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JP5866452B2 - 無線lanシステムにおけるデータユニットを伝送する方法及びこれを支援する装置 - Google Patents

無線lanシステムにおけるデータユニットを伝送する方法及びこれを支援する装置 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信に関し、より詳細には、無線LANシステムにおけるデータユニットを伝送する方法及びこれを支援する装置に関する。
近年、情報通信技術の発展とともに様々な無線通信技術が開発されている。このうち、無線LAN(Wireless Local Area Network;WLAN)は、無線周波数技術に基づいて個人携帯用情報端末機(Personal Digital Assistant、PDA)、ラップトップコンピュータ、携帯用マルチメディアプレーヤー(Portable Multimedia Player、PMP)などのような携帯用端末機を用いて家庭や企業または特定サービス提供地域において無線でインターネットに接続できるようにする技術である。
HT(High Throughput)及びVHT(High Throughput)を支援する既存の無線LANシステムは、2GHz及び/又は5GHz帯域の20/40/80/160/80+80MHz帯域幅を使用したこととは異なり、1GHz以下の帯域で運用され得る無線LANシステムが提案されている。1GHz以下の帯域で無線LANシステムが運用されれば、アクセスポイント(Access Point;AP)によるサービスカバレッジ(service coverage)は、既存に比べてさらに拡張されることができ、これにより、1つのAPがより多くのステーション(Station;STA)を管理するようになる。
一方、使用される無線チャネルの周波数帯域と帯域幅の変化、これによる急激なサービスカバレッジの増加は、次世代無線LANシステムで使用され得る新しいデータユニットのフォーマットとデータユニットの伝送方法とが提案されることを要求する。
本発明が解決しようとする課題は、無線LANシステムにおけるデータユニットを伝送する方法及びこれを支援する装置を提供することである。
一態様において、無線LANシステムにおけるデータユニット伝送方法が提供される。前記方法は、シグナルフィールドを伝送し、第1のデータフィールドのための第1のデータシンボルを伝送し、及び第2のデータフィールドのための第2のデータシンボルを伝送することを含む。前記シグナルフィールド、前記第1のデータシンボル、及び前記第2のデータシンボルは、1GHz以下の帯域の1MHzチャネル帯域幅を介して伝送される。前記第1のデータシンボル及び前記第2のデータシンボルには各々2個のパイロットトーン(pilot tone)が挿入される。前記挿入されたパイロットトーン(Pn)は、下記の数式のように決定されることを特徴とする。
ただし、Pnは、n番目のシンボルのk番目のサブキャリアに対するパイロットトーンを意味し、
前記パイロット値
は1であり、
は−1である。
前記方法は、前記第1のデータフィールドが繰り返された繰り返し第1のデータフィールドのための第1の繰り返しデータシンボルを伝送し、及び前記第2のデータフィールドが繰り返された繰り返し第2のデータフィールドのための第2の繰り返しデータシンボルを伝送することをさらに含むことができる。前記第1の繰り返しデータシンボル及び前記第2の繰り返しデータシンボルは、1GHz以下の帯域の1MHzチャネル帯域幅を介して伝送されることができる。前記データシンボル等は、前記第1のデータシンボル、前記第1の繰り返しデータシンボル、前記第2のデータシンボル、及び前記第2のデータシンボルの順に伝送されることができる。
前記第1の繰り返しデータシンボル及び前記第2の繰り返しデータシンボルには、前記2個のパイロットトーンが挿入され得る。
前記シグナルフィールドは、短いガードインターバル(Short Guard Interval;SGI)適用を指示する情報を含むことができる。
前記第1のデータシンボル及び前記第1の繰り返しデータシンボルは、長いガードインターバル(Long Guard Interval)が適用され得る。
前記第2のデータシンボル及び前記第2の繰り返しデータシンボルは、前記SGIが適用され得る。
前記第1のデータシンボルは、長いガードインターバル(Long Guard Interval)が適用され得る。前記第1の繰り返しデータシンボルは、ガードインターバルが適用されないこともある。
前記第2のデータシンボルは、前記SGIが適用され得る。
前記第2の繰り返しデータシンボルは、前記SGIが適用され得る。
前記シグナルフィールド、前記第1のデータシンボル、前記第1の繰り返しデータシンボル、前記第2のデータシンボル、及び前記第2の繰り返しデータシンボルは、単一空間ストリームを介して伝送されることができる。
他の態様において、無線LANシステムにおいて動作する無線装置が提供される。前記無線装置は、無線信号を送受信するトランシーバー(transceiver)及び前記トランシーバーと機能的に結合して動作するプロセッサを備える。前記プロセッサはシグナルフィールドを伝送し、第1のデータフィールドのための第1のデータシンボルを伝送し、及び第2のデータフィールドのための第2のデータシンボルを伝送するように設定される。前記シグナルフィールド、前記第1のデータシンボル、及び前記第2のデータシンボルは、1GHz以下の帯域の1MHzチャネル帯域幅を介して伝送される。前記第1のデータシンボル及び前記第2のデータシンボルには、各々2個のパイロットトーン(pilot tone)が挿入される。前記挿入されたパイロットトーン(Pn)は、下記の数式のように決定される。
ただし、Pnは、n番目のシンボルのk番目のサブキャリアに対するパイロットトーンを意味し、
前記パイロット値
は1であり、
は−1である。
前記プロセッサは、前記第1のデータフィールドが繰り返された繰り返し第1のデータフィールドのための第1の繰り返しデータシンボルを伝送し、及び前記第2のデータフィールドが繰り返された繰り返し第2のデータフィールドのための第2の繰り返しデータシンボルを伝送するように設定されることができる。前記第1の繰り返しデータシンボル及び前記第2の繰り返しデータシンボルは、1GHz以下の帯域の1MHzチャネル帯域幅を介して伝送されることができる。前記データシンボル等は、前記第1のデータシンボル、前記第1の繰り返しデータシンボル、前記第2のデータシンボル、及び前記第2のデータシンボルの順に伝送されることができる。
前記第1の繰り返しデータシンボル及び前記第2の繰り返しデータシンボルには、前記2個のパイロットトーンが挿入され得る。
本発明はさらに、たとえば、以下を提供する。
(項目1)
無線LANシステムにおけるデータユニット伝送方法であって、
シグナルフィールドを伝送し、
第1のデータフィールドのための第1のデータシンボルを伝送し、及び
第2のデータフィールドのための第2のデータシンボルを伝送することを含み、
前記シグナルフィールド、前記第1のデータシンボル、及び前記第2のデータシンボルは、1GHz以下の帯域の1MHzチャネル帯域幅を介して伝送され、
前記第1のデータシンボル及び前記第2のデータシンボルには各々2個のパイロットトーン(pilot tone)が挿入され、
前記挿入されたパイロットトーン(Pnk)は、下記の数式のように決定されることを特徴とするデータユニット伝送方法。
ただし、Pnkは、n番目のシンボルのk番目のサブキャリアに対するパイロットトーンを意味し、
前記パイロット値
は1であり、
は−1である。
(項目2)
前記第1のデータフィールドが繰り返された繰り返し第1のデータフィールドのための第1の繰り返しデータシンボルを伝送し、及び
前記第2のデータフィールドが繰り返された繰り返し第2のデータフィールドのための第2の繰り返しデータシンボルを伝送することをさらに含み、
前記第1の繰り返しデータシンボル及び前記第2の繰り返しデータシンボルは、1GHz以下の帯域の1MHzチャネル帯域幅を介して伝送され、
前記データシンボル等は、前記第1のデータシンボル、前記第1の繰り返しデータシンボル、前記第2のデータシンボル、及び前記第2のデータシンボルの順に伝送されることを特徴とする項目1に記載のデータユニット伝送方法。
(項目3)
前記第1の繰り返しデータシンボル及び前記第2の繰り返しデータシンボルには、前記2個のパイロットトーンが挿入されることを特徴とする項目2に記載のデータユニット伝送方法。
(項目4)
前記シグナルフィールドは、短いガードインターバル(Short Guard Interval;SGI)適用を指示する情報を含むことを特徴とする項目3に記載のデータユニット伝送方法。
(項目5)
前記第1のデータシンボル及び前記第1の繰り返しデータシンボルは、長いガードインターバル(Long Guard Interval)が適用されることを特徴とする項目4に記載のデータユニット伝送方法。
(項目6)
前記第2のデータシンボル及び前記第2の繰り返しデータシンボルは、前記SGIが適用されることを特徴とする項目5に記載のデータユニット伝送方法。
(項目7)
前記第1のデータシンボルは、長いガードインターバル(Long Guard Interval)が適用され、
前記第1の繰り返しデータシンボルは、ガードインターバルが適用されないことを特徴とする項目4に記載のデータユニット伝送方法。
(項目8)
前記第2のデータシンボルは、前記SGIが適用されることを特徴とする項目7に記載のデータユニット伝送方法。
(項目9)
前記第2の繰り返しデータシンボルは、前記SGIが適用されることを特徴とする項目8に記載のデータユニット伝送方法。
(項目10)
前記シグナルフィールド、前記第1のデータシンボル、前記第1の繰り返しデータシンボル、前記第2のデータシンボル、及び前記第2の繰り返しデータシンボルは、単一空間ストリームを介して伝送されることを特徴とする項目9に記載のデータユニット伝送方法。
(項目11)
無線LANシステムにおいて動作する無線装置であって、
無線信号を送受信するトランシーバー(transceiver)と、
前記トランシーバーと機能的に結合して動作するプロセッサと、
を含み、
前記プロセッサは、
シグナルフィールドを伝送し、
第1のデータフィールドのための第1のデータシンボルを伝送し、及び
第2のデータフィールドのための第2のデータシンボルを伝送するように設定され、
前記シグナルフィールド、前記第1のデータシンボル、及び前記第2のデータシンボルは、1GHz以下の帯域の1MHzチャネル帯域幅を介して伝送され、
前記第1のデータシンボル及び前記第2のデータシンボルには、各々2個のパイロットトーン(pilot tone)が挿入され、
前記挿入されたパイロットトーン(Pnk)は、下記の数式のように決定されることを特徴とする無線装置。
ただし、Pnkは、n番目のシンボルのk番目のサブキャリアに対するパイロットトーンを意味し、
前記パイロット値
は1であり、
は−1である。
(項目12)
前記プロセッサは、
前記第1のデータフィールドが繰り返された繰り返し第1のデータフィールドのための第1の繰り返しデータシンボルを伝送し、及び
前記第2のデータフィールドが繰り返された繰り返し第2のデータフィールドのための第2の繰り返しデータシンボルを伝送するように設定され、
前記第1の繰り返しデータシンボル及び前記第2の繰り返しデータシンボルは、1GHz以下の帯域の1MHzチャネル帯域幅を介して伝送され、
前記データシンボル等は、前記第1のデータシンボル、前記第1の繰り返しデータシンボル、前記第2のデータシンボル、及び前記第2のデータシンボルの順に伝送されることを特徴とする項目11に記載の無線装置。
(項目13)
前記第1の繰り返しデータシンボル及び前記第2の繰り返しデータシンボルには、前記2個のパイロットトーンが挿入されることを特徴とする項目12に記載の無線装置。
