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JP5942130B2 - 表示装置 - Google Patents

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JP5942130B2
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Description

本発明は、表示装置に関する。
近年、視聴者である利用者が三次元的に視認できる画像(三次元画像)を表示することができる三次元画像表示装置では、利用者の位置を認識し、認識結果に基づいて、表示する画像を調整する技術が存在する。しかしながら、利用者の位置認識処理に時間を要してしまうと、画像の調整に遅延が生じるという問題がある。
図26は、従来の問題点を説明するための図である。図26では、表示装置100が、撮影装置110により撮影される利用者U1の画像に基づいて、利用者U1の位置を検出し、表示面120に表示させる画像を調整する。図26に示す例では、例えば、利用者U1が、表示装置100に対してX軸方向に所定の速度で移動する場合を示している。ステップS1では、表示装置100は、画像C1を表示部120に表示している。続くステップS2において、仮に、利用者U1の位置認識処理に時間を要する場合には、位置認識に要した時間の分だけ画像の調整に遅延が生じる。このため、表示装置100は、利用者U1に位置に応じて調整した画像C2を表示部120に表示させることができず、表示部120には、ステップS1における利用者U1の位置に応じた画像C1が表示されたままの状態となる。続くステップS3においても同様に、表示装置100は、利用者U1の位置に応じて調整した画像C3を表示部120に表示させることができず、表示部120には、ステップS2における利用者U1の位置に応じた画像C2が表示されたままの状態となる。続くステップS4においても同様に、表示装置100は、利用者U1の位置に応じて調整した画像を表示させることができず、表示部120には、ステップS3における利用者U1の位置に応じた画像C3が表示されたままの状態となる。このように、利用者の位置認識処理に費やされる時間が長くなればなるほど、利用者の位置の遷移に追従した画像の調整が難しくなる。このような問題に対処することを目的として、例えば、利用者の位置を予測し、予測した位置に応じて画像を調整することも検討されている。例えば、特許文献1では、視点の軌跡から先の画像表示時刻における視点の位置を予測し、予測位置から見たときの画像を予め生成する技術が開示されている。
特開平3−296176号公報
利用者の位置を予測し、予測した位置に応じて画像を調整する場合には、画像の調整が予測された位置の精度に左右される。すなわち、利用者の位置の予測を行う頻度が増えるほど、少なからず、予測に誤差を生じる可能性が高まり、利用者の予測位置に誤差が含まれると、少なからず画像の調整に悪影響を与える可能性がある。
本技術は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、利用者の予測位置に応じて画像を調整する処理において、できるだけ利用者の予測位置の誤りを生じさせないようにすることができる表示装置を提供することにある。
本開示の表示装置は、動画を表示する表示部と、利用者の画像に基づいて、前記表示部において前記動画が表示される表示面に対して水平な第1の方向における前記利用者の位置を検出する検出部と、前記動画を構成する1フレームあたりの表示時間であるフレーム時間、及び前記表示部に第1のフレームが表示されているときに前記検出部により検出される前記位置から、前記第1のフレームよりも表示順が後の第2のフレームが前記表示部に表示されているときに前記検出部により検出される前記位置への遷移量に基づいて、前記利用者の移動速度を算出する算出部と、前記算出部により算出される前記移動速度が閾値よりも大きい場合には、前記第2のフレームが前記表示部に表示されているときに前記検出部により検出される前記位置、前記第2のフレームが前記表示部に表示されているときの前記位置を検出するために前記検出部が要する検出処理時間、及び前記算出部により算出される前記移動速度を用いて、前記第2のフレームが前記表示部に表示されているときの前記利用者の予測位置を算出し、前記移動速度が閾値以下である場合には、前記予測位置の算出を行わない位置予測部と、前記位置予測部により前記予測位置が算出された場合には、前記予測位置に基づいて前記表示部に表示させる前記第2のフレームの画像の調整を実行する画像調整部とを有する。
本開示の表示装置は、利用者の移動速度が閾値以下である場合には、利用者の予測位置の算出を行わない。すなわち、本開示の表示装置は、例えば、移動速度が余り速くない利用者の不規則な微動などに基づいた利用者の位置予測を行わない。このため、本開示の表示装置は、利用者の位置の予測に誤差を生じる可能性をできるだけ排除し、利用者の予測位置の誤りをできるだけ生じさせないようにすることができる。
本開示の表示装置は、利用者の予測位置に応じて画像を調整する処理において、できるだけ利用者の予測位置の誤りを生じさせないようにすることができる。
図1は、実施形態1に係る表示装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図2は、図1に示す表示装置のバックライトと表示部とバリア部の構成の一例を示す斜視図である。 図3は、表示部の画素とバリア部の単位領域との関係を示す斜視図である。 図4は、表示部及びバリア部を実装したモジュールの概略断面構造を表す断面図である。 図5は、表示部の画素配列を表す回路図である。 図6は、カラー表示における画素の模式図である。 図7は、モノクロ表示における画素の模式図である。 図8は、実施形態1に係る表示装置による処理の概要を説明するための図である。 図9は、実施形態1に係る表示装置による制御の流れを示すフローチャートである。 図10は、利用者の角度位置の一例を示す図である。 図11は、実施形態2に係る表示装置による制御の流れを示すフローチャートである。 図12は、実施形態3に係る表示装置の制御を説明するための図である。 図13は、本実施形態に係る表示装置を備えた電子機器の一例を示す図である。 図14は、本実施形態に係る表示装置を備えた電子機器の一例を示す図である。 図15は、本実施形態に係る表示装置を備えた電子機器の一例を示す図である。 図16は、本実施形態に係る表示装置を備えた電子機器の一例を示す図である。 図17は、本実施形態に係る表示装置を備えた電子機器の一例を示す図である。 図18は、本実施形態に係る表示装置を備えた電子機器の一例を示す図である。 図19は、本実施形態に係る表示装置を備えた電子機器の一例を示す図である。 図20は、本実施形態に係る表示装置を備えた電子機器の一例を示す図である。 図21は、本実施形態に係る表示装置を備えた電子機器の一例を示す図である。 図22は、本実施形態に係る表示装置を備えた電子機器の一例を示す図である。 図23は、本実施形態に係る表示装置を備えた電子機器の一例を示す図である。 図24は、本実施形態に係る表示装置を備えた電子機器の一例を示す図である。 図25は、本実施形態に係る表示装置を備えた電子機器の一例を示す図である。 図26は、従来の問題点を説明するための図である。
