JP5894804B2 - Vehicle lighting - Google Patents
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Description
本発明は、車両用灯具に関し、特に自動車などの車両に用いられる車両用灯具に関する。 The present invention relates to a vehicular lamp, and more particularly to a vehicular lamp used in a vehicle such as an automobile.
特許文献1には、LED等の発光素子を用いた車両用灯具が開示されている。この車両用灯具は、第1の照射ビームに用いられる第1の発光部と、第2の照射ビームに用いられる第2の発光部とを有し、それぞれの発光部を各別に点灯することで照射ビームを切り替えている。
特許文献1に開示された従来の車両用灯具では、複数の配光パターンのそれぞれに対応する複数の光源を有していた。そのため、従来の車両用灯具には、部品点数の削減を図る上で改善の余地があった。
The conventional vehicular lamp disclosed in
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両用灯具の部品点数を削減する技術を提供することにある。 This invention is made | formed in view of such a subject, The objective is to provide the technique which reduces the number of parts of a vehicle lamp.
上記課題を解決するために、本発明のある態様は車両用灯具である。当該車両用灯具は、レーザ光源と、レーザ光を受けてそれぞれ互いに異なる配光パターンを形成するための複数の光学部材と、レーザ光の進路を切り替えて、光学部材へのレーザ光の照射と非照射を切り替える切替部と、切替部を制御して形成する配光パターンを切り替える制御部と、を備えることを特徴とする。 In order to solve the above problems, an aspect of the present invention is a vehicular lamp. The vehicular lamp includes a laser light source, a plurality of optical members that receive the laser light to form different light distribution patterns, and a laser light irradiation path that switches between the paths of the laser light. A switching unit that switches irradiation and a control unit that switches a light distribution pattern formed by controlling the switching unit.
この態様によれば、車両用灯具の部品点数を削減することができる。 According to this aspect, the number of parts of the vehicular lamp can be reduced.
上記態様において、複数の光学部材は灯室内に配置され、レーザ光源は灯室外に配置されてもよい。この態様によれば、車両用灯具の小型化が可能である。また、上記態様において、レーザ光源は、車両に搭載された冷却系又は車両ボディに熱的に接続されてもよい。この態様によれば、レーザ光源によるレーザ光の出力を安定化させることができる。 In the above aspect, the plurality of optical members may be disposed in the lamp chamber, and the laser light source may be disposed outside the lamp chamber. According to this aspect, it is possible to reduce the size of the vehicular lamp. In the above aspect, the laser light source may be thermally connected to a cooling system or a vehicle body mounted on the vehicle. According to this aspect, the output of the laser beam from the laser light source can be stabilized.
本発明によれば、車両用灯具の部品点数を削減する技術を提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the technique which reduces the number of parts of a vehicle lamp can be provided.
