JP5904549B2 - リビングカチオン重合開始剤系及びこれを用いた重合体の製造方法 - Google Patents
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Description
カチオン重合可能なビニル系モノマーのリビングカチオン重合に用いられる開始剤系であって、下記の成分(A)及び(B):
(A)エーテル類に溶解したプロトン酸;及び
(B)下記式(1)
は分岐を有していてもよい炭素数1〜4のアルキレン基を示し、R3は置換又
は非置換のアルキル基、置換又は非置換のアリール基、置換又は非置換のアリ
ールアルキル基、置換又は非置換のアルキルチオ基、置換又は非置換のアリー
ルチオ基、置換又は非置換のアリールアルキルチオ基、又は、置換又は非置換
のアシルアミノ基を示し、Qは各々独立に酸素原子又は硫黄原子であり、pは
0、1又は2である)
で表されるRAFTカチオン剤
を含むリビングカチオン重合開始剤系を提供するものである。
(i)前記リビングカチオン重合開始剤系の存在下、かつ金属ルイス酸の非存在下、
1種以上のカチオン重合可能なビニル系モノマーをリビングカチオン重合して、末
端に前記RAFTカチオン剤(B)由来の構造を有するカチオン重合体を得る工
程;及び
(ii)前記リビングカチオン重合工程(i)で得られたカチオン重合体及びラジカ
ル重合開始剤の存在下、1種以上のラジカル重合可能なビニル系モノマーをリビン
グラジカル重合する工程
を順次行う、カチオン重合可能なビニル系モノマーとラジカル重合可能なビニル系モノマーのブロック共重合体の製造方法を提供するものである。
まずはじめに、第1の発明である本発明のリビングカチオン重合開始剤系について説明する。
(A)エーテル類に溶解したプロトン酸と、
(B)前記式(1)で表されるRAFTカチオン剤
とを含むものである。
で示されるビニルエーテルと、下記式(3)
で示される化合物を反応させることにより得ることができる。
造方法
次に、第2の発明であるカチオン重合可能なビニル系モノマーをリビングカチオン重合させる重合体の製造方法について説明する。
族から17族の元素のうち少なくとも一つの原子を含んでいてもよい1価の有機
基を示す)
で示されるアルケニルエーテルが好ましく使用される。
それ以上の炭素数1〜4の直鎖又は分岐鎖アルキル基、1〜4の直鎖又は分岐鎖ア
ルキル基であって全部又は一部の水素がフッ素に置換されたフルオロアルキル基、
炭素数1〜4のアルコキシ基又はハロゲン原子によって置換されたフェニル基で
ある)
で表されるアリール基又はアリールアルキル基を挙げることができる。
ブロック共重合体の製造方法
最後に、第3の発明であるブロック共重合体の製造方法について述べる。
(i)前記リビングカチオン重合開始剤系の存在下、かつ金属ルイス酸の非存在下、
1種以上のカチオン重合可能なビニル系モノマーをリビングカチオン重合して、末
端に前記RAFTカチオン剤(B)由来の構造を有するカチオン重合体を得る工
程;及び
(ii)前記リビングカチオン重合工程(i)で得られたカチオン重合体及びラジカ
ル重合開始剤の存在下、1種以上のラジカル重合可能なビニル系モノマーをリビン
グラジカル重合する工程
を順次行うものであり、カチオン重合可能なビニル系モノマーとラジカル重合可能なビニル系モノマーのブロック共重合体が得られる。
酢酸1−(2−メトキシエトキシ)エチル(MOEA)の合成
200mlのナスフラスコに、2−メトキシエチルビニルエーテル25.6mL(0.23mol)および酢酸8.7mL(0.15mol)を加え、70℃で10時間還流させた。得られた粗生成物を分液ロート中にて水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で予備乾燥した後、水素化カルシウム存在下で減圧蒸留精製し、58℃(5mmHg)でMOEAを得た。1H NMRおよびFT−IR測定により下記式(8)のように構造が推定された。
安息香酸1−(2−メトキシエトキシ)エチル(MOBA)の合成
