[go: up one dir, main page]

JP5905381B2 - 蓄電システムおよび蓄電方法 - Google Patents

蓄電システムおよび蓄電方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5905381B2
JP5905381B2 JP2012281213A JP2012281213A JP5905381B2 JP 5905381 B2 JP5905381 B2 JP 5905381B2 JP 2012281213 A JP2012281213 A JP 2012281213A JP 2012281213 A JP2012281213 A JP 2012281213A JP 5905381 B2 JP5905381 B2 JP 5905381B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
heat
storage battery
sodium ion
power generation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012281213A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014127259A (ja
Inventor
治良 三宅
治良 三宅
貴大 八木
貴大 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
Priority to JP2012281213A priority Critical patent/JP5905381B2/ja
Publication of JP2014127259A publication Critical patent/JP2014127259A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5905381B2 publication Critical patent/JP5905381B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Secondary Cells (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Description

本発明は、発電装置で生成された電力を蓄電池に放電可能に蓄積する蓄電システムおよび蓄電方法に関する。
近年、電力の安定的な供給のため自家発電装置に対する関心が高まっている。また、そのような自家発電装置と、自家発電装置の発電によって生じる排熱を回収する熱回収装置とを組み合わせ、エネルギー効率を高めたコジェネレーションシステムも脚光を浴びている。
また、このようなコジェネレーションシステムの排熱を利用して、ナトリウム硫黄蓄電池モジュールの運転温度を維持する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2003−317799号公報
近年、発電装置を含むコジェネレーションシステムが一般の家庭で用いられることが多くなった。しかし、個人における電力利用では、利用する電力の変動が大きくなり、発電装置を定格に維持した状態で駆動できずに、発電効率が低下する場合があった。
また、発電装置としてのガスエンジンや燃料電池では、発電装置自体がすぐに起動せず、電力が利用可能となるまでに時間を要するといった問題があった。
さらに、コジェネレーションシステムにおいて、生成されるエネルギーは、一般的に、電気エネルギーより熱エネルギーの方が高くなるので、熱回収装置が一通り熱を回収してしまうと、発電装置の発電が停止され電力の供給が途絶えるか、または、発電を維持することで生じる排熱を無駄に捨てることとなっていた。
本発明は、このような課題に鑑み、発電装置で安定的に電力を生成させ、高い即応性で電力を供給し、排熱を有効利用して発電のエネルギー効率を高めることが可能な蓄電システムおよび蓄電方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の蓄電システムは、電力を生成する発電装置と、電力を放電可能に蓄積するナトリウムイオン蓄電池と、発電装置が電力を生成する際に生じる排熱を、液体の伝熱媒体を通じてナトリウムイオン蓄電池の電解液に供給する伝熱経路と、発電装置が電力を生成する際に生じる排熱と熱交換された蓄熱媒体を収容する貯湯タンクと、貯湯タンクに収容された蓄熱媒体の利用に応じて発電装置を起動または停止するとともに、ナトリウムイオン蓄電池の電解液が40℃〜100℃に維持されるよう伝熱媒体の温度を制御する制御装置と、を備えることを特徴とする。
制御装置は、電解液の温度が目標温度未満であれば、伝熱媒体を通じて排熱をナトリウムイオン蓄電池の電解液に供給し、電解液の温度が目標温度以上であれば、排熱をナトリウムイオン蓄電池の電解液に供給しないとしてもよい
ナトリウムイオン蓄電池の電解液の温度が40℃に達していない場合、伝熱媒体を補助的に加熱する補助加熱器をさらに備えてもよい
伝熱経路は、発電装置が電力を生成する際に生じる排熱に加え、貯湯タンクの蓄熱媒体から熱を得てもよい
上記課題を解決するために、本発明の他の蓄電システムは、電力を生成する発電装置と、電力を放電可能に蓄積するナトリウムイオン蓄電池と、発電装置が電力を生成する際に生じる排熱と熱交換された蓄熱媒体を収容する貯湯タンクと、蓄熱媒体の熱を、液体の伝熱媒体を通じてナトリウムイオン蓄電池の電解液に供給する伝熱経路と、貯湯タンクに収容された蓄熱媒体の利用に応じて発電装置を起動または停止するとともに、ナトリウムイオン蓄電池の電解液が40℃〜100℃に維持されるよう伝熱媒体の温度を制御する制御装置と、を備えることを特徴とする
上記課題を解決するために、本発明の蓄電方法は、電力を生成し、電力をナトリウムイオン蓄電池に蓄積し、電力を生成する際に生じる排熱を、液体の伝熱媒体を通じてナトリウムイオン蓄電池の電解液に供給し、ナトリウムイオン蓄電池の電解液が40℃〜100℃に維持されるよう伝熱媒体の温度を制御し、電力を生成する際に生じる排熱と熱交換された蓄熱媒体を収容する貯湯タンクに収容された湯の利用に応じて電力を生成または停止することを特徴とする。
本発明によれば、発電装置で安定的に電力を生成させ、高い即応性で電力を供給し、排熱を有効利用して発電のエネルギー効率を高めることが可能となる。
第1の実施形態における蓄電システムを説明するための機能ブロック図である。 蓄電システムにおける蓄電方法の処理の流れを示したフローチャートである。 蓄電システムにおける蓄電方法の処理の流れを示したフローチャートである。 蓄電方法を説明するための簡易ブロック図である。 第2の実施形態における蓄電システムを説明するための機能ブロック図である。 第3の実施形態における蓄電システムを説明するための機能ブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
上述したように、コジェネレーションシステムにおいては、利用する電力が変動すると発電効率が低下するといった問題や、電力の利用に対して発電装置の起動が遅れ、電力が利用可能となるまでに時間を要するといった問題がある。そこで、本実施形態では、電力を蓄積する蓄電池を設け、電力の生成と利用との差を吸収できるようにして、発電効率を高く維持し、また、発電装置の起動に時間を要する場合、蓄電池から電力を供給できるようにして対応する。
また、コジェネレーションシステムで生成された排熱を当該蓄電池の活性化に利用することで、排熱を有効利用して、蓄電池を稼働することが可能となる。以下、蓄電池を用いた蓄電システム100を具体的に説明する。
(第1の実施形態:蓄電システム100)
図1は、第1の実施形態における蓄電システム100を説明するための機能ブロック図である。図1においては、電気に関する接続を破線で、熱に関する接続を実線で示している。蓄電システム100は、発電装置110と、ナトリウムイオン蓄電池112と、第1循環路114と、第2循環路116と、発電電池熱交換器118と、第1ポンプ120と、第2ポンプ122と、補助加熱器124と、貯湯タンク126と、第3循環路128と、第3ポンプ130と、発電貯湯熱交換器132と、パワーコンディショナ134と、制御装置136とを含んで構成される。
発電装置110は、電力を生成する。また、電力を生成する際に生じる排熱を利用することで、コジェネレーションシステムとして適用することができる。発電装置110としては、例えば、ガスタービン発電機、ガスエンジン発電機、固体高分子形燃料電池(PEFC)、固体酸化物形燃料電池(SOFC)等がある。
ガスタービン発電機は、高温のガスでタービンを回し、その回転エネルギーを電気エネルギーに変換する装置である。ガスエンジン発電機は、ガスを燃料として駆動するエンジンの動力を電気エネルギーに変換する装置である。固体高分子形燃料電池は、イオン伝導性を有する高分子膜(イオン交換膜)を電解質として用いる燃料電池であり、水素と空気中の酸素とから電気を生成する。固体酸化物形燃料電池は、酸化物イオンまたはプロトン導電性の無機系固体酸化物を電解質に用いる燃料電池であり、固体高分子形燃料電池より発電効率が高いといった利点を有する。ここでは、発電装置110として、ガスタービン発電機、ガスエンジン発電機、固体高分子形燃料電池、固体酸化物形燃料電池を例示するが、かかる場合に限られず、電力を生成する様々な電源を対象とすることができる。
例えば、固体高分子形燃料電池は、負荷が変動して部分負荷で発電する際も発電効率はあまり低下しないが、ガスタービン発電機や固体酸化物形燃料電池は、負荷が定格から低下するほど、発電効率も低下する。本実施形態では、ナトリウムイオン蓄電池112を備えるので、部分負荷運転を要さず、定格発電または停止のみの運転が可能となり、発電効率を向上することができる。
また、ガスタービン発電機は数秒で起動できるが、固体高分子形燃料電池は、起動に数分間を要し、固体酸化物形燃料電池は、固体高分子形燃料電池より起動時間が必要となる。本実施形態では、予め発電装置110で生成された電力の余りを、ナトリウムイオン蓄電池112に蓄積し、発電装置110の起動時に不足する電力分を当該ナトリウムイオン蓄電池112から供給する。したがって、電力の利用に迅速に対応することができる。
