JP5909165B2 - 車両のドア構造 - Google Patents
車両のドア構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5909165B2 JP5909165B2 JP2012197876A JP2012197876A JP5909165B2 JP 5909165 B2 JP5909165 B2 JP 5909165B2 JP 2012197876 A JP2012197876 A JP 2012197876A JP 2012197876 A JP2012197876 A JP 2012197876A JP 5909165 B2 JP5909165 B2 JP 5909165B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- window glass
- water droplet
- vehicle
- sash
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
請求項1に係る発明は、アウタパネル(例えば、実施形態のアウタパネル4)の車室内側にインナパネル(例えば、実施形態のインナパネル20)を接合して成り、前記アウタパネルとインナパネルの間にドアウインドウガラス(例えば、実施形態のドアウインドウガラス6)を昇降可能に収納するドア本体(例えば、実施形態のドア本体5)と、このドア本体の上部に設けられ、上昇した前記ドアウインドウガラスの周囲を保持するドアサッシュ(例えば、実施形態のドアサッシュ7)と、前記ドア本体の上縁部に沿って装着され、前記ドアウインドウガラスの車外側面に密接して前記ドアウインドウガラスとの隙間をシールするウエストシール(例えば、実施形態のウエストシール10)と、前記ウエストシールの長手方向の端部に設けられ、前記ドアサッシュの縦壁に当接する可撓性の水滴誘導部材(例えば、実施形態の水滴誘導部材25)と、を備え、前記ドアサッシュは、前記ドアウインドウガラスの側縁部を摺動自在に案内するガラスラン(例えば、実施形態のガラスラン15)と、当該ガラスランを保持するドアサッシュ本体(例えば、実施形態のドアサッシュ本体16)と、を備え、前記水滴誘導部材は、前記ドアサッシュ本体と前記ガラスランの接触境界部(例えば、実施形態の接触境界部P)で両者に当接することを特徴とするものである。
図1に示すように、この実施形態の車両では、車体2の側部にドア開口部3が設けられ、そのドア開口部3に前部側のサイドドア1Aと後部側のサイドドア1Bが開閉可能に取り付けられている。サイドドア1A,1Bは、車両外表面を形成するアウタパネル4の車内側にインナパネル20(図3参照。)が接合されたドア本体5と、ドア本体5の上部に一体に取り付けられ、ドアウインドウガラス6の周縁部を保持するドアサッシュ7と、を備えている。図1においては、後部側のサイドドア1Bについてのみ図示しているが、前後のサイドドア1A,1Bのドア本体5内にはドアウインドウガラス6の昇降をガイドするロアサッシュ21が設けられている。各ロアサッシュ21は、ドアサッシュ7の縦壁の下端に連続するように配設されている。なお、図1中11は、ドア本体5内の前部寄りの下方位置に取り付けられたドアチェッカーである。
また、ドア本体5のアウタパネル4の上縁部には、ドアウインドウガラス6の車外側面に摺動可能に密接して、アウタパネル4とドアウインドウガラス6の間をシールするウエストシール10が取り付けられている。
図4に示すように、ウエストシール10は、ドア本体5のアウタパネル4の上部の係止フランジ14に挟着固定される断面略U字状の取付基部12と、取付基部12の車内側壁から車室内側に向かって斜め上方に突出して、先端部がドアウインドウガラス6の車外側面に密接するシールリップ部13と、を備えている。ウエストシール10の取付基部12とシールリップ部13とは長手方向に連続して設けられ、これらが前後のサッシュガーニッシュ9A,9Bの側面に突き合わされる位置まで延出している。ウエストシール10の前端部においては、図3に示すように、取付基部12がサッシュガーニッシュ9Aの下端側面(後方に向く側面)に突き当てられている。
また、図3に示すように、ウエストシール10を保持するアウタパネル4の係止フランジ14は、ウエストシール10の取付基部12の前端部より車体前方側に延出し、サッシュガーニッシュ9Aの下縁の裏面側に回り込んでいる。
また、上記の実施形態においては、水滴誘導部材25がドアサッシュ本体16及びガラスラン15に当接しているが、水滴誘導部材25がドアサッシュ本体16またはガラスラン15のどちらか一方に当接するようにしても良い。
5 ドア本体
6 ドアウインドウガラス
7 ドアサッシュ
10 ウエストシール
12 取付基部
13 シールリップ部
15 ガラスラン
15c アウタ側の係止リップ(縦壁)
16 ドアサッシュ本体
20 インナパネル
22 縦壁
25 水滴誘導部材
25a 重ね合わせ部
25c 先端面
Claims (11)
- アウタパネルの車室内側にインナパネルを接合して成り、前記アウタパネルとインナパネルの間にドアウインドウガラスを昇降可能に収納するドア本体と、
このドア本体の上部に設けられ、上昇した前記ドアウインドウガラスの周囲を保持するドアサッシュと、
前記ドア本体の上縁部に沿って装着され、前記ドアウインドウガラスの車外側面に密接して前記ドアウインドウガラスとの隙間をシールするウエストシールと、
前記ウエストシールの長手方向の端部に設けられ、前記ドアサッシュの縦壁に当接する可撓性の水滴誘導部材と、を備え、