200mlのナスフラスコに、2−メトキシエチルビニルエーテル22.9mL(0.20mol)および安息香酸12.2g(0.1mol)を加え、90℃で10時間還流させた。その後室温まで放冷した。得られた粗生成物を分液ロート中にて1.0M水酸化ナトリウム水溶液で1回洗浄し、中性になるまで水洗した後、無水硫酸ナトリウム上で予備乾燥した。その後、水素化カルシウム存在下で減圧蒸留精製し、98℃(1mmHg)でMOBAを得た。1H NMRおよびFT−IR測定により下記式(9)のように構造が推定された。
ジチオ酢酸1−(2−メトキシエトキシ)エチル(MO−RAFT)の合成
還流冷却器付丸底フラスコに、3.0Mメチルマグネシウムクロリド/テトラヒドロフラン溶液(Aldrich社製)60mLおよびテトラヒドロフラン30mLを加え、40℃に温めた。次に、同じ容器中に、二硫化炭素10.9mL(0.12mol)を15分かけて滴下した。1時間後、室温まで放冷し、150mLの氷水を150mL加え、さらにジエチルエーテル(以下、Et2O)を100mL加え撹拌した。その後、撹拌を止めると水層とエーテル層に分離されるため、そのエーテル層を取り除き保管した(a)。
g(0.033mol)と2−メトキシエチルビニルエーテル4.3g(0.42mol)をフラスコに入れ、70℃で6時間撹拌し反応させた。放冷後、水素化カルシウム存在下で減圧蒸留精製し、60℃(5.25mmHg)でMO−RAFTを得た。1H NMRおよびFT−IR測定により下記式(10)のように構造が推定された。
MOEA(40.0mM)およびジエチルエーテルに溶解した塩化水素(以下、
HCl・Et 2 O)を用いたイソブチルビニルエーテル(以下、IBVE)の
メタルフリーリビングカチオン重合(1)
重合は、乾燥条件下の三方活栓付試験管中で、下記の操作により行った。まず、開始剤の成分(A)として1M(ファクター=0.975)のHCl(0.3mL)をEt2O10mLで希釈し、0℃に冷却してHCl・Et2Oを調製した。また、開始剤の成分(B)として合成例1で合成したMOEAをヘキサンで溶解し、200mMに希釈した。次に、試験管の中にヘキサン(2.97mL)、IBVE(0.53mL)、200mMのMOEA(1mL)を添加した。その後、試験管を0℃に冷却し、ここにHCl・Et2Oを0.5mL添加して重合を開始させた。(重合濃度は全体として、[IBVE]0=0.8M、[MOEA]0=40.0mM、[HCl]0=2.8mM、[Et2O]0=0.96Mである)。
MOEA(6.0mM)およびHCl・Et 2 Oを用いたイソブチルビニルエー
テル(IBVE)のメタルフリーリビングカチオン重合(2)
重合は、乾燥条件下の三方活栓付試験管中で、下記の操作により行った。まず、開始剤の成分(A)として1M(ファクター=0.975)のHCl(0.3mL)をEt2O10mLで希釈し、0℃に冷却してHCl・Et2Oを調製した。また、開始剤の成分(B)として合成例1で合成したMOEAをヘキサンで溶解し、200mMに希釈した。次に、試験管の中にヘキサン(3.67mL)、IBVE(0.53mL)、200mMのMOEA(0.3mL)を添加した。その後、試験管を0℃に冷却し、ここにHCl・Et2Oを0.5mL添加して重合を開始させた。(重合濃度は全体として、[IBVE]0=0.8M、[MOEA]0=6.0mM、[HCl]0=2.8mM、[Et2O]0=0.96Mである)。
MOBA(20.0mM)およびHCl・Et 2 Oを用いたイソブチルビニル
エーテル(IBVE)のメタルフリーリビングカチオン重合
重合は、乾燥条件下の三方活栓付試験管中で、下記の操作により行った。
まず、開始剤の成分(A)として1M(ファクター=0.975)のHCl(0.3mL)をEt2O10mLで希釈し、0℃に冷却してHCl・Et2Oを調製した。また、開始剤の成分(B)として合成例2で合成したMOBAをヘキサンで溶解し、200mMに希釈した。次に、試験管の中にヘキサン(3.47mL)、IBVE(0.53mL)、200mMのMOBA(0.5mL)を添加した。その後、試験管を0℃に冷却し、ここにHCl・Et2Oを0.5mL添加して重合を開始させた。(重合濃度は全体として、[IBVE]0=0.8M、[MOBA]0=20.0mM、[HCl]0=2.8mM、[Et2O]0=0.96Mである)。
MO−RAFT(6.0mM)およびHCl・Et 2 Oを用いたイソブチルビニ
ルエーテル(IBVE)のメタルフリーリビングカチオン重合
