部77は、挿管支援装置2の正面方向を示す目印であり、挿管支援装置2を使用するときのディスプレイ5の表示方向である。溝部77と挿入筒部26に形成される溝部34とは、中心軸Xの周方向において同一方向に配置されている。
突起部40および穴部41は中心軸Xを挟んで配置されているため、係止部材18は中心軸Xの周囲に180度回転させても、穴部41に突起部40を嵌合させることができる。本実施の形態では、係止部材18に設けられた突起部45がより溝部77側に近く配置されるように、係止部材18の中心軸X周りの回転位置を合わせて穴部41に突起部45を嵌合させる。
(規制環23のシャーシ16への組み込み)
次に、規制環23の孔部71内にシャーシ16の挿入筒部26が挿入されるように、規制環23を大径部69の側から(すなわちロック用突起61を前方に向けた状態で)シャーシ16に組み込む。この際、4つの板バネ用貫通孔74に4つの板バネ部39をそれぞれ通す。板バネ部39を板バネ用貫通孔74の拡幅部75(図11参照)に通すことで、容易に板バネ部39を板バネ用貫通孔74に通すことができる。
規制環23に設けられる4つの板バネ用貫通孔74の1つには、クリック用凹部76A,76B(図11参照)が形成されている。規制環23は、クリック用凹部76A,76Bが形成される板バネ用貫通孔74に、突起部45が形成される板バネ部39が配置されるように左右方向の位置を合わせた状態で挿入筒部26に通される。
突起部45はクリック用凹部76A,76Bに嵌合可能である。したがって、クリック用凹部76A,76Bが形成される板バネ用貫通孔74に、突起部45が形成される板バネ部39を配置することで、規制環23を中心軸Xの周りに左右に回転させたときに、突起部45がクリック用凹部76A,76Bに嵌合したところでクリック感を得ることができる。
(Cリング24およびOリング25の組み込み)
規制環23の環内突出部72の後面が係止部材18のリング部38の前面に当接し、シャーシ16の突出部27の前面と規制環23の環内突出部72との間にリング部38が挟み込まれる状態になるように、規制環23をシャーシ16に組み込む。このようにシャーシ16に規制環23が組み込まれた状態で、規制環23の環内突出部72の内周縁の前端部78は、Cリング用溝部32の直後に配置される。したがって、Cリング用溝部32にCリング24を嵌合させることで、係止部材18および規制環23は、Cリング24とシャーシ16の突出部27の前面との間に挟み込まれた状態となり、係止部材18および規制環23の前後方向への移動が規制される。なお規制環23は、中心軸Xの周方向については回動可能である。続いて、Oリング25をシャーシ16の挿入筒部26の前端から通し、Oリング用溝部33に嵌合させる。
(操作環19のシャーシ16への組み込み)
次に、操作環19の中空部49内にシャーシ16の挿入筒部26が挿入されるように、操作環19を大径部52の側からシャーシ16に組み込む。この際、溝部60をロック用突起61に前後方向で対向させ、かつ、ガイド部材取付部58をシャーシ16の突出部27に形成されるガイド軸挿通孔35に前後方向で対向させ、かつ、当接部57と板バネ部39の長孔44との左右方向に位置を合わせた状態とする。さらに、前側スリーブ部67にコイルスプリング22を通したスリーブ21を4箇所のガイド軸挿通孔35とガイド部材取付部58との間に配置した状態で、操作環19をシャーシ16に組み込む。このとき、スリーブ21の後側スリーブ部68は、規制環23のガイド軸用貫通孔73を通り、ガイド軸用貫通孔73内に配置される。
操作環19の大径部52の外周面には、目印部19A(図8参照)が刻印等で設けられている。この目印部19Aを溝部77に合わせることで、ロック用突起61と溝部60との前後方向の位置合わせと、ガイド軸挿通孔35とガイド部材取付部58との位置合わせと、当接部57と板バネ部39の長孔44との位置合わせが行い易くなるように、目印部19A、ロック用突起61、溝部60、ガイド軸挿通孔35、ガイド部材取付部58、当接部57、および板バネ部39の長孔44等は配置されている。
