JP5862875B2 - シート装置 - Google Patents
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Description
このように構成された本発明においては、シートクッション後部の上下方向の揺動に連動してシートバックが前後方向にスライドされる。これにより、シートクッション後部を持ち上げるという簡易な操作のみで、シートクッションを起立させつつシートバックを十分前方に移動させることができる。また、シートバック等を上方に跳ね上げる動作が必要とされないので、後列シートの乗員の足が挟まれることを防止できる。即ち、安全性や良好な操作性を確保しつつ、ウォークイン時における後席への乗降性の向上や荷室スペースの拡大を実現することができる。また、座面を略水平に保ったままシートクッションを前下方に移動させ、このシートクッションに重なるようにシートバックを前倒させること(いわゆるダイブダウン)ができるので、ウォークイン時における後席への乗降性の向上と、ダイブダウンによる荷室スペースの拡大とを両立させることができる。また、シートクッションの後部が着座位置から下降揺動することが規制手段により規制されるので、着座位置におけるシート装置の使用とダイブダウンによる荷室スペースの拡大とを容易に両立することができる。また、簡易な構成により、ダイブダウン動作及びシートクッションの支持を実現することができる。
このように構成された本発明においては、シートクッション及びシート基部を更に前方に移動させることができ、ウォークイン時における後席への乗降性の向上や荷室スペースの拡大を一層確実に実現することができる。
このように構成された本発明においては、シートクッションを前後方向に移動させるためのレールをシートクッションの前方に設けることが困難であっても、シートクッションを起立させつつシートバックを十分前方に移動させることができ、ウォークイン時における後席への乗降性の向上や荷室スペースの拡大を実現することができる。
まず、図1により、本発明の実施形態に係るシート装置を備えた車両について説明する。図1は、本発明の実施形態によるシート装置を備えた車両を示す側面図である。
前側リンク24bは、後述するウォークイン動作時には、シートクッション軸24aに対してはロックされているので回動できないようになっており、一方、ベース軸24cに対しては回動自在となっている。このため、ウォークイン動作時、前方連結機構24により、シートクッション20がベース32と結合されているので、ベース軸24cを軸として、シートクッション20の後部が上下方向に揺動可能となる。また、後述するダイブダウン動作時には、前側リンク24bは、シートクッション軸24a及びベース軸24cの両方に対しては回動自在となっている。このため、ダイブダウン動作時には、シートクッション20が前下方に移動可能となる。
また、シートクッション20には、このシートクッション20の座面がほぼ水平な状態において後側リンク30cの凹部30dの上方に位置し且つ凹部30dに当接するピン36が取り付けられている。このピン36が、後側リンク30cの凹部30dと当接することにより、シートクッション20の後部が着座位置より下方に沈み込まないようになっている。
図3は本発明の実施形態によるシート装置のウォークイン時への初期の移行動作を示す側面図である。図4は本発明の実施形態によるシート装置のウォークイン時への中間の移行動作を示す側面図である。図5は本発明の実施形態によるシート装置のウォークイン時への最終の移行動作を示す側面図である。これらの各図において、1列目シート12のシートバック及び後方サイドドア4用の側面開口部4aが仮想線で表されている。
また、図3乃至図5においては、リクライニング軸28aを中心とするシートバック22の揺動がロック機構(図示省略)により制限されている場合について説明する。
また、シートクッション20の後部がその前部に対して上下方向に揺動可能であればよく、シートクッション20を前後方向に移動させるためのレールをシートクッション20の前方に設ける必要がない。従って、図2乃至図4に示したように、2列目シート14が設置されるフロア6の前方領域に、下方に延びる段差部6aが形成されている場合でも、シートクッション20を起立させつつシートバック22を十分前方に移動させることができ、3列目シート16への乗降性を向上させることができる。
このように、座面を略水平に保ったままシートクッション20を前下方に移動させ、このシートクッション20に重なるようにシートバック22を前倒させること(いわゆるダイブダウン)ができるので、図2乃至図5に示した動作によるウォークイン時における3列目シート16への乗降性の向上と、ダイブダウンによる荷室スペース8の拡大とを両立させることができる。
図2乃至図6では、ベース32が、ベース用スライド機構34によりフロア6上を前後方向にスライド可能にフロア6に設置されている場合について説明したが、ベース用スライド機構34を省略し、ベース32がフロア6と一体に形成されていてもよい。
また、図2乃至図6では、シートクッション軸24a、前側リンク24b、及びベース軸24cを備えている前方連結機構24により、シートクッション20がベース32と結合されている場合について説明したが、リンクを省略し、シートクッション20が単独の軸によりベース32と結合されるようにしてもよい。この場合、座面を略水平に保ったままシートクッション20を前下方に移動させることができないため、図6に示したようなダイブダウン動作は行えないものの、図2乃至図5に示したような2列目シート14の動作を一層簡易な構成で実現することができる。
2 前方サイドドア
2a、4a 側面開口部
4 後方サイドドア
6 フロア
6a、6b 段差部
8 荷室スペース
12 1列目シート
14 2列目シート
16 3列目シート
20 シートクッション
22 シートバック
24 前方連結機構
24a シートクッション軸
24b 前側リンク
24c ベース軸
26 シートバック用スライド機構
26a ロアーレール
26b アッパーレール
28 シートバック連結機構
28a リクライニング軸
28b シートバック連結部材
30 後方連結機構
30a シートバック軸
30b シートクッション軸
30c 後側リンク
30d 凹部
32 ベース
34 ベース用スライド機構
34a ロアーレール
34b アッパーレール
36 ピン
Claims (3)
- 車両のフロア上に配置されたシート装置であって、
車両の一部又シート基部に取り付けられたシートクッションと、
このシートクッションの後部に配置されたシートバックと、
シートクッションの後部が前後方向に揺動可能なように、シートクッションを上記車両の一部又シート基部に連結する前側連結手段と、
上記シートバックを前後方向に移動可能に支持するスライド機構と、
シートクッションの後部がその前部に対して上下方向に揺動可能なように、且つ、シートバックが前後方向に移動可能なように、シートバックをシートクッションの後部に連結する後側連結手段と、
上記シートバックを前方へ倒すことが可能なように、シートバックの下部を支持するシートバック支持手段と、
上記シートクッションの後部が着座位置から下降揺動することを規制するシートクッションの後部に取り付けられた規制手段と、を有し、
上記前側連結手段は、シートクッションの前部が前側下方に揺動可能なように、シートクッションを上記車両の一部又シート基部に連結する前側リンクを備え、
上記後側連結手段は、シートクッションがほぼ水平状態に保持された状態でシートバックを前方へ倒し且つ前方に移動させることにより、シートクッション及びシートバックが下方に移動するダイブダウン動作が可能なように、シートクッションとシートバックを連結する後側リンクを備え、
上記規制手段は、シートクッションから車幅方向に突出したピンであり、上記後側連結手段の後側リンクは、凹部を備えたS字形状であり、上記ピンとS字形状の凹部とが接触することにより、ダイブダウン動作が可能となることを特徴とするシート装置。 - 上記シート基部は、車両のフロア上を前後方向に移動可能である請求項1に記載のシート装置。
- 上記車両のシート装置が設置されるフロアの前方領域には、下方に延びる段差部が形成されている請求項1又は2に記載のシート装置。
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