1GHz以下の帯域で伝送できるPPDU(PLCP(Physical Layer Convergence Procedure)Protocol Data Unit)のフォーマットが提供される。無線LANシステムで動作するSTA及びAPは、1GHz以下の帯域で1/2/4/8/16/8+8MHzチャネル帯域を介して提案されたフォーマットのPPDUを伝送することができる。したがって、1GHz以下の帯域を使用して広いサービスカバレッジを提供する無線LANシステムにおいて効率的なデータ送受信が可能でありうる。
図1は、本発明の実施形態が適用され得る一般的な無線LAN(Wireless Local Area Network;WLAN)システムの構成を示した図である。
図2は、IEEE802.11により支援される無線LANシステムの物理階層アーキテクチャを示した図である。
図3は、本発明の実施形態が適用され得る無線LANシステムで使用されるPPDUのフォーマットを示したブロック図である。
図4は、VHTを支援する無線LANシステムで使用されるPPDUフォーマットの一例を示した図である。
図5は、本発明の実施形態に係る1GHz以下の帯域を介した伝送のためのPPDUフォーマットの一例を示したブロック図である。
図6は、本発明の実施形態に係る1GHz以下の帯域で1MHz伝送のためのPPDUフォーマットの一例を示したブロック図である。
図7は、本発明の実施形態に係るPPDUフォーマットの他の例示を示したブロック図である。
図8は、本発明の実施形態に係るPPDUフォーマットのさらに他の例示を示したブロック図である。
図9は、本発明の実施形態に係るOFDMシンボルによるパイロットシーケンスを示した概念図である。
図10は、本発明の実施形態に係る1GHz以下の帯域で1MHz伝送のためのPPDUフォーマットの他の例示を示したブロック図である。
図11は、本発明の実施形態に係る1GHz以下の帯域を介した伝送のためのPPDUフォーマットの他の例示を示したブロック図である。
図12は、本発明の実施形態が実現され得る無線装置を示したブロック図である。
図1は、本発明の実施形態が適用され得る一般的な無線LAN(Wireless Local Area Network;WLAN)システムの構成を示した図である。
図1に示すように、無線LANシステムは、1つまたはそれ以上の基本サービスセット(Basic Service Set、BSS)を含む。BSSは、成功的に同期化をなして互いに通信できるステーション(Station、STA)の集合であって、特定領域を指す概念ではない。
インフラストラクチャー(infra structure)BSSは、1つまたはそれ以上の非APステーション(non−AP STA1(21)、non−AP STA2(22)、non−AP STA3(23)、non−AP STA4(24)、non−AP STAa(30))、分散サービス(Distribution Service)を提供するAP(Access Point、10)、及び複数のAPを連結させる分散システム(Distribution System、DS)を含む。インフラストラクチャーBSSでは、APがBSSの非AP STA等を管理する。
それに対し、独立BSS(Independent BSS、IBSS)は、アドホック(Ad−Hoc)モードで動作するBSSである。IBSSは、APを含まないため、中央で管理機能を行う個体(Centralized Management Entity)がない。すなわち、IBSSでは、非AP STA等が分散された方式(distributed manner)で管理される。IBSSでは、全てのSTAが移動STAからなることができ、DSへの接続が許容されずに、自分充足的ネットワーク(self−contained network)をなす。
STAは、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11標準の規定に従う媒体接続制御(Medium Access Control、MAC)と無線媒体に対する物理層(Physical Layer)インターフェースを含む任意の機能媒体であって、広義では、APと非APステーション(Non−AP Station)を全て含む。
非AP STAは、APでないSTAに、非AP STAは、移動端末(mobile terminal)、無線機器(wireless device)、無線送受信ユニット(Wireless Transmit/Receive Unit;WTRU)、ユーザ装備(User Equipment;UE)、移動局(Mobile Station;MS)、移動加入者ユニット(Mobile Subscriber Unit)、または単にuserなどの他の名称とも呼ばれることができる。以下では、説明の便宜のために、非AP STAをSTAと称することにする。
APは、当該APに結合された(Associated)STAのために、無線媒体を経由してDSに対する接続を提供する機能個体である。APを含むインフラストラクチャーBSSでSTA等間の通信はAPを経由してなされることが原則であるが、ダイレクトリンクが設定された場合には、STA等間でも直接通信が可能である。APは、集中制御機(central controller)、基地局(Base Station、BS)、ノード−B、BTS(Base Transceiver System)、サイト制御機、または管理STAなどと呼ばれることもできる。
図1に示されたBSSを含む複数のインフラストラクチャーBSSは、分散システム(Distribution System;DS)を介して相互連結されることができる。DSを介して連結された複数のBSSを拡張サービスセット(Extended Service Set;ESS)という。ESSに含まれるAP及び/又はSTA等は互いに通信することができ、同じESSでSTAは途切れなく通信しながら1つのBSSから他のBSSに移動することができる。
IEEE 802.11による無線LANシステムで、MAC(Medium Access Control)の基本接続メカニズムは、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)メカニズムである。CSMA/CAメカニズムは、IEEE 802.11 MACの分配調整機能(Distributed Coordination Function、DCF)とも呼ばれるが、基本的に「listen before talk」接続メカニズムを採用している。このような類型の接続メカニズムによれば、AP及び/又はSTAは、伝送を始めるに先立って、無線チャネルまたは媒体(medium)をセンシング(sensing)する。センシングの結果、もし、媒体が休止状態(idle status)であるものと判断されれば、当該媒体を介してフレーム伝送を始める。それに対し、媒体が占有状態(occupied status)であると感知されれば、当該AP及び/又はSTAは、自分自身の伝送を始めずに、媒体接近のための遅延期間を設定して待つ。
CSMA/CAメカニズムは、AP及び/又はSTAが媒体を直接センシングする物理的キャリアセンシング(physical carrier sensing)の他に、仮想キャリアセンシング(virtual carrier sensing)も含む。仮想キャリアセンシングは、ヒドンノード問題(hidden node problem)などのように、媒体接近上発生できる問題を補完するためのものである。仮想キャリアセンシングのために、無線LANシステムのMACは、ネットワーク割当ベクトル(Network Allocation Vector、NAV)を用いる。NAVは、現在媒体を使用しているか、または使用する権限があるAP及び/又はSTAが、媒体が利用可能な状態になるまで残っている時間を他のAP及び/又はSTAに指示する値である。したがって、NAVに設定された値は、当該フレームを伝送するAP及び/又はSTAによって媒体の使用が予定されている期間に該当する。
DCFとともにIEEE 802.11 MACプロトコルは、DCFとポーリング(polling)基盤の同期式接続方式により全ての受信AP及び/又はSTAがデータパケットを受信できるように周期的にポーリングするPCF(Point Coordination Function)に基づくHCF(Hybrid Coordination Function)を提供する。HCFは、提供者が複数のユーザにデータパケットを提供するための接続方式を競争基盤とするEDCA(Enhanced Distributed Channel Access)とポーリング(polling)メカニズムを利用した非競争基盤のチャネル接近方式を使用するHCCA(HCF Controlled Channel Access)を有する。HCFは、無線LANのQoS(Quality of Service)を向上させるための媒体接近メカニズムを含み、競争周期(Contention Period;CP)と非競争周期(Contention Free Period;CFP)の両方でQoSデータを伝送することができる。
無線通信システムでは、無線媒体の特性上、STAの電源が入れられて動作を始めるとき、ネットワークの存在を直ちに分かることができない。したがって、いかなるタイプのSTAでもネットワークに接続するためには、ネットワーク発見(network discovery)過程を行わなければならない。ネットワーク発見過程を介してネットワークを発見したSTAは、ネットワーク選択過程を介して加入するネットワークを選択する。その後、選択したネットワークに加入して伝送端/受信端でなされるデータ交換動作を行う。
無線LANシステムでネットワーク発見過程は、スキャニング手順(scanning procedure)で実現される。スキャニング手順は、受動スキャニング(passive scanning)及び能動スキャニング(active scanning)に分けられる。受動スキャニングは、APが周期的にブロードキャスト(broadcast)するビーコンフレーム(beacon frame)に基づいてなされる。一般に、無線LANのAPは、ビーコンフレームを特定インターバル(interval)(例えば、100msec)毎にブロードキャストする。ビーコンフレームは、自分が管理するBSSに関する情報を含む。STAは、受動的に特定チャネルでビーコンフレームの受信のために待機する。ビーコンフレームの受信を介してネットワークに関する情報を取得したSTAは、特定チャネルでのスキャニング手順を終了する。受動スキャニングは、STAが別のフレームを伝送する必要なく、ビーコンフレームを受信さえすればなされるので、全体的なオーバーヘッドが少ないという長所がある。しかし、ビーコンフレームの伝送周期に比例してスキャニング実行時間が増えるという短所がある。
能動スキャニングは、STAが能動的に特定チャネルでプローブ要請フレーム(probe request frame)をブロードキャストし、これを受信した全てのAPからネットワーク情報を要求するものである。プローブ要請フレームを受信したAPは、フレーム衝突を防止するために、ランダム時間の間待機した後、プローブ応答フレームにネットワーク情報を含めて当該STAに伝送する。STAは、プローブ応答フレームを受信してネットワーク情報を取得することによりスキャニング手順を終了する。能動スキャニングは、相対的に速い時間内にスキャニングを終えることができるという長所を有する。それに対し、要請−応答によるフレームシーケンスが必要であるため、全体的なネットワークオーバーヘッドは増加するようになる。
スキャニング手順を終えたSTAは、自分に対する特定基準にしたがってネットワークを選択した後、APと認証(authentication)手順を行う。認証手順は、2方向ハンドシェイク(2−wayhandshake)からなる。認証手順を終えたSTAは、APと結合(association)手順を進行する。
