JP5866231B2 - リングアンテナ - Google Patents
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Description
これらの図において、101は腕時計本体であり、腕時計本体101は金属製の本体ベース111とバンド112から構成されている。本体ベース111の内部には時計機能部およびGPS受信部が組み込まれている。また、バンド112は腕時計本体101を腕に装着するためのものである。さらに、本体ベース111の前面には時計情報や、受信情報が表示される表示部113が設けられている。さらにまた、本体ベース111の前面にはリング状に凹んだリング状段部111aが形成されていると共に、リング状段部111aには小さな径の挿通孔114が形成されている。
図22を参照すると、1575.4200MHzにおいて約1.1909の最も良好なVSWR値が得られており、1555.4200MHzないし1595.4200MHzにおいて約1.85以下のVSWR値が得られていることがわかる。
また、図23はGPS帯の中心周波数である1575.4200MHzにおける放射特性であり、図23を参照すると、天頂方向(0°)に最も強く放射されており、そのピーク値は約−5.1dBicとされている。仰角が低くなるにつれてゲインは低下しており、90°方向では天頂方向より約−6dBゲインが低下するようになり、−90°方向では天頂方向より約−7.5dBゲインが低下するようになることがわかる。
これらの図に示すGPS機器50は、底面が閉じた円筒状とされ断面コ字状の形状の金属製とされた筐体外装11を備えている。この筐体外装11の底部に筐体外装11の内径より若干小さい径の円板状とされ、GPS受信部が組み込まれた回路基板15が配置されている。回路基板15の外縁部にはアンテナ端子が設けられており、このアンテナ端子に金属製の給電導体16の下端が電気的に接触されて、給電導体16は回路基板15上に直立するよう固着されている。回路基板15の上に、筐体外装11の内径より若干小さい外径の底面が閉じた円筒状とされ断面コ字状の形状の樹脂製とされたアンテナ台14が配置されている。アンテナ台14の側壁部には、側壁部を貫通する細い挿通孔14aが形成されており、この挿通孔14a内に給電導体16が挿通されて、給電導体16の先端は側壁部の上面から若干突出している。また、アンテナ台14の内部にはアンテナ台14の内径より若干小さい径の円板状とされた樹脂や金属からなるGPS機器50の機構部13が収納されている。さらに、機構部13の上には機構部13とほぼ同径とされた樹脂製あるいは金属製のパネル12が配置されている。
図3(a)に示すように、本発明にかかるリングアンテナ1は、1ヶ所に切断部23が形成されている無給電素子とされるループ状のC形ループ素子22と、C形ループ素子22の径とほぼ同様の径とされており、C形ループ素子22とほぼ同心の関係を保ちながら、C形ループ素子22の切断部23に対向して円弧状の励振素子21が所定の間隔をもって平行に配置されている。これにより、励振素子21はC形ループ素子22に電磁気的に結合される。この励振素子21の一端に、直立して配置されている給電導体16の先端が接続されて、給電導体16を介して励振素子21が給電されている。図3(a)に示す場合は、給電導体16の先端が接続されている励振素子21の端部に対する切断部23のなす角θが約+45°とされるように、励振素子21が切断部23に対向している。また、リングアンテナ1の設計周波数の自由空間波長をλとした際に、例えば、C形ループ素子22の円周長は約1λとされ、励振素子21の素子長は約0.25λとされ、励振素子21とC形ループ素子22との間隔は約0.01λとされている。
このような図4(a)に示すリングアンテナ1’において給電導体16’の端部の電源17から給電された場合に、電源17の位相をφとした時の励振素子21’に流れる電流irと、C形ループ素子22に流れる電流icと、電流irと電流icとを合成した合成電流ベクトルioとを図4(b)ないし図4(f)に示している。図4(b)は、電源17の位相φが0°の時であり、励振素子21’に流れる電流irが最大となるが、C形ループ素子22に流れる電流icは最小となって、合成電流ベクトルioは紙面のほぼ左方向を向くベクトルとなる。電源17の位相φが22.5°まで進むと、図4(c)に示すように、励振素子21’に流れる電流irがやや減少するが、C形ループ素子22に小さい電流icが流れるようになって、合成電流ベクトルioは紙面の右方向に少し回転したベクトルとなる。なお、電流icのピークはC形ループ素子22の切断部23に対して±90°の図示する位置となる。