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JP5913329B2 - 草刈機用回転刃およびこれを用いた草刈機 - Google Patents

草刈機用回転刃およびこれを用いた草刈機 Download PDF

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Description

本発明は、草刈機用回転刃およびこれを用いた草刈機に関する。
田畑の土手等に生育する雑草等を除去するための器具として、携帯型動力草刈機がある。この草刈機は、刈払機とも呼ばれるタイプのものであり、小型エンジンによって発生させられる回転動力を操作管の先端に支持させた回転刃に伝えるように構成されており、作業者は、スロットルレバーによってエンジンないしこれによって回転させられる回転刃の回転を制御しつつ、操作管を振回して所望の草刈り作業を行なう。
この種の携帯型動力草刈機に適した回転刃として、特許文献1に示されたものがある。同文献に示された回転刃は、本願の発明者が提案したナイロンコード(コード状切断部材)式の回転刃であり、草刈機の回転刃取付け軸に取付けられて、回転刃取付け軸とともに回転し、コード状切断部材を保持する保持部材に加え、この保持部材に対してその回転軸を中心として回転可能に支持されたガイド部材を装備している点に特徴づけられる。
上記構成を備える特許文献1の回転刃においては、ガイド部材には回転刃取付け軸からの回転力が伝達されないので、たとえば、ガイド部材が地面に接した状態においてはこのガイド部材が回転せず、保持部材のみが高速回転をする。そして、雑草等の切断対象は、ガイド部材により、このガイド部材の外周よりも内方への進入が阻止されるので、高速旋回するコード状切断部材の先端部分によって効率的に切断されるという優れた機能を有する。
しかしながら、特許文献1の回転刃においては、保持部材に対してベアリングを介してガイド部材を支持するため、保持部材から延出するコード状切断部材とガイド部材の上面との間に隙間が生じざるをえない。そのために、次のような問題が生じるに至った。
すなわち、動作時、コード状切断部材は空中を高速で旋回するが、切断対象である雑草等は、地面から延びているため、雑草等が密に生育している状況において回転刃を地面に沿って比較的速い速度で移動させると、雑草に接触したナイロンコードの先端が雑草の倒れに連れ動いて瞬間的に下方に変位し、ガイド部材に叩きつけられるという現象が連続して生じることがある。その結果、この回転刃全体に振動が生じるとともに、回転刃の回転数が低下して切断効率が低下することがある。
また、雑草等には、地面から垂直に茎が延びる直立型のもののほか、アサガオ類などのつる性の雑草がある。このようなつる性の雑草のつるは、直径2〜3mmでしなやかに撓み、地面を這い、または、他の雑草類に巻き付くように数mにも及んで延び、しかも、引っ張り力に対して強いという性質をもっている。このようなつる性の雑草の場合、特許文献1の回転刃では、高速旋回するコード状切断部材がつるに当たっても、つるは切断されることがなく、コード状切断部材にからんだまま保持部材が回転することにより、保持部材とガイド部材との間に巻き付いてしまい、草刈り作業が継続不能となることがあった。
国際公開WO2007/023758号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、旋回するコード状切断部材の先端で雑草等の切断を行うようにガイド部材を備えた草刈機用回転刃において、より効率的な切断作業を行うことができる草刈機用回転刃およびこれを用いた草刈機を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明の第の側面によって提供される草刈機用回転刃は、草刈機の回転刃取付け軸に取付けられて回転させられる保持部材と、上記保持部材に基端側が保持され、先端側が半径方向外方に導出させられたコード状切断部材と、上記保持部材の下位において当該保持部材に対してその回転軸心を中心として相対回転可能かつ上記回転軸心を中心として上記草刈機に対して自由回転可能なガイド部材と、を備え、上記ガイド部材は、その外径が上記保持部材の外径より大であり、かつ、外周に複数の凹部が形成されていることを特徴とする。
好ましい実施の形態では、上記複数の凹部の底部は、滑らかに湾曲している。
好ましい実施の形態では、上記ガイド部材は、樹脂製である。
好ましい実施の形態では、上記コード状切断部材は、ナイロン製である。
