JP5889070B2 - 撮像装置、その制御方法およびプログラム - Google Patents
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Description
上述した観点から見ると、特許文献2のように拡大表示を解除して撮影準備動作を行うよりも、特許文献1のように拡大表示の状態のまま撮影準備動作を行うことができるほうが望ましい。しかしながら、拡大表示している範囲内に合焦したい主要被写体が含まれていない場合には、拡大表示のまま撮影準備動作を行うと、撮影準備動作の結果(合焦の状態)を拡大表示で確認することができないという問題がある。また、合焦したい主要被写体の状態を、拡大表示で確認しながらシャッターチャンスを待つこともできないという問題がある。
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、ライブビュー画像を拡大表示した状態と、等倍表示にした状態とを撮像装置の設定に応じて自動的に切り替えてAF動作を行うことで、AF動作時にユーザが確認したい画像を表示させることを目的とする。
図1(a)、(b)に本実施形態の撮像装置の一例としてのデジタルカメラの外観図を示す。図1(a)は、デジタルカメラ100の前面斜視図である。図1(b)は、デジタルカメラ100の背面斜視図である。
図1において、表示部101は画像や各種情報を表示する。シャッターボタン102は撮影指示を行うための操作部である。モード切替スイッチ103は各種モードを切り替えるための操作部である。端子カバー104はデジタルカメラ100と外部機器とを接続する接続ケーブル等のコネクタ(不図示)を保護するカバーである。メイン電子ダイヤル105は後述する操作部28に含まれる回転操作部材である。メイン電子ダイヤル105を回転操作することで、シャッター速度や絞りなどの設定値の変更などを行うことができる。電源スイッチ106はデジタルカメラ100の電源のオンおよびオフを切り替える操作部材である。
ライブビューボタン110は操作部28に含まれ、静止画撮影モードではスルー画像(ライブビュー画像)を表示部101に表示するライブビューのオンとオフとを切り替えるボタンである。また、ライブビューボタン110は動画撮影モードでは動画撮影(記録)の開始、停止の指示に用いられる。
図2において、レンズユニット200はデジタルカメラ100に対して交換可能であり、レンズ201、通信端子202、レンズシステム制御回路203、絞り駆動回路204、AF駆動回路205を備えている。
レンズ201は複数枚のレンズから構成されているが、ここでは簡略して1枚のレンズのみを図示している。通信端子202はレンズユニット200がデジタルカメラ100側と通信を行うための端子である。通信端子202と、デジタルカメラ100の通信端子114とが接続されることで、レンズユニット200とデジタルカメラ100との間で通信可能となる。レンズユニット200は通信端子202、114を介してシステム制御部10と通信する。レンズユニット200では、システム制御部10からの指示に応じて、レンズシステム制御回路203が絞り駆動回路204を介して絞り11の制御を行い、AF駆動回路205を介してレンズ201の位置を変位させることで焦点を合わせる。
焦点検出部13はシステム制御部10にデフォーカス量情報を出力する。システム制御部10はデフォーカス量情報に基づいてレンズユニット200を制御し、位相差AFを行う。
ミラー113は露光、ライブビュー撮影、動画撮影の際にシステム制御部10からの指示に応じてアクチュエータ(不図示)によりアップダウンされる。ミラー113はレンズ201から入射した光束を接眼ファインダ115側と撮像部14側とに切り替える。ミラー113は通常時は光束を反射させて接眼ファインダ115に導くように配置されているが、撮影する場合やライブビュー表示する場合には、撮像部14へと光束を導くように上方に跳ね上がり、光束中から待避する(ミラーアップ)。また、ミラー113はその中央部が光の一部を透過できるようにハーフミラーで構成され、光束の一部を焦点検出部13に入射するように透過させる。
ユーザはペンタプリズム15と接眼ファインダ115とを介してフォーカシングスクリーン16を観察することで、レンズユニット200を通して得た被写体の光学像の焦点や構図の確認が可能となる。シャッター17はシステム制御部10の指示に応じて撮像部14の露光時間を自由に制御できるフォーカルプレーンシャッターである。
画像処理部19はA/D変換器18からのデータまたはメモリ制御部20からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部19は撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、システム制御部10は画像処理部19による演算結果に基づいて露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。更に、画像処理部19は撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
