JP5862268B2 - 重合体、成形体及び重合体の製造方法 - Google Patents
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上記の重合体は、上記重合体鎖において、式(1)で表される繰り返し単位についてのラセモ・ダイアッドの割合が60%以上又は30%以下であることが好ましい。
また、本発明によれば、上記の重合体を溶融成形してなる成形体が提供される。
(式(2)中、Mは周期律表第6族の遷移金属原子から選択される金属原子であり、R1は3,4,5位の少なくとも1つの位置に置換基を有していてもよいフェニル基、又は−CH2R3で表される基であり、R2は置換基を有していてもよいアルキル基及び置換基を有していてもよいアリール基から選択される基であり、Xはハロゲン原子、アルキル基、アリール基及びアルキルシリル基から選択される基であり、Lは電子供与性の中性配位子であり、aは0又は1であり、bは0〜2の整数である。R3は水素原子、置換基を有していてもよいアルキル基及び置換基を有していてもよいアリール基から選択される基である。)
(式(4)中、hpDCPDは式(1)で表される繰り返し単位を主たる構成単位として含んでなる重合体鎖を表し、Aは炭素数1〜20の(m+1)価の炭化水素基を表す。Rは炭素数1〜20の炭化水素基を表し、Rで表される基が複数個存在する場合は、それらは互いに同じ基であってもよいし、異なる基であってもよい。Xは水素原子、炭素数1〜20のアルキル基、及び炭素数6〜20のアリール基から選択される基を表し、Xで表される基が複数個存在する場合は、それらは互いに同じ基であってもよいし、異なる基であってもよい。nは1〜3の整数であり、mは1〜3の整数である。)
ば、200℃以上)で測定を行うことにより、GPC測定を行うことが可能である。
より好ましく、95%以上であることが特に好ましい。なお、割合を高くする立体異性体は、合成容易性の観点から、エンド体であることが好ましい。
(式(2)中、Mは周期律表第6族の遷移金属原子から選択される金属原子であり、R1は3,4,5位の少なくとも1つの位置に置換基を有していてもよいフェニル基、又は−CH2R3で表される基であり、R2は置換基を有していてもよいアルキル基及び置換基を有していてもよいアリール基から選択される基であり、Xはハロゲン原子、アルキル基、アリール基及びアルキルシリル基から選択される基であり、Lは電子供与性の中性配位子であり、aは0又は1であり、bは0〜2の整数である。R3は水素原子、置換基を有していてもよいアルキル基及び置換基を有していてもよいアリール基から選択される基である。)
炭化水素;ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素;ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタンなどのハロゲン系脂肪族炭化水素;クロロベンゼン、ジクロロベンゼンなどのハロゲン系芳香族炭化水素;ニトロメタン、ニトロベンゼン、アセトニトリルなどの含窒素炭化水素系溶媒;ジエチルエ−テル、テトラヒドロフランなどのエ−テル類;又はこれらの混合溶媒を挙げることができる。これらの溶媒のなかでも、芳香族炭化水素、脂肪族炭化水素、脂環族炭化水素が好ましく用いられる。
ピルアミン、キヌクリジン、N,N−ジエチルアニリンなどのアミン類;ピリジン、2,4−ルチジン、2,6−ルチジン、2−t−ブチルピリジンなどのピリジン類;トリフェニルホスフィン、トリシクロヘキシルホスフィン、トリフェニルホスフェ−ト、トリメチルホスフェ−トなどのホスフィン類;トリフェニルホスフィン、トリシクロヘキシルホスフィン、トリフェニルホスフェ−ト、トリメチルホスフェ−トなどのホスフィン類;トリフェニルホスフィンオキシドなどのホスフィンオキシド類;などが挙げられるが、これらに限定されない。これらの活性調整剤は、1種を単独で、又は2種以上を混合して用いることができる。添加する活性調整剤の量は、特に限定されないが、通常、重合触媒として用いる金属化合物に対して0.01〜100モル%の間で選択すればよい。
(1)開環重合体の分子量(重量平均分子量及び数平均分子量)
ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー(GPC)システム HLC−8220(東ソー社製)で、Hタイプカラム(東ソー社製)を用い、テトラヒドロフランを溶媒として40℃で測定し、ポリスチレン換算値として求めた。
