JP5946554B2 - Satellite radio watch - Google Patents
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Description
本発明は衛星電波腕時計に関し、特に衛星から送信される衛星信号に基づいて時刻修正する衛星電波腕時計に関する。 The present invention relates to a satellite radio wave wristwatch, and more particularly to a satellite radio wave wristwatch that corrects the time based on a satellite signal transmitted from a satellite.
下記特許文献1には、GPS(Global Positioning System)衛星からの衛星信号に基づいて時刻修正するGPS付き腕時計が開示されている。この腕時計は、ソーラーパネルの発電量が閾値を超えるか、或いは加速度センサの出力振幅が閾値を超えるか、によって、当該腕時計が屋内外のいずれにあるのかを判断している。そして、屋外と判断された場合にのみ衛星信号の受信動作を行うことにより、消費電力の低減を図っている。
GPS衛星からの衛星信号には、閏秒オフセットとそれ以外の情報が含まれており、特に閏秒オフセットは、衛星信号のサブフレーム4が25回送信される内の1回にしか含まれておらず、その取得の困難性が高い。
The satellite signal from the GPS satellite includes a leap second offset and other information. In particular, the leap second offset is included only once in 25 times when the
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、衛星信号に含まれる取得の困難性が高い基準情報について、より安定した受信環境にて受信動作を行うことにより、無駄な電力消費を抑えることにある。 The present invention has been made in view of the above-described problems, and its purpose is to use the reference information included in the satellite signal, which is highly difficult to acquire, by performing a receiving operation in a more stable receiving environment. It is to reduce power consumption.
上記課題を解決するために、本発明の一側面に係る衛星電波腕時計は、衛星から送信される衛星信号に基づいて時刻修正する衛星電波腕時計であって、前記衛星信号を受信する受信手段と、前記衛星電波腕時計の受光量を順次検出する受光量検出手段と、前記衛星電波腕時計の駆動電力を起電する光起電パネルと、前記受信手段は、その受信面が前記光起電パネルとともに風防側を向くよう設けられるパッチアンテナとを含み、前記受光量を所定の閾値と比較して、受信を開始させるか否かを判断するとともに、前記衛星信号に含まれる閏秒オフセットを受信する場合と、前記衛星信号に含まれる閏秒オフセットを受信しない場合とで、受信動作の開始条件を異ならせる衛星電波腕時計において、前記受光量と前記所定の閾値との比較結果を所定の回数カウントすることにより、受信を開始させるか否かを判断するとともに、前記衛星信号に含まれる閏秒オフセットを受信する場合のカウント回数は、前記衛星信号に含まれる閏秒オフセットを受信しない場合のカウント回数より大きい。 In order to solve the above problems, a satellite radio-controlled wristwatch according to one aspect of the present invention is a satellite radio-controlled wristwatch that corrects the time based on a satellite signal transmitted from a satellite, and a receiving unit that receives the satellite signal; The received light amount detecting means for sequentially detecting the received light quantity of the satellite radio wave wristwatch, the photovoltaic panel for generating the driving power of the satellite radio wave wristwatch, and the receiving means, the receiving surface of which is windshield together with the photovoltaic panel. A patch antenna provided to face the side, comparing the amount of received light with a predetermined threshold value to determine whether to start reception, and receiving a leap second offset included in the satellite signal; , in the case of not receiving a leap seconds offset contained in the satellite signal, the satellite wristwatch varying the condition for starting the receiving operation, the comparison result between the between the light receiving amount predetermined threshold It is determined whether to start reception by counting a fixed number of times, and the number of counts when receiving the leap second offset included in the satellite signal does not receive the leap second offset included in the satellite signal. Greater than the count of cases .
本発明によれば、衛星信号に含まれる取得の困難性が高い基準情報について、より安定した受信環境にて受信動作を行うことにより、無駄な電力消費を抑えることができる。 According to the present invention, wasteful power consumption can be suppressed by performing a reception operation in a more stable reception environment for reference information that is highly difficult to acquire included in a satellite signal.
以下、本発明の実施形態について図面に基づき詳細に説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[実施形態1]
図1は、本発明の実施形態1に係る衛星電波腕時計100を示す平面図である。同図には、衛星電波腕時計の外装(時計ケース)である胴1、胴1内に配置された文字板2と時刻を示す指針である時針3、分針4、秒針5が示されている。また、胴1の3時側の側面にはユーザが種々の操作を行うための竜頭6、ボタン7が配置されている。胴1の12時側及び6時側の側面からは、バンドを固定するためのバンド固定部8が伸びている。
[Embodiment 1]
FIG. 1 is a plan view showing a satellite radio-controlled
なお、同図に示した衛星電波腕時計100のデザインは一例である。ここで示したもの以外にも、例えば、胴1を丸型でなく角型にしてもよいし、竜頭6やボタン7の有無、数、配置は任意である。また、本実施形態では、指針を時針3、分針4、秒針5の3本としているが、これに限定されず、秒針5を省略しても、あるいは、曜日、タイムゾーンやサマータイムの有無、電波の受信状態や電池の残量、各種の表示を行う指針や、日付表示等を追加したりしてもよい。
In addition, the design of the satellite radio-controlled
なお、本明細書では、衛星電波腕時計という用語を、腕時計であって、かつ、GPS衛星などの日付や時刻に関する情報を含む衛星信号を送信する衛星から当該衛星信号を受信し、それに含まれる日付や時刻に関する情報、すなわち基準情報に基づき、腕時計内部に保持している時刻の情報である内部時刻を修正する機能を有している腕時計を指すものとして用いる。 In this specification, the term satellite radio wave wristwatch refers to a wristwatch that receives a satellite signal from a satellite that transmits information about the date and time, such as a GPS satellite, and the date included in the satellite signal. It is used to indicate a wristwatch having a function of correcting the internal time, which is information on the time held in the wristwatch, based on information related to the time, that is, reference information.
