JP5873276B2 - 磁石ユニットおよびマグネトロンスパッタリング装置 - Google Patents
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Description
一方、特許文献2のように(図26)、蛇行する内側磁石220の周りを外側磁石221が距離をもって囲むような構造では、内側磁石220の湾曲部にインターロック(連動)させる外側磁石221の幅に制限が生まれる。即ち、内側磁石220の湾曲部の幅が大きくなると、その分、外側磁石221の幅が狭くなることになる。この結果、湾曲部分の磁場が弱まり、磁気トラックの蛇行幅が狭くなってしまう。また、蛇行幅を確保するために領域Aを磁石で埋めると蛇行幅は大きくできるものの磁場強度が局所的に高くなり、エロージョンも局所的に早く進んでしまうことで、蛇行させる意味がなくなってしまうという問題点がある。
一方、特許文献3では(図27)、水平磁石311が、外側磁石395と内側磁石394に挟まれるようにターゲット392面に水平に配置されているため、外側磁石395と内側磁石394の磁束密度は同じ大きさとなる。そのため、磁気回路形状を波状にできないという問題点がある。
を提供することを目的とする。
さらに、請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記第3の磁石の第5の磁極と第6の磁極とを結ぶ線は、前記ヨーク板の板面水平面から斜め方向に10度以上70度以下傾いた線であり、前記斜め方向はヨーク板からターゲットに向かう方向であることを特徴とする磁石ユニットとしたものである。
さらに、請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記第6の磁石の第11の磁極と第12の磁極とを結ぶ線は、前記ヨーク板の板面水平面から斜め方向に10度以上70度以下傾いた線であり、前記斜め方向はターゲットからヨーク板に向かう方向であることを特徴とする磁石ユニットとしたものである。
さらに、請求項4記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記第3の磁石の第5の磁極と第6の磁極とを結ぶ線は、前記ヨーク板の板面平行面に沿って、前記第1の磁石の第2の磁極と前記第2の磁石の第4の磁極とを結ぶ線から時計回り方向に60度以内の角度を有するものであることを特徴とする磁石ユニットとしたものである。
さらに、請求項5記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記第6磁石の第11の磁極と第12の磁極とを結ぶ線は、前記ヨーク板の板面平行面に沿って、前記第4の磁石の第8の磁極と前記第5の磁石の第10の磁極とを結ぶ線から反時計回り方向に60度以内の角度を有するものであることを特徴とする磁石ユニットとしたものである。
さらに、請求項6記載の発明は、請求項1から5のいずれか1項に記載の発明において、前記第1の磁石エレメントと前記第2の磁石エレメントとは、所定の間隔を隔てて、交互に配置されていることを特徴とする磁石ユニットとしたものである。
さらに、請求項7記載の発明は、請求項1から6のいずれか1項に記載の発明において、前記第1の磁石エレメントと前記第2の磁石エレメントとは、環状線に沿って交互に配置されていることを特徴とする磁石ユニットとしたものである。