さらに、発電装置110、特にガスタービン発電機で生成されるエネルギーは、電気エネルギーより熱エネルギーの方が高く、比較的、熱エネルギーが余ることが多いが、本実施形態では、余った排熱を、ナトリウムイオン蓄電池112の電解質の活性化に利用することで、ナトリウムイオン蓄電池112を稼働することが可能となる。
ナトリウムイオン蓄電池112は、電解質として液体(具体的には、無機の溶融塩)を利用し、ナトリウムイオン(Na)単体が電荷を運ぶ蓄電池である。蓄電池としては、他に、リチウムイオン蓄電池やナトリウム硫黄(NAS)蓄電池等が考えられるが、本実施形態では、以下の理由でナトリウムイオン蓄電池112を用いている。
リチウムイオン蓄電池は、電解質中のリチウムイオンが電気伝導を担う二次電池である。リチウムイオン蓄電池には、電解液に有機物が含まれ、発火等の危険を伴う。一方、ナトリウムイオン蓄電池は、電解液に無機塩が含まれているものの、有機物は含まれないので安全である。また、ナトリウム(Na)はリチウム(Li)に比べ入手が容易なので、製造コストを低減することができる。このような利点に加え、リチウムイオン蓄電池同様に、高容量、小型軽量で耐久性が高いので、本実施形態では、ナトリウムイオン蓄電池112が用いられる。
また、ナトリウム硫黄蓄電池は、負極にナトリウムを、正極に硫黄を、電解質にβ−アルミナを利用した蓄電池である。ナトリウム硫黄蓄電池では、β−アルミナ電解質のイオン伝導性を高めるため300〜350℃といった高温の運転を要し、また、充放電に時間を要する。これに対して、ナトリウムイオン蓄電池112は、40℃〜190℃でイオン伝導性を高めることができ、リチウムイオン蓄電池程度の速さで充放電が可能である。ここで、40℃は、電解液(無機塩)の融点57℃に基づいて決まる値であり、コジェネレーションシステムとして有意な下限値である。また、190℃は無機塩が分解する値である。
このように、充電が短時間で実行可能なので、電力の利用が不確定であっても、蓄電池に予め十分な電力を蓄積しておく必要がなくなり、電力の利用時に短時間に充電すればよいこととなる。したがって、ナトリウムイオン蓄電池112をデイリースタート&ストップ(毎日の繰り返し処理)等、計画的に利用することが可能となる。
第1循環路114は、発電装置110と発電電池熱交換器118との間で伝熱媒体を循環させる流路であり、発電装置110が電力を生成する際に生じる排熱(特にスタックにおける排熱)を回収し、伝熱媒体(液体)を通じて発電電池熱交換器118に伝熱する。
第2循環路116は、発電電池熱交換器118とナトリウムイオン蓄電池112との間で伝熱媒体を循環させる流路であり、発電電池熱交換器118で回収した熱を、伝熱媒体(液体)を通じてナトリウムイオン蓄電池112の電解液に伝熱する。
発電電池熱交換器118は、発電装置110から延長された第1循環路114と、ナトリウムイオン蓄電池112から延長された第2循環路116とに接続され、第1循環路114を循環する伝熱媒体と、第2循環路116を循環する伝熱媒体との熱交換を行う。こうして、第1循環路114、発電電池熱交換器118、および、第2循環路116により、発電装置110が電力を生成する際に生じる排熱を、伝熱媒体を通じてナトリウムイオン蓄電池112に供給する伝熱経路が形成される。
上述したように、ナトリウムイオン蓄電池112は、40℃〜190℃といった低温でイオン伝導性を高めることができる。したがって、伝熱媒体も40℃〜190℃の熱を伝達できれば足り、気体のみならず、液体でもその役目を果たすことができる。
したがって、本実施形態では、伝熱媒体として液体を採用し、伝熱媒体によってナトリウムイオン蓄電池112が40℃〜190℃に維持される。ここで、液体として油もしくは高圧の水等を利用できる。また、伝熱媒体の温度を80℃〜100℃に維持することで、大気圧下で水を利用することも可能となる。
伝熱媒体としての液体は、分子の密度が高いので、熱を保持しやすく、第1循環路114や第2循環路116を長距離とすることができ、換言すれば、発電装置110とナトリウムイオン蓄電池112とが離隔している場合であっても、効率的に伝熱することが可能となる。
また、例えば、ナトリウム硫黄蓄電池のように、電解液を300〜350℃といった高温で運転しないとイオン伝導性が高まらない場合、外気との温度差も大きくなり、放熱も大きくなる。したがって、ナトリウム硫黄蓄電池を用いた場合、装置の大きさに対する外気との接触面積の比を小さくすべく、蓄電システムを大規模にせざるを得ない。これに対して、ナトリウムイオン蓄電池112は、運転温度(40℃〜190℃)と外気との温度差が小さいので、装置の大きさに対する外気との接触面積の比をそれほど小さくしなくて済み、小規模な蓄電システム100を形成することが可能となる。したがって、設置工事や設置場所の確保等に柔軟性があり、ユーザは、当該蓄電システム100を低コストで導入することができる。
第1ポンプ120は、圧力を加えて第1循環路114の伝熱媒体を循環させる。本実施形態では、伝熱媒体として液体を利用しているので、騒音の問題が生じにくい。
第2ポンプ122は、圧力を加えて第2循環路116の伝熱媒体を循環させる。本実施形態では、伝熱媒体として液体を利用しているので、騒音の問題が生じにくく、また、伝熱媒体として気体を用いる場合と比べ、伝熱媒体の流動を当該第2ポンプ122によって高精度に制御(流動開始/停止)することが可能である。
補助加熱器124は、発電電池熱交換器118によって熱交換された伝熱媒体の熱が、ナトリウムイオン蓄電池112のイオン伝導性が高まる温度に達していない場合、伝熱媒体を補助的に加熱する。
貯湯タンク126は、発電装置110が電力を生成する際に生じる排熱に基づいて加熱された蓄熱媒体(湯)を収容する。かかる貯湯タンク126によって発電装置110が電力を生成している間の排熱を貯め、機会を異にして利用することができるので、電力の生成(熱の発生)タイミングと、熱の利用タイミングとの差を吸収することができる。
第3循環路128は、発電貯湯熱交換器132と貯湯タンク126との間で蓄熱媒体を循環させる流路であり、発電貯湯熱交換器132で回収した熱を、蓄熱媒体を通じて貯湯タンク126に伝熱する。
第3ポンプ130は、圧力を加えて第3循環路128の蓄熱媒体を循環させる。本実施形態では、蓄熱媒体として液体を利用しているので、騒音の問題が生じにくい。
発電貯湯熱交換器132は、発電装置110から延長された第1循環路114と、貯湯タンク126から延長された第3循環路128とに接続され、第1循環路114を循環する伝熱媒体と、第3循環路128を循環する蓄熱媒体との熱交換を行う。こうして、発電装置110が電力を生成する際に生じる排熱を、貯湯タンク126に伝熱できる。
パワーコンディショナ134は、発電装置110で生成された直流電力またはナトリウムイオン蓄電池112に蓄積された直流電力を、商用の電力系統に接続すべく、DC/AC変換する。本実施形態では、発電装置110およびナトリウムイオン蓄電池112をいずれも直流で管理し、出口のパワーコンディショナ134において交流に変換することで、不要なDC/AC変換やAC/DC変換による電力消費を抑える。
制御装置136は、中央処理装置(CPU)、プログラム等が格納されたROM、ワークエリアとしてのRAM等を含む半導体集積回路で構成され、他の電子回路と協働して蓄電システム100全体を管理および制御する。具体的に、制御装置136は、ユーザの電力の利用や、貯湯タンク126に収容された湯の利用に応じて、発電装置110を起動または停止させる。また、本実施形態においては、ナトリウムイオン蓄電池112が活性化するように温度を制御している。
以下、上記蓄電システム100の具体的な処理を説明する。
(蓄電システム100の具体的動作)
図2および図3は、蓄電システム100における蓄電方法の処理の流れを示したフローチャートであり、図4は、蓄電方法を説明するための簡易ブロック図である。特に、図2は、熱に関する処理を、図3は、電力に関する処理を示し、いずれも定期的な割り込み処理に対応して処理が進行する。したがって、当該蓄電方法は、割り込み処理の度に繰り返し実行される。また、図2のフローチャートでは、図4に示した、ナトリウムイオン蓄電池112の電解液温度(または電解液周囲の雰囲気温度)T、および、発電電池熱交換器118の第2循環路116側における伝熱媒体の上流側温度T、下流側温度Tの測定値に基づき、第2ポンプ122の起動/停止および流量の調整、ならびに、補助加熱器124の起動/停止が実行される。
図2を参照すると、制御装置136は、まず、第2ポンプ122が作動しているか否か判定する(S200)。その結果、図4(a)に示すように、第2ポンプ122が作動していれば(S200におけるYES)、ステップS202に処理を移行し、図4(b)に示すように、作動していなければ、すなわち、停止していれば(S200におけるNO)、ステップS220に処理を移行する。
第2ポンプ122が作動していると判定されると、制御装置136は、上流側温度Tと下流側温度Tとの温度差に基づいて、第2ポンプ122の流量を調整する(S202)。例えば、上流側温度Tと下流側温度Tとの温度差が予め定められた値ΔT未満のときの流量を、値ΔT以上のときの流量の1/2としたり、上流側温度Tと下流側温度Tとの温度差に比例させて流量を調整したりする。こうして、ナトリウムイオン蓄電池112の加熱効率を高めることができる。
続いて、制御装置136は、補助加熱器124が作動しているか否か判定し(S204)、補助加熱器124が作動していれば(S204におけるYES)、ステップS206に処理を移行し、補助加熱器124が作動していなければ、すなわち、補助加熱器124が停止していれば(S204におけるNO)、ステップS210に処理を移行する。
補助加熱器124が作動していると判定されると、制御装置136は、図4(a)に示す電解液温度Tと下流側温度Tとを比較し(S206)、電解液温度Tが下流側温度T未満であれば(S206におけるYES)、補助加熱器124を停止し(S208)、電解液温度Tが下流側温度T以上であれば(S206におけるNO)、ステップS214に処理を移行する。また、補助加熱器124が停止していると判定されると、制御装置136は、電解液温度Tと下流側温度Tとを比較し(S210)、電解液温度Tが下流側温度T以上であれば(S210におけるYES)、補助加熱器124を起動し(S212)、電解液温度Tが下流側温度T未満であれば(S210におけるNO)、ステップS214に処理を移行する。こうして、ナトリウムイオン蓄電池112が活性化するのに温度が足りない場合であって、かつ、発電電池熱交換器118からの吸熱が十分ではない場合に、補助加熱器124によって伝熱媒体を加熱することが可能となる。
そして、制御装置136は、電解液温度Tと、ナトリウムイオン蓄電池112を活性化するための予め定められた目標温度(例えば、100℃)Toとを比較し(S214)、電解液温度Tが目標温度To以上であれば(S214におけるYES)、第2ポンプ122を停止し(S216)、電解液温度Tが目標温度To未満であれば(S214におけるNO)、そのまま当該熱に関する蓄電方法を終了する。ここでは、電解液温度Tが目標温度Toに達しているので、ナトリウムイオン蓄電池112の過熱を防止すべく第2ポンプ122を停止している。
ステップS200において、第2ポンプ122が作動していないと判定されると、制御装置136は、補助加熱器124が作動しているか否か判定し(S220)、補助加熱器124が作動していれば(S220におけるYES)、図4(b)に示すように、補助加熱器124を停止し(S222)、補助加熱器124が作動していなければ、すなわち、停止していれば(S220におけるNO)、ステップS224に処理を移行する。ここでは、第2ポンプ122が停止しているので、補助加熱器124による加熱は不要である。そこで、第2ポンプ122が停止しているにも拘わらず、補助加熱器124が作動している場合は、このように、速やかに補助加熱器124を停止する。
続いて、制御装置136は、目標温度Toと、電解液温度Tとを比較し(S224)、電解液温度Tが目標温度To未満であれば(S224におけるYES)、第2ポンプ122を起動し(S226)、電解液温度Tが目標温度To以上であれば(S224におけるNO)、当該熱に関する蓄電(蓄積)方法を終了する。第2ポンプ122が起動することで、ナトリウムイオン蓄電池112の電解液が加熱され、ナトリウムイオン蓄電池112が活性化されることとなる。
図3を参照すると、制御装置136は、電力系統から電力の利用要求があるか否か判定し(S250)、利用要求があれば(S250におけるYES)、ステップS252に処理を移行し、利用要求がなければ(S250におけるNO)、当該電力に関する蓄電方法を終了する。
電力の利用要求があると、制御装置136は、発電装置110が電力供給可能状態にあるか否か判定し(S252)、電力供給可能状態にあれば(S252におけるYES)、発電装置110から電力系統に電力を供給するとともに、その余剰電力をナトリウムイオン蓄電池112に蓄積し(S254)、当該電力に関する蓄電方法を終了する。また、発電装置110が起動し終えていない等、電力供給可能状態になければ(S252におけるNO)、発電装置110を電力供給可能状態に移行するとともに、ナトリウムイオン蓄電池112から電力系統に電力を供給し(S256)、当該電力に関する蓄電方法を終了する。こうして、電力系統に安定的に電力を供給するとともに、ナトリウムイオン蓄電池112で余剰電力を蓄積する構成により、発電装置110を発電効率の高い状態で作動することができる。
以上、説明した蓄電システム100および蓄電方法では、ナトリウムイオン蓄電池112による電力の生成と利用との差を吸収でき、発電効率を高く維持し、また、発電装置110の起動に時間を要する間、ナトリウムイオン蓄電池112から電力を供給することが可能となる。また、発電装置110で生成された排熱をナトリウムイオン蓄電池112の活性化に利用することで、排熱を有効利用してナトリウムイオン蓄電池112を稼働することが可能となる。
(第2の実施形態:蓄電システム300)
上述した第1の実施形態では、発電装置110が電力を生成する際に生じる熱を、発電電池熱交換器118を通じて、直接、ナトリウムイオン蓄電池112に伝達した。しかし、図1にも示したように、蓄電システム100には、貯湯タンク126が設けられ、発電装置110が電力を生成する際に生じる熱を蓄積している。そこで、第2の実施形態では、既存の貯湯タンク126に収容されている湯の熱を利用して、ナトリウムイオン蓄電池112の活性化を図る。
図5は、第2の実施形態における蓄電システム300を説明するための機能ブロック図である。図5においては、電気に関する接続を破線で、熱に関する接続を実線で示している。蓄電システム300は、発電装置110と、ナトリウムイオン蓄電池112と、第1循環路114と、第2循環路116と、第1ポンプ120と、第2ポンプ122と、補助加熱器124と、貯湯タンク126と、第3循環路128と、第3ポンプ130と、発電貯湯熱交換器132と、パワーコンディショナ134と、制御装置136と、貯湯電池熱交換器318とを含んで構成される。