上述したように操作環19がシャーシ16に組み込まれた状態で、ガイド軸20をガイド軸挿通孔35の後端から挿入し、規制環23のガイド軸用貫通孔73を通して、ガイド軸20の先端のネジ部64をガイド部材取付部58のネジ孔59に螺合させる。ネジ頭部65は、ガイド軸挿通孔35の前端部に形成される突出部37に係合する。そのため、ガイド軸20のネジ部64がガイド部材取付部58のネジ孔59に螺合された状態の操作環19は、前方への移動をネジ頭部65の突出部37への係合により規制される。すなわち、ネジ頭部65が突出部37に係合することで、操作環19がシャーシ16から前方へ脱落してしまうことを防止できる。また、ネジ頭部65は、ガイド軸挿通孔35に対して突出部37より後方の範囲で、ガイド軸挿通孔35のガイドを受けて前後に移動することができる。
ネジ頭部65の外径R4はガイド軸挿通孔35にガタ無く、かつ、前後にスムーズに移動可能な寸法に設定されている。したがって、ネジ頭部65は、ガイド軸挿通孔35に対して突出部37より後方の範囲で、ガイド軸挿通孔35のガイドを受けて前後に移動することができる。また、操作環19の大内径部54の内径は、規制環23の小径部70をガタ無く、かつ、前後にスムーズに移動可能に挿入できる寸法に設定されている。したがって、前後に移動する操作環19は、規制環23の小径部70のガイドも受ける。
ガイド軸20のネジ部64を操作環19のガイド部材取付部58のネジ孔59に螺合させ、操作環19をシャーシ16に取り付けた状態において、ガイド部材取付部58と環内突出部72との間にコイルスプリング22が配置される。ガイド軸20がネジ孔59に螺合された状態における、ガイド部材取付部58とスリーブ21の大径部66との間隔よりも、コイルスプリング22の自然長は長い。また、コイルスプリング22に前側スリーブ部67が挿入されるスリーブ21の後側スリーブ68はガイド軸用貫通孔73に通され、スリーブ21の大径部66は、環内突出部72の前面と当接している。したがって、操作環19はコイルスプリング22により前方に向けて付勢された状態でシャーシ16に取り付けられ、操作環19はコイルスプリング22の付勢力に抗して後方に弾性的に移動可能である。
なお、後側スリーブ部68が規制環23のガイド軸用貫通孔73に通されることで、規制環23の左右方向の回転量が規制される。ガイド軸用貫通孔73の左右方向へ長さが中心軸Xに成す角度と、クリック用凹部76Aとクリック用凹部76Bとの間隔が中心軸Xに成す角度はほぼ同一である。規制環23の回転が後側スリーブ部68とガイド軸用貫通孔73との当接により 規制される僅か手前で、クリック用凹部76A,76Bに突起部45が嵌合する。
規制環23の大径部69の側面には刻印(目印)79が形成されている。刻印79は、規制環23を後側スリーブ部68とガイド軸用貫通孔73との当接により回転規制される範囲で回転させたときに、回転可能範囲の中央に突出部27に形成される溝部77が位置するように配置されている。
(継手装置1の動作)
次に、図12,13を参照しながら、上述の構成を有する継手装置1に対して挿管支援具3を着脱する際の継手装置1の動作について説明する。図12は、挿管支援具3を着脱可能とされた継手装置1の動作状態を示し、中心軸Xを含む断面における概略の構成を示す図である。図13は、挿管支援具3の装着が完了した継手装置1の動作状態を示し、中心軸Xを含む断面における概略の構成を示す図である。
図12および図13に示すように、操作環19は前後に移動することができる。図12に示すように、操作環19が後方に変位させられた状態で、継手装置1は、挿管支援具3を着脱可能な状態となる。一方、図13に示すように、操作環19が前方に変位させられた状態で、継手装置1は、挿管支援具3を抜き取りできないようにロック状態となる。なお、以下の説明において、図12に示す操作環19の位置をリリース位置Pとし、図13に示す操作環19の位置をロック位置Qとして説明する。
操作環19は、常時はスリーブ21の大径部66を介して規制環23の環内突出部72の前面に反力をとるコイルスプリング22の付勢力により、ロック位置Qに配置されている。ロック位置Qでは、当接部57が、係止部17の外側に配置され、当接部57は係止部17の外側に当接している。したがって、係止部17は外側に変位することができない。また、操作環19がロック位置Qに配置されているときに、ロック用突起61(図3等参照)が、環内突出部53の溝部60から外れた後面部に対向している場合には、操作環19をリリース位置Pに移動させることができない。
