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JP5845293B2 - 電解水生成装置 - Google Patents

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JP5845293B2
JP5845293B2 JP2014009931A JP2014009931A JP5845293B2 JP 5845293 B2 JP5845293 B2 JP 5845293B2 JP 2014009931 A JP2014009931 A JP 2014009931A JP 2014009931 A JP2014009931 A JP 2014009931A JP 5845293 B2 JP5845293 B2 JP 5845293B2
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Description

本発明は、水を電気分解することによって電解水素水を生成する電解槽を備えた電解水生成装置に関する。
近年、食品関連、医療関連、農業関連等の分野において、電解水生成装置を活用するニーズが高まっている。このような分野において、大量の電解水素水を使用するとき、一定の期間毎に浄水カートリッジ、電解槽等を交換する必要がある。しかしながら、従来の電解水生成装置では、特に電解槽の交換において、作業性が悪いという課題があった。具体的には、電解槽を取り外す場合には、給水管および排水管をそれぞれ電解槽から取り外した後に、電解槽を取り出す必要があり、電解槽を取り付ける場合には、電解槽を取り付けした後に、電解槽に給水管および排水管を取り付けする必要があった。
このような課題に対して、特許文献1および2には、電解槽の交換を容易にする電解水生成装置が開示されている。
特許文献1では、電解槽および原料水圧送ポンプを取り付けたブラケットを具備し、このブラケットをケーシングに着脱自在にした電解水製造装置が開示されている。具体的には、電解槽とケーシング内に設けられた希釈手段とが第1の配管で接続されており、ポンプとケーシング外に設けられた貯留タンクとが第2の配管で接続されており、電解槽とポンプとが第3の配管で接続されており、ポンプ又は電解槽を取り付け/取り外しをするにあたって、上述した3つの配管を接続/取り外しすることによって行う。
特許文献2では、電解槽の支持板と対向する面に入口筒部および出口筒部を電解槽と一体に設け、電解槽を支持板に対してねじ止めすることにより、電解槽と電解水生成部とを接続する技術が開示されている。
特開2011−251211号公報 特開平10−174972号公報
しかしながら、特許文献1に開示された電解水生成装置は、上述のようにポンプ又は電解槽を取り付け/取り外しをするにあたって、3つの配管の各々の取り付け/取り外しを行う必要があり、作業性が悪い。また、給水管と排水管の取り付け位置を間違って取り付ける危険性がある。
また、特許文献2に開示されているように、電解槽の上端寄りの部位に出口筒部を設け、電解槽の下端寄りの部位に入口筒部を設けた場合において、取り付け時に電解槽が傾いていたとき、その接続部分が傾いたままねじ止めされ、水漏れの原因となる可能性がある。また、出口筒部以上の高さ位置に吐口管があり、かつ入口筒部以上の高さ位置に原液ポンプおよび原液ポンプの吐出口が設けられているため、電解槽の取り外し時にこれらの配管や原液ポンプ等に残っていた水が電解水生成装置内に吐出されることがある。このような吐出された水は、ケーシング内に放置すると腐食等の原因となるため、掃除を実施する必要があり、交換作業に手間がかかる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その主な目的は、電解槽の交換作業を容易かつ確実に実行できるようにするとともに、給水管や出水管(取水管や排水管)の取り付け位置の間違いを防ぐ電解水生成装置を提供することにある。
本発明は、電解槽に接続された給水管および出水管の端部を、その開口端面が同一方向を向くように固定する固定具を設け、この固定具が装置本体に固定されたとき、給水管および出水管がそれぞれ給水路および出水路に同時に接続されるように構成したものである。すなわち、電解槽ユニットの給水管および出水管を装置本体に一体的に取り付け/取り外しできるように構成したものである。
すなわち、本発明の第1態様では、装置本体に着脱自在に設けられ、かつ給水路から受けた水を電気分解して出水路から出水する電解槽ユニットを備える電解水生成装置において、電解槽ユニットは、電解槽と、下流端部が電解槽に接続された給水管と、上流端部が電解槽に接続された出水管と、給水管の上流端部と出水管の下流端部とを、それぞれの開口端面が同一方向を向くように固定する固定具とを備えている。その固定具は、装置本体に着脱可能に固定されていて、その固定具が装置本体に固定されたとき、給水管が給水路に接続され、出水管が出水路に接続されるように構成されている。また、装置本体は、電解槽ユニットを装置本体に取り付けする際に、電解槽を支持する電解槽支持部を有している。