前記ドアサッシュは、前記ドアウインドウガラスの側縁部を摺動自在に案内するガラスランと、当該ガラスランを保持するドアサッシュ本体と、を備え、
前記水滴誘導部材は、前記ドアサッシュ本体と前記ガラスランの接触境界部で両者に当接することを特徴とする車両のドア構造。 - アウタパネルの車室内側にインナパネルを接合して成り、前記アウタパネルとインナパネルの間にドアウインドウガラスを昇降可能に収納するドア本体と、
このドア本体の上部に設けられ、上昇した前記ドアウインドウガラスの周囲を保持するドアサッシュと、
前記ドア本体の上縁部に沿って装着され、前記ドアウインドウガラスの車外側面に密接して前記ドアウインドウガラスとの隙間をシールするウエストシールと、
前記ウエストシールの長手方向の端部に設けられ、前記ドアサッシュの縦壁に当接する可撓性の水滴誘導部材と、を備え、
前記水滴誘導部材は、前記アウタパネルの一部に当接していることを特徴とする車両のドア構造。 - アウタパネルの車室内側にインナパネルを接合して成り、前記アウタパネルとインナパネルの間にドアウインドウガラスを昇降可能に収納するドア本体と、
このドア本体の上部に設けられ、上昇した前記ドアウインドウガラスの周囲を保持するドアサッシュと、
前記ドア本体の上縁部に沿って装着され、前記ドアウインドウガラスの車外側面に密接して前記ドアウインドウガラスとの隙間をシールするウエストシールと、
前記ウエストシールの長手方向の端部に設けられ、前記ドアサッシュの縦壁に当接する可撓性の水滴誘導部材と、を備え、
前記ウエストシールは、前記アウタパネルの上縁部に取り付けられる取付基部と、この取付基部から前記ドアウインドウガラスの車外側面に向かって斜め上方に突出するシールリップ部と、を備え、
前記水滴誘導部材は、前記ウエストシールの長手方向の端部で前記シールリップ部の延長位置の下方に配置されていることを特徴とする車両のドア構造。 - アウタパネルの車室内側にインナパネルを接合して成り、前記アウタパネルとインナパネルの間にドアウインドウガラスを昇降可能に収納するドア本体と、
このドア本体の上部に設けられ、上昇した前記ドアウインドウガラスの周囲を保持するドアサッシュと、
前記ドア本体の上縁部に沿って装着され、前記ドアウインドウガラスの車外側面に密接して前記ドアウインドウガラスとの隙間をシールするウエストシールと、
前記ウエストシールの長手方向の端部に設けられ、前記ドアサッシュの縦壁に当接する可撓性の水滴誘導部材と、を備え、
前記水滴誘導部材は、前記ウエストシールの長手方向の端部から突出した部分が二つ折りに折り曲げられた重ね合わせ部を有し、
前記重ね合わせ部が前記ドアサッシュの縦壁に当接しており、
前記重ね合わせ部のうちの折り曲げられた部分の先端面は、前記ウエストシールの長手方向の端面に突き当てられていることを特徴とする車両のドア構造。 - 前記ドアサッシュは、前記ドアウインドウガラスの側縁部を摺動自在に案内するガラスランと、当該ガラスランを保持するドアサッシュ本体と、を備え、
前記水滴誘導部材は、前記ドアサッシュ本体と前記ガラスランの接触境界部で両者に当接することを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の車両のドア構造。 - 前記水滴誘導部材は、前記アウタパネルの一部に当接していることを特徴とする請求項1,3,4のいずれか1項に記載の車両のドア構造。
- 前記ウエストシールは、前記アウタパネルの上縁部に取り付けられる取付基部と、この取付基部から前記ドアウインドウガラスの車外側面に向かって斜め上方に突出するシールリップ部と、を備え、
前記水滴誘導部材は、前記ウエストシールの長手方向の端部で前記シールリップ部の延長位置の下方に配置されていることを特徴とする請求項1,2,4のいずれか1項に記載の車両のドア構造。 - 前記水滴誘導部材は、前記ウエストシールの長手方向の端部から突出した部分が二つ折りに折り曲げられた重ね合わせ部を有し、
前記重ね合わせ部が前記ドアサッシュの縦壁に当接しており、
前記重ね合わせ部のうちの折り曲げられた部分の先端面は、前記ウエストシールの長手方向の端面に突き当てられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両のドア構造。 - 前記水滴誘導部材は、上面が平坦に形成されていることを特徴とする請求項3または7に記載の車両のドア構造。
- 前記水滴誘導部材は発泡性材料によって構成されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の車両のドア構造。
- 前記水滴誘導部材は、前記ウエストシールの長手方向の端部から突出した部分が二つ折りに折り曲げられた重ね合わせ部を有し、
前記重ね合わせ部が前記ドアサッシュの縦壁に当接することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両のドア構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012197876A JP5909165B2 (ja) | 2012-09-07 | 2012-09-07 | 車両のドア構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012197876A JP5909165B2 (ja) | 2012-09-07 | 2012-09-07 | 車両のドア構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014051225A JP2014051225A (ja) | 2014-03-20 |
JP5909165B2 true JP5909165B2 (ja) | 2016-04-26 |
Family
ID=50610120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012197876A Expired - Fee Related JP5909165B2 (ja) | 2012-09-07 | 2012-09-07 | 車両のドア構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5909165B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6715016B2 (ja) | 2016-02-04 | 2020-07-01 | 西川ゴム工業株式会社 | 自動車用ドアのシール構造 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000071774A (ja) * | 1998-08-26 | 2000-03-07 | Suzuki Motor Corp | ウェザーストリップ端部接合構造 |
JP4843591B2 (ja) * | 2007-10-12 | 2011-12-21 | 本田技研工業株式会社 | 車両のドア構造 |
-
2012
- 2012-09-07 JP JP2012197876A patent/JP5909165B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014051225A (ja) | 2014-03-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4729087B2 (ja) | 車両のドア構造 | |
US20100115851A1 (en) | Vehicle door | |
JP6700979B2 (ja) | 自動車ドア用グラスラン | |
EP0436298B1 (en) | A door glass weather-stripping for motor vehicle | |
JP6268841B2 (ja) | ルーフ装置 | |
JP2016132344A (ja) | 車両のモール構造 | |
US7360825B2 (en) | Drip molding for vehicle, having furnishing lip part bending toward windowpane | |
JP6747999B2 (ja) | インナウエザーストリップと、これを用いた車両用ドアのシール構造 | |
JP6079406B2 (ja) | ルーフ装置 | |
JP5909165B2 (ja) | 車両のドア構造 | |
KR20150131486A (ko) | 자동차용 윈드쉴드 글래스와 카울탑 커버 간의 조립 장치 | |
JP6268437B2 (ja) | 車両のスライドドア構造 | |
JP2010052461A (ja) | ガラスランの取付構造 | |
JP7014564B2 (ja) | ドアウェザーストリップ | |
JP4843591B2 (ja) | 車両のドア構造 | |
US11225130B2 (en) | Roof weather strip | |
JP2006123633A (ja) | 固定ガラス用ウエザストリップ | |
WO2015181960A1 (ja) | カウルカバー組付構造 | |
JP5487188B2 (ja) | ドアシール機構 | |
JP2016203892A (ja) | ガラスランの固定構造 | |
JP4228859B2 (ja) | ガラスランの組付構造 | |
JP5003966B2 (ja) | 可動ルーフパネルの排水構造 | |
US20180222302A1 (en) | Glass run sealing members including hinged sealing projection structures for vehicles | |
US20170144515A1 (en) | Vehicle door sash | |
KR100795697B1 (ko) | 자동차의 도어 프레임 밀폐구조 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141128 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150917 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150929 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151130 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160315 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160325 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5909165 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |