JP5839253B2 - 物体検出装置及びこれを備えた車載機器制御装置 - Google Patents
物体検出装置及びこれを備えた車載機器制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5839253B2 JP5839253B2 JP2010266419A JP2010266419A JP5839253B2 JP 5839253 B2 JP5839253 B2 JP 5839253B2 JP 2010266419 A JP2010266419 A JP 2010266419A JP 2010266419 A JP2010266419 A JP 2010266419A JP 5839253 B2 JP5839253 B2 JP 5839253B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- light
- detection
- polarization
- object detection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
- Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Description
また、請求項2の発明は、請求項1の物体検出装置において、上記画像センサは、受光素子が2次元配置された画素アレイを有するものであり、上記分光部材は、撮像領域からの光を互いに異なる複数の検出波長帯に分光して該各検出波長帯の光を上記画像センサ上の互いに異なる受光素子に入射させるものであり、上記偏光部材は、該画像センサに入射される各検出波長帯の光について特定の偏光成分のみを遮光する偏光領域と非偏光のまま透過する透過領域とを備えたものであり、上記分光情報取得手段は、上記各検出波長帯の光を受光した各受光素子の受光量に基づく指標値を該各検出波長帯についての分光情報として取得し、上記偏光情報取得手段は、上記偏光領域に対応する受光素子の受光量に基づく指標値を第一偏光情報として取得し、上記透過領域に対応する受光素子の受光量から該偏光領域に対応する受光素子の受光量を差し引いた量に基づく指標値を第二偏光情報として取得することを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の物体検出装置において、上記撮像手段は、自車両の進行方向前方領域を撮像領域として撮像するものであり、上記検出対象物には、自車両に近づく方向に進行する他車両と自車両から離れる方向に進行する他車両とが含まれており、上記分光情報取得手段は、少なくとも車両のテールランプ色の波長帯についての分光情報及び車両のヘッドランプ色の波長帯についての分光情報を取得することを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項3の物体検出装置において、上記物体検出処理手段が行う上記第2の検出処理では、上記偏光情報取得手段が取得した第一偏光情報及び第二偏光情報を用いて、他車両のテールランプ及び他車両のヘッドランプから直接入射した光についての正規分光情報と、該正規分光情報と同じ波長帯を有する路面からの光についての非正規分光情報とを識別し、該正規分光情報を用いて、自車両に近づく方向に進行する他車両と自車両から離れる方向に進行する他車両とを検出することを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、車両の周囲を撮像領域として撮像し、該撮像領域内に存在する車両を含む検出対象物を検出する物体検出手段と、該物体検出手段の検出結果に基づいて上記車両に搭載された車載機器の動作を制御する制御手段とを有する車載機器制御装置において、上記物体検出手段として、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の物体検出装置を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項5の車載機器制御装置において、上記物体検出手段として、請求項3又は4の物体検出装置を用い、上記制御手段は、上記物体検出手段の検出結果に基づいて、上記車両に搭載された車載機器であるヘッドランプの照射方向を変更し又は該ヘッドランプの発光強度を変更する制御を行うことを特徴とするものである。
なお、本発明に係る物体検出装置は、ヘッドランプ制御システムに限らず、例えば、当該物体検出装置により夜間に先行車両や対向車両などの検出対象物を検出して運転者に表示や警告を行う運転者支援システムにも同様に適用できる。
このヘッドランプ制御システムは、主に、撮像手段としての撮像装置11と、車両挙動センサ12と、物体検出装置としての車両検出制御装置13と、制御手段としてのヘッドランプ制御装置14とから構成されている。
