JP5949000B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents
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Description
請求項1の発明は、対象者と該対象者の周囲にいる人の状態に関する情報を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた状態に関する情報に基づいて、対象者と該対象者の周囲にいる人の状態を解析する解析手段と、前記解析手段によって解析された対象者の状態と、該対象者の周囲にいる人の状態の関係に基づいて、該対象者に連絡すべきでない状態であるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段による判断結果を出力する出力手段を具備し、前記判断手段は、前記解析結果として、前記対象者が立っている状態であり、該対象者の周囲にいる人が座っている状態である場合は、該対象者に連絡すべきでない状態であると判断することを特徴とする情報処理装置である。
請求項8の発明は、前記立っている状態の替わりに話している状態、又は座っている状態の替わりに沈黙している状態を用いることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項10の発明は、コンピュータを、対象者と該対象者の周囲にいる人の状態に関する情報を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた状態に関する情報に基づいて、対象者と該対象者の周囲にいる人の状態を解析する解析手段と、前記解析手段によって解析された対象者の状態と、該対象者の周囲にいる人の状態の関係に基づいて、該対象者に連絡すべきでない状態であるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段による判断結果を出力する出力手段として機能させ、前記判断手段は、前記解析結果として、前記対象者が座っている状態であり、該対象者の周囲にいる人が座っている状態である場合は、該対象者に連絡すべき状態であると判断することを特徴とする情報処理プログラムである。
請求項11の発明は、前記立っている状態の替わりに話している状態、又は座っている状態の替わりに沈黙している状態を用いることを特徴とする請求項9又は10に記載の情報処理プログラムである。
請求項8の情報処理装置によれば、立っている状態の替わりに話している状態、又は座っている状態の替わりに沈黙している状態を用いることができる。
請求項10の情報処理プログラムによれば、対象者の周囲に人がいる状態にあって、その対象者に対して連絡すべきでない状態であるか否かを判断することができる。また、対象者が座っている状態であり、周囲にいる人が座っている状態である場合は、その対象者に連絡すべき状態であると判断することができる。
請求項11の情報処理プログラムによれば、立っている状態の替わりに話している状態、又は座っている状態の替わりに沈黙している状態を用いることができる。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
例えば、会議等に参加している人に対して電話等で連絡を取りたい場合に用いられるものであって、その連絡先の人の状態は連絡すべきでない状態であるか否かを知らせるものである。一般に会議等の参加者に対しては、電話等の連絡を行うべきではない。ただし、会議等の最中に連絡をとりたい場合がある。そして、会議等にあっては、常に連絡先の参加者が発言等しているわけではなく、その会議等を中断させることなく、連絡可能な時間、タイミングもある。しかし、もちろんのことながら、その会議等を中断させてしまうような連絡は控えるべきである。本実施の形態は、会議等の参加者に対して連絡すべきでない状態であるか否かを判断する。なお、「連絡すべき状態であると判断する」とは、「連絡すべきでない状態ではないと判断する」(二重否定)と同じ意味で用いる。
センサーとして、例えば、加速度センサー(加速度センサーを身につけている人の加速度等を計測する)、コンパス(コンパスを身につけている人の向き等を計測する)、ジャイロスコープ(ジャイロスコープを身につけている人の角度、角速度等を検出する)、GPS(GPS(Global Positioning System)を身につけている人の位置を検出する)、音圧センサー(音圧センサーを身につけている人又はその人に対して、話している(話しかけられている)、沈黙等を検知する)等がある。これらのセンサーの出力が、「人の状態に関する情報」に該当する。
また、状態解析モジュール120は、対象者と該対象者の周囲にいる人の状態として、運動量(動作量、活動量ともいわれる)を解析するようにしてもよい。