上記目的を達成するために、請求項8記載の発明は、矩形のターゲットを支持する矩形のカソード電極の背面側に、強磁性板材からなる矩形のヨーク板と、該ヨーク板上に配置された外周磁石と、前記ヨーク板上の前記外周磁石の内部に配置され、前記外周磁石と極性が異なる内部磁石と、を備え、前記外周磁石および前記内部磁石によって前記ターゲット上に発生した磁力線の接線が前記ターゲット面と平行になるような領域の集合としての磁気トラックを形成する磁石ユニットであって、前記矩形のヨーク板の周に沿って設けられた複数の第1の磁石群磁石からなる第1の磁石群と、前記矩形のヨーク板の中心部分に設けられた複数の第2の磁石群磁石からなる第2の磁石群と、前記第1の磁石群と前記第2の磁石群と間であって、前記第2の磁石群を取り囲むように設けられた複数の第3の磁石群磁石からなる第3の磁石群と、から構成され、第1の磁石群磁石は、前記ヨーク板の板面から垂直方向に沿って直立して設けられ、前記ヨーク板の板面と対向する面に第13の磁極を有し、前記ヨーク板の板面と対向しない面に前記第13の磁極と逆の極性を有する第14の磁極を有するものであり、前記第2の磁石群磁石は、前記ヨーク板の板面から垂直方向に沿って直立して設けられ、かつ、前記ヨーク板の板面と対向する面に前記第13の磁極と逆の極性を有する第15の磁極を有し、前記ヨーク板の板面と対向しない面に前記第14の磁極と逆の極性を有する第16の磁極を有するものであり、前記第3の磁石群磁石は、前記第1の磁石群磁石と前記第2の磁石群磁石に挟まれるように直立して配置され、前記第1の磁石群磁石の第14の磁極と対向する部分に、前記第14の磁石と同じ極性を有する第17の磁極を有し、前記第2の磁石群磁石の第15の磁極と対向する部分に前記第17の磁極と逆の極性を有する第18の磁極を有し、前記第17の磁極と前記第18の磁極とを結ぶ線の向きが前記ヨークの板面水平面から斜め方向に向くように着磁された第7の磁石と、前記第1の磁石群磁石と前記第2の磁石群磁石に挟まれるように直立して配置され、前記第1の磁石群磁石の第13の磁極と対向する部分に、前記第13の磁石と逆の極性を有する第19の磁極を有し、前記第2の磁石郡磁石の第16の磁極と対向する部分に前記第19の磁極と逆の極性を有する第20の磁極を有し、前記第19の磁極と前記第20の磁極とを結ぶ線の向きが前記ヨークの板面水平面から斜め方向に向くように着磁された第8の磁石と、を有するものであることを特徴とする磁石ユニットとしたものである。
さらに、請求項9記載の発明は、請求項8記載の発明において、前記第3の磁石群磁石は、前記1の磁石群磁石又は第2の磁石群磁石のいずれかに向かう磁力線を有するものであることを特徴とする磁石ユニットとしたものである。
さらに、請求項10記載の発明は、請求項8又は請求項9記載の発明において、矩形のヨーク板の角部に位置する前記第7の磁石の第17の磁極と第18の磁極とを結ぶ線は、前記ヨーク板の板面平行面に沿って、前記第1の磁石群磁石の第14の磁極と前記第2の磁石郡磁石の第16の磁極とを結ぶ線から時計回り方向又は反時計周り方向に60度以内の角度を有するものであり、矩形のヨーク板の角部に位置する前記第8の磁石の第19の磁極と第20の磁極とを結ぶ線は、前記ヨーク板の板面平行面に沿って、前記第1の磁石群磁石の第14の磁極と前記第2の磁石郡磁石の第16の磁極とを結ぶ線から時計回り方向又は反時計周り方向に60度以内の角度を有するものであることを特徴とする磁石ユニットとしたものである。
上記目的を達成するために、請求項11記載の発明は、処理室に、処理対象としての基板と、前記基板に対向するように配され、ターゲットを支持し放電用電力が供給されるカソード電極と、前記ターゲットの前方に前記基板を搬送させる搬送機構と、を備え、前記カソード電極の背面側に、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の磁石ユニットが配されていることを特徴とするマグネトロンスパッタリング装置としたものである。
