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JP5928714B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置及び情報処理プログラム Download PDF

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JP5928714B2
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Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、文書を構成する単語の区切りに空白文字が存在する外国語文書において、各単語の区切りを確実に検出し、空白文字を区切りに確実に再挿入することができる技術を提供することを課題とし、英語表記ルールによる判断、元文書データに含まれる空白文字の有無の情報による判断、隣接する文字同士が含まれる文字列オブジェクトの同一性による判断、隣接する文字同士が含まれる文字列オブジェクトの間隔による判断を用いて隣接する文字が同じ単語に含まれるかどうか(空白の有無)について判断し、これらの処理をこの記述の順番で判断するのが好ましいことが開示されている。
特開2012−008965号公報
本発明は、表音文字によって表された文字列であって、行末に空白があるか否かによって意味が異なる場合にあって、行末に空白があるか否かを判断するようにした情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、表音文字によって表された文書内の第1の行の行末にある1以上の文字列と該第1の行に続く第2の行の先頭にある1以上の文字列を接続した第1の文字列と、該第1の行の行末にある1以上の文字列と該第2の行の先頭にある文字列の間に空白文字を挿入して接続した第2の文字列を作成する文字列作成手段と、前記文字列作成手段によって作成された第1の文字列と第2の文字列をそれぞれ日本語に翻訳する翻訳手段と、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果内のカタカナ文字の文字数をそれぞれ計数すること、又は、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果である文字数をそれぞれ計数する計数手段と、前記計数手段によって計数されたそれぞれの文字数を比較することによって、前記第1の行の行末に空白文字を挿入するか否かを判断する第1の判断手段を具備し、前記翻訳手段は、表音文字の文字列を翻訳できなかった場合、該文字列の表音を示すカタカナによる表記を翻訳結果とする翻訳処理を行い、前記計数手段は、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果内のカタカナ文字の文字数をそれぞれ計数し、前記第1の判断手段は、前記計数手段によって計数されたカタカナ文字の文字数の少ない方が前記第1の文字列である場合は、前記第1の行の行末に空白文字を挿入しないと判断することを特徴とする情報処理装置である。
請求項2の発明は、前記第1の判断手段は、前記計数手段によって計数されたカタカナ文字の文字数の少ない方が前記第2の文字列である場合は、前記第1の行の行末に空白文字を挿入すると判断することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3の発明は、表音文字によって表された文書内の第1の行の行末にある1以上の文字列と該第1の行に続く第2の行の先頭にある1以上の文字列を接続した第1の文字列と、該第1の行の行末にある1以上の文字列と該第2の行の先頭にある文字列の間に空白文字を挿入して接続した第2の文字列を作成する文字列作成手段と、前記文字列作成手段によって作成された第1の文字列と第2の文字列をそれぞれ日本語に翻訳する翻訳手段と、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果内のカタカナ文字の文字数をそれぞれ計数すること、又は、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果である文字数をそれぞれ計数する計数手段と、前記計数手段によって計数されたそれぞれの文字数を比較することによって、前記第1の行の行末に空白文字を挿入するか否かを判断する第1の判断手段を具備し、前記翻訳手段は、表音文字の文字列を翻訳できなかった場合、翻訳結果を出力しない翻訳処理を行い、前記計数手段は、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果である文字数をそれぞれ計数し、前記第1の判断手段は、前記計数手段によって計数された文字数の多い方が前記第1の文字列である場合は、前記第1の行の行末に空白文字を挿入しないと判断することを特徴とする情報処理装置である。
請求項4の発明は、前記第1の判断手段は、前記計数手段によって計数された文字数の多い方が前記第2の文字列である場合は、前記第1の行の行末に空白文字を挿入すると判断することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置である。
請求項5の発明は、韓国語の表音文字によって表された文書内の第1の行の行末にある1以上の文字列と該第1の行に続く第2の行の先頭にある1以上の文字列を接続した第1の文字列と、該第1の行の行末にある1以上の文字列と該第2の行の先頭にある文字列の間に空白文字を挿入して接続した第2の文字列を作成する文字列作成手段と、前記文字列作成手段によって作成された第1の文字列と第2の文字列をそれぞれ日本語に翻訳する翻訳手段と、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果内のカタカナ文字の文字数をそれぞれ計数すること、又は、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果である文字数をそれぞれ計数する計数手段と、前記計数手段によって計数されたそれぞれの文字数を比較することによって、前記第1の行の行末に空白文字を挿入するか否かを判断する第1の判断手段を具備し、前記翻訳手段は、表音文字の文字列を翻訳できなかった場合、該文字列の翻訳結果を出力しない翻訳処理を行い、前記計数手段は、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果である文字数をそれぞれ計数し、前記第1の判断手段は、前記計数手段によって計数された文字数の多い方が前記第1の文字列である場合は、前記第1の行の行末に空白文字を挿入しないと判断することを特徴とする情報処理装置である。
請求項6の発明は、前記第1の判断手段は、前記計数手段によって計数された文字数の多い方が前記第2の文字列である場合は、前記第1の行の行末に空白文字を挿入すると判断することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置である。