この撮像装置11は、主に、撮像レンズ1と、光学フィルタ2と、2次元配置された画素アレイを有する画像センサ4を含んだセンサ基板3と、センサ基板3から出力されるアナログ電気信号(画像センサ4上の各受光素子が受光した受光量)をデジタル電気信号に変換した撮像画像データを生成して出力する信号処理部5とから構成されている。被写体(被検物)を含む撮像領域からの光は、撮像レンズ1を通り、光学フィルタ2を透過して、画像センサ4でその光強度に応じた電気信号に変換される。信号処理部5では、画像センサ4から出力される電気信号(アナログ信号)が入力されると、その電気信号から、撮像画像データとして、画像センサ4上における各画素の明るさ(輝度)を示すデジタル信号を、画像の水平・垂直同期信号とともに後段の機器へ出力する。
画像センサ4は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などを用いたイメージセンサであり、その受光素子にはフォトダイオード4aを用いている。フォトダイオード4aは、画素ごとに2次元的にアレイ配置されており、フォトダイオード4aの集光効率を上げるために、各フォトダイオード4aの入射側にはマイクロレンズ4bが設けられている。この画像センサ4がワイヤボンディングなどの手法によりPWB(printed wiring board)に接合されてセンサ基板3が形成されている。画像センサ4のマイクロレンズ4b側の面には、光学フィルタ2が近接配置されている。光学フィルタ2の画像センサ4側の面には、図4に示すように、光を透過する透過領域2aと、P偏光成分は透過するがS偏光成分は遮光するような偏光子として機能する偏光領域2bとが2次元方向で交互に隣接するように格子状に配置されて領域分割された格子パターン(領域分割パターン)を有している。個々の透過領域2a及び偏光領域2bは、図4に示すように、それぞれ、画像センサ4上の隣接2画素分(互いに隣接する2つのフォトダイオード4a)に対応するように配置されている。
ここで、本実施形態における光学フィルタ2及び画像センサ4の一構成例(以下、本構成例を「構成例1」という。)について説明する。
図7は、本構成例1における光学フィルタ2及び画像センサ4の説明図である。
本構成例1に係る光学フィルタ2は、非偏光の光を透過する透過領域2aと、P偏光成分は透過するがS偏光成分は遮光する偏光領域2bと、非偏光の赤色成分のみ通過させるフィルタ領域2cと、赤色成分のみ通過させるフィルタとP偏光成分は透過するがS偏光成分は遮光する偏光子とか組み合わさったフィルタ偏光領域2dとが、2×2画素のグループとなり、各グループが2次元方向に格子状に配置された領域分割パターンを有している。このような光学フィルタ2を用いれば、画像センサ4にカラーフィルタを設けることなく、画像センサ4の画素を上記実施形態と同じように領域分割したパターンが得られる。よって、画像センサ4上における2×2画素を1画素とした上記実施形態と同様の各種画像を得ることができる。
また、本実施形態における光学フィルタ2及び画像センサ4の他の構成例(以下、本構成例を「構成例2」という。)について説明する。
図8は、本構成例2における光学フィルタ2及び画像センサ4の説明図である。
本構成例2に係る光学フィルタ2は、非偏光の光を透過する透過領域2aと、P偏光成分は透過するがS偏光成分は遮光する偏光領域2bとが、特定方向(図中左右方向)に交互に配置されたストライプ状の領域分割パターンを有している。このようなストライプ状のパターンをもつ光学フィルタ2は、画像センサ4との位置調整を行うにあたっては当該特定方向のみの位置調整を行えばよく、上記実施形態や上記構成例1の光学フィルタ2と比較して、実装精度が緩和されるという利点がある。
また、本実施形態における光学フィルタ2及び画像センサ4の更に他の構成例(以下、本構成例を「構成例3」という。)について説明する。
図9は、本構成例3における光学フィルタ2及び画像センサ4の説明図である。
本構成例3の画像センサ4は、上記実施形態と同様に、赤色成分のみを透過するカラーフィルタの領域とこのカラーフィルタが無い領域とが図8に示すように2次元方向で交互に隣接するように市松状に配置されたものを用いている。一方、本構成例3に係る光学フィルタ2は、2×2画素のグループ中において画像センサ4上のカラーフィルタが無い2つの画素(非分光を受光する2つの画素)のうちの一方に対向するように、P偏光成分は透過するがS偏光成分は遮光する偏光領域2bが配置され、残りは非偏光の光を透過する透過領域2aが配置された領域分割パターンを有している。
また、本実施形態における光学フィルタ2及び画像センサ4の更に他の構成例(以下、本構成例を「構成例4」という。)について説明する。
図10は、本構成例4における光学フィルタ2の偏光領域2cを、画像センサ4上に重ねて示した説明図である。
本構成例4に係る光学フィルタ2は、透過領域2aと偏光領域2cとが1次元方向で交互に隣接するように配置されてストライプ状に領域分割された格子パターンを有している点で上記構成例2と同様である。しかしながら、上記構成例2では、偏光領域2cの長尺方向が画像センサ4上の画素列に平行であったのに対し、本構成例4では、偏光領域2cの長尺方向が画像センサ4上の画素列に対して斜めとなっている点で異なっている。本構成例4の光学フィルタ2において、偏光領域2cは、図10に示すように、図中横方向に画像センサ4の一画素分の幅をもち、図中縦方向に画像センサ4の二画素分の幅を持っており、図中横方向一画素分について図中縦方向二画素分変位するように、画像センサ4上の画素列に対して斜めに配置される。
また、S偏光成分は、非偏光の輝度値からP偏光成分の輝度値を差し引くことで算出することができる。したがって、撮像装置11で撮像した撮像画像データから、画像センサ4上の画素RPに対応した画素データと画素Rに対応した画素データとを抽出し、画素Rの画素データから画素RPの画素データを差し引いた画素データを算出することで、赤色成分に含まれるS偏光成分の画素データを得ることができ、撮像領域内の赤色成分に含まれるS偏光成分だけを映し出したS偏光赤色画像を生成することもできる。同様に、撮像装置11で撮像した撮像画像データから、画像センサ4上の画素WPに対応した画素データと画素Wに対応した画素データとを抽出し、画素Wの画素データから画素WPの画素データを差し引いた画素データを算出することで、非分光のS偏光成分の画素データを得ることができ、撮像領域内の非分光のS偏光成分だけを映し出したS偏光モノクロ輝度画像を生成することもできる。
例えば、一般に、鏡面で反射した光はS偏光成分が常に強くなることが知られており、特にS偏光成分とP偏光成分との比率S/Pや差分偏光度(S−P)/(S+P)等のS偏光成分及びP偏光成分の相対関係を示す指標値は、特定角度(ブリュースター角度)において最大となることが知られている。晴れの日のように路面上に水が付着していないアスファルト面等の路面は、一般に散乱面であるが、降雨などによって路面上に水が付着した状態になると、その路面(以下「雨路面」という。)は鏡面に近い状態となる。そのため、雨路面に反射した光は、その雨路面に入射した光に対して、S偏光成分が強くなったものとなる。なお、S偏光成分とは横偏光成分のことをいう。ヘッドランプやテールランプから直接的に撮像装置11へ入射する光は、通常、非偏光の状態である。これに対し、ヘッドランプやテールランプからの光が雨路面に反射して撮像装置11へ入射した場合、その反射光はS偏光成分が強いものとなる。
このヒストグラムは、横軸には差分偏光度(S−P)/(S+P)をとり、縦軸には頻度(1に規格化したもの)をとったものである。このヒストグラムから分かるように、照り返し光については、直接光よりもS偏光成分が強い方向へ分布がシフトしている。
このような状況においては、明るさ情報と距離情報だけでは、先行車両のテールランプ、雨路面からのテールランプの照り返し光、対向車両のヘッドランプ、雨路面からのヘッドランプの照り返し光を、互いに区別して検出することが困難である。
図14は、本実施形態における車両検出処理の流れを示すフローチャートである。
本実施形態の車両検出処理では、撮像装置11が撮像した画像データに対して画像処理を施し、検出対象物であると思われる画像領域を抽出する。そして、その画像領域に映し出されている光源の種類が2種類の検出対象物のいずれであるかを識別することで、先行車両、対向車両の検出を行う。
なお、レインセンサなどを車両に搭載しておき、当該レインセンサにより雨天時であることを確認した場合にのみ、上述した照り返し識別処理S6を実行するようにしてもよい。また、運転者(ドライバー)がワイパーを稼働している場合にのみ、上述した照り返し識別処理S6を実行するようにしてもよい。要するに、雨路面からの照り返しが想定される雨天時のみに上述した照り返し識別処理S6を実行するようにしてもよい。
具体的には、車両検出処理によりテールランプが検出されてその先行車両のバックミラーに自車両のヘッドライト照明光が入射する距離範囲A内に近づいた場合に、その先行車両に自車両のヘッドライト照明光が当たらないように、自車両のヘッドライトの一部を遮光したり、自車両のヘッドライトの光照射方向を上下方向又は左右方向へずらしたりする制御を行う。
また、車両検出処理によりベッドランプが検出されて、その対向車両の運転者に自車両のヘッドライト照明光が当たる距離範囲B内に近づいた場合に、その対向車両に自車両のヘッドライト照明光が当たらないように、自車両のヘッドライトの一部を遮光したり、自車両のヘッドライトの光照射方向を上下方向又は左右方向へずらしたりする制御を行う。