上記目的を達成するために、請求項12記載の発明は、ターゲットを支持するカソード電極の背面側に配置された磁石ユニットであって、 前記カソード電極の背面側に配置され、強磁性板材からなる第1のヨーク板と、前記第1のヨーク板の板面から垂直方向に沿って直立して設けられ、前記第1のヨーク板の板面と対向する面に第1の磁極を有し、前記第1のヨーク板の板面と対向しない面に前記第1の磁極と逆の極性を有する第2の磁極を有する第1の磁石と、前記第1のヨーク板の板面から垂直方向に沿って直立して設けられ、かつ、前記第1のヨーク板の板面と対向する面に前記第1の磁極と逆の極性を有する第3の磁極を有し、前記第1のヨーク板の板面と対向しない面に前記第2の磁極と逆の極性を有する第4の磁極を有する第2の磁石と、前記第1の磁石と前記第2の磁石に挟まれるように直立して配置され、前記第1の磁石の第2の磁極と対向する部分に、前記第2の磁極と同じ極性を有する第5の磁極を有し、前記第2の磁石の第3の磁極と対向する部分に第5の磁極と逆の極性を有する第6の磁極を有し、前記第5の磁極と前記第6の磁極と結ぶ線の向きが前記第1のヨーク板の板面と平行な面から斜め方向に向くように着磁された第3の磁石と、
を備えた第1の磁石エレメントと、前記カソード電極の背面側に配置され、強磁性板材からなる第2のヨーク板と、前記第2のヨーク板の板面から垂直方向に沿って直立して設けられ、前記第2のヨーク板の板面と対向する面に第7の磁極を有し、前記第2のヨーク板の板面と対向しない面に前記第7の磁極と逆の極性を有する第8の磁極を有する第4の磁石と、前記第2のヨーク板の板面から垂直方向に沿って直立して設けられ、かつ、前記第2のヨーク板の板面と対向する面に第7の磁極と逆の極性を有する第9の磁極を有し、前記ヨーク板の板面と対向しない面に前記第8の磁極と逆の極性を有する第10の磁極を有する第5の磁石と、前記第4の磁石と前記第5の磁石に挟まれるように直立して配置され、前記第4の磁石の第7の磁極と対向する部分に、前記第7の磁極と逆の極性を有する第11の磁極を有し、前記第5の磁石の第10の磁極と対向する部分に前記第11の磁極と逆の極性を有する第12の磁極を有し、前記第11の磁極と前記第12の磁極とを結ぶ線の向きが前記第2のヨークの板面と平行な面から斜め方向に向くように着磁された第6の磁石と、 を備えた第2の磁石エレメントとから構成され、前記第1の磁石エレメントと前記第2の磁石エレメントとは、第1の磁石と前記第4の磁石と、前記第2の磁石と前記第5の磁石と、前記第3の磁石と前記第6の磁石と、がそれぞれ隣になるように配置されており、前記第1のヨーク板と前記第2のヨーク板とは、前記第1のヨーク板および前記第2のヨーク板の一端が、前記ターゲットの端部に向かい、前記第1のヨーク板および前記第2のヨーク板の他端が、前記ターゲットの中央部に向かうように、放射状に交互に配置されることを特徴とする磁石ユニットとしたものである。
上記目的を達成するために、請求項13記載の発明は、矩形のターゲットを支持する矩形のカソード電極の背面側に配置された磁石ユニットであって、前記カソード電極の背面側に配置され、強磁性板材からなる矩形のヨーク板と、前記矩形のヨーク板の周に沿って設けられた第1の磁石群と、前記矩形のヨーク板の中心部分に設けられた第2の磁石群と、前記第1の磁石群 と前記第2の磁石群との間であって、前記第2の磁石群を取り囲むように設けられた第3の磁石群と、から構成され、前記第1の磁石群は、前記ヨーク板の板面の両端でかつ前記ヨーク板の板面から垂直方向に沿って直立して設けられ、前記ヨーク板の板面と対向する面に第1の磁極を有し、前記第1のヨーク板の板面と対向しない面に前記第1の磁極と逆の極性を有する第2の磁極を有する第1の磁石で構成され、前記第2の磁石群は、前記ヨーク板の板面の中央でかつ前記ヨーク板の板面から垂直方向に沿って直立して設けられ、前記ヨーク板の板面と対向する面に前記第1の磁極と逆の極性を有する第3の磁極を有し、前記ヨーク板の板面と対向しない面に前記第2の磁極と逆の極性を有する第4の磁極を有する第2の磁石で構成され、前記第3の磁石群は、前記第1の磁石と前記第2の磁石に挟まれるように、前記ヨーク板の板面から垂直方向に沿って直立して設けられ、前記第1の磁石の第2の磁極と対向する部分に、前記第2の磁極と同じ極性を有する第5の磁極を有し、前記第2の磁石の第3の磁極と対向する部分に前記第5の磁極