請求項7の発明は、韓国語の表音文字によって表された文書内の第1の行の行末にある1以上の文字列と該第1の行に続く第2の行の先頭にある1以上の文字列を接続した第1の文字列と、該第1の行の行末にある1以上の文字列と該第2の行の先頭にある文字列の間に空白文字を挿入して接続した第2の文字列を作成する文字列作成手段と、前記文字列作成手段によって作成された第1の文字列と第2の文字列をそれぞれ日本語に翻訳する翻訳手段と、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果内のカタカナ文字の文字数をそれぞれ計数すること、又は、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果である文字数をそれぞれ計数する計数手段と、前記計数手段によって計数されたそれぞれの文字数を比較することによって、前記第1の行の行末に空白文字を挿入するか否かを判断する第1の判断手段を具備し、前記翻訳手段は、表音文字の文字列を翻訳できなかった場合、該文字列の表音を示すカタカナによる表記を翻訳結果とする翻訳処理を行い、前記計数手段は、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果内のカタカナ文字の文字数をそれぞれ計数し、前記第1の判断手段は、前記計数手段によって計数されたカタカナ文字の文字数の少ない方が前記第1の文字列である場合は、前記第1の行の行末に空白文字を挿入しないと判断することを特徴とする情報処理装置である。
請求項8の発明は、前記第1の判断手段は、前記計数手段によって計数されたカタカナ文字の文字数の少ない方が前記第2の文字列である場合は、前記第1の行の行末に空白文字を挿入すると判断することを特徴とする請求項7記載の情報処理装置である。
請求項9の発明は、コンピュータを、表音文字によって表された文書内の第1の行の行末にある1以上の文字列と該第1の行に続く第2の行の先頭にある1以上の文字列を接続した第1の文字列と、該第1の行の行末にある1以上の文字列と該第2の行の先頭にある文字列の間に空白文字を挿入して接続した第2の文字列を作成する文字列作成手段と、前記文字列作成手段によって作成された第1の文字列と第2の文字列をそれぞれ日本語に翻訳する翻訳手段と、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果内のカタカナ文字の文字数をそれぞれ計数すること、又は、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果である文字数をそれぞれ計数する計数手段と、前記計数手段によって計数されたそれぞれの文字数を比較することによって、前記第1の行の行末に空白文字を挿入するか否かを判断する第1の判断手段として機能させ、前記翻訳手段は、表音文字の文字列を翻訳できなかった場合、該文字列の表音を示すカタカナによる表記を翻訳結果とする翻訳処理を行い、前記計数手段は、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果内のカタカナ文字の文字数をそれぞれ計数し、前記第1の判断手段は、前記計数手段によって計数されたカタカナ文字の文字数の少ない方が前記第1の文字列である場合は、前記第1の行の行末に空白文字を挿入しないと判断することを特徴とする情報処理プログラムである。
請求項10の発明は、コンピュータを、表音文字によって表された文書内の第1の行の行末にある1以上の文字列と該第1の行に続く第2の行の先頭にある1以上の文字列を接続した第1の文字列と、該第1の行の行末にある1以上の文字列と該第2の行の先頭にある文字列の間に空白文字を挿入して接続した第2の文字列を作成する文字列作成手段と、前記文字列作成手段によって作成された第1の文字列と第2の文字列をそれぞれ日本語に翻訳する翻訳手段と、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果内のカタカナ文字の文字数をそれぞれ計数すること、又は、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果である文字数をそれぞれ計数する計数手段と、前記計数手段によって計数されたそれぞれの文字数を比較することによって、前記第1の行の行末に空白文字を挿入するか否かを判断する第1の判断手段として機能させ、前記翻訳手段は、表音文字の文字列を翻訳できなかった場合、翻訳結果を出力しない翻訳処理を行い、前記計数手段は、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果である文字数をそれぞれ計数し、前記第1の判断手段は、前記計数手段によって計数された文字数の多い方が前記第1の文字列である場合は、前記第1の行の行末に空白文字を挿入しないと判断することを特徴とする情報処理プログラムである。
請求項11の発明は、コンピュータを、韓国語の表音文字によって表された文書内の第1の行の行末にある1以上の文字列と該第1の行に続く第2の行の先頭にある1以上の文字列を接続した第1の文字列と、該第1の行の行末にある1以上の文字列と該第2の行の先頭にある文字列の間に空白文字を挿入して接続した第2の文字列を作成する文字列作成手段と、前記文字列作成手段によって作成された第1の文字列と第2の文字列をそれぞれ日本語に翻訳する翻訳手段と、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果内のカタカナ文字の文字数をそれぞれ計数すること、又は、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果である文字数をそれぞれ計数する計数手段と、前記計数手段によって計数されたそれぞれの文字数を比較することによって、前記第1の行の行末に空白文字を挿入するか否かを判断する第1の判断手段として機能させ、前記翻訳手段は、表音文字の文字列を翻訳できなかった場合、該文字列の翻訳結果を出力しない翻訳処理を行い、前記計数手段は、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果である文字数をそれぞれ計数し、前記第1の判断手段は、前記計数手段によって計数された文字数の多い方が前記第1の文字列である場合は、前記第1の行の行末に空白文字を挿入しないと判断することを特徴とする情報処理プログラムである。
請求項12の発明は、コンピュータを、韓国語の表音文字によって表された文書内の第1の行の行末にある1以上の文字列と該第1の行に続く第2の行の先頭にある1以上の文字列を接続した第1の文字列と、該第1の行の行末にある1以上の文字列と該第2の行の先頭にある文字列の間に空白文字を挿入して接続した第2の文字列を作成する文字列作成手段と、前記文字列作成手段によって作成された第1の文字列と第2の文字列をそれぞれ日本語に翻訳する翻訳手段と、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果内のカタカナ文字の文字数をそれぞれ計数すること、又は、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果である文字数をそれぞれ計数する計数手段と、前記計数手段によって計数されたそれぞれの文字数を比較することによって、前記第1の行の行末に空白文字を挿入するか否かを判断する第1の判断手段として機能させ、前記翻訳手段は、表音文字の文字列を翻訳できなかった場合、該文字列の表音を示すカタカナによる表記を翻訳結果とする翻訳処理を行い、前記計数手段は、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果内のカタカナ文字の文字数をそれぞれ計数し、前記第1の判断手段は、前記計数手段によって計数されたカタカナ文字の文字数の少ない方が前記第1の文字列である場合は、前記第1の行の行末に空白文字を挿入しないと判断することを特徴とする情報処理プログラムである。
請求項1の情報処理装置によれば、表音文字によって表された文字列であって、行末に空白があるか否かによって意味が異なる場合にあって、行末に空白があるか否かを判断することができる。また、翻訳手段による翻訳処理の種類によって、行末に空白があるか否かの判断を異ならせることができる。
請求項2の情報処理装置によれば、翻訳後のカタカナ文字の文字数が少ない方が第2の文字列である場合は、第1の行の行末に空白文字を挿入すると判断することができる。
請求項3の情報処理装置によれば、表音文字によって表された文字列であって、行末に空白があるか否かによって意味が異なる場合にあって、行末に空白があるか否かを判断することができる。また、翻訳後の文字数が多い方が第1の文字列である場合は、第1の行の行末に空白文字を挿入しないと判断することができる。
請求項4の情報処理装置によれば、翻訳後の文字数が多い方が第2の文字列である場合は、第1の行の行末に空白文字を挿入すると判断することができる。
請求項5の情報処理装置によれば、韓国語の表音文字によって表された文字列であって、行末に空白があるか否かによって意味が異なる場合にあって、行末に空白があるか否かを判断することができる。また、翻訳手段による翻訳処理の種類によって、行末に空白があるか否かの判断を異ならせることができる。
請求項6の情報処理装置によれば、翻訳後の文字数が多い方が第2の文字列である場合は、第1の行の行末に空白文字を挿入すると判断することができる。
請求項7の情報処理装置によれば、韓国語の表音文字によって表された文字列であって、行末に空白があるか否かによって意味が異なる場合にあって、行末に空白があるか否かを判断することができる。また、翻訳後のカタカナ文字の文字数が少ない方が第1の文字列である場合は、第1の行の行末に空白文字を挿入しないと判断することができる。
請求項8の情報処理装置によれば、翻訳後のカタカナ文字の文字数の少ない方が第2の文字列である場合は、第1の行の行末に空白文字を挿入すると判断することができる。
請求項9の情報処理プログラムによれば、表音文字によって表された文字列であって、行末に空白があるか否かによって意味が異なる場合にあって、行末に空白があるか否かを判断することができる。また、翻訳手段による翻訳処理の種類によって、行末に空白があるか否かの判断を異ならせることができる。
請求項10の情報処理プログラムによれば、表音文字によって表された文字列であって、行末に空白があるか否かによって意味が異なる場合にあって、行末に空白があるか否かを判断することができる。また、翻訳後の文字数が多い方が第1の文字列である場合は、第1の行の行末に空白文字を挿入しないと判断することができる。
請求項11の情報処理プログラムによれば、韓国語の表音文字によって表された文字列であって、行末に空白があるか否かによって意味が異なる場合にあって、行末に空白があるか否かを判断することができる。また、翻訳手段による翻訳処理の種類によって、行末に空白があるか否かの判断を異ならせることができる。
請求項12の情報処理プログラムによれば、韓国語の表音文字によって表された文字列であって、行末に空白があるか否かによって意味が異なる場合にあって、行末に空白があるか否かを判断することができる。また、翻訳後のカタカナ文字の文字数が少ない方が第1の文字列である場合は、第1の行の行末に空白文字を挿入しないと判断することができる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態が処理対象とする文字情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である情報処理装置は、表音文字によって表された文字列であって、行末に空白があるか否かによって意味が異なる場合にあって、行末に空白があるか否かを判断するものであって、図1の例に示すように、受付モジュール110、文字列作成モジュール120、翻訳モジュール130、カウントモジュール140、判断モジュール150を有している。
表音文字によって表される言語であって、行末に空白があるか否かによって意味が異なるものとして、例えば、韓国語がある。韓国語では、行の境(行末)に空白が入るか否かは文章の内容を理解しなければ判断できない。本実施の形態は、その空白の有無を判断する。
受付モジュール110は、文字列作成モジュール120と接続されている。受付モジュール110は、表音文字によって表された文書を受け付ける。ここで文書とは、PDF(Portable Document Format)等の電子文書、文書画像を文字認識した結果等であってもよい。これらの文書では、文字コード、その文字コードで示される文字の位置が記憶されているが、行末に空白があるか否かの情報は含まれていないのが一般的である。また、文書を受け付けるとは、例えば、文書処理装置から文書を受信すること、ハードディスク(コンピュータに内蔵されているものの他に、ネットワークを介して接続されているもの等を含む)等に記憶されている画像を読み出すこと等が含まれる。受け付ける文書は、1枚であってもよいし、複数枚であってもよい。また、文書の内容として、ビジネスに用いられる文書、広告宣伝用のパンフレット等であってもよい。
文字列作成モジュール120は、受付モジュール110、翻訳モジュール130と接続されている。文字列作成モジュール120は、受付モジュール110によって受け付けられた文書内の第1の行の行末にある1以上の文字列とその第1の行に続く第2の行の先頭にある1以上の文字列を接続した第1の文字列を作成する。そして、その第1の行の行末にある1以上の文字列とその第2の行の先頭にある文字列の間に空白文字を挿入して接続した第2の文字列を作成する。2の(行数−1)乗個の文字列ができる。
例えば、第1の行内の全部の文字列と第2の行内の全部の文字列をそのまま接続した第1の文字列、第1の行内の全部の文字列と第2の行内の全部の文字列の間に空白文字を挿入して接続した第2の文字列、の2つの文字列を作成することになる。また、第1の行内の行末にある1つの文字列と第2の行の先頭にある1つの文字列を接続した第1の文字列を作成し、第1の行内の行末にある1つの文字列と第2の行の先頭にある1つの文字列の間に空白文字を挿入して接続した第2の文字列を作成するようにしてもよい。また、第1の行内の行末にある複数の文字列(最後尾の文字列を含む)と第2の行の先頭にある複数の文字列(1番目の文字列を含む)を接続した第1の文字列を作成し、第1の行内の行末にある複数の文字列(最後尾の文字列を含む)と第2の行の先頭にある複数の文字列(1番目の文字列を含む)の間に空白文字を挿入して接続した第2の文字列を作成するようにしてもよい。