図2は、図1のA−A線による断面図である。衛星電波腕時計100の文字板2を覆うように風防9が胴1に取り付けられ、また、風防9の反対側では、裏蓋10が胴1に取り付けられる。風防9の材質は、ガラス等の透明な材料であり、非磁性かつ非導電性である。また、胴1及び裏蓋10の材質は、特に限定はされないが、本実施形態では金属である。
2 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG. A
本明細書では、以降、衛星電波腕時計100の風防9が配置される方向(図2における上方向)を風防側、裏蓋10が配置される方向(図2における下方向)を裏蓋側と呼ぶ。
In the present specification, hereinafter, the direction in which the
文字板2の裏蓋側には、太陽電池(光起電パネル)11が配置され、風防側から入光した光により発電がなされる。そのため、文字板2はある程度光線を透過する材質で形成される。本実施形態では、文字板2は、太陽電池11を挟むようにして、ベース部材12に固定される。
A solar cell (photovoltaic panel) 11 is disposed on the back cover side of the
ベース部材12は、合成樹脂等の非磁性かつ非導電性の材質からなり、パッチアンテナ14や指針を駆動するための歯車機構25をはじめとする各種部材を支持する。パッチアンテナ14には、その厚み方向を貫くように給電ピン14bが設けられ、風防側の面が衛星からの電波を受信する受信面14aとなっている。
The
ところで、一般に長波帯を用いて地上局から送信される標準電波を用いて時刻修正を行う電波時計では、フェライトあるいはアモルファス合金等の磁芯にコイルを巻いた形式のいわゆるバーアンテナが用いられることが多い。これに対し、本実施形態に係る衛星電波腕時計100では、はるかに周波数の高いUHF帯を用いて衛星から送信される信号を受信する。そのため、UHF帯の信号の受信に適した小型のアンテナとして、パッチアンテナ14を用いている。
By the way, in general, in a radio timepiece that performs time adjustment using a standard radio wave transmitted from a ground station using a long wave band, a so-called bar antenna in which a coil is wound around a magnetic core such as a ferrite or an amorphous alloy is used. Many. In contrast, the satellite radio-controlled
ベース部材12の裏蓋側には、回路基板24が配置され、さらにその裏蓋側には電池26が配置される。本実施形態では、電池26は充電可能な二次電池であり、ボタン型のリチウムイオン二次電池を用いている。そして、太陽電池11により発電された電力が蓄積されるようになっている。また、回路基板24には歯車機構25の駆動源であるモータ23も取り付けられている。
A
なお、電池26の形状はボタン型に限定されず、任意である。さらに、二次電池としてリチウムイオン二次電池以外のもの、例えば、リチウムイオンキャパシタやニッケル水素畜電池を用いてもよい。
The shape of the
ここで、図2に示されるようにパッチアンテナ14の受信面14aは太陽電池11の受光面と平行に設けられており、いずれも風防側を向いている。また、図1に示されるように太陽電池11は概略円形をなし、その外周の一部が矩形状に切りかかれている。そして、この部分にパッチアンテナ14が配置されている。このため、パッチアンテナ14の受信面14aと太陽電池11の受光面は、いずれも文字板2の裏面に直接対向している。本実施形態では、太陽電池11の発電量を衛星電波腕時計100の受光量としている。この受光量は、パッチアンテナ14の受信面14aが天上方向を向いているか否かの判断基準として用いられる。
Here, as shown in FIG. 2, the receiving
図3は、本実施形態1に係る電波腕時計100の回路構成図である。これら回路要素は、主に回路基板24上に配置される。パッチアンテナ14により受信された衛星信号は、高周波回路46によりベースバンド信号に変換され、デコーダ回路53により時刻に関する情報、具体的には時刻や日付を示す情報が抽出され、コントローラ47へと受け渡される。コントローラ47は、モータ23のドライバ、揮発性及び不揮発性メモリ、時計回路、各種AD変換器を内蔵したマイクロコンピュータであり、各種の制御は不揮発性メモリに記憶されたプログラムに従って実行される。
FIG. 3 is a circuit configuration diagram of the radio-controlled
ここで、コントローラ47に内蔵される揮発性メモリには、図4に示される日時修正のための基準情報が格納される。これらの基準情報は、衛星信号から抽出されるものである。まず、週内時刻TOW(Time Of Week)は、直近の日曜日の0時からの経過秒を示すものであり、衛星信号の全てのサブフレーム1〜5に含まれており、各サブフレームにおいて、同期ワードであるTLM(TeLemeTry)の直後に位置するHOW(Hand Over Word)に含まれている。週番号WN(Week Number)は、1999年8月22日午前9時に0に再設定された後、毎週1ずつ増加している。週番号WNは、衛星信号のサブフレーム1のみに含まれており、HOWの後に位置している。閏秒オフセットΔtLS(Leap Second)は、GPS衛星の原子時計の出力する時刻とUTC(Universal Time, Coordinated)とのずれを示すものであり、不定期に更新されるものである。閏秒オフセットΔtLSは、衛星信号のサブフレーム4が25回送信されるうち1回のみに含まれており、TLMから4〜5秒経過後に送信される。閏秒更新週WNLSFは、閏秒オフセットΔtLSの更新が予定される週の週番号であり、閏秒オフセットΔtLSの直後に送信される。閏秒更新日DNは、閏秒オフセットΔtLSの更新が予定される日の、直近の日曜日からの経過日数であり、閏秒更新週WNLSFの直後に送信される。更新後閏秒オフセットΔtLSFは、更新後の閏秒オフセットの値であり、閏秒更新日DNの直後に送信される。コントローラ47では、衛星信号からこれらの基準情報を抽出すると、揮発性メモリに保存するとともに、その保存した基準情報に関連づけて該基準情報の受信日時も記憶する。受信日時は、例えば内蔵時計回路の出力に従って設定される。
Here, the volatile memory built in the
コントローラ47は、こうして保存される基準情報に基づいて、内部の時計回路が保持する時刻情報である内部時刻(現在の時刻及び日付を含む)を修正し、内部時刻に基づいてモータ23を駆動する。モータ23により発生した回転動力は、輪列を経て指針(時針3、分針4及び秒針5)へと伝達され、時刻表示がなされる。
Based on the reference information thus stored, the
また、太陽電池11はスイッチ29を介して電池26に接続されており、コントローラ47からの指示によりスイッチ29が太陽電池11と電池26とを導通させている状態では、太陽電池11により発電された電力は、電池26に蓄積される。そして、電池26からは、高周波回路46、デコーダ回路53及びコントローラ47に電力が供給される。また、太陽電池11はスイッチ29を介して発電量検出部30にも接続されており、コントローラ47からの指示によりスイッチ29が太陽電池11と発電量検出部30を導通させている状態では、太陽電池11により生じる電流は発電量検出部30に流れる。発電量検出部30はこの電流を電圧に変換するとともに、この電圧をさらにデジタル値に変換し、コントローラ47に供給する。スイッチ56は、高周波回路46及びデコーダ回路53への電力供給のオン/オフを切り替えるスイッチであり、コントローラ47により制御される。高周波数で動作する高周波回路46とデコーダ回路53はその消費電力が大きいため、コントローラ47は、衛星信号を受信する時のみスイッチ56をオンとして高周波回路46及びデコーダ回路53を動作させ、それ以外の時はスイッチ56をオフとして、電力消費を低減する。
Further, the
衛星信号の受信は、竜頭6やボタン7等の入力手段によるユーザからの要求がなされた時や、あらかじめ定められた時刻となったときに行ってよく、そのほかにも、前回の時刻修正があった時刻からの経過時間、あるいは太陽電池11の発電量やその他の電波腕時計100の周囲の環境を示す情報等に基づいて行うようにしてよい。なお、コントローラ47は、任意のタイミングでスイッチ29を切り替えて太陽電池11の端子を発電量検出部30に接続し、発電量検出部30に発電量を示すデジタル値を生成させ、このデジタル値をコントローラ47が取得することができるようになっている。図5は、発電量検出部30の回路構成例である。太陽電池11は、該太陽電池11が受ける光の量により電流値が大きく異なる。そこで、同図に示す発電量検出部30は、太陽電池11と並列接続される抵抗器30aと、該抵抗器30aの両端電圧をデジタル値に変換するAD変換器30と、を備えるようにしている。AD変換器30により生成されるデジタル値は発電量、すなわち太陽電池11が受ける光の量を示しており、このデジタル値はコントローラ47に入力される。
The satellite signal may be received when a request is made by the user through the input means such as the