の極性と逆の極性を有する第6の磁極を有し、前記第5の磁極と前記第6の磁極とを結ぶ線の向きが前記ヨークの板面と平行な面から斜め方向に向くように着磁された第3の磁石と、前記第1の磁石と前記第2の磁石に挟まれるように前記ヨーク板の板面から垂直方向に沿って直立して設けられ、前記第1の磁石の第1の磁極と対向する部分に、前記第1の磁極と逆の極性を有する第7の磁極を有し、前記第2の磁石の第4の磁極と対向する部分に前記第7の磁極の極性と逆の極性を有する第8の磁極を有し、前記第7の磁極と前記第8の磁極とを結ぶ線の向きが前記ヨークの板面と水平な面から斜め方向に向くように着磁された第4の磁石と、で構成され、前記第3の磁石と前記第4の磁石とは、前記第2の磁石群を取り囲む線に沿って、交互に設けられていることを特徴とする磁石ユニットとしたものである。
本願の請求項8記載の発明によれば、前記矩形のヨーク板の周に沿って設けられた第1の磁石群と、矩形のヨーク板の中心部分に設けられた第2の磁石群と、第1の磁石群と前記第2の磁石群と間に、第2の磁石群を取り囲むように設けられた第3の磁石群とにより、蛇行した磁気トラックを矩形上のターゲット表面に供給できる。
本願の請求項11記載の発明によれば、蛇行した無終端状の磁気トラックをターゲット表面に形成しながら、基板を処理することが可能となる。
本発明が有効であることをより確実にするために、従来の磁石エレメントを使用した場合を比較例1として説明する。比較例1における磁石ユニット(以下、「比較例1磁石ユニット」という。)の配列は第5の磁石ユニット201と同じ配列とした。また、比較例1磁石ユニットで使用されている磁石の材質もNdFeBで381KJ/m3(48MGOe)の最大エネルギー積をもつ。ヨーク板の役割である磁性体板は厚み12mmのSS400を使用した。比較例1磁石ユニットの最外径は370mmで、磁石部の高さは30mmである。比較例1磁石ユニットは24個の磁石エレメントを逆ハート型形状に沿わせて固定されている。24個の磁石エレメントは、図4、図5、図7、図8に示されている第1の石エレメント40、第2の磁石エレメント41、第3の磁石エレメント50、第4の磁石エレメント51の形状をしている。ここまで述べた条件は、第5の磁石ユニット201と同じである。ただし、下記表2に示されているとおり、θとγがすべて0度になっている点で磁石ユニット201と異なる。以下の表2は、比較例1磁石ユニットの各磁石エレメントの磁極方向と配置関係を示す。
第2の磁石群磁石は、矩形の磁性体板(ヨーク板)310の板面から垂直方向に沿って直立して設けられていて、ヨーク矩形の磁性体板(ヨーク板)310の板面と対向する面に第13の磁極(S極)と反発する第15の磁極(N極)を有し、ヨーク板の板面と対向しない面に第14の磁極(N極)と反発する第16の磁極(S極)を有するものである。図19(a)では、第2の磁石群磁石は、X軸方向にS極の磁極を有する複数の磁石で構成されている。また、第2の磁石群磁石は、後述する後述する第6の磁石エレメント301の第21の磁石312―1と、第17の磁石エレメント302の第24の磁石312―2に相当する。
第3の磁石群磁石は、前記第1の磁石群磁石と前記第2の磁石群磁石に挟まれるように直立して配置され、第1の磁石群磁石(311―1)の第14の磁極(N極)と対向する部分に第17の磁極(N極)を有し、第2の磁石群磁石(312―1)の第15の磁極(N極)と対向する部分に第17の磁極(N極)と反発する第18の磁極(S極)を有し、前記第17の磁極と前記第18の磁極とを結ぶ線の向きが前記ヨークの板面水平面から斜め方向に向くように着磁された第7の磁石と、前記第1の磁石群磁石と前記第2の磁石群磁石に挟まれるように直立して配置され、第1の磁石群磁石(311―2)の第13の磁極(S極)と対向する部分に第19の磁極(N極)を有し、第2の磁石郡磁石(312―2)の第16の磁極(S極)と対向する部分に第19の磁極(N極)と反発する第20の磁極(N極)を有し、前記第19の磁極と前記第20の磁極とを結ぶ線の向きが前記ヨークの板面水平面から斜め方向に向くように着磁された第8の磁石と、を有するものである。