重合は、乾燥条件下の三方活栓付試験管中で、下記の操作により行った。まず、開始剤の成分(A)として1M(ファクター=0.975)のHCl(0.3mL)をEt2O10mLで希釈し、0℃に冷却してHCl・Et2Oを調製した。また、開始剤の成分(B)として合成例3で合成したMO−RAFTをヘキサンで溶解し、200mMに希釈した。次に、試験管の中にヘキサン(3.67mL)、IBVE(0.53mL)、200mMのMO−RAFT(0.3mL)を添加した。その後、試験管を0℃に冷却し、HCl・Et2Oを0.5mL添加して重合を開始させた。(重合濃度は全体として、[IBVE]0=0.8M、[MOEA]0=6.0mM、[HCl]0=2.8mM、[Et2O]0=0.96Mである)。
ポリイソブチルビニルエーテルとポリアクリル酸エチルから成るブロック共重
合体の合成
実施例4で得られたポリイソブチルビニルエーテル(PIBVE)とアクリル酸エチル(EA)とAIBNを三方活栓付試験管に入れ、トルエンを加えて3.0mLに調製した。この時の各モル濃度比は、[PIBVE]:[EA]:[AIBN]=1:200:0.2とし、EA濃度が全体の15質量%なるように調製した。その試験管を脱気した後、窒素下70℃で重合した。
ポリイソブチルビニルエーテルとポリスチレンから成るブロック共重合体の合
成
実施例4で得られたポリイソブチルビニルエーテル(PIBVE)とスチレン(St)とAIBNを三方活栓付試験管に入れ、トルエンを加えて3.0mLに調製した。この時の各モル濃度比は、[PIBVE]:[St]:[AIBN]=1:200:0.2とし、St濃度が全体の15質量%なるように調製した。その試験管を脱気した後、窒素下70℃で重合した。
Claims (10)
- カチオン重合可能なビニル系モノマーのリビングカチオン重合に用いられる開始剤系であって、下記の成分(A)及び(B):
(A)エーテル類に溶解したプロトン酸;及び
(B)下記式(1)
分岐を有していてもよい炭素数1〜4のアルキレン基を示し、R3は置換又は非置
換のアルキル基、置換又は非置換のアリール基、置換又は非置換のアリールアルキ
ル基、置換又は非置換のアルキルチオ基、置換又は非置換のアリールチオ基、置換
又は非置換のアリールアルキルチオ基、又は、置換又は非置換のアシルアミノ基を
示し、Qは各々独立に酸素原子又は硫黄原子であり、pは0、1又は2である)
で表されるRAFTカチオン剤
を含むリビングカチオン重合開始剤系。 - プロトン酸が塩化水素である、請求項1記載のリビングカチオン重合開始剤系。
- プロトン酸の使用量が、RAFTカチオン剤1モルに対して0.001モル以上、1モル未満である請求項1又は2記載のリビングカチオン重合開始剤系。
- 請求項1又は2記載のリビングカチオン重合開始剤系の存在下、かつ金属ルイス酸の非存在下、1種以上のカチオン重合可能なビニル系モノマーをリビングカチオン重合させる重合体の製造方法。
- 下記工程(i)及び(ii):
(i)請求項1又は2記載のリビングカチオン重合開始剤系の存在下、かつ金属ルイ
ス酸の非存在下、1種以上のカチオン重合可能なビニル系モノマーをリビングカ
チオン重合して、末端に前記RAFTカチオン剤(B)由来の構造を有するカチ
オン重合体を得る工程;及び
(ii)前記リビングカチオン重合工程(i)で得られたカチオン重合体及びラジカル
重合開始剤の存在下、1種以上のラジカル重合可能なビニル系モノマーをリビン
グラジカル重合する工程
を順次行う、カチオン重合可能なビニル系モノマーとラジカル重合可能なビニル系モノマーのブロック共重合体の製造方法。 - ラジカル重合可能なビニル系モノマーが、スチレン、スチレン誘導体、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸誘導体、(メタ)アクリルアミド及び(メタ)アクリルアミド誘導体からなる群より選択される少なくとも1種である、請求項6又は7記載のブロック共重合体の製造方法。
- 前記ラジカル重合開始剤がアゾ化合物である、請求項6〜8のいずれか一項記載のブロック共重合体の製造方法。
- 前記RAFTカチオン剤(B)において、式(1)中、Qが硫黄原子である、請求項6〜9のいずれか一項記載のブロック共重合体の製造方法。
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