以下では、太陽電池11の発電量に基づいて、衛星信号の受信タイミングを制御する処理について具体的に説明する。図6は、太陽電池11における発電量Pの推移の一例を示している。同図6は、衛星電波腕時計100を腕につけた状態で屋内から屋外に出て、その後に腕を上げて文字板2を太陽の方向に向けた場合における、発電量Pの推移を示している。図7に示すように、屋外での文字板が受ける光量は天気が晴れであっても曇りであっても一般に屋内での光量とは数十倍以上異なる(同図において各数値の単位はルクス)。一方、文字板が上方を向いているか否かでは、検出される光量は2倍程度しか異ならない。このため、太陽電池11の発電量Pの閾値Pthを、太陽電池11が屋内で電灯に向けてられている場合の発電量Pと、太陽電池11が屋外で上方、すなわち太陽の方向を向いていない場合の発電量Pと、の間の値に設定されていれば、該閾値と現在の発電量Pとの比較により、該太陽電池11が屋内又は屋外のいずれにあるかを判定できる。本実施形態1では、まず発電量Pが閾値Pthを超えるか否かにより屋内外の判定を行う。また、屋内に衛星電波腕時計100が位置していると判定される場合には、発電量Pの取得間隔は時間T1とする。一方、屋外に衛星電波腕時計100が位置していると判定される場合には、発電量Pの取得間隔は時間T2(T2<T1)とする。こうして、発電量Pを取得するための電力消費を抑えるようにしている。また、上述のように、発電量Pを取得する際にはスイッチ29を切り替えて、太陽電池11と電池26とを切り離し、太陽電池11と発電量検出部30を接続する。このため、発電量Pを取得する際には電池26への充電が行われない。この点、本実施形態では発電量Pが小さい場合には発電量Pの取得間隔を長くして、電池26への充電機会を多くとるようにしているので、充電効率を上げることができる。なお、時間T1としては、衛星電波腕時計100を着けて屋内から屋外に出るのに必要な時間(例えば20秒)よりも大きな値に設定することが望ましい。また、時間T2としては、衛星電波腕時計100を着けて腕を下ろした状態から、衛星電波腕時計100の文字板2を上方に向けるまでに必要な時間(例えば1秒程度)より大きな値に設定することが望ましい。
Below, the process which controls the reception timing of a satellite signal based on the electric power generation amount of the
屋外に衛星電波腕時計100が位置していると判定される場合には、発電量Pの変化量、すなわち発電変化量dPの演算を開始する。そして、この発電変化量dPが閾値dPthを超えるか否かにより、文字板2が上方を向いているか否かを判定する。ここで、図8は、太陽電池11における発電変化量dPの推移の一例を示している。同図に示される横軸(時間軸)は図5における横軸(時間軸)と対応している。閾値dPthを、屋外において文字板2を上方に向けていない場合における平均的な発電量Pと、屋外において文字板2を上方に向けている場合における平均的な発電量Pと、の差の半分程度の値に設定しておけば、図8に示されるように、発電変化量dPが閾値dPthを超えるタイミングXを、文字板2が屋外において上方に向けられたタイミングであると判断できる。なお、閾値dPthは固定値であってよい。また、文字板2が上方を向くとき、発電量Pは2倍程度に変化するから、発電変化量dPは文字板2が上方を向く直前の発電量Pと同程度の値をとる。そこで、文字板2が上方を向く直前の発電量Pそのもの、或いは発電量Pの移動平均値(例えば5〜10回程度の移動平均値)に一定値(例えば0.5程度)を乗算することにより、閾値dPthを得てもよい。そうすれば、天候に応じて適切に閾値dPthを設定することができる。
When it is determined that the satellite radio-controlled
図9は、コントローラ47が実行する屋内外判定処理を示すフロー図である。本衛星電波腕時計100では、図4に示されるようにして保存されている、衛星信号から抽出される各種基準情報の有効期限を定期的(例えば毎日午後0時)に調べ、有効期限が切れている基準情報は再取得するようにしている。例えば、週内時刻TOWは、前回受信日時から48時間が経過した場合に有効期限切れであると判断する。内部時計のずれを15秒/月とすると、48時間では1秒程度のずれが生じる可能性がある。48時間で週内時刻TOWを有効期限切れと判断し、再取得することで、内部時計のずれを継続的に1秒程度内に抑えることができる。週番号WNは、前回受信日時から例えば1週間が経過した場合に有効期限切れであると判断する。閏秒オフセットΔtLS、閏秒更新週WNLSF、閏秒更新日DN、更新後閏秒オフセットΔtLSFは、前回受信日時から半年が経過した場合や、既に記憶されている閏秒更新週WNLSF及び閏秒更新日DNにより特定される日付の翌月に入った場合に、有効期限切れであると判断する。いずれかの情報が有効期限切れであれば、コントローラ47は屋内該判定処理を実施する。この処理では、まずコントローラ47は発電量Pをサンプリングする(S101)。そして、発電量Pが閾値Pthを超えているか否かを判断する(S102)。発電量Pが閾値Pthを超えていなければ、前回のサンプリング時刻から時間T1が経過するまで待機してから(S103)、再度発電量Pをサンプリングする(S101)。一方、発電量Pが閾値Pthを超えていれば、屋外に移動したと判断して、受信開始タイミング判定処理に移る。
FIG. 9 is a flowchart showing the indoor / outdoor determination process executed by the
図10は、コントローラ47が実行する受信開始タイミング判定処理を示すフロー図である。この処理では、まずコントローラ47が、発電量Pをサンプリングする(S201)。次に、発電量Pが閾値Pth以下であるか否かを判断する(S202)。発電量Pが閾値Pth以下であれば、屋内に移動したと判断して、図9の屋内外判定処理に戻る。一方、発電量Pが閾値Pthを超えていれば、発電変化量dPを演算する(S203)。次に、この発電変化量dPが閾値dPthを超えているか否かを判断する(S204)。閾値dPthは、上述のように固定値であってもよいし、S201で取得した発電量P又はその移動平均値から算出してもよい。そして、超えていなければ、前回のサンプリング時刻から時間T2だけ経過するまで待機してから(S205)、再度発電量Pをサンプリングする(S201)。
FIG. 10 is a flowchart showing the reception start timing determination process executed by the
一方、発電変化量dPが閾値dPthを超えていれば、文字板2が上方を向いたと判断して、次に受光量の安定性を調べる。具体的には、まず発電量Pの上限値及び下限値を設定する(S206)。例えば、図11に示すように、最後にサンプリングした発電量Pを一定割合(例えば15%)増やした値を上限値とし、一定割合(例えば15%)減らした値を下限値とする。次に発電量Pを再度サンプリングし(S207)、この発電量PがS206で設定した上限値及び下限値の間に収まっているか否かを判断する(S208)。そして、収まっていれば初期値0の変数であるカウンタnを1だけインクリメントし(S210)、このカウンタnが3を超えているか否かを判断する(S211)。そして、カウンタnが3を超えていれば、受光量が安定していると判断して、コントローラ47はスイッチ56をオンに設定して、高周波回路46及びデコーダ回路53による基準情報の取得を開始させる。
On the other hand, if the power generation change amount dP exceeds the threshold value dPth, it is determined that the
一方、カウンタnが3を超えていなければ、S207で前回発電量Pをサンプリングしてから時間T2が経過するまで待機してから(S212)、S207に戻り、以降の処理を実行する。また、S208において発電量PがS206で設定した上限値及び下限値の間に収まっていないと判断するとカウンタnを0に初期化してから(S209)、S201に戻り、以降の処理を実行する。なお、S211ではカウンタnが3を超えているか否かを判断したが、値「3」は例示であり、他の値を設定してよいのはもちろんである。 On the other hand, if the counter n does not exceed 3, it waits until the time T2 elapses after the previous power generation amount P is sampled in S207 (S212), returns to S207, and performs the subsequent processing. If it is determined in S208 that the power generation amount P is not between the upper limit value and the lower limit value set in S206, the counter n is initialized to 0 (S209), the process returns to S201, and the subsequent processing is executed. In S211, it is determined whether or not the counter n exceeds 3. However, the value “3” is merely an example, and other values may be set.
以上説明した制御によると、屋内外判定処理により屋外に移動したと判断するまで、低レートで発電量Pのサンプリングを行い、また図10に示す受信開始タイミング判定処理を実施しないので、消費電力を抑えることができるようになる。また、受信開始タイミング判定処理では、発電量Pの変化量である発電変化量dPが閾値dPthを超え、さらにその後、所定の値域に収まる発電量Pを連続して一定回数サンプリングした場合にだけ、高周波回路46及びデコーダ回路53を動作させる。すなわち、衛星電波腕時計100の文字板2が上方を向いた状態が維持されていると推定される場合にのみ、衛星信号の受信動作を開始する。このため、パッチアンテナ14により衛星信号を正しく受信できる可能性が高い場合に限って、高周波回路46及びデコーダ回路53を動作させ、無駄に消費電力が使われることを防止できる。
According to the control described above, the power generation amount P is sampled at a low rate until the determination is made that the vehicle has moved outdoors by the indoor / outdoor determination process, and the reception start timing determination process shown in FIG. 10 is not performed. It will be possible to suppress. Further, in the reception start timing determination process, only when the power generation change amount dP that is the change amount of the power generation amount P exceeds the threshold value dPth and the power generation amount P that falls within a predetermined value range is continuously sampled a certain number of times, The
[実施形態2]
図12は、屋外に衛星電波腕時計100が持ち出されている場合の発電量Pの推移の一例を示しており、図13は、図11に示される発電量Pの推移に対応する、発電変化量dPの推移を示している。この例は、使用者が腕を上げて文字板2が上方に向けられた後、一定時間が経過して、再び腕が下ろされるケースを示している。このような場合、発電量Pは一旦急増し、その後、同様の傾きで急減する。一方、発電変化量dPは、一旦上向きの楔状をなし、その後、下向きの楔状をなす。このような場合、発電変化量dPが閾値dPthを超えた後、閾値−dPthを下回るまでは、文字板2が上方に向けられたままであると評価できる。そこで、使用者が腕を上げて文字板2が上方に向けられた後、再び腕が下ろされるまでの時間が一定時間以上であれば、受光量が安定していると判断して、受信動作を開始するようにしてもよい。
[Embodiment 2]
FIG. 12 shows an example of the transition of the power generation amount P when the satellite radio-controlled
図14は、図10に示される受信開始タイミング判定処理の変形例を示すフロー図である。この処理では、まずコントローラ47が、発電量Pをサンプリングする(S301)。次に、発電量Pが閾値Pth以下であるか否かを判断する(S302)。発電量Pが閾値Pth以下であれば、屋内に移動したと判断して、図9の屋内外判定処理に戻る。一方、発電量Pが閾値Pthを超えていれば、発電変化量dPを演算する(S303)。次に、この発電変化量dPが閾値+dPthを超えているか否かを判断する(S304)。閾値dPthは、上述のように固定値であってもよいし、S301で取得した発電量P又はその移動平均値から算出してもよい。そして、超えていなければ、前回のサンプリング時刻から時間T2だけ経過するまで待機してから(S305)、再度発電量Pをサンプリングする(S301)。
FIG. 14 is a flowchart showing a modification of the reception start timing determination process shown in FIG. In this process, first, the
一方、発電変化量dPが閾値+dPthを超えていれば、文字板2が上方を向いたと判断して、次に受光量の安定性を調べる。具体的には、発電量Pを再度サンプリングし(S306)、さらに発電変化量dPを算出する(S307)。そして、発電変化量dPが−dP未満であるか否かを判断する(S308)。そして、−dP以上であれば、初期値0の変数であるカウンタnを1だけインクリメントし(S310)、このカウンタnが3を超えているか否かを判断する(S311)。そして、カウンタnが3を超えていれば、受光量が安定していると判断して、コントローラ47はスイッチ56をオンに設定して、高周波回路46及びデコーダ回路53による基準情報の取得を開始させる。
On the other hand, if the power generation change amount dP exceeds the threshold value + dPth, it is determined that the
一方、カウンタnが3を超えていなければ、S306で前回発電量Pをサンプリングしてから時間T2が経過するまで待機してから(S312)、S306に戻り、以降の処理を実行する。また、S308において発電変化量dPが−dPを未満であれば、カウンタnを0に初期化してから(S309)、S301に戻り、以降の処理を実行する。なお、S311ではカウンタnが3を超えているか否かを判断したが、値「3」は例示であり、他の値を設定してよいのはもちろんである。 On the other hand, if the counter n does not exceed 3, it waits until the time T2 elapses after the previous power generation amount P is sampled in S306 (S312), returns to S306, and executes the subsequent processing. If the power generation change amount dP is less than −dP in S308, the counter n is initialized to 0 (S309), the process returns to S301, and the subsequent processing is executed. In S311, it is determined whether or not the counter n exceeds 3. However, the value “3” is merely an example, and other values may be set.
以上のようにしても、正常に基準情報を取得できる可能性が高い状況で、高周波回路46及びデコーダ回路53を動作させることができ、無駄な電力消費を抑えることができる。
Even in the above manner, the high-
[実施形態3]
文字板2が上方を向く前における発電量Pの平均値を基準として、文字板2が再び上方を向かなくなったタイミングを判断するようにしてもよい。
[Embodiment 3]
You may make it judge the timing when the
図15は、図10に示される受信開始タイミング判定処理の他の変形例を示すフロー図である。この処理では、まずコントローラ47が、発電量Pをサンプリングする(S401)。次に、発電量Pが閾値Pth以下であるか否かを判断する(S402)。発電量Pが閾値Pth以下であれば、屋内に移動したと判断して、図9の屋内外判定処理に戻る。一方、発電量Pが閾値Pthを超えていれば、発電量Pの移動平均値を算出する(S403)。移動平均値は、直前n回分の発電量Pの平均値である。ここで、nは、例えば20〜30であってよい。さらに、コントローラ47は、発電変化量dPを演算する(S404)。次に、この発電変化量dPが閾値dPthを超えているか否かを判断する(S405)。閾値dPthは、上述のように固定値であってもよいし、S401で取得した発電量P又はその移動平均値から算出してもよい。そして、超えていなければ、前回のサンプリング時刻から時間T2だけ経過するまで待機してから(S406)、再度発電量Pをサンプリングする(S401)。
FIG. 15 is a flowchart showing another modification of the reception start timing determination process shown in FIG. In this process, first, the
一方、発電変化量dPが閾値dPthを超えていれば、文字板2が上方を向いたと判断して、次に受光量の安定性を調べる。具体的には、まずS403で算出された移動平均値に一定値を乗算することで、閾値Pthを得る(S407)。当該一定値は、例えば1.5程度であってよい。図7に示すように、天候によらず文字板2の向きによる受光量の変化割合はほぼ一定であるので、文字板2が上方を向いているのか否かを判断する基準として、発電量Pの移動平均値に一定値(1.5程度)を乗算した値を用いることができる。その後、発電量Pを再度サンプリングし(S408)、この発電量PがS407で取得した閾値Pth以上であるか否かを判断する(S409)。そして、閾値Pth以上であれば初期値0の変数であるカウンタnを1だけインクリメントし(S411)、このカウンタnが3を超えているか否かを判断する(S412)。そして、カウンタnが3を超えていれば、受光量が安定していると判断して、コントローラ47はスイッチ56をオンに設定して、高周波回路46及びデコーダ回路53による基準情報の取得を開始させる。
On the other hand, if the power generation change amount dP exceeds the threshold value dPth, it is determined that the
一方、カウンタnが3を超えていなければ、S408で前回発電量Pをサンプリングしてから時間T2が経過するまで待機してから(S413)、S408に戻り、以降の処理を実行する。また、S409において発電量PがS407で取得した閾値Pth未満であると判断すると、カウンタnを0に初期化してから(S410)、S401に戻り、以降の処理を実行する。なお、S412ではカウンタnが3を超えているか否かを判断したが、値「3」は例示であり、他の値を設定してよいのはもちろんである。 On the other hand, if the counter n does not exceed 3, after waiting for the time T2 to elapse after sampling the previous power generation amount P in S408 (S413), the process returns to S408, and the subsequent processing is executed. If it is determined in S409 that the power generation amount P is less than the threshold value Pth acquired in S407, the counter n is initialized to 0 (S410), the process returns to S401, and the subsequent processing is executed. In S412, it is determined whether or not the counter n exceeds 3. However, the value “3” is merely an example, and other values may be set.
以上のようにしても、正常に基準情報を取得できる可能性が高い状況で、高周波回路46及びデコーダ回路53を動作させることができる。特に、発電量Pの移動平均値を算出し、この値に一定値を乗算した値を受光量の安定性の判断基準としているので、天候によらず受光量の安定性を判断することができる。
Even in the above manner, the high-
[実施形態4]
発電変化量dPの積算値を基準として、文字板2が再び上方を向かなくなったタイミングを判断するようにしてもよい。
[Embodiment 4]
You may make it judge the timing when the
図16は、図10に示される受信開始タイミング判定処理の他の変形例を示すフロー図である。この処理では、まずコントローラ47が、発電量Pをサンプリングする(S801)。次に、発電量Pが閾値Pth以下であるか否かを判断する(S802)。発電量Pが閾値Pth以下であれば、屋内に移動したと判断して、図9の屋内外判定処理に戻る。一方、発電量Pが閾値Pthを超えていれば、コントローラ47は、発電変化量dPを演算する(S803)。さらに、コントローラ47は、発電変化量dPの積算値であるIdPを算出する(S804)。すなわち、既に記憶されている積算値IdPにS803で算出された発電変化量dPを加算し、その値を積算値IdPとして再度記憶する。次に、発電変化量dPが閾値dPthを超えているか否かを判断する(S805)。閾値dPthは、上述のように固定値であってもよいし、S801で取得した発電量P又はその移動平均値から算出してもよい。そして、超えていなければ、前回のサンプリング時刻から時間T2だけ経過するまで待機してから(S806)、再度発電量Pをサンプリングする(S801)。
FIG. 16 is a flowchart showing another modification of the reception start timing determination process shown in FIG. In this process, first, the
一方、発電変化量dPが閾値dPthを超えていれば、文字板2が上方を向いたと判断して、次に受光量の安定性を調べる。具体的には、まず既に記憶されている積算値IdPに一定値を乗算することで、積算値IdPの閾値を得る(S807)。当該一定値は、例えば0.5程度であってよい。その後、発電量Pを再度サンプリングするとともに、積算値IdPを更新する(S808)。すなわち、発電変化量dPを算出し、既に記憶されている積算値IdPにその発電変化量dPを加算することで、積算値IdPを更新する。そして、積算値IdPがS807で取得した閾値以上であるか否かを判断する(S809)。そして、閾値以上であれば初期値0の変数であるカウンタnを1だけインクリメントし(S811)、このカウンタnが3を超えているか否かを判断する(S812)。そして、カウンタnが3を超えていれば、受光量が安定していると判断して、コントローラ47はスイッチ56をオンに設定して、高周波回路46及びデコーダ回路53による基準情報の取得を開始させる。
On the other hand, if the power generation change amount dP exceeds the threshold value dPth, it is determined that the
一方、カウンタnが3を超えていなければ、S808で前回発電量Pをサンプリングしてから時間T2が経過するまで待機してから(S813)、S808に戻り、以降の処理を実行する。また、S809において積算値IdPがS807で取得した閾値未満であると判断すると、カウンタnを0に初期化するとともに、記憶されている積算値IdPを0も0に初期化してから(S810)、S801に戻り、以降の処理を実行する。なお、S812ではカウンタnが3を超えているか否かを判断したが、値「3」は例示であり、他の値を設定してよいのはもちろんである。 On the other hand, if the counter n does not exceed 3, after waiting for the time T2 to elapse after sampling the previous power generation amount P in S808 (S813), the process returns to S808 and the subsequent processing is executed. If it is determined in S809 that the integrated value IdP is less than the threshold value acquired in S807, the counter n is initialized to 0, and the stored integrated value IdP is also initialized to 0 (S810). Returning to S801, the subsequent processing is executed. In S812, it is determined whether or not the counter n exceeds 3. However, the value “3” is merely an example, and other values may be set.