前記第7の磁石は、後述する第6の磁石エレメント301の第22の磁石313-1に相当し、前記第8の磁石は、後述する第7の磁石エレメント302の第25の磁石313−2に相当する。図19(a)では、第3の磁石群磁石は、第2の磁石群磁石から第1の磁石群磁石に向かう磁力線を有する。また、第3の磁石群磁石は、図19(a)に示す磁石1から磁石30に相当する。
矩形磁石ユニットにおいても本発明が有効であることをより確実にするために、従来の磁石エレメントを使用した比較例2を説明する。比較例2における磁石ユニット400(以下、「比較例2磁石ユニット」という。)の配列は図23のとおりである。また、比較例2磁石ユニットで使用されている磁石の材質もNdFeBで381KJ/m3(48MGOe)の最大エネルギー積をもつ。大きさは、短軸側が90mmで、長軸側が430mm、そして磁石部の高さが35mmである。ヨーク板の役割である磁性体板は厚み12mmのSS400を使用した。
2 真空容器
3 排気口
4 ガス導入系
5 ステージ
6 ターゲット
7 基板
40 第1の磁石エレメント
41 第2の磁石エレメント
50 第3の磁石エレメント
51 第4の磁石エレメント
60 第5の磁石エレメント
301 第6の磁石エレメント
302 第7の磁石エレメント
303第8の磁石エレメント
70 第1の磁石ユニット
80 第2の磁石ユニット
90 第3の磁石ユニット
100 第4の磁石ユニット
201 第5の磁石ユニット
600 第6の磁石ユニット
600a 第1の磁石群
600b 第2の磁石群
600c 第3の磁石群
411―1 第1の磁石
412―1 第2の磁石
413−1 第3の磁石
411―2 第4の磁石
412―2 第5の磁石
413−2 第6の磁石
511−1 第7の磁石
512−1 第8の磁石
513−1 第9の磁石
511−2 第10の磁石
512−2 第11の磁石
513−2 第12の磁石
611 第13の磁石
612 第14の磁石
613 第15の磁石
614 第16の磁石
615 第17の磁石
616 第18の磁石
617 第19の磁石
311―1 第20の磁石
312―1 第21の磁石
313―1 第22の磁石
311−2 第23の磁石
312―2 第24の磁石
313―2 第25の磁石
61 カソード電極
62 磁石ユニット
Claims (13)
- ターゲットを支持するカソード電極の背面側に、強磁性板材からなるヨーク板と、該ヨーク板の板面上に配置された外周磁石と、前記ヨーク板の板面上の前記外周磁石の内部に配置され、前記外周磁石と極性が異なる内部磁石と、を備え、
前記外周磁石および前記内部磁石によって前記ターゲット上に発生した磁力線の接線が前記ターゲット面と平行になるような領域の集合としての磁気トラックを形成する磁石ユニットであって、
前記ヨーク板の板面から垂直方向に沿って直立して設けられ、前記ヨーク板の板面と対向する面に第1の磁極を有し、前記ヨーク板の板面と対向しない面に前記第1の磁極と逆の極性を有する第2の磁極を有する第1の磁石と、
前記ヨーク板の板面から垂直方向に沿って直立して設けられ、かつ、前記ヨーク板の板面と対向する面に前記第1の磁極と逆の極性を有する第3の磁極を有し、前記ヨーク板の板面と対向しない面に前記第2の磁極と逆の極性を有する第4の磁極を有する第2の磁石と、
前記第1の磁石と前記第2の磁石に挟まれるように直立して配置され、前記第1の磁石の第2の磁極と対向する部分に、前記第2の磁極と同じ極性を有する第5の磁極を有し、前記第2の磁石の第3の磁極と対向する部分に第5の磁極と逆の極性を有する第6の磁極を有し、前記第5の磁極と前記第6の磁極と結ぶ線の向きが前記ヨーク板の板面水平面から斜め方向に向くように着磁された第3の磁石と、