本開示の表示装置を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本開示が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。なお、説明は以下の順序で行う。
1.実施形態(表示装置)
1−1.実施形態1
1−2.実施形態2
1−3.実施形態3
2.適用例(電子機器)
上記実施形態に係る表示装置が電子機器に適用されている例
3.本開示の構成
以下に説明する各実施形態に係る表示装置は、表示部に積層されるバリア部を制御することにより、三次元画像を表示させる表示装置に適用することができる。表示装置の表示部としては、例えば、液晶表示(LCD)パネル、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)などがある。
各実施形態に係る表示装置は、モノクロ表示対応の表示装置、カラー表示対応の表示装置のいずれにも適用できる。ここで、カラー表示対応の表示装置とした場合、カラー画像を形成する単位となる1つの画素(単位画素)が、複数の副画素(サブピクセル)から構成されることになる。より具体的には、カラー表示対応の表示装置では、1つの画素は、例えば、赤色(Red;R)を表示する副画素、緑色(Green;G)を表示する副画素、青色(Blue;B)を表示する副画素の3つの副画素から構成される。
1つの画素は、RGBの3原色の副画素の組み合わせに限定されず、RGBの3原色の副画素に更に1色あるいは複数色の副画素を加えて1つの画素を構成することも可能である。より具体的には、例えば、輝度向上のために白色(White;W)を表示する副画素を加えて1つの画素を構成したり、色再現範囲を拡大するために補色を表示する少なくとも1つの副画素を加えて1つの画素を構成したりすることも可能である。
[1−1.実施形態1]
(構成)
図1は、実施形態1に係る表示装置の機能構成の一例を示すブロック図である。図2は、図1に示す表示装置のバックライトと表示部とバリア部の構成の一例を示す斜視図である。図3は、表示部の画素とバリア部の単位領域との関係を示す斜視図である。図2及び図3は模式的に表したものであり、実際の寸法、形状と同一とは限らない。図1に示す表示装置1は、例えば、本開示の表示装置の一例である。
表示装置1は、例えば、所定位置から画面を見ている利用者が裸眼で三次元画像を認識できる画像を表示させる。表示装置1は、図1に示すように、バックライト2と、表示部4と、液晶レンズ6と、撮像部8と、制御部9と、記憶部10とを有する。表示装置1は、バックライト2、表示部4、及びバリア部6が、例えば、この順で積層されている。
バックライト2は、表示部4に向けて面状の光を出射する面状照明装置である。バックライト2は、例えば、光源と導光板とを有し、光源から出射された光を導光板で表示部4と対面する出射面から出力する。
表示部4は、画像を表示する表示装置である。表示部4は、図3に示すように多数の画素が二次元配列で配置された液晶パネルである。表示部4は、バックライト2から出射された光が入射する。表示部4は、各画素に入射される光を透過させるか、遮断させるかを切り換えることで、表示面(例えば、図2の4S)に画像を表示させる。
バリア部6は、表示部4の画像が表示される表示面(例えば、図2の4S)、つまり、バックライト2と対面している面とは反対側の面に配置されている。バリア部6は、表示部4の表示面(例えば、図2の4S)に対して水平な第1の方向(例えば、図2及び図3に示すX軸方向)に垂直な第3の方向(例えば、図2及び図3に示すY軸方向)に延伸する複数の単位領域150を列状に配置する。バリア部6は、液晶パネルであり、各単位領域150に入射される光を、光を射出する側の面(例えば、図2の6S)から透過させるか、遮断させるかを切り換える。これにより、バリア部6は、表示部4に表示される画像を透過させる領域と遮断させる領域とを調整する。
(表示部4及びバリア部6)
次に、表示部4及びバリア部6の構成例を説明する。図4は、表示部及びバリア部を実装したモジュールの概略断面構造を表す断面図である。図5は、表示部の画素配列を表す回路図である。図6は、カラー表示における画素の模式図である。図7は、モノクロ表示における画素の模式図である。
図4に示すように、表示装置1は、表示部4にバリア部6を積層して構成される。表示部4は、画素基板20と、この画素基板20の表面に垂直な方向に対向して配置された対向基板30と、画素基板20と対向基板30との間に挿設された液晶層60とを備えている。
画素基板20は、回路基板としてのTFT基板21と、このTFT基板21上にマトリックス状に配設された複数の画素電極22とを有する。TFT基板21には、図5に示す各画素50の薄膜トランジスタ(TFT;Thin Film Transitor)素子Tr、各画素電極22に画素信号を供給する画素信号線SGL、各TFT素子Trを駆動する走査信号線GCL等の配線が形成されている。このように、画素信号線SGLは、TFT基板21の表面と平行な平面に延在し、画素に画像を表示するための画素信号を供給する。図5に示す画素基板20は、マトリックス状に配列した複数の画素50を有している。画素50は、TFT素子Tr及び液晶LCを備えている。TFT素子Trは、図5に示す例では、nチャネルのMOS(Metal Oxide Semiconductor)型のTFT素子で構成されている。TFT素子Trのソースは画素信号線SGLに接続され、ゲートは走査信号線GCLに接続され、ドレインは液晶LCの一端に接続されている。液晶LCは、一端がTFT素子Trのドレインに接続され、他端が駆動電極33に接続されている。
画素50は、走査信号線GCLにより、画素基板20の同じ行に属する他の画素と互いに接続されている。走査信号線GCLは、ゲートドライバと接続され、ゲートドライバより走査信号(Vscan)が供給される。また、画素50は、画素信号線SGLにより、画素基板20の同じ列に属する他の画素と互いに接続されている。画素信号線SGLは、ソースドライバと接続され、ソースドライバより画素信号(Vpix)が供給される。さらに、画素50は、駆動電極33により、画素基板20の同じ列に属する他の画素と互いに接続されている。駆動電極33は、駆動電極ドライバと接続され、駆動電極ドライバより駆動信号(Vcom)が供給される。つまり、図5に示す例では、同じ一行に属する複数の画素50が一本の駆動電極33を共有するようになっている。