結合手順は、2方向ハンドシェイクからなる。まず、STAがAPに結合要請フレーム(association request frame)を伝送する。結合要請フレームにはSTAの能力値(capabilities)情報が含まれる。これに基づいてAPは、当該STAに対する結合許容可否を決定する。結合許容可否を決定したAPは、当該STAに結合応答フレーム(association response frame)を伝送する。結合応答フレームは、結合許容可否を指示する情報及び結合許容/失敗時、理由を指示する情報を含む。結合応答フレームは、APが支援可能な能力値に関する情報をさらに含む。結合が成功的に完了した場合、AP及びSTA間の正常なフレーム交換がなされる。結合が失敗した場合、結合応答フレームに含まれた失敗理由に対する情報に基づいて結合手順が再度試みられか、またはSTAは他のAPに結合を要請することができる。
無線LANで脆弱点として指摘されてきた通信速度に対する限界を克服するために、比較的最近に制定された技術規格としてIEEE 802.11nがある。IEEE 802.11nは、ネットワークの速度と信頼性を増加させ、無線ネットワークの運営距離を拡張するのに目的をおいている。より具体的に、IEEE 802.11nでは、データ処理速度が最大540Mbps以上である高処理率(High Throughput、HT)を支援し、かつ、伝送エラーを最小化し、データ速度を最適化するために、送信部と受信部の両端に多重アンテナを使用するMIMO(Multiple Inputs and Multiple Outputs)技術に基盤をおいている。
無線LANの普及が活性化され、また、これを利用したアプリケーションが多様化されるにつれて、最近ではIEEE 802.11nが支援するデータ処理速度よりさらに高い処理率を支援するための新しい無線LANシステムに対する必要性が台頭されている。超高処理率(Very High Throughput、VHT)を支援する無線LANシステムは、IEEE 802.11n無線LANシステムの次のバージョンであって、MACサービス接続ポイント(Service Access Point、SAP)において、マルチユーザに対して1Gbps以上のデータ処理速度、そして単一ユーザに対しては500Mbps以上の処理率を支援するために最近に新しく提案されているIEEE 802.11無線LANシステムのうちの1つである。
20MHz、40MHzを支援していた既存の無線LANシステムより一層進んでVHT無線LANシステムでは、80MHz、連続的な160MHz(contiguous 160MHz)、不連続的な160MHz(non−contiguous 160MHz)帯域幅伝送及び/又はそれ以上の帯域幅伝送を支援しようとする。これに加えて、最大64QAM(Quadrature Amplitude Modulation)を支援する既存の無線LANシステムより一層進んで256QAMを支援する。
VHT無線LANシステムは、より高い処理率のために、MU−MIMO(Multi User−Multiple Input Multiple Output)伝送方法を支援するので、APは、MIMOペアリングされた少なくとも1つ以上のSTAに同時にデータフレームを伝送することができる。ペアリングされたSTAの数は最大4個でありうるし、最大空間ストリーム数が8個であるとき、各STAには最大4個の空間ストリームが割り当てられ得る。
さらに、図1に示すように、図面のように与えられた無線LANシステムにおいてAP10は、自分と結合(association)されている複数のSTA等21、22、23、24、30のうち、少なくとも1つ以上のSTAを含むSTAグループにデータを同時に伝送することができる。図1では、APがSTA等にMU−MIMO伝送することを例示としているが、TDLS(Tunneled Direct Link Setup)やDLS(Direct Link Setup)、メッシュネットワーク(mesh network)を支援する無線LANシステムでは、データを伝送しようとするSTAがMU−MIMO伝送技法を使用してPPDUを複数のSTA等に伝送することができる。以下では、APが複数のSTAにMU−MIMO伝送技法にしたがってPPDUを伝送することを例に挙げて説明する。
それぞれのSTAに伝送されるデータは、互いに異なる空間ストリーム(spatial stream)を介して伝送されることができる。AP10が伝送するデータパケットは、無線LANシステムの物理階層で生成されて伝送されるPPDUまたはPPDUに含まれたデータフィールドであって、フレームと呼ばれることができる。すなわち、SU(single user)−MIMO及び/又はMU−MIMOのためのPPDUまたはPPDUに含まれたデータフィールドをMIMOパケットであるといえる。そのうち、MUのためのPPDUをMUパケットであるといえる。本発明の例示においてAP10とMU−MIMOペアリングされた伝送対象STAグループは、STA1(21)、STA2(22)、STA3(23)、及びSTA4(24)であると仮定する。このとき、伝送対象STAグループの特定STAには空間ストリームが割り当てられず、データが伝送されないこともある。一方、STAa30は、APと結合されているが、伝送対象STAグループには含まれないSTAであると仮定する。
無線LANシステムでMU−MIMO伝送を支援するために、伝送対象STAグループに対して識別子が割り当てられ得るし、これをグループ識別子(Group ID)という。APは、MU−MIMO伝送を支援するSTAにグループID割当のためにグループ定義情報(group definition information)を含むグループID管理フレーム(Group ID management frame)を伝送し、これを介してグループIDがPPDU伝送以前にSTAに割り当てられる。1つのSTAは、複数個のグループIDが割り当てられ得る。
下記の表1は、グループID管理フレームに含まれた情報要素を示す。
カテゴリーフィールド及びVHTアクションフィールドは、当該フレームが管理フレームに該当し、MU−MIMOを支援する次世代無線LANシステムにおいて使用されるグループID管理フレームであることを識別できるように設定される。
表1のように、グループ定義情報は、特定グループIDに属しているか否かを指示するメンバーシップ状態情報及び当該グループIDに属する場合、当該STAの空間ストリームセットがMU−MIMO伝送による全体空間ストリームにおいて何番目の位置に該当するかを指示する空間ストリーム位置情報を含む。
1つのAPが管理するグループIDは複数個であるので、1つのSTAに提供されるメンバーシップ状態情報は、APによって管理されるグループIDの各々にSTAが属しているかを指示する必要がある。したがって、メンバーシップ状態情報は、各グループIDに属しているかを指示するサブフィールド等のアレイ(array)形態で存在することができる。空間ストリーム位置情報は、グループIDの各々に対する位置を指示するので、各グループIDに対してSTAが占める空間ストリームセットの位置を指示するサブフィールド等のアレイ形態で存在することができる。また、1つのグループIDに対するメンバーシップ状態情報と空間ストリーム位置情報は、1つのサブフィールド内で実現が可能でありうる。
APは、MU−MIMO伝送技法によってPPDUを複数のSTAに伝送する場合、PPDU内にグループ識別子(Group ID)を指示する情報を制御情報として含んで伝送する。STAがPPDU受信すれば、STAは、グループIDフィールドを確認して自分が伝送対象STAグループのメンバーSTAであるかを確認する。自分が伝送対象STAグループのメンバーであることが確認されれば、自分に伝送される空間ストリームセットが全体空間ストリームのうち、何番目に位置するかを確認することができる。PPDUは、受信STAに割り当てられた空間ストリームの個数情報を含むので、STAは、自分に割り当てられた空間ストリームを探してデータを受信することができる。
一方、無線LANシステムで新しく使用できる周波数帯域としてTV WS(White Space)が注目されている。TV WSは、米国のアナログTVのデジタル化により残るようになった休止状態の周波数帯域をいい、例えば、54〜698MHz帯域をいう。しかし、これは例示にすぎず、TV WSは、許可されたユーザ(licensed user)が先に使用できる許可された帯域であるといえる。許可されたユーザは、許可された帯域の使用許可を受けたユーザを意味し、許可された装置(licensed device)、第1のユーザ(primary user)、メインユーザ(incumbent user)などの他の名称とも呼ばれることができる。
TV WSで動作するAP及び/又はSTAは、許可されたユーザに対する保護(protection)機能を提供しなければならないが、TV WS帯域の使用において許可されたユーザが優先するためである。例えば、TV WS帯域で特定帯域幅を有するように規約上分割されている周波数帯域の特定WSチャネルをマイクロホン(microphone)のように許可されたユーザが既に使用している場合、許可されたユーザを保護するために、AP及び/又はSTAは、当該WSチャネルに該当する周波数帯域を使用することができない。また、AP及び/又はSTAは、現在フレーム伝送及び/又は受信のために使用している周波数帯域を許可されたユーザが使用するようになると、当該周波数帯域の使用を中止しなければならない。
したがって、AP及び/又はSTAは、TV WS帯域内の特定周波数帯域の使用が可能であるか、言い替えれば、前記周波数帯域に許可されたユーザがあるか否かを把握する手順が先行されなければならない。特定周波数帯域に許可されたユーザがあるか否かを把握することをスペクトルセンシング(spectrum sensing)という。スペクトルセンシングメカニズムとして、エネルギー探知(energy detection)方式、信号探知(signature detection)方式などが活用される。受信信号の強度が所定値以上であれば、許可されたユーザが使用中であると判断したり、DTVプリアンブル(preamble)が検出されれば、許可されたユーザが使用中であると判断することができる。
図2は、IEEE 802.11により支援される無線LANシステムの物理階層アーキテクチャを示した図である。
IEEE 802.11の物理階層アーキテクチャ(PHY architecture)は、PLME(PHY Layer Management Entity)、PLCP(Physical Layer Convergence Procedure)副階層210、PMD(Physical Medium Dependent)副階層200で構成される。PLMEは、MLME(MAC Layer Management Entity)と協調して物理階層の管理機能を提供する。PLCP副階層210は、MAC副階層220とPMD副階層200との間でMAC階層の指示にしたがってMAC副階層220から受けたMPDU(MAC Protocol Data Unit)をPMD副階層に伝達したり、PMD副階層200からくるフレームをMAC副階層220に伝達する。PMD副階層200は、PLCP下位階層であって、無線媒体を介した2つのステーション間の物理階層個体(entity)の送受信が可能なようにする。MAC副階層220が伝達したMPDUは、PLCP副階層210でPSDU(Physical Service Data Unit)と称する。MPDUは、PSDUと類似するが、複数のMPDUをアグリゲーション(aggregation)したA−MPDU(aggregated MPDU)が伝達された場合、個々のMPDUとPSDUは互いに相違することができる。
PLCP副階層210は、PSDUをMAC副階層220から受けてPMD副階層200に伝達する過程において物理階層送受信機により必要な情報を含む付加フィールドを加える。このときに付加されるフィールドは、PSDUにPLCPプリアンブル(preamble)、PLCPヘッダ(header)、コンボリューションエンコーダをゼロ状態(zero state)に返すのに必要なテールビット(Tail Bits)などになり得る。PLCP副階層210は、PPDUを生成し伝送するのに必要な制御情報と受信STAがPPDUを受信し解析するのに必要な制御情報を含むTXVECTORパラメータをMAC副階層から伝達される。PLCP副階層210は、PSDUを含むPPDUを生成するにあってTXVECTORパラメータに含まれた情報を使用する。
PLCPプリアンブルは、PSDUが伝送される前に受信機として同期化機能とアンテナダイバシティを準備させる役割をする。データフィールドは、PSDUにパディングビット等、スクランブラを初期化するためのビットシーケンスを備えるサービスフィールド及びテールビット等が加えられたビットシーケンスがエンコーディングされたコード化シーケンス(coded sequence)を備えることができる。このとき、エンコーディング方式は、PPDUを受信するSTAで支援されるエンコーディング方式によってBCC(Binary Convolutional Coding)エンコーディングまたはLDPC(Low Density Parity Check)エンコーディングのうち、1つで選択され得る。PLCPヘッダには、伝送するPPDU(PLCP Protocol Data Unit)に関する情報を含むフィールドが含まれるが、これは、後述の図3〜図5を参照してより具体的に説明する。
PLCP副階層210では、PSDUに上述したフィールドを付加してPPDU(PLCP Protocol Data Unit)を生成し、PMD副階層を経て受信ステーションに伝送し、受信ステーションは、PPDUを受信してPLCPプリアンブル、PLCPヘッダからデータ復元に必要な情報を得て復元する。受信ステーションのPLCP副階層は、PLCPプリアンブル及びPLCPヘッダに含まれた制御情報を含むRXVECTORパラメータをMAC副階層に伝達して受信状態でPPDUを解析し、データを取得できるようにする。
図3は、本発明の実施形態が適用され得る無線LANシステムにおいて使用されるPPDUのフォーマットを示したブロック図である。以下において、IEEE 802.11n以前の既存の無線LAN標準であるIEEE 802.11a/b/gに基づくレガシ無線LANシステムで動作するSTAをレガシSTA(Legacy STA;L−STA)という。また、IEEE 802.11nに基づくHT無線LANシステムでHTを支援できるSTAをHT−STAという。
図3(a)は、IEEE 802.11n以前の既存の無線LANシステム標準であるIEEE 802.11a/b/gで使用されていたPPDUであるレガシPPDU(Legacy PPDU;L−PPDU)フォーマットを示す。したがって、IEEE 802.11n標準が適用されたHT無線LANシステムでレガシSTA(L−STA)がこのようなフォーマットを有するL−PPDUを送受信することができる。
図3(a)に示すように、L−PPDU310は、L−STF311、L−LTF312、L−SIGフィールド313、及びデータフィールド314を備える。
L−STF311は、フレームタイミング取得(frame timing acquisition)、AGC(Automatic Gain Control)コンバージョンス(convergence)、粗い(coarse)周波数取得などに使用する。
L−LTF312は、周波数オフセット(frequencyoffset)及びチャネル推定(channel estimation)に使用する。
L−SIGフィールド313は、データフィールド314を復調(demodulation)及びデコーディング(decoding)するための制御情報を含む。
L−PPDUは、L−STF311、L−LTE312、L−SIGフィールド313、及びデータフィールド314の順に伝送されることができる。
図3(b)は、L−STAとHT−STAとが共存できるようにするHT混合(HT−mixed)PPDUフォーマットのブロック図である。図3(b)に示すように、HT混合PPDU320は、L−STF321、L−LTF322、L−SIG323、HT−SIG324、HT−STF325及び複数のHT−LTF326並びにデータフィールド327を備える。
L−STF321、L−LTF322、及びL−SIGフィールド323は、図3(a)の図面符号311、312、及び313が指すことと各々同じである。したがって、L−STAは、HT混合PPDU320を受信してもL−LTF321、L−LTF322、及びL−SIG323を介してデータフィールドを解析することができる。ただし、L−LTFフィールド323は、HT−STAがHT混合PPDU320を受信し、L−SIGフィールド323、HT−SIG324、及びHT−STF325を解読するために行うチャネル推定のための情報をさらに含むことができる。
HT−STAは、L−SIG323の後に出るHT−SIG324を介してHT混合PPDU320が自分のためのPPDUであることが分かり、これに基づいてデータフィールド327を復調しデコーディングすることができる。
HT−STF325は、HT−STAのためのフレームタイミング同期、AGCコンバージョンスなどのために使用され得る。
HT−LTF326は、データフィールド327の復調のためのチャネル推定に使用され得る。IEEE 802.11nは、SU−MIMOを支援するので、複数の空間ストリームに伝送されるデータフィールドの各々に対してチャネル推定のためにHT−LTF326は複数で構成され得る。
HT−LTF326は、空間ストリームに対するチャネル推定のために使用されるData HT−LTFとフルチャネルサウンディング(full channel sounding)のために追加的に使用される拡張HT−LTF(extension HT−LTF)で構成され得る。したがって、複数のHT−LTF326は、伝送される空間ストリームの個数と同じであるか、多いことがある。
HT−混合PPDU320は、L−STAも受信してデータを取得できるようにするために、L−STF321、L−LTF322、及びL−SIGフィールド323が最も先に伝送される。その後、HT−STAのために伝送されるデータの復調及びデコーディングのために、HT−SIGフィールド324が伝送される。
HT−SIGフィールド324まではビームフォーミングを行わずに伝送してL−STA及びHT−STAが当該PPDUを受信してデータを取得できるようにし、その後に伝送されるHT−STF325、HT−LTF326、及びデータフィールド327は、プリコーディングによる無線信号伝送が行われる。ここで、プリコーディングをして受信するSTAでプリコーディングによる電力が可変される部分を勘案できるようにHT−STF325を伝送し、その後に複数のHT−LTF326及びデータフィールド327を伝送する。
HT無線LANシステムで20MHzを使用するHT−STAがOFDMシンボル当たり52個のデータ副搬送波を使用するとしても、同じ20MHzを使用するL−STAは依然としてOFDMシンボル当たり48個のデータ副搬送波を使用する。既存のシステムと互換(backward compatibility)を支援するために、HT混合PPDU320フォーマットでHT−SIGフィールド324は、L−LTF322を用いてデコーディングされるので、HT−SIGフィールド324は、48×2個のデータ副搬送波で構成される。その後、HT−STF325、HT−LTF426は、OFDMシンボル当たり52個のデータ副搬送波で構成される。その結果、HT−SIGフィールド324は、1/2、BPSK(Binary Phase Shift Keying)で支援されるので、各HT−SIGフィールド324は24ビットで構成されており、合計48ビットで伝送される。すなわち、L−SIGフィールド323とHT−SIGフィールド324のためのチャネル推定は、L−LTF322を用い、L−LTF322を構成するビット列は下記の数式1のように表現される。L−LTF322は、1シンボル当たりDC副搬送波を除いた48個のデータ副搬送波で構成される。
図3(c)は、HT−STAのみが使用できるHT−Greenfield PPDU330フォーマットを示したブロック図である。図3(c)に示すように、HT−GF PPDU330は、HT−GF−STF331、HT−LTF1(332)、HT−SIG333、複数のHT−LTF2(334)、及びデータフィールド335を備える。
HT−GF−STF331は、フレームタイミング取得及びAGCのために使用される。
HT−LTF1(332)は、チャネル推定のために使用される。
HT−SIG333は、データフィールド335の復調及びデコーディングのために使用される。
HT−LTF2(334)は、データフィールド335の復調のためのチャネル推定に使用される。同様に、HT−STAは、SU−MIMOを使用し、複数の空間ストリームに伝送されるデータフィールドの各々に対してチャネル推定を要するので、HT−LTF326は複数で構成され得る。
複数のHT−LTF2(334)は、HT混合PPDU320のHT−LTF326と同様に、複数のData HT−LTFと複数の拡張HT−LTFで構成され得る。
図3(a)、(b)、及び(c)に示されたそれぞれのデータフィールド314、327、335は、各々サービス(service)フィールド、スクランブルされたPSDU、テールビット、及びパディングビットを備えることができる。サービスフィールドは、スクランブラを初期化するために使用され得る。サービスフィールドは16ビットで設定され得る。この場合、スクランブラ初期化のためのビットは7ビットで実現され得る。テールフィールドは、コンボリューション(convolution)エンコーダを0の状態に返すのに必要なビットシーケンスで構成され得る。テールフィールドは、伝送されるデータをエンコーディングするのに使用されたBCC(Binary Convolutional Code)エンコーダの個数に比例するビットサイズの割当を受けることができ、より詳細には、BCC個数当たり6ビットを有するように実現され得る。
図4は、VHTを支援する無線LANシステムで使用されるPPDUフォーマットの一例を示した図である。
図4に示すように、PPDU400は、L−STF410、L−LTF420、L−SIGフィールド430、VHT−SIGAフィールド440、VHT−STF450、VHT−LTF460、VHT−SIGBフィールド470、及びデータフィールド480を備えることができる。
PHYを構成するPLCP副階層は、MAC階層から伝達されたPSDUに必要な情報を加えてデータフィールド480に変換し、L−STF410、L−LTF420、L−SIGフィールド430、VHT−SIGAフィールド440、VHT−STF450、VHT−LTF460、VHT−SIGB470などのフィールドを加えてPPDU400を生成し、PHYを構成するPMD副階層を介して1つまたはそれ以上のSTAに伝送する。PLCP副階層がPPDUを生成するのに必要な制御情報とPPDUに含めて伝送して受信STAがPPDUを解析するのに使用される制御情報とは、MAC階層から伝達されたTXVECTORパラメータから提供される。
L−STF410は、フレームタイミング取得(frame timing acquisition)、AGC(Automatic Gain Control)コンバージョンス(convergence)、粗い(coarse)周波数取得などに使用される。
L−LTF420は、L−SIGフィールド430及びVHT−SIGAフィールド440の復調のためのチャネル推定に使用する。
L−SIGフィールド430は、L−STAがPPDU400を受信し、これを解析してデータを取得するのに使用される。L−SIGフィールド430は、レート(rate)サブフィールド、長さ(length)サブフィールド、パリティビット及びテール(tail)フィールドを備える。レートサブフィールドは、現在伝送されるデータに対するビットレート(bit rate)を指示する値に設定される。
長さサブフィールドは、MAC階層がPHY階層に伝送することを要請するPSDUのオクテット長さを指示する値に設定される。このとき、PSDUのオクテット長さの情報と関連したパラメータであるL_LENGTHパラメータは、伝送時間と関連したパラメータであるTXTIMEパラメータに基づいて決定される。TXTIMEは、MAC階層がPSDU(physical service data unit)の伝送のために要請した伝送時間に対応して、PHY階層がPSDUを含むPPDU伝送のために決定した伝送時間を示す。したがって、L_LENGTHパラメータは、時間と関連したパラメータであるため、L−SIGフィールド430に含まれた長さサブフィールドは、伝送時間と関連した情報を含むようになる。
VHT−SIGAフィールド440は、PPDUを受信するSTA等がPPDU400を解析するために必要な制御情報(control information、またはシグナル情報(signal information))を含んでいる。VHT−SIGAフィールド440は、2つのOFDMシンボルに伝送される。これにより、VHT−SIGAフィールド440は、VHT−SIGA1フィールド及びVHT−SIGA2フィールドに分けられることができる。VHT−SIGA1フィールドは、PPDU伝送のために使用されるチャネル帯域幅情報、STBC(Space Time Block Coding)を使用するか否かと関連した識別情報、SUまたはMU−MIMOのうち、PPDUが伝送される方式を指示する情報、伝送方法がMU−MIMOであれば、APとMU−MIMOペアリングされた複数のSTAである伝送対象STAグループを指示する情報及び前記伝送対象STAグループに含まれたそれぞれのSTAに割り当てられた空間ストリームに関する情報を含む。VHT−SIGA2フィールドは、短いGI(short Guard Interval)関連情報を含む。
MIMO伝送方式を指示する情報及び伝送対象STAグループを指示する情報は、1つのMIMO指示情報で実現されることができ、その一例として、グループIDで実現されることができる。グループIDは、特定範囲を有する値に設定されることができ、範囲中の特定値は、SU−MIMO伝送技法を指示し、それ以外の値は、MU−MIMO伝送技法でPPDU400が伝送される場合、当該伝送対象STAグループに対する識別子として使用され得る。
グループIDが、当該PPDU400がSU−MIMO伝送技法によって伝送されることを指示すれば、VHT−SIGA2フィールドは、データフィールドに適用されたコーディング技法がBCC(Binary Convolution Coding)であるか、またはLDPC(Low Density Parity Check)コーディングであるかを指示するコーディング指示情報と、伝送者−受信者間チャネルに対するMCS(modulation coding scheme)情報を含む。また、VHT−SIGA2フィールドは、PPDUの伝送対象STAのAID及び/又は前記AIDの一部ビットシーケンスを含む部分AID(partial AID)を備えることができる。
グループIDが、当該PPDU400がMU−MIMO伝送技法によって伝送されることを指示すれば、VHT−SIGAフィールド440は、MU−MIMOペアリングされた受信STA等に伝送が意図されるデータフィールドに適用されたコーディング技法がBCCであるか、またはLDPCコーディングであるかを指示するコーディング指示情報が含まれる。この場合、各受信STAに対するMCS(modulation coding scheme)情報は、VHT−SIGBフィールド470に含まれることができる。
VHT−STF450は、MIMO伝送においてAGC推定の性能を改善するために使用される。
VHT−LTF460は、STAがMIMOチャネルを推定するのに使用される。次世代無線LANシステムは、MU−MIMOを支援するので、VHT−LTF460は、PPDU400が伝送される空間ストリームの個数の分だけ設定され得る。追加的に、フルチャネルサウンディング(full channel sounding)が支援され、これが行われた場合、VHT LTFの数はより多くなり得る。
VHT−SIGBフィールド470は、MIMOペアリングされた複数のSTAがPPDU400を受信してデータを取得するのに必要な専用制御情報を含む。したがって、VHT−SIGAフィールド440に含まれた制御情報が、現在受信されたPPDU400がMU−MIMO伝送されたことであると指示した場合にのみSTAはVHT−SIGBフィールド470をデコーディング(decoding)するように設計されることができる。逆に、VHT−SIGAフィールド440に含まれた制御情報が、現在受信されたPPDU400は、単一STAのためのもの(SU−MIMOを含む)であることを指す場合、STAは、VHT−SIGBフィールド470をデコーディングしないように設計され得る。
VHT−SIGBフィールド470は、各STA等に対するMCS(modulation and coding scheme)に関する情報及びレートマッチング(rate−matching)に関する情報を含むことができる。また、各STA等のためのデータフィールドに含まれたPSDU長さを指示する情報を含むことができる。PSDUの長さを指示する情報は、PSDUのビットシーケンスの長さを指示する情報によりオクテット単位で指示することができる。一方、PPDUがSU伝送される場合、MCSに関する情報はVHT−SIGAフィールド440に含まれるので、VHT−SIGBフィールド470には含まれないこともある。VHT−SIGBフィールド470の大きさは、MIMO伝送の類型(MU−MIMOまたはSU−MIMO)及びPPDU伝送のために使用するチャネル帯域幅によって異なり得る。
データフィールド480は、STAに伝送が意図されるデータを備える。データフィールド480は、MAC階層でのMPDU(MAC Protocol Data Unit)が伝達されたPSDU(PLCP Service Data Unit)とスクランブラを初期化するためのサービス(service)フィールド、コンボリューション(convolution)エンコーダをゼロ状態(zero state)に返すのに必要なビットシーケンスを含むテール(tail)フィールド及びデータフィールドの長さを規格化するためのパディングビットを備える。MU伝送である場合、各STAに伝送されるデータフィールド480に各々伝送が意図されるデータユニットが含まれ得るし、データユニットは、A−MPDU(aggregate MPDU)でありうる。
図3及び図4を介して示された各PPDUフォーマットに含まれたフィールドは、物理階層の処理を介してOFDMシンボルとして伝送されることができる。特に、データフィールドを構成するデータシーケンスは、そのサイズによって少なくとも1つ以上のデータOFDMシンボルで伝送されることができる。また、無線チャネル状態、伝送者/受信者間の時間同期不一致、及びシンボル間干渉などのため、データOFDMシンボルの正常な生成、伝送、受信、及び解析が妨害され得る。これを防止するために、データOFDMシンボルにはガードインターバル(Guard Interval;GI)が適用されて発生できる非正常的動作が防止され、信頼度の高いデータユニット送受信が保障され得る。また、HT無線LANシステム及びVHT無線LANシステムでは、SGIが適用されてガードインターバルのために消費される時間を減らすことができ、より効率的な送受信が保障され得る。HT無線LANシステム及びVHT無線LANシステムにおいて、シグナルフィールド及びVHT−SIGAフィールドでSGIの適用可否が指示され得る。
図1のように与えられた無線LANシステムでAP10がSTA1(21)、STA2(22)、及びSTA3(23)にデータを伝送しようとする場合、STA1(21)、STA2(22)、STA3(23)、及びSTA4(24)を含むSTAグループにPPDUを伝送することができる。この場合、図4のように、STA4(24)に割り当てられた空間ストリームはないように割り当てることができ、STA1(21)、STA2(22)、及びSTA3(23)の各々に特定個数の空間ストリームを割り当て、これにより、データを伝送することができる。図4のような例示においてSTA1(21)には1個の空間ストリーム、STA2(22)には3個の空間ストリーム、STA3(23)には2個の空間ストリームが割り当てられていることが分かる。
一方、近年、スマートグリッド(smart grid)、e−Health、ユビキタスのような様々な通信サービスが登場しつつ、これを支援するためのM2M(Machine to Machine)技術が脚光を浴びている。温度・湿度などを感知するセンサと、カメラ、TVなどの家電製品、工場の工程機械、自動車のような大型機械まで、M2Mシステムを構成する1つの要素となり得る。M2Mシステムを構成する要素は、WLAN通信に基づいてデータを送受信することができる。M2Mシステムを構成する装置がWLANを支援し、ネットワークを構成した場合、これを以下においてM2M無線LANシステムという。
M2Mを支援する無線LANシステムの特性は、下記のとおりである。
1)多数のSTA:M2Mは、既存のネットワークとは異なり、多数のSTAがBSS内に存在することと仮定する。個人が所有した装置のみならず、家、会社などに設置されたセンサなどを全て考慮するためである。したがって、1つのAPに相当多い数のSTAが接続され得る。
2)各STA当たり、低いトラフィック負荷(traffic load):M2MシステムでSTAは、周辺の情報を収集して報告するトラフィックパターンを有するので、頻繁に送る必要がなく、その情報の量も少ない方である。
3)上向きリンク(uplink)中心の通信:M2Mは主に、下向きリンク(downlink)で命令を受信して行動を取った後、結果データを上向きリンクに報告する構造を有する。主なデータは一般的に上向きリンクに伝送されるので、M2Mを支援するシステムでは上向きリンクが中心となる。
4)STAのパワー管理:M2M端末は主にバッテリーで動作し、ユーザが頻繁に充電し難い場合が多い。したがって、バッテリー消費を最小化するためのパワー管理方法が求められる。
5)自動復旧機能:M2Mシステムを構成する装置は、特定状況で人が直接操作し難いため、自ら復旧する機能が必要である。
このようなM2M通信を1つの使用例とする次世代無線LANシステム標準が論議中にある。このような無線LANシステムの著しい特徴は、TV WS帯域を除いた1GHz帯域以下の非免許帯域で1km半径以上のサービスカバレッジを有することができるという点であり、これは、既存の室内中心の無線LANと比較するとき、格段と広いサービスカバレッジを有することを意味する。すなわち、既存の2.4GHz及び5GHzとは異なり、700〜900MHzに代表される1GHz以下の帯域で無線LANが運用される場合、当該帯域の伝播特性によって同一伝送パワーに比べてAPのサービスカバレッジが2〜3倍拡張され得る。この場合、1つのAP当たり非常に多くの数のSTAが接続できるという特徴を有するようになる。次世代無線LANで考慮する使用例は以下のとおりでありうる。
使用例1.センサ及び計器(Sensors and meters)
− 1a:スマートグリッド−ポーリングのための計測(meter to pole)
− 1c:環境/農業に関連したモニターリング(Environmental/Agricultural Monitoring)
− 1d:産業プロセスセンサ(Industrial process sensors)
− 1e:ヘルスケア(Healthcare)
− 1f:ヘルスケア(Healthcare)
− 1g:家庭/ビル自動化(Home/Building Automation)
− 1h:家庭用センサ(Home sensors)
使用例2.バックホールセンサ及びデータ計器(Backhaul sensor and meter data)
− センサのバックホール集積(Backhaul aggregation of sensors)
− 産業用センサのバックホール集積(Backhaul aggregation of industrial sensors)
使用例3.拡張された範囲のWi−Fi(Extended range Wi−Fi)
− 室外拡張された範囲のホットスポット(Outdoor extended range hotspot)
− セルラートラフィックオフローディングのための室外Wi−Fi(Outdoor Wi−Fi for cellular traffic offloading)
上記使用例1のセンサ及び計器の場合が、前述したM2Mに関する使用例であって、様々な種類のセンサ装置が無線LANシステムのAPに接続されてM2M通信をすることができる。特に、スマートグリッドの場合、最大6000個のセンサ装置が1つのAPに接続され得る。
使用例2であるバックホールセンサ及びデータ計器の場合は、広いカバレッジを提供するAPが他の通信システムのバックホールリンク役割をする場合である。
使用例3は、拡張された家庭用サービスカバレッジ、キャンパス用サービスカバレッジ、ショッピングモールのような室外拡張された範囲のホットスポット通信を提供することを目標とする場合と、APがセルラーモバイル通信のトラフィックをオフローディングすることにより、過負荷されたセルラートラフィックを分散させようとする場合を目標とする場合である。
本発明では、次世代無線LAN標準で論議されるように、1GHz以下の帯域で動作する装置のためのデータユニットのフォーマットを提案する。より詳細には、1GHz以下の帯域で動作する装置のための効果的な物理階層プリアンブルの構造を提案する。以下において提供されるデータユニット、すなわち、PPDUは、フィールドの含み順序によってOFDMシンボルの形態で順次伝送されることができる。
1GHz以下の帯域で通信は、伝播特性上、既存の室内中心の無線LANシステムに比べて格段と広いサービスカバレッジを有するようになる。このために、既存のVHT無線LANシステムにおける物理階層(physical layer、PHY)特性を1/10ダウンクロック(1/10 down−clocking)する形態で実現されることができる。この場合、VHT無線LANシステムにおける20/40/80/160/80+80MHzチャネル帯域幅は、1/10ダウンクロックを介して1GHz以下の帯域で2/4/8/16/8+8MHzチャネル帯域幅で提供される。これにより、ガードインターバル(Guard Interval;GI)は、既存の0.8usから8usに10倍増加するようになる。下記の表2は、VHT無線LANシステムの物理階層と1/10ダウンクロックされた1GHz以下の帯域に基づく無線LANシステムの物理階層性能比較を示す。
以下では、説明の便宜上、前記VHT無線LANシステムのPHY特性を1/10ダウンクロックしたことと仮定して、1つのOFDMシンボル持続時間(OFDM 1 symbol duration)が40usである場合を例として説明する。ただし、本発明で提案される実施形態に係る本発明の範囲は、このような特定数値の範囲に限定されない。
1GHz以下の帯域では、既存に既に考慮しているレガシ装置が存在しないので、後方互換性(backward compatibility)を考慮する必要なく、PHYプリアンブルを最大限1GHz以下の帯域に効果的に適用できるように設計することが重要でありうる。このような点を考慮したとき、図5のようなPPDUフォーマットを提案する。
図5は、本発明の実施形態に係る1GHz以下の帯域を介した伝送のためのPPDUフォーマットの一例を示したブロック図である。
図5に示すように、PPDU500は、図3(c)のようなHT−GF PPDUフォーマットを1/10ダウンクロックした構造を有する。PPDU500は、STF510、LTF1(520)、SIGフィールド530、少なくとも1つのLTF2(540)、及びデータフィールド550を備える。
STF510は、フレームタイミング取得及びAGCのために使用される。STF510は、2個のOFDMシンボルで構成され、これは、各々40us、合わせて80usのOFDMシンボル持続時間を有する。
LTF1(520)は、チャネル推定のために使用される。LTF1(520)は、2個のOFDMシンボルで構成され、これは、各々40us、合わせて80usのOFDMシンボル持続時間を有する。LTF1(520)は、DGI(Double Guard Interval)と2つのLTS(Long Training Symbol)を含む。
SIGフィールド530は、データフィールド540の復調及びデコーディングのために使用される。SIGフィールド530は、2個のOFDMシンボルで構成され、これは、各々40us、合わせて80usのOFDMシンボル持続時間を有する。
少なくとも1つのLTF540は、データフィールド550の復調のためのチャネル推定に使用される。各LTFは、1個のOFDMシンボルで構成され、40usのOFDMシンボル持続時間を有する。
図5によるフォーマットのPPDUを伝送する場合、SIGフィールド530を伝送するまで総計160usが掛かる。このようなフォーマットのPPDUは、2MHz以上のチャネル帯域幅の伝送のために使用され得る。
一方、拡張されたカバレッジの通信のためには、図5のようなフォーマットのPPDUに含まれた各STF、LTF、SIG、及び/又はデータフィールドが2倍以上の時間または周波数軸上に繰り返された下記の図6のようなPPDUフォーマットが提案され得る。
図6は、本発明の実施形態に係る1GHz以下の帯域で1MHz伝送のためのPPDUフォーマットの一例を示したブロック図である。
図6に示すように、PPDU600は、STF610、LTF1(620)、SIGフィールド630、及びデータフィールド640を備えることができる。追加的にMIMO伝送のためのPPDUの場合、使用する空間ストリームの個数によって少なくとも1つ以上のLTF(LTF2ないしLTF N)がさらに備えられ得る。
STF610、LTF1(620)に示すように、前述した図5のSTF510及びLTF1(520)と対比してOFDMシンボルが繰り返し的に形成されていることが分かる。すなわち、本来、STF及びLTF1を構成するビットシーケンスからなるそれぞれのOFDMシンボルが繰り返されている。
したがって、STF610は、4個のOFDMシンボルで構成され、これは、各々40us、合わせて160usのOFDMシンボル持続時間を有する。LTF1(620)も4個のOFDMシンボルで構成され、これは、各々40us、合わせて160usのOFDMシンボル持続時間を有する。すなわち、図6のようなPPDUが提供される場合、プリアンブル部分の伝送時間が320usで、図5のようなフォーマットのPPDUを伝送するときに比べて2倍の時間が経過する。
SIGフィールド630もOFDMシンボルが繰り返し的に形成され得るが、SIGフィールド630は、2回以上繰り返されて形成されることができる。
一方、データフィールド640は、OFDMシンボルの繰り返しが適用されることも、適用されないこともある。データフィールド640にOFDMシンボル繰り返しが適用されるか否かは、SIGフィールド630の特定指示フィールドを介して実現されることができる。前記特定指示フィールドは、データフィールド640に適用されたMCS(Modulation and Coding Scheme)を指示するMCSサブフィールドによって実現されることができる。前記MCSサブフィールドが最も低いレベルのMCSがデータフィールドに適用されたことを指示する場合、前記データフィールド640にOFDMシンボル繰り返しが適用されることで実現されることができる。
図6のように、OFDMシンボルの繰り返しが適用されたPPDUフォーマットは、1MHzチャネル帯域幅を使用してより広くなったサービスカバレッジのためのフレーム送受信のために使用されることができる。
前述した図6のようなPPDUフォーマットの基盤となるHT−GF PPDUにおいて、空間ストリームの個数が1個である場合、すなわちMIMOが適用されない単一ストリーム伝送である場合、SGIの使用が禁止されている。これは、SIGフィールドがSGIの使用を指示しても、SIGフィールド自体のデコーディングディレイのため、SIGフィールドに続いて伝送される1番目のデータフィールドシンボルからSGIを適用するのがデータ処理複雑度(data processing complexity)の側面で負担を与える可能性があるためである。
しかし、センサアプリケーションをはじめとする次世代無線LANシステムが適用される無線通信環境では、ほとんどのトラフィックが単一ユーザ単一ストリーム伝送(single user single stream transmission)の頻度が極めて高いことと予想される。このような環境でデータフィールドシンボルにSGI使用を禁止することは、処理率の側面で損失を引き起こす恐れがある。
図5及び図6のように、既存の無線LANシステムで提供されるPPDUフォーマットに1/10ダウンクロックを適用させた新しいPPDUフォーマットにおいて、短いGIの実際時間は4usであって、一般的な室内チャネル多重経路ディレイ(typical indoor channel multipath delay)よりはずっと長く、室外環境に対しても多重経路ディレイが非常に大きい環境を除く場合、GIとして十分な時間が確保され得る。したがって、単一ストリーム伝送の場合にも、データシンボルにSGIの適用が許されることが効果的である。
図7は、本発明の実施形態に係るPPDUフォーマットの他の例示を示したブロック図である。
図7によるPPDU700は、次世代無線LANシステムで2/4/8/16/8+8MHzチャネル帯域幅を使用して単一ストリーム伝送のために使用されるPPDUのフォーマットである。
図7に示すように、PPDU700は、STF、LTF1、SIGフィールド710、データフィールド1(720)、データフィールド2(730)、データフィールド3(740)、及びデータフィールド4(750)を備える。本例示においてデータフィールドの数が4個であることと仮定したが、これは一例にすぎず、データフィールドの個数は1つまたはそれ以上でありうる。
SIGフィールド710は、データフィールドに短いGIが使用され得ることを指示する情報を含む。
それぞれのデータフィールドOFDMシンボルにはGIが適用される。データフィールド1(720)のOFDMシンボルは、長いGI(Long GI;LGI、721)が適用され、データ1(722)を含む(以下においてLGIは、SGIと対比される一般的なGIを意味する)。データフィールド2(730)、データフィールド3(740)、及びデータフィールド4(750)のそれぞれのOFDMシンボルは、SGI(731、741、751)を含み、それぞれのデータ732、742、752を含む。
図7によれば、SIGフィールドでSGIの適用が指示された場合、SIGフィールドに続く1番目のデータOFDMシンボルにはLGIが適用されるが、その後に続くデータOFDMシンボルには短いSGIが適用されるという特徴がある。
図8は、本発明の実施形態に係るPPDUフォーマットのさらに他の例示を示したブロック図である。
図8によるPPDUは、次世代無線LANシステムで1MHzチャネル帯域幅を介した単一ストリーム伝送のために使用されるPPDUフォーマットである。
図8に示すように、PPDU800は、繰り返されたSTF810、繰り返されたLTF1(820)、繰り返されたSIGフィールド(830)、及び少なくとも1つ以上のデータフィールドを備える。図示されたPPDUは、OFDMシンボル繰り返しが適用されたことを特徴とする。すなわち、繰り返されたSTF810、繰り返されたLTF1(820)、及び繰り返されたSIGフィールド830は、図6のSTF610、LTF1(620)、及びSIGフィールド630のように、本来のSTF、LTF1、及びSIGフィールドを構成するビットシーケンスからなるOFDMシンボルが繰り返し的に形成されたことを特徴とする。STF及びLTF1は、本来のSTF及びLTF1を構成する各々2個のOFDMシンボルが繰り返されて、各々4個のOFDMシンボルで構成される。繰り返されたSIGフィールドも本来のSIGフィールドを構成するOFDMシンボルが繰り返し的に形成される。
PPDU800は、少なくとも1つのデータフィールドと、当該データフィールドが繰り返されて形成された繰り返しデータフィールドとを備える。PPDU800は、データフィールド1(840)、繰り返しデータフィールド1(850)、データフィールド2(860)、及び繰り返しデータフィールド2(870)を備える。