(2)開環重合体水素化物の分子量(重量平均分子量Mw及び数平均分子量Mn)
ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー(GPC)システム SSC−7100(センシュー科学社製)で、GPC3506カラム(センシュー科学社製)を用い、1−クロロナフタレンを溶媒として210℃で測定し、ポリスチレン換算値として求めた。
(3)重合体鎖1本当たりのアルキルシリル基の個数
水素化前の開環重合体について1H−NMRを測定することにより得られる、アルキルシリル基に由来するピーク面積及びジシクロペンタジエンを開環重合してなる繰り返し単位に由来するピーク面積に基づき、全繰り返し単位に対するアルキルシリル基含有量を求めた後、数平均分子量から計算した。
(4)開環重合体の水素化率
1H−NMR測定に基づいて求めた。
(5)開環重合体水素化物の融点、ガラス転移温度、融解熱
示差走査熱量計を用いて、10℃/分で昇温して測定した。
(6)開環重合体水素化物のメソ/ラセモ・ダイアッド比
オルトジクロロベンゼン−d4を溶媒として、150℃でinverse−gated decoupling法を適用して13C−NMR測定を行い、オルトジクロロベンゼン−d4の127.5ppmのピークを基準シフトとして、メソ・ダイアッド由来の43.35ppmのシグナルと、ラセモ・ダイアッド由来の43.43ppmのシグナルの強度比に基づいて、メソ/ラセモ・ダイアッド比を求めた。
(7)(ΔHm−ΔHc)/ΔHm
示差走査熱量計を用いて、成形体10mgをJIS K 7122に準じて、加熱速度を10℃/分で昇温した時のサーモグラムから、結晶融解熱量ΔHm(J/g)と結晶化熱量ΔHc(J/g)を求め、算出した。該数値の最大値は1.0であり、数値が大きいほど結晶化が進行していることを意味しており、0.9より小さいものでは、充分に結晶化が進行しておらず、寸法安定性が低下したり、耐熱性が不充分となり好ましくない。この観点から、該数値が、0.9以上のものは寸法安定性に優れており、0.6以上0.9未満のものは寸法安定性にやや劣り、0.6より小さいものは寸法安定性に劣る、と判定できる。
(8)成形安定性試験
小型射出成形機(Micro Injection Moulding Machine 10cc、DSM Xplore社製)で成形温度290℃、射出圧力0.7MPa、金型内保持時間10秒、金型温度130℃の条件で、縦70mm、横30mm、厚さ3mmの平板を成形した。樹脂板を金型から離型する際に、変形のないものを○、変形が見られるものを×とした。
(9)耐熱長期安定性試験
成形した平板について、オーブンを用いた180℃×10時間の熱処理を行った後、成形体の寸法変形を確認した。変形のなかったものを○、0.2mm以上の反りが見られたものを△、0.5mm以上の反りが見られたものを×とした。
充分に乾燥した後、窒素置換したガラス製耐圧反応容器に、ジシクロペンタジエン(エンド体含有率99%以上)の70%シクロヘキサン溶液143部(ジシクロペンタジエンの量として100部)とビニルトリメチルシラン0.91部とを仕込み、さらに、シクロヘキサン166部を加え、続いて、ジエチルアルミニウムエトキシドの19%n−ヘキサン溶液0.62部を加えて攪拌した。次いで、テトラクロロタングステンフェニルイミド(テトラヒドロフラン)錯体0.15部を5部のトルエンに溶解した溶液を加えて、40℃に加温して開環重合反応を開始した。3時間後、少量のイソプロパノールを加えて、重合反応を停止した後、重合反応溶液を多量のイソプロパノール中に注ぎ込み、開環重合体を凝固させた。凝固した開環重合体はろ過により溶液より分離して回収した後、真空下50℃で12時間乾燥した。得られた開環重合体の収量は98部(収率98%)であった。また、得られた開環重合体については、分子量と1H−NMRの測定を行った。次いで、得られた開環重合体50部とシクロヘキサン280部とを耐圧反応容器に加えて攪拌し、開環重合体をシクロヘキサンに溶解させた後、クロロヒドリドカルボニルトリス(トリフェニルホスフィン)ルテニウム0.026部をトルエン10部に溶解させてなる水素化触媒液を添加し、水素圧4.4MPa、160℃で5時間水素化反応を行った。得られた水素化反応液を多量のイソプロピルアルコールに注いで重合体を完全に析出させ、濾別洗浄後、80℃で12時間減圧乾燥して、結晶性の開環重合体水素化物を得た。得られた水素化物については、分子量、13C−NMR、示差走査熱量の測定を行った。
それぞれの測定の結果から、開環重合体の水素化率は実質的に100%(水素化されていない炭素−炭素二重結合が検出限界以下の含有率)であり、また、開環重合体水素化物の分子量、開環重合体の重合体鎖1本当たりのアルキルシリル基の個数、並びに開環重合体水素化物のメソ/ラセモ・ダイアッド比、融点、及び融解熱を求めた。
環状オレフィン開環重合体水素化物100部、酸化防止剤(テトラキス〔メチレン−3−(3’,5’−ジ−tert−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕メタン、商品名「イルガノックス(登録商標)1010」、BASFジャパン社製)0.8部を混合後、小型混練機(Micro15Compounder、DSM Xplore製)を用い290℃、100RPMの条件で2分間混練してペレット化した。その後、小型射出成形機(Micro Injection Moulding Machine 10cc、DSM Xplore社製)で成形温度290℃、射出圧力0.7MPa、金型内保持時間10秒、金型温度を130℃の条件で、縦70mm、横30mm、厚さ3mmの平板を成形した。それぞれの成形板の破片を、示差走査熱量計を用いて(ΔHm−ΔHc)/ΔHmを求め、耐熱長期安定性試験を行い変形ないことを確認した。それぞれの評価結果は、表1にまとめて示した。
開環重合反応において、ビニルトリメチルシランを0.91部に代えて、1.02部を用いたこと以外は、実施例1と同様に開環重合反応及び水素化反応を行って、結晶性の開環重合体水素化物を得た。開環重合体水素化物の収量は、97部(収率97%)であった。得られた開環重合体及び結晶性の開環重合体水素化物は、実施例1と同様に成形し、試験を行った。開環重合体の分子量、開環重合体水素化物の分子量、開環重合体の重合鎖1本当たりのアルキルシリル基の個数、並びに開環重合体水素化物のメソ/ラセモ・ダイアッド比、融点、及び融解熱、成形性、(ΔHm−ΔHc)/ΔHm、耐熱長期安定性試験の結果は表1にまとめて示した。
充分に乾燥した後、窒素置換したガラス製耐圧反応容器に、ジシクロペンタジエン(エンド体含有率99%以上)の70%シクロヘキサン溶液143部(ジシクロペンタジエンの量として100部)とビニルトリメチルシラン1.02部とを仕込み、さらに、シクロヘキサン166部を加えて攪拌した。上記の式(5)で表されるモリブデン錯体0.11部を5部のトルエンに溶解した溶液を加えて、50℃に加温して開環重合反応を開始した。3時間後、少量のイソプロパノールを加えて、重合反応を停止した後、重合反応溶液を多量のイソプロパノール中に注ぎ込み、開環重合体を凝固させた。凝固した開環重合体はろ過により溶液より分離して回収した後、真空下50℃で12時間乾燥した。得られた開環重合体の収量は97部(収率97%)であった。また、得られた開環重合体については、分子量と1H−NMRの測定を行った。次いで、得られた開環重合体50部とシクロヘキサン280部とを耐圧反応容器に加えて攪拌し、開環重合体をシクロヘキサンに溶解させた後、クロロヒドリドカルボニルトリス(トリフェニルホスフィン)ルテニウム0.026部をトルエン10部に溶解させてなる水素化触媒液を添加し、水素圧4.4MPa、160℃で5時間水素化反応を行った。得られた水素化反応液を多量のイソプロピルアルコールに注いで重合体を完全に析出させ、濾別洗浄後、80℃で12時間減圧乾燥して、結晶性の開環重合体水素化物を得た。得られた開環重合体及び結晶性の開環重合体水素化物は、実施例1と同様に成形し、試験を行った。開環重合体水素化物の分子量、開環重合体水素化物の分子量、開環重合体の重合鎖1本当たりのアルキルシリル基の個数、並びに開環重合体水素化物のメソ/ラセモ・ダイアッド比、融点、及び融解熱、成形性、(ΔHm−ΔHc)/ΔHm、耐熱長期安定性試験の結果は表1にまとめて示した。
開環重合反応において、ビニルトリメチルシラン0.91部に代えて、1−ヘキセン5.7部を用いたこと以外は、実施例1と同様に開環重合反応及び水素化反応を行って、結晶性の開環重合体水素化物を得た。開環重合体の収量は、96部(収率96%)であった。得られた開環重合体及び結晶性の開環重合体水素化物については、実施例1と同様の測定及び試験を行った。開環重合体水素化物の分子量、開環重合体水素化物の分子量、開環重合体の重合鎖1本当たりのアルキルシリル基の個数、並びに開環重合体水素化物のメソ/ラセモ・ダイアッド比、融点、及び融解熱、成形性、(ΔHm−ΔHc)/ΔHm、耐熱長期安定性試験の結果は表1にまとめて示した。
開環重合反応において、ビニルトリメチルシラン0.91部に代えて、1−ヘキセン4.5部を用いたこと以外は、実施例1と同様に開環重合反応及び水素化反応を行って、結晶性の開環重合体水素化物を得た。開環重合体の収量は、97部(収率97%)であった。得られた開環重合体及び結晶性の開環重合体水素化物については、実施例1と同様の測定及び試験を行った。開環重合体水素化物の分子量、開環重合体水素化物の分子量、開環重合体の重合鎖1本当たりのアルキルシリル基の個数、並びに開環重合体水素化物のメソ/ラセモ・ダイアッド比、融点、及び融解熱、成形性、(ΔHm−ΔHc)/ΔHm、耐熱長期安定性試験の結果は表1にまとめて示した。
開環重合反応において、ビニルトリメチルシラン0.91部に代えて、1−ヘキセン3.5部を用いたこと以外は、実施例1と同様に開環重合反応及び水素化反応を行って、結晶性の開環重合体水素化物を得た。開環重合体の収量は、98部(収率98%)であった。得られた開環重合体及び結晶性の開環重合体水素化物については、実施例1と同様の測定及び試験を行った。開環重合体の分子量、結晶性の開環重合体水素化物の分子量、開環重合体の重合鎖1本当たりのアルキルシリル基の個数、並びに開環重合体水素化物のメソ/ラセモ・ダイアッド比、融点、及び融解熱、成形性、(ΔHm−ΔHc)/ΔHm、耐熱長期安定性試験の結果は表1にまとめて示した。
充分に乾燥した後、窒素置換したガラス製耐圧反応容器に、ジシクロペンタジエン(エンド体含有率99%以上)の70%シクロヘキサン溶液143部(ジシクロペンタジエンの量として100部)とビニルトリメチルシラン1.02部とを仕込み、さらに、シクロヘキサン166部を加えて攪拌した。次いで、下記の式(7)で表されるルテニウム錯体0.063部を5部のトルエンに溶解した溶液を加えて、50℃に加温して開環重合反応を開始した。3時間後、少量のイソプロパノールを加えて、重合反応を停止した後、重合反応溶液を多量のイソプロパノール中に注ぎ込み、開環重合体を凝固させた。凝固した開環重合体はろ過により溶液より分離して回収した後、真空下50℃で12時間乾燥した。得られた開環重合体の収量は98部(収率98%)であった。また、得られた開環重合体については、分子量と1H−NMRの測定を行った。次いで、得られた開環重合体50部とシクロヘキサン280部とを耐圧反応容器に加えて攪拌し、開環重合体をシクロヘキサンに溶解させた後、クロロヒドリドカルボニルトリス(トリフェニルホスフィン)ルテニウム0.026部をトルエン10部に溶解させてなる水素化触媒液を添加し、水素圧4.4MPa、160℃で5時間水素化反応を行った。得られた水素化反応液を多量のイソプロピルアルコールに注いで重合体を完全に析出させ、濾別洗浄後、80℃で12時間減圧乾燥して、重合体を得た。開環重合体の分子量、結晶性の開環重合体水素化物の分子量、開環重合体の重合鎖1本当たりのアルキルシリル基の個数、並びに開環重合体水素化物のメソ/ラセモ・ダイアッド比、ガラス転移温度、耐熱長期安定性試験の結果は表1にまとめて示した。
なお、得られた重合体(開環重合体水素化物)は、結晶性を有さないものであったので、示差走査熱量の測定においてガラス転移温度を求めたところ、そのガラス転移温度は98℃であり、耐熱性が低く変形した。
Claims (4)
- 前記重合体の末端が、トリアルキルシリル基である、請求項1に記載の重合体。
- 請求項1又は2に記載の重合体を溶融成形してなる成形体。
- 請求項1又は2に記載の重合体の製造方法であって、
下記の式(2)で表される金属化合物又は下記の式(3)で表される金属化合物を重合触媒として用い、エチレン性不飽和基を有するアルキルシラン化合物の存在下で、ジシクロペンタジエンを開環メタセシス重合した後、得られる開環重合体の炭素−炭素二重結合を水素化させる、重合体の製造方法。
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