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。 The present invention will be described below based on preferred embodiments with reference to the drawings. The embodiments do not limit the invention but are exemplifications, and all features and combinations described in the embodiments are not necessarily essential to the invention.
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る車両用灯具の概略構造を示す正面図である。図2及び図3は、実施形態1に係る車両用灯具の概略構造を示す鉛直断面図である。なお、図2及び図3は、図1のA−A線に沿った概略断面図に相当する。また、図2では切替部30が第1状態にあり、図3では切替部30が第2状態にある。
(Embodiment 1)
FIG. 1 is a front view illustrating a schematic structure of a vehicular lamp according to the first embodiment. 2 and 3 are vertical sectional views showing a schematic structure of the vehicular lamp according to the first embodiment. 2 and 3 correspond to schematic cross-sectional views along the line AA in FIG. In FIG. 2, the
本実施形態に係る車両用灯具1は、例えば車両用前照灯装置であり、この車両用前照灯装置は、左右対称に形成された一対の前照灯ユニットを有する。一対の前照灯ユニットは、一方が車両の左前方部分に設けられ他方が車両の右前方部分に設けられる。図1は、左右いずれかの前照灯ユニットの構成を示す。他方の前照灯ユニットは、左右対称の構造を有する点以外は図1に示す前照灯ユニットと実質的に同一であるため、説明を省略する。
The
車両用灯具1は、車両前方側に開口部を有するランプボディ2と、ランプボディ2の開口部を覆うように取り付けられた透光カバー4とを備える。透光カバー4は、透光性を有する樹脂やガラス等で形成される。また、車両用灯具1は、ブラケット10、レーザ光源20、切替部30、第1蛍光体40、第2蛍光体50、制御ユニット400(制御部)等を有する。第1蛍光体40及び第2蛍光体50は、紫外レーザ光UVを受けてそれぞれ互いに異なる配光パターンを形成するための光学部材に相当する。ブラケット10、切替部30、第1蛍光体40、第2蛍光体50及び制御ユニット400は、ランプボディ2と透光カバー4とにより形成される灯室3内に配置される。レーザ光源20は、灯室3外に配置される。
The
ブラケット10は、蛍光体搭載部12、リフレクタ部14及び連結部16を有する。蛍光体搭載部12は、平板状に形成され、両主表面が灯具上下方向を向くように配置される。リフレクタ部14は、略回転放物面状の反射面14aを有し、反射面14aが灯具前方側を向き、かつ反射面14aの焦点が蛍光体搭載部12に搭載される第1蛍光体40と重なるように配置される。反射面14aは、回転放物面を基本形状として、リフレクタ部14の反射光により形成される配光パターンのカットオフライン等を形成できるよう一部に変形が加えられた形状を有する。具体的には、反射面14aは複数の区画に分割され、各区画に所定の変形が加えられる。リフレクタ部14は、灯具後方側の端部が蛍光体搭載部12に固定される。
The
連結部16は、蛍光体搭載部12及びリフレクタ部14から灯具後方側に突出し、ランプボディ2から灯具前方側に突出するエイミングスクリュー8に接続される。したがって、ブラケット10は、エイミングスクリュー8によってランプボディ2に接続されて、灯室3内の所定位置に支持される。車両用灯具1は、エイミングスクリュー8を回転させてブラケット10の姿勢を調節することで、光軸を水平方向及び鉛直方向に調整可能である。本実施形態のブラケット10は、蛍光体搭載部12、リフレクタ部14及び連結部16の一体成形品である。また、ブラケット10は、透明樹脂等の透光性を有する材料からなり、リフレクタ部14の表面にアルミニウム蒸着等が施されて反射面14aが形成される。また、蛍光体搭載部12の灯具下側の主表面のうち、第1蛍光体40及び第2蛍光体50が搭載される領域を除く領域にアルミニウム蒸着等が施される。
The connecting
レーザ光源20は、紫外レーザダイオード(図示せず)を有し、紫外レーザ光UVを出射する。レーザ光源20は、紫外レーザ光UVの出射方向が灯具下方側を向くように配置される。また、レーザ光源20は、紫外レーザ光UVの直進方向に第1蛍光体40が位置するように第1蛍光体40との位置関係が定められる。レーザ光源20から出射された紫外レーザ光UVは、ランプボディ2に設けられた開口部2aを経て灯室3内に進入する。なお、開口部2aには透明樹脂等が嵌め込まれていてもよい。
The
レーザ光源20は、熱容量の大きい車両ボディBDに熱的に接続される。これにより、紫外レーザダイオードは車両ボディBDを介して放熱され、温度の上昇が抑制される。なお、レーザ光源20は、エンジン冷却系等の車両に搭載された冷却系に熱的に接続されてもよい。また、レーザ光源20は、レーザダイオード以外の他のレーザ装置を有してもよい。