モード切替スイッチ103はシステム制御部10の動作モードを静止画撮影モード、動画撮影モード、再生モードなどの何れかのモードに切り替える。静止画撮影モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモードなどがある。モード切替スイッチ103を用いて静止画撮影モードに含まれるこれらのモードの何れかに直接切り替えることができる。あるいは、モード切替スイッチ103で静止画撮影モードに一旦切り換えた後に、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードの何れかに、他の操作部材を用いて切り替えてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
第2シャッタースイッチ27はシャッターボタン102の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でオンとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部10は第2シャッタースイッチ信号SW2の発生により、撮像部14からの信号読み出しから記録媒体32に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
タッチパネル28aには抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式などの様々な方式のものを用いることができる。
・ライブ1点AFモード
ライブ1点AFモードとは、スルー画像を用いて、ユーザに指定されたスルー画像内(表示範囲内)の1部分を用いてコントラストAF(TVAF)を行うAFモードである。ライブ1点AFモードに設定された場合の表示部101の表示例を図3(a)に示す。ライブ1点AFモードでは、図3(a)に示すように、スルー画像301に重畳して、AF枠302が表示される。AF枠(AF領域)とは、スルー画像のうち焦点調節を行う領域を示す枠である。AF枠302は、ユーザによる十字キー108あるいはタッチパネル28aを介した操作に応じて上下左右に移動させることができる。第1シャッタースイッチ26がオンになると、AF枠302内でコントラストAFが行われる。
ライブ多点AFモードとは、スルー画像を用いて、複数(本実施形態では31点)のAF枠のうち、デジタルカメラ100で自動的に決定されるAF枠を用いてコントラストAFを行うAFモードである。ライブ多点AFモードでは、図3(b−1)に示すように、表示画面内に対して複数設定されているAF枠303(実際にAFに用いるAF枠の候補)のうち、第1シャッタースイッチ26がオンになったときに、使用するAF枠が自動的に決定され、該AF枠内でコントラストAFが行われる。AFが終了すると、使用するAF枠の候補のうち、合焦したAF枠のみが表示され、他のAF枠を非表示とする表示が、第1シャッタースイッチ26がオンの間だけ行われる。
なお、全AF枠を表示するとスルー画像の視認性を損なってしまう。そこで、図3(b−2)に示すように、複数のAF枠が含まれる範囲を示す枠304を表示してもよい。図3(b−2)に示す枠304は、ゾーン選択で「全体」を選択した際の枠表示であり、31点のAF枠を含む領域を示している。その他の各ゾーンを選択した場合は、各ゾーンに含まれるAF枠を含む領域を示す枠となる。
顔+追尾AFモードとは、スルー画像から検出された顔画像、あるいは表示部101(タッチパネル28a)に対するユーザのタッチ位置に応じた被写体を、AFを合わせる対象として動的に追尾してAFを行うAFモードである。
クイックAFモードとは、予め定められた複数のAF枠(本実施形態では9点)の位相差AF用のAF枠(実際にAFに用いるAF枠の候補)の中から、ユーザによる操作部28を介して選択されたAF枠を用いて位相差AFを行うAFモードである。クイックAFモードに設定された場合の表示部101の表示例を図3(c)に示す。クイックAFモードでは、図3(c)に示すように、スルー画像301に重畳して、予め定められたAF枠305が9点表示される。また、AF枠305のうち1点がユーザによる操作に応じて選択される。例えば、図3(c)においてAF枠306が選択されたとすると、AF枠306は他のAF枠と識別可能な色で表示される。選択されるAF枠は、メイン電子ダイヤル105やサブ電子ダイヤル107の操作に応じて変更可能である。第1シャッタースイッチ26がオンとなるとミラー113がミラーアップして、選択されたAF枠を用いた位相差AFが行われる。
図4(a)は、AFモードがライブ1点AFモードである場合のライブビュー等倍表示の一例を示す図であり、図3(a)と同じ図である。この状態から拡大ボタン111が押下されると、拡大モード等倍表示(ライブ1点AFモード)に切り替わり、図4(b)に示す表示となる。拡大モード等倍表示では、AF枠302、AF枠302と中心が一致する拡大枠401、拡大倍率402、撮影範囲全体に対する拡大枠401の位置を示すインジケータ403が表示される。拡大枠(拡大領域)とは、拡大指示に応じて拡大表示する領域を示す枠である。ここでは、5倍拡大する際の拡大枠を示している。この状態から十字キー108などを操作することにより、拡大枠401を任意の位置に移動することができる。
