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JP5919125B2 - 回転保持装置および回転保持装置における回転方法 - Google Patents

回転保持装置および回転保持装置における回転方法 Download PDF

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Description

本発明は、回転保持装置および回転保持装置における回転方法に関し、さらに詳細には、加工装置において被加工物を保持しながら回転することが可能な回転保持装置および回転保持装置における回転方法に関するものであり、特に、被加工物を一回転、即ち、360°回転すると当該被加工物が元の位置に戻るようにした回転保持装置および回転保持装置における回転方法に関する。
従来より、切削装置などの加工装置において、被加工物を保持しながら回転する回転保持装置が知られている。
こうした回転保持装置は、被加工物を一回転、即ち、360°回転すると当該被加工物の位置が元に戻るものであり、図1に示すように、制御部206によりモーターなどの駆動部204の回転を制御することにより、被加工物を保持する保持部202が所定の軸線周りに回転される。
ここで、この回転保持装置200において、例えば、直方体形状を備えた保持部202の上面202aを上方側に向けて水平な状態とした後に、保持部202の上面202aと対向する下面202bが上方側に向くように、制御部206の制御により保持部202を180°回転した場合には、下面202bは上方側を向いて水平な状態となるはずである。
しかしながら、実際には、保持部202の下面202bが上方側を向いたときには、駆動部204たるモーターなどの偏心、ギアの歪みなどにより、当該下面202bは水平な状態とはならないものであった。
このため、保持部202を回転する場合には、こうした駆動部204の偏心などを考慮した補正値を予め算出し、当該補正値により制御部206から駆動部204へ出力される制御信号を補正するようにしていた。これにより、補正された制御信号に基づいて、駆動部204によって保持部202を回転するようになされていた。
具体的には、まず、回転保持装置200に設けられた検出部208により、保持部202の上面202aを上方側に向けて水平な状態としたときの傾きを検出し、制御部206において検出した傾きから当該上面202aを上方側に向けて完全な水平とするための補正値を算出する。
なお、この保持部202の上面202aを上方側に向けて水平とするための補正値(以下、「保持部202の上面202aを上方側に向けて水平とするための補正値」を「上面補正値」と称することとする。)とは、制御部206において駆動部204を制御する際に出力する制御信号を補正するための値である。また、本明細書中において「完全な水平」とは、駆動部204により制御することが可能な最も水平に近い状態のことである。
そして、この上面補正値を制御信号に加算あるいは減算して制御信号を補正することにより、保持部202の上面202aを上方側に向けて水平な状態としたときに、駆動部204たるモーターの偏心などによらず、保持部202の上面202aを上方側に向けて完全に水平な状態とすることができるものである。
上面補正値を算出すると、次に、保持部202の上面202aを上方側に向けて完全に水平とした状態から、保持部202を180°回転させて、保持部202の下面202bを上方側に向けて水平な状態としたときの傾きを検出する。
そして、検出部206により保持部202の下面202bを上方側に向けて水平な状態としたときの傾きを検出し、制御部204において検出した傾きから、保持部202の下面202bを上方側に向けて水平な状態としたときの補正値を算出する。
なお、この保持部202の下面202bを上方側に向けて水平な状態とするための補正値(以下、「保持部202の下面202bを上方側に向けて水平とするための補正値」を「下面補正値」と称することとする。)とは、制御部206において駆動部204を制御する際に出力する制御信号を補正するための値である。
そして、この下面補正値を制御信号に加算あるいは減算して制御信号を補正することにより、保持部202の下面202bを上方側に向けて水平としたときに、駆動部204たるモーターの偏心などによらず、保持部204の下面を上方側に向けて水平な状態とすることができるものである。
こうして上面補正値および下面補正値が算出し、保持部202の回転角度に応じて各補正値により制御信号を補正するようにしていた。
ここで、保持部202の回転角度として、保持部202の上面202aを上方側に向けて水平な状態としたときを「0°」および「360°」とし、保持部202の下面202bを上方側に向けて水平な状態としたときを「180°」とする。
