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JP5861101B2 - 塗装品 - Google Patents

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JP5861101B2
JP5861101B2 JP2009249293A JP2009249293A JP5861101B2 JP 5861101 B2 JP5861101 B2 JP 5861101B2 JP 2009249293 A JP2009249293 A JP 2009249293A JP 2009249293 A JP2009249293 A JP 2009249293A JP 5861101 B2 JP5861101 B2 JP 5861101B2
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Description

本発明は、撥水・撥油性の塗膜を形成するために用いられる低温硬化型の撥水・撥油性樹脂組成物塗膜を形成した塗装品に関するものである。
近年、住宅の内装設備部材(キッチン、バス、トイレなど)や家電商品を中心に、水垢や湯垢、手垢、汗など汚れが付着し難く、除去し易いといった撥水・撥油機能を表面に保持した製品への要求が高くなってきている。通常、水の接触角が90°以上で、油(特にオレイン酸)の接触角が40°以上である被膜が撥水・撥油性被膜と呼ばれており、このような撥水・撥油性被膜を形成するためのコーティング材の開発が盛んに行なわれている。
このような撥水・撥油性に優れたコーティング材用の樹脂組成物としては、フッ素樹脂やシリコーン化合物を主成分とするものが一般的であり、通常よく使用されるフッ素樹脂は、−CF−CFX−や−CF−CF−などの骨格を導入したものである。
例えば、特許文献1には、アクリル樹脂とフッ素樹脂を用いた撥水・撥油性の塗料用組成物が提案されている。また特許文献2には、基材への密着性に優れた撥水・撥油性のフッ素樹脂材料が提案されている。さらに特許文献3には、撥水・撥油性のフッ素樹脂硬化性組成物からなる塗料組成物が提案されている。
しかしながら、上記のようなフッ素樹脂を主成分とする樹脂組成物は、形成される塗膜が柔らかいという問題があり、また拭き取り時に要求される耐磨耗性においても問題があって、十分な耐久性を保持した硬度や汚れの拭き取り性を塗膜に確保することは非常に困難であるという問題があった。
一方、フッ素樹脂と並んで広く検討されている撥水・撥油性樹脂として、Si−CH基を含有するシリコーン樹脂が挙げられる。例えば、特許文献4には、撥水性の加水分解性シラン化合物を使用した表面処理剤組成物が提案されている。また特許文献5には、シリコン系の化合物を使用した撥水・撥油性の表面処理剤が提案されている。
しかし、シリコン系化合物の樹脂は、フッ素系の樹脂と比較して汚れの拭き取り性(耐磨耗性)には優れているが、プラスチックなどの基材に塗装した塗膜は基材の軟らかさの影響を受けて硬度が劣るという問題があった。また、耐磨耗性についてはフッ素系に比べ優れているものの、十分な耐久性を保持するまでには至らないものであった。
特開昭63−199211号公報 特開平10−329280号公報 特開平2002−309054号公報 特開平2000−129247号公報 特開平2002−12859号公報
上記のように、汚れが付着し難く除去し易いといった撥水・撥油性の塗膜を表面に形成した塗装品において、表面に付着した汚れを拭き取る(乾拭きや、水拭き、溶剤等)際の耐摩耗性や付着力を確保するために、塗膜には高い硬度、耐磨耗性が要求される。
しかしながら、長期間汚れの拭き取りを実施すると、次第に塗膜が磨耗し、拭き取り時に使用される溶剤等の塗膜への浸漬により、塗膜が磨耗により剥がされ、撥水・撥油性の信頼性を保つことができなくなるのが現状である。また、コーティングされた基材の表面形状、例えばしぼ等の凹凸が基材の表面にあると、塗膜の膜厚が不均一になって、塗膜の薄い部分が剥がれ易くなり、同様に撥水・撥油性の信頼性を保つことができなくなるものであった。