本態様によると、給水管および出水管の一端は、電解槽に接続され、それらの他端は、固定具によって固定されている。そして、その固定具を装置本体に固定することによって給水管および出水管をそれぞれ装置本体の給水路および出水路に接続することができる。これにより、電解槽ユニットを取り外す際には、固定具を装置本体から取り外すだけでよく、このことによって、給水管および出水管を同時に、かつ簡単に装置本体から取り外しすることができる。すなわち、電解槽を装置本体から簡単に取り外すことができる。同様に、電解槽ユニットを取り付ける際には、固定具を装置本体に取り付けることによって給水管および出水管を同時に、かつ簡単に取り付けすることができる。すなわち、電解槽を装置本体に簡単に取り付けすることができる。さらに、給水管と出水管とは、あらかじめ固定具に固定されているため、作業者による給水管と出水管との取り付け間違いを防止することができる。さらに、固定具を装置本体に取り付ける際に、あらかじめ電解槽を装置本体に支持させることが可能になる。これにより、作業者が電解槽を持ちながら固定具の取り付け/取り外しをする必要がなくなるため、作業容易性がさらに向上する。
本発明の第2態様では、第1態様記載の電解水生成装置において、固定具は、作業者がその固定具を装置本体への着脱方向に移動させる際に把持するための把持部を有する。
この態様によると、作業者は、把持部を把持して固定具を取り付けたり、取り外したりすることができるため、作業容易性が高まる。
本発明の第3態様では、第1態様記載の電解水生成装置において、給水管の上流端部および出水管の下流端部には、周方向に沿って凹陥する凹部が形成され、固定具は、給水管の上流端部を挿入固定する第1抜け止め孔と、出水管の下流端部を挿入固定する第2抜け止め孔とが貫通形成された固定板を有している。そして、第1抜け止め孔は、給水管の上流端部の外径よりも若干大きく形成された第1挿入部と、その第1挿入部と連続して設けられ、給水管の上流端部の外径よりも小さくかつ給水管の凹部の外径よりも大きい径で形成された第1抜け止め部とを有している。また、第2抜け止め孔は、出水管の下流端部の外径よりも若干大きく形成された第2挿入部と、その第2挿入部と連続して設けられ、出水管の下流端部の外径よりも小さくかつ出水管の凹部の外径よりも大きい径で形成された第2抜け止め部とを有している。そして、給水管の上流端部および出水管の下流端部が、それぞれ、第1および第2挿入部に挿入される挿入位置から、第1および第2抜け止め部にそれぞれの凹部が嵌め込まれる抜け止め位置に移動した状態のときに、給水管および出水管を支持する支持部材が設けられている。
この態様によると、給水管の上流端部および出水管の下流端部は固定具の固定板に抜け止め固定されて、支持部材により固定状態を保持している。これにより、給水管の上流端部および出水管の下流端部は、その開口端面が同一方向を向いた状態で確実に固定具に固定される。これにより、第1態様と同様に、電解槽ユニットを装置本体に簡単に取り付けすることができる。さらに、給水管と出水管とは、あらかじめ固定具に固定されているため、作業者による給水管と出水管との取り付け間違いを防止することができる。
本発明の第4態様では、第3態様記載の電解水生成装置において、支持部材は、固定板に着脱自在に支持されている。また、支持部材は、固定板に装着されたときに、給水管の上流端部および出水管の下流端部の挿入位置から抜け止め位置への移動を規制する支持部と、支持部と一体に形成され、作業者が固定具を装置本体の着脱方向に移動させる際に把持する把持部を有する。
この態様によると、支持部材の支持部と把持部とが一体に形成されているため、これらを別部材で構成する必要がない。
本発明の第5態様では、第1態様記載の電解水生成装置において、装置本体は、外側に開口する取付空間が区画されたハウジングを有し、電解槽ユニットは、その取付空間に着脱自在に設けられている。そして、電解水生成装置において、上記の取付空間の開口と、固定具がその取付空間内で固定される位置との間の距離は、上記の取付空間の開口と電解槽が配置される位置との間の距離よりも近いことを特徴とする。
この態様によると、固定具の固定位置は、電解槽よりも取付空間の開口側に配置されているため、作業容易性がさらに向上する。
本発明の第態様では、第1態様記載の電解水生成装置において、給水路および出水路は、固定具を装置本体に固定したときのその固定具の高さ位置より低い高さ位置に設けられている。
この態様によると、電解槽ユニットを取り外した際に、給水路および出水路に水が残っているような場合においても、電解水生成装置内への漏水を防止することができる。これにより、電解槽ユニット交換時における電解水生成装置内の掃除等が不要となり、交換作業における手間を省くことができる。
本発明の第態様では、第1態様記載の電解水生成装置において、給水路から出水路に至るまでの水路から漏出する水を装置本体の外部に排出する排出部を有する。
この態様によると、仮に装置本体内で漏水が発生した場合においても、その漏水した水は、排出部から装置本体外部に排出される。これにより、装置本体の内部が浸水することを防止することができる。
本発明によれば、給水管の端部と出水管の端部とを固定具に固定することによって、電解槽と、電解槽に接続された給水管および出水管とを一体的に取り付け/取り外しができるため、電解槽の交換作業を容易にすることができる。さらに、電解槽と、電解槽に接続された給水管および出水管とを一体的に取り付け/取り外しができるため、作業者による給水管や出水管の取り付け位置の間違いを防止することができる。
実施形態に係る電解水生成装置を左斜め上側から見た斜視図である。 (a)は図1のA−A線断面図であり、(b)は図2(a)の領域Xを拡大した図である。 電解水生成装置の底面図である。 電解槽ユニットを斜め上側(表)から見た分解斜視図である。 電解槽ユニットを斜め上側(表)から見た斜視図である。 電解槽ユニットを斜め上側(裏)から見た斜視図である。 ユニット固定具を斜め上側から見た斜視図である。 電解水生成装置内の水の流れを模式的に示した図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用範囲あるいはその用途を制限することを意図するものではない。
図1および図2に示すように、電解水生成装置10は、3つの電解槽ユニット20,20,20と、給水路61と、出水路としての取水路62と、出水路としての排水路63と、電源や制御回路基板などを含む電装部19と、これらを収容するためのハウジング11とを備えている。給水路61、取水路62および排水路63は、ハウジング11内の右下側に設けられている。なお、本開示では、電解水生成装置10のうち、3つの電解槽ユニット20,20,20を省いた部分を装置本体という。
ハウジング11は、前後方向において、互いに対向して配置された前面パネル11aおよび背面パネル11bと、前面パネル11aおよび背面パネル11bの上端同士、下端同士および右端同士をそれぞれ一体に接続する上面パネル11c、底パネル11dおよび右面パネル11eとを備えている。ハウジング11の左右方向の中間部分には、ハウジング11の左側の3つの電解槽ユニット20,20,20を収容する空間(取付空間)と、ハウジング11の右側の給水路61、取水路62、排水路63(以下、これらをまとめて通水路ともいう)および電装部19を収容する空間とを区画する板状の第1分割フレーム13が設けられている。また、ハウジング11の右側上部の電装部19を収容する空間と、ハウジング11の右側下部の給水路61、取水路62および排水路63を収容する空間とは、ハウジングの右側における上下方向の中間に設けられた板状の第2分割フレーム14で区画されている。これにより、3つの電解槽ユニット20,20,20が収容された空間および通水路等と、電装部19とは物理的に完全に分離されており、仮に電解槽ユニット20や通水路等からハウジング11内に水が吐出(漏出)されたとしても、その水が電装部19に浸入することを防止することができる。
第1分割フレーム13には、前後方向の中間に左右方向に貫通する6つの電解槽支持孔13a,13a,…が前後方向に並べて形成されている。電解槽支持孔13aは、後述する電解槽21の裏面にねじ止めされた丸頭ねじ35(図6参照)の頭部の外径よりも若干大きく形成されて上記の頭部が挿入可能な挿入部13cと、挿入部13cから下側に連続形成され、丸頭ねじ35(図6参照)の頭部の外径よりも小さくかつ後述する電解槽21に一体的に形成された係止部22jのくびれ部22i(図6参照)の外径よりも大きい幅の長孔(スリット)からなる抜け止め部13dとを有する。また、第1分割フレーム13には、各電解槽ユニット20を第1分割フレーム13に固定するための各2個のねじ孔13b,13bが前後方向に並べて形成されている。
また、このハウジング11の左側の開口は、着脱可能な板状の取付扉12によって閉塞されており、この取付扉12は、その前後方向および上下方向の隅角部をねじ止めすることによりハウジング11に固定されている。また、取付扉12の下側における前後方向の両側には、凹陥する把持部12a,12aが形成され、作業者は、把持部12a,12aを持って、取付扉12の取り付け/取り外しを行う。
ハウジング11の背面パネル11bには、前後方向に貫通する貫通孔(図示しない)が形成されている。給水路61は、前後方向に延びる円筒状の第1給水路61aを有しており、第1給水路61aと一体に接続された給水路端部61cが上記貫通孔から後側に向かって突出するように設けられている。給水路端部61cの後端には、給水口61dが形成されており、第1給水路61aは、給水口61dおよび給水路端部61cを介してハウジング11外部からの給水を受ける。そして、第1給水路61aは、前後方向に延びており、かつ、中心の上下方向の高さが第1給水路61aと同じ位置になるように構成された第2給水路61bに給水する。なお、本実施形態の説明において、「前」とは前面パネル11a側を、「後」とは背面パネル11b側を指すものとする。
ハウジング11の前面パネル11aの上側には、使用者の操作を受ける操作部66aと、使用水量、使用時間、電解槽の交換時期等の表示を行う表示部66bとを備えた制御パネル66が設けられている。また、ハウジング11前側の下端寄りの部位には、前後方向に貫通する2つの貫通孔が左右方向に並べて形成されている。
取水路62は、前後方向に延びる円筒状の主取水路62aを有しており、主取水路62aと一体に接続された取水路端部62cがハウジング11前側の左側貫通孔から前側に向かって突出するように設けられている。取水路端部62cの前端部には、ハウジング11の前側に向かって開口する取水口62dが形成されており、電解槽21で電解された電解水素水が主取水路62aおよび取水路端部62cを介して取水口62dから出水される。
排水路63は、前後方向に延びる円筒状の主排水路63aを有しており、主排水路63aと一体に接続された排水路端部63cがハウジング11前側の右側貫通孔から前側に向かって突出するように設けられている。排水路端部63cの前端部には、ハウジング11の前側に向かって開口する排水口63dが形成されており、電解槽ユニット20等から出た排水が主排水路63aおよび排水路端部63cを介して排水口63dから排出される。
図2、図3に示すように、ハウジング11の底パネル11dの左後側には、ハウジング11内に吐水された水を排出するためのスリット81(排出部)が形成されている。スリット81は、底パネル11dの左端部から右方向に延び、かつ、前後方向に並べて形成された複数本の長孔からなり、各長孔は、底パネル11dの上下方向に貫通している。また、底パネル11dの下面の隅角部には、電解水生成装置10を支える脚部83,83…が設けられている。
ハウジング11内の左側において、底パネル11dの上には、固定パネル13fが設けられている。固定パネル13fは、図2(b)に示すように、断面視でU字形状のベース部13gと、そのベース部の左側端部から左側に延びるように折り曲げられて接続された板状の固定部13hとを有する。固定パネル13fのベース部13gの底部と底パネル11dとは、ねじ止め固定されている。固定部13hには、上下方向に貫通するねじ孔が形成されている。また、固定部13hには、スリット81と対応する位置に、L字状のL字スリット82(排出部)が複数本、前後方向に並べて形成されている(図2(b)参照)。これにより、ハウジング11内に水漏れ等が発生した場合でも、その水は、L字スリット82およびスリット81を介してハウジング11外に排出される。
[電解槽ユニット]
次に、図4〜図8に基づいて、電解槽ユニット20について詳細に説明する。
図4〜図6に示すように、電解槽ユニット20は、水を電気分解する箱型状(樹脂製)の電解槽21と、2つの給水管24と、2つの出水管25と、固定具26とを備えている。
図4および図8に示すように、電解槽21は、下面が開口した矩形箱状のケーシング本体22と、ケーシング本体22の下面開口を密閉するケーシング蓋23と、ケーシング本体22内に収納された隔膜41と、2つの電極板45b,46bとを備えている。ケーシング本体22とケーシング蓋23とは、ねじ止めによって固定されている。
図4〜図6に示すように、ケーシング本体22の上面には、その幅方向(表裏方向と直交する方向)の両端付近において、それぞれ、上側に突出する凸部22aが2つ設けられている。それぞれの凸部22aの表側端面には管挿入口22bが開口されており、この管挿入口22bは、裏側に向かった後に下側に向かうように折れ曲がった水路(図示しない)を介してケーシング本体22の内部に連通している。また、それぞれの凸部の幅方向両側には、電解槽21を第1分割フレーム13に固定するためのねじ36を挿通するためのねじ挿通部22gが一体形成されている。
さらに、図6に示すように、ケーシング本体22の裏側における下端寄りの部位には、ケーシング本体22の幅方向の両側に筒状の突状部22h,22hが一体的に形成されている。突状部22hの内部はねじ穴になっており、それぞれに丸頭ねじ35,35が螺合されて取り付けられている。さらに、丸頭ねじ35を突状部22hに締結した状態では、丸頭ねじ35の頭部と突状部22hとの間に所定間隔の隙間が生じるようになっており、この隙間により、突状部22hの先端部に丸頭ねじ35の頭部よりも若干細く形成されたくびれ部22iが形成されており、そのくびれ部22iの外径は、上述の電解槽支持孔13aの抜け止め部13d(図1参照)に嵌め込み可能な大きさに形成されている。係止部22jは、突状部22hおよびくびれ部22iにより構成されている。
出水管25,25をそれぞれ上記管挿入口22b,22bに接続したときに出水管25を抜け止めするための抜け止め具29a,29aが設けられている。各抜け止め具29aは、幅方向内側から外側に向かって切り欠かれたU字状の切欠き29bが形成されており、幅方向外端部には、表裏方向に貫通するねじ挿通孔29cが形成されている。抜け止め具29aは、後述する接続具25bの凹部25cに対して、幅方向の外側から内側に向かって取り付けられ、その状態で、接続具25bの端部は、ケーシング本体22上部の管挿入口22bに表側から挿入され、その後、抜け止め具29aは、ねじ挿通孔29cに挿通されるねじ31によってケーシング本体22に固定されるようになっている。なお、本実施形態の説明において、「表」とは電解槽ユニット20が電解水生成装置10内に取り付けられた際に、その取付扉12と対向する側を指す一方、「裏」とは上記取り付けされた際に、電解槽ユニット20が第1分割フレーム13と対向する側を指すものとする。また、「上」とは上記取り付けされた際に、電解槽21のケーシング本体22側を指すものとし、「下」とは電解槽21のケーシング蓋23側を指すものとする。
ケーシング蓋23には、表裏方向の中間であり、かつ幅方向の両端付近において、上下方向に貫通する2つの貫通孔23a,23aが形成されている。抜け止め具29d,29dは、給水管24,24をそれぞれ上記貫通孔23a,23aに接続したときに給水管24を抜け止めするためのものである。各抜け止め具29dは、表側から裏側に向かってU字状の切欠き29eが形成されており、裏側端部には上下方向に貫通するねじ挿通孔29fが形成されている。抜け止め具29dは、後述する接続具24bの凹部24cに裏側から表側に向かって取り付けられ、その状態で、接続具24bの端部は、ケーシング蓋23の下側から貫通孔23aに挿入され、その後、抜け止め具29dは、ねじ挿通孔29fに挿通されるねじ32によってケーシング蓋23に固定されるようになっている。すなわち、抜け止め具29dをケーシング蓋23に固定することによって、貫通孔23a,23aに接続された給水管24を抜け止めしている。
給水管24は、フレキシブル管24aと、一端がフレキシブル管24aの一端(下流端)に液密状に嵌め込まれた円筒状の接続具24bと、一端がフレキシブル管24aの他端(上流端)に液密状に嵌め込まれた円筒状の接続具24eとを備えており、接続具24b,24eはクランプ(留め具)によってフレキシブル管24aに固定されている。接続具24bの他端側(フレキシブル管24aの外に露出した部分)には、接続具24bの周方向全体に沿って溝状の凹部24cが形成されており、その凹部24cと接続具24bの他端との間にはOリング24dが取り付けられている。同様に、接続具24eの他端寄りの部位(フレキシブル管24aの外に露出した部分)には、接続具24eの周方向全体に沿って凹部24fが形成されており、その凹部24fと接続具24eの他端との間にはOリング24gが取り付けられている。
出水管25は、フレキシブル管25aと、一端がフレキシブル管25aの一端(上流端)に液密状に嵌め込まれた円筒状の接続具25bと、一端がフレキシブル管25aの他端(下流端)に液密状に嵌め込まれた円筒状の接続具25eとを備えており、接続具25b,25eはクランプ(留め具)によってフレキシブル管25aに固定されている。接続具25bの他端側(フレキシブル管25aの外に露出した部分)には、接続具25bの周方向全体に沿って凹部25cが形成されており、その凹部25cと接続具25bの他端との間にはOリング25dが取り付けられている。同様に、接続具25eの他端側(フレキシブル管25aの外に露出した部分)には、接続具25eの周方向全体に沿って凹部25fが形成されており、その凹部25fと接続具25eの他端との間にはOリング25gが取り付けられている。なお、本態様では、給水管24の接続具24eと、出水管25の接続具25eとは同じ形状および同じサイズであるものとして説明する。
上記固定具26は、給水管24の接続具24eおよび出水管25の接続具25eを固定する固定板27と、固定板27にねじ止めによって着脱可能に構成された支持部材28とを備えている。
固定板27は、幅方向に延びる矩形状のベース板27aと、ベース板27aの上端に裏側に延びるように折り曲げられて接続された上折返部27bと、ベース板27aの下端に表側に延びるように折り曲げられて接続された下折返部27cとを有する。固定板27は、さらにベース板27aの幅方向の両端において、それぞれ表側に折り曲げられて接続された側折返部27dを有している。側折返部27dの表端は、それぞれ幅方向外側に折り曲げられて接続されており、それぞれの折り曲げ部分の上端部には、ねじ挿通孔27hが形成されている。
ベース板27aには、上下方向の中間部分において、表裏方向に貫通する抜け止め孔27eが幅方向に4つ並べて形成されている。抜け止め孔27eは、接続具24eの他端の径よりも若干大きく形成された挿入部27fと、挿入部27fから上方向に連続して形成され、接続具24e他端の外径よりも小さく、かつ凹部24fの外径よりも大きい径の抜け止め部27gとにより構成されている。また、ベース板27aには、幅方向中央の下部に、ねじ孔27iが形成されている。
支持部材28は、ベース板27aと対向するように設けられ、ベース板27aのねじ孔27iと対応する位置に、ねじ34を挿通するねじ挿通孔28eが形成されたベース板28aと、ベース板28aの上端部から表側に延びるように折り曲げられた第1支持部28bと、その第1支持部28bの表端部から下向きに延びるように折り曲げられており、作業者が把持するための把持部28dと、ベース板28aの下端部から表側に延びるように折り曲げられて接続された第2支持部28cとを有している。そして、支持部材28は、固定板27の下折返部27cに第2支持部28cを当接させた状態で、ねじ34によって固定板27にねじ止め固定される。なお、上記把持部28dの幅方向中間部分の下側は、ねじ34のねじ止めがしやすいように逆U字状に切り欠かれている。
ここで、ベース板28aの上下方向の高さ位置は、支持部材28を固定板27に固定した際に、ベース板28aの上端が挿入部27fの下端よりも上側になるように設定する。これにより、2つの給水管24,24の接続具24e,24eおよび2つの出水管25,25の接続具25e,25eは、これらの他端の開口端面が同一方向を向くように整列した状態で固定板27に取り付けられ、抜け止め固定される。
具体的には、2つの接続具24e,24eは、固定板27の幅方向一側(例えば、図4の右側)にある2つの抜け止め孔27e,27eの挿入部27f,27fに対して、表側からそれぞれの接続具24eの凹部24fが固定板27のベース板27aと面一になる位置まで挿入される。同様に、2つの接続具25e,25eは、固定板27の幅方向他側(例えば、図4の左側)にある2つの抜け止め孔27e,27eの挿入部27f,27fに対して、表側からそれぞれの接続具25eの凹部25fが固定板27のベース板27aと面一になる位置(挿入位置)まで挿入される。その状態で、4つの接続具24e,24e,25e,25eは、それぞれ上に向かってスライドされ、抜け止め部27g,27g,27g,27g(抜け止め位置)に嵌め込まれる。支持部材28は、上に向かってスライドされた4つの接続具24e,24e,25e,25eの下側にそれらを押し上げて支持した状態で挿入され、ねじ34によって固定板27にねじ止め固定される。これにより、4つの接続具24e,24e,25e,25eは、固定板27に一体的に抜け止め固定される。
[ユニット固定具]
図7に示すように、ユニット固定具70は、上下方向に延びており、平面視において、裏側に向かって凹陥するU字状のベース板70aと、ベース板70aのU字状底部の上端に裏側に延びるように折り曲げられて接続された上折返部70bと、ベース板70aの左右端において、それぞれ幅方向外側に折り曲げられて接続された側折返部70cとを有している。ユニット固定具70は、さらに、それぞれの側折返部70cの下端において、表側に折り曲げられて接続された下折返部70dを有している。上折返部70bの裏端部は、上側に折り曲げられており、その幅方向中間部分には、表裏方向に貫通するねじ挿通孔70gが形成されている。また、下折返部70dには、ねじ挿通孔70fが形成されている。そして、ユニット固定具70は、ねじ挿通孔70gを通るねじ75により上記第1分割フレーム13に、また、ねじ挿通孔70fを通るねじ76によりハウジング11の固定パネル11fの固定部にそれぞれ螺合固定されている。また、ユニット固定具70のそれぞれの側折返部70cにおいて、その上下方向の中間部分には、表裏方向に貫通するねじ孔70eが形成されている。そして、上記固定板27は、ねじ挿通孔27h,27hを通るねじ33,33によりねじ孔70e,70eに螺合させることでねじ止め固定される。
このように、装置本体(ハウジング11内)の取付扉12寄りの部位にユニット固定具70を取り付けることによって、作業者がハウジング11の左側から着脱作業を行う場合に、固定具26のユニット固定具70への取付位置(固定位置)は、電解槽21が配置される位置よりも作業者に近い位置とすることができる。これにより、作業者による作業の容易性が向上する。
ベース板70aの凹陥部分には、幅方向に延びる円筒状のダブルクロスライン弁50が収納されており、ダブルクロスライン弁50は、ねじ止めによってベース板70aに固定されている。ダブルクロスライン弁50の表側には、4つの接続具24e,24e,25e,25eの他端が接続される4つの筒状の接続部57,57,57,57が突設するように一体に形成されている。それぞれの接続部57の表側端面には管挿入口57aが開口されており、この管挿入口57aは、裏側に向かう水路を介してダブルクロスライン弁50内部に連通している。
ベース板70aの幅方向の側板は、ダブルクロスライン弁50の図面左側にあたる部分が矩形状に切り欠かれている。モータ60は、ベース板70aの側板の幅方向外側に設けられており、上記矩形状の切り欠き部分を介してダブルクロスライン弁50に駆動連結されている。モータ60は、ダブルクロスライン弁50の第1および第2切替弁51,52(図8参照)と、第1および第2流量制御弁53、54(図8参照)とを駆動する。なお、第1切替弁51と第2切替弁52とは、同期して作動(すなわち、連動)する弁であり、第1流量制御弁53と第2流量制御弁54とは同期して作動(すなわち、連動)する弁である。なお、第1切替弁51と第2切替弁52とが連動せずに、それぞれ別々に駆動されるようにしてもよい。同様に、第1流量制御弁53と第2流量制御弁54とが連動せずに、それぞれ別々に駆動されるようにしてもよい。
ベース板70aの表裏方向の底板は、下端から上方向に向かって逆U字状に切り欠かれている。また、上記第1分割フレーム13には、上記の逆U字状の切り欠き部分と対応する位置に左右方向の貫通孔が形成されている。そして、ダブルクロスライン弁50の下側には、上記逆U字状の切り欠き部分および貫通孔を介して右方向に延びる比率調整ユニット61eが設けられており、ダブルクロスライン弁50と第2給水路61bとを接続している。同様に、ダブルクロスライン弁50の下側には、上記逆U字状の切り欠き部分および貫通孔を介して右下方向に延びる接続取水路62bおよび接続排水路63bが設けられており、ダブルクロスライン弁50と、主取水路62aおよび主排水路63aとをそれぞれ接続している。
このように、ダブルクロスライン弁50よりも低い位置に接続水路や通水路を設けることにより、電解槽ユニット20の着脱時において、仮に接続水路や通水路に水が残っていたとしても、その残水がハウジング11内に吐出されるのを防止することができるようにしている。
次に、給水路61から給水された水が電解槽21で電気分解されて取水路62および排水路63に出水されるまでの動作について、図8を用いて詳細に説明する。
まず、電解槽21内において、第1電極室45aが陰極室であり、第2電極室46aが陽極室である場合について説明する。このとき、電極板45bは陰極であり、電極板46bは陽極である。また、第1切替弁51および第2切替弁52は、図8の実線の状態に切り替えられている。
第2給水路61bから給水された水は、比率調整ユニット61eで2つに分岐されて、ダブルクロスライン弁50に流入する。比率調整ユニット61eの一方の経路から流入された水は、第1切替弁51および一方の給水管24(以下、説明の便宜上「第1給水管24」という)を介して、第1電極室(陰極室)45aに流入する。そして、第1電極室45aで生成された電解水素水は、一方の出水管25(以下、説明の便宜上「第1出水管25」という)、第2切替弁52および第2流量制御弁54を介して、接続取水路62bおよび主取水路62aを経由して、取水口62dから取り出される。一方で、比率調整ユニット61eの他方の経路から流入された水は、第1流量制御弁53、第1切替弁51および他方の給水管24(以下、説明の便宜上「第2給水管24」という)を介して、第2電極室(陽極室)46aに流入する。そして、第2電極室46aで生成された酸性水は、他方の出水管25(以下、説明の便宜上「第2出水管25」という)および第2切替弁52を介して出水され、接続排水路63bおよび主排水路63aを経由して、排水口63dから排出される。
次に、電解槽21内において、第1電極室45aが陽極室であり、第2電極室46aが陰極室である場合について説明する。このとき、電極板45bは陽極であり、電極板46bは陰極である。また、第1切替弁51および第2切替弁52は、図8の破線の状態に切り替えられている。
比率調整ユニット61eの一方の経路から流入された水は、第1切替弁51および第2給水管24を介して、第2電極室(陰極室)46aに流入する。そして、第2電極室46aで生成された電解水素水は、第2出水管25、第2切替弁52および第2流量制御弁54を介して、接続取水路62bおよび主取水路62aを経由して、取水口62dから取り出される。一方で、比率調整ユニット61eの他方の経路から流入された水は、第1流量制御弁53、第1切替弁51および第1給水管24を介して、第1電極室(陽極室)45aに流入する。そして、第1電極室45aで生成された酸性水は、第1出水管25および第2切替弁52を介して出水され、接続排水路63bおよび主排水路63aを経由して、排水口63dから排出される。
なお、使用者の要求に応じて、第1および第2流量制御弁53,54を作動させることにより、主取水路62aに出水する電解水素水と、主排水路に出水する酸性水との流量調整を行うことができる。
[電解槽ユニットの取り付け/取り外し]
次に、電解槽ユニット20のユニット固定具70への取り付け/取り外しについて詳細に説明する。
電解槽ユニット20をユニット固定具70に取り付ける際には、図1に示すように、作業者は、電解槽21の丸頭ねじ35,35(図6参照)を第1分割フレーム13の電解槽支持孔13aに挿入して、係止部22j(図6参照)が電解槽支持孔13aの抜け止め部13dにより抜け止めされるように電解槽21を下側にスライドさせる。これにより、電解槽21が第1分割フレーム13に係止支持される。その後、作業者は、ねじ挿通部22gを通るねじ36,36(図4参照)をねじ孔13b,13bに螺合させることで電解槽21を第1分割フレーム13にねじ止め固定する。次に、作業者は、支持部材28の把持部28dを持って、給水管24,24の接続具24e,24eおよび出水管25,25の接続具25e,25eがそれぞれダブルクロスライン弁50の接続部57,57,57,57に挿入されるように固定具26を右側に移動させて押し込む。その後、作業者は、固定板27とユニット固定具70とを、2つのねじ33,33によってねじ止め固定する。
電解槽ユニット20をユニット固定具70から取り外す際には、作業者は、2つのねじ33,33を緩めて、ユニット固定具70と固定板27とのねじ止めを解除し、把持部28dを持って左側に引き出し、給水管24,24の接続具24e,24eおよび出水管25,25の接続具25e,25eをダブルクロスライン弁50から取り外す。次いで、ねじ36,36の締結を解除した後、電解槽21を上に持ち上げて、係止部22j(図6参照)の上記抜け止め部13dによる抜け止めを解除し、その後、電解槽21を左側に引き出すことにより、電解槽21を第1分割フレーム13から取り外す。
以上のように、本実施形態によると、給水管24,24の接続具24e,24eおよび出水管25,25の接続具25e,25eを固定具26に固定することにより、一度のねじ止め作業で4つの接続具24e,24e,25e,25eを接続部57,57,57,57に取り付け/取り外しすることができる。すなわち、給水管24,24と出水管25,25を同時にかつ簡単に取り付け/取り外しすることができる。また、給水管24の接続具24eおよび出水管25の接続具25eを固定具26にあらかじめ固定させることができるため、作業者が電解槽ユニット20(電解槽21)を装置本体に取り付ける際に給水管24と出水管25との取り付け位置を間違えることを防止することができる。
さらに、固定具26をユニット固定具70にねじ止めする際に、それに先立って電解槽21を第1分割フレーム13に固定することができるため、電解槽21を持ちながら固定具26のねじ止め作業をする必要がない。これにより、作業者の作業容易性がさらに向上する。
なお、電解槽ユニット20の取り外しに際して、固定具26の取り外しと電解槽21の取り外しとの順序が逆になってもかまわない。例えば、電解槽21内に水が残っている場合には、電解槽21を先に取り外すことによってハウジング11内への漏水を防止することができる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の好ましい実施形態を説明してきたが、種々の改変が可能である。
例えば、実施形態では、給水管24,24および出水管25,25をそれぞれ2つずつ備える例について説明したが、給水管および出水管はそれぞれ1つずつであってもよい。
また、本開示では、給水管24の接続具24eと、出水管25の接続具25eとは同じ形状および同じサイズであるものとしたが、それぞれのサイズが異なっていてもかまわない。その場合には、接続具24eおよび接続具25eの外径に応じて、固定具26の固定板27に形成する抜け止め孔27eの大きさを調整すればよい。
また、上記の実施形態において、支持部材28の把持部28dを省いてもかまわない。このとき、第1支持部28bは、給水管24および出水管25を抜け止め位置で支持するための支持部材としての機能と、作業者が固定具26を装置本体への着脱方向に移動させる際に把持するための把持部としての機能とを兼ねている。
また、本開示では、各電解槽21の取り付けにおいて、各電解槽21を第1分割フレーム13に係止支持した後、ねじ36,36によって第1分割フレーム13に螺合固定するものとしたが、ねじ36,36による螺合固定はなくてもかまわない。例えば、各電解槽21をクリップ止めによって固定したり、取付扉12を閉めることによって固定したりするものであってもよい。ただし、ねじ36,36による電解槽21の固定を行った方が、電解槽21を第1分割フレーム13に安定して係止支持することができる。
本開示に係る電解水生成装置は、電解槽の交換作業を容易かつ確実に実行できるようにしているため、大量の電解水素水を使用する食品関連、医療関連、農業関連等の分野において有用である。
10 電解水生成装置
11 ハウジング
13a 電解槽支持孔(電解槽支持部)
20 電解槽ユニット
21 電解槽
24 給水管
24f 凹部
25 出水管
25f 凹部
26 固定具
27 固定板
27e 抜け止め孔(第1抜け止め孔、第2抜け止め孔)
27f 挿入部(第1挿入部、第2挿入部)
27g 抜け止め部(第1抜け止め部、第2抜け止め部)
28 支持部材
28b 第1支持部(支持部)
28d 把持部
61 給水路
62 取水路(出水路)
63 排水路(出水路)
81 スリット(排出部)
82 L字スリット(排出部)

Claims (7)

  1. 装置本体に着脱自在に設けられ、かつ給水路から受けた水を電気分解して出水路から出水する電解槽ユニットを備える電解水生成装置であって、
    前記電解槽ユニットは、
    電解槽と、
    下流端部が前記電解槽に接続された給水管と、
    上流端部が前記電解槽に接続された出水管と、
    前記給水管の上流端部と前記出水管の下流端部とを、それぞれの開口端面が同一方向を向くように固定する固定具とを備えており、
    前記固定具は、前記装置本体に着脱可能に固定されていて、該固定具が前記装置本体に固定されたとき、前記給水管が前記給水路に接続され、前記出水管が前記出水路に接続されるように構成され
    前記装置本体は、前記電解槽ユニットを前記装置本体に取り付けする際に、前記電解槽を支持する電解槽支持部を有している
    ことを特徴とする電解水生成装置。
  2. 請求項1記載の電解水生成装置において、
    前記固定具は、作業者が該固定具を前記装置本体への着脱方向に移動させる際に把持するための把持部を有する
    ことを特徴とする電解水生成装置。
  3. 請求項1記載の電解水生成装置において、
    前記給水管の上流端部および前記出水管の下流端部には、周方向に沿って凹陥する凹部が形成され、
    前記固定具は、前記給水管の上流端部を挿入固定する第1抜け止め孔と、前記出水管の下流端部を挿入固定する第2抜け止め孔とが貫通形成された固定板を有しており、
    前記第1抜け止め孔は、前記給水管の上流端部の外径よりも若干大きく形成された第1挿入部と、該第1挿入部と連続して設けられ、前記給水管の上流端部の外径よりも小さくかつ前記給水管の凹部の外径よりも大きい径に形成された第1抜け止め部とを有し、
    前記第2抜け止め孔は、前記出水管の下流端部の外径よりも若干大きく形成された第2挿入部と、該第2挿入部と連続して設けられ、前記出水管の下流端部の外径よりも小さくかつ前記出水管の凹部の外径よりも大きい径に形成された第2抜け止め部とを有し、
    前記給水管の上流端部および前記出水管の下流端部が、それぞれ、前記第1および第2挿入部に挿入される挿入位置から、前記第1および第2抜け止め部にそれぞれの前記凹部が嵌め込まれる抜け止め位置に移動した状態のときに、前記給水管および前記出水管を支持する支持部材が設けられている
    ことを特徴とする電解水生成装置。
  4. 請求項3記載の電解水生成装置において、
    前記支持部材は、前記固定板に着脱自在に支持されており、
    前記支持部材は、前記固定板に装着されたときに、前記給水管の上流端部および前記出水管の下流端部の前記挿入位置から前記抜け止め位置への移動を規制する支持部と、
    前記支持部と一体に形成され、作業者が前記固定具を前記装置本体の着脱方向に移動させる際に把持するための把持部とを有する
    ことを特徴とする電解水生成装置。
  5. 請求項1記載の電解水生成装置において、
    前記装置本体は、外側に開口する取付空間が区画されたハウジングを有し、
    前記電解槽ユニットは、前記取付空間に着脱自在に設けられており、
    前記取付空間の開口と、前記固定具が前記取付空間内で固定される位置との間の距離は、前記取付空間の開口と前記電解槽が配置される位置との間の距離よりも近い
    ことを特徴とする電解水生成装置。
  6. 請求項1記載の電解水生成装置において、
    前記給水路および前記出水路は、前記固定具を前記装置本体に固定したときの該固定具の高さ位置より低い高さ位置に設けられている
    ことを特徴とする電解水生成装置。
  7. 請求項1記載の電解水生成装置において、
    前記給水路から前記出水路に至るまでの水路から漏出する水を前記装置本体の外部に排出する排出部を有する
    ことを特徴とする電解水生成装置。
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