このとき、保持部202の傾きが270°〜360°(図1(b)の第4の領域である。)および0°〜90°(図1(b)の第1の領域である。)のときには、上面補正値により制御信号を補正する。また、保持部202の傾きが90°〜180°(図1(b)の第2の領域である。)および180°〜270°(図1(b)の第3の領域である。)のときには、下面補正値により制御信号を補正する。
このようにして、従来技術による回転保持装置200においては、上面補正値と下面補正値との2つの補正値を利用して保持部202の回転角度を補正するようにしていた。
即ち、従来の回転保持装置200においては、保持部202の回転角度に応じた領域毎に2つの補正値のいずれかを割り当てるようにしているため、保持部202に被加工物を保持し、当該被加工物に対して、軸線周りの360°全方向から切削などの所定の加工を行う場合には、分割した領域の境界部分(つまり、保持部202の回転角度が90°、270°の部分である。)において補正値が切り替わることとなる。
これにより、上面補正値と下面補正値との2つの補正値の差分によって、被加工物上に加工により形成されたラインに段差が生じてしまい、設計通りの成果物が取得することができないということが問題点として指摘されていた。
なお、本願出願人が特許出願のときに知っている先行技術は、文献公知発明に係る発明ではないため、本願明細書に記載すべき先行技術文献情報はない。
本発明は、上記したような従来の技術の有する種々の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、設計通りの成果物を取得することが可能な回転保持装置および回転保持装置における回転方法を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明における回転保持装置は、被加工物を保持する保持部が軸線周りに回転するとともに、一回転すると元の位置に戻るように回転する回転保持装置において、上記保持部の任意の面を水平としたときの上記任意の面における回転中心軸を挟んで等距離に位置する2点の高さ位置を検出する検出手段と、上記検出手段により検出した高さ位置から上記保持部の傾きを算出する傾き算出手段と、上記傾き算出手段により算出した傾きから、該傾きを解消して完全な水平とするための補正値たる水平補正値を算出するとともに、上記保持部の回転角度に応じた補正値たる角度補正値を直線補間により算出する補正値算出手段と、上記検出手段の駆動を制御するとともに、上記補正値算出手段により算出した補正値により上記保持部を回転するための駆動手段の駆動を制御する駆動制御手段とを有し、上記傾き算出手段では、上記検出手段により検出した上記保持部の所定の面を上方側に向けて水平としたときの上記2点の高さ位置から、上記所定の面を上方側に向けて水平としたときの第1の傾きを算出するとともに、上記検出手段により検出した上記所定の面が上方側に向いて完全に水平な状態から上記保持部を180°回転して上記保持部の上記所定の面と対向する面を上方側に向けて水平としたときの上記2点の高さ位置から、上記所定の面と対向する面を上方側に向けて水平としたときの第2の傾きを算出し、上記補正値算出手段では、上記第1の傾きを解消する第1水平補正値を算出し、上記第2の傾きを解消する第2水平補正値を算出するとともに、最小角度補正値を「0」、最大角度補正値を上記第2水平補正値とし、該最小角度補正値と該最大角度補正値とを直線補間することによって、上記保持部の回転角度に応じて角度補正値を算出し、上記駆動制御手段では、上記保持部を回転する際には、上記補正値算出手段により算出した角度補正値を利用して上記駆動手段の駆動を制御するようにしたものである。
また、本発明における回転保持装置は、上記した発明において、上記補正値算出手段では、上記所定の面が上方側に向いて完全に水平な状態のときに上記保持部の回転角度が0°あるいは360°、上記所定の面が上方側に向いて完全に水平な状態から上記保持部を180°回転して上記所定の面と対向する面を上方側に向けて水平としたときの傾きを180°として、上記保持部の回転角度0°のときに角度補正値0、回転角度0°から180°では回転角度が大きくなるに従って直線的に角度補正値が大きくなり、回転角度180°のときに最大角度補正値となる上記第2水平補正値となるようにするとともに、回転角度180°から360°では回転角度が大きくなるに従って直線的に角度補正値が小さくなるようにし、回転角度360°のときに角度補正値0となるように直線補間を行うようにしたものである。
また、本発明における回転保持装置における回転方法は、被加工物を保持する保持部が軸線周りに回転するとともに、一回転すると元の位置に戻るように回転する回転保持装置における回転方法において、上記保持部の所定の面を上方側に向けて水平としたときの第1の傾きを算出する第1の工程と、上記第1の傾きを解消して完全な水平とするための補正値たる第1水平補正値を算出する第2工程と、上記第1水平補正値を利用して上記所定の面を完全な水平とする第3の工程と、上記保持部の上記所定の面を完全に水平とした状態から上記保持部を180°回転して上記保持部の上記所定の面と対向する面を上方側に向けて水平としたときの第2の傾きを算出する第4の工程と、上記第2の傾きを解消して完全な水平とするための補正値たる第2水平補正値を算出する第5の工程と、上記第2水平補正値を、上記保持部の回転角度に応じた補正値たる角度補正値の最大値とするとともに、該角度補正値の最小値を「0」として、該角度補正値の最大値と最小値とを直線補間することによって、上記保持部の回転角度に応じて角度補正値を算出する第6の工程と、上記第6の工程で算出した角度補正値を利用して上記保持部の回転を制御する制御信号を補正して上記保持部の回転を制御する第7の工程とを上記回転保持装置が実行するようにしたものである。
また、本発明における回転保持装置における回転方法は、上記した発明において、上記第6の工程では、上記所定の面が上方側に向いて完全に水平な状態のときに上記保持部の回転角度が0°あるいは360°、上記所定の面が上方側に向いて完全に水平な状態から上記保持部を180°回転して上記所定の面と対向する面を上方側に向けて水平としたときの傾きを180°とし、上記保持部の回転角度0°のときに角度補正値0、回転角度0°から180°では回転角度が大きくなるに従って直線的に角度補正値が大きくなり、回転角度180°のときに最大角度補正値となる上記第2水平補正値となるようするとともに、回転角度180°から360°では回転角度が大きくなるに従って直線的に角度補正値が小さくなるようにし、回転角度360°のときに角度補正値0となるように直線補間を行うようにしたものである。
本発明は、以上説明したように構成されているので、設計通りの成果物を取得することができるという優れた効果を奏する。
図1(a)は、従来の技術による回転保持装置を示す概略構成説明図であり、また、図1(b)は、保持部が回転する際の回転角度に応じた4つの領域を示す説明図である。 図2(a)は、本発明による回転保持装置を備えた切削装置を示す概略構成説明図であり、また、図2(b)は、本発明による回転保持装置を備えた切削装置を示す概略構成斜視説明図である。 図3は、本発明による回転保持装置の機能的構成を示すブロック構成説明図である。 図4は、補正値取得処理の詳細な処理内容を示すフローチャートである。 図5(a)(b)(c)(d)は、保持部の上面の傾きを検出する際の検出点を示す説明図であり、図5(a)は、保持部の上面が上方側を向いて水平な状態であるときの平面説明図であり、また、図5(b)は、図5(a)のI矢視図であり、また、図5(c)は、保持部の下面が上方側を向いて水平な状態であるときの平面説明図であり、また、図5(d)は、図5(c)のII矢視図である。 図6は、保持部の回転角度と角度補正値との関係を示すグラフである。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明による回転保持装置の実施の形態の一例を詳細に説明するものとする。
ここで、図2には、本発明による回転保持装置を備えた切削装置の概略構成説明図が示されている。
この回転保持装置10を備えた切削装置100は、筐体102内に設けられた加工空間130の上面130aに設けられて被加工物を切削する切削部104と、加工空間130の右側面130bに設けられて被加工物を保持しながら回転することが可能な回転保持装置10と、加工空間130の背面130dの下方側に設けられた集塵部106とを有して構成されている。
なお、加工空間130は、上面130a、右側面130b、左側面130c、背面130d、底面130eおよび筐体102のカバー102aにより閉空間となる。そして、切削装置100においては、こうした加工空間130において被加工物の切削加工が行われる。
また、こうした切削装置100の全体の動作はマイクロコンピューター(図示せず。)によって制御される。
この切削装置100は、例えば、人工歯を作製するための人工歯作製装置として用いられる。
より詳細には、切削部104は、加工空間130の上面130aにおいて、XYZ直交座標系のX軸方向およびZ軸方向に移動することが可能なキャリッジ(図示せず。)に固定的に配設されたスピンドル(図示せず。)を備え、このスピンドルに加工工具104aが着脱可能に配設されている。
また、集塵部106は、加工空間130の背面130dの下方側に設けられた開口部130daを介して、別体に設けられた集塵装置(図示せず。)が接続されており、被加工物の切削加工により生じた粉塵を集塵するものである。