従って、撥水・撥油性の樹脂組成物を住宅の内装設備などの部材や家電商品等に幅広く適用するために、十分な硬度があり且つ十分な耐磨耗性を保持し、高い撥水・撥油性の持続性に優れた塗膜を得ることができる樹脂組成物が求められているのが現状であり、さらにプラスチック基材に適用することができるように、低温で硬化する樹脂組成物であることも求められている。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、高い撥水・撥油の持続性を有し、且つ高い塗膜硬度を保持し、また高い耐磨耗性を備え、ポリカーボネートなどのプラスチック基材に対しても高い付着力を備えた塗膜を形成することができる低温硬化型の撥水・撥油性樹脂組成物で塗膜を形成した塗装品を提供することを目的とするものである。
本発明に係る撥水・撥油性樹脂組成物は、式(1),式(2)のうち少なくとも一方で表されるポリシロキサン骨格を含む側鎖を持ち、且つフルオロアルキル基を有するアクリルポリオールと、架橋剤としてのイソシアネート樹脂と、含有比率が組成物中の固形分に対して1.0〜20質量%の高分子微粒子とを含有して成ることを特徴とするものである。
Figure 0005861101
(式(1)中、R,R,R,R及びRは水素原子又は炭素原子数1〜10の炭化水素基であり、それぞれ同一であっても異なっていてもよい。nは2以上の整数である。
式(2)中、R,R,R,R及びR10は水素原子又は炭素原子数1〜10の炭化水素基であり、それぞれ同一であっても異なっていてもよい。pは0〜10の整数、qは2以上の整数である。)
この発明によれば、水酸基と反応するイソシアネート樹脂でアクリルポリオールを架橋して低温硬化させることができると共に、この架橋アクリル樹脂内に所定量の高分子微粒子を含有させることによって、高い硬度を保持し、且つ優れた耐磨耗性や、すべり感を持つ塗膜を形成することができるものであり、またアクリルポリオールに側鎖として付加するポリシロキサン骨格や、フルオロアルキル基を有することによって、持続性に優れた高い撥水・撥油性を有し、且つ耐磨耗性をさらに向上した塗膜を形成することができるものである。特にポリシロキサン骨格が式(1)や式(2)のものであることによって、より持続性に優れた高い撥水・撥油性を有し、且つ耐磨耗性をさらに向上した塗膜を形成することができるものである。
また本発明において、上記の高分子微粒子は、アクリル系微粒子であることを特徴とするものである。
この発明によれば、塗膜にアクリル系微粒子を導入することによって、硬度を向上させ、耐磨耗性を向上した塗膜を形成することができるものである。
本発明に係る塗装品は、基材の表面に、上記の撥水・撥油性樹脂組成物の塗膜を設けて形成され、塗膜の膜厚tと高分子微粒子の平均粒径Dとの関係が
0.3≦D/t≦3
であり、且つ塗膜の膜厚tが5μm以上であることを特徴とするものである。
このように膜厚と高分子微粒子の粒径の関係を規定して塗膜を形成することによって、高い硬度を保持し、耐磨耗性、持続性に優れた低温硬化撥水・撥油性の表面を有する塗装品を得ることができるものである。
また本発明において、上記基材は、プラスチック材料で形成されたものであることを特徴とするものである。
この発明によれば、プラスチック材料で形成された柔らかい基材を用いて、高い硬度を保持し、耐磨耗性、付着力、すべり感、持続力に優れた高い撥水・撥油性の表面を有する塗装体を得ることができるものである。そして本発明の撥水・撥油性樹脂組成物は上記のように低温硬化することができるので、プラスチック材料の基材に塗膜を形成することが可能になるものである。