The
切替部30は、紫外レーザ光UVの進路を切り替えて、少なくとも1つの蛍光体への紫外レーザ光UVの照射と非照射を切り替えるための機構であり、アクチュエータ32、ロッド33、ミラー収容部34、ハーフミラー36及びミラー38を有する。切替部30は、蛍光体搭載部12の灯具上方側の主表面に固定される。アクチュエータ32は、例えばソレノイドで構成され、ロッド33を灯具前後方向(矢印X方向)に伸縮させることができる。ミラー収容部34は、内部にハーフミラー36及びミラー38を収容する、略直方体状の透光性を有する部材である。ミラー収容部34は、灯具前後方向に延在するように配置され、灯具後方側の端部がロッド33の先端に固定される。
The switching
ハーフミラー36は、灯具前方下側から灯具後方上側に傾き、反射面が灯具前方上側を向くように配置され、ミラー収容部34内に固定される。ミラー38は、灯具前方下側から灯具後方上側に傾き、反射面が灯具後方下側を向くように配置され、ミラー収容部34内に固定される。ハーフミラー36及びミラー38は、灯具前方から見て少なくとも一部が重なるように位置関係が定められる。また、ハーフミラー36及びミラー38は、ミラー収容部34が第2位置(図3参照)にある状態で、ハーフミラー36が第1蛍光体40の略真上に位置し、ミラー38が第2蛍光体50の略真上に位置するように設けられる。
The
切替部30は、紫外レーザ光UVの進路を第1蛍光体40に向ける第1状態(図2参照)と、紫外レーザ光UVの進路を第1蛍光体40及び第2蛍光体50に向ける第2状態とを取ることができる。第1状態は、ロッド33が灯具後方側に後退してミラー収容部34がアクチュエータ32側に近接する状態である。第1状態では、紫外レーザ光UVの直進方向に、ミラー収容部34のハーフミラー36及びミラー38が存在しない領域が配置される。第2状態は、ロッド33が灯具前方側に進出してミラー収容部34がアクチュエータ32から離間した状態である。第2状態では、ハーフミラー36が紫外レーザ光UVの直進方向かつ第1蛍光体40の真上に位置し、ミラー38が第2蛍光体50の真上に位置する。
The switching
第1蛍光体40及び第2蛍光体50は、光出射方向が灯具下方側を向くように配置されて、蛍光体搭載部12の灯具下方側の主表面に固定される。第1蛍光体40は反射面14aの焦点と重なるように配置され、第2蛍光体50は反射面14aの焦点よりも灯具前方側に配置される。第1蛍光体40及び第2蛍光体50は、光波長変換部材であり、例えば、紫外レーザ光UVを青色光に波長変換する青色発光蛍光体と、紫外レーザ光UVを黄色光に波長変換する黄色発光蛍光体とを含むセラミック素地を焼結することにより得られる、いわゆる蛍光セラミックである。本実施形態では、第1蛍光体40及び第2蛍光体50は、周囲が遮光性樹脂60で覆われてパッケージ化されている。なお、第1蛍光体40及び第2蛍光体50はセラミックに限られず、例えば蛍光材料を含むガラス、または蛍光材料を含み且つ透光性を有する樹脂によって形成されてもよい。
The
切替部30が第1状態にある場合、レーザ光源20から出射された紫外レーザ光UVは、透明なミラー収容部34及び蛍光体搭載部12を透過して、第1蛍光体40に入射される。第1蛍光体40に入射された紫外レーザ光UVは、第1蛍光体40により青色光及び黄色光に波長変換される。第1蛍光体40から発せられる青色光と黄色光とは、加法混色されて白色光W1となり、リフレクタ部14の反射面14aで灯具前方側に向けて反射される。
When the switching
切替部30が第2状態にある場合、レーザ光源20から出射された紫外レーザ光UVは、一部がハーフミラー36を通過して第1蛍光体40に到達する。また、紫外レーザ光UVの残部は、ハーフミラー36でミラー38側に反射されてミラー収容部34内を進行し、ミラー38で第2蛍光体50側に反射されて第2蛍光体50に到達する。第1蛍光体40に入射された紫外レーザ光UVは、上述のように白色光W1となって灯具前方に照射される。第2蛍光体50に入射された紫外レーザ光UVは、第2蛍光体50により波長変換されて白色光W2となり、リフレクタ部14の反射面14aで灯具前方側に向けて反射される。白色光W2は、白色光W1よりも鉛直方向上方に向けて反射される。
When the switching
図4は、実施形態1に係る車両用灯具により形成される配光パターンの一例を示す図である。なお、図4では、灯具前方の所定位置、例えば灯具前方25mの位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成された配光パターンを示している。 FIG. 4 is a diagram illustrating an example of a light distribution pattern formed by the vehicular lamp according to the first embodiment. FIG. 4 shows a light distribution pattern formed on a virtual vertical screen placed at a predetermined position in front of the lamp, for example, at a position 25 m ahead of the lamp.
第1蛍光体40から出射される白色光W1により、水平カットオフラインCL1及び斜めカットオフラインCL2を有するロービーム用配光パターンLoが形成される。水平カットオフラインCL1は、対向車線側で水平ラインHより下方に位置し、斜めカットオフラインCL2は、自車線側で水平カットオフラインCL1の鉛直ラインV側の端部から水平ラインHよりも上方に向けて斜めに延在する。
The white light W1 emitted from the
また、第2蛍光体50から出射される白色光W2により、ハイビーム用付加配光パターンP1が形成される。ハイビーム用付加配光パターンP1は、ロービーム用配光パターンLoの水平カットオフラインCL1が鉛直方向上方に変位した配光パターンに相当する。
Further, the white light W2 emitted from the
切替部30が第1状態にある場合、第1蛍光体40から照射される白色光W1により、ロービーム用配光パターンLoが形成される。また、切替部30が第2状態にある場合、第1蛍光体40から照射される白色光W1によりロービーム用配光パターンLoが形成され、第2蛍光体50から照射される白色光W2によりハイビーム用付加配光パターンP1が形成されて、これらが重ね合わされてハイビーム用配光パターンHiが形成される。
When the switching
制御ユニット400は、各種演算処理を実行するCPU、各種制御プログラムを格納するROM、データ格納やプログラム実行のためのワークエリアとして利用されるRAM等(全て図示せず)で構成される。制御ユニット400は、灯具ユニット100の灯具後方側でランプボディ2に固定される。なお、制御ユニット400を設ける位置は、特にこれに限定されない。
The
制御ユニット400は、レーザ光源20の照射強度を制御する。制御ユニット400によるレーザ光源20の照射強度の制御には、紫外レーザ光UVの照射強度をゼロにすること、及びゼロから所定照射強度まで増大させること、すなわちレーザ光源20を点消灯することも含まれる。また、制御ユニット400は、切替部30を制御して形成する配光パターンを切り替える。具体的には、制御ユニット400は、切替部30の第1状態と第2状態の切り替えを制御することで、ロービーム用配光パターンLoとハイビーム用配光パターンHiとを切り替える。制御ユニット400は、例えば車両に設けられたライトスイッチ(図示せず)の操作に応じて、レーザ光源20の照射強度及び切替部30の状態を切り替える。
The
制御ユニット400は、ロービーム用配光パターンLoの形成が指示されている間は切替部30の第1状態を維持し、ハイビーム用配光パターンHiの形成が指示されている間は切替部30の第2状態を維持する。すなわち、配光パターンの切り替えが指示されない間は切替部30は動作しない。そのため、ガルバノミラー等の高速でレーザ光を走査する走査装置と、レーザ光の走査位置に応じたレーザ光源の点消灯とを組み合わせる構成に比べて、より簡単な構成で複数の異なる配光パターンの切り替えを実現することができる。
The
以上説明したように、本実施形態に係る車両用灯具1は、レーザ光源20と、第1蛍光体40及び第2蛍光体50と、レーザ光の進路を切り替える切替部30と、形成すべき配光パターンに応じて切替部30の状態を切り替える制御ユニット400とを備える。すなわち、車両用灯具1は、第1配光パターン(本実施形態ではロービーム用配光パターンLo)を形成するための第1光学部材と、第2配光パターン(本実施形態ではハイビーム用配光パターンHi)を形成するための第2光学部材とを少なくとも有し、また、レーザ光が照射される光学部材又はその組み合わせが異なる第1状態と第2状態とを切り替え可能な切替部30と、切替部30の第1状態と第2状態とを切り替える制御ユニット400とを備え、制御ユニット400は、第1配光パターンの形成中は切替部30の第1状態を維持し、第2配光パターンの形成中は切替部30の第2状態を維持する。
As described above, the
したがって、本実施形態の車両用灯具1は、互いに異なる配光パターンを形成するための光学部材に対して1つのレーザ光源20を共用させている。そのため、複数の配光パターンのそれぞれに対応する複数の光源を有していた従来の構造に比べて、部品点数を削減することができる。また、本実施形態に係る車両用灯具1は、指向性の高いレーザ光を用いている。そのため、光源から出射された光を効率よく光学部材に入射させることができる。これにより、非コヒーレント光を照射する他の光源を用いる場合に比べて光源光の利用率を高めることができる。
Therefore, the