以上のようにしても、正常に基準情報を取得できる可能性が高い状況で、高周波回路46及びデコーダ回路53を動作させることができる。特に、積算値IdPを受光量の安定性の判断基準としているので、簡易な処理で、天候によらず受光量の安定性を判断することができる。
Even in the above manner, the high-
[実施形態5]
衛星信号から取得すべき基準情報の種類によって、受信動作を開始させる条件を変更するようにしてもよい。上述のように週内時刻TOWは同期ワードであるTLMの直後に位置するHOWに含まれており、週番号WNはHOWの後に位置していることから、1秒強でこれら基準情報を一括取得できる。一方、閏秒オフセットΔtLS、閏秒更新週WNLSF、閏秒更新日DN、更新後閏秒オフセットΔtLSFは、TLMから5〜6秒後に送信されることから、これら基準情報の一括取得には6秒程度が必要である。そこで、本実施形態では、取得を要するのが、週内時刻TOW及び週番号WNであるのか、閏秒オフセットΔtLS、閏秒更新週WNLSF、閏秒更新日DN及び更新後閏秒オフセットΔtLSFであるのか、によって、受信動作の開始条件を異ならせる。
[Embodiment 5]
The condition for starting the reception operation may be changed depending on the type of reference information to be acquired from the satellite signal. As mentioned above, the weekly time TOW is included in the HOW located immediately after the synchronization word TLM, and the week number WN is located after the HOW. it can. On the other hand, the leap second offset ΔtLS, the leap second update week WNLSF, the leap second update date DN, and the updated leap second offset ΔtLSF are transmitted 5 to 6 seconds after the TLM. A degree is necessary. Therefore, in this embodiment, whether it is the weekly time TOW and the week number WN that need to be acquired is the leap second offset ΔtLS, the leap second update week WNLSF, the leap second update date DN, and the updated leap second offset ΔtLSF. Depending on whether or not the start condition of the receiving operation is different.
図17は、図10に示される受信開始タイミング判定処理のさらに他の変形例を示すフロー図である。この処理では、まずコントローラ47が、発電量Pをサンプリングする(S501)。次に、発電量Pが閾値Pth以下であるか否かを判断する(S502)。発電量Pが閾値Pth以下であれば、屋内に移動したと判断して、図9の屋内外判定処理に戻る。一方、発電量Pが閾値Pthを超えていれば、発電変化量dPを演算する(S503)。次に、この発電変化量dPが閾値dPthを超えているか否かを判断する(S504)。閾値dPthは、上述のように固定値であってもよいし、S501で取得した発電量P又はその移動平均値から算出してもよい。そして、超えていなければ、前回のサンプリング時刻から時間T2だけ経過するまで待機してから(S505)、再度発電量Pをサンプリングする(S501)。
FIG. 17 is a flowchart showing still another modification of the reception start timing determination process shown in FIG. In this process, first, the
一方、発電変化量dPが閾値dPthを超えていれば、文字板2が上方を向いたと判断して、次に受光量の安定性を調べる。具体的には、まず発電量Pの上限値及び下限値を設定する(S506)。上限値及び下限値は、実施形態1と同様にして算出してよい。次に発電量Pを再度サンプリングし(S507)、この発電量PがS506で設定した上限値及び下限値の間に収まっているか否かを判断する(S508)。そして、収まっていれば初期値0の変数であるカウンタnを1だけインクリメントする(S510)。
On the other hand, if the power generation change amount dP exceeds the threshold value dPth, it is determined that the
ここで、コントローラ47の揮発性メモリに、有効期限が切れていない閏秒オフセットΔtLS、閏秒更新週WNLSF、閏秒更新日DN及び更新後閏秒オフセットΔtLSFが記憶されているか否かを判断する(S511)。そして、それらが記憶されていれば、S515に進む。一方、それらが記憶されていなければ、内蔵時計回路を参照して(S512)、現在日時がサブフレーム4ページ18の送信前、一定時間内であるか否かを判断する(S513)。そして、S513においてイエスならば、カウンタnが10を超えているか否かを判断し(S514)、超えていれば、コントローラ47はスイッチ56をオンに設定して、高周波回路46及びデコーダ回路53を動作させ、閏秒オフセットΔtLS、閏秒更新週WNLSF、閏秒更新日DN及び更新後閏秒オフセットΔtLSFを取得する。また、超えていなければ、発電量Pの前回サンプリング時刻から時間T2が経過するまで待って(S516)、S507に戻り、以降の処理を実行する。一方、S513においてノーならば、次にカウンタnが3を超えているかを判断し(S515)、超えていれば、コントローラ47はスイッチ56をオンに設定して、高周波回路46及びデコーダ回路53を動作させ、週内時刻TOW及び週番号WNを取得する。また、超えていなければ、発電量Pの前回サンプリング時刻から時間T2が経過するまで待って(S516)、S507に戻り、以降の処理を実行する。また、S508において発電量PがS506で設定した上限値及び下限値の間に収まっていないと判断すると、カウンタnを0に初期化してから(S509)、S501に戻り、以降の処理を実行する。なお、S514ではカウンタnが10を超えているか否かを判断し、またS515ではカウンタnが3を超えているか否かを判断したが、値「10」や「3」は例示であり、それぞれ他の値を設定してよいのはもちろんである。
Here, it is determined whether or not the leap second offset ΔtLS, leap second update week WNLSF, leap second update date DN, and updated leap second offset ΔtLSF that have not expired are stored in the volatile memory of the
以上説明した制御によると、週内時刻TOW及び週番号WNの取得の際には、比較的受光安定性が低い場合にも受信動作を行う。一方、閏秒オフセットΔtLS、閏秒更新週WNLSF、閏秒更新日DN及び更新後閏秒オフセットΔtLSFの取得の際には、比較的受光安定性が高い場合にしか受信動作を行わない。これは、後者の方が受信の困難性が高く、より良好な受信環境を必要とするからである。こうして、本実施形態によると、閏秒オフセットΔtLS等、取得の困難性が高い基準情報については、より安定した受信環境にて受信動作を行うことにより、無駄な電力消費を抑えることができる。 According to the control described above, when acquiring the weekly time TOW and the week number WN, the reception operation is performed even when the light receiving stability is relatively low. On the other hand, when the leap second offset ΔtLS, the leap second update week WNLSF, the leap second update date DN, and the updated leap second offset ΔtLSF are acquired, the reception operation is performed only when the light receiving stability is relatively high. This is because the latter is more difficult to receive and requires a better reception environment. Thus, according to the present embodiment, it is possible to suppress wasteful power consumption by performing a reception operation in a more stable reception environment for reference information that is difficult to acquire, such as a leap second offset ΔtLS.
