JP5935938B1 - 導電接合シートおよび導電接合シートの製造方法。 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本発明に係るはんだ材料としてのCu核ボール22の構成の一例を示す断面図である。図1に示すように、Cu核ボール22は、所定の大きさを有して半導体パッケージ(接合物)とプリント基板(被接合物)との間で間隔を確保する核の一例であるCuボール20と、Cuボール20を被覆する被覆層の一例であるはんだ層21とを備えている。
Cu核ボール22は、明度が65以上、黄色度が7.0以下である。より好ましくは、明度が70以上、黄色度が5.1以下である。Cu核ボール22の明度および黄色度を上述した範囲内とすることで、はんだ層21の表面に形成される酸化膜厚を一定値以下で管理することができる。例えば、Cu核ボール22の明度および黄色度を測定し、明度が65以上、黄色度が7.0以下のCu核ボール22を選定した場合には、酸化膜厚を4nm以下で管理することができる。また、Cu核ボール22の明度および黄色度を測定し、明度が70以上、黄色度が5.1以下のCu核ボール22を選定した場合には、酸化膜厚を2nm以下で管理することができる。
Cuボール20は、Cu核ボール22がはんだバンプに用いられる際、はんだ付けの温度で溶融しないため、はんだ継手の高さばらつきを抑制する機能を有する。したがって、Cuボール20は、真球度が高く直径のバラツキが少ない方が好ましい。また、上述のように、Cuボール20のα線量もはんだ層21と同様に低いことが好ましい。以下に、Cuボール20の好ましい態様を記載する。
Cuボール20は、Cu単体の組成とすることもできるし、Cuを主成分とする合金組成とすることもできる。Cuボール20を合金により構成する場合、Cuの含有量は50質量%以上である。また、核となるボールとしては、Cu以外にも、Ni、Ag、Bi、Pb、Al、Sn、Fe、Zn、In、Ge、Sb、Co、Mn、Au、Si、Pt、Cr、La、Mo、Nb、Pd、Ti、Zr、Mgの金属単体や合金、金属酸化物、あるいは金属混合酸化物により構成しても良いし、樹脂材料によって構成しても良い。
Cuボール20の純度は、特に限定されないが、純度の低下によるCuボール20の電気伝導度や熱伝導率の劣化を抑制する観点から、好ましくは99.9%以上である。Cuボール20に含まれる不純物元素としては、Sn、Sb、Bi、Ni、Zn、Fe、Al、As、Ag、In、Cd、Pb、Au、P、S、Coなどが考えられる。
Cuボール20の真球度は、スタンドオフ高さを制御する観点から0.95以上である。Cuボール20の真球度が0.95未満であると、Cuボール20が不定形状になるため、バンプ形成時に高さが不均一なバンプが形成され、接合不良が発生する可能性が高まる。さらに、Cu核ボール22を電極に搭載してリフローを行う際、Cu核ボール22が位置ずれを起こしてしまい、セルフアライメント性も悪化する。真球度は、より好ましくは0.990以上である。本発明において、真球度とは真球からのずれを表す。真球度は、例えば、最小二乗中心法(LSC法)、最小領域中心法(MZC法)、最大内接中心法(MIC法)、最小外接中心法(MCC法)など種々の方法で求められる。詳しくは、真球度とは、500個の各Cuボール20の直径を長径で割った際に算出される算術平均値であり、値が上限である1.00に近いほど真球に近いことを表す。本発明での長径の長さ、および直径の長さとは、ミツトヨ社製のウルトラクイックビジョン、ULTRA QV350−PRO測定装置によって測定された長さをいう。
Cuボール20の直径は、1〜1000μmであることが好ましい。Cuボール20の直径を上述した範囲にすることで、球状のCuボール20を安定して製造でき、また、端子間が狭ピッチである場合の接続短絡を抑制することができる。
・はんだ層21の組成
はんだ層21は、Sn単体の組成とすることもできるし、Snを主成分とする鉛フリーはんだ合金の合金組成とすることもできるし、Sn−Pbはんだ合金の組成とすることもできる。はんだ層21を合金により構成する場合、Snの含有量は40質量%以上である。鉛フリーはんだ組成の一例としては、例えば、Sn、Sn−Ag合金、Sn−Cu合金、Sn−Bi合金、Sn−Ag−Cu合金、Sn−In合金、およびこれらに所定の合金元素を添加したものが挙げられる。添加する合金元素としては、例えばAg、Cu、In、Ni、Co、Sb、P、Fe等が挙げられる。添加する合金元素の添加量については、鉛フリーはんだ合金の黄色度と明度がSn単体の黄色度と明度とほぼ同程度となる量に抑えるのが好ましい。これらの中でも、はんだ層21の合金組成は、熱疲労寿命の観点から、Sn−3Ag−0.5Cu合金が好ましい。はんだ層21の厚さは、特に制限されないが、例えば100μm(片側)以下であれば十分である。一般には20〜50μmであれば良い。なお、本発明におけるSnを主成分とする鉛フリーはんだ合金のSnの含有量は、好ましくはSnが80%以上、より好ましくはSnが90%以上である。