また、本実施形態の車両用灯具1では、レーザ光源20が灯室3外に配置される。そのため、レーザ光源20の設置スペースの省略と、加えてレーザ光源20を冷却するための放熱部材の設置スペースの省略とが可能である。これにより、車両用灯具1の小型化が可能である。特に、閉空間である灯室3内にレーザ光源20を配置すると放熱部材が大型化する傾向が強いため、レーザ光源20を灯室3外に設けることで車両用灯具1の大幅な小型化が可能である。さらに、本実施形態の車両用灯具1では、レーザ光源20が車両ボディBDもしくは車両に搭載された冷却系に熱的に接続される。これにより、レーザ光源20で発生する熱を熱容量の大きい部材(機構)に伝達させることができる。そのため、レーザ光源20の温度変化を抑制することでき、その結果、レーザ光源20によるレーザ光の出力を安定化させることができる。
Further, in the
(実施形態2)
以下、実施形態2に係る車両用灯具1について説明するが、実施形態1と同一の構成については同一の符号を付し、その説明および図示は適宜省略する。図5は、実施形態2に係る車両用灯具の概略構造を示す正面図である。図6及び図7は、実施形態2に係る車両用灯具の概略構造を示す鉛直断面図である。なお、図5では、ブラケット210の一部の図示を省略している。図6及び図7は、図5のB−B線に沿った概略断面図に相当する。また、図6では切替部230が第1状態にあり、図7では切替部230が第2状態にある。
(Embodiment 2)
Hereinafter, although the
本実施形態に係る車両用灯具1では、ブラケット210、レーザ光源20、切替部230、第1蛍光体40、第2蛍光体50、LED光源70、第1リフレクタ80、投影レンズ82、第2リフレクタ84、制御ユニット400等が灯室3内に収容される。制御ユニット400は、ランプボディ2の底部に固定されるが、制御ユニット400を設ける位置は特にこれに限定されない。
In the
ブラケット210は、平板部212、光源搭載部214、切替部保持部216及び蛍光体搭載部218を有する。平板部212は、両主表面が灯具前後方向を向くように配置され、コーナー部がエイミングスクリュー8によってランプボディ2に接続される。光源搭載部214は、平板部212の灯具後方側の主表面に、灯具後方に突出するように設けられる。切替部保持部216は、平板部212の灯具後方側の主表面に、光源搭載部214よりも上方で灯具後方に突出するように設けられる。蛍光体搭載部218は、平板部212の灯具前方側の主表面に、灯具前方に突出するように設けられる。蛍光体搭載部218は、前端部からの所定領域に切り欠き部218aを有する。切り欠き部218aの灯具後方側の端部218bは、ロービーム用配光パターンLoの水平カットオフラインCL1及び斜めカットオフラインCL2に対応する形状を有する。すなわち、端部218bがシェードの稜線を形成する。ブラケット210は、レーザ光源20及びLED光源70が発する熱を効率よく回収できるよう、アルミニウムなど熱伝導率が高い材料で形成される。
The
レーザ光源20は、紫外レーザ光UVの出射方向が灯具上方側を向くように配置されて光源搭載部214に搭載される。切替部230は、アクチュエータ232、ロッド233及びミラー234を有する。アクチュエータ232は、ロッド233が灯具下方側を向くように配置され、切替部保持部216に固定される。アクチュエータ232は、ロッド233を灯具上下方向(矢印Y方向)に伸縮させることができる。ミラー234は、反射面が灯具前方上側から灯具後方下側に延在するように配置され、ロッド233の先端に固定される。
The
切替部230は、紫外レーザ光UVの進行方向を第1蛍光体40と第2蛍光体50のいずれかに切り替える。すなわち、切替部230は、紫外レーザ光UVの進行方向を第1蛍光体40に向ける第1状態(図6参照)と、紫外レーザ光UVの進行方向を第2蛍光体50に向ける第2状態(図7参照)とを取ることができる。第1状態は、ロッド233が灯具上方側に後退してミラー234がアクチュエータ232側に近接する状態である。第1状態では、ミラー234で反射された紫外レーザ光UVの直進方向に第1蛍光体40が位置する。第2状態は、ロッド233が灯具下方側に進出してミラー234がアクチュエータ232から離間した状態である。第2状態では、ミラー234で反射された紫外レーザ光UVの直進方向に第2蛍光体50が位置する。
The