また、本発明は、このような車載機器制御装置に限らず、上述した直接光とその照り返し光とを区別することが望まれる様々な物体識別装置に適用可能である。
特に、本実施形態において、画像センサ4は、受光素子4aが2次元配置された画素アレイを有するものであり、撮像装置11は、撮像領域からの光を各検出波長帯(赤色と白色)に分光して各検出波長帯の光を画像センサ4上の互いに異なる受光素子に入射させる分光部材としての分光フィルタと、画像センサ4に入射される各検出波長帯の光について特定の偏光成分であるS偏光成分のみを遮光する偏光領域2bとS偏光成分を透過する透過領域2aとを備えた偏光部材としての光学フィルタ2とを有する。そして、各検出波長帯(赤色と白色)の光を受光した各受光素子R,Wの受光量に基づく指標値R/Wを各検出波長帯についての分光情報として取得する。また、偏光領域2bに対応する受光素子RP,WPの受光量に基づく指標値である差分偏光度(S−P)/(S+P)を偏光情報として取得する。このような構成により、撮像装置11による1回の撮像動作で撮像される1つの撮像画像データから、分光情報及び偏光情報の両方を取得することができる。よって、高速な物体識別処理が実現することができる。
また、本実施形態では、撮像装置11は、自車両の進行方向前方領域を撮像領域として撮像するものであり、2種類の検出対象物には、自車両に近づく方向に進行する他車両である対向車両と自車両から離れる方向に進行する他車両である先行車両とが含まれており、少なくとも先行車両のテールランプ色の波長帯(赤色波長帯)についての分光情報及び対向車両のヘッドランプ色の波長帯(白色波長帯)についての分光情報を取得する。これにより、先行車両と対向車両を高精度に検出することができる。
特に、本実施形態においては、偏光情報を用いて、先行車両のテールランプ及び対向車両のヘッドランプから直接入射した直接光についての正規分光情報と、その正規分光情報と同じ波長帯を有する路面からの照り返し光についての非正規分光情報とを識別し、当該正規分光情報を用いて先行車両と対向車両とを検出する。撮像画像データ中に、先行車両のテールランプや対向車両のヘッドランプからの光が雨路面のような鏡面部で反射した照り返し光が映り込んでいる場合、その照り返し光は直接光と同じ波長帯で同程度の輝度を示すものであるため、直接光についての正規分光情報と照り返し光についての非正規分光情報とを識別することが困難である。本実施形態によれば、これらを高精度に識別できるので、照り返し光を先行車両や対向車両であると誤検知することが抑制される。
2 光学フィルタ
2a 透過領域
2b 偏光領域
2c フィルタ領域
2d フィルタ偏光領域
3 センサ基板
4 画像センサ
4a フォトダイオード(受光素子)
4b マイクロレンズ
5 信号処理部
11 撮像装置
12 車両挙動センサ
13 車両検出制御装置
14 ヘッドランプ制御装置
Claims (6)
- 所定の波長帯をもつ分光成分を透過する分光部材と所定方向に振動する偏光成分を透過する偏光部材とを備え、撮像領域内に存在する物体から発せられる光を画像センサで受光して撮像領域内を撮像する撮像手段と、
該撮像手段が撮像した撮像画像に基づいて車両を含む検出対象物の検出処理を行う物体検出処理手段とを有する物体検出装置において、
上記撮像手段が撮像した撮像画像から、上記検出対象物の分光情報を取得する分光情報取得手段と、
上記撮像手段が撮像した撮像画像から、該分光情報取得手段が取得する分光情報に対応した偏光情報を取得する偏光情報取得手段とを有し、
上記物体検出処理手段は、該分光情報取得手段が取得した分光情報に基づく第1の検出処理と、該偏光情報取得手段が取得した前記所定方向に振動する偏光成分についての第一偏光情報および該第一偏光情報から算出される該所定方向と直交する方向に振動する光についての第二偏光情報に基づく第2の検出処理とを行うことにより、上記検出対象物の検出処理を行うことを特徴とする物体検出装置。 - 請求項1の物体検出装置において、
上記画像センサは、受光素子が2次元配置された画素アレイを有するものであり、
上記分光部材は、撮像領域からの光を互いに異なる複数の検出波長帯に分光して該各検出波長帯の光を上記画像センサ上の互いに異なる受光素子に入射させるものであり、
上記偏光部材は、該画像センサに入射される各検出波長帯の光について特定の偏光成分のみを遮光する偏光領域と非偏光のまま透過する透過領域とを備えたものであり、
上記分光情報取得手段は、上記各検出波長帯の光を受光した各受光素子の受光量に基づく指標値を該各検出波長帯についての分光情報として取得し、
上記偏光情報取得手段は、上記偏光領域に対応する受光素子の受光量に基づく指標値を第一偏光情報として取得し、上記透過領域に対応する受光素子の受光量から該偏光領域に対応する受光素子の受光量を差し引いた量に基づく指標値を第二偏光情報として取得することを特徴とする物体検出装置。 - 請求項1又は2の物体検出装置において、
