JP5970347B2 - 遊技情報管理装置 - Google Patents
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Description
このように、遊技台のスペックの多様化に伴い、従来の遊技情報管理装置のようにBAを管理するだけでは、甘モード中の出玉(獲得価値)管理を適切に行うことが困難であった。
請求項3に記載した発明によれば、連終と単終とで異なる期待特別Sに基づいて連荘理論BAサと総合理論BAサとをシミュレートすると共に、終了Sが振分けられる場合にはその振分率に応じた加重平均値を示す値を対応する期待特別Sとして連荘理論BAサと総合理論BAサとをシミュレートするので、連荘期間と単発期間とで終了条件(時短回数(終了S)の振分け条件等)が異なる遊技台についても、その点を考慮して適切に理論BAサを特定可能となる。
請求項5に記載した発明によれば、複数の期間を対象として理論BAサをシミュレートして対比可能に出力するので、遊技場管理者が重視したい特別状態期間における遊技者の不快度を、その他の期間を参照しながら把握可能となる。
請求項6に記載した発明によれば、ほとんどの機種は異なるTSが採用されているものの、例えば1日分のスタートを基準スタートとしてシミュレートすれば、機種間のTSの違いを考慮した遊技者の不快度を把握可能な遊技情報を特定出来る。
図1に示すように、遊技情報管理装置(管理装置6)を適用した遊技場用システム1が設けられている遊技場内には、複数の遊技台2が設置されており、各遊技台2に対応して貸出機3が付設されている。これら遊技台2及び貸出機3は、それぞれ2台ずつが中継装置4に接続している。中継装置4は、LAN5を介して管理装置6に接続しており、遊技台2や貸出機3等の遊技台側の装置から出力される後述する遊技信号を管理装置6に送信すると共に、管理装置6から各種の情報を受信して遊技台側の装置に中継する。管理装置6は、遊技場内の例えば事務所等に設置されており、出力手段としてのモニタ7等が接続されている。遊技場内には例えば数百台の遊技台2が設置されており、管理装置6の管理対象となっている。また、遊技場内には、景品交換のための周知のPOS等も設置されている。
第一始動口11は、入賞率が変動しない入賞口(所謂ヘソ入賞口)であり、第二始動口12は、入賞率が変動する入賞口(所謂電チュー)である。第二始動口12は普図入賞口10への入賞に応じて変動する普図図柄(普図)が当りとなった場合に入賞率が高い開放状態となる。この場合、普図1回の変動時間は通常状態では30秒であり、時短状態(特別状態)では3秒となる。また、第二始動口12の開放時間は、通常状態では0.3秒であり、時短状態では5秒となる。即ち、時短状態では、通常状態と比較して普図変動時間が短くなる一方、第二始動口12の開放時間は長くなることから、第二始動口12の入賞率が高くなる。
また、遊技台2は、図柄変動中に始動入賞した場合には、予め設定された上限値(例えば第一始動口11と第二始動口12に対してそれぞれ4個)まで図柄変動を累積的に保留し、実行中の図柄変動の終了後に保留している図柄変動を順次開始する。尚、保留している図柄変動数(保留数)が上限値である状態で始動入賞した場合(所謂オーバーフローした場合)には、その始動入賞に対応する図柄変動は保留されない。
遊技場内に設けられている遊技台2は、機種毎にそのスペックが異なっている。例えば、機種Aの遊技台2の場合、大当り抽選の当選確率(大当り確率)は約1/360であり、大当りがその後確変状態(確変)となる大当り(確変大当り)となる割合である確変率は、通常状態及び確変状態共に約66.6%である。大当りが発生すると15ラウンド(R)分だけ大入賞口14を開放する。尚、大入賞口14への1Rの上限入賞数は10個、大入賞口14の上限開放時間は30秒であり、上限入賞数又は上限開放時間のいずれかが満たされた場合に1Rが終了する。