翻訳モジュール130は、文字列作成モジュール120、カウントモジュール140と接続されている。翻訳モジュール130は、文字列作成モジュール120によって作成された第1の文字列と第2の文字列をそれぞれ日本語に翻訳する。翻訳モジュール130は、表音文字の文字列を翻訳できなかった場合、その文字列の表音を示すカタカナによる表記を翻訳結果とする翻訳処理を行う。又は、翻訳モジュール130は、表音文字の文字列を翻訳できなかった場合、その文字列の翻訳結果を出力しない翻訳処理を行う。一般に、韓国語を日本語に翻訳する翻訳モジュール130にあって、文字列を翻訳できなかった場合は、「カタカナで表記される」又は「文字列が削除される」のいずれかであることが多い。前者の場合はカタカナの文字数、後者の場合は残った文字数により判断することとなる。
カウントモジュール140は、翻訳モジュール130、判断モジュール150と接続されている。カウントモジュール140は、翻訳モジュール130による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果内のカタカナ文字の文字数をそれぞれ計数すること、又は、翻訳モジュール130による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果である文字数をそれぞれ計数する。
カウントモジュール140は、翻訳モジュール130が、表音文字の文字列を翻訳できなかった場合、その文字列の表音を示すカタカナによる表記を翻訳結果とする翻訳処理を行うか否かを判断するようにしてもよい。そして、カタカナによる表記を翻訳結果とする翻訳処理を行うと判断した場合は、翻訳モジュール130による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果内のカタカナ文字の文字数をそれぞれ計数するようにしてもよい。
また、カウントモジュール140は、カタカナによる表記を翻訳結果とする翻訳処理を行うと判断しなかった場合は、翻訳モジュール130による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果である文字数をそれぞれ計数するようにしてもよい。
カウントモジュール140は、翻訳モジュール130が、表音文字の文字列を翻訳できなかった場合、その文字列の翻訳結果を出力しない翻訳処理を行うか否かを判断するようにしてもよい。そして、翻訳結果を出力しない翻訳処理を行うと判断した場合は、翻訳モジュール130による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果である文字数をそれぞれ計数するようにしてもよい。
また、カウントモジュール140は、翻訳結果を出力しない翻訳処理を行うと判断しなかった場合は、翻訳モジュール130による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果内のカタカナ文字の文字数をそれぞれ計数するようにしてもよい。
判断モジュール150は、カウントモジュール140と接続されている。判断モジュール150は、カウントモジュール140によって計数されたそれぞれの文字数を比較することによって、第1の行の行末に空白文字を挿入するか否かを判断する。
判断モジュール150は、カウントモジュール140によって、カタカナによる表記を翻訳結果とする翻訳処理を行うと判断した場合は、カウントモジュール140によって計数されたカタカナ文字の文字数の少ない方が第1の文字列である場合は、第1の行の行末に空白文字を挿入しないと判断するようにしてもよい。
また、判断モジュール150は、カウントモジュール140によって、カタカナによる表記を翻訳結果とする翻訳処理を行うと判断した場合は、カウントモジュール140によって計数されたカタカナ文字の文字数の少ない方が第2の文字列である場合は、第1の行の行末に空白文字を挿入すると判断するようにしてもよい。
判断モジュール150は、カウントモジュール140によって、カタカナによる表記を翻訳結果とする翻訳処理を行うと判断しなかった場合は、カウントモジュール140によって計数された文字数の多い方が第1の文字列である場合は、第1の行の行末に空白文字を挿入しないと判断するようにしてもよい。
また、判断モジュール150は、カウントモジュール140によって、カタカナによる表記を翻訳結果とする翻訳処理を行うと判断しなかった場合は、カウントモジュール140によって計数された文字数の多い方が第2の文字列である場合は、第1の行の行末に空白文字を挿入すると判断するようにしてもよい。
判断モジュール150は、カウントモジュール140によって、翻訳結果を出力しない翻訳処理を行うと判断した場合は、カウントモジュール140によって計数された文字数の多い方が第1の文字列である場合は、第1の行の行末に空白文字を挿入しないと判断するようにしてもよい。
また、判断モジュール150は、カウントモジュール140によって、翻訳結果を出力しない翻訳処理を行うと判断した場合は、カウントモジュール140によって計数された文字数の多い方が第2の文字列である場合は、第1の行の行末に空白文字を挿入すると判断するようにしてもよい。
判断モジュール150は、カウントモジュール140によって、翻訳結果を出力しない翻訳処理を行うと判断しなかった場合は、カウントモジュール140によって計数されたカタカナ文字の文字数の少ない方が第1の文字列である場合は、第1の行の行末に空白文字を挿入しないと判断するようにしてもよい。
また、判断モジュール150は、カウントモジュール140によって、翻訳結果を出力しない翻訳処理を行うと判断しなかった場合は、カウントモジュール140によって計数されたカタカナ文字の文字数の少ない方が第2の文字列である場合は、第1の行の行末に空白文字を挿入すると判断するようにしてもよい。
図2は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS202では、受付モジュール110が、行毎に文字列を保存する。
ステップS204では、文字列作成モジュール120が、行の境の数だけ空白の有無の組み合わせを作成する。
ステップS206では、文字列作成モジュール120が、組み合わせに基づいて空白を挿入してつなげた文章を作成する。
ステップS208では、翻訳モジュール130が、組み合わせた文章に対して翻訳を実行する。
ステップS210では、カウントモジュール140が、翻訳モジュール130がカタカナで発音を出すタイプであるか否かを判断し、カタカナで発音を出すタイプである場合はステップS212へ進み、それ以外の場合はステップS218へ進む。
ステップS212では、カウントモジュール140が、翻訳結果のカタカナの文字数をカウントする。
ステップS214では、判断モジュール150が、対象文について、カウントが少ない組み合わせを採用する。つまり、カウントが少ない組み合わせ(文字列)が、第1の文字列(空白文字の挿入なし)であれば、行末に空白文字を挿入しないと判断する。カウントが少ない組み合わせ(文字列)が、第2の文字列(空白文字の挿入あり)であれば、行末に空白文字を挿入すると判断する。
ステップS216では、その文書内にある行についての処理が終了したか否かを判断し、終了した場合は処理を終了し(ステップS299)、それ以外の場合はステップS212へ戻る。
ステップS218では、カウントモジュール140が、翻訳結果の文字数をカウントする。
ステップS220では、判断モジュール150が、対象文について、カウントが多い組み合わせを採用する。つまり、カウントが多い組み合わせ(文字列)が、第1の文字列(空白文字の挿入なし)であれば、行末に空白文字を挿入しないと判断する。カウントが多い組み合わせ(文字列)が、第2の文字列(空白文字の挿入あり)であれば、行末に空白文字を挿入すると判断する。
ステップS222では、その文書内にある行についての処理が終了したか否かを判断し、終了した場合は処理を終了し(ステップS299)、それ以外の場合はステップS218へ戻る。
なお、ステップS210の処理を行わずに、ステップS212〜ステップS216の処理、又はステップS218〜ステップS222の処理のいずれかの一方を行うようにしてもよい。
また、ステップS210の処理の代わりに、カウントモジュール140が、翻訳モジュール130が文字列を削除するタイプであるか否かを判断し、文字列を削除するタイプである場合はステップS218へ進み、それ以外の場合はステップS212へ進むようにしてもよい。
図3は、本実施の形態(文字列作成モジュール120、ステップS204、ステップS206)による処理例を示す説明図である。
受付モジュール110が受け付けた文書に、行310、行320、行330、行340、行350の5つの行があるとする。
図3(a)の例に示すように、対象行ペア315内の行310、行320のペアで、空白文字を挿入せずに接続した文字列と空白文字を挿入して接続した文字列を作成する。同様に、図3(b)の例に示すように、対象行ペア325内の行320、行330のペア、図3(c)の例に示すように、対象行ペア335内の行330、行340のペア、図3(d)の例に示すように、対象行ペア345内の行340、行350のペアで、空白文字を挿入せずに接続した文字列と空白文字を挿入して接続した文字列を作成する。そして、行のペアで順に空白を入れるべきか否かを判断する。
図4は、本実施の形態(文字列作成モジュール120、ステップS204、ステップS206)による処理例を示す説明図である。接続対象の文字列に対して前後の文字列(gram)を含めた単位を翻訳対象として、空白を入れるべきか否かを判断するものである。
受付モジュール110が受け付けた文書に、3つの行があるとする。各行には、文字列412〜418、文字列422〜428、文字列432〜438がある。
図4(a)の例に示すように、対象文字列組420内の文字列418と文字列422の間に空白文字を挿入せずに接続した文字列と空白文字を挿入して接続した文字列を作成し、文字列416、文字列418と文字列422を接続した文字列、文字列424を翻訳対象とし、文字列416、文字列418と文字列422に空白文字を挿入して接続した文字列、文字列424を翻訳対象とする。もちろんのことながら、各単語(例えば、文字列416と文字列418)の間に空白文字を挿入する。同様に、図4(b)の例に示すように、対象文字列組430内の文字列428と文字列432の間に空白文字を挿入せずに接続した文字列と空白文字を挿入して接続した文字列を作成し、文字列426、文字列428と文字列432を接続した文字列、文字列434を翻訳対象とし、文字列426、文字列428と文字列432に空白文字を挿入して接続した文字列、文字列434を翻訳対象とする。そして、これらの文字列で順に空白を入れるべきか否かを判断する。図3の例に比べると、2行分の全体を翻訳対象とするよりも、翻訳対象とする文字列が減ることになる。
図5は、本実施の形態(文字列作成モジュール120、ステップS204、ステップS206)による処理例を示す説明図である。接続対象の文字列に対して前後の文字列(gram)を含めた単位を翻訳対象として、空白を入れるべきか否かを判断するものである。
受付モジュール110が受け付けた文書に、3つの行があるとする。各行には、文字列512〜518、文字列522〜528、文字列532〜538がある。
図5(a)の例に示すように、対象文字列組520内の文字列518と文字列522の間に空白文字を挿入せずに接続した文字列と空白文字を挿入して接続した文字列を作成し、文字列514、文字列516、文字列518と文字列522を接続した文字列、文字列524、文字列526を翻訳対象とし、文字列514、文字列516、文字列518と文字列522に空白文字を挿入して接続した文字列、文字列524、文字列526を翻訳対象とする。もちろんのことながら、各単語(例えば、文字列514と文字列516、文字列516と文字列518、文字列522と文字列524、文字列524と文字列526)の間に空白文字を挿入する。同様に、図5(b)の例に示すように、対象文字列組530内の文字列528と文字列532の間に空白文字を挿入せずに接続した文字列と空白文字を挿入して接続した文字列を作成し、文字列524、文字列526、文字列528と文字列532を接続した文字列、文字列534、文字列536を翻訳対象とし、文字列524、文字列526、文字列528と文字列532に空白文字を挿入して接続した文字列、文字列534、文字列536を翻訳対象とする。そして、これらの文字列で順に空白を入れるべきか否かを判断する。図3の例に比べると、2行分の全体を翻訳対象とするよりも、翻訳対象とする文字列が減ることになる。図4の例に比べると、翻訳対象が増えることにより、翻訳の精度を上げることになる。
なお、前述の例では前後1つの文字列、前後2つの文字列を含めて翻訳対象としたが、3以上の文字列を含めて翻訳対象としてもよいし、前後で異なる数の文字列を含めるようにしてもよい。
また、前後の文字列を含めずに、空白文字を挿入しないで接続した文字列(図5の例では文字列518と文字列522の接続文字列)と、空白文字を挿入して接続した文字列(図5の例では文字列518と文字列522との間に空白文字を挿入した接続文字列)を翻訳対象として、空白を入れるべきか否かを判断するようにしてもよい。
図6は、本実施の形態が処理対象とする文字情報テーブル600のデータ構造例を示す説明図である。
受付モジュール110が文字情報テーブル600を受け付ける。文字情報テーブル600は、文書ID欄610、行数欄612を有している。文書ID欄610は、その文書を一意に識別する情報を記憶している。行数欄612は、その文書内に含まれている行の数を記憶している。行数欄612は、行数分の行ID欄620、文字数欄622の組を有している。行ID欄620は、その行を一意に識別する情報を記憶している。文字数欄622は、その行内の文字数を記憶している。文字数欄622は、文字数分の左上X座標欄630、左上Y座標欄632、右下X座標欄634、右下Y座標欄636、文字コード欄638の組を有している。左上X座標欄630は、その文字が描画されている矩形の左上のX座標を記憶している。左上Y座標欄632は、その文字が描画されている矩形の左上のY座標を記憶している。右下X座標欄634は、その文字が描画されている矩形の右下のX座標を記憶している。右下Y座標欄636は、その文字が描画されている矩形の右下のY座標を記憶している。文字コード欄638は、その文字の文字コードを記憶している。なお、空白文字であるか否かは、文字コードで判断してもよいし、文字間の距離(対象としている文字の右下Y座標と次の文字の左上X座標との差分)が予め定められた閾値以上である場合は空白文字があると判断してもよい。しかし、行末では、文字間の距離を用いた空白文字があるか否かの判断ができないので、本実施の形態による処理を行う。