なお、AF枠が変更されるとそれに連動して、変更されたAF枠の位置に拡大枠501が移動されるものとする。選択されたAF枠に連動して拡大枠501を移動させるのは、新しく設定された焦点を合わせるべき位置(AF枠の位置)を拡大して確認したいとユーザが考えるであろうことに鑑みたためである。したがって、ユーザはAF枠を移動させたりAF枠を選択したりしたとき、拡大枠をAF枠付近に移動させる手間を省くことができ、操作性を向上させることができる。
なお、図5(c)に示すように、選択されたAF枠306と異なる位置に拡大枠501を移動させた後に、拡大モード5倍表示に移行した場合、拡大枠501に対応するスルー画像が表示される。
ステップS701では、システム制御部10は操作部28で入力されたライブビューの開始動作指示を受け取ることで、スルー画像を表示部101に表示するライブビューを開始する。ここでは、システム制御部10は表示設定を「ライブビュー等倍表示」にして、その表示設定を不揮発性メモリ23に記録する。
ステップS702では、システム制御部10は表示部101にライブビュー等倍表示を行う。ここでいう等倍とは、撮像部14の全範囲を使用して撮像されたスルー画像の全体が表示部101に表示される倍率をいうものとする。
ステップS705では、システム制御部10は操作部28により変更が指示されたAFモードの設定情報を不揮発性メモリ23に記録し、表示部101の表示を設定されたAFモードに応じて更新する。この処理は、AFモード設定手段による処理の一例に対応する。このとき、ライブ多点AFモードに変更された場合は、システム制御部10はシステムメモリ24に記録している拡大枠の位置の中心がライブビュー等倍表示での中心と一致するように、拡大枠の位置情報を変更して、設定する。なお、本実施形態では、この時点において拡大枠は表示されていない。
ステップS707では、システム制御部10は操作部28によりAF枠の変更指示が行われたか否かを判定する。AF枠の変更は、ライブ1点AFモードでは十字キー108などの操作に応じたAF枠の位置の移動である。クイックAFモードでは、9点のAF枠のうち選択するAF枠を変更することである。ライブ多点AFモードおよび顔+追尾AFモードでは、AF枠は自動的に決定されるため、システム制御部10はAF枠の変更指示を受け付けない。したがって、ライブ多点AFモードおよび顔+追尾AFモードでは、ステップS707の処理は行わずステップS707をNoに進み、ステップS710に移行するものとする。ただし、ライブ多点モードにおいてゾーン選択されている場合には、ステップS708に進むことができる。ステップS707でAF枠の変更指示が行われた場合には、ステップS708に進み、AF枠の変更指示が行われなかった場合には、ステップS710に進む。
ステップS709では、システム制御部10は、ステップS708で変更されたAF枠の位置に合わせて、拡大枠の位置を変更し、変更した拡大枠の位置情報をシステムメモリ24に記録することで拡大枠を設定する。すなわち、システム制御部10は拡大枠の中心が、変更されたAF枠(ライブ1点AFモードでのAF枠302またはクイックAFモードで選択されているAF枠306)の中心になるように拡大枠を変更する。AF枠を1点選択するAFモード(ライブ1点AFモード、クイックAFモード)では、AF枠の位置が変更された場合、拡大枠の中心が変更されたAF枠の中心と一致するように拡大枠を変更する。また、AF枠を複数選択するAFモード(ライブ多点AFモードにおいてゾーン選択されている場合)では、拡大枠の中心が選択されている複数のAF枠を含む領域として規定されているゾーン(領域)の中心と一致するように拡大枠を変更する。なお、本実施形態では、この時点において拡大枠は表示されていない。
ステップS712では、システム制御部10はシャッターボタン102が全押しで第2シャッタースイッチ27がオンとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2が発生したか否か、すなわち撮影指示されたか否かを判定する。第2シャッタースイッチ信号SW2が発生した場合には、ステップS713へ進み、第2シャッタースイッチ信号SW2が発生しなかった場合には、ステップS714に進む。
一方、ステップS714では、システム制御部10はシャッターボタン102の半押しが終了し、第1シャッタースイッチ26がオフとなり、第1シャッタースイッチ信号SW1の発生が停止したか否か、すなわち撮影準備指示が解除されたか否かを判定する。撮影準備指示が解除された場合には、ステップS715に進み、撮影準備指示が解除されていない場合には、ステップS711に戻る。
ステップS715では、システム制御部10はAF動作を終了する。
ステップS720では、システム制御部10は操作部28により拡大枠の位置の変更指示が行われたか否かを判定する。拡大枠の位置の変更指示が行われた場合には、ステップS721に進み、拡大枠の位置の変更指示が行われなかった場合には、ステップS724に進む。
ステップS722では、システム制御部10は不揮発性メモリ23に記録されているAFモードの設定情報を取得し、拡大枠とAF枠とが常に連動するAFモード(本実施形態ではライブ1点AFモード)であるか否かを判定する。拡大枠とAF枠とが常に連動するAFモードの場合には、ステップS723に進み、拡大領域とAF枠とが常に連動するAFモードではない場合には、ステップS724に進む。