[実施形態6]
図18は、図10に示される受信開始タイミング判定処理のさらに他の変形例を示すフロー図である。この処理では、まずコントローラ47が、発電量Pをサンプリングする(S601)。次に、発電量Pが閾値Pth以下であるか否かを判断する(S602)。発電量Pが閾値Pth以下であれば、屋内に移動したと判断して、図9の屋内外判定処理に戻る。一方、発電量Pが閾値Pthを超えていれば、コントローラ47は発電変化量dPを演算する(S603)。次に、この発電変化量dPが閾値dPthを超えているか否かを判断する(S604)。閾値dPthは、上述のように固定値であってもよいし、S601で取得した発電量P又はその移動平均値から算出してもよい。そして、超えていなければ、前回のサンプリング時刻から時間T2だけ経過するまで待機してから(S605)、再度発電量Pをサンプリングする(S601)。
[Embodiment 6]
FIG. 18 is a flowchart showing still another modification of the reception start timing determination process shown in FIG. In this process, first, the
一方、発電変化量dPが閾値dPthを超えていれば、文字板2が上方を向いたと判断して、次に受光量の安定性を調べる。このとき、まず現在再取得を必要としているのが、週内時刻TOW及び週番号WNであるのか、閏秒オフセットΔtLS、閏秒更新週WNLSF、閏秒更新日DN及び更新後閏秒オフセットΔtLSFであるのか、を判断する(S606)。例えば、有効期限の切れた週内時刻TOW又は週番号WNが記憶されていれば、それらの再取得が必要と判断し、有効期限の切れていない週内時刻TOW及び週番号WNが記憶されており、且つ閏秒オフセットΔtLS、閏秒更新週WNLSF、閏秒更新日DN及び更新後閏秒オフセットΔtLSFのいずれかが記憶されていない、或いは有効期限が切れていれば、閏秒オフセットΔtLS等の再取得が必要と判断してよい。各データの有効期限については、実施形態1で説明したのと同様にして判断すればよい。そして、週内時刻TOW等の再取得が必要と判断すると、発電量Pの閾値として第1の値Pth1を設定し(S608)、閏秒オフセットΔtLS等の再取得が必要と判断すると、発電量Pの閾値として第2の値Pth2を設定する(S607)。ここで、Pth2>Pth1である。
On the other hand, if the power generation change amount dP exceeds the threshold value dPth, it is determined that the
その後、発電量Pを再度サンプリングし(S609)、この発電量PがS607又はS608で設定した閾値以上であるか否かを判断する(S610)。そして、閾値以上であれば初期値0の変数であるカウンタnを1だけインクリメントし(S612)、このカウンタnが3を超えているか否かを判断する(S613)。そして、カウンタnが3を超えていれば、受光量が安定していると判断して、コントローラ47はスイッチ56をオンに設定して、高周波回路46及びデコーダ回路53により、S606で再取得が必要と判断した基準情報の取得を開始させる。
Thereafter, the power generation amount P is sampled again (S609), and it is determined whether or not the power generation amount P is equal to or greater than the threshold set in S607 or S608 (S610). If it is equal to or greater than the threshold value, the counter n, which is a variable of the initial value 0, is incremented by 1 (S612), and it is determined whether or not the counter n exceeds 3 (S613). If the counter n exceeds 3, it is determined that the amount of received light is stable, the
一方、カウンタnが3を超えていなければ、S609で前回発電量Pをサンプリングしてから時間T2が経過するまで待機してから(S614)、S609に戻り、以降の処理を実行する。また、S610において発電量PがS607で取得した閾値未満であると判断すると、カウンタnを0に初期化してから(S611)、S601に戻り、以降の処理を実行する。なお、S613ではカウンタnが3を超えているか否かを判断したが、値「3」は例示であり、他の値を設定してよいのはもちろんである。 On the other hand, if the counter n does not exceed 3, after waiting for the time T2 to elapse after sampling the previous power generation amount P in S609 (S614), the process returns to S609 and the subsequent processing is executed. If it is determined in S610 that the power generation amount P is less than the threshold acquired in S607, the counter n is initialized to 0 (S611), the process returns to S601, and the subsequent processing is executed. In S613, it is determined whether or not the counter n exceeds 3. However, the value “3” is an example, and it is needless to say that another value may be set.
以上のようにすれば、受信困難な閏秒オフセットΔtLS等を、週内時刻TOW及び週番号WNよりも良い環境で受信させることができるようになり、無駄な電力消費を抑えることができる。 By doing so, it becomes possible to receive leap second offset ΔtLS and the like that are difficult to receive in an environment better than the weekly time TOW and week number WN, and wasteful power consumption can be suppressed.
[実施形態7]
実施形態1〜6では、発電変化量dPにより文字板2が上方を向いたかどうかを判断するようにしたが、加速度センサにより衛星電波腕時計100の姿勢を検知して、検知される姿勢に基づいて衛星信号の受信開始タイミングを判定するようにしてもよい。
[Embodiment 7]
In the first to sixth embodiments, it is determined whether or not the
図19及び図20に示すように、実施形態7では、実施形態1〜6と比して、回路基板24上に加速度センサ28が搭載され、その出力がコントローラ47に入力されている点が異なる。加速度センサ28は例えば2軸加速度センサであり、各検出軸方向の加速度を電圧又はデジタル値で出力するようになっている。加速度が電圧で出力される場合には、コントローラ47に内蔵されるAD変換器でデジタル値に変換すればよい。加速度センサ28は、その2つの検出軸がパッチアンテナ14の受信面14aと平行となるようにして回路基板24上に設けられている。このため、パッチアンテナ14が垂直上方を向いて静止すると、各検出軸方向の加速度として0が加速度センサ28から出力される。コントローラ47では、各検出軸方向の二乗平均、二乗平均平方根、二乗和、二乗和平方根などを傾斜量Gとして算出して、この傾斜量Gに基づいて、衛星信号の受信開始タイミングを判定する。
As shown in FIGS. 19 and 20, the seventh embodiment differs from the first to sixth embodiments in that the
図21は、発電量P及び傾斜量Gの推移の一例を示す図である。本実施形態6では、衛星電波腕時計100を着けて屋外に移動し、発電量Pが閾値Pthを超えれば発電量Pの取得間隔を狭めるとともに、加速度センサ28を起動する。逆に、屋内に移動し、発電量Pが閾値Pth以下となれば発電量Pの取得間隔を広げるとともに、加速度センサ28を停止させる。また、屋外において文字板2が垂直上方に向けられると、傾斜量Gは0付近の値となる。そこで、傾斜量Gが0近傍のまま所定時間が経過すると衛星信号の受信を開始させるとともに、加速度センサ28の動作を停止させる。受信開始時に加速度センサ28を停止させることで、不要な加速度センサ28の駆動を防ぎ、より低消費電力化を図ることができる。
FIG. 21 is a diagram illustrating an example of changes in the power generation amount P and the inclination amount G. In the sixth embodiment, the user wears the satellite radio-controlled
図22は、実施形態7に係る衛星電波腕時計100の屋内外判定及び受信開始タイミング判定処理を示すフロー図である。この処理では、まずコントローラ47は発電量Pをサンプリングする(S701)。そして、発電量Pが閾値Pthを超えているか否かを判断する(S702)。発電量Pが閾値Pthを超えていなければ、前回のサンプリング時刻から時間T1が経過するまで待機してから(S703)、再度発電量Pをサンプリングする(S701)。一方、発電量Pが閾値Pthを超えていれば、屋外に移動したと判断して、加速度センサ28を起動する(S704)。