第1蛍光体40及び第2蛍光体50は、光出射方向が灯具下方側を向くように配置されて、基板62を介して蛍光体搭載部218の灯具下方側を向く搭載面に固定される。基板62は、第1蛍光体40及び第2蛍光体50の搭載面に段差を有し、灯具後方側に位置する低段部に第1蛍光体40が搭載され、灯具前方側に位置する高段部に第2蛍光体50が搭載される。本実施形態では、基板62の高段部と低段部との段差と、第1状態から第2状態もしくはその逆に移行するミラー234の変位距離とが略一致する。
The
切替部230が第1状態にある場合、レーザ光源20から出射された紫外レーザ光UVは、ミラー234で反射されて第1蛍光体40に到達する。第1蛍光体40に到達した紫外レーザ光UVは、第1蛍光体40の側面から入射され、第1蛍光体40内で波長変換されて白色光W4となる。切替部230が第2状態にある場合、レーザ光源20から出射された紫外レーザ光UVは、ミラー234で反射されて第2蛍光体50に到達する。第2蛍光体50に到達した紫外レーザ光UVは、第2蛍光体50の側面から入射され、第2蛍光体50内で波長変換されて白色光W5となる。
When the
LED光源70は、発光素子70a、基板70b及び蛍光体70cを有する。発光素子70aは、LED(発光ダイオード)で構成される。基板70bは、平板状に形成され、主表面が灯具上下方向を向くように配置されて、灯具下方側の主表面が蛍光体搭載部218の上面に固定される。発光素子70aは、光出射面が灯具上方側を向くように配置され、基板70bに固定される。発光素子70aが発する熱は、基板70b及びブラケット210を介して放熱され、発光素子70aの温度上昇が抑制される。蛍光体70cは、発光素子70aの光出射面を被覆する。蛍光体70cの表面がLED光源70の発光面となる。
The
発光素子70aには、主として青色光を発する青色LEDが採用される。また、蛍光体70cには、青色光を黄色光に波長変換するものが採用される。発光素子70aが発光すると、発光素子70aから発せられる青色光の一部が蛍光体70cにより波長変換されて黄色光が発せられる。そして、発光素子70aの発する青色光と蛍光体70cの発する黄色光とが加法混色され、LED光源70の発光面から白色光W3が発せられる。
A blue LED that mainly emits blue light is employed as the
第1リフレクタ80は、略楕円面形状の反射面80aを有し、反射面80aの第1焦点がLED光源70と重なり、反射面80aの第2焦点が端部218bと重なるように配置されて、ブラケット210に固定される。投影レンズ82は、前方側表面が凸面で後方側表面が平面の平凸非球面レンズからなり、投影レンズ82の後方焦点を含む後方焦点面上に形成される光源像を、反転像として灯具前方の仮想鉛直スクリーン上に投影する。投影レンズ82は、後方焦点が端部218b及び反射面80aの第2焦点の近傍に位置するように配置され、蛍光体搭載部218の灯具前方側端面に固定される。LED光源70から照射された光は、反射面80aで反射されて端部218bを経て投影レンズ82へと導かれ、投影レンズ82から灯具前方へ照射される。
The
第2リフレクタ84は、略放物柱状の反射面84aを有し、反射面84aが灯具前方側を向き、かつ反射面84aの焦点が第1蛍光体40と重なるように配置されて、ブラケット210に固定される。第1蛍光体40から発せられる白色光W4及び第2蛍光体50から発せられる白色光W5は、第2リフレクタ84の反射面84aで灯具前方側に向けて反射される。白色光W5は、白色光W4よりも鉛直方向上方に向けて反射される。
The
図8は、実施形態2に係る車両用灯具により形成される配光パターンの一例を示す図である。なお、図8では、灯具前方の所定位置、例えば灯具前方25mの位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成された配光パターンを示している。 FIG. 8 is a diagram illustrating an example of a light distribution pattern formed by the vehicular lamp according to the second embodiment. In addition, in FIG. 8, the light distribution pattern formed on the virtual vertical screen arrange | positioned in the predetermined position ahead of a lamp, for example, the position of 25 m ahead of a lamp, is shown.