表示部4は、ゲートドライバにより走査信号(Vscan)を、図5に示す走査信号線GCLを介して、画素50のTFT素子Trのゲートに印加することにより、画素基板20にマトリックス状に形成されている画素50のうちの1行(1水平ライン)を表示駆動の対象として順次選択する。表示部4は、ソースドライバにより画素信号(Vpix)を、図5に示す画素信号線SGLを介して、順次選択される1水平ラインを構成する各画素50にそれぞれ供給する。そして、これらの画素50では、供給される画素信号(Vpix)に応じて、1水平ラインの表示が行われるようになっている。表示部4は、駆動信号(Vcom)を印加し、駆動電極33を駆動する。
上述したように、表示部4は、走査信号線GCLを時分割的に線順次走査するように駆動することにより、1水平ラインが順次選択される。また、表示部4は、1水平ラインに属する画素50に対して、画素信号(Vpix)を供給することにより、1水平ラインずつ表示が行われる。この表示動作を行う際、表示部4は、その1水平ラインに対応する駆動電極33を含むブロックに対して駆動信号(Vcom)を印加するようになっている。
対向基板30は、ガラス基板31と、このガラス基板31の一方の面に形成されたカラーフィルタ32と、ガラス基板31とは反対側にあるカラーフィルタ32の表面上に形成された複数の駆動電極33とを含む。ガラス基板31の他方の面には、偏光板35が配設されている。また、偏光板35のガラス基板31側とは反対側の面には、バリア部6が積層されている。
カラーフィルタ32は、例えば赤(R)、緑(G)、青(B)の3色に着色されたカラーフィルタを周期的に配列して、上述した図5に示す各画素50にR、G、Bの3色が1組として対応付けられている。具体的には、図6に示すように、カラー画像を形成する単位となる1個の画素、すなわち単位画素5は、例えば、複数の副画素(サブピクセル)を含む。この例では、単位画素5は、Rを表示する副画素50Rと、Bを表示する副画素50Bと、Gを表示する副画素50Gとを含む。単位画素5が有する副画素50R、50B、50Gは、X方向、すなわち表示装置1の行方向に向かって配列される。カラーフィルタ32は、TFT基板21の表面に対して鉛直な方向において、液晶層60と対向する。なお、カラーフィルタ32は、異なる色に着色されていれば、他の色の組み合わせであってもよい。
単位画素5は、さらに1色又は複数色の副画素を有していてもよい。反射型液晶表示装置がモノクロ表示のみに対応する場合、図7に示すように、モノクロ画像を形成する単位となる1個の画素、すなわち単位画素5Mは、画素50(カラー画像における副画素)に相当する。単位画素5はカラー画像を表示するための基本単位であり、単位画素5Mは、モノクロ画像を表示するための基本単位である。
本実施形態に係る駆動電極33は、表示部4の共通駆動電極(対向電極)として機能する。本実施形態では、1つの駆動電極33が1つの画素電極22(1行を構成する画素電極22)に対応するように配置されている。なお、駆動電極33は、複数の画素電極22に共通の板状の電極としてもよい。実施形態に係る駆動電極33は、TFT基板21の表面に対して鉛直な方向において、画素電極22に対向し、上述した画素信号線SGLが延在する方向と平行な方向に延在している。駆動電極33は、図示しない導電性を有するコンタクト導電柱を介して、駆動電極ドライバから駆動電極33に交流矩形波形の駆動信号が印加されるようになっている。
液晶層60は、電界の状態に応じてそこを通過する光を変調するものであり、例えば、TN(Twisted Nematic:ツイステッドネマティック)、VA(Virtical Alignment:垂直配向)、ECB(Electrically Controlled Birefringence:電界制御複屈折)等の各種モードの液晶が用いられる。
なお、液晶層60と画素基板20との間、及び液晶層60と対向基板30との間には、それぞれ配向膜が配設され、また、画素基板20の下面側には入射側偏光板が配置されてもよい。
バリア部6は、回路基板としてのTFT基板121と、このTFT基板121上に列状に配設された複数の単位領域電極122と、ガラス基板131と、このガラス基板131の単位領域電極122側に配置された複数の駆動電極133と、ガラス基板131の他方の面に配置された偏光板135が配設されている。また、ガラス基板131の駆動電極133側の面と、TFT基板121の単位領域電極122側の面とで挟まれた領域には、液晶層160が充填されている。バリア部6は、表示部4の画素電極22が単位領域電極122となり、カラーフィルタ32が配置されていない点を除いて、基本的に表示部4と同様の構成である。なお、液晶層160とTFT基板121との間、及び液晶層160とガラス基板131との間には、それぞれ配向膜が配設され、また、TFT基板121の下面側、つまり表示部4側には入射側偏光板が配置されてもよい。
単位領域電極122は、図3に示す単位領域150と同様の形状であり、第1方向に沿って延在する細長い板形状である。単位領域電極122は、第2方向に複数列状に配置されている。
表示部4及びバリア部6は、以上のような構成であり、制御部9からの信号に基づいて、画素電極22、単位領域電極122に印加する電圧を切り換えることで、利用者が三次元で視認する画像を表示させる。
撮像部8は、カメラ等の画像を撮影する機器である。例えば、ヘッドトラッキング技術やアイトラッキング技術では、ともに利用者の画像を撮影し、画像内の利用者の頭部や眼球の位置情報を利用する。
制御部9は、表示装置1の各部の動作を制御する。具体的には、制御部9は、バックライト2の点灯及び消灯や、点灯時の光量及び光の強度を制御し、表示部4に表示させる画像を制御し、バリア部6の各単位領域150の動作(透過・遮断)を制御し、撮像部8の撮像動作を制御する。制御部9は、表示部4に表示させる画像及びバリア部6の各単位領域150の動作(透過・遮断)を制御することにより、三次元画像の表示を実現する。
制御部9は、例えば、演算装置であるCPU(Central Processing Unit)と、記憶装置であるメモリとを備え、これらのハードウェア資源を用いてプログラムを実行することによって各種の機能を実現することもできる。具体的には、制御部9は、例えば、記憶部10に記憶されているプログラムを読み出してメモリに展開し、メモリに展開されたプログラムに含まれる命令をCPUに実行させる。そして、制御部9は、CPUによる命令の実行結果に応じて、バックライト2の点灯及び消灯や、点灯時の光量及び光の強度を制御し、表示部4に表示させる画像を制御し、バリア部6の各単位領域150の動作(透過・遮断)を制御したりする。
制御部9は、図1に示すように、検出部9a、算出部9b、位置予測部9c、及び画像調整部9dを有する。