FIG. 22 is a flowchart showing indoor / outdoor determination and reception start timing determination processing of the satellite radio-controlled
その後、コントローラ47は、加速度センサ28の出力に基づいて傾斜量Gを演算するとともに、再度発電量Pをサンプリングする(S705)。次に、発電量Pが閾値Pth以上であるか否かを判断する(S706)。発電量Pが閾値Pth未満であれば、カウンタnを0に初期化してから(S707)、S701に戻る。一方、発電量Pが閾値Pth以上であれば、傾斜量Gが0以上Δ未満であるかを判断する(S708)。ここでΔは、パッチアンテナ14による衛星信号の受信が良好に行えるように、微少値が設定される。傾斜量GがΔ以上であれば、カウンタnを0に初期化してから(S707)、S701に戻る。
Thereafter, the
一方、傾斜量Gが0以上Δ未満であれば、カウンタnを1だけインクリメントし(S709)、このカウンタnが3を超えているか否かを判断する(S710)。そして、カウンタnが3を超えていれば、受光量が安定していると判断して、コントローラ47はスイッチ56をオンに設定して、高周波回路46及びデコーダ回路53による基準情報の取得を開始させる。このとき、加速度センサ28の動作を停止させる。一方、カウンタnが3を超えていなければ、S705で前回発電量Pをサンプリングしてから時間T2が経過するまで待機してから(S711)、S705に戻り、以降の処理を実行する。なお、S710ではカウンタnが3を超えているか否かを判断したが、値「3」は例示であり、他の値を設定してよいのはもちろんである。
On the other hand, if the tilt amount G is not less than 0 and less than Δ, the counter n is incremented by 1 (S709), and it is determined whether or not the counter n exceeds 3 (S710). If the counter n exceeds 3, it is determined that the amount of received light is stable, the
以上の実施形態によると、加速度センサ28の出力を利用して文字板2が上方を向いているか否かを判定することができ、文字板2が上方を向いていると判定される場合のみ衛星信号の受信動作を行うので、無駄な電力消費を抑えることができる。
According to the above embodiment, it is possible to determine whether or not the
[実施形態8]
実施形態7では2軸加速度センサを用いて衛星電波腕時計100の姿勢を検出したが、1軸加速度センサを用いることもできる。すなわち、衛星電波腕時計100を左腕に着けたとき、当該衛星電波腕時計100は、主として、腕を上げる動作により12時の位置及び6時の位置を結ぶ線を軸にした回転をするか、腕をひねる動作により3時の位置及び9時の位置を結ぶ線を軸にした回転をする。そこで、図23に示すように、1軸加速度センサ27の検出軸が12時と3時の間の位置、及び9時と6時の間の位置を結ぶ線に一致するようにして回路基板24上に設ければ、文字板2が垂直上方を向いたときに当該1軸加速度センサ27の出力は0となり、それ以外のときには0以外の値を出力するようになる。この1軸加速度センサ27の出力を傾斜量Gとして、図22の処理を実行すれば、1軸加速度センサ27を用いて受信開始タイミングを適切に判断できる。なお、1軸加速度センサ27は、その検出軸が9時と12時の間の位置、及び3時と6時の間の位置を結ぶ線に一致するようにして回路基板24上に設けてもよい。
[Embodiment 8]
In the seventh embodiment, the attitude of the satellite radio-controlled
1 胴、2 文字板、3 時針、4 分針、5 秒針、6 竜頭、7 ボタン、8 バンド固定部、9 風防、10 裏蓋、11 太陽電池、12 ベース部材、14 パッチアンテナ、14a 受信面、14b 給電ピン、23 モータ、24 回路基板、26 電池、100 衛星電波腕時計。 1 body, 2 dial, 3 hour hand, 4 minute hand, 5 second hand, 6 crown, 7 button, 8 band fixing part, 9 windshield, 10 back cover, 11 solar cell, 12 base member, 14 patch antenna, 14a receiving surface, 14b Power supply pin, 23 Motor, 24 Circuit board, 26 Battery, 100 Satellite radio wave watch.
Claims (4)
前記衛星信号を受信する受信手段と、
前記衛星電波腕時計の受光量を順次検出する受光量検出手段と、
前記衛星電波腕時計の駆動電力を起電する光起電パネルと、
前記受信手段は、その受信面が前記光起電パネルとともに風防側を向くよう設けられるパッチアンテナとを含み、
前記受光量を所定の閾値と比較して、受信を開始させるか否かを判断するとともに、
前記衛星信号に含まれる閏秒オフセットを受信する場合と、前記衛星信号に含まれる閏秒オフセットを受信しない場合とで、受信動作の開始条件を異ならせる衛星電波腕時計において、
前記受光量と前記所定の閾値との比較結果を所定の回数カウントすることにより、受信を開始させるか否かを判断するとともに、
前記衛星信号に含まれる閏秒オフセットを受信する場合のカウント回数は、前記衛星信号に含まれる閏秒オフセットを受信しない場合のカウント回数より大きい衛星電波腕時計。 A satellite radio wave watch that corrects the time based on a satellite signal transmitted from a satellite,
Receiving means for receiving the satellite signal;
A received light amount detecting means for sequentially detecting the received light amount of the satellite radio-controlled wrist watch;
A photovoltaic panel for generating the driving power of the satellite radio wave wristwatch;
The receiving means includes a patch antenna provided so that a receiving surface thereof faces the windshield side together with the photovoltaic panel,
Comparing the received light amount with a predetermined threshold to determine whether to start reception,
In the satellite radio wave wristwatch that receives the leap second offset included in the satellite signal and the case that the leap second offset included in the satellite signal is not received, the start condition of the reception operation is different .
While determining whether to start reception by counting the comparison result between the received light amount and the predetermined threshold a predetermined number of times,
A satellite radio wave wristwatch in which the number of counts when the leap second offset included in the satellite signal is received is larger than the number of counts when the leap second offset included in the satellite signal is not received.
前記受光変化量に基づいて前記受信手段による前記衛星信号の受信動作を開始させる受
信制御手段と、
を有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の衛星電波腕時計。 A light reception change amount calculating means for calculating a light reception change amount which is a change amount of the light reception amount;
Receiving control means for starting the receiving operation of the satellite signal by the receiving means based on the light reception change amount;
The satellite radio-controlled wristwatch according to any one of claims 1 to 3 .
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