・アウト信号:消費玉を回収するアウトBOX(図示省略)から出力され、消費価値(アウト。遊技に応じて消費された遊技価値に相当する)を特定可能な信号(稼動信号。遊技信号に相当する)。消費(使用、打込、回収)玉10玉に対して1パルスが出力されるので、「アウト信号数×10」をアウトとして特定する。尚、遊技台2から出力される信号でも良い。
・セーフ信号:遊技台2から出力され、入賞付与価値(セーフ。遊技に応じて遊技者に付与された遊技価値に相当する)を特定可能な信号(遊技信号に相当する)。払出10玉に対して1パルスが出力されるので、「セーフ信号数×10」をセーフとして特定する。尚、玉を補給する補給装置(図示省略)から出力される補給信号をセーフ信号としても良い。
・大当り信号:遊技台2から出力される大当り期間を特定可能な信号。大当り中にレベル出力される状態信号なので大当り信号入力中を大当り中として特定する。
・特別状態信号:遊技台2から出力される特別状態(甘中)を特定可能な信号。第二始動口12の入賞率が向上する特別状態中(時短中)にレベル出力される状態信号なので、特別状態信号入力中を特別状態期間として特定する。尚、大当り確率が向上する確変中にレベル出力される状態信号(確変信号)であっても良い。また、大当り信号と特別状態信号のいずれも入力していない期間を通常状態として特定し、大当りが発生してから特別状態を経て通常状態へと戻るまでの期間を特賞期間として特定する。
・TSA:スペック上の確変中大当り確率の逆数。即ち、理論上の期待される平均図柄変動数。例えば、機種Aの場合、上記したように確変中の大当り確率が約1/31であるので、その逆数の「31」が設定される。「理論上の特別状態における大当り間の前記特別S」に相当する。
・期待連荘数:確変大当りとなった場合に期待される理論上の大当り回数で、1÷(1−確変中確変率)の演算式にて特定される。尚、スペック値をそのまま設定しても良い。また、この期待連荘数は、期待連荘数から連荘の発生契機となった大当り数(=1)を差し引いた値を期待継続数(例えば、機種Aであれば、期待継続数=3.0−1=2)として特定可能な設定情報でもある。
・第1〜第4時短数:時短振分となる時短回数とその振分率。候補がない場合は「−」が記憶される。尚、この図2では第4時短数まで設定しているが、振分け対象となる時間回数が5つ以上ある場合は、第5時短数のように5つ以上を設定可能としても良い
・期待時短数:時短振分を考慮した理論上の期待される時短回数で、時短振分け対象となる時短数の回数に振分率を乗じた値を合計した加重平均値。
管理装置6は、上記した遊技信号例えばアウト信号の入力に基づいてアウトを集計したり、セーフ信号の入力に基づいてセーフを集計したり、始動信号の入力に基づいてスタート(有効S。実際に役物が作動した回数。本実施形態における「基準スタート」に相当する)を集計したりしている。図3及び図4は、遊技台2単位(図3)及び機種単位(図4)での実際の遊技情報の集計例であり、各項目の内、「連終S」及び「単終S」以外は従来から集計されている周知の遊技情報である。また、図3及び図4に示す各項目の意味は、以下の通りである。
・アウト:アウト信号に基づいた遊技台2にて消費された遊技玉数(消費価値)を示す。また、以下に説明する他の項目も含めて「甘中データ」とは、甘中における遊技情報を示し、例えばこのアウトであれば甘中のアウトを示す。尚、当然ではあるが、管理装置6は通常状態や大当り状態における遊技情報も同様に管理している。
・セーフ:セーフ信号に基づいた遊技台2が遊技に応じて払出した遊技玉数(入賞付与価値)。
・有効S:始動信号に基づいた遊技台2における役物の作動回数(スタート)。
・SA:アウトと有効Sとの割合、即ち比を示し、有効S÷アウトにより示される値。「特別アウトに対する特別Sの割合」に相当する。
・連終S:通常状態にて大当りが発生してから通常状態に戻るまでの期間である特賞期間の内、大当りが複数回発生(=大当りが連荘)した特賞期間である連荘期間の一部であり最後の大当り後から当該連荘期間が終了するまでの期間である連終期間における有効Sの平均値。即ち、甘中に大当りの発生を監視し、大当りの発生を経て甘モードが終了した場合の前回大当り後からの各連荘期間における有効Sを合計し、更にその連荘期間発生回数(=大当り「通常」−「単発」)にて除することにより示される値。
また、各項目の「平均」は遊技台2当りの平均値で、「合計」は対象となる遊技台2の合計値であるが、BA及びSAについては、「平均」は各遊技台2の平均値、「合計」はアウト等の合計値を対応する演算式にて演算した値を示す。
・単発BAサ:単発期間における甘中の差玉の「合計」と、その単発期間1回当りの「平均(合計÷単発期間発生回数)」を示す。
・理論BAサ:甘中の対応期間にて理論値通り大当りが発生した場合、或いは時短回数が振分けられた場合に、現状の調整状況であればどの程度の差玉になるかを示すシミュレート値で、「期待有効S」÷SA×(1−BA)、即ち、対応期間において実行される有効Sの期待値である後述する期待有効S分の遊技を行った場合のアウトに減少率を乗じた値にて示される値。
これら理論BAサと推奨BAは、以下のようにして演算される。尚、以下では、推奨BAサを図6の各対応期間における理論BAサの平均とした場合における演算例を示している。具体的には、例えば図6の機種Bの場合、「T1」については、期待有効S=TSA=59、推奨(平均)BAサ=27.5であるので、理論BAサ=「期待有効S」÷SA×(1−BA)=59÷13.6%×(1−90.4%)=41.4となり、推奨BA=1−対応する推奨BAサ×SA÷「期待有効S」=1−27.5×13.6%÷59=93.6%となる。尚、他の項についても同様に演算されるものの、図5及び図6ではいずれも少数点1位までを表記しているので、上記した演算式にて演算を行うと多少の誤差が生じることがある。
・連終:対応期間は、連荘期間における最後の大当り終了後から甘モード(連荘期間)終了までの期間、即ち、連荘期間における最後の大当り終了後から確変期待時短数分の有効Sが実行されるまでの期間に対応し、期待有効S(理論連終S)は、「確変期待時短数」。
・T:対応期間は、連荘期間における全甘中期間、即ち、連荘期間にて期待継続数分の大当りが発生すると共に、T1、連終と同条件で大当りが発生し、時短数が振分けられた場合における連荘期間中の全甘中期間に対応し、期待有効Sは、「TSA×期待継続数+理論連終S」。
・総合:対応期間は、全ての特賞期間における全甘中期間。期待有効Sは、「T」と「単」の通常確変率(所謂初当り確変率)に応じた加重平均値(=通常確変率×(TSA×期待継続数+理論連終S)+(1−通常確変率)×通常期待時短数)。
管理装置6は、このように集計及び算出した遊技情報を出力(例えば表示や印字)することで、遊技場管理者に報知する。そして、遊技場管理者は、これらの遊技情報を参照することで、遊技台2の調整状況などを把握出来る。
さて、図4に示すように、機種A〜機種Cは、BA及びSAが共にほぼ同等であり、従来であれば、いずれの機種も甘中における調整が平等であると考えられていた。しかし、図6に示すように、理論BAサがいずれの期間においても大きく相違しており、例えば「T」であれば遊技者の持玉が機種Aに比較して機種Bは66玉、機種Cでは100玉以上も多く甘中に減少していることを示している。このため、機種Cについては、例えば時短中に上皿15から玉が無くなること等が発生する可能性が高く、遊技者が「時短中なのに玉が無くなった」等、不快に感じていることが予測される。
このように、BA及びSAがほぼ同等の機種であっても、細かい期間(対応期間)でみれば理論BAサに大きな差が生じることがある。また、遊技者が不快と感じる事象も、上記したように甘中の出玉であったり総出玉(特賞期間全体での出玉)であったりする。そこで、管理装置6のように対応期間に応じて理論BAサを特定することにより、遊技者が重視する対応期間に応じて、換言すると、遊技場がどの対応期間を重視して遊技者が感じる不快度を減少させたいかによって、理論BAサを参照する期間を選択して遊技台2の調整を行うことが出来るようになる。
一方、注目する期間を「T」とした場合(「T」の対応期間における遊技者の不快度を重視した場合)等も、理論BAサと同様に異なる結果となるので、遊技場管理者の意向(ニーズ)に応じて他と比較しながら適切な推奨BAを提供出来る。更に、図5のように遊技台2毎の遊技情報を参照すれば、BAやSAを機種内で揃えなかった場合(調整が台毎に異なる場合)において、遊技者の目減り感(不快度)がどれくらい異なるかを把握出来る。尚、図5にて推奨BAが台単位で異なるのはSAが異なるためである。
また、本実施形態では甘モード中にBAが一定となる遊技台2を想定していたため、対象期間の期待有効Sの合計を特定してから減少率を乗ずることを例示したが、大当りが発生するか否か(例えば、「T1」の期間か「連終」の期間か等)によりBAが異なる場合を考慮して、各々区分けしてBAを集計して理論BAサを特定しても良い。具体的には、「T1」と「連終」とで異なるBAにより理論BAサを特定し、更にその特定した理論BAサを対象として期待継続数等により演算(T1×期待継続数+連終等)しても良い。
連荘理論BAサと総合理論BAサとの内、少なくとも一方をシミュレートするので、特賞期間や連荘期間に想定される長さ、即ち、特別アウト(BA)や特別S(有効S)に応じた理論BAサを特定し得るようになり、特賞期間や連荘期間の長さに応じて不公平感を抱くような遊技者の不快度を把握した上で遊技台2を調整出来るようになると共に、不必要に高いBAとなるように遊技台2を調整してしまう虞を低減出来る。
推奨BAサを設定し、その推奨BAサが理論BAサとなるBAを推奨BAとして演算により求めているので、BAをどの程度のBAとすれば目標となる理論BAサに出来るかを把握出来、従来と同様にBAにより遊技台2を適切に調整し得るようになる。つまり、BAにて遊技場を管理している従来の運営体系を変化させることなく、本発明を適用出来る。
図5及び図6に示すように「T1」や「連終」等の複数の期間を対象として理論BAサをシミュレートして対比可能に出力するので、遊技場管理者が重視したい特別状態期間における遊技者の不快度を、その他の期間を参照しながら把握可能となる。
本発明は、上記した一実施形態にて例示したものに限定されることなく、次のように変形又は拡張することが出来る。
推奨BAを演算する場合の推奨BAサとして理論BAサにより求めた平均値としたが、例えば対応する大当り中の出玉(例えばT1や連終、単ならT1Y=大当り中の(セーフ−アウト)、TならT1Y×期待継続数等)に対する割合を設定しておき、T1Yと設定した割合に応じた値を推奨BAサとする等、どのような値を設定しても、どのような設定方法を採用しても良い。
また、推奨BAを演算する場合、SAを実データのまま採用したが、SAを操作入力により設定した値やBAとSAとの比較結果から特定されるBAに応じた値等の設定値や変数を採用しても良い。
一実施形態では説明の都合上、基準スタート(通常時の有効Sの設定値)をそのまま設定することを例示したが、一実施形態と同様に実データを基準スタートとしても、或いは基準アウト(例えば1営業日の合計アウト)、通常状態におけるアウトと有効Sとの割合を示すS%、及び大当り1回の平均アウトであるT1Oを設定することで、TS÷S%にて通常状態におけるアウトの期待値である理論BOと、総合期待S÷SA+T1O×期待連荘数×通常確変率+T1O×(1−通常確変率)にて特賞期間全体におけるアウトの期待値である理論Tアウトとが特定出来るので、その比に応じて(例えば、基準アウト×理論BO÷(理論BO+理論Tアウト)×S%のように算出して)基準スタートを設定しても良い。
図2等の設定は、遊技場管理者が任意に設定しても、予め管理装置6の製造メーカ等にて設定しても、外部(例えばチェーン店本部等)の管理サーバから設定情報をダウンロードして設定しても良い。
集計例として営業日1日を例示したが、複数の営業日が含まれる営業期間を任意に設定して、その期間における遊技情報を集計対象として抽出した上で集計を行っても良く、この場合、平均情報は営業日1日当りの1台当りの平均値とすることが望ましい。また、期間を指定せず帳票を出力することで、予め設定される営業日(出力日当日)を特定しても良い。
管理装置6が行う処理の一部を貸出機3や中継装置4等にて行っても良い。また、変形例を含む例示した構成をどのように組み合わせても良い。
Claims (6)
- 遊技価値を消費することで予め設定される始動条件を成立可能であり、その成立に応じて作動する役物の作動結果に応じて大当りを発生させ、大当り終了後に通常状態よりも遊技者にとって有利な遊技状態である特別状態を発生可能であり、その特別状態が大当りの発生以外の予め設定される終了条件が成立することにより終了することのある遊技台の遊技情報を管理対象とした遊技情報管理装置であって、
遊技に応じて消費された遊技価値を示すアウトを特定可能なアウト信号と、遊技に応じて遊技者に付与された遊技価値を示すセーフを特定可能なセーフ信号と、前記役物の作動回数を示すスタートを特定可能な始動信号と、前記特別状態である期間を示す特別状態期間を特定可能な特別状態信号とを遊技台側から出力される遊技信号として入力し、前記特別状態期間を特定すると共に、その特別状態期間における前記アウトである特別アウトと、前記セーフである特別セーフと、前記スタートである特別Sとを少なくとも含む遊技情報を特定すること、及び操作入力を受付けることの少なくとも一方により、前記特別アウトに対する前記特別セーフの割合を示すBAと、前記特別アウトに対する前記特別Sの割合を示すSAとを特定可能な遊技情報である元情報を特定する元情報特定手段と、
前記特別状態において大当りを発生させるための前記特別Sの期待値を示し、理論上の特別状態における大当り間の前記特別Sを示すTSA、大当りが発生してから特別状態を経て通常状態へと戻るまでの期間を示す特賞期間において発生が期待される理論上の大当り回数を示す期待連荘数から、その契機となる大当り数を差引いた大当り回数の期待値を示す期待継続数、及び前記終了条件を成立させるための前記特別Sの期待値を示す期待特別Sを少なくとも含む理論設定値を特定可能な理論設定情報を設定する設定手段と、
前記元情報、及び前記理論設定情報により特定され、前記元情報により特定される前記SAとBAとが得られる遊技台の調整状況にて遊技し、前記特賞期間において大当りが理論値通り発生すると共に、前記特賞期間における最後の大当り発生後からの前記特別Sにより前記終了条件が成立したと仮定した場合に、前記特別状態中に得られる理論上の前記特別アウトと特別セーフとの差を示す遊技情報である理論BAサであって、
大当りが複数回発生した前記特賞期間である連荘期間における理論上の前記特別Sを示す連荘期待Sに対応した遊技を行った場合に得られる前記理論BAサを示す連荘理論BAサと、
前記通常状態において大当りが発生した場合に、前記連荘期間が理論上の発生割合通りに振り分けられたと更に仮定し、前記特賞期間における理論上の前記特別Sを示す総合期待Sに対応した遊技を行った場合に得られる前記理論BAサを示す総合理論BAサとの内、少なくとも一方をシミュレートするシミュレート手段と、
前記シミュレート手段によるシミュレート結果を出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする遊技情報管理装置。 - 前記シミュレート手段は、
前記連荘理論BAサをシミュレートする場合には、前記TSAに前記期待継続数を乗じ、更に前記期待特別Sを加算した値により示される値である前記連荘期待Sを、前記SAにて除すると共に前記BAを100%から差引いた値を示す減少率を乗じた値により示される値を前記連荘理論BAサとしてシミュレートし、
前記総合理論BAサをシミュレートする場合には、前記TSAに前記期待継続数を乗じ、更に前記期待特別Sを加算した値と、前記期待特別Sとを、通常状態にて大当りが発生した場合における前記連荘期間の発生割合にて加重平均化した値により示される値である前記総合期待Sを、前記SAにて除すると共に前記減少率を乗じた値により示される値を前記総合理論BAサとしてシミュレートすることを特徴とする請求項1記載の遊技情報管理装置。 - 前記遊技台は、予め設定される前記特別Sである終了S分の特別Sを実行することにより前記終了条件が成立し、その終了Sが前記連荘期間における最後の大当りの終了後である連終と、大当りが単数発生した特賞期間である単発期間における大当り終了後である単終とで異なる終了Sを特定し得、更にその少なくとも一方の終了Sを、複数の候補となる終了Sの内から各候補の選択率である振分率に応じて振分ける遊技台であって、
前記理論設定情報は、前記連終と単終とで異なる期待特別Sを特定可能であり、その終了Sが振分けられる場合には、その振分率に応じた加重平均値を示す値を対応する期待特別Sとして特定可能であり、
前記シミュレート手段は、
前記連終に対応した期待特別Sを前記連荘期待Sとすることにより示される値を前記連荘理論BAサとしてシミュレートする一方、
前記TSAに前記期待継続数を乗じ、更に前記連終に対応した期待特別Sを加算した値と、前記単終に対応した期待特別Sとを、通常状態にて大当りが発生した場合における前記連荘期間の発生割合にて加重平均化した値を前記総合期待Sとすることにより示される値を前記総合理論BAサとしてシミュレートすることを特徴とする請求項1または2記載の遊技情報管理装置。 - 前記元情報は、前記理論BAサを目標となる理論BAサである推奨BAサとするために必要な前記BAである推奨BAをシミュレートする場合における前記推奨BAサを特定可能であり、
前記シミュレート手段は、前記推奨BAをシミュレートする場合、
シミュレート対象期間が前記連荘期間であれば、前記連荘期待Sに対応した遊技を前記特別状態中に行った場合に得られる前記理論BAサを、前記推奨BAサとした場合に想定される理論上の前記BAを連荘推奨BAとしてシミュレートし、
シミュレート対象期間が前記特賞期間の全体であれば、前記総合期待Sに対応した遊技を前記特別状態中に行った場合に得られる前記理論BAサを、前記推奨BAサとした場合に想定される理論上の前記BAを総合推奨BAとしてシミュレートすることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の遊技情報管理装置。 - 前記シミュレート手段は、前記連荘期間、前記特賞期間の全体、大当りが単数発生した前記特賞期間である単発期間、前記連荘期間における大当り間、及び前記連荘期間の一部であり最後の大当りが発生してから前記連荘期間が終了するまでの期間である連終期間の内、少なくとも複数の期間を対象として、前記理論BAサをシミュレート可能であり、
前記出力手段は、前記シミュレート手段により複数の期間を対象としてシミュレートされた理論BAサを対比可能に出力することを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の遊技情報管理装置。 - 前記元情報は、通常状態における基準となる前記スタートである基準スタートを特定可能であり、
前記理論設定情報は、通常状態において大当りを発生させるための前記スタートの期待値を示し、理論上の通常状態における大当り間の前記スタートであるTSを特定可能であり、
前記シミュレート手段は、前記基準スタートを前記TSにて除した値であり、前記基準スタート分の遊技を通常状態において実行した場合に期待される大当り数である理論初当り数に、前記理論BAサを乗じた値をシミュレートすることを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の遊技情報管理装置。
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