挿管支援具3を継手装置1に取り付ける際には、先ず、環内突出部53に形成される溝部60とロック用突起61とが前後方向で対向するように、規制環23を回転させる。本実施の形態における継手装置1においては、規制環23を左方向に回転させ、規制環23のガイド軸用貫通孔73(図11等参照)の右端が後側スリーブ部68に当接し回転が規制された状態で、ロック用突起61が溝部60に前後方向で対向する。ガイド軸用貫通孔73は、中心軸Xの周りに約45度の範囲で形成され、ガイド軸用貫通孔73の右端から約22.5度の範囲に後側スリーブ部68が配置されている場合に、ロック用突起61が溝部60に前後方向で対向するように溝部60およびガイド軸用貫通孔73等が配置されている。なお、規制環23のガイド軸用貫通孔73の右端が後側スリーブ部68に当接する僅か手前で、係止部材18に設けられた突起部45がクリック用凹部76Aに嵌合し、クリック感を得ることができる。
規制環23を左方向に回転させ、ロック用突起61が溝部60に前後方向で対向している状態でロック用突起61が溝部60に挿入可能である。したがって、この状態で操作環19を後方に押すと、操作環19を後方に移動でき、操作環19をリリース位置Pに変位させることができる。操作環19の円錐部50は後方ほど外径が大きくなり、また段部51が設けられている。そのため、手指で操作環19を摘まんで、操作環19を後方に移動する際に手指が操作環19に対して滑り難く、操作環19を後方に移動させる操作が行い易い。
操作環19がリリース位置Pに配置されているとき、操作環19の環内突出部53に設けられる当接部57は、係止部材18の板バネ部39の長孔44の外側に配置される。したがって、板バネ部39が外側に撓んだときに、板バネ部39の長孔44の左右部分は、溝部56A,56B内に進入でき、また、係止部17も大内径部55に進入できる。このため、係止部17に外側に向かう力を作用させると、係止部17を外側に変位させることができる。
操作環19をリリース位置Pに配置した状態、すなわち、係止部17を外側に変位可能な状態にして、挿管支援具3の接続用筒部6を操作環19と挿入筒部26との間に挿入する。接続用筒部6を操作環19と挿入筒部26との間に挿入すると、接続用筒部6の後端部48が係止部17の傾斜面42に当接し、係止部17を外側に変位させる。係止部17が外側に変位させられるため、接続用筒部6を後方に移動することができる。接続用筒部6の外周面に係止部17が沿わせられながら、接続用筒部6は後方に移動でき、図12に示すように、係止部17を被係止溝14に係止させることができる。なお、接続用筒部6の内周に形成される図示を省略する凸条に、溝部34が嵌合するように、挿管支援具3を継手装置1に接続する。
係止部17が被係止溝14に係止された状態で、操作環19を後方に押す力を無くすと、操作環19は、コイルスプリング22の付勢力で前方に移動し、図13に示すようにロック位置Qに変位させられる。図13に示すように操作環19がロック位置Qに配置されているとき、当接部57は、係止部17の外側に当接する状態で配置される。したがって、係止部17は外側に変位することができない。つまり、接続用筒部6を前方に移動させようとしても、係止部17と被係止溝14との係合により接続用筒部6の移動しない。すなわち、接続用筒部6(挿管支援具3)を継手装置1から取り外すことができない。
そして、この状態で規制環23を右方向に回転させ、規制環23のガイド軸用貫通孔73の左端が後側スリーブ部68に当接させる。なお、規制環23のガイド軸用貫通孔73の左端が後側スリーブ部68に当接する僅か手前で、係止部材18に設けられた突起部45がクリック用凹部76Bに嵌合し、クリック感を得ることができる。
ガイド軸用貫通孔73の左端が後側スリーブ部68に当接した状態では、ロック用突起61が環内突出部53の後面に対向する。このため、操作環19を後方に移動させようとしても、ロック用突起61が環内突出部53の後側面に当接し、操作環19の後方への移動が規制される。このように、操作環19の後方への移動が規制されることで、不用意に、たとえば、挿管支援具3を患者の口内に挿入している際に、操作環19を後方に移動させてしまい、接続用筒部6が継手装置1から離脱してしまう事故を防止できる。ガイド軸用貫通孔73の左端から約22.5度の範囲に後側スリーブ部68が配置されている場合は、ロック用突起61は溝部60に進入せず、環内突出部53の後面に対向するように、溝部60およびガイド軸用貫通孔73等は配置されている。
