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JP5846999B2 - 検査方法及びインクジェット記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェット記録装置が備える記録ヘッドに形成されたノズルから吐出されるインクの吐出状態を検査するための検査方法と、インクジェット記録装置に関する。
インクジェット記録装置を対象として、インクの吐出状態を検査するための技術が提案されている。例えば、特許文献1には、テストパターンの検出方法が開示されている。この検出方法では、被記録媒体にテストパターンが記録される。その後、テストパターンが記録された被記録媒体に紫外線が照射され、蛍光体が発する蛍光を検知することにより、テストパターンが検出される。被記録媒体は、支持体の表面に蛍光体を含有したインク受容層を有する。特許文献1には、次のことも開示されている。支持体としては、普通紙、アート紙、コート紙及びキャストコート紙等の紙単体、プラスチックフィルム、ポリオレフィンで被覆した複合紙、布等を用いることができる。支持体がインクを吸収するとコックリングを起こし、テストパターンとして不正確となるため、平滑度の高い支持体を用いることが好ましく、中でもプラスチックフィルムやポリオレフィンで被覆した複合紙のように非吸水性支持体を用いることが好ましい。Y(イエロー)インク、特に淡Yインクや透明インクは被記録媒体上での視認性が悪いため、これら淡Yインクや透明インクによってテストパターンを記録しても、テストパターンが見えにくく、センサー等を利用して検出を行う場合でも、正確な検出は困難である。
特許文献2には、インクジェット記録装置の記録処理液吐出検査方法が開示されている。この方法は、インクと無色透明な記録処理液とを連続して吐出し、記録媒体上でこれらを混合してインクを記録媒体に定着させ、該インクの耐水性を向上し、にじみを防止するインクジェット記録装置で、該記録処理液の吐出状況を正確に検査する方法である。この方法では、吐出検査フィルムが用いられる。吐出検査フィルムは、フィルム基体上に、樹脂等バインダー成分にブロモチモールブルー等のpH変化によって変色する色素化合物を分散させた記録処理液受容層を形成してなる。この方法では、吐出検査フィルム上に記録処理液を吐出させて変色させることにより、記録処理液の着弾位置を目視により確認し、吐出状況の良否が判断される。
特許文献3には、ドットの抜けの有無を検査する方法が開示されている。この方法は、印刷装置が、光硬化型インクをノズルから液滴にして吐出して媒体に着弾させるステップを含む。この方法は、媒体上に着弾させた液滴に向けて、光硬化型インクを硬化させる所定の波長成分を含む光を照射するステップと、受光部に、照射した光の反射光から所定の波長成分を選択的に受光させて、受光強度信号を出力させる受光ステップを含む。この方法は、受光部が出力する受光強度信号に基づいて、ドット抜けの有無を判別し、その判別結果を示す検査結果データを出力する検査データ出力ステップを含む。
特許文献4には、吐出状態確認方法が開示されている。この方法は、記録ヘッドから吐出されるインクジェット記録用の無色又は淡色液体を、液体確認用フィルム表面に付着させることにより、記録ヘッドから吐出される無色又は淡色液体の吐出状態を確認する方法である。この方法では、液体確認用フィルム表面に無色又は淡色液体を付着させた際に、無色又は淡色液体付着部と、無色又は淡色液体非付着部との濃度差が0.02以上であり、且つ、L*a*b*表色系におけるΔEが10.0以下である液体確認用フィルムが用いられる。特許文献4には、次のことも開示されている。液体確認用フィルムを構成する材料が透明材料からなる場合には、結果的に光の透過率についても差が生じるため、液体付与面と反対側の面が平滑であれば、この透過率の差も無色又は淡色液体付着部と無色又は淡色液体非付着部との識別に利用することができる。この場合、例えば、液体付与面と反対の面(非液体付与面)側から確認することもできるが、確認がより容易となる点では、液体確認用フィルムを液体付与面を上側にして反射濃度の低いシート(例えば、黒色の紙)上に設置し、液体付与面側から確認することがより好ましい。
出願人も特許文献5において、インクジェットノズルの不良検知方法を提案している。この方法では、印字ヘッドによりテスト記録媒体にテストパターンが印写される。その後、そのパターン中のインク粒の列からなるグループがセンサ手段で撮像され、画像処理によりインク粒の平均面積、端縁位置又は中心間隔を求めてインク吐出の正常、異常が判定される。センサ手段の受光手段にはRGBフィルタが取り付けられ、インク色に応じてフィルタを切り替えながら画像が取り込まれる。