好ましい実施の形態では、上記保持部材は、上記回転刃取付け軸に連結されてこの回転刃取付け軸と一体回転するとともに、上記コード状切断部材の基端側を巻回状態で収容する本体部と、上記本体部に対してその上位に位置し、上記回転刃取付け軸の軸方向に所定のストロークで移動可能かつ上記回転刃取付け軸周りに相対回転操作可能に組み合わされ、上記コード状切断部材の基端側端部が連結された操作部と、上記操作部を上記軸方向の一方方向に付勢する弾性部材と、上記操作部が上記弾性部材の弾力によって上記ストロークにおける所定位置にあるときこの操作部と上記本体部との相対回転を阻止するとともに、上記操作部が上記弾性部材の弾力に抗して上記所定位置から移動させられたときにこの操作部と上記本体部との相対回転を許容するクラッチ機構と、を備える。
好ましい実施の形態では、上記クラッチ機構は、上記操作部において回転方向に沿って設けられた複数の第1係合部と、上記本体部において回転方向に沿って設けられた複数の第2係合部と、を有しており、上記第1係合部と上記第2係合部とが係合することにより、上記操作部と上記本体部との相対回転が阻止される。
本発明の第の側面によって提供される草刈機は、動力源と、この動力源の動力によって回転駆動される回転刃取付け軸と、を備え、上記回転刃取付け軸には、上記本発明の第1の側面に係る草刈機用回転刃が取付けられていることを特徴とする。
本発明の一実施形態に係る草刈機用回転刃およびこれを用いた草刈機の一例の全体斜視図である。 本発明の一実施形態に係る草刈機用回転刃の縦断面図である。 図2に示す草刈機用回転刃の作用説明用縦断面図である。 図2のIV-IV線に沿う断面図である。 図2に示す草刈機用回転刃の作用説明用一部平面図である。 本発明の他の実施形態に係る草刈機用回転刃の縦断面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る草刈機用回転刃の要部平面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る草刈機用回転刃の要部平面図である。 図8のIX-IX線に沿う拡大断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図5は、本発明に係る草刈機用回転刃およびこれが用いられた草刈機の一実施形態を示している。図1によく表れているように、草刈機Bにおいては、操作管12の基端側には、駆動源としての小型エンジン11が連結されており、その回転出力が、操作管12に内挿された伝動軸13を介して操作管先端部に伝達される構成となっている。小型エンジン11としては、作業者の携帯性を考慮して、たとえば排気量が25cc程度のものが用いられる。操作管12の基端には小型エンジン11が直接的に取り付けられる場合もあるし、フレシキブルな伝動軸を介してたとえば背負い枠に搭載されるエンジンが連結される場合もある。図2および図3によく表れているように、操作管12の先端部のギヤケース16には、回転刃取付け軸14が支持され、この回転刃取付け軸14と伝動軸13とは、ベベルギヤ機構(図示略)によって連携されている。回転刃取付け軸14には、その外周にスプラインが形成されているとともに、軸端には、軸方向に延びるねじ穴14aが形成されている。
上記回転刃取付け軸14には、本発明によって特徴づけられる回転刃A1が取り付けられる。
この回転刃A1は、図2および図3によく表れているように、上記回転刃取付け軸14に取付けられて回転させられ、かつ、コード状切断部材の一例としてのナイロンコード切断刃4aを保持する保持部材100と、この保持部材100に対してその回転軸心(回転刃取付け軸14と同一軸心)を中心として相対回転可能なガイド部材200とを備えている。
本実施形態では、保持部材100は、回転刃取付け軸14にスプライン嵌合される支持ピース150と、下部ピース110と、これら支持ピース150と下部ピース110との間に挟持されるように支持されるナイロンコード収容ケース120と、このナイロンコード収容ケース120に重ねられるカバー体140(操作部)とを備えている。下部ピース110は、回転刃取付け軸14のねじ穴14aに螺合される取付けボルト15に外嵌されている。
支持ピース150は、回転刃取付け軸14に対して相対回転不能にスプライン嵌合するスプライン孔151aを有するボス部151と、このボス部151の下端から水平方向外方に延びるフランジ部152と、このフランジ部152の周部上面から上方に延びる筒部153と、この筒部153の上部から水平方向外方に突出する環状突部155とを有しており、フランジ部152の下面中心部には、短軸円柱状の膨出部154が形成されている。下部ピース110は、中心孔111aを有するボス部111と、水平方向外方に延びるフランジ部112とを有し、フランジ部112の上面中央には、短軸円柱状の膨出部113が形成されており、この膨出部113の外径は、支持ピース150の膨出部154と同じである。これら支持ピース150と下部ピース110とは、たとえばアルミニウムなどの所定の強度を有する金属によって形成されている。
ナイロンコード収容ケース120は、支持ピース150の膨出部154と下部ピース110の膨出部113とに中心孔121aが同時に外嵌され、支持ピース150のフランジ部152の下面と下部ピース110のフランジ部112の上面との間に挟持される内向フランジ部121と、この内向フランジ部121の外周につながる環状のハウジング部122とを備え、たとえば樹脂一体成形によって形成される。ハウジング部122は、円筒状の内周壁122a、この内周壁122aの下端から水平に延びるドーナツ円板状の底壁122b、およびこの底壁122bの外周部から垂直上方に延びる円筒状の外周壁122cによって囲まれており、上方が開放する溝状とされている。
カバー体140は、ナイロンコード収容ケース120のハウジング部122の上方開放部分を塞ぐようにして配置されている。本実施形態では、カバー体140は、ドーナツ円板状の天板部141と、この天板部141の内周縁から下垂し、ハウジング部122の内周壁122aに上下スライド移動可能に外嵌される筒胴部143と、天板部141の外周縁から下垂し、ハウジング部122の外周壁122cに上下スライド移動可能に外嵌される周壁部142と、筒胴部143の内周面から内方に突出する環状突部144とを有し、たとえば樹脂一体成形により形成される。このカバー体140は、筒胴部143がハウジング部122の内周壁122aに外嵌されるとともに、環状突部144が支持ピース150の筒部153の外面に嵌合し、かつ、周壁部142がハウジング部122の外周壁122cに外嵌された状態で、所定ストロークで上下方向に移動可能であるとともに、回転刃取付け軸14周りに回転可能である。また、支持ピース150の環状突部155の下面とカバー体140の環状突部144の上面との間には、圧縮コイルバネ156が介装されており、これにより、カバー体140は、常時、下方に向けて付勢されている。
カバー体140の筒胴部143の下端には、複数の矩形の凹入部145aを周方向に等ピッチで形成することにより、下方に突出する複数の矩形の係合突部145が形成されている。一方、ハウジング部122の底壁122bの内周部上面には、上記凹入部145aに嵌合しうる複数の矩形の係合突部131が形成されている。この係合突部131のハウジング部122の半径方向幅は、カバー体140の筒胴部143の厚みと対応している。ハウジング部122の係合突部131は、カバー体140の隣接する係合突部145間の凹入部145aとの周方向の位置が一致したとき凹入部145aに嵌合し、こうしてハウジング部122の係合突部131とカバー体140の係合突部145とは、相互係合状態となり、カバー体140のハウジング部122ないしナイロンコード収容ケース120に対する相対回転が阻止される。また、このようなハウジング部122の係合突部131とカバー体140の係合突部145との係合状態は、カバー体140が圧縮コイルバネ156によって常時下方に付勢されていることにより、安定的に維持される。
また、カバー体140を圧縮コイルバネ156の付勢力に抗して上方に引き上げると、カバー体140の係合突部145とハウジング部122の係合突部131との係合状態が解除され、カバー体140をハウジング部122ないしナイロンコード収容ケース120に対して相対回転させることが可能となる。このようなカバー体140に対する操作の便宜のために、図に示す実施形態では、カバー体140の周壁部142の上部外周面に、ローレット146が膨出状に形成されている。
図2、図3および図5に表れているように、カバー体140の天板部141の適所には、周方向に隣接する一対の孔147が形成されており、これら孔147に一連長尺のナイロンコード4の長手方向中心付近を通し、実質的に2本となったナイロンコード4がナイロンコード収容ケース120のハウジング部122に収容されている。本実施形態では、上述のようにハウジング部122の内周壁122aにカバー体140の筒胴部143が外嵌させられており、ナイロンコード4は、カバー体140の筒胴部143の外周に巻き取られた状態でハウジング部122に収容されている。2本のナイロンコード4の先端側は、ナイロンコード収容ケース120にその直径方向に対向するように2箇所開けた導出孔123からそれぞれ外部に導出され、このように導出された部分の先端側が、ナイロンコード切断刃4aとして機能することになる。なお、本実施形態では、導出孔123は、ナイロンコード収容ケース120の外周壁122cと底壁122bとの境界に斜めに傾斜させて形成した貫通孔124に、耐摩耗性に優れたアルミ製の筒状カラー125が装着された構成とされている。すなわち、導出孔123は、その外方端が内方端より下位となるように傾斜しているのであり、これにより、ナイロンコード切断刃4aは、ナイロンコード収容ケース120の定位置から、後述するガイド部材200の上面により近づいた状態で外部に導出される。
図2、図3および図4から理解されるように、カバー体140をナイロンコード収容ケース120に対して相対回転させると、このカバー体140と一体的な筒胴部143に巻回保持されたナイロンコード4が、カバー体140と一体になってナイロンコード収容ケース120に対して相対回転させられる。すなわち、カバー体140の回転操作に応じて、導出孔123から導出されるナイロンコード切断刃4aの長さを調節することができる。ここで、操作カバー体140をナイロンコード収容ケース120に対してナイロンコード巻取り方向に相対回転させると、ナイロンコード切断刃4aの延出長さを短縮することができ、逆に、ナイロンコード繰り出し方向に相対回転させると、ナイロンコード切断刃4aの延出長さを延長することができる。
ガイド部材200は、中心筒部211およびこの中心筒部211の下端から延出する円板部220を備え、好ましくは樹脂により一体成形されている。本実施形態においては、円板部220は、水平平板状であり、その外周部には、複数の凹部240が形成されている。本実施形態で、この複数の凹部240は、図5によく表れているように、円板部220の円形外周縁から凹入するように、周方向に等ピッチで形成されている。凹部240の形成ピッチは、たとえば、20〜30mmの範囲とし、凹部240の周方向幅wは、15〜25mmの範囲とし、凹部240の深さdは、5〜13mmの範囲とすることができるが、これに限定されない。そして、図5によく表れているように、この凹部240の底部240cは、滑らかに湾曲させられていることが肝要である。
図2、図3および図5に表れているように、円板部220の外周(ガイド部材200の外周縁)は、上記した保持部材100よりも半径方向外方に延出している。このガイド部材200における中心筒部211の内面には、ベアリング230の外輪231が圧入保持されている。
回転刃取付け軸14に対する回転刃A1の取付けは、たとえば、次のようにして行われる。まず、支持ピース150、下部ピース110、ナイロンコード収容ケース120、カバー体140を組み合わせ、ナイロンコード4を上記のようにナイロンコード収容ケース120内に収容した状態の保持部材100を、支持ピース150のボス部151のスプライン孔151aを回転刃取付け軸14にスプライン嵌合させることにより、回転刃取付け軸14に保持させる。次いで、ガイド部材200を、これに圧入保持させたベアリング230の内輪232を下部ピース110のボス部111の下端に突き当てた状態において保持する。次いで、ボルト15をベアリング230の内輪232、下部ピース110のボス部111に通挿しつつ、回転刃取付け軸14の軸端に設けたねじ穴14aにねじ込む。これにより、回転刃取付け軸14ないし支持ピース150と、ボルト15の頭部15aとの間に、下部ピース110のボス部111、およびベアリング230の内輪232が挟圧固定される。このとき、同時に、ナイロンコード収容ケース120の内向フランジ部121が支持ピース150のフランジ部152と下部ピース110のフランジ部112との間に挟圧されるので、このナイロンコード収容ケース120もまた、回転刃取付け軸14、支持ピース150および下部ピース110と一体化される。図2および図3に表れているように、ベアリング230およびボルト15の頭部15aは、ガイド部材200の中心筒部211内に収容された恰好で組み立てられるので、ガイド部材200の平板状の円板部220の下面側には、何ら突起物が存在しない。
ナイロンコード切断刃4aは、たとえば、直径3mm程度のものが使用される。そして、上記した組立て状態においては、ナイロンコード切断刃4aは、ナイロンコード収容ケース120の外周壁122cと底壁122bとの境界において斜め下方を向いて形成した導出孔123から導出させられている。そのため、この回転刃A1を高速回転させた状態において、保持部材100の回転とともに旋回するナイロンコード切断刃4aをガイド部材200の上面に近接させることができ、たとえば、ナイロンコード切断刃4aとガイド部材200の上面との間の隙間を、たとえば2〜5mm、より好ましくは2〜3mm程度とし、最小2mm程度まで縮小させることができる。なお、この状態において、ナイロンコード切断刃4aは、その先端位置がガイド部材200の外縁と一致するか、わずかに延出するように調節される。
上記のように回転刃取付け軸14に取付けられた状態において、この回転刃A1は、回転刃取付け軸14の回転に伴い、保持部材100ないしナイロンコード切断刃4aが上記ガイド部材200の上面よりもわずかに上位の位置で回転させられ、一方、ガイド部材200は、ベアリング230によって、回転刃取付け軸14ないし保持部材100に対して回転自由な状態となる。このことはすなわち、ガイド部材200は、保持部材100ないしナイロンコード切断刃4aの回転中においても、草刈機Bの小型エンジン11の回転駆動力を受けて回転することはなく、外物に接触するなどしても、回転しない状態を維持することができることを意味する。