これらは前述のセンサーの出力結果から、既存の技術を用いて解析する。例えば、座っている、立っている、運動量の他に、人が前傾姿勢であるのか、後傾姿勢であるのか、その人の向き、話している、沈黙している、頷いている、歩いている、姿勢の変化量、振り向いた、筆記中の状態等が解析結果としてある。
判断モジュール130は、状態解析モジュール120による解析結果として、対象者が立っている状態であり、その対象者の周囲にいる人が座っている状態である場合は、その対象者に連絡すべきでない状態であると判断するようにしてもよい。
判断モジュール130は、状態解析モジュール120による解析結果として、対象者が座っている状態であり、その対象者の周囲にいる人が座っている状態である場合は、その対象者に連絡すべきでない状態ではないと判断するようにしてもよい。
判断モジュール130は、状態解析モジュール120による解析結果として、対象者が座っている状態であり、その対象者の周囲にいる人が立っている状態である場合は、その対象者が座っている状態であり、その対象者の周囲にいる人が座っている状態である場合と比較して、よりその対象者に連絡すべきでない状態であると判断するようにしてもよい。
対象者、その対象者の周囲にいる人の状態として、立っている、座っているの組み合わせがある。これらの具体的な説明は、図5の例を用いて後述する。
判断モジュール130は、対象者とその対象者の周囲にいる人の過去の状態と現在の状態の関係に基づいて、その対象者に連絡すべきでない状態であるか否かを判断するようにしてもよい。これらの具体的な説明は、図9の例を用いて後述する。
ユーザ200(図2の例ではユーザA:200A、ユーザB:200B、ユーザC:200Cの3人)は、それぞれセンサー群210を身につけている。センサー群210は、そのユーザ200の状態を検知し、その検知結果をコントローラ220に送信する。送信は、一般的には無線通信によって行うが、有線通信であってもよい。センサー群210は、加速度センサー212、ジャイロセンサー214、コンパス216等を有している。
また、センサー群210は、このようなセンサー、通信装置の機能を有していれば、携帯電話等に内蔵されていてもよいし、カード等の形態であってもよいし、腕、腰等に固定するような腕輪、ベルト等に組み込まれていてもよい。
コントローラ220は、各ユーザ200が身につけているセンサー群210から検知結果を収集する。そして、情報処理装置100へ渡す。また、1つのコントローラ220が収集したセンサー群210の検知結果に対応するユーザ200が、前述の予め定められた場所にいる人たち(つまり、対象者とその対象者の周囲にいる人)と判断してもよい。
また、各センサー群210の出力結果には、そのセンサー群210を身につけているユーザを本実施の形態において一意に識別する情報であるユーザID(IDentification)を含めていてもよい。なお、各センサー群210を一意に識別する情報であるセンサーIDであってもよいが、その場合は、情報処理装置100内で、センサーIDからユーザIDへの変換を行う。
コントローラ220は、通信接続検出モジュール222、計測データ記録モジュール224、同期モジュール226を有している。
通信接続検出モジュール222は、各人のセンサー群210、計測データ記録モジュール224と接続されている。通信接続検出モジュール222は、各人のセンサー群210からの出力結果を受信する。そして、その出力結果を計測データ記録モジュール224へ渡す。
計測データ記録モジュール224は、通信接続検出モジュール222、同期モジュール226と接続されている。計測データ記録モジュール224は、通信接続検出モジュール222が受信した各センサー群210の出力結果を記憶装置に記録する。
同期モジュール226は、計測データ記録モジュール224、受付モジュール110と接続されている。同期モジュール226は、計測データ記録モジュール224によって記録された各センサー群210の出力結果の同期処理を行う。例えば、通信接続検出モジュール222が受信した各センサー群210の出力結果に日時(年、月、日、時、分、秒、秒以下、又はこれらの組み合わせであってもよい)情報を付与する。また、各センサー群210の出力結果として、日時情報が含まれていてもよい。その場合、日時情報にしたがって出力結果をソートする。
受付モジュール110は、状態解析モジュール120、同期モジュール226、センサー測定データ354と接続されている。受付モジュール110は、コントローラ220の同期モジュール226から同期処理が行われた各センサー群210の出力結果を受け取る。そして、データベース350のセンサー測定データ354に記憶させる。
状態解析モジュール120は、受付モジュール110、判断モジュール130、データベース350と接続されている。
状態解析モジュール120は、状態解析処理モジュール122、ID照合モジュール124、特徴量照合モジュール126を有している。