なお、第1の実施形態における構成要素として既に述べた発電装置110と、ナトリウムイオン蓄電池112と、第1循環路114と、第2循環路116と、第1ポンプ120と、第2ポンプ122と、補助加熱器124と、貯湯タンク126と、第3循環路128と、第3ポンプ130と、発電貯湯熱交換器132と、パワーコンディショナ134と、制御装置136とは、実質的に機能が同一なので重複説明を省略し、ここでは、構成が相違する貯湯電池熱交換器318とを主に説明する。
貯湯電池熱交換器318は、貯湯タンク126から延長された第3循環路128と、ナトリウムイオン蓄電池112から延長された第2循環路116とに接続され、第3循環路128を循環する蓄熱媒体と、第2循環路116を循環する伝熱媒体との熱交換を行う。こうして、第1循環路114、発電貯湯熱交換器132、第3循環路128、貯湯電池熱交換器318、および、第2循環路116により、発電装置110が電力を生成する際に生じる排熱を、伝熱媒体を通じてナトリウムイオン蓄電池112に供給する伝熱経路が形成される。
ここでは、発電装置110が電力を生成している間、その排熱で貯湯タンク126に高温の湯(蓄熱媒体)が蓄積され、湯が保温された状態で維持される。したがって、第2の実施形態では、発電装置110が電力を生成しているか否か、すなわち、第1循環路114に温度が上昇した伝熱媒体が流通しているか否かに拘わらず、ナトリウムイオン蓄電池112は、第2循環路116(貯湯タンク126)から熱の供給を受けることができ、安定的に活性化温度に維持することが可能となる。
(第3の実施形態:蓄電システム400)
また、第1の実施形態と第2の実施形態の構成を合わせ、当該第3の実施形態の如く、発電装置110が電力を生成する際に生じる熱を、発電電池熱交換器118を通じて、直接、ナトリウムイオン蓄電池112に伝達したり、貯湯タンク126に収容されている湯の熱を、ナトリウムイオン蓄電池112に伝達することもできる。
図6は、第3の実施形態における蓄電システム400を説明するための機能ブロック図である。図6においては、電気に関する接続を破線で、熱に関する接続を実線で示している。蓄電システム400は、発電装置110と、ナトリウムイオン蓄電池112と、第1循環路114と、第2循環路116と、発電電池熱交換器118と、第1ポンプ120と、第2ポンプ122と、補助加熱器124と、貯湯タンク126と、第3循環路128と、第3ポンプ130と、発電貯湯熱交換器132と、パワーコンディショナ134と、制御装置136と、貯湯電池熱交換器318と、バイパス路410、412とを含んで構成される。
なお、第1の実施形態および第2の実施形態における構成要素として既に述べた発電装置110と、ナトリウムイオン蓄電池112と、第1循環路114と、第2循環路116と、発電電池熱交換器118と、第1ポンプ120と、第2ポンプ122と、補助加熱器124と、貯湯タンク126と、第3循環路128と、第3ポンプ130と、発電貯湯熱交換器132と、パワーコンディショナ134と、制御装置136と、貯湯電池熱交換器318とは、実質的に機能が同一なので重複説明を省略し、ここでは、構成が相違するバイパス路410、412を主に説明する。
バイパス路410は、図6中一点鎖線で表されるように、第2循環路116において、発電電池熱交換器118の上流側と下流側とをバイパスする流路であり、三方弁(図示せず)等により、発電電池熱交換器118を通流する伝熱媒体をバイパスさせるためのものである。
バイパス路412は、図6中二点鎖線で表されるように、第2循環路116において、貯湯電池熱交換器318の上流側と下流側とをバイパスする流路であり、三方弁(図示せず)等により、貯湯電池熱交換器318を通流する伝熱媒体をバイパスさせるためのものである。
発電装置110が電力を生成すると、その排熱で貯湯タンク126に高温の湯が蓄積され、湯が保温された状態で維持される。したがって、ナトリウムイオン蓄電池112は、条件に応じ、発電装置110から直接、また、貯湯タンク126を経由して、熱の供給を受ける。例えば、発電装置110が電力を生成している間は、貯湯電池熱交換器318をバイパス路412によってバイパスし、発電電池熱交換器118を通流する伝熱媒体によってナトリウムイオン蓄電池112の温度を調整する。一方、発電装置110が電力を生成していない間は、発電電池熱交換器118をバイパス路410によってバイパスし、貯湯電池熱交換器318を通流する伝熱媒体によってナトリウムイオン蓄電池112の温度を調整する。こうして、ナトリウムイオン蓄電池112は、安定的かつ効率的に活性化温度に維持することが可能となる。
以上説明したように、本実施形態にかかる蓄電システム100、300、400および蓄電方法によると、安価かつ入手容易なナトリウムイオン蓄電池112を採用することで、発電装置110で安定的に電力を生成させ、高い即応性で電力を供給し、排熱を有効利用して、発電のエネルギー効率を高めることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態においては、第2循環路116に補助加熱器124を設けているが、貯湯タンク126に予め取り付けられた既存の熱源(例えば、給湯器)等、既存の様々な熱源を利用して、第2循環路116の伝熱媒体を加熱してもよい。
また、上述した実施形態においては、ナトリウムイオン蓄電池112と貯湯タンク126とを別体とし、貯湯タンク126の蓄熱媒体の熱を、伝熱媒体を通じてナトリウムイオン蓄電池112に伝達する例を挙げたが、ナトリウムイオン蓄電池112を貯湯タンク126の湯内に収容することで、ナトリウムイオン蓄電池112を直接保温することも可能である。この場合、ナトリウムイオン蓄電池112の電解液温度Tが活性化温度を保てるように、貯湯タンク126に設けられた熱源(例えば、給湯器)等で貯湯タンク126内の温度を調整するとよい。
なお、本明細書の蓄電方法における各工程は、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。
本発明は、発電装置で生成された電力を蓄電池に放電可能に蓄積する蓄電システムおよび蓄電方法に利用することができる。
100、300、400 …蓄電システム
110 …発電装置
112 …ナトリウムイオン蓄電池
114 …第1循環路
116 …第2循環路
118 …発電電池熱交換器
120 …第1ポンプ
122 …第2ポンプ
124 …補助加熱器
126 …貯湯タンク
128 …第3循環路
130 …第3ポンプ
132 …発電貯湯熱交換器
134 …パワーコンディショナ
136 …制御装置
318 …貯湯電池熱交換器
410 …バイパス路
412 …バイパス路

Claims (6)

  1. 電力を生成する発電装置と、
    前記電力を放電可能に蓄積するナトリウムイオン蓄電池と、
    前記発電装置が電力を生成する際に生じる排熱を、液体の伝熱媒体を通じて前記ナトリウムイオン蓄電池の電解液に供給する伝熱経路と、
    前記発電装置が電力を生成する際に生じる排熱と熱交換された蓄熱媒体を収容する貯湯タンクと、
    前記貯湯タンクに収容された前記蓄熱媒体の利用に応じて前記発電装置を起動または停止するとともに、前記ナトリウムイオン蓄電池の電解液が40℃〜100℃に維持されるよう前記伝熱媒体の温度を制御する制御装置と、
    を備えることを特徴とする蓄電システム。
  2. 前記制御装置は、前記電解液の温度が目標温度未満であれば、前記伝熱媒体を通じて前記排熱を前記ナトリウムイオン蓄電池の電解液に供給し、前記電解液の温度が目標温度以上であれば、前記排熱を前記ナトリウムイオン蓄電池の電解液に供給しないことを特徴とする請求項1に記載の蓄電システム。
  3. 前記ナトリウムイオン蓄電池の電解液の温度が40℃に達していない場合、前記伝熱媒体を補助的に加熱する補助加熱器をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の蓄電システム。
  4. 前記伝熱経路は、前記発電装置が電力を生成する際に生じる排熱に加え、前記貯湯タンクの蓄熱媒体から熱を得ることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の蓄電システム。
  5. 電力を生成する発電装置と、
    前記電力を放電可能に蓄積するナトリウムイオン蓄電池と、
    前記発電装置が電力を生成する際に生じる排熱と熱交換された蓄熱媒体を収容する貯湯タンクと、
    前記蓄熱媒体の熱を、液体の伝熱媒体を通じて前記ナトリウムイオン蓄電池の電解液に供給する伝熱経路と、
    前記貯湯タンクに収容された前記蓄熱媒体の利用に応じて前記発電装置を起動または停止するとともに、前記ナトリウムイオン蓄電池の電解液が40℃〜100℃に維持されるよう前記伝熱媒体の温度を制御する制御装置と、
    を備えることを特徴とする蓄電システム。
  6. 電力を生成し、
    前記電力をナトリウムイオン蓄電池に蓄積し、
    前記電力を生成する際に生じる排熱を、液体の伝熱媒体を通じてナトリウムイオン蓄電池の電解液に供給し、
    前記ナトリウムイオン蓄電池の電解液が40℃〜100℃に維持されるよう前記伝熱媒体の温度を制御し、
    前記電力を生成する際に生じる排熱と熱交換された蓄熱媒体を収容する貯湯タンクに収容された湯の利用に応じて前記電力を生成または停止することを特徴とする蓄電方法。
JP2012281213A 2012-12-25 2012-12-25 蓄電システムおよび蓄電方法 Expired - Fee Related JP5905381B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012281213A JP5905381B2 (ja) 2012-12-25 2012-12-25 蓄電システムおよび蓄電方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012281213A JP5905381B2 (ja) 2012-12-25 2012-12-25 蓄電システムおよび蓄電方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014127259A JP2014127259A (ja) 2014-07-07
JP5905381B2 true JP5905381B2 (ja) 2016-04-20

Family

ID=51406618

