JP5906825B2 - ロボット - Google Patents
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Description
本適用例にかかるロボットは、一端を回動可能に支持されたアームと、前記アームを回動させる駆動源と、前記駆動源の回動角度を検出し前記駆動源の回動角度情報を出力する角度センサーと、前記アームに取り付けられ前記アームが回動する角速度を検出して前記アームの角速度情報を出力する慣性センサーと、前記駆動源を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記アームの回動動作を指示する制御指令を出力する制御指令発生部と、前記角速度情報の高周波成分を除去するフィルター部と、前記高周波成分の遮断周波数を制御するフィルター制御部と、を備えることを特徴とする。
上記適用例にかかるロボットにおいて、前記フィルター部は低域フィルターであり、前記遮断周波数を可変制御されることが好ましい。
上記適用例にかかるロボットにおいて、前記フィルター制御部は、前記制御指令によって、前記アームの動作が移動、整定、待機の状態を判断し、前記アームの動作が移動のときには前記フィルター部の遮断周波数を前記アームの固有振動数より高く設定し、前記アームの動作が待機のときには前記フィルター部の遮断周波数を前記アームの固有振動数より低く設定し、前記アームの動作が整定のときには前記角速度情報によって前記遮断周波数を制御することが好ましい。
上記適用例にかかるロボットにおいて、前記角速度情報を判断する判定値を予め設定し、前記アームの動作が整定のときには前記フィルター制御部が前記角速度情報を前記判定値と比較して前記遮断周波数を制御することが好ましい。
上記適用例にかかるロボットにおいて、前記回動角度情報を判断する判定値を予め設定し、前記アームの動作が整定のときには前記フィルター制御部が前記回動角度情報を前記判定値と比較して、前記遮断周波数を制御することが好ましい。
上記適用例にかかるロボットにおいて、前記角速度情報の積分値を判断する判定値を予め設定し、前記アームの動作が整定のときには前記フィルター制御部は、前記角速度情報の一回以上の積分値を前記判定値と比較して、前記遮断周波数を制御することが好ましい。
上記適用例にかかるロボットにおいて、前記回動角度情報の微分値を判断する判定値を予め設定し、前記アームの動作が整定のときには前記フィルター制御部は前記回動角度情報の一回以上の微分値を前記判定値と比較して、前記遮断周波数を制御することが好ましい。
上記適用例にかかるロボットにおいて、前記制御指令が示す角速度と前記角速度情報との差分を判断する判定値を予め設定し、前記アームの動作が待機のときには前記フィルター制御部は前記制御指令が示す角速度と前記角速度情報との差分を前記判定値と比較して、前記フィルター制御部は角速度情報の値を使用するかしないかを決定することが好ましい。
搬送装置としてのロボット及び慣性センサーを用いた制御方法の一実施形態について、説明する。本実施形態は、搬送装置の一例である給除材装置を例にして説明する。本実施形態の給除材装置は、例えば、半導体装置の製造工程において半導体装置を構成する複数の半導体チップが区画形成されたウェハーを取扱う給除材装置である。
最初に、給除材装置10の機械的構成について、図1を参照して説明する。図1は、給除材装置の構成を示す概略斜視図である。図1に示すように、給除材装置10は、保持ハンド12と、ロボット機構20と、給除材装置制御部30と、角速度センサー32と、角度センサー34(図2参照)と、を備えている。
次に、ロボット機構20を駆動させる機能の構成について、図2を参照して説明する。図2は、ロボット機構を駆動する機能の構成を示すブロック図である。上述したように、給除材アーム21を回動させるために、給除材装置10は、アーム駆動モーター22と、アーム駆動機構23と、角速度センサー32と、角度センサー34と、給除材装置制御部30とを備えている。
次に、アーム駆動モーター22の駆動を制御することによって給除材アーム21を回動させて、給除材アーム21の先端に配設された保持ハンド12を所定の位置に位置させる工程について、図3及び図4を参照して説明する。図3は、給除材アームを回動させる工程を示すフローチャートである。図4は、制御を切替える基準とする角速度の判定値を説明するための図である。図4の上段は、給除材アームを回動させる間の時間経過と角速度の関係及び角速度の判定値の例を示す図である。図4の下段は、給除材アームが停止する間際の時間経過と角速度の関係及び角速度の判定値の例を示す図である。
次に、ロボットの一実施形態について図5のロボットシステムの模式正面図を用いて説明する。本実施形態が第1の実施形態と異なるところは、ロボットが双腕ロボットである点にある。尚、第1の実施形態と同じ点については説明を省略する。
(変形例1)
