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JP5983156B2 - 車両の誤発進抑制装置 - Google Patents

車両の誤発進抑制装置 Download PDF

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Description

本発明は、車両が所定車速以下で走行中又は停車中に車両前方の所定距離内に障害物が検知されたときは車両の加速又は発進を抑制する車両の誤発進抑制装置に関する。
従来、車両を徐行させて駐車しようとするときや、停車中の車両を発進させようとするときに、運転者がブレーキペダルとアクセルペダルとを踏み間違えて急加速や急発進する事例がある。このような問題に取り組んだ従来技術として、例えば下記特許文献1が公知である。この特許文献1に開示された車両の警報装置は、車両の走行方向に障害物を検知すると、車両の最大出力に基いて前記障害物に到達するまでの最短時間を算出し、その最短時間が所定時間以下のときは、アクセルペダルとブレーキペダルとの踏み間違いを防止するための警報を発するように構成されたものである。
特開2010−92115号公報
前述のようなペダルの踏み間違いに対して、踏み間違い防止の警報を発するだけでなく、エンジン出力を抑制して前方障害物との接触を回避することも知られている。すなわち、車両が所定車速以下で走行中又は停車中に車両前方の所定距離内に障害物が検知されたときは、アクセルペダルが踏み込まれてもエンジン出力を抑制して車両の加速又は発進を抑制するのである(誤発進抑制制御)。このような誤発進抑制制御によれば、例えば駐車しようとする車両又は発進しようとする車両が車止めを乗り越えてフェンスや壁に接触することが回避される。
しかし、例えば、交差点内で右折待ちをしているときに、対向の右折待ち車両が障害物と看做されて、アクセルペダルを踏み込んでもトルクが上らず、円滑に発進できない不具合が考えられる。また、右折中に近づいてくる交差点角のガードレールや電柱等が障害物と看做されて、やはりアクセルペダルを踏み込んでもトルクが上らず、円滑に加速できない不具合が考えられる。
そこで、本発明は、誤発進抑制制御が働くと不具合が生じるシーンでは誤発進抑制制御を禁止して車両の商品性を高めることを目的とする。
前記課題を解決するためのものとして、本発明は、車両前方の障害物を検知する検知手段と、車両の走行状態を判定する走行状態判定手段と、前記走行状態判定手段により車両が所定車速以下で走行中又は停車中であることが判定され、且つ前記検知手段により車両前方の所定距離内に障害物が検知されたときは、車両の加速又は発進を抑制する誤発進抑制手段とを備える車両の誤発進抑制装置であって、舵角に基いて車両の進行路を予測する進行路予測手段をさらに備え、前記検知手段は、車両前方に所定の広がり角度で水平方向に広がる複数の検知領域を有し、これらの複数の検知領域は、相互に水平方向に隣接して並び、前記誤発進抑制手段は、前記検知手段により検知された障害物が前記進行路予測手段により予測された進行路内に存在するときにのみその障害物を誤発進抑制制御のための障害物と看做し、前記検知手段により検知された障害物が前記進行路外に存在するときはその障害物を誤発進抑制制御のための障害物と看做さないものであり、かつ、前記各検知領域について、各検知領域の輪郭線と前記進行路との交点が複数ある場合は、前記検知手段により検知された障害物が、前記複数の交点のうち最も車両に近い交点よりも車両に近い側に存在するときに、前記障害物が前記進行路内に存在すると判定するものであることを特徴とする(請求項1)。
本発明では、車両が所定車速以下で走行中又は停車中に車両前方の所定距離内に障害物が検知されたときは、誤発進抑制制御が働いて、車両の加速又は発進が抑制されるので、車両を徐行させて駐車しようとするときや、停車中の車両を発進させようとするときに、運転者がブレーキペダルとアクセルペダルとを踏み間違えても、車両の急加速や急発進が抑制される。
そのうえで、舵角に基いて車両の進行路が予測され、検知された障害物が前記進行路内に存在するときにのみその障害物が誤発進抑制制御のための障害物と看做され、検知された障害物が前記進行路外に存在するときはその障害物が誤発進抑制制御のための障害物と看做されないので、障害物が自車両の進行路内にある場合に限り誤発進抑制制御が働き、障害物が自車両の進行路から外れているときは誤発進抑制制御が禁止される。そのため、例えば、前述のシーンでは、対向の右折待ち車両や、交差点角のガードレールや電柱等が自車両の予測される進行路から外れているので、誤発進抑制制御のための障害物と看做されず、誤発進抑制制御が禁止される。そのため、前述の不具合、すなわち、交差点内での右折待ちや右折中等に接触回避対象物ではないものが接触回避対象物と看做されて、不必要に車両の加速や発進が抑制され、円滑な加速や発進ができないという不具合が解消される。その結果、誤発進抑制制御が働くと不具合が生じるシーンでは誤発進抑制制御が禁止されて車両の商品性が高められる。
本発明では、車速が相対的に低いと判定された場合に、舵角に基いて車両の進行路が予測されるので、相対的に遅い車両の動きに対して進行路をリアルタイムに予測できるという利点がある。また、車速が相対的に低い場合は、高い場合に比べて、舵角が大きくなる傾向なので、舵角を用いて進行路を有効に予測できるという利点もある。
さらに、本発明では、水平方向に並ぶ複数の検知領域が設定されるとともに、各検知領域の輪郭線と進行路との交点が複数ある場合は、これら複数の交点のうち最も車両に近い交点よりも車両に近い側に障害物が存在するときに、障害物が進行路内に存在すると判定されるので、車両と障害物との距離は計測できるが障害物が検知領域内のどの位置(水平方向の位置)にあるかが分からない場合でも、確実に、障害物が自車両の進行路内に存在すると判定することができる。そして、別の見方をすれば、各検知領域について、各検知領域の輪郭線と前記進行路との交点が複数ある場合に、前記検知手段により検知された障害物が、前記複数の交点のうち最も車両に近い交点よりも車両に近い側に存在しないときは、前記障害物が自車両の進行路外に存在すると判定されるので、誤発進抑制制御が禁止される傾向が大きくなり、不必要に車両の加速や発進が抑制される頻度が小さくなる。
本発明において、好ましくは、前記検知手段は、車両のフロントウィンドウの上部に配置されている(請求項2)。
この構成によれば、検知手段が例えば車両の前端部に配置される場合と比べて車両の後部に配置されるので、検知領域の車両前方への広がり角度が同じであっても、車両前方の所定距離内に障害物があるかどうかを水平方向により広範囲に調べることができる。
本発明において、好ましくは、前記誤発進抑制手段は、舵角が所定の制御禁止舵角以上のときは誤発進抑制制御を禁止するものである(請求項3)。
このように、運転者が所定の制御禁止舵角以上にステアリングホイールを回しているときは、運転者は旋回しようとする意思を持ってステアリングホイールを回しているので、車両前方に検知された障害物が進行路から外れる可能性が大きい。したがって、この構成によれば、進行路を予測することなく、簡易に、不必要に車両の加速や発進が抑制される不具合が解消される。
本発明において、好ましくは、前記制御禁止舵角は、車速が高いほど小さい値に設定される(請求項4)。
この構成によれば、車速が高いときは低いときに比べて舵角が小さくても誤発進抑制制御が禁止される。その結果、次のような作用が奏される。一般に、車両が交差点を通過する際は、例えば、右折待ちの対向車や、交差点角のガードレールあるいは電柱等に接触しないように、運転者はステアリングホイールを相対的に大きく回し、また車速を相対的に低くする傾向にある。そのような状況の中、例えば、運転者が交差点の中央で右への旋回を開始するときは、運転者は、ステアリングホイールを最も大きく回し、且つ車速を最も低くする。その後、交差点を抜けつつあるときは、運転者は、ステアリングホイールを戻しつつあり、且つ車速を上昇させつつある。つまり、車両が交差点内で旋回を開始するときから交差点を抜け出るときまで、舵角が大きいときは車速が低く、舵角が小さいときは車速が高い傾向にある。したがって、この構成のように、車速が高いときは低いときに比べて舵角が小さくても誤発進抑制制御を禁止することにより、車両が交差点を通過する際、連続して誤発進抑制制御が確実に禁止されるという作用が奏される。
本発明において、好ましくは、前記所定車速は10km/時である(請求項5)。
この構成によれば、車速が10km/時以下の徐行時や停車時等に誤発進抑制制御が働くので、車両を徐行させて駐車しようとするときや停車中の車両を発進させようとするときの運転者のペダルの踏み間違いに確実に対処することができる。
以上説明したように、本発明によれば、誤発進抑制制御が働くと不具合が生じるシーンでは誤発進抑制制御が禁止されるので、不必要に車両の加速や発進が抑制されて円滑な加速や発進ができないという不具合が解消される。
本発明の実施形態に係る車両の誤発進抑制装置の配置図である。 前記誤発進抑制装置の制御システム図である。 前記誤発進抑制装置のコントロールユニットが行う誤発進抑制制御のフローチャートである。 前記制御で用いられる車速と制御禁止舵角との関係を示す特性図である。 最小回転半径の算出の説明図である。 前記制御で検知された車両前方の障害物と予測された自車両の進行路との関係の説明図である。 前記制御の作用を説明するための交差点の平面図である。 前記誤発進抑制装置の障害物検知装置がフロントウィンドウの上部に配置されていることの作用の説明図である。
以下、本発明の実施形態を通して本発明をさらに詳しく説明する。
(1)全体構成
図1は、本実施形態に係る車両1の誤発進抑制装置の配置図、図2は、前記誤発進抑制装置の制御システム図である。この誤発進抑制装置は、車両1が所定車速以下で走行中又は停車中に、車両1前方の所定距離内に障害物が検知されたときは、車両1の加速又は発進を抑制する誤発進抑制制御を実行するものである。
誤発進抑制装置は、コントロールユニット10、障害物検知装置21、エンジン制御ユニット31、警報装置41及び各種センサを含む。コントロールユニット10は、CPU、ROM、RAM等から構成されるマイクロプロセッサであり、走行状態判定部11、進行路予測部12及び誤発進抑制部13を含む。各種センサは、自車両の走行速度を検出する車速センサ22、ステアリングホイール3の操舵角度を検出する舵角センサ23及びアクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセル開度センサ24を含む。これらのセンサ22〜24は前記コントロールユニット10に接続されている。
障害物検知装置21(本発明の検知手段に相当する)は、車幅方向の中央部の位置において車室内でフロントウィンドウ2の上部に配置されている。障害物検知装置21は、詳細図を省略するが、レーダ波として障害物検知用の赤外線レーザ波を車両1前方に向かって発信する発信機と、発信された赤外線レーザ波が車両1前方に存在する障害物に当たって反射してくる反射波を受信する受信機と、前記赤外線レーザ波の発信時点から前記反射波の受信時点までの時間に基き車両1と障害物との距離を計測し、その計測信号を前記コントロールユニット10に出力する処理装置とを含む。なお、本実施形態では、レーダ波は赤外線レーザ波であるが、これに代えて、ミリ波や超音波等であってもよい。
コントロールユニット10の走行状態判定部11(本発明の走行状態判定手段に相当する)は、前記車速センサ22からの入力信号に基き車両1の走行状態を判定する。コントロールユニット10の進行路予測部12(本発明の進行路予測手段に相当する)は、前記車速センサ22からの入力信号及び前記舵角センサ23からの入力信号に基き車両1の進行路を予測する。コントロールユニット10の誤発進抑制部13(本発明の誤発進抑制手段に相当する)は、前記走行状態判定部11により車両1が所定車速(例えば10km/時)以下で走行中又は停車中であることが判定され、且つ前記障害物検知装置21により車両1前方の所定距離(例えば4m)内に障害物が検知されたときは、車両1の加速又は発進を抑制するように、エンジン制御ユニット31に制御信号を出力する。
エンジン制御ユニット31は、エンジン出力を制御するものであり、基本的動作として、前記車速センサ22からの入力信号及び前記アクセル開度センサ24からの入力信号に基き燃料噴射量や点火時期等を制御する。また、エンジン制御ユニット31は、前記誤発進抑制部13からの制御信号に応じてエンジン出力を抑制するように制御し、アクセルペダルが踏み込まれたときの車両1の加速又は発進を抑制するように制御する。例えば、10km/時以下で走行中は、15km/時までしか車速が上がらないようにエンジン出力を抑制する。また、停車中は、車両1が車止めを乗り越えない程度までエンジン出力を抑制する。
誤発進抑制部13は、エンジン制御ユニット31に制御信号を出力するときは、警報装置41にも制御信号を出力する。警報装置41は、前記誤発進抑制部13からの制御信号に応じて運転席前方に配置された警報灯を点灯させたり警報音を発することにより、運転者に誤発進抑制制御が実行中であることを報知する。
(2)具体的制御
次に、図3のフローチャートを参照して、前記コントロールユニット10が行う誤発進抑制制御の動作をさらに詳しく説明する。
まず、誤発進抑制制御がスタートすると、コントロールユニット10は、各種センサからの入力信号及び障害物検知装置21からの計測信号を読み込む(ステップS1)。
次いで、コントロールユニット10は、車速センサ22からの入力信号に基き車速が所定車速(例えば10km/時)以下か否かを判定する(ステップS2)。車速が所定車速以下のときは、コントロールユニット10は、車速に基き誤発進抑制制御禁止舵角を設定する(ステップS3)。車速が所定車速を超えているときは、コントロールユニット10は、誤発進抑制制御を禁止する(ステップS9)。
図4に示すように、ステップS3では、車速が基準車速Vo(例えば4km/時)以下のときは、第1の制御禁止舵角d1が選択され、車速が基準車速Voを超えているときは、第1の制御禁止舵角d1より小さい値の第2の制御禁止舵角d2が選択される。
次いで、コントロールユニット10は、舵角センサ23からの入力信号に基き舵角が制御禁止舵角d1又はd2以上か否かを判定する(ステップS4)。舵角が制御禁止舵角d1又はd2以上のときは、コントロールユニット10は、誤発進抑制制御を禁止する(ステップS9)。舵角が制御禁止舵角d1又はd2未満のときは、コントロールユニット10は、舵角等に基き車両1の進行路を予測する(ステップS5)。
具体的に、車両1の進行路は、下記式(1)に従い、図5の説明図に示す、ホイールベースL、操舵輪の輪距(フロントトレッド)Tf、舵角に関連する外側車輪の舵取り角度α、及び、舵角に関連する内側車輪の舵取り角度βに基き、最小回転半径Rが算出される。
Figure 0005983156
次いで、コントロールユニット10は、障害物検知装置21からの計測信号に基き車両1前方の所定距離(例えば4m)内に障害物が検知されているか否かを判定する(ステップS6)。車両1前方の所定距離内に障害物が検知されているときは、コントロールユニット10は、ステップS7に進む。車両1前方の所定距離内に障害物が検知されていないときは、コントロールユニット10は、誤発進抑制制御を禁止する(ステップS9)。
次いで、コントロールユニット10は、障害物検知装置21により検知された障害物が進行路予測部12により予測された進行路内に存在しているか否かを判定する(ステップS7)。障害物が進行路内に存在しているときは、コントロールユニット10は、その障害物を誤発進抑制制御のための障害物と看做し、誤発進抑制制御を実行する(ステップS8)。障害物が進行路内に存在していないときは、コントロールユニット10は、その障害物を誤発進抑制制御のための障害物と看做さず、誤発進抑制制御を禁止する(ステップS9)。
図6を参照してさらに詳しく説明する。図6は、この誤発進抑制制御で検知された車両前方の障害物と予測された自車両の進行路との関係の説明図である。図6に示すように、本実施形態では、障害物検知装置21は、3つの赤外線レーザ波を同時に車両1前方に発信する。第1の赤外線レーザ波は車両1の正面よりもやや左側に発信され、車両1前方に所定の広がり角度で水平方向に広がる平面視で扇状の第1検知領域S1を形成する。第2の赤外線レーザ波は車両1の正面に発信され、車両1前方に所定の広がり角度で水平方向に広がる平面視で扇状の第2検知領域S2を形成する。第3の赤外線レーザ波は車両1の正面よりもやや右側に発信され、車両1前方に所定の広がり角度で水平方向に広がる平面視で扇状の第3検知領域S3を形成する。これらの第1〜第3検知領域S1〜S3は相互に水平方向に隣接して並び、全体として車両1前方に1つの広角度の総検知領域Sを形成する。障害物検知装置21は、3つの検知領域S1〜S3のそれぞれについて車両1と障害物との距離の計測信号をコントロールユニット10に出力する。コントロールユニット10は、3つの検知領域S1〜S3の全てにおいて車両1前方の所定距離内に障害物が検知されていないときは、総検知領域Sにおいて前記障害物が検知されていないと判定し、前記ステップS6でNOと判定する。一方、コントロールユニット10は、3つの検知領域S1〜S3の少なくともいずれか1つにおいて車両1前方の所定距離内に障害物が検知されているときは、総検知領域Sにおいて前記障害物が検知されていると判定し、前記ステップS6でYESと判定する。
いま、前記ステップS5で舵角等に基き車両1の進行路が図中符号r1(二点鎖線)で示すように予測されたとする。図例は、運転者がステアリングホイール3を右に回しているときを示している。進行路r1は、前記式(1)で算出された最小回転半径Rに基き、車両1の最外部(左前端角部)の軌跡として予測され、右に湾曲している。コントロールユニット10は、前記ステップS7で、検知された障害物と予測された進行路r1とを重ね合わせ、障害物が進行路r1内に存在しているか否かを判定する。
図6において、符号ivで示された第1検知領域S1内の障害物や、符号vで示された第2検知領域S2内の障害物は、進行路r1の外に存在しているから、たとえ車両1前方の所定距離内に検知されていても、誤発進抑制制御のための障害物と看做されず、コントロールユニット10は、前記ステップS7でNOと判定する。これに対し、符号iで示された第3検知領域S3内の障害物は、進行路r1の内に存在しているから、誤発進抑制制御のための障害物と看做され、コントロールユニット10は、前記ステップS7でYESと判定する。
本実施形態では、障害物検知装置21は、車両1前方に赤外線レーザ波を発信して車両1と障害物との距離を計測するが、検知された障害物が各検知領域S1又はS2又はS3内においてどの位置(水平方向の位置)にあるかは検出できない。したがって、コントロールユニット10は、次のようにして、障害物検知装置21により検知された障害物が進行路予測部12により予測された進行路r1内に存在しているか否かを判定する。
まず、コントロールユニット10は、各検知領域S1又はS2又はS3と予測された進行路r1とを重ね合わせ、各検知領域S1又はS2又はS3について、各検知領域の輪郭線と前記進行路r1との交点が複数あるか否かを判定する。そして、複数ある場合は、そのうち最も車両1に近い交点を選択する。図例では、第3検知領域S3について、第3検知領域S3の輪郭線と進行路r1との交点がx1とx2と2つあり、そのうち車両1に近いほうの交点x1が選択される。そして、コントロールユニット10は、障害物検知装置21により検知された障害物が、選択した交点よりも車両1に近い側に存在するときに、前記障害物が前記進行路r1内に存在すると判定する。図例では、第3検知領域S3について、障害物iが進行路r1内に存在すると判定され、障害物iiは進行路r1外に存在すると判定される。その理由は、車両1と障害物との距離のみ分かり、障害物の水平方向の位置が分からないから、障害物iiと障害物iiiとが区別できないからである。もし仮に、舵角が小さくなって、車両1の進行路が図6に符号r2(一点鎖線)で示すように予測されると、障害物ii又は障害物iiiは交点x3よりも車両1に近い側に存在するようになるので、進行路r2内に存在すると判定される。
(3)作用等
以上のように、本実施形態に係る車両1の誤発進抑制装置は、次のような特徴的構成を有する。
まず、車両1前方の障害物を検知する障害物検知装置21と、車両1の走行状態を判定する走行状態判定部11と、前記走行状態判定部11により車両1が所定車速以下で走行中又は停車中であることが判定され(ステップS2でYES)、且つ前記障害物検知装置21により車両1前方の所定距離内に障害物が検知されたとき(ステップS6でYES)は、車両1の加速又は発進を抑制する(ステップS8)誤発進抑制部13とが備えられているので、車両1が所定車速以下で走行中又は停車中に車両1前方の所定距離内に障害物が検知されたときは、誤発進抑制制御が働いて、車両1の加速又は発進が抑制される。そのため、車両1を徐行させて駐車しようとするときや、停車中の車両1を発進させようとするときに、運転者がブレーキペダルとアクセルペダルとを踏み間違えても、車両1の急加速や急発進が抑制される。
そのうえで、舵角に基いて車両1の進行路を予測する(ステップS5)進行路予測部12がさらに備えられ、前記誤発進抑制部13は、前記障害物検知装置21により検知された障害物が前記進行路予測部12により予測された進行路r1又はr2内に存在するときにのみその障害物を誤発進抑制制御のための障害物と看做し(ステップS7でYES)、前記障害物検知装置21により検知された障害物が前記進行路r1又はr2外に存在するときはその障害物を誤発進抑制制御のための障害物と看做さない(ステップS7でNO)ので、障害物が自車両の進行路r1又はr2内にある場合に限り誤発進抑制制御が働き(ステップS8)、障害物が自車両の進行路r1又はr2から外れているときは誤発進抑制制御が禁止される(ステップS9)。
そのため、例えば、図7に示すように、自車両Aが交差点内で右折待ちをしているときに、対向の右折待ち車両Bが障害物と看做されて、アクセルペダルを踏み込んでもトルクが上らず、円滑に発進できないという不具合や、自車両Cが右折中に近づいてくる交差点角のガードレールや電柱等Dが障害物と看做されて、やはりアクセルペダルを踏み込んでもトルクが上らず、円滑に加速できないという不具合が解消される。すなわち、これらの場合、対向の右折待ち車両Bや、交差点角のガードレールや電柱等Dは、自車両A又はCの予測される進行路から外れているので、誤発進抑制制御のための障害物と看做されず、誤発進抑制制御が禁止される。そのため、交差点内での右折待ちや右折中等に接触回避対象物ではないものが接触回避対象物と看做されて、不必要に車両の加速や発進が抑制され、円滑な加速や発進ができないという不具合が解消される。その結果、誤発進抑制制御が働くと不具合が生じるシーンでは誤発進抑制制御が禁止されて車両の商品性が高められる。
本実施形態では、ステップS2で車速が相対的に低いと判定された場合に、ステップS5で舵角等に基き車両1の進行路r1又はr2が予測されるので、相対的に遅い車両1の動きに対して進行路r1又はr2をリアルタイムに予測できるという利点がある。また、車速が相対的に低い場合は、高い場合に比べて、舵角が大きくなる傾向なので、舵角を用いて進行路r1又はr2を有効に予測できるという利点もある。
本実施形態では、前記障害物検知装置21は、車両1前方に所定の広がり角度で水平方向に広がる3つの検知領域S1〜S3を有し、これらの検知領域S1〜S3は、相互に水平方向に隣接して並んでいる。そして、前記誤発進抑制部13は、各検知領域S1又はS2又はS3について、各検知領域の輪郭線と前記進行路r1又はr2との交点が複数ある場合は、前記障害物検知装置21により検知された障害物が、前記複数の交点のうち最も車両1に近い交点よりも車両1に近い側に存在するときに、前記障害物が前記進行路r1又はr2内に存在すると判定する(図6の進行路がr1である場合の交点x1及び障害物i参照)。
この構成によれば、車両1と障害物との距離は計測できるが障害物が検知領域S1又はS2又はS3内のどの位置(水平方向の位置)にあるかが分からない場合でも、確実に、障害物が自車両の進行路r1又はr2内に存在すると判定することができる。
また、前記誤発進抑制部13は、各検知領域S1又はS2又はS3について、各検知領域の輪郭線と前記進行路r1又はr2との交点が複数ある場合に、前記障害物検知装置21により検知された障害物が、前記複数の交点のうち最も車両1に近い交点よりも車両1に近い側に存在しないときは、前記障害物が自車両の進行路r1又はr2外に存在すると判定する(図6の進行路がr1である場合の交点x1及び障害物ii又はiii参照)。
この構成によれば、ステップS7でNOと判定されて、誤発進抑制制御が禁止される傾向が大きくなり、不必要に車両1の加速や発進が抑制される頻度が小さくなる。
本実施形態では、前記障害物検知装置21は、車両1のフロントウィンドウ2の上部に配置されている(図1参照)。
この構成によれば、図8に示すように、障害物検知装置21が例えば車両1の前端部に配置される場合(破線)と比べて車両1の後部に配置される(実線)ので、総検知領域Sの車両1前方への広がり角度が同じであっても、車両1前方の所定距離内に障害物があるかどうかを水平方向により広範囲に調べることができる。すなわち、車両1前方の同じ位置における赤外線レーザ波の総検知領域Sの全幅が、障害物検知装置21が車両1のフロントウィンドウ2の上部に配置される場合(符号W1)は、障害物検知装置21が車両1の前端部に配置される場合(符号W2)と比べて大きくなるのである。
本実施形態では、前記誤発進抑制部13は、舵角が所定の制御禁止舵角d1又はd2以上のときは(ステップS4でYES)、誤発進抑制制御を禁止する(ステップS9)。
運転者が所定の制御禁止舵角d1又はd2以上にステアリングホイール3を回しているときは、運転者は直進しようとしていないので、換言すれば、旋回しようとする意思を持ってステアリングホイール3を回しているので、車両1前方に検知された障害物が進行路から外れる可能性が大きい。したがって、この構成によれば、進行路を予測することなく、簡易に、不必要に車両1の加速や発進が抑制される不具合が解消される。
本実施形態では、前記制御禁止舵角d1又はd2は、車速が高いほど小さい値に設定される(図4参照)。
この構成によれば、車速が高いときは低いときに比べて舵角が小さくても誤発進抑制制御が禁止される。その結果、次のような作用が奏される。一般に、車両1が交差点を通過する際は、例えば、右折待ちの対向車や、交差点角のガードレールあるいは電柱等に接触しないように、運転者はステアリングホイール3を相対的に大きく回し、また車速を相対的に低くする傾向にある。そのような状況の中、例えば、運転者が交差点の中央で右への旋回を開始するときは、運転者は、ステアリングホイール3を最も大きく回し、且つ車速を最も低くする。その後、交差点を抜けつつあるときは、運転者は、ステアリングホイール3を戻しつつあり、且つ車速を上昇させつつある。つまり、車両1が交差点内で旋回を開始するときから交差点を抜け出るときまで、舵角が大きいときは車速が低く、舵角が小さいときは車速が高い傾向にある。したがって、この構成のように、車速が高いときは低いときに比べて舵角が小さくても誤発進抑制制御を禁止することにより、車両1が交差点を通過する際、連続して誤発進抑制制御が確実に禁止されるという作用が奏される。
本実施形態では、誤発進抑制制御(ステップS8)が実行される条件として、車両1が10km/時以下で走行中又は停車中であることが設定されている(ステップS2でYES)。
この構成によれば、車速が10km/時以下の徐行時や停車時等に誤発進抑制制御が働くので、車両1を徐行させて駐車しようとするときや停車中の車両1を発進させようとするときの運転者のペダルの踏み間違いに確実に対処することができる。また、車速が10km/時を超えたときに働く別の安全制御との干渉が防がれる。
なお、上記実施形態では、図4に示したように、基準車速Voを境に2つの制御禁止舵角d1,d2を設けたが、車速が高いほど制御禁止舵角が小さい値になるように、制御禁止舵角を3つ以上に細かく設けてもよい。
また、上記実施形態では、図6を参照して説明したように、障害物検知装置21が、車両1と障害物との距離のみ分かり、障害物が各検知領域S1又はS2又はS3内においてどの位置(水平方向の位置)にあるかは分からないものであるため、検知された障害物が最も車両1寄りの交点よりもまだ車両1寄りに存在するときに限り、その障害物が進行路r1又はr2内に存在すると判定し、それ以外は、進行路r1又はr2外に存在すると判定するようにしたが、障害物が各検知領域S1又はS2又はS3内のどの位置(水平方向の位置)にあるかが分かる場合(換言すれば、障害物iiと障害物iiiとが区別できる場合)は、ステップS7で、障害物iiを進行路r1内にあると判定し、障害物iiiを進行路r1外にあると判定してももちろん構わない。その場合、障害物の水平方向の位置を検出する手段として、例えば、車両1前方を撮像可能な車載カメラ等を採用することができる。
また、上記実施形態では、図6を参照して説明したように、障害物検知装置21の検知領域を左、中央、右の3つに分割して設けたが、1つにしてもよく、あるいは4つ以上に細かく分割してもよい。
1 車両
2 フロントウィンドウ
3 ステアリングホイール
10 コントロールユニット
11 走行状態判定部(走行状態判定手段)
12 進行路予測部(進行路予測手段)
13 誤発進抑制部(誤発進抑制手段)
21 障害物検知装置(検知手段)
22 車速センサ
23 舵角センサ
24 アクセル開度センサ
31 エンジン制御ユニット
41 警報装置
r1,r2 進行路
S 総検知領域
S1,S2,S3 第1〜第3検知領域

Claims (5)

  1. 車両前方の障害物を検知する検知手段と、
    車両の走行状態を判定する走行状態判定手段と、
    前記走行状態判定手段により車両が所定車速以下で走行中又は停車中であることが判定され、且つ前記検知手段により車両前方の所定距離内に障害物が検知されたときは、車両の加速又は発進を抑制する誤発進抑制手段とを備える車両の誤発進抑制装置であって、
    舵角に基いて車両の進行路を予測する進行路予測手段をさらに備え、
    前記検知手段は、車両前方に所定の広がり角度で水平方向に広がる複数の検知領域を有し、
    これらの複数の検知領域は、相互に水平方向に隣接して並び、
    前記誤発進抑制手段は、前記検知手段により検知された障害物が前記進行路予測手段により予測された進行路内に存在するときにのみその障害物を誤発進抑制制御のための障害物と看做し、前記検知手段により検知された障害物が前記進行路外に存在するときはその障害物を誤発進抑制制御のための障害物と看做さないものであり、かつ、前記各検知領域について、各検知領域の輪郭線と前記進行路との交点が複数ある場合は、前記検知手段により検知された障害物が、前記複数の交点のうち最も車両に近い交点よりも車両に近い側に存在するときに、前記障害物が前記進行路内に存在すると判定するものであることを特徴とする車両の誤発進抑制装置。
  2. 請求項1に記載の車両の誤発進抑制装置において、
    前記検知手段は、車両のフロントウィンドウの上部に配置されていることを特徴とする車両の誤発進抑制装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車両の誤発進抑制装置において、
    前記誤発進抑制手段は、舵角が所定の制御禁止舵角以上のときは誤発進抑制制御を禁止するものであることを特徴とする車両の誤発進抑制装置。
  4. 請求項3に記載の車両の誤発進抑制装置において、
    前記制御禁止舵角は、車速が高いほど小さい値に設定されることを特徴とする車両の誤発進抑制装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の車両の誤発進抑制装置において、
    前記所定車速は10km/時であることを特徴とする車両の誤発進抑制装置。
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