一方、繰り返されたSIGフィールド810に続いて伝送される1番目のデータOFDMシンボルであるデータフィールド1(840)と2番目のデータOFDMシンボルである繰り返しデータフィールド1(850)とにはLGIが適用される。続いて伝送されるOFDMシンボル、すなわち、データフィールド2(860)及び繰り返しデータフィールド2(870)にはSGIが適用される。このようなPPDUフォーマットは図8(a)を参照することができる。
図8(a)に示すように、データフィールド1(840)のOFDMシンボルはLGI841aが適用され、データ1(842a)を含む。繰り返しデータフィールド1(850)のOFDMシンボルもLGI851aが適用され、繰り返しデータ1(852a)を含む。
データフィールド2(860)のOFDMシンボルはSGI861aが適用され、データ2(862a)を含む。繰り返しデータフィールド2(870)のOFDMシンボルはSGI871aが適用され、繰り返しデータ2(872a)を含む。
図8(a)のPPDUフォーマットによれば、データフィールド1(840)と、これに対する繰り返されたバージョンである繰り返されたデータフィールド1(850)とのそれぞれのOFDMシンボルが互いに同一になるように生成され得るので、全てLGIを挿入することにより、この2つのOFDMシンボルを生成するプロセスを同様に行うことができるという長所がある。続いて、3番目のデータOFDMシンボルであるデータフィールド2(860)と4番目のデータOFDMシンボルである繰り返しデータフィールド2(870)からは一定にSGIが挿入され得る。
一方、2番目のデータOFDMシンボルである繰り返しデータフィールド1(850)のOFDMシンボルにはLGIを適用しないPPDUフォーマットが提案され得る。すなわち、1番目のデータOFDMシンボルであるデータフィールド1(840)のOFDMシンボルにLGI841aが適用されるので、2番目のデータOFDMシンボルには敢えてLGIを適用せずに、前のLGI841aを共有する方式が提案され得る。これに続き、3番目のデータOFDMシンボルであるデータフィールド2(860)以後のフィールドに対するOFDMシンボルには一括的にSGIが適用され得る。このようなPPDUのフォーマットは図8(b)を参照することができる。
図8(b)に示すように、データフィールド1(840)のOFDMシンボルはLGI841bが適用され、データ1(842b)を含む。繰り返しデータフィールド1(850)のOFDMシンボルにはLGIが適用されず、繰り返しデータ1(850b)が含まれる。
データフィールド2(860)のOFDMシンボルはSGI861bが適用され、データ2(862b)を含む。繰り返しデータフィールド2(870)のOFDMシンボルはSGI871bが適用され、繰り返しデータ2(872b)を含む。
図8(b)のPPDUフォーマットによれば、1番目及び2番目のデータOFDMシンボルの長さと3番目及び4番目のデータOFDMシンボルの長さとが同様に設定されるという特徴があり、既存の図8(a)のPPDUフォーマットに比べてLGIの分だけの時間オーバーヘッド(time overhead)を減らすことができるという特徴がある。また、データフィールドに対するOFDMシンボルが2つのシンボルずつ一定の時間区間を有して伝送されるという特徴を有する。
また、既存のSGIが適用されていた2番目の繰り返されたデータOFDMシンボルに対してもSGIを適用しないPPDUフォーマットが提案され得る。すなわち、SGIが適用されるOFDMシンボル部分においても、繰り返しされるOFDMシンボルにはSGIの適用を省略することを意味する。このようなPPDUのフォーマットは図8(c)を参照することができる。
図8(c)に示すように、データフィールド1(840)のOFDMシンボルはLGI841cが適用され、データ1(842c)を含む。繰り返しデータフィールド1(850)のOFDMシンボルにはLGIが適用されず、繰り返しデータ1(850b)が含まれる。
データフィールド2(860)のOFDMシンボルはSGI861cが適用され、データ2(862c)を含む。繰り返しデータフィールド2(870)のOFDMシンボルにはSGIが適用されず、繰り返しデータ2(870c)を含む。
図8(c)のPPDUフォーマットによれば、1番目及び2番目のデータOFDMシンボルの長さと3番目及び4番目のデータOFDMシンボルの長さとが異なるように設定されるが、時間オーバーヘッドが最も減るという特徴を有する。
以下では、前述した1MHz伝送のためのPPDUフォーマットでパイロットサブキャリア(pilot subcarrier)を効果的に構成する方式を提案する。
既存のVHT無線LANシステムでパイロットサブキャリアは以下のような方式で構成される。
1)20MHz伝送
4個のパイロットトーン(pilot tone)がサブキャリアインデックス上の[−21、−7、7、21]の位置に挿入され得る。n番目のシンボルでk番目のサブキャリアのパイロットマッピングを示す(Pn)は、下記の数式2のように表されることができる。
ただし、
は、下記の表3のように特定されることができる。
2)40MHz伝送
6個のパイロットトーンがサブキャリアインデックス上の[−53、−25、−11、11、25、53]の位置に挿入され得る。n番目のシンボルでk番目のサブキャリアのパイロットマッピングを示す(Pn)は、下記の数式3のように表されることができる。
ただし、
は、下記の表4のように特定されることができる。
3)80MHz伝送
8個のパイロットトーンがサブキャリアインデックス上の[−103、−75、−39、−11、11、39、75、103]の位置に挿入され得る。n番目のシンボルでk番目のサブキャリアのパイロットマッピングを示す(Pn)は、下記の数式4のように表されることができる。
ただし、
は、下記の表5のように特定されることができる。
4)160MHz伝送
160MHzパイロットマッピングは、80MHzのパイロットマッピングを160MHz伝送の2つの80MHzサブバンドに複製することを基盤とする。より詳細には、16個のパイロットトーンがサブキャリアインデックス上の[−231、−203、−167、−139、−117、−89、−53、−25、25、53、89、117、139、167、203、231]の位置に挿入され得る。n番目のシンボルでk番目のサブキャリアのパイロットマッピングを示す(Pn)は、下記の数式5のように表されることができる。
ただし、
は、前記表5のように特定されることができる。
前記VHT無線LANシステムにおけるパイロットサブキャリア構成方式は、1/10ダウンクロックを特性とする1GHz以下の帯域基盤の次世代無線LANシステムの2/4/8/16MHz伝送に対してそのまま適用することができる。それに対し、1MHz伝送の場合、32トンを使用するので、パイロットサブキャリアを32トンのうち、2トンのみ使用することが考慮できる。この場合には、ダウンクロックのみでVHT無線LANシステムのパイロットサブキャリア構成方式を適用することができない。したがって、本発明では、2トンのみをパイロットとして使用する1MHz伝送に適したパイロットサブキャリア構成方式を下記のように提案する。
1MHz伝送の場合、2個のパイロットトーンがサブキャリアインデックス上の[−7、7]の位置に挿入され得る。n番目のシンボルでk番目のサブキャリアのパイロットマッピングを示す(Pn)は、下記の数式6のように表されることができる。
ただし、
は、下記の表6のように特定されることができる。
上記のような方式が適用されれば、パイロットマッピングは、トーン−7及び7の位置にOFDMシンボル毎に1と−1とが反転される形態を有する。また、HT無線LANシステムにおけるマルチストリーム別の他のパイロットサブキャリアを使用する方式でない、1つの単一ストリームパイロット値(single−stream pilot values)を使用することにより、低複雑度の位相追跡(phase tracking)を可能とすることができる。
1MHz伝送のためのPPDUフォーマットのためのOFDMシンボルに前述したパイロットサブキャリアの構成方法が適用された場合、図9のように示されることができる。
図9は、本発明の実施形態に係るOFDMシンボルによるパイロットシーケンスを示した概念図である。
図9に示すように、当該OFDMシンボルは、1MHz PPDU伝送のためのデータOFDMシンボルであるので、サブキャリアインデックス上の−7及び+7の位置にパイロットが挿入され得る。一方、パイロット値は、該当するOFDMシンボルが何番目のシンボルであるか、すなわち、該当するOFDMシンボルのインデックスnによって変わることができる。
図9(a)は、OFDMシンボル繰り返しが適用された場合、OFDMシンボルによるパイロットシーケンスが示されている。
図9(a)に示すように、第1のデータシンボル(n=0)の場合、サブキャリアインデックス−7に位置したパイロット910aは+1を有し、サブキャリアインデックス7に位置したパイロット920aは−1を有する。それに対し、第1の繰り返しデータシンボル(n=1)の場合、サブキャリアインデックス−7に位置したパイロット910aは−1を有し、サブキャリアインデックス7に位置したパイロット920aは+1値を有する。また、第2のデータシンボル(n=2)の場合、サブキャリアインデックス−7に位置したパイロット910aは+1を有し、サブキャリアインデックス7に位置したパイロット920aは−1を有する。それに対し、第2の繰り返しデータシンボル(n=3)の場合、サブキャリアインデックス−7に位置したパイロット910aは−1を有し、サブキャリアインデックス7に位置したパイロット920aは+1値を有する。
図9(b)は、OFDMシンボル繰り返しが適用されなかった場合、OFDMシンボルによるパイロットシーケンスが示されている。
図9(b)に示すように、第1のデータシンボル(n=0)の場合、サブキャリアインデックス−7に位置したパイロット910bは+1を有し、サブキャリアインデックス7に位置したパイロット920bは−1を有する。第2のデータシンボル(n=1)の場合、サブキャリアインデックス−7に位置したパイロット910bは−1を有し、サブキャリアインデックス7に位置したパイロット920bは+1値を有する。また、第3のデータシンボル(n=2)の場合、サブキャリアインデックス−7に位置したパイロット910aは+1を有し、サブキャリアインデックス7に位置したパイロット920aは−1を有する。第4の繰り返しデータシンボル(n=3)の場合、サブキャリアインデックス−7に位置したパイロット910aは−1を有し、サブキャリアインデックス7に位置したパイロット920aは+1値を有する。
以下では、1MHz帯域幅を使用し、複数の空間ストリームを使用して伝送するためのPPDUのフォーマットを提案する。
図10は、本発明の実施形態に係る1GHz以下の帯域で1MHz伝送のためのPPDUフォーマットの他の例示を示したブロック図である。
図10によるPPDUは、次世代無線LANシステムで1MHzチャネル帯域幅を介したマルチストリーム伝送のために使用されるPPDUフォーマットである。
図10に示すように、PPDU1000は、繰り返されたSTF1010、繰り返されたLTF1(1020)、繰り返されたSIGフィールド1030、少なくとも1つのLTF1040、及び少なくとも1つ以上のデータフィールドを備える。
図示されたPPDUは、OFDMシンボル繰り返しが適用されたことを特徴とする。すなわち、繰り返されたSTF1010、繰り返されたLTF1(1020)、及び繰り返されたSIGフィールド1030は、図6のSTF610、LTF1(620)、及びSIGフィールド630のように、本来のSTF、LTF1、及びSIGフィールドを構成するビットシーケンスからなるOFDMシンボルが繰り返し的に形成されたことを特徴とする。STF及びLTF1は、本来のSTF及びLTF1を構成する各々2個のOFDMシンボルが繰り返されて各々4個のOFDMシンボルで構成される。繰り返されたSIGフィールドも本来のSIGフィールドを構成するOFDMシンボルが繰り返し的に形成される。
一方、マルチストリーム伝送のためのPPDUフォーマットは、繰り返されたSIGフィールド1030伝送後、MIMOチャネル推定のための少なくとも1つのLTF1040が伝送され、この後、少なくとも1つのデータフィールドが伝送される。したがって、SIGフィールドでSGIの適用を指示した場合、データフィールドにこれを適用できる十分な時間が保障され得る。したがって、1番目のデータOFDMシンボルにSGIを適用することが可能でありうる。また、繰り返されたOFDMシンボルにはSIGの適用を省略することができる。これによるPPDUフォーマットは、図10(a)を参照することができる。
図10(a)に示すように、データフィールド1(1050)のOFDMシンボルはSGI1051aが適用され、データ1(1052a)を含む。繰り返しデータフィールド1(1060)のOFDMシンボルにはSGI適用が省略され、繰り返しデータ1(1060a)が含まれる。
データフィールド2(1070)のOFDMシンボルはSGI1071aが適用され、データ2(1072a)を含む。繰り返しデータフィールド1(1080)のOFDMシンボルにはSGI適用が省略され、繰り返しデータ2(1080a)が含まれる。
図10(a)のようなPPDUフォーマットは、時間オーバーヘッドが減る特徴を有する。
一方、マルチストリーム伝送の場合にも、LTF以後に伝送される1番目のデータOFDMシンボルにはLGIを適用する方式が提案され得る。この場合、1MHz伝送においてPPDUが単一空間ストリームを介して伝送される場合及び複数の空間ストリームを介して伝送する場合にかかわらず、1番目のデータOFDMシンボルにはLGIが適用され得る。これは、提案されたPPDUフォーマットにおいて単一ストリーム伝送の場合にのみSGIの適用が制限されるとすれば、空間ストリームの個数によってPPDUを生成する手順が相違して、実現の側面で複雑度が増加するという問題が生じられるためである。すなわち、実現上の利点を考慮して、PPDU伝送のための空間ストリームの個数にかかわらず、SIGフィールドでSIGの適用が指示された場合、1番目のデータOFDMシンボルにはLGIが適用されるPPDUフォーマットが提案され得る。これは、図10(b)〜(d)を参照することができる。
図10(b)に示すように、データフィールド1(1050)のOFDMシンボルはLGI1051bが適用され、データ1(1052b)を含む。繰り返しデータフィールド1(1060)のOFDMシンボルもLGI1061bが適用され、繰り返しデータ1(1062b)を含む。
データフィールド2(1070)のOFDMシンボルはSGI1071bが適用され、データ2(1072b)を含む。繰り返しデータフィールド2(1080)のOFDMシンボルはSGI1081bが適用され、繰り返しデータ2(1082b)を含む。
図10(c)に示すように、データフィールド1(1050)のOFDMシンボルはLGI1051Cが適用され、データ1(1052c)を含む。繰り返しデータフィールド1(1060)のOFDMシンボルにはLGIが適用されず、繰り返しデータ1(1060c)が含まれる。
データフィールド2(1070)のOFDMシンボルはSGI1071cが適用され、データ2(1072c)を含む。繰り返しデータフィールド2(1080)のOFDMシンボルはSGI1081cが適用され、繰り返しデータ2(1082c)を含む。
図10(d)に示すように、データフィールド1(1050)のOFDMシンボルはLGI1051dが適用され、データ1(1052d)を含む。繰り返しデータフィールド1(1060)のOFDMシンボルにはLGIが適用されず、繰り返しデータ1(1060b)が含まれる。
データフィールド2(1070)のOFDMシンボルはSGI1071dが適用され、データ2(1072d)を含む。繰り返しデータフィールド2(1080)のOFDMシンボルにはSGIが適用されず、繰り返しデータ2(1080d)を含む。
1番目のデータOFDMシンボルにLGIを適用する前述したPPDUフォーマットは、2MHzチャネル帯域を使用して複数の空間ストリームを介してPPDUを伝送する場合にも適用され得る。これは、図11を参照して説明する。
図11は、本発明の実施形態に係る1GHz以下の帯域を介した伝送のためのPPDUフォーマットの他の例示を示したブロック図である。
図11に示すように、PPDU1100は、STF1110、LTF1(1120)、SIGフィールド1130、少なくとも1つのLTF1140、データフィールド1(1150)、データフィールド2(1160)、及びデータフィールド3(1170)を備える。本例示においてデータフィールドの数は3個であると仮定したが、これは一例にすぎず、データフィールドの個数は1つまたはそれ以上でありうる。
SIGフィールド1130は、データフィールドに短いGIが適用され得ることを指示する情報を含む。
それぞれのデータフィールドOFDMシンボルにはGIが適用される。データフィールド1(1150)のOFDMシンボルはLGI1152が適用され、データ1(1152)を含む。データフィールド2(1160)及びデータフィールド3(1170)のそれぞれのOFDMシンボルはSGI1161、1171が適用され、それぞれのデータ1162、1172を含む。
一方、添付した図面を参照して説明した本発明の実施形態に係るPPDUフォーマットにおいてそれぞれのフィールドは、少なくとも1つのOFDMシンボルを介して伝送されることができる。また、それぞれのフィールドは、PPDUに含まれた順序にしたがって順次伝送されることができる。
図12は、本発明の実施形態が実現され得る無線装置を示したブロック図である。
図12に示すように、無線装置1200は、プロセッサ1210、メモリ1220、及びトランシーバー1230を備える。トランシーバー1230は、無線信号を送信及び/又は受信し、IEEE802.11の物理階層を実現する。プロセッサ1210は、トランシーバー1230と機能的に連結されて動作するように設定され得る。プロセッサ1210は、本発明の実施形態で提示したフォーマットのPPDUを生成し伝送するように設定されることができる。プロセッサ1210は、1MHz PPDUを伝送する場合、OFDMシンボルに図9のようにパイロットトーンを挿入して伝送するように設定されることができる。プロセッサ1210は、前述した図5〜図11を参照して上述した本発明の実施形態を実現するように設定されることができる。
プロセッサ1210及び/又はトランシーバー1230は、ASIC(Application−Specific Integrated Circuit)、他のチップセット、論理回路、及び/又はデータ処理装置を備えることができる。実施形態がソフトウェアで実現されるとき、上述した技法は、上述した機能を行うモジュール(過程、機能など)で実現されることができる。モジュールはメモリ1220に格納され、プロセッサ1210により実行され得る。メモリ1220は、プロセッサ1210の内部に含まれることができ、外部に別に位置して知られた様々な手段でプロセッサ1210と機能的に連結されることができる。
上述した例示的なシステムにおいて方法等は、一連のステップまたはブロックとして順序図に基づいて説明されているが、本発明は、ステップ等の順序に限定されるものではなく、あるステップは、上述したところと異なるステップと異なる順序で、または同時に発生することができる。また、当業者であれば、順序図に示したステップが排他的でなく、異なるステップが含まれるか、順序図の1つまたはそれ以上のステップが本発明の範囲に影響を及ぼさずに削除され得ることが理解できるであろう。

Claims (9)

  1. 無線ローカルエリアネットワークにおいてデータを伝送する方法であって、該方法は、
    ショートトレーニングフィールドと、ロングトレーニングフィールドと、シグナルフィールドと、データフィールドとを含むPPDU(physical layer protocol data unit)を送信部によって生成することと、
    1MHz帯域幅を介して該PPDUを該送信部によって伝送することと
    を含み、
    該データフィールドは、N個のOFDM(orthogonal frequency division multiplexing)シンボルにおいて伝送され、
    該データフィールドに対するパイロットは、該N個のOFDMシンボルにおいて、
    とマッピングされ、
    は、OFDMシンボルn(n=0、...、N−1)のサブキャリアkにおけるパイロットを表し、「mod」は、モジュロ演算を表し、Ψ=1、Ψ=−1であり、
    該データにおいて使用されるガードインターバル(GI)は、短いGIまたは長いGIであり、
    該データフィールドにおける該N個のOFDMシンボルのうちの最初のOFDMシンボルに対して使用されるGIは、該データフィールドに対して該短いGIが使用されることを該シグナルフィールドが示す場合に、該長いGIに設定される、方法。
  2. 前記ショートトレーニングフィールドは、4個の第1のOFDMシンボルにおいて伝送され、前記ロングトレーニングフィールドは、該4個の第1のOFDMシンボルに続く4個の第2のOFDMシンボルにおいて伝送される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記シグナルフィールドは、前記4個の第2のOFDMシンボルに続く6個の第3のOFDMシンボルにおいて伝送される、請求項に記載の方法。
  4. 前記N個のOFDMシンボルは、前記6個の第3のOFDMシンボルに続く、請求項に記載の方法。
  5. 前記シグナルフィールドは、前記データフィールドにおける繰り返しが発生するかどうかを示す情報を含む、請求項1に記載の方法。
  6. 無線ローカルエリアネットワークにおいてデータを伝送するように構成されたデバイスであって、該デバイスは、
    無線信号を受信および伝送するように構成されたトランシーバーと、
    該トランシーバーと動作可能に結合したプロセッサであって、該プロセッサは、
    ショートトレーニングフィールドと、ロングトレーニングフィールドと、シグナルフィールドと、データフィールドとを含むPPDU(physical layer protocol data unit)を生成することと、
    1MHz帯域幅を介して該PPDUを伝送するように該トランシーバーに命令することと
    を行なうように構成されている、プロセッサと
    を含み、
    該データフィールドは、N個のOFDM(orthogonal frequency division multiplexing)シンボルにおいて伝送され、
    該データフィールドに対するパイロットは、該N個のOFDMシンボルにおいて、
    とマッピングされ、
    は、OFDMシンボルn(n=0、...、N−1)のサブキャリアkにおけるパイロットを表し、「mod」は、モジュロ演算を表し、Ψ=1、Ψ=−1であり、
    該データにおいて使用されるガードインターバル(GI)は、短いGIまたは長いGIであり、
    該データフィールドにおける該N個のOFDMシンボルのうちの最初のOFDMシンボルに対して使用されるGIは、該データフィールドに対して該短いGIが使用されることを該シグナルフィールドが示す場合に、該長いGIに設定される、デバイス。
  7. 前記ショートトレーニングフィールドは、4個の第1のOFDMシンボルにおいて伝送され、前記ロングトレーニングフィールドは、該4個の第1のOFDMシンボルに続く4個の第2のOFDMシンボルにおいて伝送される、請求項に記載のデバイス。
  8. 前記シグナルフィールドは、前記4個の第2のOFDMシンボルに続く6個の第3のOFDMシンボルにおいて伝送される、請求項に記載のデバイス。
  9. 前記N個のOFDMシンボルは、前記6個の第3のOFDMシンボルに続く、請求項に記載のデバイス。
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