本発明によれば、水酸基と反応するイソシアネート樹脂でアクリルポリオールを架橋して低温硬化させることができると共に、この架橋アクリル樹脂内に所定量の高分子微粒子を含有させることによって、高い硬度を保持し、且つ優れた耐磨耗性や、すべり感を持つ塗膜を形成することができるものである。またアクリルポリオールに側鎖として付加する式(1)、式(2)のポリシロキサン骨格や、フルオロアルキル基を有することによって、持続性に優れた高い撥水・撥油性を有し、且つ耐磨耗性をさらに向上した塗膜を形成することができるものである。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
本発明において用いるアクリルポリオールは、ポリシロキサン骨格を含む側鎖を有し、また水酸基が側鎖として結合した分子構造を有するものである。本発明においてポリシロキサン骨格を含む側鎖のポリシロキサン構造は、上記の式(1),式(2)のうち少なくとも一方で表されるものである。
上記の式(1),式(2)において、R〜R10は、互いに同一であっても異なっていてもよい水素原子又は炭素原子数1〜10の炭化水素基であり、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、フェニル基、シクロへキシル基を挙げることができ、好ましくはメチル基またはエチル基である。これらの炭化水素基は直鎖状であってもよいし、分岐鎖状でもよい。また式(1),式(2)のn及びqは2以上の整数であり、上限は特に設定されないが、30以下であることが好ましい。
このアクリルポリオールにおいて、式(1)や式(2)で表されるジメチルシリコン基等が撥水・撥油基となって、撥水・撥油性が発現されるものである。また水酸基がイソシアネート樹脂のイソシアネート基と反応して架橋する架橋部位となるものである。
ここで、式(1)や式(2)で表されるポリシロキサン骨格は、アクリルポリオール(側鎖も含む)中に10〜70質量%の範囲で含有されているのが好ましい。アクリルポリオール中のこのポリシロキサン骨格の含有量が多すぎると、基材に対する塗膜の密着性が低下する傾向があり、含有量が少なすぎると、撥水・撥油性が低下する傾向がある。このポリシロキサン骨格はアクリルポリオールの分子骨格と直接結合しているため、容易に脱落せず、長期的にも安定な撥水・撥油性能を示す塗膜を得ることができるものであり、またすべり性を向上させることで耐磨耗性能も向上した塗膜を得ることができるものである。
またアクリルポリオールの水酸基価は70〜230mgKOH/gの範囲が好ましく、更に好ましくは100〜200mgKOH/gの範囲である。水酸基価が低すぎると、イソシアネートと反応して架橋する水酸基の数が少なくなるので、得られる塗膜の架橋密度が低下して、硬度が低い塗膜になる傾向がある。逆に水酸基価が高すぎると、イソシアネートと反応して架橋する水酸基の数が多くなって、硬い塗膜が得られるが、アクリルポリオールと溶剤との相溶性が低下し、樹脂安定性が劣ることになる傾向がある。
アクリルポリオールには、撥水性の耐久性を高めるために、その樹脂骨格中にフッ素基を含有させている。フッ素基としては、次の式(3)〜(6)に例示するフルオロアルキル基が用いられるものであり、アクリルポリオールの合成時にアクリルポリオール骨格に結合させることができる。フルオロアルキル基の量が多くなればなるほど、得られる塗膜の撥水性能の持続性は向上していくが、アクリルポリオールの溶剤や他の樹脂との相溶性は低下していく傾向になる。このため、フルオロアルキル基の含有量は、アクリルポリオール(側鎖を含む)中、1〜70質量%の範囲に調整するのが好ましい。
―(CF―CF)― (3)
―(CF―CFH)― (4)
―(CF―CH)― (5)
―(CFH―CH)― (6)
上記のように得られるアクリルポリオールは、重量平均分子量(Mw)が20000〜150000のものが好適に用いられる。より好ましくは25000〜100000であり、更に好ましくは30000〜50000である。アクリルポリオールの分子量が高すぎると、溶剤や他の架橋剤との相溶性が悪くなる傾向があり、アクリルポリオールの分子量が低すぎると、得られる塗膜の物性が低下する傾向がある。
次に、架橋剤の役割について説明する。イソシアネート樹脂は、アクリルポリオールに含有される水酸基と反応してアクリル樹脂を架橋し、緻密な塗膜を形成する。得られた塗膜は、シリコン系の膜と比較して柔軟性に優れ、耐磨耗性に優れた膜を形成するものである。特に住宅の内装設備部材や家電商品は汚れを拭き取ることがあることから、必要とされる耐磨耗性、硬度は非常に厳しい品質が要求されており、イソシアネート樹脂の添加量が少ない場合は、これらの性能が低下する傾向がある。
イソシアネート樹脂としては、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、キシレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネートや上記混合物を挙げることができる。イソシアネート樹脂の添加量が多すぎると、硬く緻密な塗膜を形成できるが、逆に脆く密着性が悪い塗膜となる傾向がある。従って、イソシアネート樹脂の添加量は、アクリルポリオール(側鎖を含む)の固形分に対して、10〜280質量%の範囲に設定するのが好ましい。
そして本発明の撥水・撥油性樹脂組成物は、上記のアクリルポリオール及び架橋剤に、さらに高分子微粒子を配合して調製されるものである。この高分子微粒子としては、特に限定されるものではないが、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ABS樹脂、及びメラミン樹脂などを挙げることができる。高分子微粒子を配合して塗膜中に含有させることによって、塗膜の耐摩耗性を向上し、高い硬度の塗膜を得ることができるようにしたものであり、これらの中でも、耐磨耗性の向上、高い硬度の保持、塗膜との密着性の点から、アクリル樹脂微粒子などアクリル系微粒子を使用するのが好ましい。
ここで、高分子微粒子の添加量が少ないと、塗膜の硬度や耐磨耗性を向上する効果を十分に得ることができないものであり、逆に高分子微粒子の添加量が多すぎると、塗膜の表面の凹凸が多くなって、撥水・撥油性が低下する傾向がある。従って高分子微粒子の含有量は、撥水・撥油性樹脂組成物の全樹脂の固形分に対して、1.0〜20質量%の範囲に設定されるものである。
上記のようにアクリルポリオールに架橋剤及び高分子微粒子を配合して調製される本発明の撥水・撥油性樹脂組成物を基材の表面に塗装することによって、塗装品を得ることができる。
また撥水・撥油性樹脂組成物を塗装する基材としては、特に制限されることなく任意のものを用いることができるが、本発明において特に適用して好ましい基材はプラスチック材料を成形して形成した成形品であり、プラスチック材料のなかでも好ましいものとして、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ABS樹脂、アクリル樹脂などを挙げることができる。ここで、本発明の撥水・撥油性樹脂組成物は、イソシアネート樹脂でアクリルポリオールの水酸基にイソシアネート樹脂を反応させて架橋することによって、高温に加熱する必要なく、低温で硬化させることができるものである。従って、基材としてこのようなプラスチック材料のものを用いて、撥水・撥油性樹脂組成物を塗装することが可能になるものである。本発明において、撥水・撥油性樹脂組成物の硬化温度は、特に限定されるものではないが、基材を形成するプラスチック材料の耐熱温度以下で、且つ常温(25℃)〜120℃程度の範囲であることが望ましい。
そして、本発明の撥水・撥油性樹脂組成物を基材の表面に塗装して塗膜を形成するにあたって、撥水・撥油性樹脂組成物に含有される高分子微粒子の平均粒径Dに対する塗膜の膜厚tの割合D/tが0.3〜3の範囲になるように設定するのが好ましい。D/tが0.3未満と、塗膜の膜厚に対して高分子微粒子の粒径が小さすぎると、高分子微粒子を含有させて塗膜の硬度や耐磨耗性を向上する効果が不十分になる。逆にD/tが3を超えて、塗膜の膜厚に対して高分子微粒子の粒径が大きくなりすぎると、塗膜の表面の凹凸が多くなって、撥水・撥油性が低下する傾向がある。また、膜厚tは5μm以上であることが好ましい。膜厚が5μm未満であると、塗膜の耐摩耗性が低下する傾向がある。塗膜の膜厚の上限は特に設定されるものではないが、一般に100μm程度が膜厚の上限である。高分子微粒子の平均粒径Dは、塗膜の膜厚tとの関係で選定されるものであり、特に限定されるものではないが、2〜30μmの範囲に設定するのが好ましい。ここで、平均粒径はレーザー回折・散乱法によって測定した値である。尚、塗膜を形成する基材の表面にシボのような凹凸部がある場合には、高分子微粒子の平均粒径を、凹凸部の高さ寸法の1/6以上に設定するのが好ましい。また、アクリルポリオールのポリシロキサン骨格と高分子微粒子の相乗効果により、耐磨耗性が一層向上するものである。
次に、本発明を実施例によって具体的に説明する。
(実施例1)
式(1)及び式(2)で表されるジメチルシリコン骨格を有する側鎖と、フルオロアルキル基を有するアクリルポリオール(富士化成工業株式会社製「ZX−022H」:ジメチルシリコン基・水酸基含有フッ素シリコン樹脂、固形分46質量%、水酸基価120)を用いた。
またイソシアネート樹脂として、ヘキサメチレンジイソシアネート樹脂(三井化学株式会社製「タケネートD−170N」:固形分100質量%)を用いた。
さらに高分子微粒子として、架橋ポリメタクリル酸メチル微粒子(積水化成品工業株式会社製「MBX−12」、平均粒子径12μm)を用いた。
そして、アクリルポリオールに表1に示す量の高分子微粒子をディスパーにより分散し、さらに表1に示す量のイソシアネート樹脂と、溶剤として表1に示す量のメチルエチルケトンを添加して混合し、撥水・撥油性樹脂組成物を調製した。尚、全固形分中における高分子微粒子の含有比率は10質量%である。
次に、基材としてポリカーボネート製のものを用い、このポリカーボネート基材に上記のように調製した撥水・撥油性樹脂組成物をエアースプレーによって、乾燥膜厚が10μmになるように塗装し、80℃の温度で30分間乾燥することによって、塗装板を作製した。
(実施例2)
イソシアネート樹脂として、トリレンジイソシアネート樹脂(三井化学株式会社製「タケネートD−103H」:固形分50質量%)を使用するようにした他は、実施例1と同様にして、表1の配合で撥水・撥油性樹脂組成物を調製した。そしてこの撥水・撥油性樹脂組成物を用いて実施例1と同様にして塗装板を作製した。
(実施例3)
イソシアネート樹脂として、キシリレンジイソシアネート樹脂(三井化学株式会社製「タケネートD−120N」:固形分75質量%)を使用するようにした他は、実施例1と同様にして、表1の配合で撥水・撥油性樹脂組成物を調製した。そしてこの撥水・撥油性樹脂組成物を用いて実施例1と同様にして塗装板を作製した。
(実施例4)
高分子微粒子として、架橋ポリメタクリル酸メチル微粒子(積水化成品工業株式会社製「MBX−12」、平均粒子径12μm)を用い、全固形分中における含有比率3質量%で配合するようにした他は、実施例1と同様にして、表1の配合で撥水・撥油性樹脂組成物を調製した。
そして、実施例1と同じポリカーボネート基材に、この撥水・撥油性樹脂組成物を乾燥膜厚が14μmになるように塗装し、実施例1と同様に乾燥することによって、塗装板を作製した。
(実施例5)
高分子微粒子として、架橋ポリメタクリル酸メチル微粒子(積水化成品工業株式会社製「MBX−12」、平均粒子径12μm)を用い、全固形分中における含有比率20質量%で配合するようにした他は、実施例1と同様にして、表1の配合で撥水・撥油性樹脂組成物を調製した。
そして、実施例1と同じポリカーボネート基材に、この撥水・撥油性樹脂組成物を乾燥膜厚が17μmになるように塗装し、実施例1と同様に乾燥することによって、塗装板を作製した。
(実施例6)
高分子微粒子として、架橋ポリメタクリル酸メチル微粒子(積水化成品工業株式会社製「MBX−12」、平均粒子径12μm)を用い、全固形分中における含有比率1質量%で配合するようにした他は、実施例1と同様にして、表1の配合で撥水・撥油性樹脂組成物を調製した。
そして、実施例1と同じポリカーボネート基材に、この撥水・撥油性樹脂組成物を乾燥膜厚が8μmになるように塗装し、実施例1と同様に乾燥することによって、塗装板を作製した。
(実施例7)
高分子微粒子として、架橋ポリメタクリル酸メチル微粒子(積水化成品工業株式会社製「MBX−5」、平均粒子径5μm)を用いるようにした他は、実施例1と同様にして、表1の配合で撥水・撥油性樹脂組成物を調製した。
そして、実施例1と同じポリカーボネート基材に、この撥水・撥油性樹脂組成物を乾燥膜厚が5μmになるように塗装し、実施例1と同様に乾燥することによって、塗装板を作製した。
(実施例8)
高分子微粒子として、架橋ポリメタクリル酸メチル微粒子(積水化成品工業株式会社製「MBX−30」、平均粒子径30μm)を用いるようにした他は、実施例1と同様にして、表1の配合で撥水・撥油性樹脂組成物を調製した。
そして、実施例1と同じポリカーボネート基材に、この撥水・撥油性樹脂組成物を乾燥膜厚が15μmになるように塗装し、実施例1と同様に乾燥することによって、塗装板を作製した。
(実施例9)
乾燥膜厚が17μmになるように塗装すること以外は、実施例1と同様にして、塗装板を作製した。
(実施例10)
乾燥膜厚が5μmになるように塗装すること以外は、実施例1と同様にして、塗装板を作製した。
(実施例11)
高分子微粒子として、架橋ポリメタクリル酸メチル微粒子(積水化成品工業株式会社製「MBX−2H」、平均粒子径2μm)を用いるようにした他は、実施例1と同様にして、表1の配合で撥水・撥油性樹脂組成物を調製した。
そして実施例1と同じポリカーボネート基材に、この撥水・撥油性樹脂組成物を乾燥膜厚が6μmになるように塗装し、実施例1と同様に乾燥することによって、塗装板を作製した。
(実施例12)
高分子微粒子として、架橋ポリメタクリル酸メチル微粒子(積水化成品工業株式会社製「MBX−30」、平均粒子径30μm)を用い、全固形分中における含有比率10質量%で配合するようにした他は、実施例1と同様にして、表1の配合で撥水・撥油性樹脂組成物を調製した。
そして、実施例1と同じポリカーボネート基材に、この撥水・撥油性樹脂組成物を乾燥膜厚が8μmになるように塗装し、実施例1と同様に乾燥することによって、塗装板を作製した。
(実施例13)
高分子微粒子として、架橋ポリメタクリル酸メチル微粒子(積水化成品工業株式会社製「MBX−2H」、平均粒子径2μm)を用い、全固形分中における含有比率10質量%で配合するようにした他は、実施例1と同様にして、表1の配合で撥水・撥油性樹脂組成物を調製した。
そして、実施例1と同じポリカーボネート基材に、この撥水・撥油性樹脂組成物を乾燥膜厚が10μmになるように塗装し、実施例1と同様に乾燥することによって、塗装板を作製した。
(実施例15)
基材としてアクリル樹脂基材を用いるようにした他は、実施例1と同様にして、塗装板を作製した。
(実施例16)
基材としてABS樹脂基材を用いるようにした他は、実施例1と同様にして、塗装板を作製した。
(比較例1)
高分子微粒子を用いない表1の配合で、実施例1と同様にして撥水・撥油性樹脂組成物を調製した。そしてこの撥水・撥油性樹脂組成物を用いて実施例1と同様にして塗装板を作製した。
(比較例3)
式(1)及び式(2)で表されるジメチルシリコン骨格を有する側鎖と、フルオロアルキル基を有するアクリルポリオール(富士化成工業株式会社製「ZX−022H」:ジメチルシリコン基・水酸基含有フッ素シリコン樹脂、固形分46質量%、水酸基価120)を用いた。
また硬化剤として、メラミン樹脂(三井化学株式会社製「ユーバン225」:固形分60質量%)を用いた。
さらに高分子微粒子として、架橋ポリメタクリル酸メチル微粒子(積水化成品工業株式会社製「MBX−12」、平均粒子径12μm)を用いた。
そしてこれらの材料を用いた表1の配合で、実施例1同様にして撥水・撥油性樹脂組成物を調製した。
次に、基材としてポリカーボネート製を用い、このポリカーボネート基材に上記のように調製した樹脂組成物をエアースプレーによって、乾燥膜厚が6μmになるように塗装し、80℃の温度で30分間乾燥することによって、塗装板を作製した。
(比較例4)
アクリルポリオール(DIC株式会社製「ACRYDIC52−666B」:水酸基含有樹脂、固形分50質量%、水酸基価148)を用いる表1の配合で、実施例1と同様にして撥水・撥油性樹脂組成物を調製した。
次に、基材としてポリカーボネート製を用い、このポリカーボネート基材に上記のように調製した樹脂組成物をエアースプレーによって、乾燥膜厚が9μmになるように塗装し、80℃の温度で30分間乾燥することによって、塗装板を作製した。
(比較例5)
ポリシロキサン骨格を含む側鎖を持ち、フルオロアルキル基を有しないアクリルポリオール(東亜合成式会社製「GS−1015」:水酸基含有樹脂、固形分45質量%、水酸基価72)を用い用いる表1の配合で、実施例1と同様にして撥水・撥油性樹脂組成物を調製した。
次に、基材としてポリカーボネート製を用い、このポリカーボネート基材に上記のように調製した樹脂組成物をエアースプレーによって、乾燥膜厚が7μmになるように塗装し、80℃の温度で30分間乾燥することによって、塗装板を作製した。
(比較例6)
高分子微粒子の代わりにシリカ微粒子(富士シリシア化学株式会社社製「サイロスフェアC−1510」、平均粒子径10μm)を用いる表1の配合で、実施例1と同様にして撥水・撥油性樹脂組成物を調製した。
次に、基材としてポリカーボネート製を用い、このポリカーボネート基材に上記のように調製した樹脂組成物をエアースプレーによって、乾燥膜厚が13μmになるように塗装し、80℃の温度で30分間乾燥することによって、塗装板を作製した。
(比較例7)
高分子微粒子として、架橋ポリメタクリル酸メチル微粒子(積水化成品工業株式会社製「MBX−12」、平均粒子径12μm)を用い、全固形分中における含有比率22質量%で配合するようにした他は、実施例1と同様にして、表1の配合で撥水・撥油性樹脂組成物を調製した。
次に、基材としてポリカーボネート製を用い、このポリカーボネート基材に上記のように調製した樹脂組成物をエアースプレーによって、乾燥膜厚が18μmになるように塗装し、80℃の温度で30分間乾燥することによって、塗装板を作製した。
(比較例8)
高分子微粒子として、架橋ポリメタクリル酸メチル微粒子(積水化成品工業株式会社製「MBX−2H」、平均粒子径2μm)を用い、全固形分中における含有比率0.5質量%で配合するようにした他は、実施例1と同様にして、表1の配合で撥水・撥油性樹脂組成物を調製した。
次に、基材としてポリカーボネート製を用い、このポリカーボネート基材に上記のように調製した樹脂組成物をエアースプレーによって、乾燥膜厚が10μmになるように塗装し、80℃の温度で30分間乾燥することによって、塗装板を作製した。
(比較例9)
比較のために、未塗装のポリカーボネート基材を試験に供した。
(比較例10)
比較のために、未塗装のアクリル樹脂基材を試験に供した。
(比較例11)
比較のために、未塗装のABS樹脂基材を試験に供した。
上記のようにして実施例1〜16及び比較例1〜8で得た塗装板(比較例9〜11は基材の表面)について、塗膜硬度、塗膜の摩耗性、塗膜の耐汚染性、接触角を試験して評価した。試験方法は以下の通りであり、結果を表1に示した。
(1)塗膜硬度
JISK5600−5−4に従う鉛筆法により、塗膜の硬度を測定した。
(2)磨耗性
大同理科製作所株式会社製「磨耗性試験装置」に取り付けられた染色堅ろう度試験用添付白布を、往復回数1000回、1000g加重の条件で擦る摩耗試験を行ない、試験前後の外観変化を次の判定基準で評価した。
◎:5000回の試験においても塗膜剥離などの外観変化がない。
○:塗膜剥離などの外観変化がない。
△:磨耗痕が部分的に生じている。
×:完全に磨耗し、基材が見えている。
(3)耐汚染性(マジック汚染性)
油性マジックインクで塗膜の表面に書いた跡の拭き取り除去性を、次の判定基準で評価した。
○:よくはじき、軽く取れ、染みなどがない。
△:はじきが弱く取れるが除去後にマジックインクの染みが残る。
×:はじかず、まったく取れない。
(4)接触角
実施例1〜16及び比較例1〜8で得た塗装板の塗膜表面(比較例9〜11は基材の表面)のイオン交換水の接触角を接触角測定装置(協和界面化学株式会社製、型式CA−A)により測定した。
Figure 0005861101
Figure 0005861101
実施例1〜16の結果にみられるように、本発明の撥水・撥油性樹脂組成物によって形成した塗膜は、塗膜硬度が基材の硬度以上であって非常に硬く、また密着性、塗膜の汚染性(マジック汚染性試験)においても、高分子微粒子を含有するにもかかわらず良好であり、磨耗性試験後も磨耗痕が生じず良好な撥水性を維持しているものであった。
尚、実施例1〜3はイソシアネート樹脂を変更したものであり、イソシアネート樹脂の種類にかかわらず、いずれも耐摩耗性、防汚性に優れていた。実施例1及び実施例4〜6は、高分子微粒子の含有比率を変動させたものである。なかでも、高分子微粒子含有比率が3質量%、20質量%である実施例4,5の塗装品は耐磨耗性に特に優れていた。実施例7〜13は高分子微粒子の平均粒子径Dと塗膜の膜厚tの比D/tを変動させたものである。なかでもD/tが0.7〜2.6である実施例7〜10の塗装品は耐摩耗性に特に優れていた
一方、比較例1にみられるように、高分子微粒子を含まない塗膜は硬度、耐摩耗性が低下するものであった硬化剤としてメラミンを使用した比較例3では、塗膜硬度の向上は見られず、耐摩耗性においても劣るものであり、耐汚染性も低いものであった。またポリシロキサン骨格とフルオロアルキル基を有しないアクリルポリオールから形成された比較例4は、塗膜硬度の向上は見られるが、耐摩耗性や耐汚染性において劣るものであった。フルオロアルキル基を有しないアクリルポリオールから形成された比較例5は、耐摩耗性においても劣るものであり、耐汚染性も低いものであった。また、微粒子にシリカを使用した比較例6は、硬度の向上は見られるが、耐摩耗性が劣るものであった。また、高分子微粒子含有比率が20質量%を超える比較例7は、硬度や耐摩耗性は向上するが、耐汚染性が低下するものであった。さらに、基材のみの比較例9〜11は防汚性や耐摩耗性が大きく劣るものであった。

Claims (3)

  1. 式(1),式(2)のうち少なくとも一方で表されるポリシロキサン骨格を含む側鎖を持ち、且つフルオロアルキル基を有するアクリルポリオールと、架橋剤としてのイソシアネート樹脂と、含有比率が組成物中の固形分に対して1.0〜20質量%のアクリル樹脂微粒子とを含有する低温硬化型の撥水・撥油性樹脂組成物の塗膜を、基材の表面に設けて形成され、塗膜の膜厚tとアクリル樹脂微粒子の平均粒径Dとの関係が
    0.3≦D/t≦3
    であり、且つ塗膜の膜厚tが5μm以上であることを特徴とする塗装品。
    Figure 0005861101
    (式(1)中、R1,R2,R3,R4及びR5は水素原子又は炭素原子数1〜10の炭化水素基であり、それぞれ同一であっても異なっていてもよい。nは2以上の整数である。
    式(2)中、R6,R7,R8,R9及びR10は水素原子又は炭素原子数1〜10の炭化水素基であり、それぞれ同一であっても異なっていてもよい。pは0〜10の整数、qは2以上の整数である。)
  2. 上記アクリル樹脂微粒子が架橋ポリメタクリル酸メチル微粒子であることを特徴とする請求項1に記載の塗装品。
  3. 基材が、プラスチック材料で形成されたものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の塗装品。
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