特開2006−110804号公報 特開2000−168106号公報 特開2011−131425号公報 特開2006−88466号公報 特開2000−94655号公報
インクジェット記録装置では、高品質な画像を記録するため、例えば、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックのような濃色インクの他、透明インク、及び/又は、ライトシアン、ライトマゼンタ、ライトイエローのような淡色インクが用いられることがある。透明インク又は淡色インクを対象として、インクの吐出状態を検査する場合、テストパターンの記録に、表面がコートされた検査用紙が用いられることがある。この場合、表面がコートされた検査用紙が必要となる。インクの吐出状態は、例えば、画像の記録の開始前、及び/又は、画像の記録途中といった、所定のタイミングで検査される。発明者は、検査用紙の種類に関わらず、透明インク又は淡色インクの吐出状態が、好適に判定できるようになるとよいと考えた。透明インク又は淡色インクの吐出状態を好適に判定することで、このようなインクを用いた高品質な画像の記録を継続して行うことができる。
本発明は、透明インク又は淡色インクについてノズルからの吐出状態を好適に検査することができる、検査方法及びインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
上記従来の課題に鑑みなされた本発明の一側面は、インクジェット記録装置が備える記録ヘッドに形成されたノズルから吐出されるインクの吐出状態を検査するための検査方法であって、前記ノズルに対向するようにセットされた検査用紙の第一面に着弾したインクが、前記検査用紙の第一面とは反対側の第二面に浸透するような第一状態で、前記ノズルから透明インク又は淡色インクを吐出し、前記検査用紙にテストパターンを記録する記録工程と、前記記録工程によってテストパターンが記録された前記検査用紙の第一面の側から、前記検査用紙に検査光を照射する照射工程と、前記照射工程において、前記検査用紙の第一面の側から前記検査用紙に照射された検査光に対応した検出光を検出する検出工程と、前記ノズルから吐出された透明インク又は淡色インクが着弾した第一付着部に照射された検査光に対応して前記検出工程で検出される第一検出光と、前記ノズルから吐出されたインクが着弾していない非付着部に照射された検査光に対応して前記検出工程で検出される第二検出光と、に従い、透明インク又は淡色インクの吐出状態を判定する判定工程と、を含む、検査方法である。
これによれば、透明インク又は淡色インクが着弾した第一付着部に照射された検査光に対応して検出される第一検出光と、インクが着弾していない非付着部に照射された検査光に対応して検出される第二検出光を比較することで、非付着部に対して第一付着部を区別することができる。透明インク又は淡色インクの吐出状態を、好適に判定することができる。
この検査方法は、次のようにすることもできる。前記記録工程では、前記第一状態で、前記ノズルから透明インク又は淡色インクを吐出し、且つ、前記検査用紙の第一面に着弾したインクが、前記検査用紙の第二面に浸透しない第二状態で、前記ノズルから濃色インクを吐出し、前記検査用紙にテストパターンを記録し、前記判定工程では、前記第一検出光と、前記第二検出光と、に従い、透明インク又は淡色インクの吐出状態を判定し、前記ノズルから吐出された濃色インクが着弾した第二付着部に照射された検査光に対応して前記検出工程で検出される第三検出光と、前記第二検出光と、に従い、濃色インクの吐出状態を判定する、ようにしてもよい。
これによれば、透明インク又は淡色インクの吐出状態と、濃色インクの吐出状態を好適に判定することができる。濃色インクについて、吐出状態の検査での消費量を抑制することができる。
本発明の他の側面は、透明インク又は淡色インクを吐出するノズルが形成された記録ヘッドと、前記ノズルに対向するようにセットされた検査用紙の第一面に着弾したインクが、前記検査用紙の第一面とは反対側の第二面に浸透するような第一状態で、前記ノズルから透明インク又は淡色インクを吐出して、テストパターンを記録するように制御する記録制御部と、テストパターンが記録された前記検査用紙の第一面の側から、前記検査用紙に検査光を照射する照射部と、前記検査用紙の第一面の側から前記検査用紙に照射された検査光に対応した検出光を検出する検出部と、前記ノズルから吐出された透明インク又は淡色インクが着弾した第一付着部に照射された検査光に対応して前記検出部で検出される第一検出光と、前記ノズルから吐出されたインクが着弾していない非付着部に照射された検査光に対応して前記検出部で検出される第二検出光と、に従い、透明インク又は淡色インクの吐出状態を判定する判定部と、を備える、インクジェット記録装置である。
これによれば、上述した検査方法を実行可能なインクジェット装置とすることができる。従って、このインクジェット記録装置によれば、上述した検査方法による機能を奏することができる。
本発明によれば、透明インク又は淡色インクについてノズルからの吐出状態を好適に検査することができる、検査方法及びインクジェット記録装置を得ることができる。
インクジェット記録装置の概略を示す図である。 記録部がメンテナンス部の側に移動した状態を示す図である。 検査部の概略を示す図である。 撮像部の概略を示す図である。 テストパターンの記録に際し、検査用紙に着弾したインクの状態を説明する図である。(A)は、第一状態を示す。(B)は、第二状態を示す。 検査処理のフローチャートである。 第一状態でのテストパターンと、第二状態でのテストパターンを比較した図である。上段は、第一状態及び第二状態で検査用紙に記録された各テストパターンを撮像した2値化前の撮像画像を示す。下段は、上段に示す各撮像画像を、一定の閾値で2値化した後の画像を示す。
本発明を実施するための実施形態について、図面を用いて説明する。本発明は、以下に記載の構成に限定されるものではなく、同一の技術的思想において種々の構成を採用することができる。例えば、以下に示す構成の一部は、省略し又は他の構成等に置換してもよい。他の構成を含むようにしてもよい。
<インクジェット記録装置>
インクジェット記録装置10について、図1〜図5を参照して、説明する。インクジェット記録装置10は、記録媒体11にフルカラーの画像を記録する。記録媒体11としては、各種の記録紙、各種の布帛又は各種の建築材等が例示される。インクジェット記録装置10は、ライン型又はシリアル型の何れのタイプであってもよい。本実施形態では、シリアル型である場合を例に説明する。
インクジェット記録装置10は、搬送部30と、記録部40と、第一移動部48と、メンテナンス部50と、制御装置80を備える。搬送部30は、記録媒体11を、搬送部30の一端側から、記録部40を通過させ、搬送部30の他端側に搬送する。搬送部30は、例えば、所定のコンベアによって構成される。搬送部30の一端側を「上流側」といい、他端側を「下流側」という。上流側から下流側への方向を、第一方向という。搬送部30は、既に実用化されたインクジェット記録装置が備える搬送部と同様である。従って、搬送部30に関するこの他の説明は省略する。
記録部40は、記録ヘッド41,42,43,44,45(以下、「記録ヘッド41〜45」という)と、キャリッジ46を備える。記録ヘッド41〜45には、インクを吐出するノズルが形成される。記録ヘッド41は、透明インクを吐出する記録ヘッドである。記録ヘッド42は、シアンインクを吐出する記録ヘッドである。記録ヘッド43は、マゼンタインクを吐出する記録ヘッドである。記録ヘッド44は、イエローインクを吐出する記録ヘッドである。記録ヘッド45は、ブラックインクを吐出する記録ヘッドである。各色のインクは、対応した色のインクタンク(不図示)に貯留され、色毎のインク供給ラインにて、記録ヘッド41〜45にそれぞれ供給される。
キャリッジ46には、記録ヘッド41〜45が搭載される。具体的に、記録ヘッド41〜45は、図1に示すように、第二方向に隣り合うようにして並べられた状態で、キャリッジ46に搭載される。第二方向は、第一方向に直交する方向であって、記録媒体11の幅方向に一致する方向である。第二方向は、主走査方向と称されることもある。第一移動部48は、記録部40を、第二方向に往復移動する。第一移動部48は、例えば、プーリ、タイミングベルト及びモータ等を含む。
記録部40によるフルカラーの画像の記録は、第一移動部48によってキャリッジ46を往復移動させると共に、搬送部30によって記録媒体11を第一方向に、間欠搬送させながら行われる。このとき、記録ヘッド41〜45の各ノズルからは、対応した色のインクが吐出される。各ノズルから吐出された各色のインクは、記録媒体11の第一面にそれぞれ着弾する。着弾したインクは、インクドットをそれぞれ形成する。画像は、各色のインクドットそれぞれによって形成される。記録媒体11の第一面は、記録ヘッド41〜45においてノズルが形成された吐出面に対向する面である。記録媒体11の第一面とは反対側の面を、記録媒体11の第二面という。
後述するインクの吐出状態を検査するための検査方法が実行される場合、第一移動部48によって、記録部40は、図2に示すように、メンテナンス部50の側の所定の位置に移動する。メンテナンス部50の側に移動した記録部40は、後述するようにして搬送される検査用紙12の第一面に、テストパターン13(図3参照)を記録する。このとき、記録ヘッド41〜45に形成された各ノズルから吐出された各色のインクは、検査用紙12の第一面にそれぞれ着弾する。着弾したインクは、インクドットを形成する。検査用紙12の第一面は、記録ヘッド41〜45においてノズルが形成された吐出面に対向する面である。検査用紙12の第一面とは反対側の面を、検査用紙12の第二面という。テストパターン13は、記録ヘッド41〜45のそれぞれに形成されたノズルの配置に対応したそれぞれのインクドットを含む。図3に示すテストパターン13は、説明のためのものであって、実際のテストパターンは、これとは異なる画像であってもよい(例えば、図7に示す「テストパターン13」参照)。
メンテナンス部50は、図3に示すような、検査方法の実行のための検査部52を含む。検査部52では、検査用紙12が搬送され、メンテナンス部50の側に移動した記録部40によって、テストパターン13が記録される。検査部52では、記録されたテストパターン13が撮像される。検査用紙12としては、例えば、一般的に用いられ入手可能な上質紙が採用される。より具体体には、例えば、薄手の上質紙が採用される。検査用紙12は、着弾したインクのにじみ等を抑制するために、その表面がコートされた特別な用紙(インクジェット用紙)でなくてもよい。
検査部52は、搬送機構53と、第一支持部57と、撮像機構60を含む。搬送機構53は、ロール状の検査用紙12を、メンテナンス部50の側に移動した記録部40の側に繰り出し、記録部40及び撮像機構60を通過させ、巻き取る(図3で「送出ローラ54」及び「巻取ローラ55」内に記載の矢印参照)。本実施形態に示す例では、搬送機構53によって検査用紙12を搬送する方向は、検査用紙12が記録部40及び後述する撮像部62に対向する領域では、搬送部30によって記録媒体11が搬送される第一方向(図1及び図2参照)に一致する。以下、前述の領域において検査用紙12が搬送される方向を、「第一方向」という。搬送機構53は、送出ローラ54と、巻取ローラ55を含む。搬送機構53は、送出ローラ54及び巻取ローラ55の間に、複数の中間ローラ56を含む。ロール状の検査用紙12は、送出ローラ54にセットされる。送出ローラ54にセットされた検査用紙12は、中間ローラ56に引っ掛けられる等して、巻取ローラ55に、その先端が固定される。即ち、検査用紙12は、送出ローラ54及び巻取ローラ55の間に張架される。
第一支持部57は、テストパターン13が記録部40で記録される場合、記録ヘッド41〜45の吐出面に対向する位置で、この位置に搬送された検査用紙12の第二面の側に設けられる。第一支持部57は、検査用紙12の第二面に接する。このようにして、第一支持部57は、記録ヘッド41〜45の吐出面に対向する検査用紙12を支持する。記録部40でテストパターン13が記録される場合、搬送機構53による検査用紙12の搬送は、停止される。
撮像機構60は、撮像部62と、第二移動部69と、第二支持部70を含む。撮像部62は、記録部40を通過して搬送される検査用紙12の第一面の側で、検査用紙12に記録されたテストパターン13と対向するようにして設けられる。撮像部62は、テストパターン13を撮像する。撮像部62でテストパターン13が撮像される場合、搬送機構53による検査用紙12の搬送は、停止される。撮像部62は、第一方向において、テストパターン13の全領域を撮像範囲とすることができる。第二移動部69は、撮像部62を、第一方向と直交する方向に往復移動する。第二移動部69は、例えば、プーリ、タイミングベルト及びモータ等を含む。本実施形態に示す例では、第二移動部69によって撮像部62が移動する方向は、第一移動部48によって記録部40が移動する第二方向(図1及び図2参照)に一致する。以下、第二移動部69によって撮像部62が移動する方向を、「第二方向」という。撮像部62は、第二方向に移動することによって、テストパターン13の全体を撮像する。
撮像部62は、図4に示すように、照射部63と、検出部64を備える。照射部63は、テストパターン13が記録された検査用紙12の第一面の側から、検査用紙12に検査光14(図5(A),(B)参照)を照射する。照射部63は、光源として、例えば、蛍光灯を含む。図4に示す例では、照射部63は、2本の蛍光灯を含むこととしているが、光源の種別及び個数は、これとは異なるようにしてもよい。蛍光灯を採用する場合、その形状は、図4に示すような直線状の他、円形又はU字状等、種々の形状であってもよい。光源は、諸条件の下、適宜決定するとよい。検出部64は、検査用紙12の第一面の側から検査用紙12に照射された検査光14に対応した検出光(図5(A),(B)に付した符号「15」、「16」及び「17」参照)を検出する。本実施形態では、検査光14に対応した検出光は、検査光14が反射した反射光である。検出部64は、集光レンズ65と、スリット66と、受光素子群67とを含む。受光素子群67には、RGB各色のフィルタ68が付加される。集光レンズ65、スリット66及び受光素子群67は、撮像部62のための筐体(図4で、2点鎖線で示すボックス状の部材参照)の内部に収容される。検出部64は、既に実用化されたCCD等を含むセンサを採用することができる(例えば、上述した特許文献5参照)。従って、検出部64に関するこの他の説明は省略する。
第二支持部70は、テストパターン13が撮像部62によって撮像される場合、テストパターン13が記録された検査用紙12を支持する(図3参照)。第二支持部70は、テストパターン13が記録された検査用紙12の領域を支持する。第二支持部70は、撮像部62に対向する位置で、この位置に搬送された検査用紙12の第二面の側に設けられ、第二面に接する。第二支持部70において、検査用紙12の第二面に接する面(載置面)は、明度の低い色で着色される。例えば、第二支持部70の載置面は、黒色に着色される(図5(A),(B)参照)。
メンテナンス部50では、記録部40に対するメンテナンスが行われる。メンテナンスは、例えば、後述する検査方法のための検査処理において、インクの吐出状態が異常であると判定された場合に行われる。例えば、吐出面がクリーニングされる。記録ヘッド41〜45に形成されたノズルから、各色のインクが強制的に吐出される。この吐出は、例えば、エア詰まり等を解消する目的で行われる。メンテナンスが終了した場合、記録部40は、第一移動部48によって、図1に示す位置に戻される。その後、インクジェット記録装置10では、例えば、記録媒体11の搬送が開始され、記録媒体11への画像の記録が再開される。
制御装置80は、図1及び図2に示すように、例えば、制御部81と、記憶部82と、操作部83と、表示部84を備える。制御部81は、CPUと、RAM等のようなメモリを含む。記憶部82は、インクジェット記録装置10で実行される各種の処理のためのコンピュータプログラムと、テストパターン13に対応したテストパターンデータ等を記憶する。制御部81(CPU)は、記憶部82に記憶されたコンピュータプログラムを実行して、インクジェット記録装置10で実行される各種の処理を制御する。制御部81は、記録部40で、記録媒体11に画像を記録するように制御する。制御部81は、検査方法のための検査処理を実行する。このとき、制御部81は、テストパターンデータに基づき、ノズルから各色のインクを吐出して、テストパターン13を記録するように制御する。テストパターン13の記録に際し、透明インクは、第一状態で、記録ヘッド41に形成されたノズルから吐出される。シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックといった濃色インクは、第二状態で、記録ヘッド42〜45にそれぞれ形成されたノズルから吐出される。第一状態は、図5(A)に示すように、検査用紙12の第一面に着弾したインクが、検査用紙12の第二面に浸透するような状態である。第二状態は、図5(B)に示すように、検査用紙12の第一面に着弾したインクが、検査用紙12の第二面に浸透しない状態である。
制御部81は、撮像部62を移動し、撮像部62でテストパターン13を撮像するように制御する。制御部81は、透明インクを含む各色のインクの吐出状態を判定するための処理を実行する。この処理において、例えば、制御部81は、テストパターン13を撮像して検出される情報が、予め定めた基準に合致する場合、インクの吐出状態は正常であると判定する。一方、制御部81は、前述した情報が、予め定めた基準に合致しない場合、インクの吐出状態は異常であると判定する。
<検査方法及び検査処理>
検査方法及び検査処理について、図5及び図6等を参照して説明する。検査方法は、インクジェット記録装置10において実行される。検査方法は、インクジェット記録装置10が備える記録ヘッド41〜45に形成されたノズルから吐出されるインクの吐出状態を検査するための各工程を含む。具体的に、検査方法は、記録工程と、撮像工程と、判定工程を含む。検査方法は、記録部40をメンテナンス部50の側に移動させた状態(図2参照)で、実行される。
記録工程は、搬送機構53によって検査用紙12を搬送し、検査用紙12にテストパターン13を記録する工程である。上述した通り、記録工程において、透明インクは、第一状態で吐出される。シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックといった濃色インクは、第二状態で吐出される。
撮像工程は、記録工程で記録されたテストパターン13を撮像する工程である。撮像工程は、記録工程でテストパターン13が記録された検査用紙12の領域を、撮像部62の位置まで搬送し、この領域が第二支持部70で支持された状態で行われる。撮像工程は、照射工程と、検出工程を含む。照射工程は、記録工程によってテストパターン13が記録された検査用紙12の第一面の側から、検査用紙12に検査光14を照射する工程である。検出工程は、照射工程において照射された検査光14が反射した検出光を検出する工程である。
判定工程は、各色のインクの吐出状態を判定する工程である。透明インクの吐出状態は、第一検出光15と、第二検出光16に従い行われる。マゼンタ、イエロー及びブラックといった濃色インクの吐出状態は、第三検出光17と、第二検出光16に従い行われる。第一検出光15は、図5(A)に示すように、ノズルから吐出された透明インクが着弾した第一付着部18に照射された検査光14に対応した検出光である。第一付着部18は、透明インクによるインクドットに対応する。第二検出光16は、図5(A),(B)に示すように、ノズルから吐出されたインクが着弾していない非付着部19に照射された検査光14に対応した検出光である。第三検出光17は、図5(B)に示すように、ノズルから吐出された濃色インクが着弾した第二付着部20に照射された検査光14に対応した検出光である。第二付着部20は、濃色インクによるインクドットに対応する。濃色インクによるインクドットは、シアンによるインクドットと、マゼンタによるインクドットと、イエローによるインクドットと、ブラックによるインクドットを総称するものである。
検査処理は、検査方法を実行するための処理である。検査方法の各工程は、制御部81(CPU)によって、検査処理のためのコンピュータプログラムが実行されて実現される。検査処理は、この処理の開始指示が制御装置80に入力された場合に開始される。作業者は、操作部83を操作し、開始指示を入力する。検査処理が開始されると、インクジェット記録装置10では、検査方法の各工程が実行される。搬送機構53は駆動を開始し、これによって検査用紙12の搬送が開始される。
検査処理を開始した制御部81は、テストパターンデータに基づき、記録部40でテストパターン13を記録するように制御する(S1)。記録部40において、記録ヘッド41に形成されたノズルからは、透明インクが第一状態で吐出される。記録ヘッド42に形成されたノズルからは、シアンインクが第二状態で吐出される。記録ヘッド43に形成されたノズルからは、マゼンタインクが第二状態で吐出される。記録ヘッド44に形成されたノズルからは、イエローインクが第二状態で吐出される。記録ヘッド45に形成されたノズルからは、ブラックインクが第二状態で吐出される。
次に、制御部81は、撮像部62でテストパターン13を撮像するように制御する(S2)。S2で制御部81は、照射部63での照射を開始し、検出部64で第一検出光15、第二検出光16及び第三検出光17をそれぞれ検出するように制御する。続けて、制御部81は、検出部64で、S2で検出された、第一検出光15及び第二検出光16に従い、透明インクの吐出状態を判定し、第三検出光17及び第二検出光16に従い、濃色インクの吐出状態を判定する(S3)。
S3で、制御部81は、S2で検出された第一検出光15、第二検出光16及び第三検出光17によって得られる撮像画像を画像処理し、画素毎のRGB値を算出する。制御部81は、算出されたRGB値に基づいて撮像画像の2値化処理のための閾値を決定する。制御部81は、閾値に基づいて撮像画像を2値化処理する。制御部81は、2値化処理された透明インクによるインクドット(第一付着部18)の平均面積、端縁位置又は中心間隔等を、予め設定された基準と比較する。制御部81は、濃色インクの各色について、2値化処理された濃色インクによるインクドット(第二付着部20)の平均面積、端縁位置又は中心間隔等を、予め設定された基準と比較する。S3における、このような判定方法は、既に知られた技術であり、本実施形態の検査処理においても採用することができる。S3での判定方法に関するこの他の説明は省略する。
S3での判定結果が正常であった場合(S4:Yes)、制御部81は、検査処理を終了する。終了に際し、制御部81は、何れかの方法で、全てのインクについて、吐出状態が正常であることを報知するように制御する。例えば、制御部81は、表示部84に、正常であることを表示するように制御する。
S3での判定結果が異常であった場合(S4:No)、制御部81は、インクジェット記録装置10で所定の動作が実行されるよう、この動作のためのルーチン処理を制御する(S5)。例えば、制御部81は、表示部84に、上述したようなメンテナンスの実行に関する情報を表示するように制御する。メンテナンスが自動的に実行されるように制御してもよい。この他、インクジェット記録装置10で、検査方法の他、実行中の動作があれば、その動作を停止させるように制御してもよい。S5を実行した後、制御部81は、検査処理を終了する。作業者は、検査処理の終了に伴い検査方法が終了した場合、記録部40を搬送部30の側に移動させる操作を行う。その後、記録媒体11への画像の記録が再開される。
<実施例>
今回、テストパターン13の記録に際し、透明インクの吐出を第一状態としたことによる有効性を確認した。確認結果について、図7を参照して説明する。以下では、上述した説明と共通する構成については、同一の名称及び符号を用いて説明する。
検査用紙12には、一般的に入手可能な上質紙(厚み:0.11mm)を用いた。第一状態であるテストパターン13の記録は、透明インクを、検査用紙12上の同一位置に4回着弾させて行った。即ち、図7に示す、第一状態であるテストパターン13における各インクドット(第一付着部18)は、4滴の透明インクが着弾して形成されたものである。第二状態であるテストパターン13の記録は、透明インクを、検査用紙12上の同一位置に1回着弾させて行った。即ち、図7に示す、第二状態であるテストパターン13における各インクドット(第一付着部18)は、1滴の透明インクが着弾して形成されたものである。なお、第一状態でのテストパターン13の記録と、第二状態でのテストパターン13の記録について、透明インクが着弾した回数以外の吐出に関する条件は同一である。
図7上段に示す、テストパターン13を撮像した2値化前の撮像画像は、検査用紙12の第一面の側から撮像した画像である。撮像は、黒色の上質紙をセットし、図7に示すようなテストパターン13が記録された検査用紙12の第二面が、この黒色の上質紙の側となるようにして、検査用紙12を黒色の上質紙上に載せ置いて行った。黒色の上質紙は、載置面が黒色に着色された第二支持部70に対応する。図7下段に示す、2値化後の画像において、インクドット以外の非付着部19における黒色部分は、インクドットとは関係なく、ノイズである。
<確認結果>
第一状態によるテストパターン13では、図7上段から明らかな通り、透明インクによるインクドット(第一付着部18)を明確に確認することができる。従って、このような第一状態の撮像画像によれば、図7下段に示すような、2値化処理後の画像を得ることができる。このような2値化処理後の画像によれば、第一付着部18と、非付着部19を明確に区別することができる。そのため、上述した検査処理のS3(検査方法の判定工程)を好適に行え、ノズルから吐出される透明インクの吐出状態を好適に判定することができる。一般的に入手可能な上質紙は、例えば、表面がコートされた検査用紙と比較し、安価であり、コストメリットを有する。本実施形態の検査方法(検査処理)によれば、インクの吐出状態の検査について、コストを低減することが可能となる。
第二状態によるテストパターン13では、図7上段から明らかな通り、透明インクによるインクドット(第一付着部18)を明確に確認することができない。従って、このような第二状態の撮像画像では、2値化処理によって得られる画像は、図7下段に示すような状態となる。このような2値化処理後の画像では、第一付着部18と、非付着部19を明確に区別することができない。そのため、上述した検査処理のS3(検査方法の判定工程)を好適に行うことができず、ノズルから吐出される透明インクの吐出状態を判定することが困難となる。
詳細な説明は省略するが、濃色インクについては、テストパターン13の記録に際し、濃色インクを、第一状態で吐出したとき、濃色インクによるインクドット(第二付着部20)を明確に確認することが可能で、第二付着部20と、非付着部19を明確に区別することができる。但し、濃色インクについては、第二状態で吐出した場合であっても、濃色インクによるインクドット(第二付着部20)を明確に確認することが可能で、第二付着部20と、非付着部19を明確に区別することができる。従って、濃色インクについては、濃色インクの吐出が第一状態又は第二状態の何れであっても、ノズルから吐出される濃色インクの吐出状態を好適に判定することができる。濃色インクの有効利用を考慮した場合、消費量を抑制できる、第二状態が好ましいと考えられる。
<変形例>
本実施形態は、次のようにすることもできる。
(1)上記では、画像の記録に、透明インク、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックを用いることとし、記録部40が、これら各色に対応した記録ヘッド41〜45を備えることとした。画像の記録に用いるインク色としては、前述した色に替えて、又は、前述した色に加えて、例えば、ライトシアン、ライトマゼンタ、ライトイエローの少なくとも1色を採用してもよい。この場合、記録部40は、採用される色に対応した記録ヘッドを含む。ライトシアン、ライトマゼンタ、ライトイエローのような淡色系のインクが採用され、検査用紙12にテストパターン13が記録される場合、これら淡色系のインクは、上述した透明インクと同様の条件にて吐出される。即ち、淡色系のインクは、検査用紙12の第一面に着弾したインクが、検査用紙12の第二面に浸透するような第一状態で、吐出される。
(2)上記では、検査光14に対応した検出光が、検査光14が反射した反射光である、第一検出光15、第二検出光16及び第三検出光17である場合を例に説明した。検査光14に対応した検出光は、第一付着部18、非付着部19及び第二付着部20のそれぞれを透過した透過光であってもよい。この場合、照射部63と共に検査用紙12の第一面の側に設けられた検出部64は、検査用紙12の第二面の側で、検査用紙12を介して、第一面の側の照射部63に対向するようにして設けられる。第二支持部70は、テストパターン13に対応した範囲に貫通した空間が形成された形状とされる。第二支持部70は、省略してもよい。検出部64は、前述した各部を透過した検出光(透過光)を検出する。検査方法の判定工程は透過光である検出光に従い行われる。即ち、制御部81は、検出された検出光に従い、検査処理のS3を、上記同様にして実行する。
10 インクジェット記録装置
11 記録媒体、 12 検査用紙、 13 テストパターン
14 検査光、 15 第一検出光、 16 第二検出光、 17 第三検出光
18 第一付着部、 19 非付着部、 20 第二付着部
30 搬送部
40 記録部、 41,42,43,44,45 記録ヘッド
46 キャリッジ、 48 第一移動部
50 メンテナンス部、 52 検査部、 53 搬送機構、 54 送出ローラ
55 巻取ローラ、 56 中間ローラ、 57 第一支持部
60 撮像機構、 62 撮像部、 63 照射部、 64 検出部
65 集光レンズ、 66 スリット、 67 受光素子群、 68 フィルタ
69 第二移動部、 70 第二支持部
80 制御装置、 81 制御部、 82 記憶部、 83 操作部、 84 表示部

Claims (3)

  1. インクジェット記録装置が備える記録ヘッドに形成されたノズルから吐出されるインクの吐出状態を検査するための検査方法であって、
    前記ノズルに対向するようにセットされた検査用紙の第一面に着弾したインクが、前記検査用紙の第一面とは反対側の第二面に浸透するような第一状態で、前記ノズルから透明インク又は淡色インクを吐出し、前記検査用紙にテストパターンを記録する記録工程と、
    前記記録工程によってテストパターンが記録された前記検査用紙の第一面の側から、前記検査用紙に検査光を照射する照射工程と、
    前記照射工程において、前記検査用紙の第一面の側から前記検査用紙に照射された検査光に対応した検出光を検出する検出工程と、
    前記ノズルから吐出された透明インク又は淡色インクが着弾した第一付着部に照射された検査光に対応して前記検出工程で検出される第一検出光と、前記ノズルから吐出されたインクが着弾していない非付着部に照射された検査光に対応して前記検出工程で検出される第二検出光と、に従い、透明インク又は淡色インクの吐出状態を判定する判定工程と、を含む、検査方法。
  2. 前記記録工程では、前記第一状態で、前記ノズルから透明インク又は淡色インクを吐出し、且つ、前記検査用紙の第一面に着弾したインクが、前記検査用紙の第二面に浸透しない第二状態で、前記ノズルから濃色インクを吐出し、前記検査用紙にテストパターンを記録し、
    前記判定工程では、
    前記第一検出光と、前記第二検出光と、に従い、透明インク又は淡色インクの吐出状態を判定し、
    前記ノズルから吐出された濃色インクが着弾した第二付着部に照射された検査光に対応して前記検出工程で検出される第三検出光と、前記第二検出光と、に従い、濃色インクの吐出状態を判定する、請求項1に記載の検査方法。
  3. 透明インク又は淡色インクを吐出するノズルが形成された記録ヘッドと、
    前記ノズルに対向するようにセットされた検査用紙の第一面に着弾したインクが、前記検査用紙の第一面とは反対側の第二面に浸透するような第一状態で、前記ノズルから透明インク又は淡色インクを吐出して、テストパターンを記録するように制御する記録制御部と、
    テストパターンが記録された前記検査用紙の第一面の側から、前記検査用紙に検査光を照射する照射部と、
    前記検査用紙の第一面の側から前記検査用紙に照射された検査光に対応した検出光を検出する検出部と、
    前記ノズルから吐出された透明インク又は淡色インクが着弾した第一付着部に照射された検査光に対応して前記検出部で検出される第一検出光と、前記ノズルから吐出されたインクが着弾していない非付着部に照射された検査光に対応して前記検出部で検出される第二検出光と、に従い、透明インク又は淡色インクの吐出状態を判定する判定部と、を備える、インクジェット記録装置。
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