JP5879736B2 - 画像追尾装置および撮像装置 - Google Patents
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Description
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の画像追尾装置と、被写体を撮像する撮像部と、を備えることを特徴とする撮像装置である。
図1は、本発明を適用したカメラの全体構成を示すブロック図である。カメラ1は、カメラ本体10と、カメラ本体10に着脱可能な交換レンズ20によって構成された、いわゆるデジタル一眼レフカメラである。交換レンズ20は、鏡筒21の内部に、結像光学系を構成する複数のレンズ群L1,L2,L3と、レンズ駆動用モータ22とを備えている。レンズ群L2は、光軸OA方向に移動して結像位置を調節可能な焦点調節レンズであって、レンズ駆動用モータ22により駆動される。レンズ駆動用モータ22は、後述するカメラ本体10が備える制御装置30によって制御される。
追尾制御部36が実行する追尾制御について説明する。追尾制御部36は、周知のテンプレートマッチング等により特定の被写体部分を追尾する追尾制御を実行する。本実施形態では、追尾制御の実行に先立って、使用者が操作部材16により追尾処理に用いるフォーカスエリアを入力する。追尾制御部36は追尾制御の開始時、撮影画面におけるこのフォーカスエリアの位置を基準として、追尾対象の被写体部分が含まれる追尾領域を撮影画面内に設定する。この設定により、追尾領域の座標とテンプレート画像とが記憶部37に記憶される。
図4は、本実施形態の自動焦点調節処理を示すフローチャートである。制御装置30は、所定のAF操作(例えば操作部材16に含まれるレリーズボタンの半押し操作)が成されているとき、図4に示す自動焦点調節処理を繰り返し実行する。これにより、AF操作中、被写体の移動に応じてピント位置も変化するので、被写体に対してピントが合った状態を維持することができる。
(1)追尾制御部36は、追尾対象の被写体部分が含まれる追尾領域を撮影画面内に設定し、測光センサ14Bから入力された画像信号に基づいて、撮影画面内において移動した追尾対象の被写体部分の移動後の領域を候補領域として複数推定する。そして、推定された複数の候補領域の各々においてデフォーカス演算部32により演算されたそれぞれのデフォーカス量と、記憶部37に記憶されているデフォーカス量とを比較し、複数の候補領域から新たな追尾領域を選択する。このようにしたので、焦点調節に適した被写体部分を追尾することができる。例えば、追尾制御により低コントラストな被写体部分に追尾領域が設定されると、対応するフォーカスエリアでは適正なデフォーカス量を算出できないことがあるが、本実施形態のカメラ1は、このような場合に、より焦点調節に適した位置に追尾領域を自動的に再設定し、追尾制御を継続することができる。
第1の実施の形態では、まず複数の候補領域を推定しておき、その後に、デフォーカス量に基づいて追尾領域を微調整していた。第2の実施の形態に係るカメラ1では、まず1つだけ候補領域を決定した後に、その候補領域の周辺に位置するフォーカスエリアから焦点調節対象のフォーカスエリア(目標フォーカスエリア)を選択し、目標フォーカスエリアの位置に基づいて新たな追尾領域を設定する。なお、以下の説明において、第1の実施の形態と同様の箇所については説明を省略する。
(1)追尾制御部36は、測光センサ14Bから出力される画像信号に基づいて、撮影画面内において移動した追尾対象の被写体部分の移動後の領域を候補領域として推定する。そして、候補領域を含み撮影画面より小さい探索領域を設定した後に、探索領域内の複数箇所の各々においてデフォーカス演算部32により算出されたそれぞれのデフォーカス量と、記憶部37に記憶されているデフォーカス量とを比較し、複数箇所のいずれかに新たな追尾領域を設定する。このようにしたので、デフォーカス量の演算量が増加する代わりに、デフォーカス量に応じた追尾領域の補正がより頻繁に行われ、被写体追尾の精度が向上する。
上述した第1の実施の形態では、複数の候補領域のうち最も類似度が高い候補領域を暫定的な追尾領域とし、まずこの領域についてデフォーカス量の演算等を行っていた。これを、全ての候補領域についてデフォーカス量の演算を行うようにしてもよい。この場合、各候補領域に対応するフォーカスエリアのうち、最も焦点調節に適したフォーカスエリアを目標フォーカスエリアに決定すると共に、その目標フォーカスエリアに対応する候補領域を追尾領域とすればよい。
上述した各実施の形態における自動焦点調節制御および追尾制御は、短時間に連続して撮影を行う、いわゆる連写を行う場合にも適用可能である。
上述した各実施の形態では、位相差検出方式の焦点検出装置を備えたレンズ交換式の一眼レフカメラに本発明を適用していたが、本発明はこのような実施形態に限定されない。例えば、いわゆる山登り法(コントラスト方式)の焦点検出を行う場合であっても本発明を適用することが可能である。また、レンズ一体型のカメラに本発明を適用することも可能である。
被写体追尾を行うための撮像素子は、測光センサ14Bではなく撮像素子11であってもよい。この場合、被写体追尾中はクイックリターンミラー12Aを退避位置に移動させておく必要がある。
本発明の画像追尾装置は、必ずしも上述した各実施形態のように被写体追尾を行うための撮像素子と一体である必要はない。例えば、被写体像を撮像し画像信号を出力する撮像装置が接続される独立した装置とすることも可能である。この場合、その撮像装置からの画像信号が入力される入力部を設け、その入力部に撮像装置を接続するような構成とすればよい。
Claims (3)
- 撮像光学系を介して追尾対象の被写体を撮像した画像の一部分をテンプレート画像として記憶するテンプレート画像記憶部と、
複数のフォーカスエリア毎の前記撮像光学系の焦点状態を検出する焦点検出部と、
前記画像と前記テンプレート画像とを比較して、前記画像に暫定追尾領域と複数の追尾候補領域とを設定する追尾候補領域設定部と、
前記焦点検出部で検出された前記暫定追尾領域内のフォーカスエリアの撮像光学系の焦点状態が前記撮像光学系の焦点調整に適している場合は、前記暫定追尾領域を追尾領域に設定し、前記焦点検出部で検出された前記暫定追尾領域内のフォーカスエリアの撮像光学系の焦点状態が前記撮像光学系の焦点調整に適していない場合は、前記焦点検出部により検出された前記複数の追尾候補領域のフォーカスエリアの撮像光学系の焦点状態から、前記撮像光学系の焦点調整に適しているフォーカスエリアを選択して、前記選択されたフォーカスエリアに基づき追尾領域を設定する追尾領域設定部と、
を備える画像追尾装置。 - 請求項1に記載の画像追尾装置において、
前記焦点検出部は、前記撮像光学系の焦点状態として前記撮像光学系のデフォーカス量を検出し、
前記追尾領域設定部で設定された追尾領域のフォーカスエリアの撮像光学系のデフォーカス量を記憶する焦点状態記憶部を備え、
前記追尾領域設定部は、前記焦点検出部で検出された、前記暫定追尾領域内のフォーカスエリアの撮像光学系のデフォーカス量と、前記焦点状態記憶部に記憶された撮像光学系のデフォーカス量との差が所定のしきい値未満である場合に前記暫定追尾領域内のフォーカスエリアを前記撮像光学系の焦点調整に適しているフォーカスエリアとする画像追尾装置。 - 請求項1または2に記載の画像追尾装置と、
被写体を撮像する撮像部と、
を備えることを特徴とする撮像装置。
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