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012281213A Expired - Fee Related JP5905381B2 (ja) 2012-12-25 2012-12-25 蓄電システムおよび蓄電方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5905381B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002334710A (ja) * 2001-05-08 2002-11-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 負荷追従型燃料電池発電システム
JP2004355860A (ja) * 2003-05-27 2004-12-16 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 併合発電システム、発電プラント、二次電池の保温方法
CN102859782A (zh) * 2010-04-22 2013-01-02 住友电气工业株式会社 熔盐电池装置和用于控制熔盐电池温度的方法
JP2012015056A (ja) * 2010-07-05 2012-01-19 Sumitomo Electric Ind Ltd 溶融塩電池
JP5779050B2 (ja) * 2010-11-30 2015-09-16 住友電気工業株式会社 溶融塩電池
JP5775330B2 (ja) * 2011-03-02 2015-09-09 住友電気工業株式会社 溶融塩電池
JP5786666B2 (ja) * 2011-11-14 2015-09-30 住友電気工業株式会社 電源システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014127259A (ja) 2014-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6687895B2 (ja) 車両用燃料電池の暖機装置
US20150053491A1 (en) Thermal management system for fuel cell, fuel cell system and vehicle equipped with fuel cell system
JP5169715B2 (ja) 車両用蓄電手段の加熱装置
JP3999498B2 (ja) 燃料電池システム及びその停止方法
CN112135928B (zh) 氢系统
JP2004311218A (ja) 燃料電池システムの暖機装置
KR20120062270A (ko) 연료 전지 냉각 시스템 및 그 제어 방법
CN114335629B (zh) 一种燃料电池热电联供控制方法及系统
CN114976108A (zh) 燃料电池热电联供系统及控制方法
CN104508886A (zh) 固体氧化物燃料电池系统
KR101198085B1 (ko) 연료전지 차량의 잉여 전기 처리장치
JP2016515190A (ja) 加熱設備および加熱設備の動作方法
JP2020053287A (ja) 燃料電池システム
CN110247084A (zh) 一种多电堆燃料电池系统及其控制方法、车辆
JP5905381B2 (ja) 蓄電システムおよび蓄電方法
JP4127107B2 (ja) 燃料電池システム
CN118431522A (zh) 一种固态储氢综合能源系统的热管理装置
JP2004355860A (ja) 併合発電システム、発電プラント、二次電池の保温方法
JP4670316B2 (ja) 燃料電池システム
CN113525176B (zh) 燃料电池车的热管理系统、方法和设备
JP2014063713A (ja) エネルギー管理システム
CN210897491U (zh) 基于斯特林发电机回收燃料电池尾气的装置
CN114877397A (zh) 燃煤供热系统
JP2013143212A (ja) 燃料電池発電システム及びその運転方法
JP6264414B1 (ja) 燃料電池システム及びその運転方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150206

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151027

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151211

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160315

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160316

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5905381

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees