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JP5847952B2 - eHRPD事前登録中の障害および再試行機構を処理するための方法および装置 - Google Patents

eHRPD事前登録中の障害および再試行機構を処理するための方法および装置 Download PDF

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JP5847952B2 JP2014537139A JP2014537139A JP5847952B2 JP 5847952 B2 JP5847952 B2 JP 5847952B2 JP 2014537139 A JP2014537139 A JP 2014537139A JP 2014537139 A JP2014537139 A JP 2014537139A JP 5847952 B2 JP5847952 B2 JP 5847952B2
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Description

関連出願
本出願は、本出願の譲受人に譲渡され、その内容全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる、2011年10月20日に出願された「METHODS AND APPARATUS FOR HANDLING FAILURE AND RETRY MECHANISMS DURING eHRPD PRE−REGISTRATION」と題する米国特許仮出願第61/549,719号および2012年6月14日に出願された「METHODS AND APPARATUS FOR HANDLING FAILURE AND RETRY MECHANISMS DURING eHRPD PRE−REGISTRATION」と題する米国特許出願第13/523,838号の利益を主張するものである。
本開示は、総体的に、通信システムに関し、より詳細には、発展型高速パケットデータ(eHRPD:evolved high rate packet data)最適化ハンドオーバのための事前登録の間で、障害を効果的に処理するユーザ機器(UE)ベースのプロセスおよび再試行機構に関する。
ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストなどの様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を採用し得る。そのような多元接続技術の例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、および時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)システムがある。
これらの多元接続技術は、様々なワイヤレスデバイスが都市、国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを提供するために様々な電気通信規格において採用されている。新生の電気通信規格の一例はLong Term Evolution(LTE)である。LTEは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:Third Generation Partnership Project)によって公表されたユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)モバイル規格の拡張のセットである。LTEは、スペクトル効率を改善することによってモバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートし、コストを下げ、サービスを改善し、新しいスペクトルを利用し、また、ダウンリンク(DL)上ではOFDMAを使用し、アップリンク(UL)上ではSC−FDMAを使用し、多入力多出力(MIMO)アンテナ技術を使用して他のオープン規格とより良く統合するように設計されている。しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増加し続けるにつれて、LTE技術のさらなる改善が必要である。好ましくは、これらの改善は、他の多元接続技術と、これらの技術を採用する電気通信規格とに適用可能であるべきである。
以下で、1つまたは複数の態様の基本的理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、すべての企図された態様の包括的な概観ではなく、すべての態様の主要または重要な要素を特定するものでも、いずれかまたはすべての態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示するより詳細な説明の導入として、1つまたは複数の態様のいくつかの概念を簡略化された形で提示することである。
1つまたは複数の態様およびその対応する開示に従って、eHRPD最適化ハンドオーバのための事前登録の間で、障害効果的に処理することおよび再試行機構に関して、様々な態様について説明する。一例では、UEは、最適化ハンドオーバプロセスの一部として事前登録手順中に1つまたは複数の障害インスタンスを検出するように装備され得る。UEはさらに、検出された1つまたは複数の障害インスタンスに基づいて、1つまたは複数の事前登録再試行プロセスを実行するように装備され得る。
関係する態様による、eHRPD最適化ハンドオーバのための事前登録の間で、障害を効果的に処理することおよび再試行機構のための方法。本方法は、UEによって、最適化ハンドオーバプロセスの一部として事前登録手順中に1つまたは複数の障害インスタンスを検出することを含み得る。さらに、本方法は、UEによって、検出された1つまたは複数の障害インスタンスに基づいて、1つまたは複数の事前登録再試行プロセスを実行することを含み得る。
別の態様は通信装置に関する。本ワイヤレス通信装置は、UEによって、最適化ハンドオーバプロセスの一部として、事前登録手順中に1つまたは複数の障害インスタンスを検出するための手段を含み得る。さらに、本通信装置は、UEによって、検出された1つまたは複数の障害インスタンスに基づいて、1つまたは複数の事前登録再試行プロセスを実行するための手段を含み得る。
別の態様は通信装置に関する。本装置は、最適化ハンドオーバプロセスの一部として、事前登録手順中に1つまたは複数の障害インスタンスを検出するように構成された事前登録障害モジュールを含み得る。さらに、事前登録障害モジュールは、検出された1つまたは複数の障害インスタンスに基づいて、1つまたは複数の事前登録再試行プロセスを実行するように構成され得る。
別の態様はコンピュータプログラム製品に関し、本コンピュータプログラム製品は、UEによって、最適化ハンドオーバプロセスの一部として、事前登録手順中に1つまたは複数の障害インスタンスを検出するためのコードを備えるコンピュータ可読媒体を有し得る。さらに、本コンピュータ可読媒体は、UEによって、検出された1つまたは複数の障害インスタンスに基づいて、1つまたは複数の事前登録再試行プロセスを実行するためのコードを含み得る。
上記および関連する目的を達成するために、1つまたは複数の態様は、以下で十分に説明し、特に特許請求の範囲で指摘する特徴を備える。以下の説明および添付の図面に、1つまたは複数の態様のうちのいくつかの例示的な特徴を詳細に記載する。ただし、これらの特徴は、様々な態様の原理が採用され得る様々な方法のほんのいくつかを示すものであり、この説明は、すべてのそのような態様およびそれらの均等物を含むものとする。
処理システムを採用する装置のためのハードウェア実装形態の一例を示す図。 ネットワークアーキテクチャの一例を示す図。 アクセスネットワークの一例を示す図。 eHRPD最適化ハンドオーバ事前登録中に使用する無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図。 アクセスネットワーク中の発展型ノードBおよびユーザ機器の一例を示す図。 一態様による例示的なアクセスネットワークを示す図。 eHRPDセットアップ手順を示すコールフロー図。 一態様によるワイヤレス通信の方法のフローチャート。 一態様によるワイヤレス通信デバイスを示す概念ブロック図。 一態様によるワイヤレス通信の別の方法のフローチャート。 例示的な装置の機能を示す概念的なブロック図。
詳細な説明
添付の図面に関して以下に示す発明を実施するための形態は、様々な構成を説明するものであり、本明細書で説明する概念が実施され得る唯一の構成を表すものではない。発明を実施するための形態は、様々な概念の十分な理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの概念はこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者には明らかであろう。いくつかの例では、そのような概念を不明瞭にしないように、よく知られている構造および構成要素がブロック図の形式で示される。
次に、様々な装置および方法に関して電気通信システムのいくつかの態様が提示される。これらの装置および方法が、以下の発明を実施するための形態において説明され、(「要素」と総称される)様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなどによって添付の図面において示される。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して実装され得る。そのような要素がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課された設計制約に依存する。
例として、要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いて実装され得る。プロセッサの例としては、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、ステートマシン、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明する様々な機能を実行するように構成された他の好適なハードウェアがある。処理システム中の1つまたは複数のプロセッサはソフトウェアを実行し得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味すると広く解釈されたい。
したがって、1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明する機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体上に1つまたは複数の命令またはコードとして符号化され得る。コンピュータ可読媒体はコンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROM、あるいは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気記憶デバイス、もしくは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスできる任意の他の媒体を備えることができる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
図1は、処理システム114を採用する装置100のためのハードウェア実装形態の一例を示す概念図である。この例では、処理システム114は、バス102によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス102は、処理システム114の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス102は、プロセッサ104によって概略的に表される1つまたは複数のプロセッサと、コンピュータ可読媒体106によって概略的に表されるコンピュータ可読媒体とを含む様々な回路を互いにリンクする。バス102はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクし得るが、これらの回路は当技術分野においてよく知られており、したがって、これ以上説明しない。バスインターフェース108は、バス102とトランシーバ110との間のインターフェースを提供する。トランシーバ110は、伝送媒体上で様々な他の装置と通信するための手段を提供する。装置の性質に応じて、ユーザインターフェース112(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、スピーカー、マイクロフォン、ジョイスティック)も提供され得る。
プロセッサ104は、バス102を管理することと、コンピュータ可読媒体106に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理とを担当する。ソフトウェアは、プロセッサ104によって実行されると、処理システム114に、任意の特定の装置のための以下で説明される様々な機能を実行させる。コンピュータ可読媒体106はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ104によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。
図2は、様々な装置100(図1参照)を採用するLTEネットワークアーキテクチャ200を示す図である。LTEネットワークアーキテクチャ200は発展型パケットシステム(EPS:Evolved Packet System)200と呼ばれることがある。EPS200は、1つまたは複数のユーザ機器(UE)202と、発展型UMTS地上波無線アクセスネットワーク(E−UTRAN:Evolved UMTS Terrestrial Radio Access Network)204と、発展型パケットコア(EPC:Evolved Packet Core)210と、ホーム加入者サーバ(HSS:Home Subscriber Server)220と、事業者のIPサービス222とを含み得る。EPSは他のアクセスネットワークと相互接続することができるが、簡単のために、それらのエンティティ/インターフェースは図示していない。図示のように、EPSはパケット交換サービスを提供するが、当業者なら容易に諒解するように、本開示全体にわたって提示する様々な概念は、回線交換サービスを提供するネットワークに拡張され得る。
E−UTRANは、発展型ノードB(eNB)206と他のeNB208とを含む。eNB206は、UE202に対してユーザプレーンプロトコル終端と制御プレーンプロトコル終端とを与える。eNB206は、X2インターフェース(すなわち、バックホール)を介して他のeNB208に接続され得る。eNB206はまた、当業者によって、基地局、送受信基地局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS:basic service set)、拡張サービスセット(ESS:extended service set)、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることがある。eNB206は、UE202にEPC210へのアクセスポイントを与える。UE202の例には、セルラーフォン、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP:session initiation protocol)電話、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星無線、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、または任意の他の同様の機能デバイスがある。UE202は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。
eNB206はS1インターフェースによってEPC210に接続される。EPC210は、モビリティ管理エンティティ(MME:Mobility Management Entity)212と、他のMME214と、サービングゲートウェイ216と、パケットデータネットワーク(PDN:Packet Data Network)ゲートウェイ218とを含む。MME212は、UE202とEPC210との間のシグナリングを処理する制御ノードである。概して、MME212はベアラおよび接続管理を行う。すべてのユーザIPパケットはサービングゲートウェイ216を通して転送され、サービングゲートウェイ216自体はPDNゲートウェイ218に接続される。PDNゲートウェイ218はUEのIPアドレス割振りならびに他の機能を与える。PDNゲートウェイ218は事業者のIPサービス222に接続される。事業者のIPサービス222は、インターネットと、イントラネットと、IPマルチメディアサブシステム(IMS:IP Multimedia Subsystem)と、PSストリーミングサービス(PSS:PS Streaming Service)とを含み得る。
図3は、LTEネットワークアーキテクチャにおけるアクセスネットワークの一例を示す図である。この例では、アクセスネットワーク300は、いくつかのセルラー領域(セル)302に分割される。1つまたは複数のより低い電力クラスのeNB308、312は、セル302のうちの1つまたは複数と重複する、それぞれ、セルラー領域310、314を有し得る。より低い電力クラスのeNB308、312は、フェムトセル(たとえば、ホームeNB(HeNB))、ピコセル、またはマイクロセルであり得る。より高い電力クラスのeNBまたはマクロeNB304は、セル302に割り当てられ、セル302内のすべてのUE306にEPC210へのアクセスポイントを与えるように構成される。アクセスネットワーク300のこの例には集中コントローラはないが、代替構成では集中コントローラが使用され得る。eNB304は、無線ベアラ制御、承認制御、モビリティ制御、スケジューリング、セキュリティ、およびサービングゲートウェイ216(図2参照)への接続性を含む、無線に関係するすべての機能を担当する。
アクセスネットワーク300によって採用される変調および多元接続方式は、展開されている特定の電気通信規格に応じて異なり得る。LTE適用例では、周波数分割複信(FDD:frequency division duplexing)と時分割複信(TDD:time division duplexing)の両方をサポートするために、OFDMがDL上で使用され、SC−FDMAがUL上で使用される。当業者なら以下の詳細な説明から容易に諒解するように、本明細書で提示する様々な概念は、LTE適用例に好適である。ただし、これらの概念は、他の変調および多元接続技法を採用する他の電気通信規格に容易に拡張され得る。例として、これらの概念は、Evolution−Data Optimized(EV−DO)またはUltra Mobile Broadband(UMB)に拡張され得る。EV−DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、CDMAを利用して移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供する。これらの概念はまた、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))とTD−SCDMAなどのCDMAの他の変形態とを採用するユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA:Universal Terrestrial Radio Access)、TDMAを採用するモバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)、ならびに、OFDMAを採用する、Evolved UTRA(E−UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、およびFlash−OFDMに拡張され得る。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは、3GPP団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体からの文書に記載されている。採用される実際のワイヤレス通信規格および多元接続技術は、特定の適用例およびシステムに課された全体的な設計制約に依存することになる。
eNB304は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有し得る。MIMO技術の使用により、eNB304は、空間多重化と、ビームフォーミングと、送信ダイバーシティとをサポートするために空間領域を活用することが可能になる。
空間多重化は、データの異なるストリームを同じ周波数上で同時に送信するために使用され得る。データストリームは、データレートを増加させるために単一のUE306に送信されるか、または全体的なシステム容量を増加させるために複数のUE306に送信され得る。これは、各データストリームを空間的にプリコーディングし(すなわち、振幅および位相のスケーリングを適用し)、次いでダウンリンク上で複数の送信アンテナを通して空間的にプリコーディングされた各ストリームを送信することによって達成される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、異なる空間シグナチャとともに(1つまたは複数の)UE306に到着し、これにより、(1つまたは複数の)UE306の各々がそのUE306に宛てられた1つまたは複数のデータストリームを復元することが可能になる。アップリンク上で、各UE306は、空間的にプリコーディングされたデータストリームを送信し、これにより、eNB304は、空間的にプリコーディングされた各データストリームのソースを識別することが可能になる。
空間多重化は、概して、チャネル状態が良好であるときに使用される。チャネル状態があまり良好でないときは、送信エネルギーを1つまたは複数の方向に集中させるためにビームフォーミングが使用され得る。これは、複数のアンテナを通して送信するためのデータを空間的にプリコーディングすることによって達成され得る。セルのエッジにおいて良好なカバレージを達成するために、送信ダイバーシティと組み合わせてシングルストリームビームフォーミング送信が使用され得る。
以下の詳細な説明では、ダウンリンク上でOFDMをサポートするMIMOシステムを参照しながらアクセスネットワークの様々な態様について説明する。OFDMは、OFDMシンボル内のいくつかのサブキャリアを介してデータを変調するスペクトル拡散技法である。サブキャリアは正確な周波数で離間する。離間は、受信機がサブキャリアからデータを復元することを可能にする「直交性」を与える。時間領域では、OFDMシンボル間干渉をなくすために、ガードインターバル(たとえば、サイクリックプレフィックス)が各OFDMシンボルに追加され得る。アップリンクは、高いピーク対平均電力比(PAPR:peak-to-average power ratio)を補償するために、SC−FDMAをDFT拡散OFDM信号の形態で使用し得る。
無線プロトコルアーキテクチャは、特定の適用例に応じて様々な形態をとり得る。次に図4を参照しながら、発展型アクセスノード(eAN)404にeHRPD事前登録情報をトンネリングするように動作可能なLTEシステムマルチモードUE402の一例を提示する。図4は、マルチモードUE402およびeAN404のための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す概念図である。
図4を参照すると、eNBと通信し得るUE402のための無線プロトコルアーキテクチャは、レイヤ1と、レイヤ2と、レイヤ3との3つのレイヤとともに示されている。レイヤ1は最下位レイヤであり、様々な物理レイヤ信号処理機能を実装する。レイヤ1を本明細書では物理レイヤ406と呼ぶ。レイヤ2(L2レイヤ)408は、物理レイヤ406の上にあり、物理レイヤ406を介したUEとeNBとの間のリンクを担当する。レイヤ3(L3レイヤ)418は、L2レイヤ408の上にあり、制御プレーンにおいてネットワークから無線リソースを取得し、ユーザプレーンにおいて適用機能を可能にすることを担当する。
ユーザプレーンでは、L2レイヤ408は、ネットワーク側のeNBにおいて終端される、媒体アクセス制御(MAC:media access control)サブレイヤ410と、無線リンク制御(RLC:radio link control)サブレイヤ412と、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP:packet data convergence protocol)414サブレイヤとを含む。
PDCPサブレイヤ414は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間で多重化を行う。PDCPサブレイヤ414はまた、無線送信オーバーヘッドを低減するために上位レイヤデータパケットのヘッダ圧縮と、データパケットを暗号化することによるセキュリティと、UEに対するeNB間のハンドオーバサポートとを行う。RLCサブレイヤ412は、上位レイヤデータパケットのセグメンテーションおよび再統合と、紛失データパケットの再送信と、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:hybrid automatic repeat request)による、順が狂った受信を補正するデータパケットの並べ替えとを行う。MACサブレイヤ410は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行う。MACサブレイヤ410はまた、UEの間で1つのセル内の様々な無線リソース(たとえば、リソースブロック)を割り振ることを担当する。MACサブレイヤ410はまたHARQ動作を担当する。
ユーザプレーンでは、L3レイヤ418は、高速パケットデータ(HRPD)シグナリング適応プロトコル(SAP)420と様々なHRPDレイヤ422とを含む。一態様では、HRPDレイヤ422は、限定はしないが、HRPDポート制御プロトコル(PCP)、HRPDストリームプロトコル、HRPDシグナリングレイヤプロトコル(SLP)、HRPDシグナリングネットワークプロトコル(SNP)、およびHRPDマルチフローパケットアプリケーション(MFPA:multi-flow packet application)、拡張マルチフローパケットアプリケーション(MFPA:enhanced multi-flow packet application)、マルチリンクマルチフローパケットアプリケーション(MMPA:multi-link multi-flow packet application)を含み得る。
制御プレーンでは、UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、制御プレーンのためのヘッダ圧縮機能がないことを除いて、物理レイヤ406およびL2レイヤ408について実質的に同じである。制御プレーンはまた、レイヤ3中に無線リソース制御(RRC:radio resource control)サブレイヤ416を含む。RRCサブレイヤ416は、無線リソース(すなわち、無線ベアラ)を取得することと、eNBとUEとの間のRRCシグナリングを使用して下位レイヤを構成することとを担当する。そのようなシグナリング構成432は、マルチモードUE402とeAN404との間でeHRPD事前登録情報をトンネリングするのを支援するために使用され得る。
MMEと通信し得るeAN404のための無線プロトコルアーキテクチャは、L1/L2レイヤ424と、インターネットプロトコル(IP)レイヤ426と、ユーザデータグラムプロトコルレイヤ428とを含む。制御プレーンでは、eAN404はS101−AP430インターフェースを含む。eAN404は、S101インターフェースを通して発展型パケットコア(EPC)モビリティ管理エンティティ(MME)との通信をサポートする。動作中、MMEは、UE402、eNBおよびeAN404の間の通信を促進することができる。HRPD接続レイヤプロトコルにおけるHRPD−SAP420は、S101動作用に定義され得る。HRPD−SAP420は、UE402のサービングエアインターフェースを追跡し、HRPDシグナリングメッセージが直接HRPD動作モードを使用して送信されることになるか、それともLTEトンネル432を介してルーティングされることになるかを決定する。HRPD−SAPは、非アクセス層(NAS)417を通してLTE−RCC416との間で情報を通信する。たとえば、UEがトンネル動作モード432にある場合、送信されたシグナリング適応パケットはNAS417を介してLTE−RRC416に転送され、S101トンネル432を介してeAN404におけるS101−AP320に送られ、LTE−RRC416から受信されたシグナリング適応パケットはNAS417を介してHRPD422(たとえば、HRPD−PCD)に転送され得る。
図5は、アクセスネットワーク中でeNB510がUE550と通信しているブロック図である。DLでは、コアネットワークからの上位レイヤパケットが、コントローラ/プロセッサ575に与えられる。コントローラ/プロセッサ575は、図4に関して前に説明したL2レイヤの機能を実装する。DLでは、コントローラ/プロセッサ575は、様々な優先度メトリックに基づいてヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメント化および並べ替えと、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化と、UE550への無線リソース割振りとを行う。コントローラ/プロセッサ575はまた、HARQ動作と、紛失パケットの再送信と、UE550へのシグナリングとを担当する。
TXプロセッサ516は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のための様々な信号処理機能を実装する。信号処理機能は、UE550における前方誤り訂正(FEC:forward error correction)と、様々な変調方式(たとえば、2位相シフトキーイング(BPSK:binary phase-shift keying)、4位相シフトキーイング(QPSK:quadrature phase-shift keying)、M位相シフトキーイング(M−PSK:M-phase-shift keying)、多値直交振幅変調(M−QAM:M-quadrature amplitude modulation))に基づいた信号コンスタレーションへのマッピングとを可能にするために、コーディングとインターリービングとを含む。次いで、コーディングされた変調されたシンボルは並列ストリームに分割される。各ストリームは、次いでOFDMサブキャリアにマッピングされ、時間領域および/または周波数領域中で基準信号(たとえば、パイロット)と多重化され、次いで逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)を使用して互いに合成されて、時間領域OFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを生成する。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコーディングされる。チャネル推定器574からのチャネル推定値は、符号化および変調方式を決定するために、ならびに空間処理のために使用され得る。チャネル推定値は、UE550によって送信される基準信号および/またはチャネル状態フィードバックから導出され得る。次いで、各空間ストリームは、別個の送信機518TXを介して異なるアンテナ520に与えられる。各送信機518TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調する。
UE550において、各受信機554RXは、それのそれぞれのアンテナ552を通して信号を受信する。各受信機554RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、受信機(RX)プロセッサ556に情報を与える。
RXプロセッサ556はL1レイヤの様々な信号処理機能を実装する。RXプロセッサ556は、UE550に宛てられた任意の空間ストリームを復元するために、情報に対して空間処理を実行する。複数の空間ストリームがUE550に宛てられた場合、それらはRXプロセッサ556によって単一のOFDMシンボルストリームに合成され得る。RXプロセッサ556は、次いで高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)を使用してOFDMシンボルストリームを時間領域から周波数領域に変換する。周波数領域信号は、OFDM信号のサブキャリアごとに別々のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボルと基準信号とは、eNB510によって送信される、可能性が最も高い信号のコンスタレーションポイントを決定することによって復元され、復調される。これらの軟判定(soft decisions)は、チャネル推定器558によって計算されるチャネル推定値に基づき得る。軟判定は、次いで、物理チャネル上でeNB510によって最初に送信されたデータおよび制御信号を復元するために復号され、デインターリーブされる。データおよび制御信号は、次いでコントローラ/プロセッサ559に与えられる。
コントローラ/プロセッサ559は、図4に関して前に説明したL2レイヤを実装する。ULでは、コントロール/プロセッサ559は、コアネットワークからの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間での多重分離と、パケット再統合と、復号と、ヘッダの復元と、制御信号処理とを行う。上位レイヤパケットは、次いで、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表すデータシンク562に与えられる。また、様々な制御信号がL3処理のためにデータシンク562に与えられ得る。コントローラ/プロセッサ559はまた、HARQ動作をサポートするために肯定応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルを使用した誤り検出を担当する。
ULでは、データソース567は、コントローラ/プロセッサ559に上位レイヤパケットを与えるために使用される。データソース567は、L2レイヤ(L2)の上のすべてのプロトコルレイヤを表す。eNB510によるDL送信に関して説明する機能と同様に、コントローラ/プロセッサ559は、ヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメント化および並べ替えと、eNB510による無線リソース割振りに基づいた論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化とを行うことによって、ユーザプレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ559はまた、HARQ動作、紛失パケットの再送信、およびeNB510へのシグナリングを担当する。
eNB510によって送信される基準信号またはフィードバックからの、チャネル推定器558によって導出されるチャネル推定値は、適切なコーディングおよび変調方式を選択することと、空間処理を可能にすることとを行うために、TXプロセッサ568によって使用され得る。TXプロセッサ568によって生成される空間ストリームは、別個の送信機554TXを介して異なるアンテナ552に与えられる。各送信機554TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調する。
UL送信は、UE550における受信機機能に関して説明した方法と同様の方法でeNB510において処理される。各受信機518RXは、それのそれぞれのアンテナ520を通して信号を受信する。各受信機518RXは、RFキャリア上で変調された情報を復元し、RXプロセッサ570に情報を与える。RXプロセッサ570はL1レイヤを実装する。
コントローラ/プロセッサ559は、図4に関して前に説明したL2レイヤを実装する。ULでは、コントロール/プロセッサ559は、UE550からの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の多重分離と、パケットリアセンブリと、復号と、ヘッダ復元と、制御信号処理とを行う。コントローラ/プロセッサ559からの上位レイヤパケットはコアネットワークに与えられ得る。コントローラ/プロセッサ559はまた、HARQ動作をサポートするためにACKおよび/またはNACKプロトコルを使用した誤り検出を担当する。
図1に関して説明した処理システム114はUE550を含む。特に、処理システム114は、TXプロセッサ568と、RXプロセッサ556と、コントローラ/プロセッサ559とを含む。
図6は、様々な装置100(図1参照)を採用するネットワークアーキテクチャ600を示す図である。ネットワークアーキテクチャ600は、多元接続ネットワークを含むことができる。1つのそのようなアクセスネットワークは発展型パケットシステム(EPS)と呼ばれることがある。EPSは、1つまたは複数のユーザ機器(UE)602と、発展型UMTS地上波無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)604と、発展型パケットコア(EPC)610と、サービングゲートウェイ(SGW)606と、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ610と、事業者のIPサービス612と、3GGPサーバ614とを含み得る。さらに、ネットワークアーキテクチャ600は、(1つまたは複数の)HRPD基地局(BTS)618と、発展型アクセスネットワーク/パケット制御機能(eAN/PCF)616と、eHRPDサービングゲートウェイ(HSGW)620と、3GPP2サーバ622とを含み得る。上述のEPSは3GPPコアネットワーク(たとえば、3GPPサーバ614)によってサービスされてよく、一方でeHRPDベースのシステムは3GPP2コアネットワーク(たとえば、3GPP2サーバ622)によってサービスされてよい。本明細書で使用される場合、HRPDセッションとeHRPDセッションの両方が発展型データのみ(evolved data only)(1xEV−DO)サービスによってサポートされ得る。さらに、eHRPDセッションも、LTEセッションとともに、3GPPコアネットワーク614によってサービスされる。LTEシステムにおいてサービングゲートウェイ606がPDN−ゲートウェイ610に接続されるのと同様に、eHRPDにおけるHSGW620もPDN−ゲートウェイ610に接続される。対照的にHRPDでは、3GPP2コアネットワーク622に接続されたPDSNにANが接続される。
一般に、マルチモードデバイス(たとえば、UE602)は、LTEシステムとeHRPDシステムとの間の最適化ハンドオーバをサポートするためにeHRPDベースのシステムに事前登録することができる。本明細書で使用される場合、最適化ハンドオーバは、ターゲット無線アクセス技術(RAT)に移行する前にターゲットRAT上で作成される無線およびIPセッションコンテキストを用いた、1つの技術からのハンドオーバを指し得る。eHRPDの場合、セッションコンテキストは、eHRPDで作成された無線セッション、認証を含むPPPセッション、IPコンテキスト、およびサービス品質(QoS)コンテキストを含み得る。対照的に、非最適化ハンドオーバは、ターゲットRATに移行する前にターゲットRATで無線および/またはIPコンテキストが作成されることのない、1つの技術からのハンドオーバを指す。移行前にeHRPDで上記の4つのコンテキストのうちのいずれか1つが作成されることがない場合、プロセスは非最適化ハンドオーバと考えられ得る。一態様では、HRPD無線セッションが維持され得る一方、他の3つのコンテキストは再作成される必要があり得る。さらに、本明細書で使用される場合、eHRPD直接モード動作は、UE602が(たとえば、HRPD BTS618を通して)eHRPD無線インターフェース上で直接的に動作している動作モードを指す。対照的に、eHRPDトンネリングモード動作は、UE602がeHRPD無線インターフェース上で直接的に動作してはいない動作モードを指し得る。この場合にUE602は、別のRAT(たとえば、E−UTRAN604)で動作することができ、トンネルを通してeAN616に接続することができる。一態様では、E−UTRAN605およびMME608を通してUE602とeAN616との間でトンネルが確立され得る。MME608とeAN616との間の通信は、S101インターフェースを使用してサポートされ得る。事前登録の間に、UE602は、MME608とeAN616との間のS101インターフェースを介して、eHRPD上で、データのみ(data only)DOセッションとPPPと認証コンテキストとを確立し、維持する。さらに、L3 418レイヤにおいて、UE602は、LTEコンテキストをミラーリングするために、eHRPDでIPコンテキストとQoSコンテキストとを確立し、維持する。動作中、UE602は、RRCアイドル(RRC Idle)またはRRC接続モードでLTEネットワーク(たとえば、EPS)に接続され得る。さらに、UE602は、eHRPDネットワークに事前登録するように動作可能である。一態様では、UE602は、RRC_CONNECTED状態において、UE602がE−UTRAN604から、preRegistrationAllowedをTRUEにセットするpreRegistrationInfoHRPDを含むRRCConnectionReconfigurationメッセージを受信したときに、事前登録するように動作可能であると決定され得る。別の例では、UEは、preRegistrationAllowedをTRUEにセットするpreRegistrationInfoHRPDを含むSIB8を受信することがあり、UEは、このセルに入った後、RRCConnectionReconfigurationメッセージ内でpreRegistrationInfoHRPDを受信していない。
事前登録障害は、上述のコンテキストを確立し維持することに関連する様々なステップで発生し得る。一般に、UE602は、S101トンネリングを介してeHRPDネットワークへの事前登録を実行することができ、これを通してUE602は、eHRPDへの実際のハンドオフの前にeHRPD用にEVDO無線セッションとPPP/IP/QoSコンテキストとを作成する。UE602が事前登録中に、LTE接続障害またはeHRPD eAN/HSGW(616/620)ネットワーク障害によって引き起こされ得る障害に遭遇した場合、UEは、EVDO無線セッションのeHRPDコンテキストおよびPPP/IP/QoSコンテキストが成功裡に作成されるまで、事前登録を許容するLTEサービングセルにおいて事前登録手順を再試行する。
さらに、UE602は、複数の無線スタック、たとえば、(図4を参照しながら論じたように)LTEスタックおよびeHRPDスタックをサポートするように動作可能であり得る。HRPDスタックは、EVDO無線セッション交渉を担当するHRPDプロトコルレイヤと、PPP/IP/QoSコンテキスト作成を担当するデータレイヤとを含むことができる。UEがeHRPD直接動作モードで動作していて、EVDOセッション交渉中に障害に遭遇した場合、現在のDOチャネルは回避されてよく、次の利用可能なチャネルを獲得すると、UE602はセッション交渉を再試行することができる。システム回避機能は現在、UEがS101インターフェースを使用している際にHRPDトンネル動作モードで動作しているときには関与しない。さらに、UE602が障害に遭遇した後にS101インターフェースを介してPPP/IP/QoSコンテキストを確立しようと再試行する際に従い得る具体的ステップは、現在のところ定義されていない。UE602がeHRPD直接モードで動作していて、PPP/IP/QoSコンテキスト作成中に障害に遭遇した場合、UE602はアプリケーションの要求に応じて手順を再試行することができる。しかしながら、UE602がS101インターフェースを使用してeHRPDトンネルモードで動作している場合、DOデータレイヤとアプリケーションとの間の対話はない。
eHRPDトンネリング動作モードにおいて使用する障害および再試行機構を定義することにより、eHRPDへの実際のハンドオフが起こり得る前にUE602がeHRPDコンテキストを作成できるように適時に再試行することができる。さらに、eHRPDトンネリング動作モードにおいて使用する定義された障害および再試行機構により、UE602は、ネットワークが過度の要求によって輻輳しないようにスロットリングされた形で再試行を実行することができる。この目的で、UE602は、エラー理由/原因コードを調べることができ、原因コードごとに異なる対応をすることができる。さらに、eHRPDトンネリング動作モードにおいて使用する定義された障害および再試行機構により、UE602は、eHRPD事前登録のLTEオーバーヘッドを低減することができる。LTE情報が入手可能である場合、再試行機構はより効率的に再試行を実行するためにLTE情報も組み込む。またさらに、eHRPDトンネリング動作モードにおいて使用する定義された障害および再試行機構により、UE602は、eHRPD無線インターフェースにおいてデータ呼セットアップおよび/またはPPP/IPセットアップ中に障害に遭遇するとUE602が実行する既存のスロットリング機構を考慮することができる。
限定ではなく例として、事前登録中に発生する障害は、次の障害に分類され得る。たとえば、LTE接続障害シナリオが表1に記載されている。一態様では、LTE接続障害は、セッション交渉中、仮想接続の確立中などに発生することがある。これらのタイプの障害は、障害理由に基づいて、一時的LTE接続障害または永続的LTE接続障害のいずれかとして扱われ得る。たとえば、表1のインデックス6およびインデックス9は永続的LTE接続障害として扱われてよく、一方で表1のインデックス1〜5、7および8は一時的障害として扱われてよい。データ呼のための仮想接続の開始を試行する間に遭遇した障害。eHRPDセッション交渉障害、たとえばセッション交渉タイムアウトまたはネットワーク拒否。EAP−AKAのサービス認証障害。認証障害は、UE602構成に応じてPPPハード障害またはPPPソフト障害として扱われ得る。PPP/IP/QoSコンテキスト作成中に発生する障害は、PPPソフト障害として扱われ得る。
Figure 0005847952
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事前登録障害が一時的LTE接続障害または永続的LTE接続障害のいずれかの結果ではないと決定されると、UEは、事前登録が事前登録プロセス内で1つまたは複数のチェックポイントに到達したかどうかを決定することができる。限定ではなく例として、表2は4つのチェックポイントを提供している。
Figure 0005847952
一態様では、UE602は、再試行された手順ごとにバックオフタイマー、たとえば、PreRegBackoffTimer_DOSession、PreRegBackoffTimer_LCP、PreRegBackoffTimer_PDN1、PreRegBackoffTimer_QOSなどを維持することができる。事前登録バックオフタイマーは、UE602が関連する事前登録手順の実行中に障害に直面したときに開始され得る。一般に、UEは、障害が生じた手順を、関連する事前登録バックオフタイマーが終了するまで再試行し得ない。表2に示されるように、チェックポイント1〜4は、図7に記載の呼フロー図を参照しながら論じられ得る。
図7、図8および図10は、提示する主題の様々な態様による様々な方法を示す。説明を簡単にするために、方法を一連の動作、ブロック、またはシーケンスステップとして図示および説明するが、いくつかの動作は本明細書で図示および説明する動作とは異なる順序で、かつ/または他の動作と同時に行われ得るので、特許請求される主題は動作の順序によって限定されないことを理解および諒解されたい。たとえば、方法は、状態図など、一連の相互に関連する状態または事象として代替的に表現できることを当業者ならば理解し、諒解するであろう。さらに、特許請求される主題による方法を実施するために、図示のすべての動作が必要とされるとは限らない。さらに、以下および本明細書の全体にわたって開示する方法は、そのような方法をコンピュータに移送および転送することを容易にするために製造物品に記憶することが可能であることを、さらに諒解されたい。本明細書で使用する製造物品という用語は、任意のコンピュータ可読デバイス、キャリア、または媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを包含するものとする。
図7は、アクセスネットワーク700における例示的なeHRPD事前登録手順を示す呼フロー図である。アクセスネットワーク700は、UE702と、eNBと、MME706と、発展型アクセスネットワーク/パケット制御機能(eAN/PCF)708と、eHRPDサービングゲートウェイ(HSGW)710と、3GPP2認証、許可、アカウンティング(AAA)サーバ712と、ホーム加入者サーバ(HSS)AAAサーバ714とを含むことができる。
動作716において、UE702は、MME706に登録され得る。一態様では、UE702は、EPS/E−UTRANアクセスで確立された進行中のデータセッションを有し得る。トリガ発生に基づいて、動作718においてUE702は、eNB704を通して潜在的ターゲットeHRPDアクセスの事前登録手順を開始することを決定することができる。事前登録手順によりUE702は、MME706に接続されている間、ターゲットeHRPDアクセスにおいて休眠セッションを確立し維持することができる。一態様では、MME706とeAN/ePCF708との間にS101シグナリング関係が存在する。動作720において、UE702は初期コンテキストのRRC接続を確立するために、RCCレイヤを通してMME706に送られるNASサービス要求メッセージを開始することができる。一態様では、動作720は、UE702がRAプリアンブルを送るランダムアクセスチャネルチャネル(RACH)手順を開始することによってRRC接続を確立するようにUE702が下位レイヤに要求するなどのステップを含むことができる。プリアンブルがeNB704によって検出されると、eNB704は、ランダムアクセス応答(RAR)メッセージで応答する。このメッセージは、アップリンク許可と、タイミングアドバンスと、TC−RNTIとを含む、アップリンクでUE702が送信する情報を提供する。UEは、確立原因としての「MO−データ」とUE競合解決識別情報(UE Contention Resolution Identity)とを含むRRCConnectionRequestメッセージを送る。eNB704は、RRCConnectionSetupメッセージで応答する。このメッセージが送信済みのUE識別情報を含む場合、UEは、RA競合が解決されたと考え、UE702は、情報要素(IE)としてのNASサービス要求メッセージを含むRRCConnectionSetupCompleteメッセージを送る。eNB704はRRCConnectionSetupCompleteメッセージを受信したときに、NASサービス要求メッセージを抽出し、S1初期UEメッセージ(S1 Initial UE Message)を使用してそれをMME706にトランスポートする。MME706は、新しいE−RAB構成を構築するためにeNB706によって使用される情報を含むS1AP初期コンテキストセットアップ要求(S1AP Initial Context Setup Request)メッセージをeNB704に送る。eNB708は初期コンテキストセットアップ要求メッセージを受信したときに、無線ベアラを相応にセットアップし、無線ベアラを変更するためにRRCConnectionReconfigurationメッセージをUE702に送る。UE702は、RRCConnectionReconfigurationCompleteメッセージで応答する。eNB704は、成功裡に確立されているE−RABを指示するためにS1AP初期コンテキストセットアップ応答(S1AP Initial Context Setup Response)メッセージを送る。
動作722において、UE702は、S101トンネルを介してeHRPDシステムにおける新しいセッションの確立を開始することができる。そのような態様では、UEはDO Rev Bパーソナリティを構成することができる。eHRPDシグナリングは、UE702のLTE−スタック、eNB704、およびMME706を介してUE702のeHRPD−スタックとeAN708との間で透過的にトンネリングされる。随意の動作724において、RANレベル認証が必要とされる場合、UE702はA12インターフェースを使用してeAN708との間でRANレベル認証を実行することができる。一態様では、障害検出中に、動作722および724が成功裡に完了したとの決定により、チェックポイント完了指示が生じ得る。そのような態様において、成功裡に完了したチェックポイントを指示する(1つまたは複数の)動作の後、任意の事前登録再試行プロセスが開始し得る。さらに、eAN/ePCF708は、A11−RRQ/RRPメッセージを交換することによって、HSGW710とのA10接続を確立することができる。A11−登録要求メッセージは、S101トンネルを通してアクセスが発生していることの指示を含むことができる。この情報は、HSGW710によって動作726において、PDN−GWとの対話を保留するために使用され得る。一態様では、UE702がLTEネットワークに接続され、初期接続PDN(initial-attach PDN)に接続されているときでも、アクティブなアプリケーションがない場合には、UE702 S101事前登録手順はこのポイントにおいて終了したと考えられ得る。(1つまたは複数の)アクティブなアプリケーションがある場合、UE702は動作726〜732に進むことができる。
動作722を参照すると、この呼フローにおけるS101トンネルを介したeHRPDシグナリング転送において下記の手順が使用され得る。UE702は、UL情報転送メッセージ(UL eHRPDメッセージ)を生成する。UL eHRPDメッセージは、UL情報転送におけるパラメータとしてUE702からeNB704に転送される。eNB704はアップリンクS1 CDMA2000トンネリングメッセージ(UL HRPDメッセージ、セクタID)をMME706に送る。セクタIDは、eNB704において静的に構成され、HRPDシグナリングに含められ、eAN708に搬送される。MME706は、eHRPDアクセスノードアドレスを選択する。様々なUE702に属するS101シグナリングトランザクションを区別できるようにするために、S101セッションIDが使用されて、S101上のそのUE702に関係するシグナリングを識別する。MME706は、直接転送要求メッセージ(S101セッションID、セクタID、UL eHRPDメッセージ)をeHRPDアクセスノード708に送る。MME706は、セクタIDから正しいeHRPDアクセスノード708のエンティティおよびアドレスを特定する。セクタIDからeHRPDアクセスノードアドレスへの明確なマッピングがあり得ることに留意されたい。eAN708は、直接転送要求メッセージ(S101セッションID、DL eHRPDメッセージ)を使用してシグナリングをDL方向でMME706に送信する。S101セッションIDは、シグナリングを特定のUE702に関連付けるために使用される。MME706は、ダウンリンクS1 CDMA2000トンネリングメッセージ(DL eHRPDメッセージ)を使用してeNB704に情報を送る。eNB704は、UE702にシグナリングをトランスポートするためにDL情報転送メッセージ(DL eHRPDメッセージ)を使用する。一態様では、UE702がeHRPDアクセスに緊急セッションをハンドオーバしている場合、UE702はeHRPDアクセスに対し、緊急ハンドオーバであることを通知する。UEが限定されたサービス状態にあり、IMSIを有しないか、またはそのIMSIが認証されていない場合、IMEIがセッションIDとして使用される。IMSIが認証されていない場合、IMSIは、認証されていないことの指示とともに、S101トンネルでeHRPDアクセスに提供されることもある。
動作726において、UE702およびHSGW710は、S101トンネルでLCP交渉を実行することができる。一態様では、eHRPDアクセスノード708が緊急ハンドオーバをサポートするように構成されていない場合、eAN708は、緊急ハンドオーバを指示するハンドオーバ要求を拒否することができる。
動作728aにおいて、UE702は、HSGW710との間でEAP−AKAの認証を実行することができる。動作728bにおいて、GPP2 AAAサーバ712は、eHRPDシステムにおけるアクセスのためにUE702を認証し許可し得る。そのような態様では、3GPP2 AAAサーバ712は、HSS714に照会し、加入プロファイルとPDN接続ごとのAPNおよびP−GWアドレスペアとをHSGW710に返信する。一態様では、HSGWは、HSS/AAA714から受信された情報を記憶することができる。一態様では、UE702が緊急サービスのためにeHRPDアクセスへの緊急ハンドオーバを実行していて、eHRPDアクセスが緊急ハンドオーバをサポートする場合、eHRPDアクセスは、認証手順を省略することができるか、またはeHRPDアクセスは、認証が障害に直面してもハンドオーバ手順を続行し得ることを受け入れる。さらに、静的に構成されたP−GWがHRPDアクセスによって、認証されていないUEとしてUE702のために選択され得る。一態様では、上記で説明したように、別のチェックポイントの完了を指示するために、動作726および728a/728bの完了が利用され得る。
動作730において、UE702は1つまたは複数のPDN接続を確立/維持するためにHSGW710とメッセージを交換することができる。一態様では、UE702は、e−UTRAN内で現在接続されていて、eHRPD上で維持することを希望する各PDN接続のために、HSGW710とVSNCPメッセージを交換することができる。そのような態様では、UEはVSNCP構成要求メッセージ接続タイプを「ハンドオーバ」にセットし、LTEを介して取得された(1つまたは複数の)IPアドレスを含むことができる。PDNタイプがIPv6またはIPv4v6である場合、UE702は、IPv6 HSGWリンクローカルアドレスインターフェースID(IID)オプションを含むことができ、VSNCP構成要求メッセージにおいて値をすべてゼロにセットすることができる。PDNタイプがIPv4またはIPv4v6である場合、UEは、IPv4デフォルトルータアドレスを含むことができ、UEが現在割り当てられているIPv4デフォルトルータアドレスを有しない場合には、VSNCP構成要求メッセージにおいて値を0.0.0.0にセットする。UEは、eHRPD無線インターフェースでUEが直接動作する場合と同じPCOオプションリストを含むことができ、ネットワーク主導型QoSがサポートされる場合に、PCOオプションにBCMパラメータを含めることができる。一態様では、UE702は、eHRPDネットワークで有効なAPNのためのPDN接続を作成することができる。HSGW710は、IPv6 HSGWリンクローカルアドレスIIDオプションを含み、HSGWリンクローカルアドレスのインターフェースIDに値をセットするVSNCP構成ACKメッセージで応答することができる。HSGW710はまた、IPv4デフォルトルータアドレス構成オプションを含むことができ、HSGW710において値を事前設定された値にセットすることができる。UE702がVSNCP構成要求メッセージにおけるPCOオプションにネットワーク要求型ベアラ制御(Network Requested Bearer Control)インジケータのMSサポートを含めた場合、HSGW710は、VSNCP構成ACKメッセージにSelectedBCMを含めることができる。UE702はVSNCP構成ACKメッセージを受信したときに、新しい値が受信されたパラメータを更新し、(PCOオプションにおけるパラメータを含む)他のパラメータを変更せずに維持することができる。動作中、UE702は、S101でのIPv6アドレス割当て手順中にRS/RAを省略することができる。HSGW710は、アクティブなIPフロー用にベアラバインディング更新を実行するためのQoSポリシー規則を取得するために、PCRFとゲートウェイ制御セッション確立/ACKメッセージを交換することができる。UE702がeHRPDに到達し、そのときにHSGW701がPDN接続を完了させるためにPBUをP−GWに送ることができるようになるまで、HSGW710はP−GWとの対話を保留することに留意されたい。一態様では、上記で説明したように、別のチェックポイントの完了を指示するために、動作730の完了が利用され得る。
動作732において、UE702はすべての専用ベアラを確立するためにリソース予約手順を開始することができる。QoSがUE702によってeHRPDで開始され、アプリケーションが特定のFlowProfileIDを有する場合、AMSSはFlowProfileIDに基づいてトンネルでeHRPD QoSセットアップ手順を開始する。一態様では、IPv4の場合、UE702はVSNCP Config−ACKメッセージにおいて取得されたIPv4デフォルトルータアドレスを、そのPDN用のRSVPメッセージの宛先アドレスとして使用する。別の態様では、IPv6の場合、UE702はIPv6 HSGWリンクローカルアドレスを、そのPDN用のRSVPメッセージの宛先アドレスとして使用する。(1つまたは複数の)QoS予約は、確立された後にオンにされることはない。一態様では、上記で説明したように、別のチェックポイントの完了を指示するために、動作732の完了が利用され得る。QoS障害が発生した場合、UEがeHRPDに移行した後に障害が生じた場合を除いて、UEはアプリケーションに報告しなくてよく、図8を参照しながら論じるように、UE702はQoS再試行を実行することができる。
このポイントにおいて、UE702は、eHRPDアクセスシステムにおける事前登録を完了させており、HSS/AAA714によって認証されている。
図8は、事前登録手順で障害が検出されるワイヤレス通信の方法のフローチャート800である。一般に、UEは、障害が生じたHRPD事前登録手順を再試行するために、表2に記載のチェックポイントを特定することができる。各チェックポイントは、手順を定義しており、UEは、チェックポイントによって定義される障害が生じた手順を再試行することができる。ブロック802において、UEは、データのみ(DO)セッション事前登録手順を実行する必要があるかどうかを決定する。ブロック802において、DOセッション事前登録は必要でないとUEが決定した場合、ブロック804において、プロセスは838に進むことができる。対照的に、ブロック802において、DO事前登録は必要であるとUEが決定した場合、ブロック806においてUEは、セッション交渉に関連する信号送信で障害が発生しているかどうかを決定する。ブロック806において、セッション交渉に関連する信号送信で障害が発生しているとUEが決定した場合、ブロック808においてUEは、障害が永続的LTE接続障害であるかどうかを決定する。表1のインデックス6および9は、永続的LTE接続障害の例を提供しており、インデックス1〜5、7および8は、一時的LTE接続障害の例を提供している。ブロック808において、LTE接続障害が永続的障害であると決定された場合、ブロック810においてUEは、事前登録が許容されていないと見なすことができ、新しい事前登録許容指示を受信した後に事前登録を再試行することができる。一態様では、プロセスは新しい事前登録許容指示を受信したときに、DOセッション事前登録を再試行し、ブロック818に進んで、事前登録が成功したかどうかを決定することができる。
対照的に、ブロック808において、障害が永続的LTE接続障害ではないと決定された場合、ブロック812において、UEは、検出されたセッション交渉障害が禁止時間を指示しているかどうかを決定する。本明細書で使用される場合、禁止時間は、再試行プロセスが発生し得ない持続時間を指し得る。UEは、DOセッション交渉手順(たとえば、表2によるチェックポイント1)のためにセッション交渉バックオフタイマー(たとえば、PreRegBackoffTimer_DOSession)を維持することができる。ブロック812において、検出されたセッション交渉障害が禁止時間を指示しているとUEが決定した場合、ブロック814においてUEは、禁止期間の終了まで待ってから、事前登録プロセスを再試行することを試みる。一態様では、禁止時間が終了し、事前登録が再び試みられてよく、プロセスはブロック818に進み、事前登録は成功したかどうかを決定することができる。ブロック812において、禁止時間がないとUEが決定した場合、ブロック816においてUEは、PreRegBackoffTimer_DOSession値によって定義されたバックオフにより、障害が生じた手順を再試行することができる。そのような態様では、UEは、PreRegBackoffTimer_DOSessionが終了するまで、セッションの開始/交渉を再試行し得ない。さらに、事前登録が許容されている場合、ブロック818においてセッション交渉が成功するまで、UEはセッションの開始/交渉を再試行し続ける。一態様では、UEはセッション交渉において、トンネリングでシグナリングを送った後、障害に直面することがある。そのような態様では、UEがセッションの開始/交渉を試行している際にネットワークによって明確に拒否されたときに、セッション交渉障害は起き得る。セッション交渉障害は、以下が繰り返し発生することを含み得る。UATI割当て障害(たとえば、5回の障害)、交渉が完了する前にネットワークがセッションを閉じること(たとえば、3回以上)、任意の他の繰り返されるプロトコル交渉障害、たとえば、非準拠シグナリングメッセージフィールド、メッセージ交換タイムアウトなど。
一態様では、UEはカウンタを維持することもある。ブロック818において、事前登録が再び障害に直面した場合、ブロック820において、UEは、異なるLTEセルによってサービスが現在提供されているかどうかを決定する。ブロック820において、新しいLTEセルによってサービスが提供されているとUEが決定した場合、ブロック824においてUEは、バックオフタイマーとカウンタとをゼロにリセットすることができる。対照的に、新しいLTEセルがサービスを提供してはいないとUEが決定した場合、ブロック822において、UEはカウンタを増分することができる。ブロック818が成功裡に完了すると、UEはバックオフタイマーとカウンタとをゼロにリセットすることができる。
ブロック806において、検出された障害がセッション交渉に関する信号送信に関連していないとUEが決定した場合、ブロック826においてUEは、障害がセッション交渉障害に関連しているかどうかを決定する。ブロック826において、障害がセッション交渉中の障害に起因するとUEが決定した場合、ブロック828においてUEは、障害原因に対応するバックオフタイマーの終了後、事前登録プロセスを再試行することができる。
ブロック830において、仮想接続セットアップが成功した場合、UEは障害原因に関連するバックオフタイマー/カウンタをゼロにリセットすることができる。一態様では、再試行がセッション交渉障害に関連する場合、再試行が成功すると、プロセスはブロック838に進むことができる。別の態様では、再試行が仮想接続障害に関連する場合、再試行が成功すると、プロセスはブロック844に進むことができる。ブロック830において、仮想接続セットアップが成功しなかった場合、ブロック832においてUEは、カラーコードの変化があるかどうかを決定することができる。本明細書の態様において使用されている場合、カラーコードは、サービングネットワークおよび/または基地局を識別することができる。セクタのサブネットが変化したとき、カラーコードは変化する。UEは、S101インターフェースで動作している間、サービングLTEネットワークがブロードキャストするシステム情報ブロックを通してeHRPDネットワークのカラーコードを受信する。したがって、カラーコードの変化は、異なるセルがeHRPDサービスをサポートしていることを指示し得る。ブロック832において、カラーコードの変化が生じているとUEが決定した場合、ブロック836において、バックオフタイマーおよび関連カウンタがリセットされてよく、UEは仮想接続セットアップを再試行することができる。対照的に、UEがカラーコードの変化を検出していない場合、ブロック834においてUEは、仮想接続障害タイマーに関連するカウンタを増分することができ、ブロック828において、障害原因に関連する増分されたタイマーによって指示された時間の終了に基づき、仮想接続セットアップを再試行することができる。
対照的に、ブロック826において、セッション交渉障害がないとUEが決定した場合、ブロック838においてUEは、事前登録を介してPPP/IP/QoSコンテキストを作成する必要があるかどうかを決定する。ブロック838において、事前登録を通したPPP/IP/QoSコンテキストの作成の必要はないとUEが決定した場合、ブロック840において、プロセスはブロック888における終了に進むことができる。
ブロック838において、事前登録を通してPPP/IP/QoSコンテキストを作成する必要があるとUEが決定した場合、ブロック842においてUEは、検出された障害が仮想接続障害に関連しているかどうかを決定する。ブロック842において、検出された障害が仮想接続障害に関連しているとUEが決定した場合、上記で説明したように、ブロック828においてUEは、障害原因に対応するバックオフタイマーの終了後、事前登録プロセスを再試行することができる。たとえば、UEがトンネリングでデータ呼のための仮想接続の開始で障害に直面した場合、UEは、表3で定義するようにバックオフにより仮想接続を立ち上げるよう再試行することができる。
ブロック842において、仮想接続の確立中に障害が発生していないとUEが決定した場合、ブロック844においてUEは、LCP手順中に障害が発生しているかどうかを決定する。ブロック844において、LCP手順の一部として障害が発生しているとUEが決定した場合、ブロック846においてUEは、DOサービスを通してカバレージが提供される領域にUEが移動しているかどうかを決定することができる。ブロック846において、DOを通してサービスが提供されているとUEが決定した場合、ブロック848においてUEは、障害原因に関連するバックオフタイマーおよびカウンタをクリアし、障害が生じた手順の再試行を許容することができる。一態様では、UEがDOネットワークを通して直接的にカバレージを受け取っている場所に移動している場合、UEは、DCTMスロットリングタイマーが動作していない場合に直ちにLCP手順を再試行することができる。そのような態様では、LCPが直接モードで成功した場合、PreRegBackoffTimer_LCPがクリアされ得る。LCPがトンネルモードで成功した場合、現在のサブネットにおけるDCTMスロットリングタイマーがクリアされ得る。DOカバレージによってサポートされる領域にUEが移動していない場合、ブロック850においてUEは、障害原因に関連するタイマー(たとえば、LCPバックオフタイマーなど)の終了に基づき、障害が生じたベアラ確立手順を再試行することができる。一態様では、UEは、LCP交渉および認証手順(表2のチェックポイント2)のためにPreRegBackoffTimer_LCPを維持する。そのような態様では、UEは、様々なLTEセルにわたってLCPバックオフタイマーを維持する(たとえば、事前登録を許容しないLTEセルにUEが移動するときに、タイマーは動作し続けることができ、関連バックオフタイマーが終了し、事前登録を許容するセルにUEがある場合に、UEは障害が生じたLCP手順を再試行することができる)。ブロック852において、再試行された手順が成功した場合、プロセスはブロック860に進むことができる。対照的に、ブロック852において、再試行された手順が障害に直面した場合、ブロック854においてUEは、カラーコードの変化があるかどうかを決定することができる。ブロック854において、カラーコードの変化が生じているとUEが決定した場合、ブロック858において、バックオフタイマーおよび関連カウンタがリセットされてよく、プロセスはブロック846に戻ることができる。UEがカラーコードの変化を検出していない場合、ブロック856においてUEは、障害原因タイマーに関連するカウンタを増分することができ、ブロック846に戻ることができる。一態様では、EAP−AKAのサービス認証障害に伴うHRPDフォールバックが有効化されている場合、トンネリング中にUEは、有効化されているフォールバックサービスを使用するのではなく、関連バックオフによりEAP−AKAのサービス認証を再試行することができる。
ブロック844において、LCP手順の一部として障害が発生していないとUEが決定した場合、ブロック860においてUEは、障害がPDN確立手順に関連しているかどうかを決定する。一般に、手順が並列に発生する場合、再試行された手順は独立して実行され得る。たとえば、各PDN接続障害に関する再試行手順は独立して発生し得る。UEは、(事前登録手順が許容される場合に)障害が生じた手順を、成功するまで、またはLTE上でコンテキストが解放されるまで、再試行することができる。ブロック860において、PDN確立障害が発生しているとUEが決定した場合、ブロック862においてUEは、DOサービスを通してカバレージが提供される領域にUEが移動しているかどうかを決定することができる。ブロック862において、DOを通してサービスが提供されてはいないとUEが決定した場合、ブロック864においてUEは、PDNバックオフタイマーが終了した後、障害が生じた手順を再試行することができる。ブロック872において、PDN接続が成功していないと決定された場合、ブロック874において、PDNバックオフタイマーが増分され、プロセスはブロック862に戻ることができる。対照的に、ブロック872において再試行が成功した場合、プロセスはブロック876に進むことができる。DOカバレージによってサポートされる領域にUEが移動している場合、ブロック866においてUEは、明確な拒否があるかどうかを決定することができる。ブロック866において、明確な拒否があるとUEが決定した場合、PDN接続要求のバックオフがLTEおよびeHRPDにわたって維持されてよく、ブロック870においてUEは、PDN接続障害タイマーの終了に基づき、PDN接続プロセスを再試行することを許容し得る。ブロック866において、障害が明確なネットワーク拒否以外の理由に起因するとUEが決定した場合、ブロック868においてUEは、PDNバックオフタイマーの終了を待たずにPDN接続を再試行することを許容し得る。
ブロック860において、PDN接続障害がないとUEが決定した場合、ブロック876においてUEは、専用ベアラ確立手順に障害があるかどうかを決定する。ブロック876において、専用ベアラの確立に伴う障害があるとUEが決定した場合、ブロック878においてUEは、DOサービスを通してカバレージが提供される領域にUEが移動しているかどうかを決定することができる。ブロック878において、DOを通してサービスが提供されているとUEが決定した場合、ブロック880においてUEは、障害原因に関連するバックオフタイマーおよびカウンタをクリアし、障害が生じた手順の再試行を許容することができる。DOカバレージによってサポートされる領域にUEが移動していない場合、ブロック882においてUEは、障害原因に関連するタイマー(たとえば、QoSバックオフタイマーなど)の終了に基づき、障害が生じたベアラ確立手順を再試行することができる。ブロック884において、再試行が成功していないとUEが決定した場合、ブロック886において、障害原因に関連するタイマー(たとえば、QoSバックオフタイマー)が増分されてよく、プロセスはブロック878に戻ることができる。
ブロック876において、専用ベアラ確立中に障害がないと決定された場合、および/またはブロック884において、再試行手順が成功した場合、ブロック888において、事前登録手順が成功裡に完了する。
図9は、ユーザ機器900の例示的なアーキテクチャを示す。UE900は受信機902を備え、受信機902は、たとえば受信アンテナ(図示せず)から信号を受信し、受信された信号に対して典型的な動作(たとえば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバートなど)を行い、調整された信号をデジタル化してサンプルを得る。受信機902は復調器904を備えることができ、復調器904は、受信されたシンボルを復調し、それらをチャネル推定のためにプロセッサ906に供給することができる。プロセッサ906は、受信機902によって受信された情報を分析し、かつ/もしくは送信機920による送信のための情報を生成するのに専用のプロセッサ、UE900の1つまたは複数の構成要素を制御するプロセッサ、および/または、受信機902によって受信された情報の分析と、送信機920による送信のための情報の生成と、UE900の1つまたは複数の構成要素の制御とをともに行うプロセッサであってよい。
UE900はさらに、メモリ908を備えることができ、メモリ908は、プロセッサ906に動作可能に結合され、送信されるべきデータ、受信されたデータ、利用可能なチャネルに関係する情報、分析された信号および/または干渉強度に関連するデータ、割当てチャネル、電力、レートなどに関係する情報、ならびにチャネルを推定し、そのチャネルを介して通信するための他の適切な情報を記憶することができる。
さらに、プロセッサ906は、最適化ハンドオーバプロセスの一部として事前登録手順中に1つまたは複数の障害インスタンスを検出するための手段と、検出された1つまたは複数の障害インスタンスに基づいて1つまたは複数の事前登録再試行プロセスを実行するための手段とを提供することができる。
本明細書で説明するデータストア(たとえば、メモリ908)は、揮発性メモリまたは不揮発性メモリのいずれかとすることができ、あるいは揮発性メモリと不揮発性メモリの両方を含むことができることを諒解されたい。限定ではなく例として、不揮発性メモリは、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、電気的プログラマブルROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、またはフラッシュメモリを含み得る。揮発性メモリは、外部キャッシュメモリとして動作するランダムアクセスメモリ(RAM)を含み得る。限定ではなく例として、RAMは、同期RAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、同期DRAM(SDRAM)、ダブルデータレートSDRAM(DDR SDRAM)、拡張SDRAM(ESDRAM)、シンクリンクDRAM(SLDRAM)、およびダイレクトランバスRAM(DRRAM(登録商標))など、多くの形態が利用可能である。主題のシステムおよび方法のメモリ908は、これらおよび任意の他の適切なタイプのメモリを、これらに限定されることなく、備え得る。
UE900は、最適化ハンドオーバ手順の一部としてeHRPDネットワークへの事前登録の障害を検出すると、再試行支援および/または計時を行うように動作可能であり得る事前登録障害モジュール930をさらに含むことができる。一態様では、事前登録障害モジュール930は、障害が仮想接続障害に基づくときに事前登録を再試行するのを支援するように動作可能であり得る仮想接続障害モジュール931を含み得る。別の態様では、事前登録障害モジュール930は、障害がセッション交渉障害に基づくときに事前登録を再試行するのを支援するように動作可能であり得るセッション交渉障害モジュール933を含み得る。別の態様では、事前登録障害モジュール930は、障害がLCP手順障害に基づくときに事前登録を再試行するのを支援するように動作可能であり得るLCP手順障害モジュール935を含み得る。一態様では、事前登録障害モジュール930は、障害がPDN接続障害に基づくときに事前登録を再試行するのを支援するように動作可能であり得るPDN接続障害モジュール937を含み得る。またさらに、事前登録手順が並列に生じる場合、再試行された手順も独立して発生し得る。たとえば、各PDNの再試行手順は独立して実行され得る。一態様では、事前登録障害モジュール930は、障害がベアラ確立障害に基づくときに事前登録を再試行するのを支援するように動作可能であり得るベアラ確立障害モジュール939を含み得る。様々な事前登録障害モジュール930の構成要素の実装形態に関連するさらなる説明は、図7および図8に関して行っている。さらに、モジュール931、933、935、937および939に関連して使用され得るタイマーの例が表3において提供される。表3を参照すると、異なるバックオフタイマーは異なるバックオフタイマーを使用することができ、タイマーに応じて秒および/または分の単位で測定され得ることに留意されたい。さらに、表3に記載されているように、括弧内に含まれる値(たとえば、{5,5,5,15,30,60,120})は、カウンタ値ごとに使用される持続時間を指示している。たとえば、第1のバックオフ時間は5秒続くことがあり、一方で第6のバックオフ時間は60秒続くことがある。当業者であれば、表3で与えられる値は説明のためのものにすぎず、請求する主題の範囲を限定しないことを理解されよう。
Figure 0005847952
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さらに、UE900はユーザインターフェース940を含み得る。ユーザインターフェース940は、UE900への入力を生成するための入力機構942と、UE900のユーザよって消費される情報を生成するための出力機構942とを含み得る。たとえば、入力機構942は、キーまたはキーボード、マウス、タッチスクリーンディスプレイ、マイクロフォンなどの機構を含むことができる。さらに、たとえば、出力機構944は、ディスプレイ、オーディオスピーカー、触覚フィードバック機構、パーソナルエリアネットワーク(PAN)トランシーバなどを含み得る。
図10は、事前登録手順で障害が検出されるワイヤレス通信の方法のフローチャート1000である。ブロック1002において、UEは、最適化ハンドオーバプロセスの一部として事前登録手順中に1つまたは複数の障害インスタンスを検出し得る。一態様では、最適化ハンドオーバプロセスは、LTE無線接続を介したeHRPDネットワークへのUEの事前登録を含む。一態様では、UEは永続的LTE接続障害を特定し得る。一態様では、事前登録手順は1つまたは複数のチェックポイントを含み得る。一態様では、UEは、障害がセッション交渉に関する信号の送信中に発生しているかどうかを決定することができる。
ブロック1004において、UEは、検出された1つまたは複数の障害インスタンスに基づいて、1つまたは複数の事前登録再試行プロセスを実行し得る。一態様では、事前登録プロセスの再試行は、障害が検出された上述の1つまたは複数のチェックポイントの後のポイントから事前登録手順の一部分を実行することを含み得る。一態様では、UEは、図8に関して上述したように、検出された障害に関連するタイマーの終了後、事前登録プロセスの少なくとも一部分を再試行することができる。たとえば、一態様では、UEは、障害がセッション交渉に関するシグナリングの送信中に生じていると決定すると、セッション交渉バックオフタイマーの終了後、事前登録プロセスを再試行することができる。別の例示的な態様では、UEは、セッション交渉バックオフタイマーの終了後、事前登録プロセスを再試行することができる。
一態様では、図8および/または図10において説明した本方法は、図9および図11に関して説明されるような、1つまたは複数のモジュールおよび/または装置によって実施され得る。
図11は、例示的な装置100の機能を示す概念的なブロック図1100である。装置100は、受信モジュール1106からの1つまたは複数の事前登録障害通知1108の受信に基づいて事前登録手順の障害を検出するモジュール1102を含む。装置100は、検出された障害に基づいて再試行機構を決定し実行する事前登録再試行機構パフォーマンスモジュール1104をさらに含む。装置100は、上述のフローチャート中のステップの各々を実行する追加のモジュールを含み得る。そのため、上述のフローチャート中の各ステップは、1つのモジュールによって実行され得、装置100は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含み得る。
一構成では、ワイヤレス通信のための装置100に関連するモジュール(1102、1104、1106)のうちの1つまたは複数は、最適化ハンドオーバプロセスの一部として事前登録手順中に1つまたは複数の障害インスタンスを検出するための手段と、検出された1つまたは複数の障害インスタンスに基づいて1つまたは複数の事前登録再試行プロセスを実行するための手段とを提供する。一態様では、事前登録再試行機構パフォーマンスモジュール1104は、永続的LTE接続障害を検出すると、新しい事前登録通知を受信したときに事前登録を再試行するための手段を含むことができる。そのような態様では、事前登録検出モジュール1102は、UEがLTEネットワークから切り離されていることを検出するための手段、またはUEがLTEサービスの範囲外にあることを検出するための手段を含むことができる。一態様では、事前登録検出モジュール1102は、障害がセッション交渉の一部であるかどうかを検出するための手段を含むことができる。そのような態様では、事前登録再試行機構パフォーマンスモジュール1104は、障害がセッション交渉に関するシグナリングの送信中に生じていると決定すると、セッション交渉バックオフタイマーの終了後、事前登録プロセスを再試行するための手段を含むことができる。別のそのような態様では、事前登録再試行機構パフォーマンスモジュール1104は、セッション交渉バックオフタイマーの終了後、事前登録プロセスを再試行するための手段を含むことができる。禁止時間は、障害の検出に伴って指示されたときに、セッション交渉バックオフタイマー値に使用され得る。別の構成では、装置100は、異なるLTEセルにUEが移動していると決定するための手段と、セッション交渉バックオフタイマーをリセットするための手段と、セッション交渉タイマーに関連するカウンタをリセットするための手段と、事前登録手順を再試行するための手段とを含む。一態様では、事前登録再試行機構パフォーマンスモジュール1104は、検出された1つまたは複数の障害インスタンスに関連するバックオフタイマーの終了に基づき、事前登録手順を再試行するための手段を含むことができる。そのような態様では、1つまたは複数の障害インスタンスは、セッション交渉障害、データ呼を立ち上げるときの仮想接続障害、またはリンク制御プロトコル(LCP)障害のうちの少なくとも1つを含む。別の構成では、装置100は、カラーコードの変化をUEが検出していると決定するための手段と、検出された1つまたは複数の障害インスタンスに関連する再試行バックオフタイマーをリセットするための手段と、再試行バックオフタイマーに関連するカウンタをリセットするための手段と、事前登録手順を再試行するための手段とを含むことができる。一態様では、事前登録検出モジュール1102は、障害が明確なネットワーク拒否に起因するかどうか、またUEがeHRPDネットワークにハンドオーバしているかどうかを決定するための手段を含むことができる。そのような態様では、事前登録再試行機構パフォーマンスモジュール1104は、PDN接続バックオフタイマーの終了に基づき、またUEがeHRPDサポート対象ネットワークにハンドオーバしていないと決定すると、PDN接続確立手順を再試行するための手段、またはUEがeHRPDネットワークにハンドオーバしていると決定すると、また障害が明確なネットワーク拒否に起因すると決定すると、PDN接続バックオフタイマーの終了に基づき、PDN接続確立手順を再試行するための手段、またはUEがeHRPDネットワークにハンドオーバしていると決定すると、また障害が明確なネットワーク拒否に起因しないと決定すると、PDN接続バックオフタイマーの終了前にPDN接続確立手順を再試行するための手段を含み得る。一態様では、事前登録検出モジュール1102は、UEがeHRPDネットワークにハンドオーバしているかどうかを決定するための手段を含むことができる。そのような態様では、事前登録再試行機構パフォーマンスモジュール1104は、UEがeHRPDネットワークにハンドオーバしていないと決定すると、サービス品質(QoS)バックオフタイマーの終了に基づき、専用ベアラ確立手順を再試行するための手段、またはUEがeHRPDネットワークにハンドオーバしていると決定すると、QoSバックオフタイマーの終了前に専用ベアラ確立を再試行するための手段を含むことができる。一態様では、事前登録再試行機構パフォーマンスモジュール1104は、障害が検出された1つまたは複数のチェックポイントの後のポイントから事前登録手順の一部分を実行するための手段を含み得る。
上述の手段は、上述の手段によって具陳される機能を実行するように構成された、装置100(図9参照)および/または処理システム114の上述のモジュールのうちの1つまたは複数であり得る。上記で説明したように、処理システム114は、TXプロセッサ568と、RXプロセッサ556と、コントローラ/プロセッサ559とを含む。したがって、一構成では、上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実行するように構成されたTXプロセッサ568と、RXプロセッサ556と、コントローラ/プロセッサ559とであり得る。
出願で使用する「構成要素」、「モジュール」、「システム」などの用語は、限定はしないが、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアなど、コンピュータ関連のエンティティを含むものとする。たとえば、構成要素は、限定はしないが、プロセッサ上で実行されるプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータであり得る。例として、コンピューティングデバイス上で実行されるアプリケーションと、そのコンピューティングデバイスの両方が構成要素であり得る。1つまたは複数の構成要素がプロセスおよび/または実行スレッド内に存在することができ、1つの構成要素は1つのコンピュータ上に配置され得、かつ/または2つ以上のコンピュータ間に分散され得る。さらに、これらの構成要素は、様々なデータ構造を記憶している様々なコンピュータ可読媒体から実行することができる。これらの構成要素は、信号を介して、ローカルシステム、分散システム内の別の構成要素と相互作用し、かつ/あるいはインターネットなどのネットワーク上で他のシステムと相互作用する1つの構成要素からのデータのような、1つまたは複数のデータパケットを有する信号に従うことなどによって、ローカルプロセスおよび/またはリモートプロセスを介して通信し得る。
さらに、本明細書では、ワイヤード端末またはワイヤレス端末とすることができる端末に関する様々な態様について説明する。端末は、システム、デバイス、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイル、モバイルデバイス、リモート局、リモート端末、アクセス端末、ユーザ端末、端末、通信デバイス、ユーザエージェント、ユーザデバイス、またはユーザ機器(UE)と呼ばれることもある。ワイヤレス端末は、セルラー電話、衛星電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された他の処理デバイスであり得る。さらに、本明細書では基地局に関する様々な態様について説明する。基地局は、(1つまたは複数の)ワイヤレス端末と通信するために利用でき、アクセスポイント、ノードB、または何らかの他の用語で呼ばれることもある。
さらに、「または」という用語は、排他的な「または」ではなく、包括的な「または」を意味するものとする。すなわち、別段に規定されていない限り、または文脈から明らかでない限り、「XはAまたはBを使用する」という句は、自然包括的並べ替えのいずれかを意味するものとする。つまり、「XはAまたはBを使用する」という句は、以下の場合、すなわち、XがAを使用する場合、XがBを使用する場合、またはXがAとBの両方を使用する場合のうちのいずれかによって満足される。その上、本出願と添付の特許請求の範囲とで使用されるとき、冠詞「a」と「an」とは、別段に規定されていない限り、または単数形を対象とすべきであると文脈から明らかでない限り、通常、「1つまたは複数」を意味すると解釈されるべきである。
本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAおよび他のシステムなど、様々なワイヤレス通信システムに使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装することができる。UTRAは、Wideband−CDMA(W−CDMA)およびCDMAの他の変形態を含む。さらに、cdma2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM)などの無線技術を実装することができる。OFDMAシステムは、Evolved UTRA(E−UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装することができる。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)の一部である。3GPP Long Term Evolution(LTE)は、ダウンリンク上ではOFDMAを採用し、アップリンク上ではSC−FDMAを採用するE−UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と称する団体からの文書に記載されている。さらに、cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。さらに、そのようなワイヤレス通信システムは、不対無資格スペクトル、802.xxワイヤレスLAN、BLUETOOTH(登録商標)および任意の他の短距離または長距離ワイヤレス通信技法をしばしば使用するピアツーピア(たとえば、モバイルツーモバイル)アドホックネットワークシステムをさらに含むことができる。
上記の開示は、例示的な態様および/または実施形態について論じたが、添付の特許請求の範囲によって定義された記載の態様および/または実施形態の範囲から逸脱することなく、様々な変更および改変を本明細書で行うことができることに留意されたい。さらに、記載の態様および/または実施形態の要素は、単数形で説明または特許請求されていることがあるが、単数形に限定することが明示的に述べられていない限り、複数形が企図される。さらに、任意の態様および/または実施形態の全部または一部は、別段の規定がない限り、任意の他の態様および/または実施形態の全部または一部とともに利用され得る。
「例示的」という単語は、本明細書では「例、事例、または例示の働きをすること」を意味するために使用する。「例示的」として本明細書で説明するいかなる態様または設計も、必ずしも他の態様または設計よりも好ましいまたは有利なものと解釈すべきではない。さらに、本明細書で使用する、項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、単一のメンバーを含む、それらのアイテムの任意の組合せを指す。一例として、「a、bまたはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−cおよびa−b−cをカバーするものである。
本明細書で開示する方法は、説明した方法を達成するための1つまたは複数のステップまたはアクションを備える。本方法のステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなく互いに交換され得る。言い換えれば、ステップまたはアクションの特定の順序が指定されない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は特許請求の範囲から逸脱することなく変更され得る。
以下に、本願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
ワイヤレス通信の方法であって、
ユーザ機器(UE)によって、最適化ハンドオーバプロセスの一部として事前登録手順中に1つまたは複数の障害インスタンスを検出することと、
前記UEによって、前記検出された1つまたは複数の障害インスタンスに基づいて、1つまたは複数の事前登録再試行プロセスを実行することとを備える方法。
[2]
前記最適化ハンドオーバプロセスは、LTE無線接続を介した発展型高速パケットデータ(eHRPD)ネットワークへの前記UEの事前登録を備える、[1]に記載の方法。[3]
前記検出することは、永続的LTE接続障害を特定することをさらに備え、
1つまたは複数の事前登録再試行プロセスを前記実行することは、新しい事前登録通知を受信したときに事前登録を再試行することを備える、[1]に記載の方法。
[4]
前記永続的LTE障害を特定することは、
前記UEが前記LTEネットワークから切り離されていることを検出すること、または
前記UEがLTEサービスの範囲外にあることを検出することのうちの少なくとも1つを備える、[3]に記載の方法。
[5]
前記1つまたは複数の障害インスタンスのうちの1つのインスタンスは、一時的LTE接続障害を備え、
前記検出することは、前記障害がセッション交渉に関する信号の送信中に発生しているかどうかを決定することをさらに備える、[1]に記載の方法。
[6]
前記実行することは、前記障害がセッション交渉に関するシグナリングの送信中に生じていると決定すると、セッション交渉バックオフタイマーの終了後、前記事前登録プロセスを再試行することをさらに備える、[5]に記載の方法。
[7]
異なるLTEセルに前記UEが移動していると決定することと、
前記セッション交渉バックオフタイマーをリセットすることと、
前記セッション交渉バックオフタイマーに関連するカウンタをリセットすることと、
前記事前登録手順を再試行することとをさらに備える、[6]に記載の方法。
[8]
前記実行することは、前記セッション交渉バックオフタイマーの終了後、前記事前登録プロセスを再試行することをさらに備え、禁止時間が、前記障害の前記検出に伴って指示されているときに前記セッション交渉バックオフタイマー値に使用される、[5]に記載の方法。
[9]
前記1つまたは複数の障害インスタンスは、セッション交渉障害、データ呼を立ち上げるときの仮想接続障害、またはリンク制御プロトコル(LCP)障害のうちの少なくとも1つを備え、
前記実行することは、前記検出された1つまたは複数の障害インスタンスに関連するバックオフタイマーの終了に基づき、前記事前登録手順を再試行することを備える、[1]に記載の方法。
[10]
UEがカラーコードの変化を検出していると決定することと、
前記検出された1つまたは複数の障害インスタンスに関連する再試行バックオフタイマーをリセットすることと、
前記再試行バックオフタイマーに関連するカウンタをリセットすることと、
前記事前登録手順を再試行することとをさらに備える、[9]に記載の方法。
[11]
前記1つまたは複数の障害インスタンスのうちの1つのインスタンスは、パケットデータネットワーク(PDN)接続障害を備え、
前記検出することは、前記障害が明確なネットワーク拒否に起因するかどうか、また前記UEがeHRPDネットワークにハンドオーバしているかどうかを決定することをさらに備え、
前記実行することは、PDN接続バックオフタイマーの終了に基づき、また前記UEが前記eHRPDサポート対象ネットワークにハンドオーバしていないと決定すると、PDN接続確立手順を再試行することをさらに備え、または
前記実行することは、前記UEが前記eHRPDネットワークにハンドオーバしていると前記決定すると、また前記障害が前記明確なネットワーク拒否に起因すると決定すると、前記PDN接続バックオフタイマーの終了に基づき、前記PDN接続確立手順を再試行することを許容することをさらに備え、または
前記実行することは、前記UEが前記eHRPDネットワークにハンドオーバしていると前記決定すると、また前記障害が前記明確なネットワーク拒否に起因していないと決定すると、前記PDN接続バックオフタイマーの前記終了前に前記PDN接続確立手順を再試行することを許容することをさらに備える、[1]に記載の方法。
[12]
前記1つまたは複数の障害インスタンスのうちの1つのインスタンスは、専用ベアラ確立障害を備え、
前記検出することは、前記UEがeHRPDネットワークにハンドオーバしているかどうかを決定することをさらに備え、
前記実行することは、前記UEが前記eHRPDネットワークにハンドオーバしていないと決定すると、サーバ品質(QoS)バックオフタイマーの終了に基づき、専用ベアラ確立手順を再試行することをさらに備え、または
前記実行することは、前記UEが前記eHRPDネットワークにハンドオーバしていると前記決定すると、前記QoSバックオフタイマーの前記終了前に前記専用ベアラ確立を再試行することを許容することをさらに備える、[1]に記載の方法。
[13]
前記事前登録手順は1つまたは複数のチェックポイントを含み、
前記実行することは、前記障害が検出された前記1つまたは複数のチェックポイントの後のポイントから前記事前登録手順の一部分を実行することをさらに備える、[1]に記載の方法。
[14]
コンピュータ可読媒体を備え、前記コンピュータ可読媒体は、
ユーザ機器(UE)によって、最適化ハンドオーバプロセスの一部として事前登録手順中に1つまたは複数の障害インスタンスを検出することと、
前記UEによって、前記検出された1つまたは複数の障害インスタンスに基づいて、1つまたは複数の事前登録再試行プロセスを実行することとを行うためのコードを備える、コンピュータプログラム製品。
[15]
前記最適化ハンドオーバプロセスは、LTE無線接続を介した発展型高速パケットデータ(eHRPD)ネットワークへの前記UEの事前登録を備える、[14]に記載のコンピュータプログラム製品。
[16]
前記コンピュータ可読媒体は、
永続的LTE接続障害を特定することと、
新しい事前登録通知を受信したときに事前登録を再試行することとを行うためのコードをさらに備える、[14]に記載のコンピュータプログラム製品。
[17]
前記コンピュータ可読媒体は、
前記UEが前記LTEネットワークから切り離されていることを検出すること、または
前記UEがLTEサービスの範囲外にあることを検出することのうちの少なくとも1つを行うためのコードをさらに備える、[16]に記載のコンピュータプログラム製品。[18]
前記1つまたは複数の障害インスタンスのうちの1つのインスタンスは、一時的LTE接続障害を備え、
前記コンピュータ可読媒体は、前記障害がセッション交渉に関する信号の送信中に発生しているかどうかを決定するためのコードをさらに備える、[14]に記載のコンピュータプログラム製品。
[19]
前記コンピュータ可読媒体は、前記障害がセッション交渉に関するシグナリングの送信中に生じていると決定すると、セッション交渉バックオフタイマーの終了後、前記事前登録プロセスを再試行するためのコードをさらに備える、[18]に記載のコンピュータプログラム製品。
[20]
前記コンピュータ可読媒体は、
異なるLTEセルに前記UEが移動していると決定することと、
前記セッション交渉バックオフタイマーをリセットすることと、
前記セッション交渉バックオフタイマーに関連するカウンタをリセットすることと、
前記事前登録手順を再試行することとを行うためのコードをさらに備える、[19]に記載のコンピュータプログラム製品。
[21]
前記コンピュータ可読媒体は、前記セッション交渉バックオフタイマーの終了後、前記事前登録プロセスを再試行するためのコードをさらに備え、禁止時間が、前記障害の前記検出に伴って指示されているときに前記セッション交渉バックオフタイマー値に使用される、[18]に記載のコンピュータプログラム製品。
[22]
前記1つまたは複数の障害インスタンスは、セッション交渉障害、データ呼を立ち上げるときの仮想接続障害、またはリンク制御プロトコル(LCP)障害のうちの少なくとも1つを備え、
前記コンピュータ可読媒体は、前記検出された1つまたは複数の障害インスタンスに関連するバックオフタイマーの終了に基づき、前記事前登録手順を再試行するためのコードをさらに備える、[14]に記載のコンピュータプログラム製品。
[23]
前記コンピュータ可読媒体は、
UEがカラーコードのコードを検出していると決定することと、
前記検出された1つまたは複数の障害インスタンスに関連する再試行バックオフタイマーをリセットすることと、
前記再試行バックオフタイマーに関連するカウンタをリセットすることと、
前記事前登録手順を再試行することとを行うためのコードをさらに備える、[22]に記載のコンピュータプログラム製品。
[24]
前記1つまたは複数の障害インスタンスのうちの1つのインスタンスは、パケットデータネットワーク(PDN)接続障害を備え、
前記コンピュータ可読媒体は、
前記障害が明確なネットワーク拒否に起因するかどうか、また前記UEがeHRPDネットワークにハンドオーバしているかどうかを決定すること、および
PDN接続バックオフタイマーの終了に基づき、また前記UEが前記eHRPDサポート対象ネットワークにハンドオーバしていないと決定すると、PDN接続確立手順を再試行すること、または
前記UEが前記eHRPDネットワークにハンドオーバしていると前記決定すると、また前記障害が前記明確なネットワーク拒否に起因すると決定すると、前記PDN接続バックオフタイマーの終了に基づき、前記PDN接続確立手順を再試行することを許容すること、または
前記UEが前記eHRPDネットワークにハンドオーバしていると前記決定すると、また前記障害が前記明確なネットワーク拒否に起因していないと決定すると、前記PDN接続バックオフタイマーの前記終了前に前記PDN接続確立手順を再試行することを許容することを行うためのコードをさらに備える、[14]に記載のコンピュータプログラム製品。
[25]
前記1つまたは複数の障害インスタンスのうちの1つのインスタンスは、専用ベアラ確立障害を備え、
前記コンピュータ可読媒体は、
前記UEがeHRPDネットワークにハンドオーバしているかどうかを決定すること、および
前記UEが前記eHRPDネットワークにハンドオーバしていないと決定すると、サーバ品質(QoS)バックオフタイマーの終了に基づき、専用ベアラ確立手順を再試行すること、または
前記UEが前記eHRPDネットワークにハンドオーバしていると前記決定すると、前記QoSバックオフタイマーの前記終了前に前記専用ベアラ確立を再試行することを許容することを行うためのコードをさらに備える、[14]に記載のコンピュータプログラム製品。
[26]
前記事前登録手順は1つまたは複数のチェックポイントを含み、
前記コンピュータ可読媒体は、前記障害が検出された前記1つまたは複数のチェックポイントの後のポイントから前記事前登録手順の一部分を実行するためのコードをさらに備える、[14]に記載のコンピュータプログラム製品。
[27]
ワイヤレス通信のための装置であって、
ユーザ機器(UE)によって、最適化ハンドオーバプロセスの一部として事前登録手順中に1つまたは複数の障害インスタンスを検出するための手段と、
前記UEによって、前記検出された1つまたは複数の障害インスタンスに基づいて、1つまたは複数の事前登録再試行プロセスを実行するための手段とを備える装置。
[28]
前記最適化ハンドオーバプロセスは、LTE無線接続を介した発展型高速パケットデータ(eHRPD)ネットワークへの前記UEの事前登録を備える、[27]に記載の装置。
[29]
検出するための前記手段は、永続的LTE接続障害を特定するための手段をさらに備え、
1つまたは複数の事前登録再試行プロセスを実行するための前記手段は、新しい事前登録通知を受信したときに事前登録を再試行するための手段を備える、[27]に記載の装置。
[30]
前記永続的LTE障害を特定するための手段は、
前記UEが前記LTEネットワークから切り離されていることを検出するための手段、または
前記UEがLTEサービスの範囲外にあることを検出するための手段のうちの少なくとも1つを備える、[29]に記載の装置。
[31]
前記1つまたは複数の障害インスタンスのうちの1つのインスタンスは、一時的LTE接続障害を備え、
検出するための前記手段は、前記障害がセッション交渉に関する信号の送信中に発生しているかどうかを決定するための手段をさらに備える、[27]に記載の装置。
[32]
実行するための前記手段は、前記障害がセッション交渉に関するシグナリングの送信中に生じていると決定すると、セッション交渉バックオフタイマーの終了後、前記事前登録プロセスを再試行するための手段をさらに備える、[31]に記載の装置。
[33]
異なるLTEセルに前記UEが移動していると決定するための手段と、
前記セッション交渉バックオフタイマーをリセットするための手段と、
前記セッション交渉バックオフタイマーに関連するカウンタをリセットするための手段と、
前記事前登録手順を再試行するための手段とをさらに備える、[32]に記載の装置。
[34]
実行するための前記手段は、前記セッション交渉バックオフタイマーの終了後、前記事前登録プロセスを再試行するための手段をさらに備え、禁止時間が、前記障害の前記検出に伴って指示されているときに前記セッション交渉バックオフタイマー値に使用される、[31]に記載の装置。
[35]
前記1つまたは複数の障害インスタンスは、セッション交渉障害、データ呼を立ち上げるときの仮想接続障害、またはリンク制御プロトコル(LCP)障害のうちの少なくとも1つを備え、
実行するための前記手段は、前記検出された1つまたは複数の障害インスタンスに関連するバックオフタイマーの終了に基づき、前記事前登録手順を再試行するための手段を備える、[27]に記載の装置。
[36]
前記UEがカラーコードの変化を検出していると決定するための手段と、
前記検出された1つまたは複数の障害インスタンスに関連する再試行バックオフタイマーをリセットするための手段と、
前記再試行バックオフタイマーに関連するカウンタをリセットするための手段と、
前記事前登録手順を再試行するための手段とをさらに備える、[35]に記載の装置。
[37]
前記1つまたは複数の障害インスタンスのうちの1つのインスタンスは、パケットデータネットワーク(PDN)接続障害を備え、
検出するための前記手段は、前記障害が明確なネットワーク拒否に起因するかどうか、また前記UEがeHRPDネットワークにハンドオーバしているかどうかを決定するための手段をさらに備え、
実行するための前記手段は、PDN接続バックオフタイマーの終了に基づき、また前記UEが前記eHRPDサポート対象ネットワークにハンドオーバしていないと決定すると、PDN接続確立手順を再試行するための手段をさらに備え、または
実行するための前記手段は、前記UEが前記eHRPDネットワークにハンドオーバしていると前記決定すると、また前記障害が前記明確なネットワーク拒否に起因すると決定すると、前記PDN接続バックオフタイマーの終了に基づき、前記PDN接続確立手順を再試行することを許容するための手段をさらに備え、または
実行するための前記手段は、前記UEが前記eHRPDネットワークにハンドオーバしていると前記決定すると、また前記障害が前記明確なネットワーク拒否に起因していないと決定すると、前記PDN接続バックオフタイマーの前記終了前に前記PDN接続確立手順を再試行することを許容するための手段をさらに備える、[27]に記載の装置。
[38]
前記1つまたは複数の障害インスタンスのうちの1つのインスタンスは、専用ベアラ確立障害を備え、
検出するための前記手段は、前記UEがeHRPDネットワークにハンドオーバしているかどうかを決定するための手段をさらに備え、
実行するための前記手段は、前記UEが前記eHRPDネットワークにハンドオーバしていないと決定すると、サーバ品質(QoS)バックオフタイマーの終了に基づき、専用ベアラ確立手順を再試行するための手段をさらに備え、または
実行するための前記手段は、前記UEが前記eHRPDネットワークにハンドオーバしていると前記決定すると、前記QoSバックオフタイマーの前記終了前に前記専用ベアラ確立を再試行することを許容するための手段をさらに備える、[27]に記載の装置。[39]
前記事前登録手順は1つまたは複数のチェックポイントを含み、
実行するための前記手段は、前記障害が検出された前記1つまたは複数のチェックポイントの後のポイントから前記事前登録手順の一部分を実行するための手段をさらに備える、[27]に記載の装置。
[40]
通信のための装置であって、
プロセッサと、
事前登録障害モジュールとを備え、前記事前登録障害モジュールは、前記プロセッサと通信し、
最適化ハンドオーバプロセスの一部として事前登録手順中に1つまたは複数の障害インスタンスを検出することと、
前記検出された1つまたは複数の障害インスタンスに基づいて、1つまたは複数の事前登録再試行プロセスを実行することとを行うように構成される、装置。
[41]
前記最適化ハンドオーバプロセスは、LTE無線接続を介した発展型高速パケットデータ(eHRPD)ネットワークへの前記UEの事前登録を備える、[40]に記載の装置。
[42]
前記事前登録障害モジュールは、
永続的LTE接続障害を特定することと、
新しい事前登録通知を受信したときに事前登録を再試行することとを行うようにさらに構成される、[40]に記載の装置。
[43]
前記事前登録障害モジュールは、
前記UEが前記LTEネットワークから切り離されていること、または
前記UEがLTEサービスの範囲外にあることのうちの少なくとも1つを検出するようにさらに構成される、[42]に記載の装置。
[44]
前記1つまたは複数の障害インスタンスのうちの1つのインスタンスは、一時的LTE接続障害を備え、
前記事前登録障害モジュールは、前記障害がセッション交渉に関する信号の送信中に発生しているかどうかを決定するようにさらに構成される、[40]に記載の装置。
[45]
前記事前登録障害モジュールは、前記障害がセッション交渉に関するシグナリングの送信中に生じていると決定すると、セッション交渉バックオフタイマーの終了後、前記事前登録プロセスを再試行するようにさらに構成される、[44]に記載の装置。
[46]
前記事前登録障害モジュールは、
異なるLTEセルに前記UEが移動していると決定することと、
前記セッション交渉バックオフタイマーをリセットすることと、
前記セッション交渉バックオフタイマーに関連するカウンタをリセットすることと、
前記事前登録手順を再試行することとを行うようにさらに構成される、[45]に記載の装置。
[47]
前記事前登録障害モジュールは、前記セッション交渉バックオフタイマーの終了後、前記事前登録プロセスを再試行するようにさらに構成され、禁止時間が、前記障害の前記検出に伴って指示されているときに前記セッション交渉バックオフタイマー値に使用される、[44]に記載の装置。
[48]
前記1つまたは複数の障害インスタンスは、セッション交渉障害、データ呼を立ち上げるときの仮想接続障害、またはリンク制御プロトコル(LCP)障害のうちの少なくとも1つを備え、
前記事前登録障害モジュールは、前記検出された1つまたは複数の障害インスタンスに関連するバックオフタイマーの終了に基づき、前記事前登録手順を再試行するようにさらに構成される、[40]に記載の装置。
[49]
前記事前登録障害モジュールは、
UEがカラーコードの変化を検出していると決定することと、
前記検出された1つまたは複数の障害インスタンスに関連する再試行バックオフタイマーをリセットすることと、
前記再試行バックオフタイマーに関連するカウンタをリセットすることと、
前記事前登録手順を再試行することとを行うようにさらに構成される、[22]に記載の装置。
[50]
前記1つまたは複数の障害インスタンスのうちの1つのインスタンスは、パケットデータネットワーク(PDN)接続障害を備え、
前記事前登録障害モジュールは、
前記障害が明確なネットワーク拒否に起因するかどうか、また前記UEがeHRPDネットワークにハンドオーバしているかどうかを決定すること、および
PDN接続バックオフタイマーの終了に基づき、また前記UEが前記eHRPDサポート対象ネットワークにハンドオーバしていないと決定すると、PDN接続確立手順を再試行すること、または
前記UEが前記eHRPDネットワークにハンドオーバしていると前記決定すると、また前記障害が前記明確なネットワーク拒否に起因すると決定すると、前記PDN接続バックオフタイマーの終了に基づき、前記PDN接続確立手順を再試行することを許容すること、または
前記UEが前記eHRPDネットワークにハンドオーバしていると前記決定すると、また前記障害が前記明確なネットワーク拒否に起因していないと決定すると、前記PDN接続バックオフタイマーの前記終了前に前記PDN接続確立手順を再試行することを許容することを行うようにさらに構成される、[40]に記載の装置。
[51]
前記1つまたは複数の障害インスタンスのうちの1つのインスタンスは、専用ベアラ確立障害を備え、
前記事前登録障害モジュールは、
前記UEがeHRPDネットワークにハンドオーバしているかどうかを決定すること、および
前記UEが前記eHRPDネットワークにハンドオーバしていないと決定すると、サーバ品質(QoS)バックオフタイマーの終了に基づき、専用ベアラ確立手順を再試行すること、または
前記UEが前記eHRPDネットワークにハンドオーバしていると前記決定すると、前記QoSバックオフタイマーの前記終了前に前記専用ベアラ確立を再試行することを許容することを行うようにさらに構成される、[40]に記載の装置。
[52]
前記事前登録手順は1つまたは複数のチェックポイントを含み、
前記事前登録障害モジュールは、前記障害が検出された前記1つまたは複数のチェックポイントの後のポイントから前記事前登録手順の一部分を実行するようにさらに構成される、[40]に記載の装置。

Claims (48)

  1. ワイヤレス通信の方法であって、
    ユーザ機器(UE)によって、最適化ハンドオーバプロセスの一部として事前登録手順中に1つまたは複数の障害インスタンスを検出することと、
    前記UEによって、前記検出された1つまたは複数の障害インスタンスに基づいて、1つまたは複数の事前登録再試行プロセスを実行することと、
    を備え、
    前記事前登録手順は1つまたは複数のチェックポイントを含み、
    前記実行することは、前記障害が検出された前記1つまたは複数のチェックポイントの後のポイントから、前記検出された障害に関連するタイマーの終了後に、前記事前登録手順の一部分を実行することを備える、
    方法。
  2. 前記最適化ハンドオーバプロセスは、LTE無線接続を介した発展型高速パケットデータ(eHRPD)ネットワークへの前記UEの事前登録を備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記検出することは、永続的LTE接続障害を特定することをさらに備え、
    1つまたは複数の事前登録再試行プロセスを前記実行することは、新しい事前登録通知を受信したときに事前登録を再試行することを備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記永続的LTE接続障害を特定することは、
    前記UEが前記LTEネットワークから切り離されていることを検出すること、または
    前記UEがLTEサービスの範囲外にあることを検出することのうちの少なくとも1つを備える、請求項3に記載の方法。
  5. 前記1つまたは複数の障害インスタンスのうちの1つのインスタンスは、一時的LTE接続障害を備え、
    前記検出することは、前記一時的LTE接続障害がセッション交渉に関する信号の送信中に発生しているかどうかを決定することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記実行することは、前記一時的LTE接続障害がセッション交渉に関するシグナリングの送信中に生じていると決定すると、セッション交渉バックオフタイマーの終了後、前記事前登録プロセスを再試行することをさらに備える、請求項5に記載の方法。
  7. 異なるLTEセルに前記UEが移動していると決定することと、
    前記セッション交渉バックオフタイマーをリセットすることと、
    前記セッション交渉バックオフタイマーに関連するカウンタをリセットすることと、
    前記事前登録手順を再試行することと、をさらに備える、請求項6に記載の方法。
  8. 前記実行することは、セッション交渉バックオフタイマーの終了後、前記事前登録プロセスを再試行することをさらに備え、禁止時間が、前記一時的LTE接続障害の前記検出に伴って指示されているときに前記セッション交渉バックオフタイマー値に使用される、請求項5に記載の方法。
  9. 前記1つまたは複数の障害インスタンスは、セッション交渉障害、データ呼を立ち上げるときの仮想接続障害、またはリンク制御プロトコル(LCP)障害のうちの少なくとも1つを備え、
    前記実行することは、前記検出された1つまたは複数の障害インスタンスに関連するバックオフタイマーの終了に基づき、前記事前登録手順を再試行することを備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記UEがカラーコードの変化を検出していると決定することと、
    前記検出された1つまたは複数の障害インスタンスに関連する再試行バックオフタイマーをリセットすることと、
    前記再試行バックオフタイマーに関連するカウンタをリセットすることと、
    前記事前登録手順を再試行することと、をさらに備える、請求項9に記載の方法。
  11. 前記1つまたは複数の障害インスタンスのうちの1つのインスタンスは、パケットデータネットワーク(PDN)接続障害を備え、
    前記検出することは、前記PDN接続障害が明確なネットワーク拒否に起因するかどうか、また前記UEがeHRPDネットワークにハンドオーバしているかどうかを決定することをさらに備え、
    前記実行することは、PDN接続バックオフタイマーの終了に基づき、また前記UEが前記eHRPDサポート対象ネットワークにハンドオーバしていないと決定すると、PDN接続確立手順を再試行することをさらに備え、または
    前記実行することは、前記UEが前記eHRPDネットワークにハンドオーバしていると前記決定すると、また前記PDN接続障害が前記明確なネットワーク拒否に起因すると決定すると、前記PDN接続バックオフタイマーの終了に基づき、前記PDN接続確立手順を再試行することを許容することをさらに備え、または
    前記実行することは、前記UEが前記eHRPDネットワークにハンドオーバしていると前記決定すると、また前記PDN接続障害が前記明確なネットワーク拒否に起因していないと決定すると、前記PDN接続バックオフタイマーの前記終了前に前記PDN接続確立手順を再試行することを許容することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  12. 前記1つまたは複数の障害インスタンスのうちの1つのインスタンスは、専用ベアラ確立障害を備え、
    前記検出することは、前記UEがeHRPDネットワークにハンドオーバしているかどうかを決定することをさらに備え、
    前記実行することは、前記UEが前記eHRPDネットワークにハンドオーバしていないと決定すると、サーバ品質(QoS)バックオフタイマーの終了に基づき、専用ベアラ確立手順を再試行することをさらに備え、または
    前記実行することは、前記UEが前記eHRPDネットワークにハンドオーバしていると前記決定すると、前記QoSバックオフタイマーの前記終了前に前記専用ベアラ確立を再試行することを許容することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  13. ユーザ機器(UE)、最適化ハンドオーバプロセスの一部として事前登録手順中に1つまたは複数の障害インスタンスを検出させるためのコードと、
    前記UEに、前記検出された1つまたは複数の障害インスタンスに基づいて、1つまたは複数の事前登録再試行プロセスを実行させるためのコードと
    を備え、
    前記事前登録手順は1つまたは複数のチェックポイントを含み、
    前記UEに前記1つまたは複数の事前登録再試行プロセスを実行させるためのコードは、前記UEに、前記障害が検出された前記1つまたは複数のチェックポイントの後のポイントから、前記検出された障害に関連するタイマーの終了後に、前記事前登録手順の一部分を実行させるようにさらに構成される、
    コンピュータ可読記憶媒体
  14. 前記最適化ハンドオーバプロセスは、LTE無線接続を介した発展型高速パケットデータ(eHRPD)ネットワークへの前記UEの事前登録を備える、請求項13に記載のコンピュータ可読記憶媒体
  15. 前記UEに、永続的LTE接続障害を特定させるためのコードと、
    前記UEに、新しい事前登録通知を受信したときに事前登録を再試行させるためのコードと、をさらに備える、請求項13に記載のコンピュータ可読記憶媒体
  16. 前記UEに、前記UEが前記LTEネットワークから切り離されていることを検出させるか、または、前記UEがLTEサービスの範囲外にあることを検出させるかのうちの少なくとも1つのコードをさらに備える、請求項15に記載のコンピュータ可読記憶媒体
  17. 前記1つまたは複数の障害インスタンスのうちの1つのインスタンスは、一時的LTE接続障害を備え、
    前記コンピュータ可読記憶媒体は、前記UEに、前記一時的LTE接続障害がセッション交渉に関する信号の送信中に発生しているかどうかを決定させるためのコードをさらに備える、請求項13に記載のコンピュータ可読記憶媒体
  18. 前記UEに、前記一時的LTE接続障害がセッション交渉に関するシグナリングの送信中に生じているとの決定を受けて、セッション交渉バックオフタイマーの終了後、前記事前登録プロセスを再試行させるためのコードをさらに備える、請求項17に記載のコンピュータ可読記憶媒体
  19. 前記UEに、
    異なるLTEセルに前記UEが移動していると決定させ
    前記セッション交渉バックオフタイマーをリセットさせ
    前記セッション交渉バックオフタイマーに関連するカウンタをリセットさせ
    前記事前登録手順を再試行させるためのコードをさらに備える、請求項18に記載のコンピュータ可読記憶媒体
  20. 前記UEに、セッション交渉バックオフタイマーの終了後、前記事前登録プロセスを再試行させるためのコードをさらに備え、禁止時間が、前記一時的LTE接続障害の前記検出に伴って指示されているときに前記セッション交渉バックオフタイマー値に使用される、請求項17に記載のコンピュータ可読記憶媒体
  21. 前記1つまたは複数の障害インスタンスは、セッション交渉障害、データ呼を立ち上げるときの仮想接続障害、またはリンク制御プロトコル(LCP)障害のうちの少なくとも1つを備え、
    前記コンピュータ可読記憶媒体は、前記UEに、前記検出された1つまたは複数の障害インスタンスに関連するバックオフタイマーが終了すると、前記事前登録手順を再試行させるためのコードをさらに備える、請求項13に記載のコンピュータ可読記憶媒体
  22. 前記UEに、
    前記UEがカラーコードのコードを検出していると決定させ
    前記検出された1つまたは複数の障害インスタンスに関連する再試行バックオフタイマーをリセットさせ
    前記再試行バックオフタイマーに関連するカウンタをリセットさせ
    前記事前登録手順を再試行させるためのコードをさらに備える、請求項21に記載のコンピュータ可読記憶媒体
  23. 前記1つまたは複数の障害インスタンスのうちの1つのインスタンスは、パケットデータネットワーク(PDN)接続障害を備え、
    前記コンピュータ可読記憶媒体は、前記UEに、
    前記PDN接続障害が明確なネットワーク拒否に起因するかどうか、また前記UEがeHRPDネットワークにハンドオーバしているかどうかを決定させ、および
    PDN接続バックオフタイマーが終了すると、また前記UEが前記eHRPDサポート対象ネットワークにハンドオーバしていないと決定するとPDN接続確立手順を再試行させ、または
    前記PDN接続バックオフタイマーが終了し、前記UEが前記eHRPDネットワークにハンドオーバしていると前記決定し、また前記PDN接続障害が前記明確なネットワーク拒否に起因すると決定すると、前記PDN接続確立手順を再試行することを許容させ、または
    前記UEが前記eHRPDネットワークにハンドオーバしていると前記決定し、また前記PDN接続障害が前記明確なネットワーク拒否に起因していないと決定すると、前記PDN接続バックオフタイマーの前記終了前に前記PDN接続確立手順を再試行することを許容させるためのコードをさらに備える、請求項13に記載のコンピュータ可読記憶媒体
  24. 前記1つまたは複数の障害インスタンスのうちの1つのインスタンスは、専用ベアラ確立障害を備え、
    前記コンピュータ可読記憶媒体は、前記UEに、
    前記UEがeHRPDネットワークにハンドオーバしているかどうかを決定させ、および
    前記UEが前記eHRPDネットワークにハンドオーバしていないと決定すると、サーバ品質(QoS)バックオフタイマーの終了に基づき、専用ベアラ確立手順を再試行させ、または
    前記UEが前記eHRPDネットワークにハンドオーバしていると前記決定すると、前記QoSバックオフタイマーの前記終了前に前記専用ベアラ確立を再試行することを許容させるためのコードをさらに備える、請求項13に記載のコンピュータ可読記憶媒体
  25. ワイヤレス通信のための装置であって、
    ユーザ機器(UE)によって、最適化ハンドオーバプロセスの一部として事前登録手順中に1つまたは複数の障害インスタンスを検出するための手段と、
    前記UEによって、前記検出された1つまたは複数の障害インスタンスに基づいて、1つまたは複数の事前登録再試行プロセスを実行するための手段と、
    を備え、
    前記事前登録手順は1つまたは複数のチェックポイントを含み、
    前記実行するための手段は、前記障害が検出された前記1つまたは複数のチェックポイントの後のポイントから、前記検出された障害に関連するタイマーの終了後に、前記事前登録手順の一部分を実行するようにさらに構成される、
    装置。
  26. 前記最適化ハンドオーバプロセスは、LTE無線接続を介した発展型高速パケットデータ(eHRPD)ネットワークへの前記UEの事前登録を備える、請求項25に記載の装置。
  27. 検出するための前記手段は、永続的LTE接続障害を特定するための手段をさらに備え、
    1つまたは複数の事前登録再試行プロセスを実行するための前記手段は、新しい事前登録通知を受信したときに事前登録を再試行するための手段を備える、請求項25に記載の装置。
  28. 前記永続的LTE接続障害を特定するための手段は、
    前記UEが前記LTEネットワークから切り離されていることを検出するための手段、または
    前記UEがLTEサービスの範囲外にあることを検出するための手段のうちの少なくとも1つを備える、請求項27に記載の装置。
  29. 前記1つまたは複数の障害インスタンスのうちの1つのインスタンスは、一時的LTE接続障害を備え、
    検出するための前記手段は、前記一時的LTE接続障害がセッション交渉に関する信号の送信中に発生しているかどうかを決定するための手段をさらに備える、請求項25に記載の装置。
  30. 実行するための前記手段は、前記一時的LTE接続障害がセッション交渉に関するシグナリングの送信中に生じていると決定すると、セッション交渉バックオフタイマーの終了後、前記事前登録プロセスを再試行するための手段をさらに備える、請求項29に記載の装置。
  31. 異なるLTEセルに前記UEが移動していると決定するための手段と、
    前記セッション交渉バックオフタイマーをリセットするための手段と、
    前記セッション交渉バックオフタイマーに関連するカウンタをリセットするための手段と、
    前記事前登録手順を再試行するための手段とをさらに備える、請求項30に記載の装置。
  32. 実行するための前記手段は、セッション交渉バックオフタイマーの終了後、前記事前登録プロセスを再試行するための手段をさらに備え、禁止時間が、前記一時的LTE接続障害の前記検出に伴って指示されているときに前記セッション交渉バックオフタイマー値に使用される、請求項29に記載の装置。
  33. 前記1つまたは複数の障害インスタンスは、セッション交渉障害、データ呼を立ち上げるときの仮想接続障害、またはリンク制御プロトコル(LCP)障害のうちの少なくとも1つを備え、
    実行するための前記手段は、前記検出された1つまたは複数の障害インスタンスに関連するバックオフタイマーの終了に基づき、前記事前登録手順を再試行するための手段を備える、請求項25に記載の装置。
  34. 前記UEがカラーコードの変化を検出していると決定するための手段と、
    前記検出された1つまたは複数の障害インスタンスに関連する再試行バックオフタイマーをリセットするための手段と、
    前記再試行バックオフタイマーに関連するカウンタをリセットするための手段と、
    前記事前登録手順を再試行するための手段とをさらに備える、請求項33に記載の装置。
  35. 前記1つまたは複数の障害インスタンスのうちの1つのインスタンスは、パケットデータネットワーク(PDN)接続障害を備え、
    検出するための前記手段は、前記PDN接続障害が明確なネットワーク拒否に起因するかどうか、また前記UEがeHRPDネットワークにハンドオーバしているかどうかを決定するための手段をさらに備え、
    実行するための前記手段は、PDN接続バックオフタイマーの終了に基づき、また前記UEが前記eHRPDサポート対象ネットワークにハンドオーバしていないと決定すると、PDN接続確立手順を再試行するための手段をさらに備え、または
    実行するための前記手段は、前記UEが前記eHRPDネットワークにハンドオーバしていると前記決定すると、また前記PDN接続障害が前記明確なネットワーク拒否に起因すると決定すると、前記PDN接続バックオフタイマーの終了に基づき、前記PDN接続確立手順を再試行することを許容するための手段をさらに備え、または
    実行するための前記手段は、前記UEが前記eHRPDネットワークにハンドオーバしていると前記決定すると、また前記PDN接続障害が前記明確なネットワーク拒否に起因していないと決定すると、前記PDN接続バックオフタイマーの前記終了前に前記PDN接続確立手順を再試行することを許容するための手段をさらに備える、請求項25に記載の装置。
  36. 前記1つまたは複数の障害インスタンスのうちの1つのインスタンスは、専用ベアラ確立障害を備え、
    検出するための前記手段は、前記UEがeHRPDネットワークにハンドオーバしているかどうかを決定するための手段をさらに備え、
    実行するための前記手段は、前記UEが前記eHRPDネットワークにハンドオーバしていないと決定すると、サーバ品質(QoS)バックオフタイマーの終了に基づき、専用ベアラ確立手順を再試行するための手段をさらに備え、または
    実行するための前記手段は、前記UEが前記eHRPDネットワークにハンドオーバしていると前記決定すると、前記QoSバックオフタイマーの前記終了前に前記専用ベアラ確立を再試行することを許容するための手段をさらに備える、請求項25に記載の装置。
  37. 通信のための装置であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと通信している事前登録障害モジュールとを備え、
    前記事前登録障害モジュールは、
    最適化ハンドオーバプロセスの一部として事前登録手順中に1つまたは複数の障害インスタンスを検出し、
    前記検出された1つまたは複数の障害インスタンスに基づいて、1つまたは複数の事前登録再試行プロセスを実行する
    ように構成され、
    前記事前登録手順は1つまたは複数のチェックポイントを含み、
    前記1つまたは複数の事前登録再試行プロセスを実行するために、前記事前登録障害モジュールは、前記障害が検出された前記1つまたは複数のチェックポイントの後のポイントから、前記検出された障害に関連するタイマーの終了後に、前記事前登録手順の一部分を実行するようにさらに構成される、
    装置。
  38. 前記最適化ハンドオーバプロセスは、LTE無線接続を介した発展型高速パケットデータ(eHRPD)ネットワークへの前記UEの事前登録を備える、請求項37に記載の装置。
  39. 前記事前登録障害モジュールは、
    永続的LTE接続障害を特定
    新しい事前登録通知を受信したときに事前登録を再試行するようにさらに構成される、請求項37に記載の装置。
  40. 前記事前登録障害モジュールは、
    前記UEが前記LTEネットワークから切り離されていること、または
    前記UEがLTEサービスの範囲外にあることのうちの少なくとも1つを検出するようにさらに構成される、請求項39に記載の装置。
  41. 前記1つまたは複数の障害インスタンスのうちの1つのインスタンスは、一時的LTE接続障害を備え、
    前記事前登録障害モジュールは、前記一時的LTE接続障害がセッション交渉に関する信号の送信中に発生しているかどうかを決定するようにさらに構成される、請求項37に記載の装置。
  42. 前記事前登録障害モジュールは、前記一時的LTE接続障害がセッション交渉に関するシグナリングの送信中に生じていると決定すると、セッション交渉バックオフタイマーの終了後、前記事前登録プロセスを再試行するようにさらに構成される、請求項41に記載の装置。
  43. 前記事前登録障害モジュールは、
    異なるLTEセルに前記UEが移動していると決定
    前記セッション交渉バックオフタイマーをリセット
    前記セッション交渉バックオフタイマーに関連するカウンタをリセット
    前記事前登録手順を再試行するようにさらに構成される、請求項42に記載の装置。
  44. 前記事前登録障害モジュールは、セッション交渉バックオフタイマーの終了後、前記事前登録プロセスを再試行するようにさらに構成され、禁止時間が、前記一時的LTE接続障害の前記検出に伴って指示されているときに前記セッション交渉バックオフタイマー値に使用される、請求項41に記載の装置。
  45. 前記1つまたは複数の障害インスタンスは、セッション交渉障害、データ呼を立ち上げるときの仮想接続障害、またはリンク制御プロトコル(LCP)障害のうちの少なくとも1つを備え、
    前記事前登録障害モジュールは、前記検出された1つまたは複数の障害インスタンスに関連するバックオフタイマーの終了に基づき前記事前登録手順を再試行するようにさらに構成される、請求項37に記載の装置。
  46. 前記事前登録障害モジュールは、
    UEがカラーコードの変化を検出していると決定
    前記検出された1つまたは複数の障害インスタンスに関連する再試行バックオフタイマーをリセット
    前記再試行バックオフタイマーに関連するカウンタをリセット
    前記事前登録手順を再試行するようにさらに構成される、請求項45に記載の装置。
  47. 前記1つまたは複数の障害インスタンスのうちの1つのインスタンスは、パケットデータネットワーク(PDN)接続障害を備え、
    前記事前登録障害モジュールは、
    前記障害が明確なネットワーク拒否に起因するかどうか、また前記UEがeHRPDネットワークにハンドオーバしているかどうかを決定、および
    PDN接続バックオフタイマーの終了に基づき、また前記UEが前記eHRPDサポート対象ネットワークにハンドオーバしていないと決定すると、PDN接続確立手順を再試行、または
    前記UEが前記eHRPDネットワークにハンドオーバしていると前記決定すると、また前記PDN接続障害が前記明確なネットワーク拒否に起因すると決定すると、前記PDN接続バックオフタイマーの終了に基づき、前記PDN接続確立手順を再試行することを許容、または
    前記UEが前記eHRPDネットワークにハンドオーバしていると前記決定すると、また前記PDN接続障害が前記明確なネットワーク拒否に起因していないと決定すると、前記PDN接続バックオフタイマーの前記終了前に前記PDN接続確立手順を再試行することを許容するようにさらに構成される、請求項37に記載の装置。
  48. 前記1つまたは複数の障害インスタンスのうちの1つのインスタンスは、専用ベアラ確立障害を備え、
    前記事前登録障害モジュールは、
    前記UEがeHRPDネットワークにハンドオーバしているかどうかを決定、および
    前記UEが前記eHRPDネットワークにハンドオーバしていないと決定すると、サーバ品質(QoS)バックオフタイマーの終了に基づき、専用ベアラ確立手順を再試行、または
    前記UEが前記eHRPDネットワークにハンドオーバしていると前記決定すると、前記QoSバックオフタイマーの前記終了前に前記専用ベアラ確立を再試行することを許容するようにさらに構成される、請求項37に記載の装置。
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