検出部9aは、撮像部8により撮影された利用者の画像に基づいて、表示部4において動画が表示される表示面(例えば、図2の4S)に対して水平な第1の方向(例えば、図2に示すX軸方向)における利用者の位置を検出する。例えば、検出部9aは、利用者の画像から利用者の顔の輪郭を検出し、画像内における利用者の顔の位置を特定することにより、利用者の位置を検出する。あるいは、検出部9aは、利用者の画像に含まれる瞳孔、虹彩、強膜によって光量の違いに基づいて、画像内における利用者の眼球(右眼及び左眼)の位置を特定することにより、利用者の位置を検出する。検出部9aは、本開示の検出部の一例である。
算出部9bは、利用者の移動速度を算出する。具体的には、算出部9bは、表示部4に表示される動画を構成する1フレームあたりの表示時間であるフレーム時間を取得する。例えば、1秒あたり30フレームであれば、フレーム時間は30分の1秒となる。なお、動画の再生は、例えば、制御部9が、記憶部10から動画のデータを読み込んで実行するものとする。続いて、算出部9bは、表示部4に第1のフレームが表示されているときに検出部9aにより検出される利用者の位置と、第1のフレームよりも表示順序が後の第2のフレームが表示部4に表示されているときに検出部9aにより検出される利用者の位置とを検出部9aから取得する。算出部9bが検出部9aから取得する利用者の位置は、例えば、図2に示すX軸方向における利用者の位置である。そして、算出部9bは、表示部4に、第1のフレームが表示されてから第2のフレームが表示されるまでの時間、及び第1のフレームが表示されているときの利用者の位置から、第2のフレームが表示されているときの利用者の位置への遷移量(利用者の移動距離)に基づいて、利用者の移動速度を算出する。算出部9bは、本開示の算出部の一例である。
位置予測部9cは、利用者の予測位置を算出する。具体的には、位置予測部9cは、算出部9bにより算出された移動速度が閾値よりも大きい場合には、例えば、上記第2のフレームが表示部4に表示されているときに検出部9aにより検出される利用者の位置、上記第2のフレームが表示部4に表示されているときの利用者の位置の検出に要する検出部9aの検出処理時間、及び算出部9bにより算出される移動速度を用いて、上記第2のフレームが表示部4に表示されるときの利用者の予測位置を算出する。一方、位置予測部9cは、算出部9bにより算出された移動速度が閾値以下である場合には、利用者の予測位置の算出を行わない。上記閾値は、利用者の移動速度が、利用者の不規則な微動に相当する速度であるか判定するための値が予め設定され、例えば、0.01メートル毎秒に設定する。位置予測部9cは、本開示の位置予測部の一例である。
画像調整部9dは、位置予測部9cにより予測位置が算出された場合には、予測位置に基づいて表示部4に表示させる画像の調整を実行する。具体的には、画像調整部9dは、位置予測部9cにより算出された予測位置に位置する利用者の視線が、表示部4の略中央部に向けられているものと仮定する。続いて、画像調整部9dは、利用者の予測位置から表示部4に投影される利用者の視点位置に対応する画像を、利用者の視界で切り取られる画像となるように、再生中の動画の画像を調整する。画像の調整方法としては、例えば、記憶部10に、動画ごとに、利用者の視点位置に応じて、三次元的な立体表現を可能とするための画像加工用データを予め記憶しておく。そして、画像調整部9dは、再生中の動画に対応する加工データのうち、利用者の視点位置に対応する画像加工用データを取得し、取得した画像加工用データを用いて、再生中の動画の画像を調整する。
記憶部10は、磁気記憶装置または半導体記憶装置等を有する記憶装置を備え、各種のプログラムおよびデータを記憶する。記憶部10は、例えば、制御部9にて実行される各種の処理を実現するための各種機能を提供するためのプログラムを記憶する。さらに、記憶部10には、例えば、表示部4に再生表示される動画のデータ、及び利用者の視点位置に応じて、三次元的な立体表現を可能とするための画像加工用データなどを動画ごとに記憶する。
図8は、実施形態1に係る表示装置による処理の概要を説明するための図である。図8では、表示装置1と利用者U1との位置関係を、表示装置1及び利用者U1の上部から俯瞰した状態を示している。また、図8では、利用者U1が、ステップS11〜ステップS14にかけて、図8に示すX軸方向へ順に移動している様子を示している。
図8に示すように、表示装置1は、利用者U1の画像に基づいて、表示部4にフレームF1が表示されているときの利用者U1の位置を検出する(ステップS11参照)。続いて、表示装置1は、再生中の動画のフレーム時間、及び利用者の位置の遷移量に基づいて、利用者U1の移動速度V1を算出する(ステップS12参照)。表示装置1は、例えば、表示部4に、フレームF1の画像が表示されてからフレームF2の画像が表示されるまでのフレーム時間、及び、表示部4にフレームF1の画像が表示されているときの利用者U1の位置から、表示部4にフレームF2の画像が表示されているときの利用者U1の位置への遷移量(利用者U1のX軸方向の移動距離)に基づいて、移動速度V1を算出する。
続いて、表示装置1は、利用者U1の移動速度V1が閾値よりも大きいかを判定し、閾値よりも大きい場合には、表示部4にフレームF2の画像が表示されるときの利用者U1の予測位置P1を算出する(ステップS12参照)。例えば、表示装置1は、表示部4にフレームF2の画像が表示されているときの利用者U1の位置と、利用者U1の位置の検出に要する検出処理時間と、移動速度V1とに基づいて、利用者U1の予測位置P1を算出する。すなわち、表示装置1は、表示部4にフレームF2の画像が表示されているときの利用者U1の位置に対して、利用者U1の位置が認識されるまでの処理時間の間に利用者U1が移動する距離を加算することにより、予測位置P1を算出する。これにより、利用者の位置認識に要する内部的な処理遅延に対処した利用者の位置の予測が可能となる。なお、表示装置1は、利用者U1の移動速度V1が閾値よりも大きいかを判定し、閾値以下である場合には、表示部4にフレームF2の画像が表示されるときの利用者U1の予測位置の算出を実行しない。
続いて、表示装置1は、利用者U1の予測位置P1に基づいて、表示部4に表示しているフレームF2の画像を調整する(ステップS13)。
動画を再生中である場合、表示装置1は、引き続き、再生中の動画のフレーム時間、及び利用者U1の位置の遷移量に基づいて、利用者U1の移動速度V2を算出する(ステップS13参照)。表示装置1は、例えば、表示部4に、フレームF2の画像が表示されてからフレームF3の画像が表示されるまでのフレーム時間、及び、表示部4にフレームF2の画像が表示されているときの利用者U1の位置から、表示部4にフレームF3の画像が表示されているときの利用者U1の位置への遷移量(利用者U1のX軸方向の移動距離)に基づいて、移動速度V2を算出する。
続いて、表示装置1は、利用者U1の移動速度V2が閾値よりも大きいかを判定し、閾値よりも大きい場合には、上記ステップS12と同様に、表示部4にフレームF3の画像が表示されるときの利用者U1の予測位置P2を算出する(ステップS13参照)。例えば、表示装置1は、表示部4にフレームF3の画像が表示されているときの利用者U1の位置と、利用者U1の位置の検出に要する検出処理時間と、移動速度V2とに基づいて、利用者U1の予測位置P2を算出する。なお、表示装置1は、利用者U1の移動速度V2が閾値よりも大きいかを判定し、閾値以下である場合には、表示部4にフレームF3の画像が表示されるときの利用者U1の予測位置の算出を実行しない。
続いて、表示装置1は、利用者U1の予測位置P2に基づいて、表示部4に表示されているフレームF3の画像を調整する(ステップS14)。
以後、動画を再生中である場合には、表示装置1は、上記ステップS12及びステップS13と同様の処理を繰り返し実行する。すなわち、表示装置1は、再生中の動画のフレーム時間、及び利用者U1の位置の遷移量に基づいて、利用者U1の移動速度V3を算出する(ステップS14参照)。続いて、表示装置1は、利用者U1の移動速度V3が閾値よりも大きい場合には、表示部4にフレームF4の画像が表示されるときの利用者U1の予測位置を算出し、利用者U1の予測位置P3に基づいて、表示部4に表示されているフレームF4の画像を調整する。
(制御部9による制御の流れ)
図9を用いて、実施形態1に係る表示装置による制御の流れを説明する。図9は、実施形態1に係る表示装置による制御の流れを示すフローチャートである。図9に示す制御は、例えば、動画の再生開始とともに実行される。
図9に示すように、制御部9は、撮像部8により取得した画像に基づいて、利用者の位置を検出し、再生中の動画のフレーム時間、及び利用者の位置の遷移量に基づいて、以下の式(1)により、利用者の移動速度“Vx”を算出する(ステップS101)。以下の式(1)に示す“Xnew”は、第2のフレームの画像が表示部4に表示されているときの利用者の検出位置を示す。以下の式(1)に示す“Xold”は、第2のフレームよりも表示順序が前の第1のフレームが表示部4に表示されているときの利用者の検出位置を示す。以下の式(1)に示す“Tc”は、フレーム時間を示す。
Figure 0005942130
続いて、制御部9は、ステップS101にて算出した移動速度“Vx”が閾値“Vth”よりも大きいかを判定する(ステップS102)。
制御部9は、判定の結果、移動速度“Vx”が閾値“Vth”よりも大きい場合には(ステップS102,Yes)、以下の式(2)を用いて、利用者の予測位置“X´new”を算出する(ステップS103)。以下の式(2)に示す“Tdelay”は、利用者の位置検出に要する処理時間を示す。
Figure 0005942130
続いて、制御部9は、ステップS103にて算出した予測位置“X´new”に応じて、表示部4に表示されている画像を調整する(ステップS104)。そして、制御部9は、動画を再生中であるかを判定する(ステップS105)。
制御部9は、判定の結果、動画を再生中である場合には(ステップS105,Yes)、上記ステップS101の手順に戻り、図9に示す制御を継続する。一方、制御部9は、判定の結果、動画を再生中ではない場合には(ステップS105,No)、図9に示す制御を終了する。
上記ステップS102において、制御部9は、ステップS101にて算出した移動速度“Vx”が閾値“Vth”よりも大きいかを判定した結果、移動速度“Vx”が閾値“Vth”以下である場合には(ステップS102,No)、利用者の予測位置“X´new”の算出を実行しない。制御部9は、以下の式(3)に示すように、利用者の予測位置“X´new”が、検出位置“Xnew”と同じであるものとして取り扱う。そして、制御部9は、上記ステップS105の手順に移り、動画を再生中であるかを判定する。
Figure 0005942130
上述してきたように、実施形態1では、表示装置1は、利用者の移動速度が閾値以下である場合には、利用者の予測位置の算出を行わない。すなわち、本開示の表示装置は、例えば、移動速度が余り速くない利用者の不規則な微動などに基づいた利用者の位置予測を行わない。このため、本開示の表示装置は、利用者の位置の予測に誤差を生じる可能性をできるだけ排除し、利用者の予測位置の誤りを生じさせないようにすることができる。
[1−2.実施形態2]
実施形態2に係る表示装置の機能構成について説明する。実施形態2に係る表示装置は、以下に説明する点が実施形態1とは異なる。
検出部9aは、表示部4において動画が表示される表示面(例えば、図2に示す4S)に対して水平な第1の方向(例えば、図2に示すX軸方向)における利用者の位置、及び表示面に対して垂直な第2の方向(例えば、図2に示すZ軸方向)における利用者の位置を検出する。続いて、検出部9aは、第1の方向及び第2の方向における利用者の位置に基づいて、表示面に対する利用者の角度位置を検出する。図10は、利用者の角度位置の一例を示す図である。なお、検出部9aは、例えば、表示部4の表示面4S上の所定点4Pを起点として、X軸方向及びZ軸方向における位置の三角関数により、利用者の角度位置(例えば、θα,θβ)を定量的に検出する。
算出部9bは、表示部4に第1のフレームが表示されているときに検出部9aにより検出される利用者の角度位置と、第1のフレームよりも表示順序が後の第2のフレームが表示部4に表示されているときに検出部9aにより検出される利用者の角度位置とを検出部9aから取得する。続いて、算出部9bは、表示部4に、第1のフレームが表示されてから第2のフレームが表示されるまでの時間、及び第1のフレームが表示されているときの利用者の角度位置から、第2のフレームが表示されているときの利用者の角度位置への遷移量に基づいて、利用者の移動角速度を算出する。
位置予測部9cは、算出部9bにより算出された移動角速度が閾値よりも大きい場合には、例えば、上記第2のフレームが表示部4に表示されているときに検出部9aにより検出される角度位置、上記第2のフレームが表示部4に表示されているときの角度位置の検出に要する検出部9aの検出処理時間、及び算出部9bにより算出される移動角速度を用いて、上記第2のフレームが表示部4に表示されるときの利用者の予測位置を算出する。一方、位置予測部9cは、算出部9bにより算出された移動角速度が閾値以下である場合には、利用者の予測位置の算出を行わない。
(制御部9による制御の流れ)
図11を用いて、実施形態2に係る表示装置による制御の流れを説明する。図11は、実施形態2に係る表示装置による制御の流れを示すフローチャートである。図11に示す制御は、例えば、動画の再生開始とともに実行される。
図11に示すように、制御部9は、撮像部8により取得した画像に基づいて、利用者の位置を検出し、検出した位置から、以下の式(4)及び式(5)に基づいて、利用者の角度位置を検出する(ステップS201)。以下の式(4)に示す“Xnew”は、第2のフレームの画像が表示部4に表示されているときの利用者のX軸方向(図10など参照)の検出位置を示す。以下の式(4)に示す“Znew”は、第2のフレームの画像が表示部4に表示されているときの利用者のZ軸方向(図10など参照)の検出位置を示す。以下の式(5)に示す“Xold”は、第2のフレームよりも表示順序が前の第1のフレームの画像が表示部4に表示されているときの利用者のX軸方向(図10など参照)の検出位置を示す。以下の式(5)に示す“Zold”は、第2のフレームよりも表示順序が前の第1のフレームの画像が表示部4に表示されているときの利用者のZ軸方向(図10など参照)の検出位置を示す。
Figure 0005942130
Figure 0005942130
続いて、制御部9は、再生中の動画のフレーム時間、及びステップS201で検出した利用者の角度位置の遷移量に基づいて、以下の式(6)により、利用者の移動角速度“Vθ”を算出する(ステップS202)。
Figure 0005942130
続いて、制御部9は、ステップS202にて算出した移動角速度“Vθ”が閾値“Vθth”よりも大きいかを判定する(ステップS203)。閾値“Vθth”は、上記実施形態1における制御部9の処理で用いた閾値“Vth”を、以下の式(7)に基づいて換算することにより求められる。以下の式(7)により、閾値を角速度に合わせて換算することにより、利用者のZ軸方向(図10など参照)の動きを考慮した判定を実現することができる。
Figure 0005942130
制御部9は、判定の結果、移動角速度“Vθ”が閾値“Vθth”よりも大きい場合には(ステップS203,Yes)、以下の式(8)を用いて、利用者の予測位置“θ´new”を算出する(ステップS204)。
Figure 0005942130
続いて、制御部9は、ステップS204にて算出した予測位置“θ´new”に応じて、表示部4に表示されている画像を調整する(ステップS205)。そして、制御部9は、動画を再生中であるかを判定する(ステップS206)。
制御部9は、判定の結果、動画を再生中である場合には(ステップS206,Yes)、上記ステップS201の手順に戻り、図11に示す制御を継続する。一方、制御部9は、判定の結果、動画を再生中ではない場合には(ステップS206,No)、図11に示す制御を終了する。
上記ステップS203において、制御部9は、ステップS202にて算出した移動角速度“Vθ”が閾値“Vθth”よりも大きいかを判定した結果、移動角速度“Vθ”が閾値“Vθth”以下である場合には(ステップS203,No)、利用者の予測位置“θ´new”の算出を実行しない。制御部9は、以下の式(9)に示すように、利用者の予測位置“θ´new”が、検出位置“θnew”と同じであるものとして取り扱う。そして、制御部9は、上記ステップS206の手順に移り、動画を再生中であるかを判定する。
Figure 0005942130
[1−3.実施形態3]
実施形態3に係る表示装置の機能構成について説明する。実施形態3に係る表示装置1は、バリア部6を制御することにより、表示部4に表示する右眼用画像を利用者の右眼に入射させ、表示部4に表示する左眼用画像を利用者の左眼に入射させるように調整することにより、視聴者である利用者が三次元的に視認できる画像(三次元画像)を表示部4に表示させる処理を実行する。実施形態3において、表示装置1は、以下に説明するように、利用者の視差が確保されるように、利用者が移動する速度が閾値を超える場合には、利用者の予測位置に応じて、バリア部6の光の透過を制御する処理を実現する。
検出部9aは、上記実施形態2と同様に、利用者の角度位置を検出する。すなわち、検出部9aは、表示部4において動画が表示される表示面(例えば、図2に示す4S)に対して水平な第1の方向(例えば、図2に示すX軸方向)における利用者の位置、及び表示面に対して垂直な第2の方向(例えば、図2に示すZ軸方向)における利用者の位置を検出する。続いて、検出部9aは、第1の方向及び第2の方向における利用者の位置に基づいて、表示面に対する利用者の角度位置(図10など参照)を検出する。
算出部9bは、上記実施形態2と同様に、利用者の移動角速度を算出する。すなわち、算出部9bは、表示部4に第1のフレームが表示されているときに検出部9aにより検出される利用者の角度位置と、第1のフレームよりも表示順序が後の第2のフレームが表示部4に表示されているときに検出部9aにより検出される利用者の角度位置とを検出部9aから取得する。続いて、算出部9bは、表示部4に、第1のフレームが表示されてから第2のフレームが表示されるまでの時間、及び第1のフレームが表示されているときの利用者の角度位置から、第2のフレームが表示されているときの利用者の角度位置への遷移量に基づいて、利用者の移動角速度を算出する。
位置予測部9cは、利用者の移動角速度に対応する利用者の視角移動量が、バリア部6の単位領域150の切替を要するかを判定する。以下、図12を用いて、位置予測部9cによる判定について説明する。図12は、実施形態3に係る表示装置の制御を説明するための図である。図12では、所定の接着剤層を介して積層される表示部4及びバリア部6の概略断面を示している。図12に示す“θ´min”は、視点角切替の単位角度である。図12に示す“θ´0”は、最適視角である。図12に示す“θ´1”は、最適視角と視点角切替の単位角度との合算角度である。図12に示す“θ0”は、最適視角のパネル内角度(バリア部6の内側における視角)である。図12に示す“θ1”は、最適視角と視点角切替の単位角度との合算角度のパネル内角度(バリア部6の内側における視角)である。図12に示す“Ppanel”は、画素パターンのピッチ(パネルピッチ)である。図12に示す“PBarrier”は、バリアパターンのピッチ(バリアピッチ)である。図12に示す“h”は、バリアパターン(バリア部6)と、画素(表示部4)との間隔である。
図12に示すように、表示部4及びバリア部6は、接着層200を介して、図12に示す順に積層されているバリア部6は、表示部4の表示面(例えば、図2の4S)に対して水平な第1の方向(例えば、図2及び図3に示すX軸方向)に垂直な第3の方向(例えば、図2及び図3に示すY軸方向)に延伸する複数の単位領域150を列状に配置する。バリア部6は、本開示の視差調整部の一例である。
図12に示す単位角度“θ´min”は、以下の式(10)で表すことができる。単位角度“θ´min”は、バリア部6の光の透過を制御するための視点角の単位角度である。
Figure 0005942130
スネルの公式を用いて、図12に示すバリア部6の内側の視角“θ´1”、及び図12に示すバリア部6の外側における視角“θ´0”は、以下の式(11)で表すことができる。
Figure 0005942130
ここで、θは、例えば、中心角(0度)に近く、十分に小さいものとみなして、以下の式(12)に示すように、上記式(11)を近似する。
Figure 0005942130
また、図12に示すバリア部6の内側の視角“θ0”及び視角“θ1”は、図12に示す表示部4のパネルピッチ“Ppanel”、図12に示すバリア部6のバリアピッチ“PBarrier”、及び図12に示す表示部4とバリア部6との間隔“h”を用いて、以下の式(13)により表すことができる。
Figure 0005942130
上記と同様に、θは十分に小さいものとみなして、上記式(13)を近似すると、視点角の切替が必要となる単位角度“θ´min”は、以下の式(14)で表すことができる。
Figure 0005942130
算出部9bにより算出される利用者の移動角速度“Vθ”が一定であると仮定した場合、以下の式(15)に示すように、検出部9aにおける処理時間“TDelay”を加味した視角移動量“VθTDelay”が単位角度“θ´min”以下であれば、利用者の視角のずれを、バリア部6の単位領域150内に抑えることができる。
Figure 0005942130
上記式(15)から、利用者の移動角速度“Vθ”に対応する視角移動量が単位角度“θ´min”以下となるときの閾値速度を、以下の式(16)による得ることができる。
Figure 0005942130
位置予測部9cは、算出部9bにより算出される利用者の移動角速度“Vθ”が、上記式(16)に示す閾値速度よりも大きいかを判定することにより、利用者の移動角速度“Vθ”に対応する視角移動量が単位角度“θ´min”以下となるかを判定する。位置予測部9cは、移動角速度“Vθ”が上記式(16)に示す閾値速度よりも大きい場合には、利用者の予測位置の算出を行う。例えば、位置予測部9cは、上記第2のフレームが表示部4に表示されているときに検出部9aにより検出される角度位置、上記第2のフレームが表示部4に表示されているときの角度位置の検出に要する検出部9aの検出処理時間、及び算出部9bにより算出される移動角速度を用いて、上記第2のフレームが表示部4に表示されるときの利用者の予測位置を算出する。一方、位置予測部9cは、移動角速度“Vθ”が上記式(16)に示す閾値速度以下である場合には、利用者の予測位置の算出する処理そのものを実行しない。
画像調整部9dは、位置予測部9cにより予測位置が算出された場合には、算出された予測位置と、動画を構成する右眼用画像の画素及び左眼用画像の画素の画素配列とに基づいて、バリア部6に含まれる複数の単位領域150の中から光を透過させる領域の切替を実行する。
このようにして、実施形態3に係る表示装置1は、利用者の視差が確保されるように、利用者が移動する速度が閾値を超える場合には、利用者の予測位置に応じて、バリア部6の光の透過を制御する処理を実現する。
[2.適用例]
本開示の適用例として、上述した表示装置1を電子機器に適用した例を説明する。
図13乃至図25は、本実施形態に係る表示装置を備えた電子機器の一例を示す図である。本実施形態に係る表示装置1は、携帯電話、スマートフォン等の携帯端末装置、テレビジョン装置、デジタルカメラ、ノート型パーソナルコンピュータ、ビデオカメラ、或いは、車両に設けられるメータ類などのあらゆる分野の電子機器に適用することが可能である。言い換えると、本実施形態に係る表示装置1は、外部から入力された映像信号或いは内部で生成した映像信号を、画像或いは映像として表示するあらゆる分野の電子機器に適用することが可能である。電子機器は、表示装置に映像信号を供給し、表示装置の動作を制御する制御装置を備える。
(適用例1)
図13に示す電子機器は、本実施形態に係る表示装置1が適用されるテレビジョン装置である。このテレビジョン装置は、例えば、フロントパネル511及びフィルターガラス512を含む映像表示画面部510を有しており、この映像表示画面部510は、本実施形態に係る表示装置である。
(適用例2)
図14及び図15に示す電子機器は、本実施形態に係る表示装置1が適用されるデジタルカメラである。このデジタルカメラは、例えば、フラッシュ用の発光部521、表示部522、メニュースイッチ523及びシャッターボタン524を有しており、その表示部522は、本実施形態に係る表示装置である。図14に示すように、このデジタルカメラは、レンズカバー525を有しており、レンズカバー525をスライドさせることで撮影レンズが現れる。デジタルカメラは、その撮影レンズから入射する光を撮像することで、デジタル写真を撮影することができる。
(適用例3)
図16に示す電子機器は、本実施形態に係る表示装置1が適用されるビデオカメラの外観を表すものである。このビデオカメラは、例えば、本体部531、この本体部531の前方側面に設けられた被写体撮影用のレンズ532、撮影時のスタート/ストップスイッチ533及び表示部534を有している。そして、表示部534は、本実施形態に係る表示装置である。
(適用例4)
図17に示す電子機器は、本実施形態に係る表示装置1が適用されるノート型パーソナルコンピュータである。このノート型パーソナルコンピュータは、例えば、本体541、文字等の入力操作のためのキーボード542及び画像を表示する表示部543を有しており、表示部543は、本実施形態に係る表示装置により構成されている。
(適用例5)
図18〜図24に示す電子機器は、本実施形態に係る表示装置1が適用される携帯電話機である。図18は携帯電話機を開いた状態での正面図、図19は携帯電話機を開いた状態での右側面図、図20は携帯電話機を折りたたんだ状態での上面図、図21は携帯電話機を折りたたんだ状態での左側面図、図22は携帯電話機を折りたたんだ状態での右側面図、図23は携帯電話機を折りたたんだ状態での背面図、図24は携帯電話機を折りたたんだ状態での左前面図である。この携帯電話機は、例えば、上側筐体551と下側筐体552とを連結部(ヒンジ部)553で連結したものであり、ディスプレイ554、サブディスプレイ555、ピクチャーライト556及びカメラ557を有している。そのディスプレイ554又はサブディスプレイ555は、本実施形態に係る表示装置により構成されている。携帯電話機のディスプレイ554は、画像を表示する機能の他に、タッチ動作を検出する機能を有していてもよい。
(適用例6)
図25に示す電子機器は、携帯型コンピュータ、多機能な携帯電話、音声通話可能な携帯コンピュータ又は通信可能な携帯コンピュータとして動作し、いわゆるスマートフォン、タブレット端末と呼ばれることもある、情報携帯端末である。この情報携帯端末は、例えば筐体561の表面に表示部562を有している。この表示部562は、本実施形態に係る表示装置である。
[3.本開示の構成]
また、本開示は、以下の構成をとることもできる。