回転刃A1の各部の寸法は、たとえば、保持部材100の外径が100mm程度、ガイド部材200の外径が300〜500mm程度に設定されるが、これらの寸法は、限定されるものではない。
次に、草刈機Bないし回転刃A1の作動について説明する。
草刈機Bを用いて草刈り作業を行う際には、たとえば、スロットルレバーを操作するなどしてエンジン11のスロットルの開度を上げると、小型エンジン11の回転出力により、回転刃A1のうち、保持部材100ないしナイロンコード切断刃4aが図5のN方向に回転させられる。エンジン11のスロットルの開度を調節することにより、ナイロンコード切断刃4aの回転数を調節することができる。エンジン11の回転出力は、伝動軸13からギヤケース16内のベベルギヤ(図示略)により減速され、回転刃取付け軸14を介して保持部材100ないしナイロンコード切断刃4aへと伝えられる。保持部材100ないしナイロンコード切断刃4aの回転数は、たとえば5,000〜6,300rpmに達する。回転刃A1の外径(ガイド部材200の外径)をたとえば300mmとすると、ナイロンコード切断刃4aの先端部の周速は優に350km/hに達する。この回転刃A1を地面に沿って移動させてゆくと、雑草等の比較的軟質細状の物体は、ガイド部材200の外周に形成した凹部240に進入した瞬間に上記のように高速で旋回するナイロンコード切断刃4aによる横方向からの強烈な衝突を受け、その衝撃によって難なく切断される。ナイロンコード切断刃4aは、直径が高々3mm程度であり、かつ軽量であるが、先端部の周速が上記のようにきわめて高速であるため、軟質である雑草等の茎を切断するのには十分な運動エネルギを有しているのである。
より詳しくは、本実施形態においては、ガイド部材200の外周に複数の凹部240が形成されているため、回転刃A1を地面に沿って移動させていくと、雑草等は、図5に示すように、その茎部Pが凹部240に捕捉された状態で高速旋回するナイロンコード切断刃4aによる切断作用を受ける。これにより、雑草等に衝撃的な剪断力を効果的に作用させてこれを切断することができる。しかも、本実施形態では、高速旋回するナイロンコード切断刃4aとガイド部材200の上面との隙間が、たとえば2〜5mm、より好ましくは2〜3mmと小さいため、凹部240のナイロンコード回転刃4aの回転方向前方側の内面240aと、回転刃A1の半径方向に延びつつ旋回するナンロンコード切断刃4aとが、あたかも、鋏の刃のように作用して雑草等に瞬間的な剪断力を作用させ、これを切断することができる。このような切断作用は、従来の回転刃によっては容易に切断することができなかった、アサガオ類のようなつる性の雑草の刈り取りにも有効である。
しかも、本実施形態においては、ガイド部材200の凹部240の底部240cは、滑らかに湾曲しているので、回転刃A1が地面に沿って移動する際に、直立型の雑草等の切株が凹部240に引っ掛かりにくい。また、ガイド部材200は平板状であって下面に突起物がないため、回転刃A1を地面に沿って滑らせるように移動させることができる。
このようなことから、本実施形態に係る回転刃A1によれば、この回転刃A1の重量を地面にあずけるようにしつつ、地面に沿って前後左右どの方向に移動させても、その方向の先にある雑草等を刈ることができるのであり、疲労が少なく、かつ、作業効率が著しく高まる。
上記のように、本実施形態においては、ナイロンコード切断刃4aの先端とガイド部材200の外周縁とが一致するようにして使用するのが望ましく、この場合には、保持部材100ないしナイロンコード切断刃4aが高速回転している状態においても、ナイロンコード切断刃4aの先端が地面に直接接触することがない。したがって、高速旋回するナイロンコード切断刃4aが地面の小石や砂を跳ね飛ばしたりすることがなく、安全であり、また、ナイロンコード切断刃4aの先端が無駄に磨耗することもない。なお、仮に、ナイロンコード切断刃4aの先端がガイド部材200の外周縁から延出していて硬質物体に接触したことしても、衝撃はナイロンコード切断刃4aが曲げ変形することによって吸収されるので、回転刃A1が衝撃によって破損するということはなく、また、保持部材100ないしナイロンコード切断刃4aの回転数が低下するということもない。さらには、ナイロンコード切断刃4aは、先端位置がガイド部材200の外周縁と一致するまで磨耗すればそれ以上の磨耗は抑制され、ナイロンコード切断刃4aの先端がガイド部材200の外周縁と一致するという、適正な状態が自動的に現出する。