回転保持装置10は、被加工物を保持する治具12と、治具12をX軸周りに回転するモーター14とを備えており、治具12がX軸周りに一回転すると、回転後の治具12は回転前の治具12と同じ位置に戻るようになされている。
なお、図2、5などにおいては、理解を容易にするために治具12(保持部22)のみを記載しているが、こうした治具12(保持部22)は、従来より公知の技術により被加工物を保持するものである。
そして、治具12とモーター14とからなる保持部材16は、移動機構(図示せず。)によりXYZ直交座標系をY軸方向に移動するようになされている。
従って、マイクロコンピューター(図示せず。)により、切削部104のスピンドル(図示せず。)は、キャリッジ(図示せず。)の移動に伴ってX軸方向およびZ軸方向に移動する。また、被加工物は、保持部材16の移動機構(図示せず。)の移動によりY軸方向に移動する。
これにより、切削部104の加工工具104aと、保持部材16の治具12に保持された被加工物との相対的な位置関係は、XYZ軸方向の任意の方向で移動可能となっている。
そして、マイクロコンピューター(図示せず。)に予め入力された設計データに基づいて、当該マイクロコンピューターが切削部104、保持部材16および移動機構(図示せず。)を制御して被加工物を切削することとなる。なお、この設計データとは、被加工物の切削後の形状を示すデータである。
次に、図3を参照しながら、本発明による回転保持装置10について、詳細に説明することとする。図3は、本発明による回転保持装置10の機能的構成を示すブロック構成説明図である。
この回転保持装置10は、被加工物を保持する保持部22と、保持部22を回転する駆動部24と、保持部22の高さ位置を検出する検出部26と、傾き補正部28−1と、補正値算出部28−2と、駆動制御部28−3とを備えた制御部28とを有して構成されている。
こうした各構成は、図1に示す加工装置100においては、保持部22が治具12に相当し、駆動部24がモーター14に相当し、検出部26が切削部104に相当し、制御部28がマイクロコンピューター(図示せず。)に相当する。なお、当該マイクロコンピューターは、制御部28の機能を備えるものであって、制御部28における機能以外の切削装置100全体の動作も制御するものである。
保持部22は、被加工物を固定的に保持するものであり、駆動部24によってX軸周りに回転する。従って、被加工物が保持部22に固定された状態では、当該被加工物は、駆動部によってX軸周りに回転することとなる。
また、検出部26は、制御部28によりその駆動を制御され、保持部22の任意の点の高さ位置、つまり、Z軸座標を検出する。
こうした検出部26により高さ位置を検出する際には、制御部28の制御により、検出部26に高さ位置を検出するための検出ヘッドが取り付けられることとなる。
制御部28の傾き算出部28−1は、検出部26において検出したZ軸座標に基づいて、保持部22の傾きを算出するものである。
また、制御部28の補正値算出部28−2は、傾き算出部28−1で算出した保持部22の傾きから、保持部22の所定の面が水平となるよう制御信号を補正する水平補正値を算出するものである。
さらに、補正値算出部28−2は、ユーザー使用時に保持部22の回転角度に応じて、保持部22の回転角度を制御するための制御信号を補正するための角度補正値を算出するものである。
制御部28の駆動制御部28−3は、予め入力された設計データから駆動部24を制御する制御信号を生成し、生成した制御信号を駆動部24に出力することにより、駆動部24の駆動を制御して、保持部22の回転角度を制御する。
また、駆動制御部28−3は、生成した制御信号を補正値算出部28−2で算出した補正値により補正して、補正した制御信号を駆動部に出力することにより、駆動部24の駆動を制御して、保持部22の回転角度を制御する。
さらに、駆動制御部28−3は、保持部22の傾きを検出する際に、保持部22の回転するための駆動部24を制御する制御信号を生成するとともに、検出部26を駆動制御する検出部制御信号を生成し、生成した検出部制御信号により検出部26の駆動を制御するものである。
ここで、傾き検出部28−1は、検出部26において取得された2点(保持部22の回転中心軸Oを挟んでそれぞれ等距離にある任意の2点である。)のZ軸座標に基づいて保持部22の傾きを算出するものである。
具体的には、保持部22の所定の面、例えば、上面22aを上方側に向けて水平な状態として、当該上面22aの傾きを検出する場合には、上面22aにおいて、回転中心軸Oを挟んでそれぞれ等距離にある点A、点BのZ軸座標を検出部26により取得する(図5(a)(b)を参照する。)。なお、点A、点Bについては、予め作業者が決定しているものである。
そして、傾き算出部28−1では、検出部26が検出した点A、点BのZ軸座標値が、(点AのZ軸座標値)=(点BのZ軸座標値)であれば、保持部22は傾き「0」(つまり、水平である。)とする。また、(点AのZ軸座標値)>(点BのZ軸座標値)および(点AのZ軸座標値)<(点BのZ軸座標値)であれば当該2点間を結ぶ直線の傾きを保持部22の傾きとして算出する。
補正値算出部28−2は、傾き算出部28−1で算出した保持部22の傾きに基づいて、当該傾きを解消して保持部22の所定の面を完全な水平とするための水平補正値を算出する。なお、この水平補正値は、制御部28において駆動部24を制御する際に出力する制御信号を補正するための値である。
なお、こうした水平補正値の算出方法は、従来より公知の技術を用いているので、その詳細な説明は省略する。
その後、保持部22の回転角度に応じた角度補正値を算出するために、角度補正値の最大値と最小値とを直線補間して、保持部22の回転角度に応じて角度補正値を算出するようにする。例えば、保持部22の回転角度に基づく角度補正値を算出するための補正グラフを作成し(後述する。)、作成された補正グラフに基づいて保持部22の回転角度に基づく角度補正値を取得する。
なお、こうした角度補正値の算出方法についても、従来より公知の技術を用いているので、その詳細な説明は省略することとする。
駆動制御部28−3は、設計データに基づいて、駆動部を制御するための制御信号を生成するとともに、生成した制御信号により駆動部24を制御するとともに、補正値算出部28−2で算出した補正値により補正した制御信号により駆動部24を制御する。
また、駆動制御部28−3は、保持部22の傾きを検出するために検出部22の駆動を制御する。この際、駆動制御部28−3は、保持部22の所定の面を水平な状態とするように駆動部24の駆動を制御する。
具体的には、傾きを検出する際には、検出部26(切削部104に相当する。)に取り付けられた切削工具を、傾きを検出するための検出ヘッドに交換する。また、予め決定された2点(つまり、保持部22の回転中心軸Oを挟んで等距離にある2点のことである。)において高さ検出するよう制御する。
以上の構成において、本発明による回転保持装置10が備えられた切削装置100により被加工物を切削する場合について説明する。
この切削装置100による切削処理においては、所定のタイミングで補正値取得処理を行って、回転保持装置10における治具12(保持具22)の回転を制御するための制御信号を補正するための角度補正値を取得可能な状態とする。そして、補正値取得処理で取得された角度補正値によって当該制御信号を補正しながら被加工物に対して加工工具104aにより切削処理を行うものである。
なお、切削処理については、従来より公知の技術により実行されるので、本実施の形態においては、補正値取得処理について詳細に説明することとする。
ここで、図4には、補正値取得処理の詳細な処理内容が示されたフローチャートが示されている。
この補正値取得処理は、所定のタイミング(例えば、工場出荷時、装置の設置時、部品交換時、顕著な温度変化があったときなどである。)で、切削装置100に設けられた操作子(図示せず。)を介して作業者が補正値取得処理の開始を指示する。
また、この補正値取得処理では、ユーザー使用時の保持部22の回転角度に応じた補正値たる角度補正値を取得するものである。
操作子(図示せず。)から補正値取得処理の開始がマイクロコンピューター(図示せず。)に入力されると、まず、駆動制御部28−3により駆動部24を制御して保持部22の上面22aを上方側に向けて水平とする(ステップS402)。
次に、検出部26に検出ヘッドを取り付ける(ステップS404)。
ステップS404の処理は、検出部26に相当する切削部104において、モーター14の側面に配設されたツール保持部32(図5(a)(c)を参照する。)に取り付けられた検出ヘッド34をスピンドル(図示せず。)に取り付ける。
なお、切削部104において、スピンドル(図示せず。)に既に加工工具104aが取り付けられている場合には、ツール保持部32に加工工具104aを保持させ、当該スピンドルに検出ヘッド34を取り付けるようにする。
検出部26に検出ヘッド34が取り付けられると、保持部22の上面22aにおいて、予め記憶された点A、点B、つまり、保持部22の回転中心軸Oを挟んで等距離にある2点の高さ位置を検出する(ステップS406)。
即ち、ステップS406の処理では、保持部22の回転中心軸Oを挟んで等距離にある2点のうちの一方の点である点Aに、検出部26に取り付けられた検出ヘッド34を当接させて点AにおけるZ軸座標を取得する。さらに、保持部22の回転中心軸Oを挟んで等距離にある2点のうちの他方の点である点Bに検出部26に取り付けられた検出ヘッド34を当接させて点BにおけるZ軸座標を取得する(図5(a)(b)を参照する。)。
その後、Z軸座標を取得した2点から、保持部22の上面22aを上方側に向けて水平としたときの傾きを算出する(ステップS408)。
ステップS408の処理では、取得した2点のZ軸座標を通る直線の傾きを、保持部22の上面22aを上方側に向けて水平としたときの傾きとして算出するものである。
ステップS408の処理で算出した傾きから、当該傾きを「0」とする、つまり、上面22aを上方側に向けた状態で完全な水平とするための補正値たる水平補正値T1を算出する(ステップS410)。
そして、ステップS410の処理で取得した水平補正値T1に基づいて、保持部22の上面22aを上方側に向けた状態で完全な水平とする(ステップS412)。
即ち、ステップS412の処理では、ステップS410の処理で取得した水平補正値T1により、駆動制御部28−3で生成された、保持部22の上面22aを上方側に向けて水平とする制御信号を補正し、当該補正した制御信号により駆動部24を制御して保持部22の上面22aを上方側に向けた状態で完全な水平となるようにする。なお、このとき、保持部22の回転角度を原点位置として設定し、角度補正値を「0」と設定する。
次に、保持部22の上面22aが完全な水平となった状態から、駆動部24により保持部22を180°回転して、保持部22の下面22bを上方側に向けるようにする(ステップS414)。
なお、このときには、保持部22の上面22aが完全な水平となった状態から180°回転するものであるから、保持部22の下面22bもまた完全な水平となっているはずであるが、駆動部24の偏心などにより当該下面22bは完全な水平となっていない。
その後、上方側に向けられた保持部22の下面22bにおいて、駆動制御部28−3により、予め記憶された2点、つまり、保持部22の回転中心軸Oを挟んで等距離にある2点の高さ位置を検出する(ステップS416)。
即ち、ステップS416の処理では、保持部22の回転中心軸Oを挟んで等距離になる2点のうちの一方の点である点Cに、検出部26に取り付けられた検出ヘッド34を当接させて点CにおけるZ軸座標を取得する。さらに、保持部22の回転中心軸Oを挟んで等距離にある2点のうちの他方の点である点Dに、検出部26に取り付けられた検出ヘッド34を当接させて点DにおけるZ軸座標を取得する(図5(c)(d)を参照する。)。
こうしてZ軸座標を取得した2点から、保持部22の上面22aが完全な水平となった状態から180°回転して、保持部22の下面22bを上方側に向けて水平としたときの傾きを算出する(ステップS418)。
ステップS418の処理では、取得した2点のZ軸座標を通る直線の傾きを、上面22aが完全な水平となった状態から保持部22を180°回転して下面22bを上方側に向けて水平としたときの傾きとして算出するものである。
ステップS418の処理で算出した傾きから、当該傾きを「0」とする、つまり、下面22bの完全な水平とするための水平補正値T2を取得する。(ステップS420)。
そして、ステップS420の処理で取得した水平補正値T2から、保持部22の回転角度に応じた角度補正値を算出するための補正グラフを取得する(ステップS422)。
即ち、このステップS422の処理では、まず、保持部22の上面22aが上方側を向いて完全な水平となった状態を、回転角度「0°」あるいは「360°」とし、この状態から保持部22を180°回転して保持部22の下面22bが上方側を向いた状態を、回転角度「180°」とする。
すると、ステップS412の処理において保持部22の上面22aが上方側を向いて完全な水平となった状態のときの角度補正値を「0」と設定しているため、回転角度「0°」あるいは「360°」のときの角度補正値は「0」となる。
そして、回転角度「180°」のときに角度補正値をステップS420で取得した水平補正値T2とし、この水平補正値T2を最大角度補正値として補正グラフを作成する(図6を参照する。)
つまり、回転角度0°のときに角度補正値「0」として、回転角度0°〜180°の領域において回転角度が大きくなるに従って直線的に角度補正値も大きくなるようにし、回転角度「180°」のときに最大角度補正値となる水平補正値T2となるように設定する。また、回転角度180°〜360°の領域においては、回転角度が大きくなるに従って直線的に角度補正値が小さくなるようにし、回転角度360°のときに最小角度補正値となる角度補正値「0」となるように設定する。
この補正グラフから保持部22の回転角度に基づいて角度補正値を算出し、算出した角度補正値に基づいて制御信号が補正されることとなる。なお、補正方法としては、例えば、補正した補正値を制御信号に加算して補正されることとなる。
そして、ステップS422の処理により補正グラフが作成されると、補正値取得処理を終了する。
こうして補正値取得処理が終了した後に、作業者が操作子(図示せず。)を介して加工を開始する指示を行うと、回転保持装置10においては、制御部28により、まず、検出部26の検出センサ34をツール保持部32に保持させ、当該ツール保持部32に保持されている加工工具104aを検出部26、つまり、切削部104に取り付ける。
その後、駆動制御部28−3において、予め入力された設計データに基づいて駆動部24を制御するための制御信号が作成される。さらに、補正値算出部28−2において、補正値取得処理により作成された補正グラフに基づいて、当該制御信号に対応する回転角度から角度補正値を取得する。そして、起動制御部28−3において、取得した角度補正値により当該制御信号を補正して駆動部24を制御して、保持部22を回転することなる。
同時に、切削装置100においては、マイクロコンピューター(図示せず。)の制御により切削部104を制御して保持部22に保持した被加工物を切削するようにする。
以上において説明したように、本発明による回転保持装置10は、保持部22の上面22aを上方側に向けて水平な状態としたときの水平補正値T1を算出して、算出した水平補正値T1により当該上面22aを上方側に向けた状態で完全な水平とした。そして、上面22aを上方側に向けて完全な水平とした状態から、保持部22を180°回転して、保持部22の下面22bを上方側に向けて水平な状態としたときの水平補正値T2を算出した。
次に、上面22aが上方側に向いて完全な水平となっている状態を回転角度「0°」または「360°」とし、上面22aが上方側を向いて完全な水平となっている状態から180°回転して、下面22bが上方側を向いている状態を回転角度「180°」とする。
このとき、回転角度0°のときの角度補正値「0」とし、回転角度0°〜180°では回転角度が大きくなるに従って直線的に角度補正値も大きくなるようにし、回転角度「180°」のときに最大角度補正値となる水平補正値T2となるように設定する。また、回転角度180°〜360°の領域においては、回転角度が大きくなるに従って直線的に角度補正値が小さくなるようにし、回転角度360°のときに最小角度補正値となる角度補正値「0」となるように設定する。
このようにして保持部22の回転角度と角度補正値との関係を示す補正グラフを作成して、保持部22の回転角度に応じて角度補正値を算出することができるようになる。
これにより、本発明による回転保持装置10では、角度補正値を無段階(詳細には、駆動部24により可能な最小の回転分解能まで多段階)で取得することができるようになる。
このため、本発明による回転保持装置10においては、保持部22に保持する被加工物において、加工により形成されたラインの段差が生じるような不具合がなくなり、設計通りの成果物を取得することができるようになる。
なお、上記した実施の形態は、以下の(1)乃至(4)に示すように変形するようにしてもよい。
(1)上記した実施の形態においては、本発明による回転保持装置10を備えた加工装置として切削装置を例に挙げて説明したが、これに限られるものではないことは勿論であり、打刻装置など各種の加工装置に対して本発明による回転保持装置10を設けるようにしてもよい。
(2)上記した実施の形態においては、補正グラフから保持部22の回転角度に応じた角度補正値を算出するようにしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、補正グラフから保持部22の回転角度から角度補正値を算出する補正式を取得し、当該補正式により保持部22の回転角度に応じて角度補正値を算出するようにしてもよい。
(3)上記した実施の形態においては、回転保持装置10がY軸方向に移動し、切削部104がX軸方向およびZ軸方向に移動するようにしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、回転保持装置10はX軸周りに回転するのみで、切削部104がX軸方向、Y軸方向、Z軸方向に移動するようにしてもよい。
(4)上記した実施の形態ならびに上記した(1)乃至(3)に示す変形例は、適宜に組み合わせるようにしてもよい。
本発明は、加工装置において被加工物を保持する保持装置として用いて好適である。
10、200 回転保持装置、12 治具、14 モーター、16 保持部材、22、202 保持部、24、204 駆動部、26、206 検出部、28、208 制御部、28−1 傾き算出部、28−2 補正値算出部、28−3 駆動制御部、100 切削装置、104 切削部

Claims (4)

  1. 被加工物を保持する保持部が軸線周りに回転するとともに、一回転すると元の位置に戻るように回転する回転保持装置において、
    前記保持部の任意の面を水平としたときの前記任意の面における回転中心軸を挟んで等距離に位置する2点の高さ位置を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出した高さ位置から前記保持部の傾きを算出する傾き算出手段と、
    前記傾き算出手段により算出した傾きから、該傾きを解消して完全な水平とするための補正値たる水平補正値を算出するとともに、前記保持部の回転角度に応じた補正値たる角度補正値を直線補間により算出する補正値算出手段と、
    前記検出手段の駆動を制御するとともに、前記補正値算出手段により算出した補正値により前記保持部を回転するための駆動手段の駆動を制御する駆動制御手段と
    を有し、
    前記傾き算出手段では、前記検出手段により検出した前記保持部の所定の面を上方側に向けて水平としたときの前記2点の高さ位置から、前記所定の面を上方側に向けて水平としたときの第1の傾きを算出するとともに、前記検出手段により検出した前記所定の面が上方側に向いて完全に水平な状態から前記保持部を180°回転して前記保持部の前記所定の面と対向する面を上方側に向けて水平としたときの前記2点の高さ位置から、前記所定の面と対向する面を上方側に向けて水平としたときの第2の傾きを算出し、
    前記補正値算出手段では、前記第1の傾きを解消する第1水平補正値を算出し、前記第2の傾きを解消する第2水平補正値を算出するとともに、最小角度補正値を「0」、最大角度補正値を前記第2水平補正値とし、該最小角度補正値と該最大角度補正値とを直線補間することによって、前記保持部の回転角度に応じて角度補正値を算出し、
    前記駆動制御手段では、前記保持部を回転する際には、前記補正値算出手段により算出した角度補正値を利用して前記駆動手段の駆動を制御する
    ことを特徴とする回転保持装置。
  2. 請求項1に記載の回転保持装置において、
    前記補正値算出手段では、前記所定の面が上方側に向いて完全に水平な状態のときに前記保持部の回転角度が0°あるいは360°、前記所定の面が上方側に向いて完全に水平な状態から前記保持部を180°回転して前記所定の面と対向する面を上方側に向けて水平としたときの傾きを180°として、前記保持部の回転角度0°のときに角度補正値0、回転角度0°から180°では回転角度が大きくなるに従って直線的に角度補正値が大きくなり、回転角度180°のときに最大角度補正値となる前記第2水平補正値となるようにするとともに、回転角度180°から360°では回転角度が大きくなるに従って直線的に角度補正値が小さくなるようにし、回転角度360°のときに角度補正値0となるように直線補間を行う
    ことを特徴とする回転保持装置。
  3. 被加工物を保持する保持部が軸線周りに回転するとともに、一回転すると元の位置に戻るように回転する回転保持装置における回転方法において、
    前記保持部の所定の面を上方側に向けて水平としたときの第1の傾きを算出する第1の工程と、
    前記第1の傾きを解消して完全な水平とするための補正値たる第1水平補正値を算出する第2工程と、
    前記第1水平補正値を利用して前記所定の面を完全な水平とする第3の工程と、
    前記保持部の前記所定の面を完全に水平とした状態から前記保持部を180°回転して前記保持部の前記所定の面と対向する面を上方側に向けて水平としたときの第2の傾きを算出する第4の工程と、
    前記第2の傾きを解消して完全な水平とするための補正値たる第2水平補正値を算出する第5の工程と、
    前記第2水平補正値を、前記保持部の回転角度に応じた補正値たる角度補正値の最大値とするとともに、該角度補正値の最小値を「0」として、該角度補正値の最大値と最小値とを直線補間することによって、前記保持部の回転角度に応じて角度補正値を算出する第6の工程と、
    前記第6の工程で算出した角度補正値を利用して前記保持部の回転を制御する制御信号を補正して前記保持部の回転を制御する第7の工程と
    を前記回転保持装置が実行する
    ことを特徴とする回転保持装置における回転方法。
  4. 請求項3に記載の回転保持装置における回転方法において、
    前記第6の工程では、前記所定の面が上方側に向いて完全に水平な状態のときに前記保持部の回転角度が0°あるいは360°、前記所定の面が上方側に向いて完全に水平な状態から前記保持部を180°回転して前記所定の面と対向する面を上方側に向けて水平としたときの傾きを180°とし、前記保持部の回転角度0°のときに角度補正値0、回転角度0°から180°では回転角度が大きくなるに従って直線的に角度補正値が大きくなり、回転角度180°のときに最大角度補正値となる前記第2水平補正値となるようするとともに、回転角度180°から360°では回転角度が大きくなるに従って直線的に角度補正値が小さくなるようにし、回転角度360°のときに角度補正値0となるように直線補間を行う
    ことを特徴とする回転保持装置における回転方法。
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