JP5859085B2 - センサケース構造、及びそのセンサケース構造を備えた加熱調理器 - Google Patents
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赤外線センサ方式は、加熱コイルの中央空間部や内側コイルと外側コイルとの空間部の下方に赤外線センサを配置し、トッププレート上に載置された鍋から放射される赤外線放射エネルギーを空間部を通して検出し、そのエネルギー量で鍋の温度を検出するものである。
なお、以下で説明する構成や制御内容等は、一例であり、本発明に係る加熱調理器は、そのような構成や制御内容等に限定されない。
また、細かい構造については、適宜図示を簡略化又は省略している。
また、重複又は類似する説明については、適宜簡略化又は省略している。
図1は、実施の形態1に係る加熱調理器の上面図である。
誘導加熱調理器100は、本体1と、本体1の上面に配置され、耐熱ガラスで形成されたトッププレート2とを有し、トッププレート2の上に載置される鍋10やフライパン等の被加熱物を、本体1の内部に設けられた誘導加熱手段により加熱する。本実施の形態1では、トッププレート2の左側手前、右側手前、及び中央側奥に、それぞれ加熱口6が設けられている。なお、以降の説明では、被加熱物のことを「鍋10」と称する場合がある。
トッププレート2に設けられた加熱口6の下部には、加熱コイル14が配置されている。本実施の形態1では、加熱コイル14は、略環状の内側加熱コイル14aと、その外側に設けられた略環状の外側加熱コイル14bとを備えた二重環形状である。内側加熱コイル14aと外側加熱コイル14bとの間には略環状の隙間が設けられており、この隙間を、隙間15と称する。加熱コイル14は、加熱コイル14を収容する加熱コイル支持部16により、トッププレート2の下面との間に所定距離をおいて保持されている。
なお、トッププレート2のどのような位置に被加熱物である鍋10が載置されるかは不定であり、また鍋10の形状も不定であるため、より広い範囲の温度を検出し、かつ低コストで実現することを優先させて、接触式温度センサ17と赤外線センサ12とを離して配置しても構わない。
演算部22は、例えばマイコン等で構成され、鍋10の温度を算出する各種演算処理を行う。
図3は、実施の形態1に係る加熱調理器の左側の加熱コイルに対応して設けられた操作部及び火力表示部を説明する図である。誘導加熱調理器100の左側、右側、及び中央に設けられた加熱コイル14にそれぞれ対応する操作部3及び火力表示部5は、すべて同様の構成であるので、ここでは、左側の加熱コイル14に対応して設けられた操作部3及び火力表示部5を例に説明する。
火力設定キー31は、「弱火」キー、「中火」キー、「強火」キー、及び「3kW」キーで構成されており、使用者は、これらのキーを用いて4段階の火力のいずれかを設定することができるようになっている。火力に応じて個別にキーを設けることで、使用者は、必要な火力の設定を一回の操作で入力できるようになっている。
図4は、実施の形態1に係るセンサケースの断面図である。
赤外線センサ12は、例えばサーモパイルセンサのような赤外線領域に対して広い波長に感度を有するものを用いる。
図4に示す赤外線センサ12の本体は、凸形状の集光レンズ121を上面に備え、内部にサーモパイルチップ(図示しない)及び自己温度検出サーミスタ(図示しない)を封入した例えば円筒形状の封入部材122をプリント基板123上に載置してパッケージ化したものである。集光レンズ121を凸形状とすることで、赤外線センサ12の視野範囲12aを絞り、外乱光の影響を抑制している。なお封入部材122の形状は円筒形状に限定されない。
図5は、実施の形態1に係る赤外線センサにおける集光レンズの視野角の説明図である。
赤外線センサ12は、集光レンズ121の直上に点光源を配置した場合に集光レンズ121の中心軸(測定視野角0°)において検出出力値の最大値を得る。図5は、この最大値を100%として前後左右方向に測定視野角をずらした時の点光源の検出出力値を測定した分布を示している。
実施の形態1に係る赤外線センサ12では、検出出力値が50%以上となる測定視野角(θ)を測定範囲として規定している。
図6は、実施の形態1に係るセンサケースの上面図である。
センサケース200は、熱伝導率の低く、熱容量の大きい樹脂により形成されている。センサケース200の形状は中空の略直方体形状であり、矩形形状の側面201と、底面202と、上面204と、により構成されている。
対向する側面201には、開口203aを備えた一対の取り付け片部203が形成されている。また、底面202の上側の面には、プリント基板123を支持する底面リブ207が部分的に凸設されており、プリント基板123の下面と底面202の上面との間に間隙を設けている。
図7は、実施の形態1に係る防磁板の上面図である。
防磁板220は、センサケース200の第1上面リブ205と第2上面リブ206の上部に接着される。材質は、赤外線センサ12の上方からの輻射熱に対して高い反射率を有するとともに、加熱コイル14に高周波電流を投入する際に発生する電磁波の影響を抑制する導体であり、例えばアルミニウムや銅などの非磁性金属にて形成されている。
防磁板220は、略矩形形状の平板にて形成され、対向する2位置に開口222aを有する取り付け片部222を有している。また、センサケース200のケース開口210に対応する位置には防磁板開口221が例えば円形に開口している。この防磁板開口221は、センサケース200内に収納された赤外線センサ12の集光レンズ121における視野範囲12aに開口している。なお、防磁板開口221は円形に限定されない。
赤外線センサ12の集光レンズ121の中心軸と、センサケース200のケース開口210の中心と、防磁板220の防磁板開口221の中心とは、図4の断面図に示すように同軸上に配置されている。
赤外線センサ12の封入部材122が円筒形状の場合、上面視において、封入部材122の外径Cは、ケース開口210の口径Bと略等しい(同一でもよい)、もしくは若干小さい寸法となっている。また、封入部材122が円筒形状ではなく、例えば直方体形状であった場合には、上面視において封入部材122の外形にケース開口210が重ならないような矩形形状としてもよい。すなわち、封入部材122の上面視の形状にあわせてケース開口210の形状を封入部材122と重ならないような開口形状とすることができる。
そして、防磁板開口221及びケース開口210が円形の場合、ケース開口210の口径B及び防磁板開口221の口径Aは、赤外線センサ12の検出出力値が50%以上となる測定視野角(θ)により規定される円錐形状の視野範囲12aと接する寸法、もしくは視野範囲12aにあたらないよう視野範囲12aより若干大きい寸法として設定される。なお、防磁板開口221及びケース開口210が円形以外の場合は、それぞれの開口が視野範囲12aにあたらないよう視野範囲12aより若干大きい寸法として設定される。
すなわち、樹脂製のセンサケース200の表面に対して反射率の高い防磁板220は、トッププレート2からの輻射熱を反射させるとともに、加熱コイル14による電磁波の影響を抑制する。このとき、防磁板220の防磁板開口221の口径Aは、赤外線センサ12の検出出力値が50%以上となる測定視野角(θ)により規定される円錐形状の視野範囲12aを下限寸法として最小限に設定されるため、センサケース200内に侵入する輻射熱と電磁波による赤外線センサ12への影響を最小限に抑えることができる。また、赤外線センサ12の視野範囲12aが防磁板開口221の周囲で遮蔽されることがないので赤外線センサ12の感度が鈍ることがない。
また、ケース開口210の口径Bをこのように規定することで、ケース開口210の口径Bが大きすぎて冷却風が必要以上に赤外線センサ12の封入部材122の上面を冷却することがなくなるとともに、ケース開口210の口径Bが小さすぎてセンサケース200内に熱がこもることがなく、赤外線センサ12への熱の影響を抑制することができる。
図8は、実施の形態1に係る加熱調理器のトッププレートの分光透過特性を示すグラフである。
図8のグラフは、厚さ約4mmの耐熱性の高い結晶化ガラスで構成されたトッププレート2の透過率τを一例として示している。
また、図9は、実施の形態1に係る加熱調理器のトッププレートの分光透過特性と各温度での分光放射輝度曲線との関係を示すグラフである。
図9では、鍋の温度が150℃、200℃、250℃である場合の分光放射輝度曲線とトッププレート2の透過率τとを示している。
トッププレート2から放射される赤外線エネルギーは、トッププレート2の透過率が低い領域である4.5μmよりも長い波長帯域において高い割合で放射される。ガラスの放射率εは一般的に0.84〜0.9程度であり、高い放射率を有している。
図10は、黒体の分光放射輝度曲線を温度毎に示したグラフである。
誘導加熱調理器100にて加熱される調理物(鍋10)の温度は湯沸しから揚げ物までの概ね230℃よりも低い温度帯が使用される。
このため、トッププレート2から放射される赤外線エネルギー量は、赤外線センサ12で本来検出したい3.2μm〜4.2μmの波長帯域に対してノイズとして高い影響を与える。
このような長い波長帯域まで防磁板220の反射率を高めることで、トッププレート2が発する波長の長い輻射に対して、赤外線センサ12やセンサケース200は耐性を有することとなる。
よって、防磁板220は、センサケース200の反射率に対して特に0.1μm〜20μmの赤外線の領域に対して高い反射率を有するように表面処理を行うことが望ましい。表面処理は、メッキ加工や表面研磨等にて行い、反射率を調整することが可能である。
よって、防磁板220の両面の反射率を高くすることでトッププレート2からの輻射を反射させるとともに、防磁板220の下面からの2次放射を小さくすることが可能である。
このように防磁板220の両面の反射率を高くすることがトッププレート2からの輻射に対して耐性上望ましいが、上面と下面のどちらか一方の反射率を高くしてもセンサケース200や赤外線センサ12への輻射熱の放射を抑制する一定の効果がある。
実施の形態2に係るセンサケース200は、実施の形態1に係るセンサケース200の上面204と防磁板220との間に光学フィルター300を配置したことを特徴としている。
図11は、実施の形態2に係るセンサケースの断面図である。
図11に示すようにセンサケース200の上面204と防磁板220との間に光学フィルター300が配置されている。なお、その他の構成は実施の形態1に係るセンサケース200と同一である。
鍋底の温度を検出するためには、鍋底から赤外線センサ12に到達する赤外線エネルギー量の値が大きくなる3.2μm〜4.2μmの波長帯域の赤外線を検知する必要がある。したがって、光学フィルター300は、この3.2μm〜4.2μmの波長帯域の透過率が高いバンドパスフィルターとする。
光学フィルター300は、3.2μm〜4.2μmの範囲の透過率を特に高くするために、シリコンを基材として上面と下面の少なくとも一方に、SiOやZnS、Ge、サファイヤなどの赤外領域において透過、吸収、反射、並びに異なる屈折率を有している材料で薄膜を蒸着形成し、3.2μm〜4.2μmの範囲、または0.6μm〜2.6μmの範囲においてピーク値で最大90%程度の透過特性を有する構成とする。また、これらの範囲以外ではピーク値の半値に及ばない透過特性を有する構造とする。このように光学フィルター300を構成することで、トッププレート2の透過率(τ)と分光放射輝度との積で求められる鍋底から到達する赤外線エネルギー量の値の高い波長帯域を積極的に透過させその他の波長帯域を遮蔽することで、ノイズ耐性の高い赤外線の検出が可能となる。
実施の形態3に係る加熱調理器は、実施の形態1または2に係る加熱調理器の構成を備え、さらに、宅内の電力システムや情報機器コントローラとの連携を図ることで、災害時における加熱調理の再開もしくは停止を選択し得る制御を備えたものである。
誘導加熱調理器100が備えた無線通信受信機等を宅内に設けられた電力システム(エネルギーマネージメントシステム)や、インターネットと接続し、災害情報を取得する制御システムを構築している。
実施の形態3に係る加熱調理器の電源は、系統電源(商用電源)400と系統電源400とは別の外部電源(蓄電池)410とを住宅内に引き込んで構成されている。この外部電源410はリチウムイオン蓄電池等に充電された直流電源を住宅内で使用可能な交流電源に変換して住宅内に供給するものである。
実施の形態3に係る加熱調理器は、例えば電力システム(エネルギーマネージメントシステム)やインターネット上の各地の地震情報等が受信している。地震情報には、加熱調理器の使用場所での震度や、地震の到達時間などが含まれている。
そこで、一例として、揚げ物自動調理機能などの高温となる調理を行っている場合に、災害情報の一つの地震情報を受信した場合の動作を以下に示す。
ステップS3にて、制御部23は、温度センサ情報(Ttp=赤外線温度検知部24の出力温度、Tth=トッププレート温度検知部25の出力温度)を読み込む。
ステップS4に進み、Ttp、Tthの出力値を用いて鍋温度推定値(Tobj)を演算する。
ステップS5では、演算した鍋温度推定値(Tobj)が目標温度となるように予熱制御を行う。
ステップS6では、本体1内に搭載の受信機が宅内コントローラ430より地震情報を受信し、地震情報の有無を確認する。
ステップS7では、鍋温度推定値(Tobj)が第1目標温度に到達したか否かを判断する。到達した場合にはステップS8に進み、予熱制御を終了し、ステップS9にて鍋温度推定値(Tobj)が第1目標温度に維持されるよう温度維持制御へ移行する。また、到達していない場合には、ステップS6に戻る。
ステップS10では、通常揚げ物調理制御を行い、記憶部21に記憶された制御シーケンスにしたがって、制御部23が加熱制御を行う。
そして、ステップS11では、調理開始から加熱最大利用可能時間(例えば45分を設定)が経過したか否かを判断し、経過した場合にはステップS12に進み、揚げ物機能による加熱調理を終了する。経過していない場合は、ステップS9に戻る。
ステップS6にて地震情報があるとステップS21に進み、地震告知モードとなる。 制御部23は、音声や表示部4への表示等で地震情報が入っていることを使用者に報知する。
ステップS22にて、鍋温度推定値(Tobj)が第1目標温度に到達しているか否かを確認する。到達している場合にはステップS23に進み、加熱を停止するか否かを使用者に音声や表示部4への表示等で確認する。使用者が加熱停止を指示した場合、もしくは入力なしの場合にはステップS12に進み、強制的に加熱を停止する。但し、入力なしの場合には所定時間経過後、加熱停止前に再報知をしてもよい。この地震情報による加熱運転の停止中は、例えば表示部4にその旨の表示を行う。
ステップS23にて、使用者が加熱続行を指示した場合にはステップS24に進み、鍋温度推定値(Tobj)が第1目標温度に維持されるよう温度維持制御を行い、ステップS25に進んで通常揚げ物調理制御を行う。
ステップS32では、加熱を停止するか否かを使用者に音声や表示部4への表示等で確認する。使用者が加熱停止を指示した場合、もしくは入力なしの場合にはステップS12に進み、強制的に加熱を停止する。但し、入力なしの場合には所定時間経過後、加熱停止前に再報知をしてもよい。この地震情報による加熱運転の停止中は、例えば表示部4にその旨の表示を行う。
ステップS34にて、鍋温度推定値(Tobj)が第2目標温度に到達しているか否かを確認する。到達していなければステップS32に戻り、到達していればステップS35に進んで使用者に音声または表示部4への表示にて通常揚げ物調理制御に戻すか否かを確認する。通常揚げ物調理制御に戻さない入力があった場合にはステップS32に戻り、通常揚げ物調理制御に戻す入力があった場合には、ステップS36に進んで通常揚げ物調理制御を行う。
また、ステップS22にて、鍋温度推定値(Tobj)が第1目標温度に到達していない場合にはステップS31に進み、第1目標温度よりも低い第2目標温度に目標温度を下げて予熱制御を行っているが、例えば地震の規模を地震情報から判断して大きい震度であれば予熱制御の目標温度を低下させる制御を採用してもよい。
なお、実施の形態3では、一例として揚げ物自動調理機能による加熱運転を行う場合を説明したが、この機能に限定されることはなく、様々な加熱運転制御中に災害情報を受信した場合の加熱調理器の対応として適用することが可能である。
Claims (17)
- 赤外線を検知する赤外線検知部と、該赤外線検知部を収納する中空のセンサケース部と、該センサケース部に取り付けられた防磁部と、を備えたセンサケース構造であって、
前記センサケース部には、前記赤外線検知部が赤外線を検出する視野範囲に対応してセンサケース部開口が開口し、
前記防磁部には、前記視野範囲に対応して防磁部開口が開口し、
前記防磁部開口の開口面積は、前記センサケース部開口の開口面積よりも小さい面積で構成され、
前記防磁部は、前記センサケース部の外部に配置されていることを特徴とするセンサケース構造。 - 前記センサケース部開口と前記防磁部開口は、円形形状であり、
前記防磁部開口の内径は、前記センサケース部開口の内径よりも小さい寸法で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のセンサケース構造。 - 前記赤外線検知部は、上面に集光レンズを備えており、
前記センサケース部開口は、上面視において前記赤外線検知部の外形に重ならない形状として構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のセンサケース構造。 - 前記赤外線検知部は円筒形状であり、
前記センサケース部開口と、前記防磁部開口と、前記赤外線検知部の円筒の中心軸とは同軸上に配置され、
前記センサケース部開口の内径は、前記赤外線検知部の円筒の外径と同一寸法、もしくは前記赤外線検知部の円筒の外径より大きい寸法で構成されていることを特徴とする請求項2または請求項2に従属する請求項3に記載のセンサケース構造。 - 前記防磁部は板状に形成され、該防磁部の少なくとも1面の反射率は、前記センサケース部の表面の反射率よりも大きくなるように構成されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のセンサケース構造。
- 前記防磁部は板状に形成され、該防磁部の少なくとも1面の反射率は、0.1μm以上20μm以下の光の波長領域において前記センサケース部の表面の反射率よりも大きくなるように構成されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のセンサケース構造。
- 前記赤外線検知部の上面は、前記センサケース部の上面よりも下方に配置されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のセンサケース構造。
- 前記赤外線検知部が赤外線を検出する視野範囲には、0.9μm以上2.6μm以下、または、3.2μm以上4.2μm以下の光の波長領域において透過率が最大となる光学フィルターを備えたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のセンサケース構造。
- 前記光学フィルターはシリコンを基材とすることを特徴とする請求項8に記載のセンサケース構造。
- 前記赤外線検知部の集光レンズは、検出出力値の最大値の50%以上となる範囲を測定視野角とし、
前記測定視野角は、前記集光レンズの中心軸を基準として30°以内とされることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のセンサケース構造。 - 前記センサケース部は、樹脂製であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のセンサケース構造。
- 前記防磁部は、導体であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載のセンサケース構造。
- 請求項1〜12のいずれか1項に記載のセンサケース構造と、トッププレートと、加熱手段と、制御手段と、を備え、
前記赤外線検知部は、前記トッププレートを介して前記トッププレート上の被加熱物が発する赤外線を検出し、
前記制御手段は、前記赤外線検知部の検出する値に基づいて加熱制御を行うことを特徴とする加熱調理器。 - 外部から災害情報を受信する受信手段を備え、
前記制御手段は、加熱運転中に前記受信手段が災害情報を受信したときには、災害情報を受信したことを使用者に報知する報知手段を有することを特徴とする請求項13に記載の加熱調理器。 - 前記制御手段は、前記受信手段が災害情報を受信したときに、加熱運転を継続するか否かを選択させる報知を前記報知手段にて行い、加熱運転を継続する入力があった場合には加熱運転を継続し、加熱運転を停止する入力があった場合には加熱運転を停止することを特徴とする請求項14に記載の加熱調理器。
- 前記制御手段は、前記加熱運転を継続するか否かを選択させる報知を前記報知手段にて行った際に前記入力がなかった場合には加熱運転を停止することを特徴とする請求項15に記載の加熱調理器。
- 前記制御手段は、前記災害情報を受信したときには、被加熱対象物の加熱目標温度を低下させることを特徴とする請求項14〜16のいずれか1項に記載の加熱調理器。
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