状態解析処理モジュール122は、状態解析モジュール120内のモジュールの制御を行い、対象者とその対象者の周囲にいる人の状態を解析する。また、対象者の周囲にいる人を、例えば、センサー群210(GPS等)の出力結果から特定する。
ID照合モジュール124は、ユーザIDから連絡先等を抽出する。又は、センサーIDからユーザIDへの変換を行う。
特徴量照合モジュール126は、センサー測定データ354と特徴量データ356のマッチング処理を行い、センサー群210の出力結果から状態を特定する。
データベース350は、ユーザID352、センサー測定データ354、特徴量データ356、状態データ358を記憶している。
ユーザID352は、ユーザIDとそのユーザの連絡先(例えば、電話番号、チャットの接続先等)を属性として対応させたデータである。また、属性として、連絡先の他にユーザの名称、役職等を含めてもよい。また、ユーザIDとセンサーIDを対応させていてもよい。これによって、センサーIDからユーザIDを抽出可能となる。
センサー測定データ354は、受付モジュール110と接続されている。センサー測定データ354は、受付モジュール110が受信した各センサー群210の出力結果である。
状態データ358は、状態解析処理モジュール122の解析処理の結果であり、ユーザIDと対応付けられている。判断モジュール130からアクセスされる。
ステップS402では、受付モジュール110が、コントローラ220からのデータ取得を開始する。
ステップS404では、特徴量照合モジュール126が、特徴量との照合を行う。
ステップS406では、状態解析処理モジュール122が、状態識別を行う。例えば、状態として、「座っている(聴講中)」、「起立(プレゼンテーション中)」、「歩行中(移動中)」等がある。
ステップS408では、状態解析処理モジュール122が、ステップS406で識別した状態をデータベース350内の状態データ358として記録/保持する。
ステップS412では、ID照合モジュール124が、ユーザIDを問い合わせる。
ステップS414では、状態解析処理モジュール122が、ユーザIDと関連付けて状態データを記録する。
ステップS416では、判断モジュール130が、連絡可否を判断する。具体的には、図5に例示のフローチャートのような処理を行う。
ステップS418では、出力モジュール140が、判断を出力する。
ステップS502では、コミュニケーションしたい相手(対象者)が立っている状態であるか否かを判断し、立っている状態の場合はステップS504へ進み、それ以外の場合はステップS506へ進む。
ステップS504では、他の参加者で座っている人がいるか否かを判断し、いる場合はステップS510へ進み、いない場合はステップS508へ進む。
ステップS506では、他の参加者が立っているか否かを判断し、いる場合はステップS512へ進み、いない場合はステップS514へ進む。
ステップS512では、注意(Yellow)とする。つまり、ステップS514と比較して、より対象者に連絡すべきでない状態であると判断したことになる。もちろんのことながら、ステップS510と比較すると、より対象者に連絡すべきでない状態ではないと判断したことになる。ステップS510とステップS514との中間の場合である。
ステップS514では、その他(Green)とする。つまり、対象者に連絡すべきでない状態ではないと判断したことになる。連絡してもよい可能性が高い場合である。
ステップS508では、その他(Green)とする。
図8の例は、上部にステータス表示領域810、下部にチャット領域850を液晶画面等のディスプレイに表示している。ステータス表示領域810には、状態解析モジュール120による解析結果(立っている状態、座っている状態等)をユーザ毎に表示している。そして、対象者を決めた場合は、その対象者に応じた領域内に判断モジュール130による判断結果を示す。また、チャット領域850は、対象者へのチャットをするための領域である。
図8(a)の例は、図7の例のAgenda中710の期間における出力を示している。つまり、ユーザA:200Aは立っており、ユーザB:200Bは座っており、ユーザC:200Cは座っていることを、ユーザA状態表示領域812a、ユーザB状態表示領域814a、ユーザC状態表示領域816aがそれぞれ示している。そして、連絡先をユーザB:200Bとした場合は、ユーザB状態表示領域814a内の「△」マーク部分を黄色(図5の例のステップS512に相当)に表示する。
図8(b)の例は、図7の例のPresentation中720の期間における出力を示している。つまり、ユーザA:200Aは座っており、ユーザB:200Bは立っており、ユーザC:200Cは座っていることを、ユーザA状態表示領域812b、ユーザB状態表示領域814b、ユーザC状態表示領域816bがそれぞれ示している。そして、連絡先をユーザB:200Bとした場合は、ユーザB状態表示領域814b内の「×」マーク部分を赤色(図5の例のステップS510に相当)に表示する。
図8(c)の例は、図7の例のComment中730の期間における出力を示している。つまり、ユーザA:200Aは座っており、ユーザB:200Bは座っており、ユーザC:200Cは座っていることを、ユーザA状態表示領域812c、ユーザB状態表示領域814c、ユーザC状態表示領域816cがそれぞれ示している。そして、連絡先をユーザB:200Bとした場合は、ユーザB状態表示領域814c内の「○」マーク部分を緑色(図5の例のステップS514に相当)に表示する。
対象期間910では、ユーザA:200Aが立っており、運動量が多く、ユーザB:200B、ユーザC:200Cは座っており、運動量は少ない状態である。ここで、ユーザB:200Bが立ち上がり、質問を行うと、ユーザB:200Bの運動量が増える。そして、ユーザA:200Aは座り、運動量は減ることになる(対象期間920)。さらに、ユーザB:200Bが話している最中に、ユーザC:200Cが頷いた、又はさらなる質問をしたのでユーザC:200Cの運動量も増えている(対象期間940)。
このように、対象期間920は対象者が座っている状態であっても、連絡すべきでない状態である。つまり、対象者が座っている状態であるが、その直前では立っている状態であり、対象者が座るタイミングと他の人が立つタイミングとが予め定められた期間内である場合は、対象者に連絡すべきでない状態(図5のステップS510に相当)であると判断する。
図10は、会議中に連絡(インタラプション)をとった回数に関するグラフを示している。上にいくほど回数が多いことを示している。
本実施の形態によって、インタラプション回数(合計)が減少することを確認できた。特に、シーン1(対象者がプレゼンテーション中)のインタラプションを抑制することができた。
本実施の形態によって、インタラプションが邪魔であるという印象を抑制することができた。シーン1において、本実施の形態を導入した場合では、インタラプション回数自体が少なく、それが主観評価に影響したと考えられる。一方、シーン3ではインタラプション回数自体に大きな差はなかったにも関わらず(図10の例参照)、本実施の形態を導入した場合の方が、評価は高かった。
図12は、レスポンスタイム(対応の早さ)について、対象者に連絡をした者の主観評価に関するグラフを示している。上にいくほどレスポンスが早いと感じている人が多いことを示している。
シーン1とシーン2では、本実施の形態を利用している場合において、レスポンスが早いと感じていることが分かった。
なお、図13に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図13に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えばASIC等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図13に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、情報家電、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
なお、各モジュールの処理内容として背景技術で説明した技術を採用してもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray Disc(登録商標))、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
110…受付モジュール
120…状態解析モジュール
122…状態解析処理モジュール
124…ID照合モジュール
126…特徴量照合モジュール
130…判断モジュール
140…出力モジュール
210…センサー群
212…加速度センサー
214…ジャイロセンサー
216…コンパス
220…コントローラ
222…通信接続検出モジュール
224…計測データ記録モジュール
226…同期モジュール
350…データベース
352…ユーザID
354…センサー測定データ
356…特徴量データ
358…状態データ
Claims (11)
- 対象者と該対象者の周囲にいる人の状態に関する情報を受け付ける受付手段と、
前記受付手段によって受け付けられた状態に関する情報に基づいて、対象者と該対象者の周囲にいる人の状態を解析する解析手段と、
前記解析手段によって解析された対象者の状態と、該対象者の周囲にいる人の状態の関係に基づいて、該対象者に連絡すべきでない状態であるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段による判断結果を出力する出力手段
を具備し、