前記第1の実施形態では、角速度センサー32が出力する角速度を判定値S及び判定値−Sと比較してフィルター制御部37が遮断周波数を制御した。フィルター制御部37は角度センサー34が出力する回動角度情報を用いて遮断周波数を制御しても良い。回動角度情報を判断する判定値を予め設定する。回動角度が判定値を上回ると遮断周波数が高く設定され、下回ると遮断周波数が低く設定される。角速度情報を用いた制御は、角速度情報が小さくなると、角速度情報を用いる効果が減少すると共に、ノイズ等による角速度情報の誤差の影響を受け、精度が落ちる。回動角度情報を判定値と比較して、角速度情報にフィルター処理を施す。回動角度情報が判定値を上回ると、応答性が高い角速度情報が得られる。回動角度情報が判定値を下回ると角度情報の誤差、ノイズの影響を小さくできる。従って、角速度情報の誤差が及ぼす影響を小さくすることができる。
前記第1の実施形態では、角速度センサー32が出力する角速度を判定値S及び判定値−Sと比較してフィルター制御部37が遮断周波数を制御した。フィルター制御部37は角速度センサー32が出力する角速度情報の積分値を用いて遮断周波数を制御しても良い。角速度情報の積分値を判断する判定値を予め設定する。給除材アーム21の動作が整定のときにはフィルター制御部37は、角速度情報の一回以上の積分値を判定値と比較して、フィルター部35の遮断周波数を制御する。
前記第1の実施形態では、角速度センサー32が出力する角速度を判定値S及び判定値−Sと比較してフィルター制御部37が遮断周波数を制御した。フィルター制御部37は角度センサー34が出力する回動角度情報の微分値を用いて遮断周波数を制御しても良い。回動角度情報の微分値を判断する判定値を予め設定する。そして、給除材アーム21の動作が整定のときにはフィルター制御部37は回動角度情報の一回以上の微分値を判定値と比較して、フィルター部35の遮断周波数を制御する。
前記第1の実施形態では、角速度センサー32が出力する角速度を判定値S及び判定値−Sと比較してフィルター制御部37が遮断周波数を制御した。フィルター制御部37は制御指令が示す角速度と角速度情報との差分を用いて遮断周波数を制御しても良い。制御指令発生部36が示す角速度と角速度情報との差分を判断する判定値を予め設定する。そして、給除材アーム21の動作が待機のときにはフィルター制御部37は制御指令発生部36が示す角速度と角速度情報との差分を判定値と比較する。次に、フィルター制御部37は角速度情報の値を使用するかしないかを決定する。
Claims (7)
- 一端を回動可能に支持されたアームと、
前記アームを回動させる駆動源と、
前記駆動源の回動角度を検出し前記駆動源の回動角度情報を出力する角度センサーと、
前記アームに取り付けられ前記アームが回動する角速度を検出して前記アームの角速度情報を出力する慣性センサーと、
前記駆動源を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記アームの回動動作を指示する制御指令を出力する制御指令発生部と、
前記角速度情報の高周波成分を除去するフィルター部と、
前記高周波成分の遮断周波数を制御するフィルター制御部と、を備え、
前記フィルター制御部は、前記制御指令によって、前記アームの動作が移動、整定、待機の状態を判断し、前記アームの動作が移動のときには前記フィルター部の遮断周波数を前記アームの固有振動数より高く設定し、前記アームの動作が待機のときには前記フィルター部の遮断周波数を前記アームの固有振動数より低く設定し、前記アームの動作が整定のときには前記角速度情報によって前記遮断周波数を制御することを特徴とするロボット。 - 前記フィルター部は低域フィルターであり、前記遮断周波数を可変制御されることを特徴とする請求項1に記載のロボット。
- 前記角速度情報を判断する判定値を予め設定し、前記アームの動作が整定のときには前記フィルター制御部が前記角速度情報を前記判定値と比較して前記遮断周波数を制御することを特徴とする請求項1または2に記載のロボット。
- 前記回動角度情報を判断する判定値を予め設定し、前記アームの動作が整定のときには前記フィルター制御部が前記回動角度情報を前記判定値と比較して、前記遮断周波数を制御することを特徴とする請求項1または2に記載のロボット。
- 前記角速度情報の積分値を判断する判定値を予め設定し、前記アームの動作が整定のときには前記フィルター制御部は、前記角速度情報の一回以上の積分値を前記判定値と比較して、前記遮断周波数を制御することを特徴とする請求項1または2に記載のロボット。
- 前記回動角度情報の微分値を判断する判定値を予め設定し、前記アームの動作が整定のときには前記フィルター制御部は前記回動角度情報の一回以上の微分値を前記判定値と比較して、前記遮断周波数を制御することを特徴とする請求項1または2に記載のロボット。
- 前記制御指令が示す角速度と前記角速度情報との差分を判断する判定値を予め設定し、前記アームの動作が待機のときには前記フィルター制御部は前記制御指令が示す角速度と前記角速度情報との差分を前記判定値と比較して、前記フィルター制御部は角速度情報の値を使用するかしないかを決定することを特徴とする請求項1または2に記載のロボット。
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