さらに、電源17の位相φが45°まで進むと、図4(d)に示すように、励振素子21’に流れる電流irがさらに減少するが、C形ループ素子22に流れる電流icは大きくなって、合成電流ベクトルioは紙面の右方向にさらに回転したベクトルとなる。さらに、電源17の位相φが67.5°まで進むと、図4(e)に示すように、励振素子21’に流れる電流irがさらに減少して小さくなるが、C形ループ素子22に流れる電流icはさらに大きくなって、合成電流ベクトルioは紙面の右方向にさらに回転したベクトルとなる。さらに、電源17の位相φが90°まで進むと、図4(f)に示すように、励振素子21’に流れる電流irは最小となるが、C形ループ素子22に流れる電流icは最大となって、合成電流ベクトルioは位相φが0°の時から右方向に90°回転したベクトルとなる。そして、合成電流ベクトルioが放射に寄与することから、リングアンテナ1’からは進行方向に対して左回りの左旋円偏波が放射されるようになる。
これらの図に示す本発明にかかる第1実施例のリングアンテナ1は、大きな貫通孔1bが形成された断面がほぼ矩形とされているリング状の誘電体からなる本体部1aを備えており、本体部1aのリング状の上面のほぼ中央にループ状のC形ループ素子22aが所定幅で形成されている。C形ループ素子22aには所定長さの切断部23aが所定箇所に設けられている。また、本体部1aのリング状の貫通孔1bの内周面のほぼ中央に、所定長さの円弧状の励振素子21aがC形ループ素子22aの切断部23aに対向して形成されている。また、励振素子21aの一端は下方へ折曲されて給電部24aが形成されており、この給電部24aのパターンは延伸されて本体部1aの下面にも形成されている。本体部1aの下面に形成されている給電部24aは、給電導体16の先端が電気的に接触できる所定面積を有する矩形状のパターンに形成されている。第1実施例のリングアンテナ1では、C形ループ素子22aに励振素子21aが所定間隔をもって対向していることから、両者は電磁気的に結合している。また、C形ループ素子22aおよび励振素子21aと給電部24aは、誘電体からなる本体部1aに金属を蒸着あるいは薄い金属板を貼着することにより形成されている。
これらの図に示す本発明にかかる第2実施例のリングアンテナ2は、大きな貫通孔2bが形成された断面が矩形とされているリング状の誘電体からなる本体部2aを備えており、本体部2aの上面のほぼ中央にループ状のC形ループ素子22bが所定幅で形成されている。C形ループ素子22bには所定長さの切断部23bが所定箇所に設けられている。また、本体部2aのリング状の下面の外周面側に、所定長さの円弧状の励振素子21bがC形ループ素子22bの切断部23bに対面して形成されている。励振素子21bの一端には給電導体16の先端が電気的に接触できる所定面積の矩形状の給電部24bが設けられている。第2実施例のリングアンテナ2は、C形ループ素子22bに励振素子21bが所定間隔をもって対向していることから、両者は電磁気的に結合している。また、C形ループ素子22bおよび励振素子21bと給電部24bは、誘電体からなる本体部2aに金属を蒸着あるいは薄い金属板を貼着することにより形成されている。
これらの図に示す本発明にかかる第3実施例のリングアンテナ3は、大きな貫通孔3bが形成された断面が矩形とされているリング状の誘電体からなる本体部3aを備えており、本体部3aにおける貫通孔3bの内周面のほぼ上半分にループ状のC形ループ素子22cが形成されている。C形ループ素子22cには所定長さの切断部23cが所定箇所に設けられている。また、本体部3aの外周面の上半分に所定長さの円弧状の励振素子21cがC形ループ素子22cの切断部23cに対向するよう形成されている。さらに、励振素子21cの一端は下方へ折曲されて給電部24cが形成されており、この給電部24cのパターンは延伸されて本体部3aの下面にも形成されている。本体部3aの下面に形成されている給電部24cは、給電導体16の先端が電気的に接触できる所定面積を有する矩形状のパターンに形成されている。第3実施例のリングアンテナ3は、C形ループ素子22cに励振素子21cが所定間隔をもって対向していることから、両者は電磁気的に結合している。また、C形ループ素子22cおよび励振素子21cと給電部24cは、誘電体からなる本体部3aに金属を蒸着あるいは薄い金属板を貼着することにより形成されている。
ところで、給電部24a〜24c(励振素子21a〜21cの一端)に対するC形ループ素子22a〜22cの切断部23a〜23cのなす角θが+45°近傍あるいは+225°近傍の角度とされている場合は、リングアンテナ1〜3から右旋円偏波が放射され、角θが−45°近傍あるいは−225°近傍の角度とされている場合は、リングアンテナ1〜3から左旋円偏波が放射される。この場合、角θは±45°あるいは±225°が最適値とされるが、右旋偏波用とされた場合の角θの範囲は約+0°〜約+90°あるいは約+180°〜+270°とされ、左旋偏波用とされた場合の角θの範囲は約−0°〜約−90°あるいは約−180°〜−270°とされる。
ここで、第1実施例にかかるリングアンテナ1がGPS機器50に収納された状態のVSWRの周波数特性を図11に、GPS機器50を水平に配置した際の垂直面内の放射特性を図12に示す。この場合、使用周波数帯域はGPS帯とされ、リングアンテナ1の寸法は上記した最適値の寸法とされている。また、リングアンテナ1の励振素子21aおよびC形ループ素子22aと筐体外装11やパネル12および機構部13との間の最小間隔は約0.001λとされている。
なお、第1実施例のリングアンテナ1に替えて第2実施例ないし第3実施例のリングアンテナ2,3のいずれかを図1,2に示すGPS機器50に内蔵した場合でも、上記した図11,図12に示す電気特性と、ほぼ同様の電気特性を得ることができる。
図13は、リングアンテナ1をGPS機器50内に組み付けた際に、リングアンテナ1の組み付け高さが筐体外装11とパネル12および機構部13に対して高くされている第1の態様とされている。この場合には、リングアンテナ1の本体部1aの上面と外周面および内周面において、筐体外装11の上面とパネル12および機構部13の上面より上に位置している外周面および内周面の範囲AにC形ループ素子22aを形成するのが好適とされる。前述した第1実施例のリングアンテナ1ないし第3実施例のリングアンテナ3では、いずれの実施例においてもC形ループ素子22a〜22cは範囲Aに設けられているので、第1実施例ないし第3実施例のリングアンテナ1〜3のいずれでも第1の態様に採用することができる。
さらに、図15は、リングアンテナ1をGPS機器50内に組み付けた際に、リングアンテナ1の組み付け高さが筐体外装11に対しては低くされているが、パネル12および機構部13に対しては高くされている第3の態様とされている。この場合には、リングアンテナ1の本体部1aの上面から内周面のパネル12および機構部13の上面より上に位置している範囲CにC形ループ素子22aを形成するのが好適とされる。前述した第1実施例のリングアンテナ1ないし第3実施例のリングアンテナ3では、範囲CにC形ループ素子22a,22b,22cが設けられているので、第1実施例ないし第3実施例のリングアンテナ1〜3のいずれかを第3の態様に採用することができる。
なお、図13〜図16に示すリングアンテナ1は、本体部1aの角が面取りされて示されているが、必ずしも面取りする必要はなく、必要に応じて面取りすれば良い。
これらの図に示すように、アンテナ台14の側壁部の上面に接するようリング状とされた第4実施例のリングアンテナ4が配置されており、給電導体16の先端がリングアンテナ4の下面に形成されている給電部に電気的に接触している。リングアンテナ4は筐体外装11の内径より若干小さい外径とされ、機構部13およびパネル12の外径より若干大きい内径とされている。リングアンテナ4の詳細構成は後述するが、リングアンテナ4はリング状の誘電体からなる本体部4aを備え、この本体部4aの断面形状はほぼ矩形状とされているが、上面の中途から内側面の中途にかけてテーパー部4bが形成されている。また、上面と外側面との角は面取りされている。テーパー部4bは、パネル12よりほぼ上に位置しており、本体部4aの中央よりやや下に筐体外装11の先端が位置するようになる。この場合、テーパー部4bの斜面に励振素子が形成され、励振素子に対向する本体部4aの上面にループ状のC形ループ素子が形成されるのが好適とされる。励振素子とC形ループ素子とはほぼ同心とされ電磁気的に結合されており、励振素子は給電導体16から給電される。これにより、無給電素子とされているC形ループ素子が励振素子により励振されるようになる。リングアンテナ4は円偏波を送受信することができるが、その受信信号は回路基板15に組み込まれているGPS受信部に給電導体16を介して導かれるようになる。GPS機器60の他の構成は、図1に示すGPS機器50と同様とされているので、その説明は省略する。
なお、リングアンテナ4に図17に示すようにテーパー部4bを設けることにより、パネル12における文字盤あるいは時刻や情報を見やすくすることができる。
これらの図に示す本発明にかかる第4実施例のリングアンテナ4は、大きな貫通孔4cが形成されたリング状の誘電体からなる本体部4aを備えている。この本体部4aの上面の半ばから内側面の半ばにかけてテーパー部4bが形成されており、上面と外側面との角は面取りされている。本体部4aにおける上面にはループ状のC形ループ素子22dが形成されており、C形ループ素子22dには所定長さの切断部23dが所定箇所に設けられている。また、本体部4aのテーパー部4bに所定長さの円弧状の励振素子21dがC形ループ素子22dの切断部23dに対向するよう形成されている。さらに、励振素子21dの一端は下方へ折曲されて給電部24dが形成されており、この給電部24dのパターンは延伸されて本体部4aの下面にも形成されている。本体部4aの下面に形成されている給電部24dは、給電導体16の先端が電気的に接触できる所定面積を有する矩形状のパターンに形成されている。第4実施例のリングアンテナ4は、C形ループ素子22dに励振素子21dが所定間隔をもって対向していることから、両者は電磁気的に結合している。また、C形ループ素子22dおよび励振素子21dと給電部24dは、誘電体からなる本体部4aに金属を蒸着あるいは薄い金属板を貼着することにより形成されている。
上記した第4実施例のリングアンテナ4においては、テーパー部4bにC形ループ素子22dを形成し、本体部4aの外周面あるいは上面に励振素子21dを形成するようにしても良い。
また、筐体外装は通常は金属性とされて、本発明にかかるリングアンテナのグランドプレーンとして機能するようになるが、筐体外装が非導電性とされた際には、回路基板の裏面にアース導体を形成してグランドプレーンとすればよい。
Claims (5)
- 断面形状がほぼ矩形とされたリング状の誘電体からなる本体部と、
該本体部の上面にループ状に形成され、ループ状の一部に切断部が形成されているC形ループ素子と、
前記本体部の内周面に前記C形ループ素子とほぼ同心の関係を保ちながら所定間隔をもって形成され、前記C形ループ素子を励振する円弧状の励振素子と、
前記本体部の下面に形成され、前記励振素子の一端に接続されている給電部に、先端が電気的に接続されて、前記励振素子に給電する給電導体とを備え、
少なくとも一部が導電性部材からなる筐体に収納可能とされていると共に、前記励振素子は、前記C形ループ素子の前記切断部に対向しており、前記給電導体の先端が接続されている前記励振素子の一端と前記切断部とのなす角が約+45°あるいは約+225°、または、約−45°あるいは約−225°とされていることを特徴とするリングアンテナ。 - 前記励振素子が、前記本体部の内周面に替えて、前記本体部の下面に前記C形ループ素子とほぼ同心の関係を保ちながら所定間隔をもって形成されていることを特徴とする請求項1記載のリングアンテナ。
- 断面形状がほぼ矩形とされたリング状の誘電体からなる本体部と、
該本体部の内周面にループ状に形成され、ループ状の一部に切断部が形成されているC形ループ素子と、
前記本体部の外周面に前記C形ループ素子とほぼ同心の関係を保ちながら所定間隔をもって形成され、前記C形ループ素子を励振する円弧状の励振素子と、
前記本体部の下面に形成され、前記励振素子の一端に接続されている給電部に、先端が電気的に接続されて、前記励振素子に給電する給電導体とを備え、
少なくとも一部が導電性部材からなる筐体に収納可能とされていると共に、前記励振素子は、前記C形ループ素子の前記切断部に対向しており、前記給電導体の先端が接続されている前記励振素子の一端と前記切断部とのなす角が約+45°あるいは約+225°、または、約−45°あるいは約−225°とされていることを特徴とするリングアンテナ。 - 上面から内側面にかけてテーパー部が形成されているほぼ矩形の断面形状とされたリング状の誘電体からなる本体部と、
該本体部の上面にループ状に形成され、ループ状の一部に切断部が形成されているC形ループ素子と、
前記本体部のテーパー部の斜面に前記C形ループ素子とほぼ同心の関係を保ちながら所定間隔をもって形成され、前記C形ループ素子を励振する円弧状の励振素子と、
前記本体部の下面に形成され、前記励振素子の一端に接続されている給電部に、先端が電気的に接続されて、前記励振素子に給電する給電導体とを備え、
少なくとも一部が導電性部材からなる筐体に収納可能とされていると共に、前記励振素子は、前記C形ループ素子の前記切断部に対向しており、前記給電導体の先端が接続されている前記励振素子の一端と前記切断部とのなす角が約+45°あるいは約+225°、または、約−45°あるいは約−225°とされていることを特徴とするリングアンテナ。 - 前記C形ループ素子と前記励振素子との間隔が、使用周波数の自由空間波長をλとした時に約0.001λ〜約0.05λとされていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のリングアンテナ。
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