なお、文字列作成モジュール120は、文字情報テーブル600から文字列を抽出し、行末に空白文字を挿入した文字列と空白文字を挿入しないで接続した文字列を作成する。
図7は、本実施の形態(翻訳モジュール130)による処理例を示す説明図である。
この例における翻訳モジュール130は、表音文字の文字列を翻訳できなかった場合に、カタカナで発音を出すタイプである。図7(a)の例に示す翻訳結果と図7(b)の例に示す翻訳結果を出力した場合、カタカナ文字の文字数が少ない方である図7(b)の例に示す翻訳結果を採用するようにする。つまり、図7(b)の例のようになった対象文字列が、空白を挿入した文字列であれば、行末に空白を挿入すると判断され、空白を挿入しないで接続した文字列であれば、行末に空白を挿入しないと判断される。
図8は、本実施の形態(翻訳モジュール130)による処理例を示す説明図である。
この例は、翻訳モジュール130が、表音文字の文字列を翻訳できなかった場合に、その翻訳結果を出力しないタイプである。図8(a)の例に示す翻訳結果と図8(b)の例に示す翻訳結果を出力した場合、文字数が多い方である図8(b)の例に示す翻訳結果を採用するようにする。つまり、図8(b)の例のようになった対象文字列が、空白を挿入した文字列であれば、行末に空白を挿入すると判断され、空白を挿入しないで接続した文字列であれば、行末に空白を挿入しないと判断される。
図9を参照して、本実施の形態の情報処理装置のハードウェア構成例について説明する。図9に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)などによって構成されるものであり、スキャナ等のデータ読み取り部917と、プリンタなどのデータ出力部918を備えたハードウェア構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)901は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、受付モジュール110、文字列作成モジュール120、翻訳モジュール130、カウントモジュール140、判断モジュール150等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)902は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)903は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス904により相互に接続されている。
ホストバス904は、ブリッジ905を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス906に接続されている。
キーボード908、マウス等のポインティングデバイス909は、操作者により操作される入力デバイスである。ディスプレイ910は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)などがあり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。
HDD(Hard Disk Drive)911は、ハードディスクを内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU901によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクには、対象とする文書、翻訳結果などが格納される。さらに、その他の各種のデータ処理プログラム等、各種コンピュータ・プログラムが格納される。
ドライブ912は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体913に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース907、外部バス906、ブリッジ905、及びホストバス904を介して接続されているRAM903に供給する。リムーバブル記録媒体913も、ハードディスクと同様のデータ記録領域として利用可能である。
接続ポート914は、外部接続機器915を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート914は、インタフェース907、及び外部バス906、ブリッジ905、ホストバス904等を介してCPU901等に接続されている。通信部916は、通信回線に接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部917は、例えばスキャナであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部918は、例えばプリンタであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
なお、図9に示す情報処理装置のハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図9に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図9に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
前述の実施の形態においては、左から右へと進む横書きを主な例として説明したが、上から下へ進む縦書きを対象としてもよいし、右から左へと進む横書きを対象としてもよい。また、主に韓国語を対象とした例で説明したが、行末に空白があるか否かによって意味が異なる言語であれば、韓国語以外の言語であってもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray Disc(登録商標))、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
110…受付モジュール
120…文字列作成モジュール
130…翻訳モジュール
140…カウントモジュール
150…判断モジュール

Claims (12)

  1. 表音文字によって表された文書内の第1の行の行末にある1以上の文字列と該第1の行に続く第2の行の先頭にある1以上の文字列を接続した第1の文字列と、該第1の行の行末にある1以上の文字列と該第2の行の先頭にある文字列の間に空白文字を挿入して接続した第2の文字列を作成する文字列作成手段と、
    前記文字列作成手段によって作成された第1の文字列と第2の文字列をそれぞれ日本語に翻訳する翻訳手段と、
    前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果内のカタカナ文字の文字数をそれぞれ計数すること、又は、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果である文字数をそれぞれ計数する計数手段と、
    前記計数手段によって計数されたそれぞれの文字数を比較することによって、前記第1の行の行末に空白文字を挿入するか否かを判断する第1の判断手段
    を具備し、
    前記翻訳手段は、表音文字の文字列を翻訳できなかった場合、該文字列の表音を示すカタカナによる表記を翻訳結果とする翻訳処理を行い、
    前記計数手段は、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果内のカタカナ文字の文字数をそれぞれ計数し、
    前記第1の判断手段は、前記計数手段によって計数されたカタカナ文字の文字数の少ない方が前記第1の文字列である場合は、前記第1の行の行末に空白文字を挿入しないと判断する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1の判断手段は、前記計数手段によって計数されたカタカナ文字の文字数の少ない方が前記第2の文字列である場合は、前記第1の行の行末に空白文字を挿入すると判断する
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  3. 表音文字によって表された文書内の第1の行の行末にある1以上の文字列と該第1の行に続く第2の行の先頭にある1以上の文字列を接続した第1の文字列と、該第1の行の行末にある1以上の文字列と該第2の行の先頭にある文字列の間に空白文字を挿入して接続した第2の文字列を作成する文字列作成手段と、
    前記文字列作成手段によって作成された第1の文字列と第2の文字列をそれぞれ日本語に翻訳する翻訳手段と、
    前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果内のカタカナ文字の文字数をそれぞれ計数すること、又は、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果である文字数をそれぞれ計数する計数手段と、
    前記計数手段によって計数されたそれぞれの文字数を比較することによって、前記第1の行の行末に空白文字を挿入するか否かを判断する第1の判断手段
    を具備し、
    前記翻訳手段は、表音文字の文字列を翻訳できなかった場合、翻訳結果を出力しない翻訳処理を行い、
    前記計数手段は、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果である文字数をそれぞれ計数し、
    前記第1の判断手段は、前記計数手段によって計数された文字数の多い方が前記第1の文字列である場合は、前記第1の行の行末に空白文字を挿入しないと判断する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  4. 前記第1の判断手段は、前記計数手段によって計数された文字数の多い方が前記第2の文字列である場合は、前記第1の行の行末に空白文字を挿入すると判断する
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  5. 韓国語の表音文字によって表された文書内の第1の行の行末にある1以上の文字列と該第1の行に続く第2の行の先頭にある1以上の文字列を接続した第1の文字列と、該第1の行の行末にある1以上の文字列と該第2の行の先頭にある文字列の間に空白文字を挿入して接続した第2の文字列を作成する文字列作成手段と、
    前記文字列作成手段によって作成された第1の文字列と第2の文字列をそれぞれ日本語に翻訳する翻訳手段と、
    前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果内のカタカナ文字の文字数をそれぞれ計数すること、又は、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果である文字数をそれぞれ計数する計数手段と、
    前記計数手段によって計数されたそれぞれの文字数を比較することによって、前記第1の行の行末に空白文字を挿入するか否かを判断する第1の判断手段
    を具備し、
    前記翻訳手段は、表音文字の文字列を翻訳できなかった場合、該文字列の翻訳結果を出力しない翻訳処理を行い、
    前記計数手段は前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果である文字数をそれぞれ計数し、
    前記第1の判断手段は、前記計数手段によって計数された文字数の多い方が前記第1の文字列である場合は、前記第1の行の行末に空白文字を挿入しないと判断する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  6. 前記第1の判断手段は、前記計数手段によって計数された文字数の多い方が前記第2の文字列である場合は、前記第1の行の行末に空白文字を挿入すると判断する
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  7. 韓国語の表音文字によって表された文書内の第1の行の行末にある1以上の文字列と該第1の行に続く第2の行の先頭にある1以上の文字列を接続した第1の文字列と、該第1の行の行末にある1以上の文字列と該第2の行の先頭にある文字列の間に空白文字を挿入して接続した第2の文字列を作成する文字列作成手段と、
    前記文字列作成手段によって作成された第1の文字列と第2の文字列をそれぞれ日本語に翻訳する翻訳手段と、
    前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果内のカタカナ文字の文字数をそれぞれ計数すること、又は、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果である文字数をそれぞれ計数する計数手段と、
    前記計数手段によって計数されたそれぞれの文字数を比較することによって、前記第1の行の行末に空白文字を挿入するか否かを判断する第1の判断手段
    を具備し、
    前記翻訳手段は、表音文字の文字列を翻訳できなかった場合、該文字列の表音を示すカタカナによる表記を翻訳結果とする翻訳処理を行い、
    前記計数手段は、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果内のカタカナ文字の文字数をそれぞれ計数し、
    前記第1の判断手段は、前記計数手段によって計数されたカタカナ文字の文字数の少ない方が前記第1の文字列である場合は、前記第1の行の行末に空白文字を挿入しないと判断する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  8. 前記第1の判断手段は、前記計数手段によって計数されたカタカナ文字の文字数の少ない方が前記第2の文字列である場合は、前記第1の行の行末に空白文字を挿入すると判断する
    ことを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  9. コンピュータを、
    表音文字によって表された文書内の第1の行の行末にある1以上の文字列と該第1の行に続く第2の行の先頭にある1以上の文字列を接続した第1の文字列と、該第1の行の行末にある1以上の文字列と該第2の行の先頭にある文字列の間に空白文字を挿入して接続した第2の文字列を作成する文字列作成手段と、
    前記文字列作成手段によって作成された第1の文字列と第2の文字列をそれぞれ日本語に翻訳する翻訳手段と、
    前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果内のカタカナ文字の文字数をそれぞれ計数すること、又は、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果である文字数をそれぞれ計数する計数手段と、
    前記計数手段によって計数されたそれぞれの文字数を比較することによって、前記第1の行の行末に空白文字を挿入するか否かを判断する第1の判断手段
    として機能させ
    前記翻訳手段は、表音文字の文字列を翻訳できなかった場合、該文字列の表音を示すカタカナによる表記を翻訳結果とする翻訳処理を行い、
    前記計数手段は、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果内のカタカナ文字の文字数をそれぞれ計数し、
    前記第1の判断手段は、前記計数手段によって計数されたカタカナ文字の文字数の少ない方が前記第1の文字列である場合は、前記第1の行の行末に空白文字を挿入しないと判断する
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
  10. コンピュータを、
    表音文字によって表された文書内の第1の行の行末にある1以上の文字列と該第1の行に続く第2の行の先頭にある1以上の文字列を接続した第1の文字列と、該第1の行の行末にある1以上の文字列と該第2の行の先頭にある文字列の間に空白文字を挿入して接続した第2の文字列を作成する文字列作成手段と、
    前記文字列作成手段によって作成された第1の文字列と第2の文字列をそれぞれ日本語に翻訳する翻訳手段と、
    前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果内のカタカナ文字の文字数をそれぞれ計数すること、又は、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果である文字数をそれぞれ計数する計数手段と、
    前記計数手段によって計数されたそれぞれの文字数を比較することによって、前記第1の行の行末に空白文字を挿入するか否かを判断する第1の判断手段
    として機能させ
    前記翻訳手段は、表音文字の文字列を翻訳できなかった場合、翻訳結果を出力しない翻訳処理を行い、
    前記計数手段は、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果である文字数をそれぞれ計数し、
    前記第1の判断手段は、前記計数手段によって計数された文字数の多い方が前記第1の文字列である場合は、前記第1の行の行末に空白文字を挿入しないと判断する
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
  11. コンピュータを、
    韓国語の表音文字によって表された文書内の第1の行の行末にある1以上の文字列と該第1の行に続く第2の行の先頭にある1以上の文字列を接続した第1の文字列と、該第1の行の行末にある1以上の文字列と該第2の行の先頭にある文字列の間に空白文字を挿入して接続した第2の文字列を作成する文字列作成手段と、
    前記文字列作成手段によって作成された第1の文字列と第2の文字列をそれぞれ日本語に翻訳する翻訳手段と、
    前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果内のカタカナ文字の文字数をそれぞれ計数すること、又は、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果である文字数をそれぞれ計数する計数手段と、
    前記計数手段によって計数されたそれぞれの文字数を比較することによって、前記第1の行の行末に空白文字を挿入するか否かを判断する第1の判断手段
    として機能させ
    前記翻訳手段は、表音文字の文字列を翻訳できなかった場合、該文字列の翻訳結果を出力しない翻訳処理を行い、
    前記計数手段は前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果である文字数をそれぞれ計数し、
    前記第1の判断手段は、前記計数手段によって計数された文字数の多い方が前記第1の文字列である場合は、前記第1の行の行末に空白文字を挿入しないと判断する
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
  12. コンピュータを、
    韓国語の表音文字によって表された文書内の第1の行の行末にある1以上の文字列と該第1の行に続く第2の行の先頭にある1以上の文字列を接続した第1の文字列と、該第1の行の行末にある1以上の文字列と該第2の行の先頭にある文字列の間に空白文字を挿入して接続した第2の文字列を作成する文字列作成手段と、
    前記文字列作成手段によって作成された第1の文字列と第2の文字列をそれぞれ日本語に翻訳する翻訳手段と、
    前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果内のカタカナ文字の文字数をそれぞれ計数すること、又は、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果である文字数をそれぞれ計数する計数手段と、
    前記計数手段によって計数されたそれぞれの文字数を比較することによって、前記第1の行の行末に空白文字を挿入するか否かを判断する第1の判断手段
    として機能させ
    前記翻訳手段は、表音文字の文字列を翻訳できなかった場合、該文字列の表音を示すカタカナによる表記を翻訳結果とする翻訳処理を行い、
    前記計数手段は、前記翻訳手段による第1の文字列と第2の文字列の翻訳結果内のカタカナ文字の文字数をそれぞれ計数し、
    前記第1の判断手段は、前記計数手段によって計数されたカタカナ文字の文字数の少ない方が前記第1の文字列である場合は、前記第1の行の行末に空白文字を挿入しないと判断する
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
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