ステップS726では、システム制御部10はステップS725で設定した表示設定に合わせてAF枠を表示する等倍表示を行う。
ステップS728では、システム制御部10はステップS727で設定した表示設定に合わせて表示部101に図6に示すようなライブビューの拡大表示を行う。
ステップS731では、システム制御部10は不揮発性メモリ23に記録されたライブビューの拡大率が、デジタルカメラ100の最大値(本実施形態では10倍)であるか否かを判定する。拡大率が最大値の場合には、ステップS732に進み、拡大率が最大値ではない場合には、ステップS727に戻る。
ステップS732では、システム制御部10は表示設定を、AF枠を表示する等倍表示に変更し、その表示設定を不揮発性メモリ23に記録し、ステップS702に戻る。
ステップS735では、システム制御部10は不揮発性メモリ23に記録されているAFモードの設定情報を取得し、拡大枠とAF枠とが常に連動するAFモード(本実施形態ではライブ1点AFモード)であるか否かを判定する。拡大枠とAF枠とが常に連動するAFモードの場合には、ステップS736に進み、拡大領域とAF枠とが常に連動するAFモードではない場合には、ステップS737に進む。
ここで、拡大表示時に撮影準備指示があった場合に、拡大表示から等倍表示に変更するか否かは、選択しているAF枠が常に拡大表示内にあるAFモードか否かに基づいて決定される。AF枠が常に拡大表示内にあるAFモードとは、本実施形態ではライブ1点AFモードである。すなわち、ライブ1点AFモードでのAF動作では、システム制御部10がライブビューの表示画面を解析し、AF枠を常に拡大枠に連動して拡大表示内に設定しているので、拡大表示のままでAF動作を行うことができる。そのため、AF枠が常に拡大表示内にあるAFモードであれば、拡大表示時に撮影準備指示があった場合に拡大表示のままにすることができる。
ステップS740では、システム制御部10はAFモードの設定に応じたAF動作を行い、ステップS741に進む。
ステップS741では、システム制御部10はシャッターボタン102が全押しで第2シャッタースイッチ27がオンとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2が発生したか否か、すなわち撮影指示されたか否かを判定する。第2シャッタースイッチ信号SW2が発生した場合には、ステップS742へ進み、第2シャッタースイッチ信号SW2が発生しなかった場合には、ステップS743に進む。ステップS742では、システム制御部10は本撮影を行い、終了後ステップS702に戻る。すなわち、拡大表示のまま本撮影が行われた場合には、拡大表示が終了される。
ステップS744では、システム制御部10はAF動作を終了する。
具体的には、拡大枠とAF枠とが常に連動するAFモードではない場合、変更された拡大枠の位置に合わせてAF枠を連動させる処理を行わないので、AF枠と拡大枠とを別々に設定することができる。したがって、ユーザはAF枠と異なる位置に設定された拡大枠の位置のスルー画像を確認することができる。
また、AF枠を移動したり選択したりした場合に、そのAF枠と同一位置に拡大枠が設定される。したがって、ユーザがAF枠付近を確認したい場合には、拡大枠をAF枠付近に変更する操作をすることなく、AF枠付近のスルー画像を確認することができる。
具体的には、拡大表示のままAF動作が可能なAFモードまたはAF枠では拡大表示のままAF動作を行い、拡大表示のままではAF動作ができないAFモードまたはAF枠では拡大表示から等倍表示に移ってからAF動作を行う。したがって、ユーザは常にAFなどの撮影準備動作を合わせた主要被写体を視認できるため、AF動作の結果、合焦しているか否かを確認することができる。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明は特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワークや各種記憶媒体を介してシステム、撮像装置に供給し、システム、撮像装置のコンピュータ(システム制御部10)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラムおよびプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は本発明を構成することになる。
Claims (11)
- 被写体像を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段により撮像される被写体像のライブビュー画像を等倍表示と拡大表示とに切り替えて表示する表示手段と、
前記ライブビュー画像のうちAFに用いる領域を示すAF領域を設定するAF領域設定手段と、
AF動作の方式であるAFモードを設定するAFモード設定手段と、
前記AFモード設定手段により設定されるAFモードが、前記AF領域設定手段により設定されたAF領域が前記拡大表示の表示範囲内に存在するAFモードの場合には、拡大表示での撮影準備指示に応じて、拡大表示のままAF動作を行い、