継手装置1に接続された挿管支援具3を取り外す場合には、ロック用突起61を溝部60に対向させるように規制環23を左方向に回転させ、操作環19をリリース位置Pへ移動可能とする。そして、操作環19をリリース位置Pに変位させた状態で、挿管支援具3を前方へ引く。操作環19がリリース位置Pに配置されている状態では、係止部17は外側へ移動可能である。そのため、挿管支援具3を前方へ引くと、係止部17が接続用筒部6の被係止溝14の後側に外れ、挿管支援具3を前方へ抜き取ることができる。
(本実施の形態の主な効果)
本実施の継手装置1は、挿管支援具3が継手装置1と接続する接続部である接続用筒部6の内側に挿抜される挿入部としての挿入筒部26と、この挿入筒部26の接続用筒部6に挿入される部分から外れた位置に設けられ挿入筒部26よりも外側に突出する突出部27とを有する継手本体としてのシャーシ16を備えている。また、継手装置1には、接続用筒部6の挿入筒部26への挿抜方向、すなわち前後方向に移動しないようにシャーシ16に取り付けられ、挿入筒部26が接続用筒部6内に挿入された状態で、接続用筒部6の外側面に形成される被係止部としての被係止溝14に係止する係止部17を有する係止部材18を備えている。Cリング24をCリング用溝部32に嵌合させた状態で、係止部材18は規制環23と突出部27の間に挟み込まれ、前後方向に移動しないようにシャーシ16に取り付けられている。さらに、継手装置1は、前後方向に沿って配置される第1位置としてのロック位置Qと第2位置としてのリリース位置Pに移動可能な操作環19を備え、操作環19の内側には、挿入筒部26および係止部17が配置されている。操作環19には、操作環19の内側面に設けられ、この操作環19がロック位置Qに配置されているとき、係止部17が挿入筒部26から外側に離間する方向へ移動しないように係止部17の移動を規制する規制位置に配置され、操作環19がリリース位置Pに配置されているとき、規制位置から外れた位置に配置される当接部57が備えられている。さらに、操作環19には、操作環19の内側面に形成され内側に突出する突出部である環内突出部53が備えられている。そして、継手装置1は、環内突出部53とシャーシ16の突出部27との間に配置され、操作環19を前後方向にガイドするガイド部材としてのガイド軸20を備えている。
このように構成される継手装置1においては、操作環19を前後方向にガイドするガイド軸20が環内突出部53と突出部27との間に備えられている。そのため、仮に、挿入筒部26の周囲に操作環19を前後方向にガイドするガイド筒を設ける構成とした場合に比べて、操作環19を内側に向かって肉厚にすることができる。つまり、操作環の内周側に内側に向かって肉厚部に形成される環内突出部53を設けることで、操作環19の外径を大きくすることなく、操作環19の強度を向上させることができる。すなわち、継手装置1の大型化を抑えながら操作環19の強度を向上さることができる。
操作環19に環内突出部53を設け強度を向上させることで、操作環19を樹脂により形成することができる。これにより、操作環19および継手装置1の軽量化を図ることができる。なお、本実施の形態では、被係止部としての被係止溝14は凹状部であり、係止部としての係止部17は凸状部であるが、被係止部側を凸状部とし、係止部側を凹条部として構成してもよい。
本実施の形態に示す環内突出部53は、当接部57と溝部56A,56Bの部分を除いて操作環19の内周の全周に亘って形成されている。しかしながら、全周に亘って形成する必要はなく、操作環19に必要な強度を考慮しつつ部分的に肉薄にしてもよい。また、溝部56A,56Bの左右方向の幅は、板バネ部39の長孔44の左右部分が進入できる寸法があれば十分であるが、この幅を広げて環内突出部53の左右方向の幅を短くしてもよい。
係止部17は、板バネとしてしての板バネ部39の先端に設けられ、板バネ部39に弾性的に支持されている。そのため、被係止溝14への係止部17の係脱をスムーズに行うことができる。
板バネ39の外側、すなわち当接部57側の面には、当接部57側に円弧状に突出する突起部80(図7参照)が設けられている。突起部80は、係止部17の外側となる位置に配置されている。図14に、板バネ39の突起部80が設けられる部分と当接部57の部分の概略の構成を拡大して示す。当接部57は、中心軸Xを曲率中心とする円弧面となっている。したがって、板バネ39の当接部57に当接する部分が平面である場合には、左右で当接が片当たりとなる虞がある。片当たりとなった場合には、操作環19がロック位置Qに配置されている状態において、係止部17を外側へ変位させないようにする状態が不安定となる虞がある。