(1)動画を表示する表示部と、利用者の画像に基づいて、前記表示部において前記動画が表示される表示面に対して水平な第1の方向における前記利用者の位置を検出する検出部と、前記動画を構成する1フレームあたりの表示時間であるフレーム時間、及び前記表示部に第1のフレームが表示されているときに前記検出部により検出される前記位置から、前記第1のフレームよりも表示順が後の第2のフレームが前記表示部に表示されているときに前記検出部により検出される前記位置への遷移量に基づいて、前記利用者の移動速度を算出する算出部と、前記算出部により算出される前記移動速度が閾値よりも大きい場合には、前記第2のフレームが前記表示部に表示されているときに前記検出部により検出される前記位置、前記第2のフレームが前記表示部に表示されているときの前記位置を検出するために前記検出部が要する検出処理時間、及び前記算出部により算出される前記移動速度を用いて、前記第2のフレームが前記表示部に表示されているときの前記利用者の予測位置を算出し、前記移動速度が閾値以下である場合には、前記予測位置の算出を行わない位置予測部と、前記位置予測部により前記予測位置が算出された場合には、前記予測位置に基づいて前記表示部に表示させる画像の調整を実行する画像調整部とを有する表示装置。
(2)前記検出部は、前記第1の方向における前記利用者の位置、及び前記表示面に対して垂直な第2の方向における利用者の位置を検出し、前記第1の方向及び前記第2の方向における前記利用者の位置に基づいて、前記表示面に対する前記利用者の角度位置を検出し、前記算出部は、前記フレーム時間、及び前記第1のフレームが表示されているときに前記検出部により検出される前記角度位置から、前記第2のフレームが前記表示部に表示されているときに前記検出部により検出される前記角度位置への遷移量に基づいて、前記利用者の移動角速度を算出し、前記位置予測部は、前記移動角速度が閾値よりも大きい場合には、前記第2のフレームが前記表示部に表示されているときに前記検出部により検出される前記角度位置、前記第2のフレームが前記表示部に表示されているときの前記角度位置の検出に要する前記検出処理時間、及び前記算出部により算出される前記移動角速度を用いて、前記第2のフレームが前記表示部に表示されるときの前記予測位置を算出し、前記移動角速度が閾値以下である場合には、前記予測位置の算出を行わない上記(1)に記載の表示装置。
(3)前記表示面の側に配置され、前記第1の方向に垂直な第3の方向に延伸する複数の単位領域が、前記第1の方向に列状に配置される視差調整部をさらに有し、前記表示部は、前記利用者が三次元的に視認できる動画を表示し、前記位置予測部は、前記利用者の移動角速度に対応する前記利用者の視角移動量が前記単位領域の切替を要する場合には、前記第2のフレームが前記表示部に表示されているときに前記検出部により検出される前記角度位置、前記第2のフレームが前記表示部に表示されているときの前記角度位置の検出に要する前記検出処理時間、及び前記算出部により算出される前記移動角速度に基づいて、前記第2のフレームが前記表示部に表示されるときの前記予測位置を算出し、前記視角移動量が前記単位領域の切替を要しない場合には、前記予測位置の算出を行わず、前記画像調整部は、前記位置予測部により前記予測位置が算出された場合には、算出された前記予測位置と、前記動画を構成する右眼用画像の画素及び左眼用画像の画素の画素配列とに基づいて、前記視差調整部に含まれる複数の前記単位領域の中から光を透過させる領域の切替を実行する上記(2)に記載の表示装置。
1 表示装置
2 バックライト
4 表示部
6 バリア部
8 撮像部
9 制御部

Claims (3)

  1. 動画を表示する表示部と、
    利用者の画像に基づいて、前記表示部において前記動画が表示される表示面に対して水平な第1の方向における前記利用者の位置を検出する検出部と、
    前記動画を構成する1フレームあたりの表示時間であるフレーム時間、及び前記表示部に第1のフレームが表示されているときに前記検出部により検出される前記位置から、前記第1のフレームよりも表示順が後の第2のフレームが前記表示部に表示されているときに前記検出部により検出される前記位置への遷移量に基づいて、前記利用者の移動速度を算出する算出部と、
    前記算出部により算出される前記移動速度が閾値よりも大きい場合には、前記第2のフレームが前記表示部に表示されているときに前記検出部により検出される前記位置、前記第2のフレームが前記表示部に表示されているときの前記位置を検出するために前記検出部が要する検出処理時間、及び前記算出部により算出される前記移動速度を用いて、前記第2のフレームが前記表示部に表示されているときの前記利用者の予測位置を算出し、前記移動速度が閾値以下である場合には、前記予測位置の算出を行わない位置予測部と、
    前記位置予測部により前記予測位置が算出された場合には、前記予測位置に基づいて前記表示部に表示させる前記第2のフレームの画像の調整を実行する画像調整部と
    を有する表示装置。
  2. 前記検出部は、前記第1の方向における前記利用者の位置、及び前記表示面に対して垂直な第2の方向における利用者の位置を検出し、前記第1の方向及び前記第2の方向における前記利用者の位置に基づいて、前記表示面に対する前記利用者の角度位置を検出し、
    前記算出部は、前記フレーム時間、及び前記第1のフレームが表示されているときに前記検出部により検出される前記角度位置から、前記第2のフレームが前記表示部に表示されているときに前記検出部により検出される前記角度位置への遷移量に基づいて、前記利用者の移動角速度を算出し、
    前記位置予測部は、前記移動角速度が閾値よりも大きい場合には、前記第2のフレームが前記表示部に表示されているときに前記検出部により検出される前記角度位置、前記第2のフレームが前記表示部に表示されているときの前記角度位置の検出に要する前記検出処理時間、及び前記算出部により算出される前記移動角速度を用いて、前記第2のフレームが前記表示部に表示されるときの前記予測位置を算出し、前記移動角速度が閾値以下である場合には、前記予測位置の算出を行わない請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記表示面の側に配置され、前記第1の方向に垂直な第3の方向に延伸する複数の単位領域が、前記第1の方向に列状に配置される視差調整部をさらに有し、
    前記表示部は、前記利用者が三次元的に視認できる動画を表示し、
    前記位置予測部は、前記利用者の移動角速度に対応する前記利用者の視角移動量が前記単位領域の切替を要する場合には、前記第2のフレームが前記表示部に表示されているときに前記検出部により検出される前記角度位置、前記第2のフレームが前記表示部に表示されているときの前記角度位置の検出に要する前記検出処理時間、及び前記算出部により算出される前記移動角速度に基づいて、前記第2のフレームが前記表示部に表示されるときの前記予測位置を算出し、前記視角移動量が前記単位領域の切替を要しない場合には、前記予測位置の算出を行わず、
    前記画像調整部は、前記位置予測部により前記予測位置が算出された場合には、算出された前記予測位置と、前記動画を構成する右眼用画像の画素及び左眼用画像の画素の画素配列とに基づいて、前記視差調整部に含まれる複数の前記単位領域の中から光を透過させる領域の切替を実行する請求項2に記載の表示装置。
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