を備えた第1の磁石エレメントと、
前記ヨーク板の板面から垂直方向に沿って直立して設けられ、前記ヨーク板の板面と対向する面に第7の磁極を有し、前記ヨーク板の板面と対向しない面に前記第7の磁極と逆の極性を有する第8の磁極を有する第4の磁石と、
前記ヨーク板の板面から垂直方向に沿って直立して設けられ、かつ、前記ヨーク板の板面と対向する面に第7の磁極と逆の極性を有する第9の磁極を有し、前記ヨーク板の板面と対向しない面に前記第8の磁極と逆の極性を有する第10の磁極を有する第5の磁石と、
前記第4の磁石と前記第5の磁石に挟まれるように直立して配置され、前記第4の磁石の第7の磁極と対向する部分に、前記第7の磁極と逆の極性を有する第11の磁極を有し、前記第5の磁石の第10の磁極と対向する部分に前記第11の磁極と逆の極性を有する第12の磁極を有し、前記第11の磁極と前記第12の磁極とを結ぶ線の向きが前記ヨークの板面水平面から斜め方向に向くように着磁された第6の磁石と、
を備えた第2の磁石エレメントとから構成され、前記第1の磁石エレメントと前記第2の磁石エレメントとを、無終端状の形状に沿って交互に配置したことを特徴とする磁石ユニット。 - 前記第3の磁石の第5の磁極と第6の磁極とを結ぶ線は、前記ヨーク板の板面水平面から斜め方向に10度以上70度以下傾いた線であり、前記斜め方向はヨーク板からターゲットに向かう方向であることを特徴とする請求項1記載の磁石ユニット。
- 前記第6の磁石の第11の磁極と第12の磁極とを結ぶ線は、前記ヨーク板の板面水平面から斜め方向に10度以上70度以下傾いた線であり、前記斜め方向はターゲットからヨーク板に向かう方向であることを特徴とする請求項1記載の磁石ユニット。
- 前記第3の磁石の第5の磁極と第6の磁極とを結ぶ線は、前記ヨーク板の板面平行面に沿って、前記第1の磁石の第2の磁極と前記第2の磁石の第4の磁極とを結ぶ線から時計回り方向に60度以内の角度を有するものであることを特徴とする請求項2記載の磁石ユニット。
- 前記第6磁石の第11の磁極と第12の磁極とを結ぶ線は、前記ヨーク板の板面平行面に沿って、前記第4の磁石の第8の磁極と前記第5の磁石の第10の磁極とを結ぶ線から反時計回り方向に60度以内の角度を有するものであることを特徴とする請求項3記載の磁石ユニット。
- 前記第1の磁石エレメントと前記第2の磁石エレメントとは、所定の間隔を隔てて、交互に配置されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の磁石ユニット。
- 前記第1の磁石エレメントと前記第2の磁石エレメントとは、環状線に沿って交互に配置されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の磁石ユニット。
- 矩形のターゲットを支持する矩形のカソード電極の背面側に、強磁性板材からなる矩形のヨーク板と、該ヨーク板上に配置された外周磁石と、前記ヨーク板上の前記外周磁石の内部に配置され、前記外周磁石と極性が異なる内部磁石と、を備え、
前記外周磁石および前記内部磁石によって前記ターゲット上に発生した磁力線の接線が前記ターゲット面と平行になるような領域の集合としての磁気トラックを形成する磁石ユニットであって、
前記矩形のヨーク板の周に沿って設けられた複数の第1の磁石群磁石からなる第1の磁石群と、前記矩形のヨーク板の中心部分に設けられた複数の第2の磁石群磁石からなる第2の磁石群と、前記第1の磁石群と前記第2の磁石群と間であって、前記第2の磁石群を取り囲むように設けられた複数の第3の磁石群磁石からなる第3の磁石群と、から構成され、
第1の磁石群磁石は、前記ヨーク板の板面から垂直方向に沿って直立して設けられ、前記ヨーク板の板面と対向する面に第13の磁極を有し、前記ヨーク板の板面と対向しない面に前記第13の磁極と逆の極性を有する第14の磁極を有するものであり、
前記第2の磁石群磁石は、前記ヨーク板の板面から垂直方向に沿って直立して設けられ、かつ、前記ヨーク板の板面と対向する面に前記第13の磁極と逆の極性を有する第15の磁極を有し、前記ヨーク板の板面と対向しない面に前記第14の磁極と逆の極性を有する第16の磁極を有するものであり、
前記第3の磁石群磁石は、
前記第1の磁石群磁石と前記第2の磁石群磁石に挟まれるように直立して配置され、前記第1の磁石群磁石の第14の磁極と対向する部分に、前記第14の磁石と同じ極性を有する第17の磁極を有し、前記第2の磁石群磁石の第15の磁極と対向する部分に前記第17の磁極と逆の極性を有する第18の磁極を有し、前記第17の磁極と前記第18の磁極とを結ぶ線の向きが前記ヨークの板面水平面から斜め方向に向くように着磁された第7の磁石と、
前記第1の磁石群磁石と前記第2の磁石群磁石に挟まれるように直立して配置され、前記第1の磁石群磁石の第13の磁極と対向する部分に、前記第13の磁石と逆の極性を有する第19の磁極を有し、前記第2の磁石郡磁石の第16の磁極と対向する部分に前記第19の磁極と逆の極性を有する第20の磁極を有し、前記第19の磁極と前記第20の磁極とを結ぶ線の向きが前記ヨークの板面水平面から斜め方向に向くように着磁された第8の磁石と、を有するものであることを特徴とする磁石ユニット。 - 前記第3の磁石群磁石は、前記1の磁石群磁石又は第2の磁石群磁石のいずれかに向かう磁力線を有するものであることを特徴とする請求項8記載の磁石ユニット。
- 矩形のヨーク板の角部に位置する前記第7の磁石の第17の磁極と第18の磁極とを結ぶ線は、前記ヨーク板の板面平行面に沿って、前記第1の磁石群磁石の第14の磁極と前記第2の磁石郡磁石の第16の磁極とを結ぶ線から時計回り方向又は反時計周り方向に60度以内の角度を有するものであり、
矩形のヨーク板の角部に位置する前記第8の磁石の第19の磁極と第20の磁極とを結ぶ線は、前記ヨーク板の板面平行面に沿って、前記第1の磁石群磁石の第14の磁極と前記第2の磁石郡磁石の第16の磁極とを結ぶ線から時計回り方向又は反時計周り方向に60度以内の角度を有するものであることを特徴とする請求項8又は請求項9記載の磁石ユニット。 - 処理室に、
処理対象としての基板と、
前記基板に対向するように配され、ターゲットを支持し放電用電力が供給されるカソード電極と、
前記ターゲットの前方に前記基板を搬送させる搬送機構と、
を備え、
前記カソード電極の背面側に、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の磁石ユニットが配されていることを特徴とするマグネトロンスパッタリング装置。 - ターゲットを支持するカソード電極の背面側に配置された磁石ユニットであって、
前記カソード電極の背面側に配置され、強磁性板材からなる第1のヨーク板と、
前記第1のヨーク板の板面から垂直方向に沿って直立して設けられ、前記第1のヨーク板の板面と対向する面に第1の磁極を有し、前記第1のヨーク板の板面と対向しない面に前記第1の磁極と逆の極性を有する第2の磁極を有する第1の磁石と、
前記第1のヨーク板の板面から垂直方向に沿って直立して設けられ、かつ、前記第1のヨーク板の板面と対向する面に前記第1の磁極と逆の極性を有する第3の磁極を有し、前記第1のヨーク板の板面と対向しない面に前記第2の磁極と逆の極性を有する第4の磁極を有する第2の磁石と、
前記第1の磁石と前記第2の磁石に挟まれるように直立して配置され、前記第1の磁石の第2の磁極と対向する部分に、前記第2の磁極と同じ極性を有する第5の磁極を有し、前記第2の磁石の第3の磁極と対向する部分に第5の磁極と逆の極性を有する第6の磁極を有し、前記第5の磁極と前記第6の磁極と結ぶ線の向きが前記第1のヨーク板の板面と平行な面から斜め方向に向くように着磁された第3の磁石と、
を備えた第1の磁石エレメントと、
前記カソード電極の背面側に配置され、強磁性板材からなる第2のヨーク板と、
前記第2のヨーク板の板面から垂直方向に沿って直立して設けられ、前記第2のヨーク板の板面と対向する面に第7の磁極を有し、前記第2のヨーク板の板面と対向しない面に前記第7の磁極と逆の極性を有する第8の磁極を有する第4の磁石と、
前記第2のヨーク板の板面から垂直方向に沿って直立して設けられ、かつ、前記第2のヨーク板の板面と対向する面に第7の磁極と逆の極性を有する第9の磁極を有し、前記ヨーク板の板面と対向しない面に前記第8の磁極と逆の極性を有する第10の磁極を有する第5の磁石と、
前記第4の磁石と前記第5の磁石に挟まれるように直立して配置され、前記第4の磁石の第7の磁極と対向する部分に、前記第7の磁極と逆の極性を有する第11の磁極を有し、前記第5の磁石の第10の磁極と対向する部分に前記第11の磁極と逆の極性を有する第12の磁極を有し、前記第11の磁極と前記第12の磁極とを結ぶ線の向きが前記第2のヨークの板面と平行な面から斜め方向に向くように着磁された第6の磁石と、
を備えた第2の磁石エレメントとから構成され、
前記第1の磁石エレメントと前記第2の磁石エレメントとは、第1の磁石と前記第4の磁石と、前記第2の磁石と前記第5の磁石と、前記第3の磁石と前記第6の磁石と、がそれぞれ隣になるように配置されており、
前記第1のヨーク板と前記第2のヨーク板とは、前記第1のヨーク板および前記第2のヨーク板の一端が、前記ターゲットの端部に向かい、前記第1のヨーク板および前記第2のヨーク板の他端が、前記ターゲットの中央部に向かうように、放射状に交互に配置されることを特徴とする磁石ユニット。 - 矩形のターゲットを支持する矩形のカソード電極の背面側に配置された磁石ユニットであって、
前記カソード電極の背面側に配置され、強磁性板材からなる矩形のヨーク板と、
前記矩形のヨーク板の周に沿って設けられた第1の磁石群と、
前記矩形のヨーク板の中心部分に設けられた第2の磁石群と、
前記第1の磁石群 と前記第2の磁石群との間であって、前記第2の磁石群を取り囲むように設けられた第3の磁石群と、から構成され、
前記第1の磁石群は、前記ヨーク板の板面の両端でかつ前記ヨーク板の板面から垂直方向に沿って直立して設けられ、前記ヨーク板の板面と対向する面に第1の磁極を有し、前記第1のヨーク板の板面と対向しない面に前記第1の磁極と逆の極性を有する第2の磁極を有する第1の磁石で構成され、
前記第2の磁石群は、前記ヨーク板の板面の中央でかつ前記ヨーク板の板面から垂直方向に沿って直立して設けられ、前記ヨーク板の板面と対向する面に前記第1の磁極と逆の極性を有する第3の磁極を有し、前記ヨーク板の板面と対向しない面に前記第2の磁極と逆の極性を有する第4の磁極を有する第2の磁石で構成され、
前記第3の磁石群は、
前記第1の磁石と前記第2の磁石に挟まれるように、前記ヨーク板の板面から垂直方向に沿って直立して設けられ、前記第1の磁石の第2の磁極と対向する部分に、前記第2の磁極と同じ極性を有する第5の磁極を有し、前記第2の磁石の第3の磁極と対向する部分に前記第5の磁極の極性と逆の極性を有する第6の磁極を有し、前記第5の磁極と前記第6の磁極とを結ぶ線の向きが前記ヨークの板面と平行な面から斜め方向に向くように着磁された第3の磁石と、
前記第1の磁石と前記第2の磁石に挟まれるように前記ヨーク板の板面から垂直方向に沿って直立して設けられ、前記第1の磁石の第1の磁極と対向する部分に、前記第1の磁極と逆の極性を有する第7の磁極を有し、前記第2の磁石の第4の磁極と対向する部分に前記第7の磁極の極性と逆の極性を有する第8の磁極を有し、前記第7の磁極と前記第8の磁極とを結ぶ線の向きが前記ヨークの板面と水平な面から斜め方向に向くように着磁された第4の磁石と、で構成され、
前記第3の磁石と前記第4の磁石とは、前記第2の磁石群を取り囲む線に沿って、交互に設けられていることを特徴とする磁石ユニット。
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