継手装置1においては、板バネ39の係止部17の外側(当接部57側)の部分に、外側に突出する突起部80が設けられている。この突起部80は、当接部57の曲率より大きな曲率の円弧面状に突出している。したがって、板バネ38が当接部57に当接する際に、突起部80は、頂部81において当接部57に線接触することができる。そのため、板バネ39の当接部57への当接が左右で片当たりとなることを防止でき、操作環19がロック位置Qに配置されている状態において、係止部17を外側へ変位させないようにする状態を安定させることができる。また、突起部80を円弧面状に形成することで、板バネ39の当接部57に当接する部分の剛性を高めることができる。そのため、突起部80が当接部57に当接した状態のとき、係止部17を外側へ変位させないようにする状態をより安定なものとすることができる。
継手装置1は、環内突出部53と突出部27との間に、操作環19を前方に付勢する付勢手段としてのコイルスプリング22が配置されている。
このようにコイルスプリング22を配置することで、たとえば、特許文献1(特開2009−58032号)に開示されるように径方向に付勢力をとるバネリングを用いる場合に比べて、継手装置1の径方向への大型化を抑えつつ、かつ、操作環19に付勢力を作用させることができる操作環19の前後方向への移動範囲を大きくすることができる。
上述したバネリングを用いる場合には、前後方向に付勢力の作用する範囲を大きくすると、バネリングの径方向への変位量を大きくする必要があるためバネリングが大径化し、継手装置が大型化する虞がある。これに対し、本実施の形態の構成によれば、操作環19の前後の移動範囲を大きくし、これに伴いコイルスプリング22の付勢力の作用する範囲を大きくする必要がある場合に、コイルスプリング22を長くしたとしても、継手装置1の径方向への大型化を抑えることができる。なお、本実施の形態では、コイルスプリング22は、操作環19を前方に付勢する構成としているが、コイルスプリング22を引きバネ、つまり、操作環19を後方に付勢(引く方向に付勢)する構成としても良い。
継手装置1は、操作環移動規制環としての規制環23を有する。規制環23は、規制環23の環内に挿入筒部26が挿通されると共にシャーシ16の突出部27と操作環19との間に配置される。また、規制環23は、挿入筒部26の周りに回転可能であり、規制環23を右方向に回転しきった第1回転位置と、左方向に回転しきった第2回転位置とに回転することができる。規制環23は、第1回転位置に回転されているとき、操作環19に当接することで操作環19のロック位置Qからリリース位置Pへの移動を禁止する規制当接部としてのロック用突起61を有する。操作環には、規制環23が第2回転位置に回転された状態で、操作環19がロック位置Qからリリース位置Pに移動されたときに、ロック用突起61に当接しない当接回避部としての溝部60が形成されている。
このように継手装置1を構成することで、規制環23を左右に回転させて操作環19の前後方向への移動を可能としたり禁止したりすることができる。
係止部材18は、挿入筒部26が挿通される挿入部挿通環部としてのリング部38を有し、このリング部38には、規制環23に設けられる規制環側クリック機構としてのクリック用凹部76A,76Bに作用して、規制環23が第1回転位置と第2回転位置と回転されたときに、規制環23にクリック感を与える継手本体側クリック機構としての突起部45が設けられている。突起部45は、シャーシ16の周方向に対して固定されていればよく、たとえば、突出部27にクリック用凹部76A,76Bに係合する凸部を形成する構成としてもよい。
このように継手装置1を構成することで、規制環23を第1回転位置と第2回転位置に回転させたときにクリック感を得ることができる。
規制環23には、ガイド軸20が挿通される孔部であって、規制環23の第1回転位置と第2回転位置との間の回転角と同一の中心角を有する円弧状の長孔であるガイド軸用貫通孔73が形成されている。
このように継手装置1を構成することで、規制環23の回転位置の規制を部品点数の増加を抑えて行うことができる。また、ガイド軸20には、スリーブ21が挿通されている。そのため、規制環23の第1回転位置と第2回転位置とに回転させたときに、ガイド軸用貫通孔73がガイド軸20に直接当たることがない。そのためガイド軸20の歪みや損傷等を防止できる。
1 ・・・ 継手装置
2 ・・・ 挿管支援装置
3 ・・・ 挿管支援具(被接続部材)
6 ・・・ 接続用筒部(筒部)
14 ・・・ 被係止溝(被係止部)
16 ・・・ シャーシ(継手本体)
17 ・・・ 係止部
18 ・・・ 係止部材
19 ・・・ 操作環
20 ・・・ ガイド軸(ガイド部材)
22 ・・・ コイルスプリング(付勢手段)
23 ・・・ 規制環(操作環移動規制環)
26 ・・・ 挿入筒部(挿入部)
27 ・・・ 突出部
39 ・・・ 板バネ部
45 ・・・ 突起部(継手本体側クリック機構)
53 ・・・ 環内突出部
57 ・・・ 当接部
60 ・・・ 溝部(当接回避部)
61 ・・・ ロック用突起(規制当接部)
73 ガイド軸用貫通孔(長孔)
76A,76B ・・・ クリック用凹部(規制環側クリック機構)
80 ・・・ 突起部
P ・・・ リリース位置(第2位置)
Q ・・・ ロック位置(第1位置)

Claims (7)

  1. 被接続部材が着脱可能に接続される継手装置において、
    前記被接続部材の前記継手装置との接続部である筒部の内側に挿抜される挿入部と、前記挿入部が前記筒部に挿入される部分から外れた位置に設けられ前記挿入部よりも外側に突出する突出部とを有する継手本体と、
    前記筒部の前記挿入部への挿抜方向に移動しないように前記継手本体に取り付けられ、前記挿入部が前記筒部内に挿入された状態で、前記筒部の外側面に形成される被係止部に係止する係止部を有する係止部材と、
    前記挿入部および前記係止部が環の内側に配置され、前記挿抜方向に沿って配置される第1位置と第2位置とに移動可能な操作環と、
    前記操作環の内側面に設けられ、前記操作環が前記第1位置に配置されているとき、前記係止部が前記挿入部から離間する方向へ移動しないように前記係止部の移動を規制する規制位置に配置され、前記操作環が前記第2位置に配置されているとき、前記規制位置から外れた位置に配置される当接部と、
    前記操作環の内側面に形成され内側に突出する突出部である環内突出部と、前記継手本体の前記突出部との間に配置され、前記操作環を前記挿抜方向にガイドするガイド部材と、
    を有することを特徴とする継手装置。
  2. 請求項1に記載の継手装置において、
    前記係止部は、板バネに設けられていること、
    を特徴とする継手装置。
  3. 請求項2に記載の継手装置において、
    前記板バネの前記当接部側の面には、前記当接部側に突出する突起部が設けられていることを特徴とする継手装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の継手装置において、
    前記環内突出部と前記突出部との間には、前記操作環を前記挿抜方向に付勢する付勢手段が配置されていることを特徴とする継手装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の継手装置において、
    前記挿入部が環内に挿通されると共に前記継手本体の前記突出部と前記操作環との間に配置され、前記挿入部の周りに回転可能であり、第1回転位置と第2回転位置とに回転することができ、前記第1回転位置に回転されているとき、前記操作環に当接することで前記操作環の前記第1位置から前記第2位置への移動を規制する規制当接部を有する操作環移動規制環を有し、
    前記操作環には、前記操作環移動規制環が前記第2回転位置に回転された状態で、前記操作環が前記第1位置から前記第2位置に移動されたときに、前記規制当接部に当接しない当接回避部が形成されている、
    ことを特徴とする継手装置。
  6. 請求項5に記載の継手装置において、
    前記係止部材は、前記挿入部が挿通される挿入部挿通環部を有し、
    前記挿入部挿通環部には、前記操作環移動規制環に設けられる規制環側クリック機構に作用して、前記操作環移動規制環が前記第1回転位置と前記第2回転位置と回転されたときに、前記操作環移動規制環にクリック感を与える継手本体側クリック機構が設けられている、
    ことを特徴とする継手装置。
  7. 請求項5または6に記載の継手装置において、
    前記操作環移動規制環には、前記ガイド軸が挿通される孔部であって、前記操作環移動規制環の前記第1回転位置と前記第2回転位置との間の回転角と同一の中心角を有する円弧状の長孔が形成されている、
    ことを特徴とする継手装置。
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