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JP5927099B2 - 無線通信装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えばスマートフォン等を外部機器と連接させるための無線通信装置に関する。
スマートフォンは、広域網での携帯電話端末に替わる携帯情報通信端末であり、更に携帯電話端末の機能を併せ持っている。但し、携帯電話機は音声通信をベースにしているのに対し、スマートフォンではデータ通信による情報操作をベースとするところに特徴を持つ。このスマートフォンは近年、アプリケーションの柔軟性・利便性、及び端末の持つ操作性、更には本体のデザイン・音楽配信との融合等からの斬新さから、今では市場マップを塗り替える勢いにて急激・急速に需要を伸ばしている。この新規ニーズに対して通信事業者は、本ニーズに即応し顧客離れ防止、更には新規顧客獲得を目的としてスマートフォン端末の展開を最優先として市場の拡大を強いられている。
特開2011−166695号公報
このような事情により、通信事業者は、従来携帯電話にて普及・定常化した各種サービスへの構築、対応遅れに対し機能を縮減、更には制約して、この急激な変化に対応している。この対応において、通信端末を通じてオープンなサービスを提供する外部連接機能については特にこの傾向が顕著にみられ、市場問合・申告も急増している。これは多くのエンドユーザが、スマートフォンは携帯電話の延長と捉え、当然、上位機能互換と認識しており、本動向は例外として予測しておらず、このためにスマートフォンに機種変更をした多くのユーザから従来機能を補完する提案が求められている。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、既存の機器に手を加えることなく、外部機器との連接機能を補完することができる無線通信装置を提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明に係る無線通信装置の第1の態様は、公衆回線網を介して音声通信及びデータ通信を行うと共に、第1通信による音声通信と第2通信によるデータ通信とを行う第1装置と、前記第1装置との間で前記第1通信を行う第2装置とを備える無線通信システムに用いられる無線通信装置であって、前記第1通信用の第1通信部と、前記第2通信用の第2通信インタフェース部と、前記第2通信インタフェース部により前記第1装置との間で第1データ通信リンクを確立する第1制御手段と、前記第1通信部により前記第1装置から前記第2装置への接続要求を受信して前記第1装置との間に第1音声通信リンクを確立する第2制御手段と、前記第1通信部により前記第2装置から前記第1装置への接続要求を受信して前記第2装置との間に前記第1データ通信リンクおよび前記第1音声通信リンクに対応する第2データ通信リンクおよび第2音声通信リンクを確立する第3制御手段とを具備するものである。
上記第1の態様によれば、第1装置と第2装置との連接に際し、無線通信装置を中継接続して第1通信及び第2通信を用いて音声通信及びデータ通信が可能となり、既存の機器に手を加えることなく、外部機器との連接機能を補完することができる。
この発明に係る無線通信装置の第2の態様は、公衆回線網を介して音声通信及びデータ通信を行うと共に、周波数ホッピング方式を用いた近距離無線通信を用いた音声通信と有線接続を用いたデータ通信とを行う第1装置と、前記第1装置との間で前記近距離無線通信を行う第2装置とを備える無線通信システムに用いられる無線通信装置であって、前記近距離無線通信用の近距離無線通信部と、前記有線接続用の有線インタフェース部と、前記有線インタフェース部により前記第1装置との間で第1データ通信リンクを確立する第1制御手段と、前記近距離無線通信部により前記第1装置から前記第2装置への接続要求を受信して前記第1装置との間に第1音声通信リンクを確立する第2制御手段と、前記近距離無線通信部により前記第2装置から前記第1装置への接続要求を受信して前記第2装置との間に前記第1データ通信リンクおよび前記第1音声通信リンクに対応する第2データ通信リンクおよび第2音声通信リンクを確立する第3制御手段とを具備するものである。
上記第2の態様によれば、第1装置と第2装置との連接に際し、無線通信装置を中継接続して有線接続リンクと無線接続リンクを集約することが可能となり、既存の機器に手を加えることなく、外部機器との連接機能を補完することができる。
この発明に係る無線通信装置の第3の態様は、公衆回線網を介して音声通信及びデータ通信を行うと共に、周波数ホッピング方式を用いた近距離無線通信を用いた音声通信と無線LAN接続を用いたデータ通信とを行う第1装置と、前記第1装置との間で前記近距離無線通信を行う第2装置とを備える無線通信システムに用いられる無線通信装置であって、前記近距離無線通信用の近距離無線通信部と、前記無線LAN接続用の無線LANインタフェース部と、前記無線LANインタフェース部により前記第1装置との間で第1データ通信リンクを確立する第1制御手段と、前記近距離無線通信部により前記第1装置から前記第2装置への接続要求を受信して前記第1装置との間に第1音声通信リンクを確立する第2制御手段と、前記近距離無線通信部により前記第2装置から前記第1装置への接続要求を受信して前記第2装置との間に前記第1データ通信リンクおよび前記第1音声通信リンクに対応する第2データ通信リンクおよび第2音声通信リンクを確立する第3制御手段とを具備するものである。
上記第3の態様によれば、第1装置が有する無線LAN機能を利用してデータ通信リンクを確立することで、第1装置と第2装置との連接に際し、無線通信装置をケーブル無しで中継接続して、既存の機器に手を加えることなく、データ通信機能と音声通信機能のような複数のサービスを提供することが可能となる。
この発明に係る無線通信装置の第4の態様は、公衆回線網を介して音声通信及びデータ通信を行うと共に、周波数ホッピング方式を用いた近距離無線通信を用いた音声通信と無線LAN接続を用いたデータ通信とを行う第1装置と、前記第1装置との間で前記近距離無線通信を行う第2装置とを備える無線通信システムに用いられる無線通信装置であって、前記近距離無線通信用の近距離無線通信部と、前記有線接続用の有線インタフェース部と、前記有線インタフェース部にコネクタ接続される無線LANユニットと、前記無線LANユニットを介して前記有線インタフェース部により前記第1装置との間で第1データ通信リンクを確立する第1制御手段と、前記近距離無線通信部により前記第1装置から前記第2装置への接続要求を受信して前記第1装置との間に第1音声通信リンクを確立する第2制御手段と、前記近距離無線通信部により前記第2装置から前記第1装置への接続要求を受信して前記第2装置との間に前記第1データ通信リンクおよび前記第1音声通信リンクに対応する第2データ通信リンクおよび第2音声通信リンクを確立する第3制御手段とを具備するものである。
上記第4の態様によれば、上記第3の態様と同様の効果を得ることができ、さらに無線LANユニットを着脱することで、第1装置の仕様に合わせて有線接続にも無線LAN接続にも対応可能となる。
この発明に係る無線通信装置の第5の態様は、上記第1乃至4のいずれかの態様において、前記第1装置はスマートフォンであり、前記第2装置はナビゲーションシステムであることを特徴とする。
上記第2の態様によれば、無線通信装置を用いることで、例えば、スマートフォン及び既存のナビゲーションシステムを機器交換又は改修することなく、例えば、従来の携帯電話機と同様にデータ通信や音声通信のためのダイヤルアップ接続機能とハンズフリー機能の複数のサービスを提供することが可能となる。
この発明に係る無線通信装置の第6の態様は、上記第2の態様において、前記第1装置が有する近距離無線通信の第1規格と前記第2装置が有する近距離無線通信の第2規格とが異なる場合に、前記近距離無線通信部は、前記第1規格と前記第2規格とに互換性を有することを特徴とする。
上記第6の態様によれば、無線通信装置で無線通信規格のバージョン等の差異を補完することにより、例えば、スマートフォンの無線通信規格のバージョンに合わせてナビゲーションシステムのバージョンアップ等をする必要がない。
すなわちこの発明によれば、既存の機器に手を加えることなく、外部機器との連接機能を補完することができる無線通信装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る無線通信装置を用いた無線通信システムを示す図。 図1の無線通信システムの連接処理を示すシーケンス図。 本発明の第2実施形態に係る無線通信装置を用いた無線通信システムを示す図。 図3の無線通信システムの連接処理を示すシーケンス図。 本発明の第3実施形態に係る無線通信装置を用いた無線通信システムを示す図。
以下、図面を参照してこの発明に係る実施形態を説明する。
[第1実施形態]
図1に、本発明の第1実施形態に係る無線通信装置を用いた無線通信システムを示す。
従来のPDC(Personal Digital cellular)やIMT−2000(International Mobile Telecommunications 2000)規格の携帯電話機では、ナビゲーションシステム2と有線接続(USBインタフェース、シリアル通信等)の場合でも無線接続(Bluetooth(登録商標)、Wi-Fi等)の場合でもデータ通信機能とハンズフリー音声通話の複数のサービスを提供することが可能であった。これに対し、スマートフォン1をナビゲーションシステム2と直接的に連接した場合は、例えば、有線接続ではハンズフリー音声通話が利用できず、無線接続ではデータ通信機能が利用できないという問題を生じることがある。
そこで、本実施形態では、このような問題を解決するために、スマートフォン1(第1装置)とナビゲーションシステム2(第2装置)との連接に際し、無線通信装置3を中継接続することで、データ通信機能とハンズフリー音声通話の複数のサービスを提供する例について説明する。
図1において、スマートフォン1は、Bluetooth通信機能に対応する近距離無線通信部11、公衆網WANを介して音声通話及びデータ通信を可能にする公衆網通信部12、ケーブルを介して機器間を接続して充電やデータ転送を行う有線インタフェース部14、公衆網通信部12を用いてハンズフリー通話機能を提供するハンズフリー通話部15、および公衆網通信部12を用いてダイヤルアップ接続してデータ通信を行うデータ通信部16を有する。
Bluetoothは、2.4GHz帯の無線周波数を使用する近距離無線通信規格で、マスタ/スレーブ方式を採用し、マスタとなる機器を中心に半径10m程度までのピコネットと呼ばれる無線サービスエリアを形成する。マスタは、この無線サービスエリア内に存在する最大7台までの機器をスレーブとして無線接続することができる。
ナビゲーションシステム2は、現在地から目的地までの経路案内を基本機能とし、さらにBluetooth通信機能に対応する近距離無線通信部21、スマートフォン1や携帯電話機等のダイヤルアップ機能を利用してVICS(登録商標)情報や天気情報等を提供する情報提供サービス部23、およびスマートフォン1や携帯電話機等のハンズフリー通話機能を利用して、ユーザが発した音声をマイクロホンにより入力し、通話相手の受話音声をスピーカにより出力するハンズフリーサービス部22を有する。
無線通信装置3は、Bluetooth通信機能に対応する近距離無線通信部31、有線インタフェース部32、およびスマートフォン1とナビゲーションシステム2との連接処理を行う制御部33を有する。
制御部33は、スマートフォン1との間においてはナビゲーションシステム2になりすまし、有線インタフェース部32により第1データ通信リンクを確立し、近距離無線通信部31によりスマートフォン1からナビゲーションシステム2への接続要求を受信して第1音声通信リンクを確立する。一方、制御部33は、ナビゲーションシステム2との間ではスマートフォン1になりすまし、近距離無線通信部31によりナビゲーションシステム2からスマートフォン1への接続要求を受信して上記第1データ通信リンクおよび上記1音声通信リンクに対応する第2データ通信リンクおよび第2音声通信リンクを確立する。
なお、スマートフォン1や無線通信装置3が備える有線インタフェース部は、例えばUSB(Universal Serial Bus)に対応したインタフェース機能を有するものであっても良い。
次に、このように構成された無線通信システムの動作について説明する。図2は、図1に示す無線通信システムの連接処理を示すシーケンス図である。
ここでは、有線インタフェース部における有線接続について、USB方式のインタフェース機能を有する場合について説明する。
(第1段階:スマートフォンとの有線接続)
無線通信装置3の電源がONされると、制御部33は、有線による接続初期設定としてUSBデバイスの検出待ち状態となる(ステップS1)。制御部33は、スマートフォン1とのUSB接続が検出された場合は、スマートフォン1との間にデータ通信用のUSBデータリンク(第1データ通信リンク)を確立する。なお、このときUSB接続が検出できなかった場合は、ステップS3に移行する。
(第2段階:スマートフォンとのBluetooth接続)
次に、無線通信装置3の制御部33は、自装置のデバイスタイプをナビゲーションシステム2のデバイスタイプに設定し(Device Class=“Audio Gateway”)、接続要求待ち状態(Status=“Page Scan Enable”)に設定し、周期的に受信周波数を切り替えながらマスタからの接続要求を待ち受ける(ステップS3)。なお、このときタイマを設定しておき、所定時間内に接続要求を受信できずにタイムアウトとなった場合は、ステップS10に移行する。
スマートフォン1は、自装置の無線サービスエリア内に存在するリモートデバイスを検出(Page Scan)する(ステップS4)。接続要求待ちの無線通信装置3が検出された場合には、スマートフォン1は、無線通信装置3を対象デバイスであるナビゲーションシステム(Device Class=“Audio Gateway”)として認識する。同様に、ナビゲーションシステム2についても、自装置の無線サービスエリア内に存在するリモートデバイスの検出(Page Scan)を行う(ステップS5)。ここで、接続要求待ちの無線通信装置3が検出された場合には、ナビゲーションシステム2は、無線通信装置3を周辺の同種デバイス(Device Class=“Audio Gateway”)として認識し、対象デバイス(Device Class=“CELL Phone”)の検出を繰り返す。
スマートフォン1は、検出された無線通信装置3に対し、ハンズフリー音声通話を行うためのHFP(Hands Free Profile)リンクの接続要求を送信する(ステップS6)。無線通信装置3からスマートフォン1へ接続応答(HFPプロファイルで動作可能)が送信されると、スマートフォン1と無線通信装置3との間でHFPリンクが確立する(ステップS7)。そして、このHFPリンクが確立後、無線通信装置3は、このリンクの従属関係を確認し、自装置がマスタで無い場合は、自装置をマスタに切り替え(ステップS8)、スマートフォン1をスレーブに切り替える(ステップS9)。
(第3段階:ナビゲーションシステムとのBluetooth接続)
次に、無線通信装置3の制御部33は、自装置のデバイスタイプをスマートフォン1のデバイスタイプに設定し(Device Class=“CELL Phone”)、接続要求待ち状態(Status=“Page Scan Enable”)に設定し、周期的に受信周波数を切り替えながらマスタからの接続要求を待ち受ける(ステップS10)。なお、このときタイマを設定しておき、所定時間内に接続要求を受信できずにタイムアウトとなった場合は、ステップS17に移行する。
ナビゲーションシステム2は、自装置の無線サービスエリア内に存在するリモートデバイスを検出(Page Scan)する(ステップS11)。接続要求待ちの無線通信装置3が検出された場合には、ナビゲーションシステム2は、無線通信装置3を対象デバイス(Device Class=“CELL Phone”)として認識する。
ナビゲーションシステム2は、検出された無線通信装置3に対し、ハンズフリー音声通話を行うためのHFPリンクとダイヤルアップ接続を行うためのDUN(Dial-Up Networking Profile)リンクの接続要求を送信する(ステップS12)。無線通信装置3からナビゲーションシステム2へ接続応答(HFP/DUNプロファイルで動作可能)が送信されると、ナビゲーションシステム2と無線通信装置3との間でHFPリンクとDUNリンクが確立する(ステップS13,S14)。そして、このHFPリンクとDUNリンクが確立後、無線通信装置3は、このリンクの従属関係を確認し、自装置がマスタで無い場合は、自装置をマスタに切り替え(ステップS15)、ナビゲーションシステム2をスレーブに切り替える(ステップS16)。
上記第1〜第3段階のような連接処理を行った後に、無線通信装置3は運用状態となる(ステップS17)。このようにスマートフォン1とナビゲーションシステム2との連接に際し、無線通信装置3を中継接続して有線接続リンクと無線接続リンクを集約することで、従来の携帯電話機と同様に、スマートフォン1およびナビゲーションシステム2を機器交換又は改修等することなく、データ通信機能とハンズフリー音声通話機能のような複数のサービスを提供することが可能となる。
以上述べたように、上記実施形態では、ナビゲーションシステム2(連接機器)からは無線通信装置3は従来の携帯電話機と同等機能を持つ携帯電話機として認識される。これにより、連接機器はスマートフォン1との連接での問題を解決し、エンドユーザへの従来と同様のサービスの提供が可能になる。各自動車メーカのテレマティックスサービスを利用し、携帯電話機からスマートフォンへ移行する全てのエンドユーザへのサービス供給の代替手段として提供可能である。
また、例えば、スマートフォン1とナビゲーションシステム2との間で無線通信規格のバージョンが異なる場合や、有線におけるインタフェース規格等が異なる場合、無線通信装置3でそれぞれのバージョンに対応できるように複数の近距離無線通信部や有線インタフェース部または双方のバージョンに互換性を有する近距離無線通信部や有線インタフェース部を備えるようにする。無線通信装置3で無線通信規格や有線インタフェースのバージョン等の差異を補完することにより、例えば、スマートフォン1の無線通信規格や有線インタフェースのバージョンなどに合わせてナビゲーションシステム2のバージョンアップ等をする必要がない。
したがって上記実施形態によれば、連接機器、更にはスマートフォン側に手を加えることなく、複数のサービス機能を提供することができ、改善が期待できる他、機能提供の仕組み、組合せに影響を受けることなく柔軟に対応できることでの連接機器、スマートフォンの拡張へ寄与できる。後付にて相互の連接機器のステークホルダの仕様検討・変更等にかかる費用等を最小限にでき、需要が急増しているスマートフォンへの市場マイグレーションに伴う、従来の携帯電話で提供し、定着している機能の不足を補完することができる。
[第2実施形態]
図3に、第2実施形態に係る無線通信装置を用いた無線通信システムを示す。第2実施形態では、上記図1の有線インタフェース部14,32の代わりに、無線LANインタフェース部17,34を有する。無線LANインタフェース部17はアクセスポイント(AP)として動作し、無線LANインタフェース部34はクライアントとしてのステーション(STA)として動作することで、無線LANの標準規格であるWiFi(Wireless Fidelity)等によりIPパケット通信による無線接続を可能にする。図3において、その他の構成は第1実施形態と同じであるので、上記図1と同一部分には同一符号を付し、詳しい説明は省略する。
図4は、図3に示す無線通信システムの連接処理を示すシーケンス図である。ここでは、上記第1段階に相当する無線LANインタフェース部17,34による無線接続について、WiFi通信機能を有する場合について説明する。
無線通信装置3の電源がONされると、制御部33は、WiFiの接続初期設定として無線LANインタフェース部34をステーション(STA)として動作させて、無線LANクライアント部17のアクセスポイント(AP)へ接続要求を実施し、接続待ち状態となる(ステップS21)。制御部33は、スマートフォン1との接続が許可された場合は、スマートフォン1との間にデータ通信用のIPリンク(第1データ通信リンク)を確立する(ステップS22)。これ以降は、図2のS3〜S17と同様に動作する。
以上述べたように、上記第2実施形態によれば、スマートフォンが有する無線LAN(WiFi)機能を利用してIP接続によるデータ通信リンクを確立することで、スマートフォン1とナビゲーションシステム2との連接に際し、無線通信装置3をケーブル無しで中継接続して、既存の機器に手を加えることなく、データ通信機能とハンズフリー音声通話のような複数のサービスを提供することが可能となる。
[第3実施形態]
図5に、第3実施形態に係る無線通信装置を用いた無線通信システムを示す。第3実施形態では、無線通信装置3は上記図1と同様に構成され、有線インタフェース部32には例えばUSB接続端子が設けられ、WiFi等の無線LANユニット35がコネクタ接続される。スマートフォン1は上記図3と同様に構成され、有線インタフェース部17は無線LANユニット35との間で無線LAN接続を可能にする。その他の構成及び動作は第2実施形態と同じであるので、詳しい説明は省略する。
このように第3実施形態のように構成しても、上記第2実施形態と同様の効果を得ることができ、さらに無線LANユニット35を着脱することで、スマートフォン1の仕様に合わせてUSB接続にも無線LAN接続にも対応可能となる。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
1…スマートフォン、11…近距離無線通信部、12…公衆網通信部、14…有線インタフェース部、15…ハンズフリー通話部、16…データ通信部、2…ナビゲーションシステム、21…近距離無線通信部、22…ハンズフリーサービス部、23…情報提供サービス部、3…無線通信装置、31…近距離無線通信部、32…有線インタフェース部、33…制御部、17…無線LANインタフェース部、34…無線LANインタフェース、35…無線LANユニット。

Claims (6)

  1. 公衆回線網を介して音声通信及びデータ通信を行うと共に、第1通信による音声通信と第2通信によるデータ通信とを行う第1装置と、前記第1装置との間で前記第1通信を行う第2装置とを備える無線通信システムに用いられる無線通信装置であって、
    前記第1通信用の第1通信部と、
    前記第2通信用の第2通信インタフェース部と、
    前記第2通信インタフェース部により前記第1装置との間で第1データ通信リンクを確立する第1制御手段と、
    前記第1通信部により前記第1装置から前記第2装置への接続要求を受信して前記第1装置との間に第1音声通信リンクを確立する第2制御手段と、
    前記第1通信部により前記第2装置から前記第1装置への接続要求を受信して前記第2装置との間に前記第1データ通信リンクおよび前記第1音声通信リンクに対応する第2データ通信リンクおよび第2音声通信リンクを確立する第3制御手段と
    を具備することを特徴とする無線通信装置。
  2. 公衆回線網を介して音声通信及びデータ通信を行うと共に、周波数ホッピング方式を用いた近距離無線通信を用いた音声通信と有線接続を用いたデータ通信とを行う第1装置と、前記第1装置との間で前記近距離無線通信を行う第2装置とを備える無線通信システムに用いられる無線通信装置であって、
    前記近距離無線通信用の近距離無線通信部と、
    前記有線接続用の有線インタフェース部と、
    前記有線インタフェース部により前記第1装置との間で第1データ通信リンクを確立する第1制御手段と、
    前記近距離無線通信部により前記第1装置から前記第2装置への接続要求を受信して前記第1装置との間に第1音声通信リンクを確立する第2制御手段と、
    前記近距離無線通信部により前記第2装置から前記第1装置への接続要求を受信して前記第2装置との間に前記第1データ通信リンクおよび前記第1音声通信リンクに対応する第2データ通信リンクおよび第2音声通信リンクを確立する第3制御手段と
    を具備することを特徴とする無線通信装置。
  3. 公衆回線網を介して音声通信及びデータ通信を行うと共に、周波数ホッピング方式を用いた近距離無線通信を用いた音声通信と無線LAN接続を用いたデータ通信とを行う第1装置と、前記第1装置との間で前記近距離無線通信を行う第2装置とを備える無線通信システムに用いられる無線通信装置であって、
    前記近距離無線通信用の近距離無線通信部と、
    前記無線LAN接続用の無線LANインタフェース部と、
    前記無線LANインタフェース部により前記第1装置との間で第1データ通信リンクを確立する第1制御手段と、
    前記近距離無線通信部により前記第1装置から前記第2装置への接続要求を受信して前記第1装置との間に第1音声通信リンクを確立する第2制御手段と、
    前記近距離無線通信部により前記第2装置から前記第1装置への接続要求を受信して前記第2装置との間に前記第1データ通信リンクおよび前記第1音声通信リンクに対応する第2データ通信リンクおよび第2音声通信リンクを確立する第3制御手段と
    を具備することを特徴とする無線通信装置。
  4. 公衆回線網を介して音声通信及びデータ通信を行うと共に、周波数ホッピング方式を用いた近距離無線通信を用いた音声通信と無線LAN接続を用いたデータ通信とを行う第1装置と、前記第1装置との間で前記近距離無線通信を行う第2装置とを備える無線通信システムに用いられる無線通信装置であって、
    前記近距離無線通信用の近距離無線通信部と、
    前記有線接続用の有線インタフェース部と、
    前記有線インタフェース部にコネクタ接続される無線LANユニットと、
    前記無線LANユニットを介して前記有線インタフェース部により前記第1装置との間で第1データ通信リンクを確立する第1制御手段と、
    前記近距離無線通信部により前記第1装置から前記第2装置への接続要求を受信して前記第1装置との間に第1音声通信リンクを確立する第2制御手段と、
    前記近距離無線通信部により前記第2装置から前記第1装置への接続要求を受信して前記第2装置との間に前記第1データ通信リンクおよび前記第1音声通信リンクに対応する第2データ通信リンクおよび第2音声通信リンクを確立する第3制御手段と
    を具備することを特徴とする無線通信装置。
  5. 前記第1装置はスマートフォンであり、前記第2装置はナビゲーションシステムであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  6. 前記第1装置が有する近距離無線通信の第1規格と前記第2装置が有する近距離無線通信の第2規格とが異なる場合に、前記近距離無線通信部は、前記第1規格と前記第2規格とに互換性を有することを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
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