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JP5985198B2 - 変電所自動化システム及び端末の自動認識方法 - Google Patents

変電所自動化システム及び端末の自動認識方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、IEC 61850規格に準拠したプロセスバスを適用して構築された変電所自動化システム及びそのシステムにおける端末の自動認識方法に関するものである。
変電所自動化システムの新設時はもとより回線増設時は、回線増設用の機器及び当該増設機器用の機器端末、保護制御端末の設置が必要となる。また、システム運用開始以降においても、回線用端末不良時は現地での端末交換の必要性が生じる。
近年、変電所自動化システムは、ネットワークを介した伝送結合によりシステム構築された形態が主流となっている。その中でもIEC 61850規格にて規定されるプロセスバスを適用して構築されたシステムが増加してきている。プロセスバスには機器端末であるMerging Unit(以下、MUと記す)や保護制御端末であるIntelligent
Electronic Device(以下、IEDと記す)が接続され、機器とのデータ授受を実施している。
運用中のプロセスバスで結合された機器端末や保護制御端末をネットワークへ接続する場合、IEC 61850規格にて規定される各種ファイルの生成およびそれらのネットワーク設定、回線端末固有の設定が必要であり、これらは専用編集ツールを用いての人間系による手動設定が行われていた。しかし、IEDやMUには相当数の設定個所が存在するため、専門性を必要とする人間系での手動設定では時間が掛かり、また、設定ミスによる問題も内在していた。
このため、変電所自動化システムを新設する際のIEDやMUの設置、回線を増設する際のそれらの追加設置、端末不良が発生した際の代替品への交換においては、自動的に設定を認識することで、人間系を介した設定を無くすことが望ましい。本明細書では、以下、これらの自動設定機能をプラグアンドプレイと呼ぶことにする。
ネットワーク接続でのプラグアンドプレイの従来技術として、ユニバーサルプラグアンドプレイがある。これに関して、ネットワーク上のクライアントから供給された要求メッセージをデバイスユニットに適切に中継するための技術が開示されている。この技術では、装置機能の情報提供、装置検出、IPアドレス取得などが可能である。
また、IEC 61850−6規格上で規定されている各種設定ファイルに関しては、編集ツールにてシステムデータベース構築の元データとなる各種ファイルが生成される。例えば、各機器、各IEDに関するICD(IED Capability Description)ファイルや変電所の仕様情報を定義するSSD(System Specification Description)ファイルから、変電所全体構成情報が定義されるSCD(Substation
Configuration Description)ファイル(SSDファイルの内容と、全てのIEDの情報(ICD)が含まれる。)、各IEDやMU向けの個別情報であるCID(Configured IED Description)ファイルが生成される。これらのファイルは編集ツールで生成され、各端末にインストールされる。
図28に、従来の変電所自動化システムの構成図を示す。この変電所自動化システム50では、構内監視制御用の集中監視制御装置であるサーバ/HMI51と設備毎に分散配置された保護制御端末であるIED53−1〜53−nとがステーションバス6を介して接続されている。また、回線毎の現場機器55−1〜55−nがそれぞれ機器端末であるMU54−1〜54−nを介してプロセスバス7と接続される。さらに、システムデータ構築用の編集ツール2−1、2−2がそれぞれサーバ/HMI51とIED53−1〜53−nに接続されている。
図29に、IEC 61850規格で定義されているシステムデータの生成、構築の手順の概略を示す。
先ず、IED53−1又はMU54−1の製造者よりハードウエアと一緒にIED53−1又はMU54−1用のICDファイル8が納入される。次に、編集ツール2−1にて、ICDファイル8と、変電所システム構成、機器構成、単線結線図、IPアドレス、ユニットネーム等が登録されているSSDファイル11の情報から、SCDファイル12とCIDファイル9が生成される。SCDファイル12は、サーバ/HMI51にインストールされる。一方、CIDファイル9は、IPアドレスやユニットネームの情報が入っておりLAN接続時に必要な情報であるため、IED53−1又はMU54−1へフィードバックされる。
次に、図30に、実際のプロジェクトでのシステムデータ構築例を示す。
実際のプロジェクトでは、各端末(IED53−1やMU54−1)の供給責任を明確にするために、IED53−1又はMU54−1の製造者が編集ツール2−2によりICDファイル8からCIDファイル9を生成して納入してくる。このため、編集ツール2−1としては、単純にSSDファイル11を基にSCDファイル12を生成するのみである。IEDの名前やIPアドレスはCIDファイル9に入っているので、編集ツール2−1での生成は不要である。編集ツール2−1を使用して、CIDファイル9で定義されている各種情報と、画面のシンボルやイベント文字列を結びつけ、入力するのみである。
特開2007−188255号公報
国際電気標準会議(IED)規格IEC61850-6 Communication networks and systems in substations-Part 6: Configurationdescription language for communication in electrical substations related toIEDs 9章、ANNEX-E(P28〜73、P138)
しかしながら、上述のユニバーサルプラグアンドプレイでは、装置機能の情報提供、装置検出、IPアドレスの取得ができても、増設対象や交換対象のIEDやMUがシステム上にて当該増設対象または交換対象の端末であることを自動認識できるまでには至っていなかった。また、システム上必要な接続相手先との伝送授受を確実に実施できていなかった。このため、プロセスバスを適用した端末自動接続のプラグアンドプレイとは言い難かった。
また、IEC 61850規格に沿った編集ツールによる各種ファイル生成においては、生成したファイルを各端末にインストールすることまでは可能であるが、増設対象や交換対象のIED53−1やMU54−1がプロセスバス7に加入した際、自身の端末を当該新規加入または交換端末として自動認識するための情報定義や組み込み手順までは規定されていなかった。具体的には、編集ツール2−1にてSSDファイル11を修正してSCDファイル12を生成し、CIDファイル9を切り出して、IED53−1やMU54−1にCIDファイル9を分配する作業と自動認識のための必要情報が欠落しており、これがプラグアンドプレイ実現への阻害要因となっていた。
さらに、母線保護用のIEDを増設するケースでは、当該母線に接続される全回線のMU54−1〜54−nからの系統の電流データを受信する必要がある。しかし、従来技術では増設した母線保護用のIEDと認識し、かつ接続対象MUを選定して受信データを受信する自動設定を実現できなかった。
本発明の実施形態は、システム新設時や回線増設時のIEDやMUの設置や端末不良発生時の代替品への交換時、母線保護用のIED増設時に、自動的に設定を認識可能なプラグアンドプレイ型の変電所自動化システム及びそのシステムにおける端末の自動認識方法を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明の一実施形態は、分散配置された複数の保護制御端末と、被監視制御対象機器を中継する機器端末とをプロセスバスを介して結合し、かつ前記保護制御端末及び変電所を監視制御する集中監視制御装置をステーションバスを介して前記保護制御端末と結合した変電所自動化システムにおいて、前記集中監視制御装置は、前記プロセスバスへ加入した保護制御端末の個別情報を含むCIDファイルを取得する受信部と、前記CIDファイルから所定のルールにより画面表示シンボル及び文字列を抽出する画面データ作成処理部と、少なくとも変電所のシステム構成が記録されたSSDファイルの情報を登録する登録部と、前記画面表示シンボル及び文字列のデータと、前記SSDファイルの情報とを照合する照合処理部と、前記照合により両者が一致した場合に、前記CIDファイルの機器個別情報に基づき、前記SSDファイルのシステム構成に関する情報に前記画面表示シンボル及び文字列のデータを割り付け、SCDファイルを作成するマッピング処理部と、を備えることにより新規に加入した保護制御端末を自動認識することを特徴とする。
また、本発明の他の実施形態は、分散配置された複数の保護制御端末と、被監視制御対象機器を中継する機器端末とをプロセスバスを介して結合し、かつ前記保護制御端末及び変電所を監視制御する集中監視制御装置をステーションバスを介して前記保護制御端末と結合した変電所自動化システムにおいて、前記保護制御端末は、前記プロセスバスへ加入した前記機器端末の個別情報を含むCIDファイルを取得する受信部と、前記CIDファイルから所定のルールにより画面表示シンボル及び文字列を抽出する画面データ作成処理部と、少なくとも変電所のシステム構成が記録されたICDファイル又はSSDファイルの情報を登録する登録部と、前記画面表示シンボル及び文字列のデータと、前記ICDファイル又は前記SSDファイルの情報とを照合する照合処理部と、前記照合により両者が一致した場合に、前記CIDファイルの機器個別情報に基づき、前記ICDファイル又は前記SSDファイルのシステム構成に関する情報に前記画面表示シンボル及び文字列のデータを割り付け、CIDファイルを作成するマッピング処理部と、を備えることにより新規に加入した機器端末を自動認識することを特徴とする。
また、本発明のさらに他の実施形態は、分散配置された複数の保護制御端末と、被監視制御対象機器を中継する機器端末とをプロセスバスを介して結合し、かつ前記保護制御端末及び変電所を監視制御する集中監視制御装置をステーションバスを介して前記保護制御端末と結合した変電所自動化システムにおいて、前記保護制御端末は、前記プロセスバスへ加入した複数の前記機器端末の個別情報を含むCIDファイルを取得する受信部と、少なくとも計器用変流器に関する情報が記録されたSSDファイルの情報を登録する登録部と、前記CIDファイルから抽出した計器用変流器に関する情報と、前記SSDファイルの情報とを照合する照合処理部と、前記照合により両者が一致した場合に、前記計器用変流器に関する情報を有効化するデータ有効化処理部と、前記照合により両者が一致した場合に、前記CIDファイルの前記計器用変流器に関する個別情報に基づき、前記SSDファイルのシステム構成に関する情報に前記計器用変流器に関する文字列データを割り付け、CIDファイルを作成するマッピング処理部と、を備えることにより複数の機器端末が伝送接続対象となる保護制御端末の新規加入を自動認識することを特徴とする。
また、前記のような実施形態で実行される変電所自動化システムの端末自動認識方法も本発明の実施形態の一つである。
本発明の第1の実施形態に係る変電所自動化システムの構成図。 第1の実施形態におけるサーバ/HMIでの自動システムデータ構築手順図。 SSDファイルの情報例。 ICDファイルの情報例。 SCDファイルの情報例。 CIDファイルの情報例(その1) 図2の自動リンク部の構成を示すブロック図。 第1の実施形態の自動認識方法を示すフローチャート。 第2の実施形態におけるIEDでの自動システムデータ構築手順図。 図9の自動リンク部の構成を示すブロック図。 第2の実施形態の自動認識方法を示すフローチャート。 第4の実施形態におけるIEDでの自動システムデータ構築手順図。 図12の自動リンク部の構成を示すブロック図。 第4の実施形態の自動認識方法を示すフローチャート。 CIDファイルの情報例(その2)。 第5の実施形態に係る変電所自動化システムの構成図。 CIDファイルの情報例(その3)。 CIDファイルの情報例(その4)。 第5の実施形態におけるサーバ/HMIでの自動システムデータ構築手順図(IED2重化例)。 第6の実施形態に係る変電所自動化システムの構成図。 CIDファイルの情報例(その5)。 CIDファイルの情報例(その6)。 第6の実施形態におけるサーバ/HMIでの自動システムデータ構築手順図(MU2重化例)。 第6の実施形態におけるIEDでの自動システムデータ構築手順図(MU2重化例)。 第7の実施形態に係る変電所自動化システムの構成図。 第7の実施形態におけるサーバ/HMIでの自動システムデータ構築手順図(IED/MU2重化例)。 第7の実施形態におけるIEDでの自動システムデータ構築手順図(IED/MU2重化例)。 従来の変電所自動化システムの構成図。 IEC 61850規格で定義されているシステムデータの生成、構築の手順を示す概略図。 実際のプロジェクトでのシステムデータの生成、構築の手順を示す概略図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。なお、以下の実施形態においては、ネットワーク型プラグアンドプレイでの伝送プロトコルや伝送手順は、公知であるIEC 61850規格に完全準拠するものとする。
[第1の実施形態]
(IEDが新規バスに加入する際のサーバ/HMIにおける自動認識)
(構成)
図1に、本発明の第1の実施形態に係る変電所自動化システムの構成を示す。変電所自動化システム10では、構内監視制御用の集中監視制御装置であるサーバ/HMI1と設備毎に分散配置された保護制御端末であるIED3−1〜3−nとがステーションバス6を介して接続されている。また、回線毎の現場機器(遮断器、断路器、変圧器、計器用変成器など)5−1〜5−nがそれぞれ機器端末であるMU4−1〜4−nを介してプロセスバス7と接続される。さらに、システムデータ構築用の編集ツール2−1、2−2がサーバ/HMI1とIED3−1〜3−nにそれぞれ接続されている。
以下、IEC 61850規格に準拠したプロセスバス7適用の変電所自動化システム10において、IED3−1が新規にバス加入する際に、サーバ/HMI1にて自動認識する方式について図2〜図8を用いて説明する。
(自動システムデータ構築手順)
図2は、サーバ/HMI1における自動システムデータ構築手順図を示す。
先ず、IED3−1が新規にシステムバスに加入する際に自動接続認識するプラグアンドプレイ技術を提供するために、あらかじめ編集ツール2−1を用いてSSDファイル11が作成され、サーバ/HMI1にインストールされる。
IED3−1の製造者から納入してくるCIDファイル9をIEC 61850で定義されている伝送ルールを用いてシステムバス経由でIED3−1よりデータ収集し、サーバ/HMI1の自動リンク部13にて、インストール済のSSDファイル11にリンクし、SCDファイル12を生成する。IED3−1の名前やIPアドレスはCIDファイル9に入っているので、編集ツール2−1での生成は不要である。このため、CIDファイル9で定義されている各種情報と、画面のシンボルやイベント文字列を自動リンク部13でリンクするのみである。これにより、図29や図30で実施していた人間系でのデータリンクを不要にし、かつIED3−1を加入させる際のエンジニアリング作業を省略することが可能な自動認識(プラグアンドプレイ)を提供できる。
(SSDファイル)
図3に、予めサーバ/HMI1にインストールしておくSSDファイル11の情報例を示す。
図3は単線結線図の情報例を表しており、各回線名称(101〜104)、各回線の断路器シンボル(101A、101B、101C、102A、102B、102C、・・・104A、104B、104C)、各回線の遮断器シンボル(101D〜104D)、各回線の計器用変流器シンボル(101E〜104E)、各回線の計器用変圧器シンボル(101F〜104F)、母線名称シンボル(110A、110B)から構成される。なお、回線名称103および104の関連シンボルは、将来回線用として便宜上点線で表現している。
(ICDファイル)
図4に、ICDファイル8(図29、30参照)の情報例を示す。
図4は、図3の単線結線図情報に割り付けする対象となるICDファイル群(120)であり、遮断器(XCBR)の論理ノード(121)、断路器(XSWI)の論理ノード(122)、計器用変流器(TCTR)の論理ノード(123)、計器用変圧器(TVTR)の論理ノード(124)、母線保護リレー(PDIF)の論理ノード(125)から構成される。
(SCDファイル)
図5に、SCDファイル12の情報例を示す。
従来は、図3のSSDファイル11情報と図4のICDファイル8情報を編集ツール2−1により手作業で合成してSCDファイル12を作成していた(図29参照)。具体的合成内容は、図4で示した各論理ノード情報を図3で示した単線結線図情報の該当箇所への割り付けである。本実施形態では、後述するように、サーバ/HMI1の自動リンク部13にて、インストール済のSSDファイル11にリンクし、SCDファイル12を生成する。
(CIDファイル)
図6に、CIDファイル9の情報例(その1)を示す。
CIDファイル群(130)は、遮断器(XCBR)の論理ノードに機器固有番号101Dを加えた情報(131)、断路器(XSWI)の論理ノードに機器固有番号101Aを加えた情報(132)、計器用変流器(TCTR)の論理ノードに機器固有番号101Eを加えた(133)、計器用変圧器(TVTR)の論理ノードに機器固有番号101Fを加えた情報(134)から構成される。
従来は、CIDファイル9を作成後、図29に示したように、IED53−1またはMU54−1にフィードバックしインストールすることで、システムデータ構築を完了していた。フィードバックする理由は、図6のCIDファイル9の情報例と図4のICDファイル8の情報例を比較して分かるように、CIDファイル9は、図4のICDファイル8の情報例に機器固有番号を加えたものであり、機器固有情報が含まれたファイルがIED53−1またはMU54−1にフィードバックされることで、IED53−1又はMU54−1自身が何であるかシステム上自己認識し可能となるためである。
一方、本実施形態では、以下で説明するように、CIDファイル9で定義されている各種情報と、画面のシンボルやイベント文字列を自動リンク部13でリンクするのみである。
(自動リンク部の構成)
図7は、サーバ/HMI1の自動リンク部13の構成を示すブロック図である。自動リンク部13は、CIDファイル9を受信するデータ受信部14、CIDファイル9の情報から抽出した論理ノードから、対応する画面表示シンボルや文字列を抽出する画面データ作成処理部15、SSDファイル情報を登録するSSDファイル登録部16、画面データとSSDファイル情報との照合処理を行う照合処理部17、及び、単線結線図やイベント画面上のメッセージとして割り付けを行いSCDファイルを生成して、サーバ/HMI1へ登録するマッピング処理部18を有する。
(自動認識方法)
具体的な自動認識方法について、図8に沿って説明する。図8において、自動リンク部13のデータ受信処理部14は、IEC 61850で定義されている伝送ルールを用いてCIDファイル9を収集する(S200)。次に、画面データ作成処理部15は、図6のCIDファイル9の情報から抽出した論理ノードから、論理ノードに対応する画面表示シンボルや文字列を、事前登録されたシンボルファイル(300)及びイベントメッセージファイル(400)より抽出する(S201)。例えば、論理ノードがXCBR(131)であれば、シンボルファイル300より“遮断器”シンボル301、およびイベントメッセージファイル400より遮断器のイベントメッセージ401を抽出する。
さらに、照合処理部17は、画面データ作成処理部15にて生成した各論理ノードに対応する画面データと、SSDファイル登録部16において事前登録してある図3のSSDファイル11の情報とを照合する(S202)。この場合の事前登録済SSDファイル11の情報とは、上記例では、XCBRであれば遮断器のイベントメッセージと“遮断器”シンボルを意味する。
照合の結果、双方の情報が一致しているかの判定(S203)にて、情報の一致が認められれば(S203のYES)、受信データのマッピング処理S204に移行する。情報が不一致の場合(S203のNO)は、画面データとSSDファイル情報との照合処理S202を繰り返す。次に、マッピング処理部18は、前記照合結果でのシンボルやイベントメッセージと、CIDファイル9情報中の機器固有番号を基に、単線結線図やイベント画面上のメッセージとして割り付けを行い、図5で示したSCDファイル12を生成して、サーバ/HMIへ登録する(S204)。
(効果)
本実施形態によれば、上記方法を用いることにより、新規にバスへ加入したIED3−1を自動認識させることが可能になる。このため、人間系による専用ツールでの専門性を必要とする各種回線端末固有の設定が不要になり、また設定ミスによる問題の作り込み防止にも役立ことが期待できる。また、信頼性向上にも寄与し、機器増設部分に関わる停電時間の短縮も期待できる。
[第2の実施形態]
(MUが新規バスに加入する際のIED3−1における自動認識)
次に、本発明の第2の実施形態に係る変電所自動化システムについて、図9〜図11を用いて説明する。第1の実施形態がIED3−1の新規システムバス加入時にサーバ/HMI1にてIED3−1新規加入の自動認識を行う方式であったことに対し、第2の実施形態では、MU4−1が新規プロセスバス加入時にIED3−1にてMU4−1の新規加入の自動認識を行う方式である。端的に言うと第2の実施形態は、第1の実施形態と比較し、画面機能も持つIED3−1をサーバ/HMI1と見做す方式である。
(自動システムデータ構築手順)
図9は、IED3−1における自動システムデータ構築手順図を示す。
先ず、MU4−1が新規にプロセスバスに加入する際に自動接続認識するプラグアンドプレイ技術を提供するために、あらかじめ編集ツール2−2を用いてICDファイル8が作成され、IED3−1にインストールされる。
MU4−1の製造者から納入してくるCIDファイル9をIEC 61850で定義されている伝送ルールを用いてMU4−1よりプロセスバスを経由してデータ収集し、自動リンク部23にてインストール済のICDファイル8にリンクしCIDファイル9Aを生成する。
MU4−1の名前やIPアドレスはMU4−1側のCIDファイル9に入っているので、編集ツール2−2での生成は不要である。このため、MU4−1側のCIDファイル9で定義されている各種情報と、ICDファイル8またはSSDファイル11に格納されているIED側の画面のシンボルやイベント文字列を自動リンク部23でリンクするのみである。これにより、従来人間系でのデータリンクを不要にし、かつMUを加入させる際のエンジニアリング作業を省略することが可能な自動認識(プラグアンドプレイ)を提供できる。
(自動リンク部の構成)
図10は、IED3−1の自動リンク部23の構成を示すブロック図である。自動リンク部23は、CIDファイル9を受信するデータ受信部24、CIDファイル9の情報から抽出した論理ノードから、対応する画面表示シンボルや文字列を抽出する画面データ作成処理部25、ICDファイル又はSSDファイル情報を登録するファイル登録部26、画面データとICDファイル又はSSDファイル情報との照合処理を行う照合処理部27、及び、単線結線図やイベント画面上のメッセージとして割り付けを行いCIDファイル9Aを生成して、IED3−1へ登録するマッピング処理部28を有する。
(自動認識方法)
具体的な自動認識方法について、図11に沿って説明する。
図11において、自動リンク部23のデータ受信処理部24は、MU側のCIDファイル9をIEC 61850で定義されている伝送ルールを用いて収集する(S300)。次に、画面データ作成処理部25は、図6のCIDファイル9の情報から抽出した論理ノードから、論理ノードに対応する画面表示シンボルや文字列を事前登録されたシンボルファイル(300)及びイベントメッセージファイル(400)より抽出する(S301)。例えば、論理ノードがTCTR(133)であれば、シンボルファイル300より“計器用変流器”シンボル303、およびイベントメッセージファイル400よりと計器用変流器のイベントメッセージ403を抽出する。
次に、IED3−1に画面があり、画面データとリンクする必要がある場合には、照合処理部27は、画面データ作成処理部25にて生成した各論理ノードに対応する画面データと、SSDファイル登録部26において事前登録してある図3のSSDファイル11の情報とを照合する(S302)。IED3−1が必要とする画面データの範囲は、IED種別で変化し、単一回線であれば1回線分で、変電所共通、電圧階級、母線共通的な目的で設置される場合は、その目的に応じた画面データ範囲となる。
この場合の事前登録済のSSDファイル11の情報とは、上記例では、TCTRであれば計器用変流器のイベントメッセージと“計器用変流器”シンボルを意味する。
IED3−1に画面が必要な場合には、IED3−1にSSDファイル11を格納する方法と、IED3−1側のICDファイル8に画面の情報を格納する方法があり、いずれの方法もIEC 61850規格に準拠した記述であれば問題ない。ICDファイル8に画面情報を格納している場合には、図11の画面データとSSDファイル11の照合処理(S302)においては、画面データとICDファイル8の照合処理となる。
照合の結果、双方の情報が一致しているかの判定(S303)にて、情報の一致が認められれば(S303のYES)、受信データのマッピング処理S304に移行する。情報が不一致の場合(S303のNO)は、画面データとSSDファイル情報との照合処理S302を繰り返す。次に、マッピング処理部28は、前記照合結果でのシンボルやイベントメッセージと、CIDファイル9の情報中の機器固有番号を基に、単線結線図やイベント画面上のメッセージとして割り付けを行い、図9で示したCIDファイル9Aを生成して、IED3−1へ登録する。なお、サーバ/HMI1はこのCIDファイル9または9Aを用いて第1の実施形態で説明した方法を元にSCDファイル12を作成する。
(効果)
本実施形態によれば、上記方法を用いることにより、新規にバスへ加入したIED3−1を自動認識させることが可能になる。このため、人間系による専用ツールでの専門性を必要とする各種回線端末固有の設定が不要になり、また設定ミスによる問題の作り込み防止にも役立ことが期待できる。また、信頼性向上にも寄与し、機器増設部分に関わる停電時間の短縮も期待できる。
[第3の実施形態]
(IEDおよびMUが新規バスに加入する際の自動認識)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態に係る変電所自動化システムは、IED3−1およびMU4−1が新規バスに加入する際に自動認識させることを特徴とする。すなわち、本実施形態は、第1の実施形態においてIED3−1が新規システムバスに加入する際にサーバ/HMI1にてIED新規加入の自動認識を行う方式と、第2の実施形態においてMU4−1が新規プロセスバスに加入する際にIED3−1にてMU新規加入の自動認識を行う方式を組み合わせた方式である。
IED3−1またはMU4−1がそれぞれ単独で設置されるケースとしては、設置後の不良発生時の端末交換以外には想定できない。このため、回線増設時などの端末増設時の手順としては、まず、増設IED3−1をシステムバスに加入させ、次に増設MU4−1をプロセスバスに加入させる手順で端末設置の自動接続認識(プラグアンドプレイ)が可能となる。すなわち、第1の実施形態の自動認識する方法を実施後に第2の実施形態の自動認識する方法を実施することで、回線増設時の当該増設対象IED3−1、MU3−1の自動接続認識が可能となる。このため、端末接続の専門知識を不要とし、かつ設定ミス発生を生まない高信頼性のシステムの提供を期待できる。
[第4の実施形態]
(母線保護用IEDをプロセスバス7に加入させる際の自動認識)
本発明の第4の実施形態に係る変電所自動化システムについて、図12〜図15を用いて説明する。第4の実施形態は、第2の実施形態の応用例であり、プロセスバス7側に伝送接続される複数のMU4−1〜4−nの中からデータ受信する必要があるMUを必要数分自動的に認識するIED3−1の自動認識に関する実施形態である。複数のMU4−1〜4−nから受信データを自動的に取得する必要がある母線保護用IED3−1をプロセスバス7に加入させる場合には、当該保護対象母線に接続される全回線のMU4−1〜4−nから系統の電流データをIEC 61850規格に準拠した伝送で受信する必要がある。
(自動システムデータ構築手順)
図12は、IED3−1における自動システムデータ構築手順図を示す。
先ず、IED3−1(ここでは母線保護用IEDとする)が新規にプロセスバス7加入時に自動接続認識するプラグアンドプレイ技術を提供するために、あらかじめ編集ツール2−2を用いてSSDファイル11が作成され、IED3−1にインストールされる。SSDファイル11には、単線結線図データが格納されている。MU4−1〜MU4−nの製造者から納入してくるCIDファイル9をIEC 61850で定義されている伝送ルールを用いてMU4−1〜4−nよりプロセスバス7を経由してデータ収集し、自動リンク部33にてインストール済のSSDファイル11にリンクし、CIDファイル9Aを生成する。
MUの名前やIPアドレスはMU4−1〜4−n側のCIDファイル9に入っているので、編集ツール2−2での生成は不要である。このため、複数のMU4−1〜4−n側のCIDファイル9で定義されている各種情報と、SSDファイル11に格納されているイベント文字列などのシステム構築情報を自動リンク部33でリンクするのみである。これにより、従来人間系でのデータリンクを不要にし、かつMU4−1〜4−nを加入させる際のエンジニアリング作業を省略するとともに、母線保護IED3−1として必要な複数のMU4−1〜4−nからの受信データを自動取得することが可能な自動認識(プラグアンドプレイ)を提供できる。
(自動リンク部の構成)
図13は、IED3−1の自動リンク部33の構成を示すブロック図である。自動リンク部33は、CIDファイル9を受信するデータ受信部34、SSDファイル情報を登録するSSDファイル登録部36、画面データとSSDファイル情報との照合処理を行う照合処理部35、照合により一致した受信を有効化するデータ有効化処理部37、及び、単線結線図やイベント画面上のメッセージとして割り付けを行い、CIDファイル9Aを生成してIED3−1へ登録するマッピング処理部38を有する。
(自動認識方法)
具体的な、自動認識方法について、図14に沿って説明する。図14において、データ受信処理部34は、CIDファイル9をIEC 61850で定義されている伝送ルールを用いて収集する(S400)。次に、照合処理部35は、SSD−CID情報照合処理を行う。具体的には、図15のCIDファイル9の情報から抽出した計器用変流器の論理ノード(TCTR)、計器用変流器固有番号(101E〜104E)、回線名称(101〜104)と、SSDファイル登録部36において事前登録してある図3のSSDファイル11の情報を照合する(S401)。この場合の事前登録済SSDファイル11の情報とは、上記例では、TCTRであれば図15と同一の“計器用変流器”の固有番号、回線名称を意味する。
照合の結果、双方の情報が一致しているかの判定(S402)にて、情報の一致が認められれば(S402のYES)、データ有効化処理部37にて、前記で一致した回線名称の計器用変流器固有番号全ての計器用変流器二次の系統電流値の受信を有効化し(S403)、受信データマッピング処理S404に移行する。情報が不一致の場合(S402のNO)は、SSD−CID情報照合処理S401を繰り返す。
次に、マッピング処理部38では、前記照合結果でのCIDファイル9の情報中の変流器固有番号を基に、イベントメッセージとして割り付けを行い、図12で示したCIDファイル9Aを生成して、IED3−1へ登録する(S404)。
(効果)
本実施形態によれば、上記方法を用いることにより、新規にプロセスバス7へ加入した母線保護用IED3−1を自動認識させることが可能になる。このため、一つのIED3−1に対して、システム上必要となる複数のMU4−1〜4−nからの自動データ受信認識を可能とする高信頼性システムの提供が期待できる。
[第5の実施形態]
(第1の実施形態のIEDを2重化した場合の自動認識)
本発明の第5の実施形態について図16〜図19を用いて説明する。第5の実施形態は、第1の実施形態のIEDを2重化した例である。
図16に、第5の実施形態に係る変電所自動化システムの構成図を示す。本実施形態に係る変電所自動化システム20の構成は、図1に示す第1の実施形態の変電所自動化システム10の構成と比較して、回線毎のIEDが3−1A、3−1Bのように2重化されている点のみが異なる。本実施形態では、2重化したIEDのCIDファイル情報を基に、2重化したIEDに割りつくIED番号の若番を優先して新規バスに加入したIEDの自動認識を可能としている。また、優先認識したIEDに不良が発生した場合に、自動的に次順位の健全IEDに自動切替して使用する方式を適用している。
(自動システムデータ構築手順)
第1の実施形態にて使用したCIDファイル(その1:図6)の代わりに、図17に示すCIDファイルの情報例(その3)のIED−A系CIDファイル群140A、及び図18に示すCIDファイルの情報例(その4)のIED−B系CIDファイル群140Bを使用する。この2つのCIDファイル各々を図19に示すように、それぞれのIED3−1A、3−1B毎のCIDファイル(501、502)として第1の実施形態と同様に処理することで、IEDの両系(IED−A、IED−B系)の自動認識を可能とする。
サーバ/HMI1にて、データを適用するルールを若番であるIED−A系に優先固定とすることで、常時はIED−A系側データを使用し、IED−A系側に不良が発生した場合は、老番側IED−B系データに自動切替する。これにより、1台のIEDに不良が発生した場合でも、システムとして通常運用が可能となる。また、不良となったIED3−1Aのみ交換し、それに伴い変更となるIED3−1Bの情報は、第1の実施形態に記載された方法でシステムへ再度認識することが可能である。
このため、本実施形態によれば、端末不良発生時の端末交換作業における人間系による初期設定を不要にでき、現地交換時の停電時間短縮にも期待できる。
[第6の実施形態]
(第2の実施形態のMUを2重化した場合の自動認識)
本発明の第6の実施形態について図20〜図24を用いて説明する。第6の実施形態は、第2の実施形態のMUを2重化した例である。
図20に、第6の実施形態に係る変電所自動化システムの構成図を示す。本実施形態に係る変電所自動化システム30の構成は、図1に示す第1の実施形態の変電所自動化システム10の構成と比較して、回線毎のMUが4−1A、4−1Bのように2重化されている点のみが異なる。本実施形態では、2重化したMUのCIDファイル情報を基に、2重化したMUに割りつくMU番号の若番を優先して新規バスに加入したMUの自動認識を可能としている。また、優先認識したMUに不良が発生した場合に、自動的に次順位の健全MUに自動切替して使用する方式を適用している。
(自動システムデータ構築手順)
第2の実施形態にて使用したCIDファイル9の(その1:図6)の代わりに、図21に示すCIDファイル情報例(その5)のMU−A系CIDファイル群150A、及び図22に示すCIDファイル情報例(その6)のMU−B系CIDファイル群150Bを使用する。即ち、本実施形態では、図23に示すIED3−1AのCIDファイル503、及び図24に示すように、それぞれのMU4−1A、4−1B毎のCIDファイル(506,507)として、第2の実施形態と同様に処理することで、MUの両系(MU−A、MU−B系)の自動認識を可能とする。
データを適用するルールを若番であるMU−A系優先固定とすることで、常時はMU−A系側データを使用し、MU−A系側に不良が発生した場合は、老番側MU−B系データに自動切替する。これにより、1台のMUに不良が発生した場合でも、システムとして通常運用が可能となる。また、不良となったMU4−1Aのみ交換し、それに伴い変更となるMU4−1Bの情報は、第2の実施形態に記載された方法でシステムへ再度認識することが可能である。
このため、本実施形態によれば、端末不良発生時の端末交換作業における人間系による初期設定を不要にでき、現地交換時の停電時間短縮にも期待できる。
[第7の実施形態]
(IED及びMUを2重化した場合の自動認識)
本発明の第7の実施形態について図25〜図27を用いて説明する。第7の実施形態は、第5の実施形態と第6の実施形態を組み合わせて、IED及びMUを2重化した例である。
図25に、第7の実施形態に係る変電所自動化システムの構成図を示す。本実施形態に係る変電所自動化システム40の構成は、図16に示す第5の実施形態に係る変電所自動化システム20と比較して、回線毎のMUが4−1A、4−1Bのように2重化されている点のみが異なる。本実施形態では、2重化したIEDのCIDファイル情報及び2重化したMUのCIDファイル情報を基に、これらの2重化したIEDおよび2重化したMUの新規バス加入時の自動認識を可能としている。また、若番を優先認識したIEDまたはMUに不良が発生した場合に、自動的に老番の健全IEDまたはMUに自動切替して使用する方式を適用している。
(自動システムデータ構築手順)
本実施形態では、図26に示すように、それぞれのIED3−1A、3−1B毎のCIDファイル(504,505)、及び図27に示すように、それぞれのMU4−1A、4−1B毎のCIDファイル(506,507)として第1及び第2の実施形態と同様に処理することで、IEDの両系(IED−A、IED−B系)とMUの両系(MU−A、MU−B系)の自動認識を可能とする。
データを適用するルールを若番であるIED−A/MU−A系優先固定とすることで、常時はIED−A/MU−A系側データを使用し、A系側に不良が発生した場合は、老番側B系データに自動切替する。これにより、1台のIED、および1台のMUに不良(2重不良)が発生した場合でも、システムとして通常運用が可能となる。また、不良となったIED3−1A/MU4−1Aのみ交換し、それに伴い変更となるIED3−1B/MU4−1Bの情報は、第1の実施形態または第2の実施形態に記載された方法でシステムへ再度認識することが可能である。
このため、本実施形態によれば、端末不良発生時の端末交換作業における人間系による初期設定を不要にでき、現地交換時の停電時間短縮にも期待できる。
[他の実施形態]
(1)上記の各実施形態では、IEDとして特にIED3−1を例として説明したが、IED3−1〜3−nのうちのいずれのIEDであっても良い。
(2)上記の各実施形態では、MUとして特にMU4−1を例として説明したが、MU4−1〜4−nのうちのいずれのMUであっても良い。
(3)以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…サーバ/HMI
2−1、2−2…編集ツール
3−1〜3−n、3−1A、3−1B〜3−nA、3−nB…IED(保護制御端末)
4−1〜4−n、4−1A、4−1B〜4−nA、4−nB…MU(機器端末)
5−1〜5−n…現場機器
6…ステーションバス
7…プロセスバス
8…ICDファイル
9、9A…CIDファイル
10,20,30,40…変電所自動化システム
11…SSDファイル
12…SCDファイル
13…自動リンク部
14…データ受信処理部(受信部)
15…画面データ作成処理部
16…SSDファイル登録部(登録部)
17…照合処理部
18…マッピング処理部
23…自動リンク部
24…データ受信処理部(受信部)
25…画面データ作成処理部
26…ファイル登録部(登録部)
27…照合処理部
28…マッピング処理部
33…自動リンク部
34…データ受信処理部(受信部)
35…照合処理部
36…SSDファイル登録部(登録部)
37…データ有効化処理部
38…マッピング処理部
501…IED3−1AのCIDファイル
502…IED3−1BのCIDファイル
503…IED3−1AのCIDファイル
504…IED3−1AのCIDファイル
505…IED3−1BのCIDファイル
506…MU4−1AのCIDファイル
507…MU4−1BのCIDファイル

Claims (9)

  1. 分散配置された複数の保護制御端末と、被監視制御対象機器を中継する機器端末とをプロセスバスを介して結合し、かつ前記保護制御端末及び変電所を監視制御する集中監視制御装置をステーションバスを介して前記保護制御端末と結合した変電所自動化システムにおいて、
    前記集中監視制御装置は、
    前記プロセスバスへ加入した保護制御端末の個別情報を含むCIDファイルを取得する受信部と、
    前記CIDファイルから所定のルールにより画面表示シンボル及び文字列を抽出する画面データ作成処理部と、
    少なくとも変電所のシステム構成が記録されたSSDファイルの情報を登録する登録部と、
    前記画面表示シンボル及び文字列のデータと、前記SSDファイルの情報とを照合する照合処理部と、
    前記照合により両者が一致した場合に、前記CIDファイルの機器個別情報に基づき、前記SSDファイルのシステム構成に関する情報に前記画面表示シンボル及び文字列のデータを割り付け、SCDファイルを作成するマッピング処理部と、
    を備えることにより新規に加入した保護制御端末を自動認識することを特徴とする変電所自動化システム。
  2. 分散配置された複数の保護制御端末と、被監視制御対象機器を中継する機器端末とをプロセスバスを介して結合し、かつ前記保護制御端末及び変電所を監視制御する集中監視制御装置をステーションバスを介して前記保護制御端末と結合した変電所自動化システムにおいて、
    前記保護制御端末は、
    前記プロセスバスへ加入した前記機器端末の個別情報を含むCIDファイルを取得する受信部と、
    前記CIDファイルから所定のルールにより画面表示シンボル及び文字列を抽出する画面データ作成処理部と、
    少なくとも変電所のシステム構成が記録されたICDファイル又はSSDファイルの情報を登録する登録部と、
    前記画面表示シンボル及び文字列のデータと、前記ICDファイル又は前記SSDファイルの情報とを照合する照合処理部と、
    前記照合により両者が一致した場合に、前記CIDファイルの機器個別情報に基づき、前記ICDファイル又は前記SSDファイルのシステム構成に関する情報に前記画面表示シンボル及び文字列のデータを割り付け、CIDファイルを作成するマッピング処理部と、
    を備えることにより新規に加入した機器端末を自動認識することを特徴とする変電所自動化システム。
  3. 前記保護制御端末は、前記プロセスバスへ加入した前記機器端末の個別情報を含むCIDファイルを取得する受信部と、前記CIDファイルから所定のルールにより画面表示シンボル及び文字列を抽出する画面データ作成処理部と、少なくとも変電所のシステム構成が記録されたICDファイル又はSSDファイルの情報を登録する登録部と、前記画面表示シンボル及び文字列のデータと、前記ICDファイル又は前記SSDファイルの情報とを照合する照合処理部と、前記照合により両者が一致した場合に、前記CIDファイルの機器個別情報に基づき、前記ICDファイル又は前記SSDファイルのシステム構成に関する情報に前記画面表示シンボル及び文字列のデータを割り付け、CIDファイルを作成するマッピング処理部と、を備えることを特徴とする請求項1記載の変電所自動化システム。
  4. 分散配置された複数の保護制御端末と、被監視制御対象機器を中継する機器端末とをプロセスバスを介して結合し、かつ前記保護制御端末及び変電所を監視制御する集中監視制御装置をステーションバスを介して前記保護制御端末と結合した変電所自動化システムにおいて、
    前記保護制御端末は、
    前記プロセスバスへ加入した複数の前記機器端末の個別情報を含むCIDファイルを取得する受信部と、
    少なくとも計器用変流器に関する情報が記録されたSSDファイルの情報を登録する登録部と、
    前記CIDファイルから抽出した計器用変流器に関する情報と、前記SSDファイルの情報とを照合する照合処理部と、
    前記照合により両者が一致した場合に、前記計器用変流器に関する情報を有効化するデータ有効化処理部と、
    前記照合により両者が一致した場合に、前記CIDファイルの前記計器用変流器に関する個別情報に基づき、前記SSDファイルのシステム構成に関する情報に前記計器用変流器に関する文字列データを割り付け、CIDファイルを作成するマッピング処理部と、
    を備えることにより複数の機器端末が伝送接続対象となる保護制御端末の新規加入を自動認識することを特徴とする変電所自動化システム。
  5. 前記の各保護制御端末をさらに複数個に多重化して所定のルールにより順位付けし、第1順位の保護制御端末を優先認識させて使用し、前記優先認識した保護制御端末に不良が発生した際は、次順位の保護制御端末に自動切替して使用することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の変電所自動化システム。
  6. 前記の各機器端末をさらに複数個に多重化して所定のルールにより順位付けし、第1順位の機器端末を優先認識させて使用し、前記優先認識した機器端末に不良が発生した際は、次順位の機器端末に自動切替して使用することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の変電所自動化システム。
  7. 分散配置された複数の保護制御端末と、被監視制御対象機器を中継する機器端末とをプロセスバスを介して結合し、かつ前記保護制御端末及び変電所を監視制御する集中監視制御装置をステーションバスを介して前記保護制御端末と結合した変電所自動化システムの端末自動認識方法において、
    少なくとも変電所のシステム構成が記録されたSSDファイルを前記集中監視制御装置に登録する工程と、
    前記集中監視制御装置にて、前記プロセスバスへ加入した保護制御端末の個別情報を含むCIDファイルを取得する工程と、
    前記CIDファイルから所定のルールにより画面表示シンボル及び文字列を抽出する工程と、
    前記画面表示シンボル及び文字列のデータと、前記SSDファイルの情報とを照合し、両者が一致した場合に、前記CIDファイルの機器個別情報に基づき、前記SSDファイルのシステム構成に関する情報に前記画面表示シンボル及び文字列のデータを割り付け、SCDファイルを作成する工程と、
    を備えることを特徴とする変電所自動化システムの端末自動認識方法。
  8. 分散配置された複数の保護制御端末と、被監視制御対象機器を中継する機器端末とをプロセスバスを介して結合し、かつ前記保護制御端末及び変電所を監視制御する集中監視制御装置をステーションバスを介して前記保護制御端末と結合した変電所自動化システムの端末自動認識方法において、
    少なくとも変電所のシステム構成が記録されたICDファイル又はSSDファイルを前記保護制御端末に登録する工程と、
    前記保護制御端末にて、前記プロセスバスへ加入した機器端末の個別情報を含むCIDファイルを取得する工程と、
    前記CIDファイルから所定のルールにより画面表示シンボル及び文字列を抽出する工程と、
    前記画面表示シンボル及び文字列のデータと、前記ICDファイル又は前記SSDファイルの情報とを照合し、両者が一致した場合に、前記CIDファイルの機器個別情報に基づき、前記ICDファイル又は前記SSDファイルのシステム構成に関する情報に前記画面表示シンボル及び文字列のデータを割り付け、CIDファイルを作成する工程と、
    を備えることを特徴とする変電所自動化システムの端末自動認識方法。
  9. 分散配置された複数の保護制御端末と、被監視制御対象機器を中継する機器端末とをプロセスバスを介して結合し、かつ前記保護制御端末及び変電所を監視制御する集中監視制御装置をステーションバスを介して前記保護制御端末と結合した変電所自動化システムの端末自動認識方法において、
    少なくとも計器用変流器に関する情報が記録されたSSDファイルを前記保護制御端末に登録する工程と、
    前記保護制御端末にて、前記プロセスバスへ加入した複数の前記機器端末の個別情報を含むCIDファイルを取得する工程と、
    前記CIDファイルから抽出した計器用変流器に関する情報と、前記SSDファイルの情報とを照合し、両者が一致した場合に、前記計器用変流器に関する情報を有効化する工程と、
    前記CIDファイルの前記計器用変流器に関する個別情報に基づき、前記SSDファイルのシステム構成に関する情報に前記計器用変流器に関する文字列のデータを割り付け、CIDファイルを作成する工程と、
    を備えることを特徴とする変電所自動化システムの端末自動認識方法。
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