前記判断手段は、前記解析結果として、前記対象者が立っている状態であり、該対象者の周囲にいる人が座っている状態である場合は、該対象者に連絡すべきでない状態であると判断する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 対象者と該対象者の周囲にいる人の状態に関する情報を受け付ける受付手段と、
前記受付手段によって受け付けられた状態に関する情報に基づいて、対象者と該対象者の周囲にいる人の状態を解析する解析手段と、
前記解析手段によって解析された対象者の状態と、該対象者の周囲にいる人の状態の関係に基づいて、該対象者に連絡すべきでない状態であるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段による判断結果を出力する出力手段
を具備し、
前記判断手段は、前記解析結果として、前記対象者が座っている状態であり、該対象者の周囲にいる人が座っている状態である場合は、該対象者に連絡すべき状態であると判断する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記判断手段は、前記解析結果として、前記対象者が座っている状態であり、該対象者の周囲にいる人が座っている状態である場合は、該対象者に連絡すべき状態であると判断する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記判断手段は、前記解析結果として、前記対象者が座っている状態であり、該対象者の周囲にいる人が立っている状態である場合は、該対象者が座っている状態であり、該対象者の周囲にいる人が座っている状態である場合と比較して、より該対象者に連絡すべきでない状態であると判断する
ことを特徴とする請求項1又は3に記載の情報処理装置。 - 前記解析手段は、対象者と該対象者の周囲にいる人の状態として、運動量を解析し、
前記判断手段は、前記解析手段によって解析された対象者と該対象者の周囲にいる人の運動量に基づいて、該対象者に連絡すべきでない状態であるか否かを判断する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記判断手段は、対象者と該対象者の周囲にいる人の過去の状態と現在の状態の関係に基づいて、該対象者に連絡すべきでない状態であるか否かを判断する
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 対象者と該対象者の周囲にいる人に備え付けられており、該対象者と該対象者の周囲にいる人の状態を検知する検知手段
をさらに具備し、
前記受付手段は、前記検知手段による検知結果を受け付ける
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記立っている状態の替わりに話している状態、又は座っている状態の替わりに沈黙している状態を用いる
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - コンピュータを、
対象者と該対象者の周囲にいる人の状態に関する情報を受け付ける受付手段と、
前記受付手段によって受け付けられた状態に関する情報に基づいて、対象者と該対象者の周囲にいる人の状態を解析する解析手段と、
前記解析手段によって解析された対象者の状態と、該対象者の周囲にいる人の状態の関係に基づいて、該対象者に連絡すべきでない状態であるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段による判断結果を出力する出力手段
として機能させ、
前記判断手段は、前記解析結果として、前記対象者が立っている状態であり、該対象者の周囲にいる人が座っている状態である場合は、該対象者に連絡すべきでない状態であると判断する
ことを特徴とする情報処理プログラム。 - コンピュータを、
対象者と該対象者の周囲にいる人の状態に関する情報を受け付ける受付手段と、
前記受付手段によって受け付けられた状態に関する情報に基づいて、対象者と該対象者の周囲にいる人の状態を解析する解析手段と、
前記解析手段によって解析された対象者の状態と、該対象者の周囲にいる人の状態の関係に基づいて、該対象者に連絡すべきでない状態であるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段による判断結果を出力する出力手段
として機能させ、
前記判断手段は、前記解析結果として、前記対象者が座っている状態であり、該対象者の周囲にいる人が座っている状態である場合は、該対象者に連絡すべき状態であると判断する
ことを特徴とする情報処理プログラム。 - 前記立っている状態の替わりに話している状態、又は座っている状態の替わりに沈黙している状態を用いる
ことを特徴とする請求項9又は10に記載の情報処理プログラム。
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