上記撮像手段は、自車両の進行方向前方領域を撮像領域として撮像するものであり、
上記検出対象物には、自車両に近づく方向に進行する他車両と自車両から離れる方向に進行する他車両とが含まれており、
上記分光情報取得手段は、少なくとも車両のテールランプ色の波長帯についての分光情報及び車両のヘッドランプ色の波長帯についての分光情報を取得することを特徴とする物体検出装置。 - 請求項3の物体検出装置において、
上記物体検出処理手段が行う上記第2の検出処理では、上記偏光情報取得手段が取得した第一偏光情報及び第二偏光情報を用いて、他車両のテールランプ及び他車両のヘッドランプから直接入射した光についての正規分光情報と、該正規分光情報と同じ波長帯を有する路面からの光についての非正規分光情報とを識別し、該正規分光情報を用いて、自車両に近づく方向に進行する他車両と自車両から離れる方向に進行する他車両とを検出することを特徴とする物体検出装置。 - 車両の周囲を撮像領域として撮像し、該撮像領域内に存在する車両を含む検出対象物を検出する物体検出手段と、
該物体検出手段の検出結果に基づいて上記車両に搭載された車載機器の動作を制御する制御手段とを有する車載機器制御装置において、
上記物体検出手段として、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の物体検出装置を用いたことを特徴とする車載機器制御装置。 - 請求項5の車載機器制御装置において、
上記物体検出手段として、請求項3又は4の物体検出装置を用い、
上記制御手段は、上記物体検出手段の検出結果に基づいて、上記車両に搭載された車載機器であるヘッドランプの照射方向を変更し又は該ヘッドランプの発光強度を変更する制御を行うことを特徴とする車載機器制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010266419A JP5839253B2 (ja) | 2010-11-30 | 2010-11-30 | 物体検出装置及びこれを備えた車載機器制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010266419A JP5839253B2 (ja) | 2010-11-30 | 2010-11-30 | 物体検出装置及びこれを備えた車載機器制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012117872A JP2012117872A (ja) | 2012-06-21 |
JP5839253B2 true JP5839253B2 (ja) | 2016-01-06 |
Family
ID=46500882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010266419A Expired - Fee Related JP5839253B2 (ja) | 2010-11-30 | 2010-11-30 | 物体検出装置及びこれを備えた車載機器制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5839253B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013031054A (ja) | 2011-07-29 | 2013-02-07 | Ricoh Co Ltd | 撮像装置及びこれを備えた物体検出装置、並びに、光学フィルタ及びその製造方法 |
JP5895448B2 (ja) * | 2011-10-27 | 2016-03-30 | 株式会社リコー | 車両認識装置、車両認識方法、プログラム |
CN108090490A (zh) * | 2016-11-21 | 2018-05-29 | 南京理工大学 | 一种基于多光谱偏振成像的隐身目标检测系统及方法 |
JP6876269B2 (ja) * | 2017-03-08 | 2021-05-26 | スズキ株式会社 | 路面状態推定装置 |
IL292149B2 (en) * | 2019-10-16 | 2025-02-01 | Waymo Llc | Infrared sensing systems and methods |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4664883B2 (ja) * | 2006-09-13 | 2011-04-06 | パナソニック株式会社 | ヘッドライト制御装置 |
JP2008122217A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-05-29 | Denso It Laboratory Inc | 路面状態検出装置 |