次に、本発明に係るCu核ボール22の製造方法の一例を説明する。まず、セラミックのような耐熱性の板であって、底部に半球状をなす多数の円形の溝が設けられた耐熱板を用意する。溝の直径や深さは、Cuボール20の粒径に応じて適宜設定されており、例えば、直径が0.8mmであり、深さが0.88mmである。次に、材料となるCu細線を切断することで得られたチップ形状のCu材(以下、「チップ材」という。)を、耐熱板の溝内に一個ずつ投入する。
本発明に係る絶縁シートは、アクリル粘着剤及びシリコーン粘着剤から選ばれる粘着剤からなる粘着層および加熱接着性の接着剤からなる接合層の他に、支持フィルム、接合層および保護フィルムを備えている。
本発明の絶縁シートに用いられる粘着層は、Cu核ボール22を保持するためにタック性を有する。粘着層のタック性は、ボールタック値で2以上であることが好ましい。特に好ましくは、3〜20である。ボールタック値が低すぎると、Cu核ボール22を粘着層に付着させるときに捉え損なうおそれがあり、ボールタック値が大きすぎると粘着層の凝集性が低くなりやすく、耐熱性が劣ったり断面から粘着剤がはみ出てしまうおそれがある。
本発明の絶縁シートに用いられる支持フィルムとは、高温下または外部より機械的応力を受けた場合であっても配列したCu核ボール22の位置ずれを防止するフィルムをいう。従って、耐熱性を考慮して、高融点のものまたは融点が存在しないものが望ましく、機械的強度の高いものが望ましい。支持フィルムの融点または融点を持たない支持フィルムの熱分解温度は150℃以上が好ましく、200℃以上がさらに好ましい。ポリイミド樹脂、特に芳香族ポリイミド樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート(PEN)樹脂、ポリメチルペンテン樹脂、フッ素樹脂、液晶ポリマー、ポリエーテルイミド樹脂、アラミド樹脂、ポリエーテルケトン樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂等の高寸法安定性・耐熱性フィルムが好適に用いられる。支持フィルムの機械的強度としては、室温におけるヤング率で100MPa以上が好ましい。
本発明の絶縁シートに用いられる接合層とは、一方の電子部品の絶縁部(電極の配置されていない面部分)に接着するためのものであり、汎用のフィルム状接着剤や前述した粘着剤を用いることができる。特に常温では非粘着性であるが、加温により電子部品への接着性を示す加熱接着性のフィルム状接着剤が好ましい。
本発明の絶縁シートに用いられる保護フィルムは、絶縁シート表面に剥離可能に積層され、絶縁シートの粘着層または接合層の表面を異物の付着、擦傷や変形から保護する。保護フィルムとしては、シリコーン樹脂やアルキッド樹脂などの剥離剤が塗布されたフィルムが好適に用いられ、特にポリエチレンテレフタレートフィルムやポリエチレンナフタレートフィルムの剥離処理品が好ましい。保護フィルムの厚さは、10〜200μmが好ましい。絶縁シートの接合層が非粘着性のフィルム状接着剤である場合は、保護フィルムが配設されていなくてもよいが、粘着性である場合は、絶縁シートは保護フィルムを配設することによって取り扱い易くなる。また、粘着層や接合層を製膜する際のキャリアフィルムをそのまま積層し、これを保護フィルムとして流用してもよい。
本発明の絶縁シートの構造、その製造方法、導電接合シートの製造方法および電子複合部品の製造方法を図面を参照しながら説明する。図3〜図7は本発明の絶縁シート1、図8は比較例としての絶縁シートである。本発明の絶縁シート1の基本的な構造は、単層の粘着層2からなるシート構造であるが、種々の機能をもった他の層との積層構造の絶縁シートが好ましい。
導電接合シート8は、以下のように製造する。図10に示すように絶縁シート1の所定位置に少なくとも一方の開口部の径が導電性粒子であるCu核ボール22の直径より大きくなるように貫通孔6を穿設する。絶縁シート1が保護フィルム5を有する場合は、保護フィルム5を有する状態で穿設することが好ましいが、接合層3が非粘着性の場合は保護フィルム5を除去して絶縁シート1に貫通孔6を穿設してもよい。
次に、上述のように製造された導電接合シート8を用いて、2種の電子部品11(a)、11(b)を電気的に接続して電子複合部品を製造する方法を説明する。ここで、電子部品とは、半導体チップ、半導体デバイス(インターポーザー面)、マザーボード(基板)、プリント配線板等の回路板等をいう。電子複合部品としては、図13に示すような半導体装置12や図14に示す半導体装置が回路基板に搭載された構造体13が例示される。
上述した例では、はんだ材料として球状のCu核ボール22を用いた場合について説明したが、これに限定されることはない。例えば、はんだ材料として円柱状のCu核カラム32を用いることもできる。なお、Cu核カラム32の明度や黄色度、材料、および絶縁シートの構成や材料等については上述したCu核ボール22等と共通するため、以下では異なる部分についてのみ説明する。
Cu核カラム32は、明度が65以上、黄色度が7.0以下である。より好ましくは、明度が70以上、黄色度が5.1以下である。Cu核カラム32の明度および黄色度を上述した範囲内とすることで、はんだ層31の表面に形成される酸化膜厚を一定値以下で管理することができる。例えば、Cu核カラム32の明度および黄色度を測定し、明度が65以上、黄色度が7.0以下のCu核カラム32を選定した場合には、酸化膜厚を4nm以下で管理することができる。また、Cu核カラム32の明度および黄色度を測定し、明度が70以上、黄色度が5.1以下のCu核カラム32を選定した場合には、酸化膜厚を2nm以下で管理することができる。
・Cuカラム30の組成
Cuカラム30は、Cu単体の組成とすることもできるし、Cuを主成分とする合金組成とすることもできる。Cuカラム30を合金により構成する場合、Cuの含有量は50質量%以上である。また、核となるカラムとしては、Cu以外にも、Ni、Ag、Bi、Pb、Al、Sn、Fe、Zn、In、Ge、Sb、Co、Mn、Au、Si、Pt、Cr、La、Mo、Nb、Pd、Ti、Zr、Mgの金属単体や合金、金属酸化物、あるいは金属混合酸化物により構成しても良いし、樹脂材料によって構成しても良い。
本発明を構成するCuカラム30の純度は特に限定されないが、純度の低下によるCuカラム30の電気伝導度や熱伝導率の劣化を抑制する観点から、好ましくは99.9%以上である。Cuカラム30に含まれる不純物元素としては、Sn、Sb、Bi、Ni、Zn、Fe、Al、As、Ag、In、Cd、Pb、Au、P、S、Coなどが考えられる。
Cuカラム30は、線径(直径)Dが10〜3000μmであり、長さLが20〜30000μmである。Cuカラム30を上述した範囲とすることで、円柱状のCuカラム30を安定して製造できると共に、端子間が狭ピッチである場合の接続短絡を抑制することができる。
・はんだ層31の組成
はんだ層31は、Sn単体の組成とすることもできるし、Snを主成分とする鉛フリーはんだ合金の合金組成とすることもできるし、Sn−Pbはんだ合金の組成とすることもできる。はんだ層31を合金により構成する場合、Snの含有量は40質量%以上である。添加する合金元素としては、例えばAg、Cu、In、Ni、Co、Sb、P、Fe等が挙げられる。はんだ層31の厚さは、特に制限されないが、例えば100μm(片側)以下であれば十分である。一般には20〜50μmであれば良い。なお、Snを主成分とする鉛フリーはんだ合金のSnの含有量は、好ましくはSnが80%以上、より好ましくはSnが90%以上である。
次に、本発明に係るCu核カラム32の製造方法の一例を説明する。Cu核カラム32のCuカラム30の製造方法については、公知の技術を採用することができる。例えば、ダイスに銅線を通して銅線を所定の径に伸線し、伸線した銅線を所定の長さで切断することによりCuカラム30を作製する。
図18は、はんだ材料としてCu核カラム32を採用した場合における導電接合シート8の構成の一例を示している。図18に示すように、絶縁シート1の所定位置には、Cu核カラム32の径と略等しいまたはこれ以上の径からなる円筒状の貫通孔6が穿設される。絶縁シート1が保護フィルム5を有する場合は、保護フィルム5を有する状態で穿設することが好ましいが、接合層3が非粘着性の場合は保護フィルム5を除去して絶縁シート1に貫通孔6を穿設してもよい。
なお、本発明に係るCu核ボール22およびCu核カラム32は、はんだ層21,31を形成する前に、予めCuボール20およびCuカラム30の表面が別の金属のめっき層で被覆されていても良い。特に、Cuボール20およびCuカラム30の表面が予めNiめっき層やCoめっき層等で被覆されていると、電極への接合時において、はんだ中へのCuの拡散を低減することができるため、Cuボール20およびCuカラム30のCu食われを抑制することが可能となる。また、めっき層を構成する金属は単一金属に限られず、Ni、Co等の中から2元素以上を組み合わせた合金であっても良い。また、本発明に係るCu核ボール22およびCu核カラム32は、表面全体をフラックスにより被覆することができる。
純度が99.9%のCuペレット、純度が99.995%以下のCuワイヤ、および純度が99.995%を超えるCu板を準備した。準備した各々をるつぼの中に投入した後、るつぼの温度を1200℃に昇温し、45分間加熱処理を行った。続けて、るつぼ底部から溶融Cuの液滴を滴下し、滴下した液滴を冷却してCuボールを造球した。これにより、平均粒径が100μmのCuボールを作製した。
作製したCuボールの真球度は、CNC画像測定システムを使用して測定した。具体的には、ミツトヨ社製のウルトラクイックビジョン、ULTRA QV350−PRO測定装置を使用した。本実施例では、上記測定装置によりCuボールの長径の長さと直径の長さを測定し、500個の各Cuボールの直径を長径で割った値の算術平均値を算出して真球度を求めた。値が上限である1.00に近いほど真球に近いことを表す。作製したCuボールの真球度を計測した結果、真球度は0.95以上であった。
次に、Cuボールの表面にNiめっき層を形成し、さらにNiめっき層の表面にはんだ層を形成してCu核ボールを作製し、作製したCu核ボールの酸化膜厚、明度および黄色度をそれぞれ測定した。なお、測定に使用したCu核ボールは、直径100μmのCuボールに、片側2μmのNiめっきを行って、直径104μmのNiめっきCuボールを作製し、さらにNiめっきCuボールに片側18μmのはんだめっきを行い作製した直径140μmのCu核ボールである。はんだ層の組成は、Sn−3Ag−0.5Cu合金である。
加熱接着性の接着剤よりなる接合層として、接合層用の塗料を保護フィルム上に乾燥後の厚さが25μmになるように塗布し、乾燥して、保護フィルム上に接合層が積層されたシートを作製した。次に、シリコーン系粘着剤よりなる粘着層用の塗料を調製し、この塗料を上記の積層されたシートの接合層上に、乾燥後の厚さが100μmとなるように塗布、乾燥した。上記と同構成のシート(保護フィルム上に接合層が積層されたシート)を別途用意しておき、乾燥直後のシリコーン系粘着剤の露出面と接合層面を接合積層して、絶縁シートを得た。この絶縁シートは、図4に示す3層の絶縁シート1の両面に保護フィルムが積層された構成に一致する。
前述した比較例1〜6に示した直径140μmの各Cu核ボールを使用した点以外は電子複合部品Aと同様の方法で、さらに6種の電子複合部品Bを得た。
2 粘着層
3 接合層
6 貫通孔
8 導電接合シート
20 Cuボール
21 はんだ層
22 Cu核ボール
30 Cuカラム
31 はんだ層
32 Cu核カラム
Claims (5)
- アクリル粘着剤及びシリコーン粘着剤から選択される粘着剤からなる粘着層と、加熱接着性の接着剤からなる接合層と、を有する絶縁シートと、
前記絶縁シートに設けられた貫通孔内において前記粘着層により保持されるはんだ材料と、を備え、
前記はんだ材料は、
接合物と被接合物との間で間隔を確保する核と、
SnまたはSnを主成分とするはんだ合金からなり、前記核を被覆する被覆層と、を有し、
前記はんだ材料のL*a*b*表色系における明度が65以上、かつ、L*a*b*表色系における黄色度が7.0以下である
ことを特徴とする導電接合シート。 - 前記被覆層の表面に形成される酸化膜の膜厚が3.8nm以下である
ことを特徴とする請求項1に記載の導電接合シート。 - 前記はんだ材料は、球状または柱状である
ことを特徴とする請求項1または2に記載の導電接合シート。 - 前記はんだ材料は、Ni及びCoから選択される1元素以上からなる層で被覆された前記核が、前記被覆層で被覆される
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の導電接合シート。 - アクリル粘着剤及びシリコーン粘着剤から選ばれる粘着剤からなる粘着層と、加熱接着性の接着剤からなり一方の最外層として接合物に接着し得る接合層とを有する絶縁シートの所定位置に、はんだ材料を埋設するための貫通孔を穿設する工程と、
前記絶縁シートの前記貫通孔内において前記粘着層に接するように前記はんだ材料を埋設する工程と、を有し、
前記はんだ材料として、接合物と被接合物との間で間隔を確保する核と、SnまたはSnを主成分とするはんだ合金からなり前記核を被覆する被覆層とを含み、前記はんだ材料のL*a*b*表色系における明度が65以上、かつ、L*a*b*表色系における黄色度が7.0以下であるはんだ材料を用いた
ことを特徴とする導電接合シートの製造方法。
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