LED光源70から出射される白色光W3により、ロービーム用配光パターンLoが形成される。本実施形態では、切り欠き部218aの端部218bによりロービーム用配光パターンLoの水平カットオフラインCL1及び斜めカットオフラインCL2が形成される。第1蛍光体40から出射される白色光W4により、拡散配光パターンP2が形成される。拡散配光パターンP2は、水平ラインHよりも下方で、ロービーム用配光パターンLoよりも水平方向外側にまで拡散する略矩形状の配光パターンである。拡散配光パターンP2は、例えばロービーム用配光パターンLoに付加的に形成され、ロービーム時の運転者の視認性向上に利用される。
The low light distribution pattern Lo is formed by the white light W3 emitted from the LED
また、第2蛍光体50から出射される白色光W5により、ハイビーム用付加配光パターンP3が形成される。ハイビーム用付加配光パターンP3は、ロービーム用配光パターンLoよりも鉛直方向外側及び水平方向外側にまで拡散する略矩形状の配光パターンである。
Further, the white light W5 emitted from the
制御ユニット400は、ロービーム用配光パターンLoの形成が指示されると、切替部230を第1状態に切り替えるとともに、レーザ光源20及びLED光源70を点灯させる。これにより、ロービーム用配光パターンLo及び拡散配光パターンP2が形成される。ロービーム用配光パターンLoの形成が指示されている間は、切替部230の第1状態が維持される。また、制御ユニット400は、ハイビーム用配光パターンHiの形成が指示されると、切替部230を第2状態に切り替えるとともに、レーザ光源20及びLED光源70を点灯させる。これにより、ロービーム用配光パターンLoとハイビーム用付加配光パターンP3とが重ね合わされて、ハイビーム用配光パターンHiが形成される。ハイビーム用配光パターンHiの形成が指示されている間は、切替部230の第2状態が維持される。なお、ハイビーム用配光パターンHiは、ハイビーム用付加配光パターンP3のみで形成されてもよい。
When the formation of the low beam light distribution pattern Lo is instructed, the
以上説明した実施形態2に係る車両用灯具1によっても、複数の光学部材に対する光源の共通化により、複数の配光パターンのそれぞれに対応する複数の光源を有していた従来の構造に比べて部品点数を削減することができる。
Also in the
本発明は、上述の各実施形態に限定されるものではなく、各実施形態を組み合わせたり、当業者の知識に基づいて各種の設計変更などの変形を加えることも可能であり、そのような組み合わせられ、もしくは変形が加えられた実施形態も本発明の範囲に含まれる。上述の各実施形態同士、および上述の各実施形態と以下の変形例との組合せによって生じる新たな実施形態は、組み合わされる実施形態および変形例それぞれの効果をあわせもつ。 The present invention is not limited to the above-described embodiments, and the embodiments can be combined, and various modifications such as design changes can be added based on the knowledge of those skilled in the art. Embodiments added or modified are also included in the scope of the present invention. Each of the above-described embodiments and a new embodiment resulting from the combination of each of the above-described embodiments and the following modified examples have the effects of the combined embodiments and modified examples.