EP2216999B1 (en) * | 2007-12-07 | 2015-01-07 | Panasonic Corporation | Image processing device, image processing method, and imaging device |
-
2010
- 2010-11-30 JP JP2010266419A patent/JP5839253B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012117872A (ja) | 2012-06-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6380843B2 (ja) | 物体検出装置及びこれを備えた移動体機器制御システム並びに物体検出用プログラム | |
JP6468482B2 (ja) | 撮像装置、物体検出装置及び移動体機器制御システム | |
US9344691B2 (en) | Imaging device, object detecting apparatus, optical filter, and manufacturing method of optical filter | |
US20190351842A1 (en) | In-vehicle camera and vehicle control system | |
CN103959041B (zh) | 附着物探测器和附着物检测方法 | |
CN104512411B (zh) | 车辆控制系统及图像传感器 | |
US20140300738A1 (en) | Camera System for a Vehicle | |
JP5995140B2 (ja) | 撮像装置及びこれを備えた車両システム並びに画像処理方法 | |
JP5936098B2 (ja) | 撮像装置及びこれを備えた物体検出装置、並びに、光学フィルタ | |
JP2013029451A (ja) | 付着物検出装置及び付着物検出方法 | |
JP5990953B2 (ja) | 撮像装置、物体検出装置、車両走行支援画像処理システム、及び車両 | |
JP5839253B2 (ja) | 物体検出装置及びこれを備えた車載機器制御装置 | |
JP6555569B2 (ja) | 画像処理装置、移動体機器制御システム及び画像処理用プログラム | |
JP5858327B2 (ja) | 撮像装置及びこれを備えた物体検出装置並びに偏光フィルタ | |
JP2013095315A (ja) | 撮像装置内蔵ルームミラー装置及びそれを備えた車両 | |
JP2016146583A (ja) | 撮像装置、移動体機器制御システム及びプログラム | |
JP5590457B2 (ja) | 撮像装置並びにこれを備えた物体検出装置及び車載機器制御装置 | |
JP2013162492A (ja) | 撮像装置、撮像装置を備えた車両および位置調整方法 | |
JP2015194388A (ja) | 撮像装置および撮像システム | |
JP6701542B2 (ja) | 検出装置、移動体機器制御システム及び検出用プログラム | |
JP6536946B2 (ja) | 撮像装置、撮像方法、プログラムおよび移動体機器制御システム | |
JP2015169567A (ja) | 付着物検出装置、移動体機器制御システム及び付着物検出用プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131011 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140326 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141121 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150106 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150515 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150706 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151016 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151029 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5839253 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |