JP6024384B2 - ガレート型カテキン含有機能性飲料 - Google Patents
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Description
[1](a)ガレート型カテキン、(b)コラーゲン、(c)大豆多糖類及び(d)水不溶性機能性成分を含有し、
前記(d)成分が、プロポリスエキス、コエンザイムQ10、還元型コエンザイムQ10、脂溶性ビタミン、オメガ3脂肪酸、ルテイン及びアスタキサンチンからなる群より選ばれる1種以上であり、
前記(a)成分、(b)成分、(c)成分、(d)成分の含有量[A]、[B]、[C]、[D](単位:重量%)が以下の式の範囲内にある機能性飲料、
i)0.02≦[A]≦0.5
ii)3.0≦([B]/[A])≦20
iii)([C]/[A])≧1.0
iv)0.0001≦[D]≦0.6
[2]前記(a)成分、(b)成分、(c)成分及び(d)成分によって構成される略球状粒子を分散質として含有するコロイド状飲料であって、前記粒子の平均粒子径が0.05〜50μmである前記[1]に記載の機能性飲料、
に関する。
カテキンとは、緑茶、紅茶あるいはウーロン茶などのカメリア属に分類される植物の茶に多く含まれているポリフェノールの一種であり、主にエピカテキン(EC)、エピカテキンガレート(ECg)、エピガロカテキン(EGC)、エピガロカテキンガレート(EGCg)、カテキン(C)、カテキンガレート(Cg)などのフラバン−3−オール類の総称であるが、本発明において「(a)ガレート型カテキン」とは、分子内にガロイル基を有するカテキンであり、具体的には、ECg、EGCg、Cg、GCgなどを指す。これらは、精製品の他、粗製品でも良く、これらを含有する天然物もしくはその加工品でも良い。
本発明に用いられるコラーゲンとは、動物の骨や皮に多く含まれるタンパク質であるコラーゲンを加熱・変性させて得られるゼラチンや、それをさらに酸やアルカリあるいは酵素等で加水分解させたコラーゲンペプチドを総称して言う。本発明においてコラーゲンは、由来生物(豚、牛、魚など)や製法(酸処理、アルカリ処理など)に関して特に限定されずに使用することができる。
本発明において「大豆多糖類」とは、水溶性大豆食物繊維とも呼ばれ、大豆タンパク製造の際に生じる不溶性食物繊維(オカラ)から、弱酸性下で抽出、精製、殺菌、乾燥の工程を経て調製される水溶性の多糖類である。当該水溶性大豆食物繊維は、ガラクトース、アラビノース、ガラクツロン酸、ラムノース、キシロース、フコース、グルコースなどの糖から構成され、ラムノガラクツロン酸鎖にガラクタンとアラビナンが結合した構造が推定されている。
水不溶性機能性成分とは、水に不溶または難溶性の成分の中で、人体の生理学的機能に影響を与えるとされる成分を指し、生体機能の調節や成人病予防の機能が期待される成分である。具体的には、ポリフェノール類、カロテノイド、アルカロイド、不飽和脂肪酸類、天然物の有機溶媒抽出物、などを指す。中でも、本発明の飲料においては、プロポリスエキス、コエンザイムQ10、還元型コエンザイムQ10、脂溶性ビタミン(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、およびそれらの前駆体)、オメガ3脂肪酸(α−リノレン酸(ALA)、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA))、ルテイン、アスタキサンチンが好適である。
i)0.02≦[A]≦0.5
ii)3.0≦([B]/[A])≦20
iii)([C]/[A])≧1.0
iv)0.0001≦[D]≦0.6
また、本発明の機能性飲料には、所望により、糖質、果汁、野菜汁、豆乳、乳製品、茶類、コーヒー、アルコール類、酸味料、炭酸ガス、香料、着色料、食物繊維、ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸、油脂、乳化剤、高甘味度甘味料などの任意成分を含有してもよい。これらの任意成分を適宜選択することで、飲料の嗜好性の幅を広げることができる。尚、前記任意成分は、嗜好性や物理化学的安定性に悪影響を与えない範囲で使用すればよい。
本発明の機能性飲料は、前記(a)成分、(b)成分、(c)成分及び(d)成分によって構成される略球状粒子を分散質として含有するコロイド状飲料である。略球状粒子とは、球体、回転楕円体などのおおよそ球状の粒子を指し、光学顕微鏡によって確認できるものをいう。
また、その平均粒子径は、後述の実施例に記載のように、レーザー回析式粒度分布測定装置によって測定できる。前記平均粒子径は、飲料の安定性の観点から50μm以下であることが好ましい。
前記のような構成を有する本発明の機能性飲料は、例えば(b)成分及び(c)成分を水に混合、加熱溶解し、次いで(a)成分、(d)成分を添加混合することで製造することができる。
また、前記(a)成分は予め水に混合、加熱溶解させておくことで速やかに混合しやすくすることができる。
また、予め加熱した水に(a)、(b)、(c)、(d)成分を添加混合してもよい。
その他の任意成分については、適宜任意の段階で添加すればよい。
ゼラチン(商品名:APH−250、新田ゼラチン株式会社製、以下同じ)1.0gと大豆多糖類(商品名:SM−1200、三栄源エフ・エフ・アイ株式会社製、以下同じ)0.35gを60℃の水6gに溶かした。ここにEGCg(商品名:サンフェノンEGCg、ガレート型カテキン含有率95重量%以上(本実施例では前記含有率を100重量%として換算した)、太陽化学株式会社製、以下同じ)0.18gを80℃の水4gに溶かした水溶液を加え、その後、DHA(商品名:サンオメガDHA27、DHA含有量27重量%、日油株式会社製、以下同じ)0.04gを加え、攪拌混合した。そしてクエン酸0.2g、甘味料(商品名:サンスイートSA−5050、三栄源エフ・エフ・アイ株式会社製、以下同じ)0.05g、グレープ香料0.1gを加え、最後に水を加えて総重量100gに調製し、85℃で30分加熱後、ガラス瓶に詰め、容器詰め飲料を作製した。得られた飲料は、成分の沈殿や分離がなく、ガレート型カテキン成分、コラーゲン成分、DHAの3つの機能性成分を摂取できる、安定性に優れた機能性飲料であった。また、得られた機能性飲料は、DHAに由来する不快味や不快臭が低減され、ガレート型カテキン成分に由来する苦渋味やコラーゲン成分に由来する不快味のない嗜好性の高い飲料であった。
なお、作製した飲料の組成等について表1に示す(以下の実施例も同じ)。
ゼラチン1.0gを60℃の水10gに溶かした。ここに、DHA0.04gを加え、攪拌混合した。そしてクエン酸0.2g、甘味料0.05g、グレープ香料0.1gを加え、最後に水を加えて総重量100gに調製し、85℃で30分加熱後、ガラス瓶に詰め、容器詰め飲料を作製した。得られた飲料は、静置するとDHAの油滴が上層に分離し、さらに室温下で一日放置するとゲル化してしまった。
大豆多糖類0.35gを60℃の水10gに溶かした。ここに、DHA0.04gを加え、攪拌混合した。そしてクエン酸0.2g、甘味料0.05g、グレープ香料0.1gを加え、最後に水を加えて総重量100gに調製し、85℃で30分加熱後、ガラス瓶に詰め、容器詰め飲料を作製した。得られた飲料は、静置するとDHAの油滴が上層に分離してしまった。
EGCg0.18gを80℃の水10gに溶かした。ここに、DHA0.04gを加え、攪拌混合した。そしてクエン酸0.2g、甘味料0.05g、グレープ香料0.1gを加え、最後に水を加えて総重量100gに調製し、85℃で30分加熱後、ガラス瓶に詰め、容器詰め飲料を作製した。得られた飲料は、静置するとDHAの油滴が上層に分離してしまった。
ゼラチン1.0gと大豆多糖類0.35gを60℃の水10gに溶かした。ここに、DHA0.04gを加え、攪拌混合した。そしてクエン酸0.2g、甘味料0.05g、グレープ香料0.1gを加え、最後に水を加えて総重量100gに調製し、85℃で30分加熱後、ガラス瓶に詰め、容器詰め飲料を作製した。得られた飲料は、静置するとDHAの油滴が上層に分離し、さらに室温下で一日放置するとゲル化してしまった。
ゼラチン1.0gを60℃の水6gに溶かした。ここにEGCg0.18gを80℃の水4gに溶かした水溶液を加え、その後、DHA0.04gを加え、攪拌混合した。そしてクエン酸0.2g、甘味料0.05g、グレープ香料0.1gを加え、最後に水を加えて総重量100gに調製し、85℃で30分加熱後、ガラス瓶に詰め、容器詰め飲料を作製した。得られた飲料は、静置するとDHAの油滴が上層に分離し、さらに凝集沈殿が生じてしまった。
大豆多糖類0.35gを60℃の水6gに溶かした。ここにEGCg0.18gを80℃の水4gに溶かした水溶液を加え、その後、DHA0.04gを加え、攪拌混合した。そしてクエン酸0.2g、甘味料0.05g、グレープ香料0.1gを加え、最後に水を加えて総重量100gに調製し、85℃で30分加熱後、ガラス瓶に詰め、容器詰め飲料を作製した。得られた飲料は、静置するとDHAの油滴が上層に分離してしまった。
DHA製剤(商品名:ネオリキッドDHA30、DHA含有量7.2重量%、日油株式会社製)0.15gを水100mLに溶かし、実施例1と同じDHA含有量となる飲料を作製した。
実施例1と同様の原料を用い、(a)、(b)、(c)、(d)の4成分の含有量を表1に示す量に変えて、実施例1と同様に飲料を作製した。得られた飲料はガラス瓶に入れ密栓し、85℃で30分加熱殺菌し、1日静置して放冷した。いずれも安定性に優れた機能性飲料が得られた。また、得られた機能性飲料は、DHAに由来する不快味や不快臭が低減され、ガレート型カテキン成分に由来する苦渋味やコラーゲン成分に由来する不快味のない嗜好性の高い飲料であった。
ゼラチン0.6gと大豆多糖類0.2gを60℃の水6gに溶かした。ここに緑茶抽出物(商品名:サンフェノン90S、ガレート型カテキン含有率65重量%、太陽化学株式会社製、以下同じ)0.15gを80℃の水5gに溶かした水溶液を加え、その後、還元型コエンザイムQ10(商品名:カネカQH、株式会社カネカ製、以下同じ)0.02gを加え、100℃に加熱して攪拌混合した。そしてビタミンCを0.2g、甘味料0.05g、レモン香料0.1gを加え、最後に水を加えて総重量100gの飲料を作製した。これをガラス瓶に入れ密栓し、85℃で30分加熱殺菌し、1日静置して放冷した。得られた飲料は、成分の沈殿や分離がなく、ガレート型カテキン成分、コラーゲン成分、還元型コエンザイムQ10の3つの機能性成分が摂取できる、安定性に優れた機能性飲料であった。また、得られた機能性飲料は、還元型コエンザイムQ10に由来する不快味や不快臭が低減され、ガレート型カテキン成分に由来する苦渋味やコラーゲン成分に由来する不快味のない嗜好性の高い飲料であった。
100℃の水100mLに還元型コエンザイムQ10を0.02g添加した。しかし還元型コエンザイムQ10は溶解しなかった。
コラーゲンペプチド(商品名:SCP−5200、新田ゼラチン株式会社製)1.6gと大豆多糖類0.4gを60℃の水5gに溶かした。ここにEGCg0.2gを80℃の水2gに溶かした水溶液を加え、その後、プロポリスエキス(商品名:EEP−B20、プロポリス含有量20重量%、アピ株式会社製)0.06gを加え、攪拌混合した。そしてクエン酸0.1g、はちみつ8g、レモン香料0.1gを加え、最後に水を加えて総重量100gの飲料を作製した。これをガラス瓶に入れ密栓し、85℃で30分加熱殺菌し、1日静置して放冷した。得られた飲料は、成分の沈殿や分離がなく、ガレート型カテキン成分、コラーゲン成分、プロポリスの3つの機能性成分を摂取できる、安定性に優れた機能性飲料であった。また、得られた機能性飲料は、プロポリスエキスに由来する不快味や不快臭が低減され、ガレート型カテキン成分に由来する苦渋味やコラーゲン成分に由来する不快味のない嗜好性の高い飲料であった。
ゼラチン1.0gと大豆多糖類0.35gを60℃の水3gに溶かした。ここにEGCg0.18gを80℃の水2gに溶かした水溶液を加え、その後、プロポリスエキス(商品名:EEP−B20、プロポリス含有量20重量%、アピ株式会社製)1.0gを加え、攪拌混合した。そしてクエン酸0.1g、はちみつ8g、レモン香料0.1gを加え、最後に水を加えて総重量100gの飲料を作製した。これをガラス瓶に入れ密栓し、85℃で30分加熱殺菌し、1日静置して放冷した。得られた飲料は、成分の沈殿や分離がなく、ガレート型カテキン成分、コラーゲン成分、プロポリスの3つの機能性成分を摂取できる、安定性に優れた機能性飲料であった。また、得られた機能性飲料は、プロポリスエキスに由来する不快味や不快臭が低減され、ガレート型カテキン成分に由来する苦渋味やコラーゲン成分に由来する不快味のない嗜好性の高い飲料であった。
ゼラチン1.0gと大豆多糖類0.35gを60℃の水3gに溶かした。ここにEGCg0.18gを80℃の水2gに溶かした水溶液を加え、その後、ルテイン(ルテイン含有量40重量%、バイオアクティブズジャパン株式会社製)0.01gを加え、100℃に加熱して攪拌混合し、最後に水を加えて総重量100gの飲料を作製した。これをガラス瓶に入れ密栓し、85℃で30分加熱殺菌し、1日静置して放冷した。得られた飲料は、成分の沈殿や分離がなく、ガレート型カテキン成分、コラーゲン成分、ルテインの3つの機能性成分を摂取できる、安定性に優れた機能性飲料であった。また、得られた機能性飲料は、ルテインに由来する不快味や不快臭が低減され、ガレート型カテキン成分に由来する苦渋味やコラーゲン成分に由来する不快味のない嗜好性の高い飲料であった。
ゼラチン1.3gと大豆多糖類0.4gを60℃の水6gに溶かした。ここにEGCg0.3gを80℃の水3gに溶かした水溶液を加え、その後、ビタミンE(理研Eオイル705、総トコフェロール含有量68重量%以上、理研ビタミン株式会社製)0.005gを加え、攪拌混合し、最後に水を加えて総重量100gの飲料を作製した。これをガラス瓶に入れ密栓し、85℃で30分加熱殺菌し、1日静置して放冷した。得られた飲料は、成分の沈殿や分離がなく、ガレート型カテキン成分、コラーゲン成分、ビタミンEの3つの機能性成分を摂取できる、安定性に優れた機能性飲料であった。また、得られた機能性飲料は、ビタミンEに由来する不快味や不快臭が低減され、ガレート型カテキン成分に由来する苦渋味やコラーゲン成分に由来する不快味のない嗜好性の高い飲料であった。
ゼラチン2.6gと大豆多糖類0.8gを60℃の水6gに溶かした。ここにEGCg0.5gを80℃の水3gに溶かした水溶液を加え、その後、アスタキサンチン(アスタリールオイル50F、アスタキサンチン含有量5重量%、富士化学工業株式会社製)0.002gを加え、攪拌混合し、最後に水を加えて総重量100gの飲料を作製した。これをガラス瓶に入れ密栓し、85℃で30分加熱殺菌し、1日静置して放冷した。得られた飲料は、成分の沈殿や分離がなく、ガレート型カテキン成分、コラーゲン成分、アスタキサンチンの3つの機能性成分を摂取できる、安定性に優れた機能性飲料であった。また、得られた機能性飲料は、アスタキサンチンに由来する不快味や不快臭が低減され、ガレート型カテキン成分に由来する苦渋味やコラーゲン成分に由来する不快味のない嗜好性の高い飲料であった。
続いて、以下の官能試験を行なった。
実施例1と比較例7の飲料の生臭味について、5人のパネラーによる2点比較法による試験を行なった。その結果、5人中4人が実施例1の飲料をより生臭味が弱いと判断した。
実施例1と比較例3の飲料の苦渋味について、5人のパネラーによる2点比較法による試験を行なった。その結果、5人全員が実施例1の飲料をより苦渋味が弱いと判断した。
各飲料を1,000倍の倍率の光学顕微鏡(「BX41」、オリンパス株式会社製)で観察したところ、実施例1の飲料にのみ略球状の粒子が存在することが確認できた。このことから、(a)、(b)、(c)、(d)の4成分によって粒子が構成されていると考えられる。
その結果、実施例1の飲料中の粒子の平均粒子径は0.14μmであった。
実施例4で作製した、ガラス瓶の容器に入れて密栓した機能性飲料を、そのままの状態で約3ヶ月間室温下にて保管した。保管後のガラス瓶内の飲料の様子を観察したところ、作製直後と同様に、成分の沈殿や分離がなかった。また、ガラス瓶を開封して機能性飲料を実際に飲んだところ、還元型コエンザイムQ10に由来する不快味や不快臭が低減され、ガレート型カテキン成分に由来する苦渋味やコラーゲン成分に由来する不快味もなく、作製直後と同様に嗜好性の高い飲料のままであった。
したがって、実施例4で得られた機能性飲料が有する物理化学的な安定性は、長期保存時でも維持されている点で非常に優れた性質であることがわかった。
Claims (2)
- (a)ガレート型カテキン、(b)コラーゲン、(c)大豆多糖類及び(d)水不溶性機能性成分を含有し、
前記(d)成分が、プロポリスエキス、コエンザイムQ10、還元型コエンザイムQ10、脂溶性ビタミン、オメガ3脂肪酸、ルテイン及びアスタキサンチンからなる群より選ばれる1種以上であり、
前記(a)成分、(b)成分、(c)成分、(d)成分の含有量[A]、[B]、[C]、[D](単位:重量%)が以下の式の範囲内にある機能性飲料。
i)0.02≦[A]≦0.5
ii)3.0≦([B]/[A])≦20
iii)([C]/[A])≧1.0
iv)0.0001≦[D]≦0.6 - 前記(a)成分、(b)成分、(c)成分及び(d)成分によって構成される略球状粒子を分散質として含有するコロイド状飲料であって、前記粒子の平均粒子径が0.05〜50μmである請求項1に記載の機能性飲料。
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