(変形例1)
図9(A)及び図9(B)は、変形例1に係る車両用灯具における切替部の概略構造を示す図である。図9(A)では切替部330が第1状態にあり、図9(B)では切替部330が第2状態にある。本変形例に係る車両用灯具1では、レーザ光源20の紫外レーザ光UVの直進方向に第1蛍光体40が配置され、紫外レーザ光UVの直進方向からずれた位置に第2蛍光体50が配置される。また、切替部330は、アクチュエータ332、ロッド333及びプリズム334を有する。切替部330は、ロッド333の先端に固定されたプリズム334を紫外レーザ光UVの進路に対して進退可能に設けられる。
(Modification 1)
9A and 9B are diagrams illustrating a schematic structure of a switching unit in the vehicular lamp according to the first modification. In FIG. 9A, the
切替部330は、プリズム334が紫外レーザ光UVの進路と交わらず、紫外レーザ光UVが第1蛍光体40に入射される第1状態(図9(A)参照)と、プリズム334が紫外レーザ光UVの進路と交わり、プリズム334により紫外レーザ光UVが屈折して第2蛍光体50に入射される第2状態(図9(B)参照)とを取ることができる。
In the
なお、切替部330は、プリズム334の代わりに、板状もしくはシート状の光学素子、例えば、表面に微細加工が施された回折光学素子等を有してもよい。例えば、切替部330は、入射光の進行方向を第1方向に向ける第1回折光学素子と、入射光の進行方向を第1方向及び第2方向に向ける第2回折光学素子とが嵌め込まれた枠体を有する。この枠体は、ロッド333の先端に固定される。そして、切替部330は、枠体が紫外レーザ光UVの進路と交わらず、紫外レーザ光UVが第1蛍光体40に入射される第1状態と、枠体に嵌め込まれた第1回折光学素子が紫外レーザ光UVの進路と交わり、第1回折光学素子により紫外レーザ光UVが回折されて第2蛍光体50に入射される第2状態と、枠体に嵌め込まれた第2回折光学素子が紫外レーザ光UVの進路と交わり、第2回折光学素子により紫外レーザ光UVが回折されて第1蛍光体40及び第2蛍光体50に入射される第3状態とを取ることができる。
Note that the
(他の変形例)
上述の各実施形態において、蛍光体(光学部材)の数は3以上であってもよい。また、レーザ光源20と蛍光体との組み合わせは適宜変更することができ、例えばレーザ光源20を青色レーザ光を出射する光源とし、蛍光体を青色レーザ光を黄色光に波長変換する蛍光体としてもよい。また、レーザ光が照射される光学部材は蛍光体に限らず、ガルバノミラーやMEMSミラー等を含む走査装置やリフレクタ等であってもよい。光学部材が走査装置やリフレクタ等である場合、レーザ光源は白色レーザ光を出射する光源としてもよい。
(Other variations)
In each of the embodiments described above, the number of phosphors (optical members) may be three or more. The combination of the
上述の実施形態2では、車両用灯具1は、LED光源70、第1リフレクタ80、蛍光体搭載部218、投影レンズ82で構成される第1灯具ユニットと、第1蛍光体40、第2蛍光体50及び第2リフレクタ84で構成される第2灯具ユニットとを備えるが、車両用灯具1は3つ以上の灯具ユニットを備えてもよい。
In the above-described second embodiment, the
上述した実施形態1において、レーザ光源20と切替部30との間や、切替部30と第1蛍光体40及び第2蛍光体50との間に、光ファイバー等の線状部材で構成される導光部材を設けてもよい。これにより、レーザ光源20と切替部30との位置関係や、切替部30と第1蛍光体40及び第2蛍光体50との位置関係の自由度を高めることができ、ひいては車両用灯具1の設計自由度を高めることができる。
In the first embodiment described above, a light guide composed of a linear member such as an optical fiber is provided between the
BD 車両ボディ、 1 車両用灯具、 3 灯室、 20 レーザ光源、 30,230,330 切替部、 40 第1蛍光体、 50 第2蛍光体、 400 制御ユニット。 BD vehicle body, 1 vehicle lamp, 3 lamp chamber, 20 laser light source, 30, 230, 330 switching unit, 40 first phosphor, 50 second phosphor, 400 control unit.
Claims (3)
レーザ光を受けて発光する複数の蛍光体と、
前記複数の蛍光体から発せられる光を反射して、各蛍光体の光によるそれぞれ互いに異なる配光パターンの形成に寄与するリフレクタと、
レーザ光の進路を切り替えて、前記蛍光体へのレーザ光の照射と非照射を切り替える切替部と、
前記切替部を制御して形成する配光パターンを切り替える制御部と、
を備えることを特徴とする車両用灯具。 A laser light source;
A plurality of phosphors that emit light upon receiving laser light ;
A reflector that reflects the light emitted from the plurality of phosphors and contributes to the formation of different light distribution patterns by the light of each phosphor;
A switching unit that switches the path of the laser beam and switches between irradiation and non-irradiation of the laser beam to the phosphor;
A control unit for switching a light distribution pattern formed by controlling the switching unit;
A vehicular lamp characterized by comprising:
前記レーザ光源は、灯室外に配置される請求項1に記載の車両用灯具。 The plurality of phosphors and the reflector are arranged in a lamp chamber,
The vehicular lamp according to claim 1, wherein the laser light source is disposed outside a lamp chamber.
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