保持部材100ないしナイロンコード切断刃4aが高速回転させられた使用状態においては、保持部材100のカバー体140は、圧縮コイルバネ156によって常時下方向に付勢されており、図2に示すように、下動位置にある状態が維持される。このとき、カバー体140の係合突部145とハウジング部122の係合突部131とが係合しており、ナイロンコード収容ケース120に対するカバー体140の相対回転が阻止されている。したがって、ナイロンコード切断刃4aは、高速回転させられても、導出孔123からの延出長さが略一定に維持される。
ナイロンコード切断刃4aは、使用を継続することによって、先端部において摩耗や切損等が起こり、導出孔123からの延出長さが次第に短くなっていく。このような場合には、小型エンジン11を停止して回転刃A1を静止させたうえでカバー体140を引き上げると、図3に示すように係合突部145,131どうしの相互係合状態が解除され、カバー体140と、ナイロンコード収容ケース120とは、相対回転が許容される状態となる。ここで、カバー体140をナイロンコード収容ケース120に対してナイロンコード繰り出し方向に相対回転させると、ナイロンコード切断刃4aの延出長さを、延長することができる。この際、係合突部145,131の形成ピッチ相当分カバー体140を回転させて再び係合突部145,131を相互係合させることにより、ほぼ、係合突部145,131の形成ピッチに相当する長さずつ(たとえば、10〜15mmずつ)、ナイロンコード切断刃4aを延長することができる。
本実施形態では、カバー体140を引き上げて上動させるといった簡単な操作によって、ナイロンコード収容ケース120に対する操作カバー体140の相対回転を許容する状態にすることができ、ナイロンコード切断刃4aの延出長さを調節することができる。
また、回転刃A1においては、草刈機Bの小型エンジン11の出力によって回転させられる部分は、上記のように保持部材100ないしナイロンコード切断刃4aだけである。保持部材100を樹脂製とすることにより、これら保持部材100ないしナイロンコード切断刃4aの重量は、たかだか150〜200gの軽量とすることができる。したがって、小型エンジン11の負担が小さく、ナイロンコード切断刃4aの周速を一段と高速化し、その高速回転状態を維持することができる。
ガイド部材200の直径は種々変更可能である。たとえば、ガイド部材200の直径を300〜500mm程度としてもよい。ガイド部材200の直径が500mmの場合、保持部材100の回転数を6300rpmとすると、ガイド部材200の周速、すなわち、ナイロンコード切断刃4aの先端の速度は、約600km/hにまで達することとなる。前述したように、回転刃A1において回転させられる部分は、保持部材100ないしナイロンコード切断刃4aだけであり、比較的大径のガイド部材200が回転させられるわけではないので、このようなナイロンコード切断刃4aの先端速度を達成することができるのである。このような回転刃A1を用いれば、ナイロンコード切断刃4aが描く円弧の直径が大きくその周速も高速であるために、より広い面積の領域の草刈り作業を非常に効率よく行うことができる。
なお、回転刃A1においては、2本のナイロンコード4を用いて構成されているが、ナイロンコード4の本数はこれより多くしてもよい。たとえば、4本のナイロンコード4を、ナイロンコード収容ケース120の外周壁122cの4箇所に均等に割り振って設けられた導出孔123からそれぞれ外部に導出するように構成することもできる。このようにナイロンコード4の本数、すなわちナイロンコード切断刃4aの数を増やすと、回転刃A1全体を比較的に速く移動させても雑草を適確に切断することができ、その結果、草刈り作業をより一層効率よく行うことができる。
図6は、本発明に係る草刈機用回転刃の他の例を示している。なお、図6においては、上記図1〜図5に示した実施形態と同一または類似の要素には、同一の符号を付しており、適宜説明を省略する。
図6に示された回転刃A2は、保持部材100において、ナイロンコード収容ケース120からナイロンコード4を導出させる導出孔123が、傾斜せず、水平方向に延びていること、ガイド部材200において、その水平外周部220cが、平板状の水平主部220aに対して上方に変位させられていること、が上記した回転刃A1と異なり、その余の構成は、同様である。以下においては、回転刃A2において、回転刃A1と異なる構成を中心に説明する。
この回転刃A2においても、ナイロンコード収容ケース120のハウジング部122の直径方向に対向する2箇所に、導出孔123が形成されている。本実施形態においてこの導出孔123は、外周壁122cに設けた水平方向の貫通孔124に、耐磨耗性に優れたアルミ製の筒状カラー125を装着して形成されている。
この回転刃A2のガイド部材200は、中心筒部211およびこの中心筒部211の下端から延出する円板部220を備え、好ましくは樹脂により一体成形されている。本実施形態においては、この円板部220は、水平主部220aと、この水平主部220aの外周につながる上方傾斜部220bと、この上方傾斜部220bの外周につながる水平外周部220cとを有して構成されており、これにより、水平外周部220cは、平板状の水平主部(一般部)220aに対して所定量上方に変位させられている。水平主部220aは、保持部材100の外周から半径方向に十分延出する程度の割合を占めており、換言すると、水平外周部220cの半径方向幅は、後記する複数の凹部240を形成しても必要な強度を保持できる程度でよく、たとえば、ガイド部材200の半径の1/3〜1/20とすることができる。水平外周部220cの水平主部220aに対する変位量は、後記するように、この回転刃A2を高速回転させた状態において、保持部材100の回転とともに旋回するナイロンコード切断刃4aと水平外周部220cの上面との間の隙間がたとえば、2〜5mm、より好ましくは2〜3mm程度となるように設定される。
ガイド部材200の水平外周部220cには、複数の凹部240が形成されている。この凹部240の形態としては、たとえば、回転刃A1について上述したのと同様のものとすることができる。
回転刃取付け軸14に対する回転刃A2の取付けは、回転刃A1について上述したのと同様に行うことができる。
この回転刃A2においても、地面等に接して静止状態を維持できるガイド部材200を備えること、ナイロンコード切断刃4aとガイド部材200の周部との間隔を可能な限り縮小できること、ガイド部材200の外周には、複数の凹部240が形成されていること、において回転刃A1と共通しているので、基本的に回転刃A1について上述したのと同様の効率的な草刈り作業を行うことができる。
なお、回転刃A2においては、ガイド部材200は、全体が平板ではなく、半径方向所定幅の水平外周部220cが水平主部220aに対して上方に変位させられているため、剛性が高まり、このガイド部材200を樹脂成形により形成するに際し、その肉厚をさらに縮小して、軽量化をより促進することができる。
また、回転刃A2においても、ガイド部材200の水平主部220aが広く、かつその下面に突起物がないため、地面に沿って滑らせるようにして草刈り作業を行うことができる。この回転刃A2においては、ガイド部材200の水平外周部220cが所定量上方に変位させられているため、雑草等を地面から所定の一定高さ位置で切断し、草刈り作業後の地面の見栄えを向上させることができる。
切断刃A2についても、切断刃A1について上述したのと同様にしてナイロンコード切断刃4aの導出孔123からの延出長さを調節することができる。また、ガイド部材200の直径寸法やナイロンコード切断刃4aの数は、切断刃A1について説明した例と同様に種々設定することができる。
もちろん、この発明の範囲は上述した実施形態に限定されることはなく、各請求項に記載した範囲内でのあらゆる変更は、すべて本発明の範囲に包摂される。
回転刃A1においては、カバー体140を上下させることにより、ハウジング部122に対するカバー体140の相対回転不能状態と、相対回転許容状態とを選択できる機構を採用して、簡易な操作によりナイロンコード切断刃4aの延長長さを調節できるようにしているが、かかる機構を採用するかどうかは、選択事項である。
さらに、回転刃A1、および回転刃A2において、ガイド部材200の外周に複数の凹部240を設けているが、このような凹部240を設けるかどうかは、選択事項である。このような複数の凹部240を設けなくとも、ナイロンコード切断刃4aとガイド部材200の上面間の隙間が2〜5mm、好ましくは、2〜3mm程度であれば、ナイロンコード切断刃4aの先端をガイド部材200の外周縁から10〜20mm程度延出させて使用することにより、従来に比して十分に効率的な切断作用を期待することができる。
さらに、回転刃A1、および回転刃A2において、ガイド部材200の外周に複数の凹部240を設ける場合、この凹部240の形態についても限定されず、たとえば、図7や図8に示す形態とすることもできる。
図7に示す形態では、ガイド部材200の外周に鋸刃のような複数の凸部250が形成されることにより、底部が滑らかに湾曲する複数の凹部240が形成されている。すなわち、凹部240におけるナイロンコード切断刃4aの回転方向前方側の内面240aの傾斜が、回転方向後方側の内面240bの傾斜より急峻となっており、回転方向前方の内面240aにおいて捉えた雑草の茎Pに、高速旋回するナイロンコード切断刃4aによる剪断力を効果的に与え、この茎を切断することができる。回転方向後方側の内面240bの傾斜が緩やかになっているので、対象となる雑草をスムースに凹部240内に導入し、上記した切断作用に供することができる。また、凹部240の底部240cは滑らかに湾曲しているので、切断後の切株が凹部240に引っ掛かって回転刃A1,A2の地面に沿った移動が阻害されるということはない。なお、この場合においても、凹部240の幅wは、たとえば15〜25mmの範囲とし、凹部240の深さdは、たとえば5〜13mmの範囲とすることができるが、これに限定されない。ただし、凹部240の底部240cが滑らかに湾曲している点については、上記実施形態と同様である。
図8に示す形態では、複数の三角山状の凸部250a間に凹部240を形成し、この凹部240の底部240cを滑らかに湾曲させるとともに、図9に断面を示すように、凹部240の内面241に傾斜をつけて鋭利な刃状としてある。
このように構成すると、凹部240に捕捉した雑草等に高速旋回するナイロンコード切断刃4aが衝突するとき、より効果的に雑草等に剪断力を作用させて、速やかにこの雑草等を切断することができる。また、凹部240の内面241が傾斜しているので、雑草等の切株が凹部240からより抜け出しやすくなり、回転刃A1,A2を、地面に沿ってスムースに移動させることができる。なお、この場合においても、凹部240の幅wは、たとえば15〜25mmの範囲とし、凹部240の深さdは、たとえば5〜13mmの範囲とすることができるか、これに限定されない。
さらには、図示は省略するが、ガイド部材200の円板部220には、複数の貫通穴を形成してもよい。このようにすれば、ガイド部材200のさらなる軽量化を図ることができる。
さらに、本発明の回転刃A1,A2が取付けられて使用される草刈機は、図1に示したような操作管12の先端に回転刃取付け軸14を備える構成のものに限定されず、車輪を有して地面を移動可能なフレームに、エンジン等の動力源およびこの動力源によって回転駆動される回転刃取付け軸を有する、いわゆる自走式の草刈機にも本発明の回転刃A1,A2を取り付けて使用することができる。
A1,A2 回転刃
B 草刈機
4a コード状切断部材(ナイロンコード切断刃)
14 回転刃取付け軸
15 取付けボルト
15a 頭部(ボルトの)
100 保持部材
110 下部ピース
123 導出孔
200 ガイド部材
220 円板部
220a 水平主部
220c 水平外周部
240 凹部
240c 底部(凹部の)

Claims (7)

  1. 草刈機の回転刃取付け軸に取付けられて回転させられる保持部材と、
    上記保持部材に基端側が保持され、先端側が半径方向外方に導出させられたコード状切断部材と、
    上記保持部材の下位において当該保持部材に対してその回転軸心を中心として相対回転可能かつ上記回転軸心を中心として上記草刈機に対して相対自由回転可能なガイド部材と、を備え、
    上記ガイド部材は、その外径が上記保持部材の外径より大であり、かつ、外周に複数の凹部が形成されていることを特徴とする、草刈機用回転刃。
  2. 上記複数の凹部の底部は、滑らかに湾曲している、請求項1に記載の草刈機用回転刃。
  3. 上記ガイド部材は、樹脂製である、請求項1または2に記載の草刈機用回転刃。
  4. 上記コード状切断部材は、ナイロン製である、請求項1ないし3のいずれかに記載の草刈機用回転刃。
  5. 上記保持部材は、上記回転刃取付け軸に連結されてこの回転刃取付け軸と一体回転するとともに、上記コード状切断部材の基端側を巻回状態で収容する本体部と、
    上記本体部に対してその上位に位置し、上記回転刃取付け軸の軸方向に所定のストロークで移動可能かつ上記回転刃取付け軸周りに相対回転操作可能に組み合わされ、上記コード状切断部材の基端側端部が連結された操作部と、
    上記操作部を上記軸方向の一方方向に付勢する弾性部材と、
    上記操作部が上記弾性部材の弾力によって上記ストロークにおける所定位置にあるときこの操作部と上記本体部との相対回転を阻止するとともに、上記操作部が上記弾性部材の弾力に抗して上記所定位置から移動させられたときにこの操作部と上記本体部との相対回転を許容するクラッチ機構と、を備える、請求項1ないし4のいずれかに記載の草刈機用回転刃。
  6. 上記クラッチ機構は、上記操作部において回転方向に沿って設けられた複数の第1係合部と、上記本体部において回転方向に沿って設けられた複数の第2係合部と、を有しており、
    上記第1係合部と上記第2係合部とが係合することにより、上記操作部と上記本体部との相対回転が阻止される、請求項5に記載の草刈機用回転刃。
  7. 動力源と、この動力源の動力によって回転駆動される回転刃取付け軸と、を備え、
    上記回転刃取付け軸には、請求項1ないし6のいずれかに記載の草刈機用回転刃が取付けられていることを特徴とする、草刈機。
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