前記AFモード設定手段により設定されるAFモードが、前記AF領域設定手段により設定されたAF領域が前記拡大表示の表示範囲内に存在しないことがあるAFモードの場合には、拡大表示での撮影準備指示に応じて、等倍表示に切り替え、等倍表示でAF動作を行う制御手段と、を有することを特徴とする撮像装置。 - 前記AF領域設定手段により設定されたAF領域が前記拡大表示の表示範囲内に存在するAFモードとは、撮像している範囲のうち前記拡大表示する領域を示す拡大領域の位置を変更する指示に応じて、前記拡大領域の位置を変更すると共に前記拡大領域の位置に連動させて前記AF領域の位置を変更するAFモードであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記AF領域設定手段により設定されたAF領域が前記拡大表示の表示範囲内に存在しないことがあるAFモードとは、撮像している範囲のうち前記拡大表示する領域を示す拡大領域の位置を変更する指示に応じて、前記AF領域設定手段により設定されたAF領域の位置を変更せずに前記拡大領域の位置を変更するAFモードであることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
- 被写体像を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段により撮像される被写体像のライブビュー画像を等倍表示と拡大表示とに切り替えて表示する表示手段と、
前記ライブビュー画像のうちAFに用いる領域を示すAF領域を設定するAF領域設定手段と、
前記AF領域設定手段により設定されたAF領域が、前記拡大表示の表示範囲内に存在する場合には、拡大表示での撮影準備指示に応じて、拡大表示のままAF動作を行い、
前記AF領域設定手段により設定されたAF領域が、前記拡大表示の表示範囲内に存在しない場合には、拡大表示での撮影準備指示に応じて、等倍表示に切り替え、等倍表示でAF動作を行う制御手段と、を有することを特徴とする撮像装置。 - 前記AF領域設定手段は、ユーザによる複数のAF領域の選択に応じて複数のAF領域を設定し、
前記制御手段は、前記AF領域設定手段により設定された複数のAF領域の全てが前記拡大表示の表示範囲内に存在する場合には、拡大表示での撮影準備指示に応じて、拡大表示のままAF動作を行い、
前記AF領域設定手段により設定された複数のAF領域の少なくとも一部が前記拡大表示の表示範囲内に存在しない場合には、拡大表示での撮影準備指示に応じて、等倍表示に切り替え、等倍表示でAF動作を行うことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。 - 前記制御手段は、拡大表示での撮影準備指示に応じて等倍表示に切り替えた場合、等倍表示に切り替える前に設定された、前記ライブビュー画像を拡大表示する領域を示す拡大領域を表示することを特徴とする請求項1ないし5の何れか1項に記載の撮像装置。
- 前記ライブビュー画像を拡大する指示を検出する拡大指示検出手段を有し、
前記表示手段は、前記拡大指示検出手段により拡大する指示が検出されることに応じて、前記ライブビュー画像を等倍表示から拡大表示に切り替えることを特徴とする請求項1ないし6の何れか1項に記載の撮像装置。 - 被写体像を撮像する撮像ステップと、
前記撮像ステップにより撮像される被写体像のライブビュー画像を等倍表示と拡大表示とに切り替えて表示する表示ステップと、
前記ライブビュー画像のうちAFに用いる領域を示すAF領域を設定するAF領域設定ステップと、
AF動作の方式であるAFモードを設定するAFモード設定ステップと、
前記AFモード設定ステップにより設定されるAFモードが、前記AF領域設定ステップにより設定されたAF領域が前記拡大表示の表示範囲内に存在するAFモードの場合には、拡大表示での撮影準備指示に応じて、拡大表示のままAF動作を行い、
前記AFモード設定ステップにより設定されるAFモードが、前記AF領域設定ステップにより設定されたAF領域が前記拡大表示の表示範囲内に存在しないことがあるAFモードの場合には、拡大表示での撮影準備指示に応じて、等倍表示に切り替え、等倍表示でAF動作を行う制御ステップと、を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。 - 被写体像を撮像する撮像ステップと、
前記撮像ステップにより撮像される被写体像のライブビュー画像を等倍表示と拡大表示とに切り替えて表示する表示ステップと、
前記ライブビュー画像のうちAFに用いる領域を示すAF領域を設定するAF領域設定ステップと、
前記AF領域設定ステップにより設定されたAF領域が、前記拡大表示の表示範囲内に存在する場合には、拡大表示での撮影準備指示に応じて、拡大表示のままAF動作を行い、
前記AF領域設定ステップにより設定されたAF領域が、前記拡大表示の表示範囲内に存在しない場合には、拡大表示での撮影準備指示に応じて、等倍表示に切り替え、等倍表示でAF動作を行う制御ステップと、を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項1ないし7の何れか1項に記載された撮像装置の各手段として機能させるためのプログラム。
- コンピュータを、請求項1ないし7の何れか1項に記載された撮像装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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