JP5817312B2 - 画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents
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Description
アナログ信号処理回路部は、原稿(実際には画像面)を露光部(露光手段)によって露光し、その原稿からの反射光を電気信号である画像信号に変換して1主走査ライン毎に出力する光電変換素子(光電変換手段)を用いて原稿の画像(単に「原稿」ともいう)を読み取る。そして、光電変換素子からの画像信号をサンプリングして、必要なレベルに増幅するアナログ的な処理を施す。
A/D変換回路は、アナログ信号処理回路部によってアナログ的に処理されたアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換する。
図9は、従来の画像読取装置の光学系の概略構成例を示す縦断正面図である。
この画像読取装置1は、スキャナであり、図9に示すように、コンタクトガラス3、第1キャリッジ6、第2キャリッジ9、CCDリニアイメージセンサ(以下「CCD」と略称する)10、レンズユニット11、および白基準板12とを備えている。
コンタクトガラス3は、原稿2を載置するための原稿ガラスである。
第2キャリッジ9は、第2反射ミラー7と、第3反射ミラー8とを備えている。
CCD10は、光電変換素子であり、センサボード13上に設けられている。
レンズユニット11は、第3反射ミラー8からの反射光をCCD10の受光面に結像するための結像レンズを有するユニットである。
白基準板12は、読み取り光学系等による各種の歪みを補正するための部材であり、LED光源4によって露光可能な位置(所定位置)に配置されている。
LED光源4、第1,第2,第3反射ミラー5,7,8、およびレンズユニット11は、走査光学系を構成する。なお、走査光学系としては、相対的なものであり、ミラー等が固定で原稿側が移動するタイプであってもよい。
CCD10は、入射光量に対応する電圧を画像信号として出力する。
第1,第2キャリッジ6,9は、図示しないステッピングモータ又はサーボモータ等のモータの駆動により、原稿2の露光位置とCCD10の受光面との間の距離を一定に保ちながら副走査方向(矢印A方向)に移動し、原稿2を露光走査する。
従来の画像読取装置1は、図10に示す回路構成のセンサボード13と画像処理部14とを備えている。
センサボード13は、CCD10、コンデンサ16、アナログ信号処理部(AFE:Analog−Front−End)17、インタフェース(I/F)部18、発振器(OSC)19、およびタイミング信号発生回路部20を備えている。
画像処理部14は、I/F部21、ライン間補正回路部22、画素平均化・ピーク検出回路部23、シェーディング補正回路部24、およびγ補正回路部25を備えている。
ここで、「R」はレッド(Red)を、「G」はグリーン(Green)を、「B」はブルー(Blue)をそれぞれ示す。
AFE17は、入力される画像信号を駆動信号であるサンプルパルスに対応してサンプリングすることで連続したアナログ画像信号を生成し、それをデジタル画像信号に変換して出力する。
AFE17は、アナログ信号処理手段であり、図11に示すように、光学的な分解色(この例では「R,G,B」)毎に、クランプ回路(CLMP)31、サンプルホールド回路(SH)32、増幅回路(PGA)33、A/D変換回路(ADC)34、黒オフセット補正回路35、およびD/A変換回路(DAC)36を備えている。これらのうち、クランプ回路31、サンプルホールド回路32、および増幅回路33が、CCD10からの画像信号をサンプリングして、必要なレベルに増幅するアナログ的な処理を施すアナログ信号処理回路部を構成する。
デジタル処理としては、ライン間補正回路部22、シェーディング補正回路部24、およびγ補正回路部25による各種補正処理が行われる。
ライン間補正回路部22は、I/F部21より入力されるデジタル画像信号に対して、CCD10でのR,G,B出力間の副走査方向の遅延を補正するライン間補正を行う。
γ補正回路部25は、シェーディング補正回路部24からのデジタル画像信号に対してγ補正を施し、素子特性による誤差を修正する。
I=Io cos4θ
AFE17には、図11に示すように、動作状態を決定するためのレジスタ部37が内蔵されている。そのレジスタ部37は、所定のI/F部であるCPU・I/Fを介して外部のCPUとシリアル通信によって制御され、動作状態が設定可能になっている。なお、図示は省略するが、レジスタ部37と同様なレジスタ部は、タイミング信号発生回路部20にも内蔵され、CPU・I/Fを介して外部のCPUとシリアル通信によって制御され、動作状態が設定可能になっている。
一つ目は、増幅回路(PGA)33の増幅率を決定するゲイン調整である。通常、白基準板12を読み取り、A/D変換回路(ADC)34でA/D変換されたデジタル画像信号(画像データ)の画素レベル(画素の「濃度レベル」又はそれを示す「階調レベル」に相当する)がある一定の大きさになるように、増幅回路33の増幅率を調整するものである。調整の目標値としては、A/D変換回路34からの出力信号がノイズやその後の光量変動を見込んで、飽和しない範囲で最も大きな値を目標値とすることでダイナミックレンジをできるだけ広く確保する。こちらの調整は、電源投入時など、ある特定のタイミングで実施する。
シェーディング後原稿読取データ=原稿読取データ/シェーディングデータ×1023
ここで、原稿読取データは画像処理部14に入力されるデジタル画像信号に相当する。シェーディング後原稿読取データは、シェーディング補正回路部24によってシェーディング補正がなされた後のデジタル画像信号に相当する。
白基準板12の読み取り時にも、例えば図12の(a)に示すように、主走査方向の同期信号である主走査同期信号に同期して、CCD10から1ライン毎の出力が行われる。そして、その出力により生成されるデジタル画像信号のうち、主走査同期信号がハイレベル“H”の期間内の有効画素領域を示す期間(有効画素期間)にあるデジタル画像信号が、有効画素信号となる。この有効画素信号は、ゲイン値(増幅率)の設定(ゲイン設定g)時に、例えば図12の(b)に示すようなノイズが混入された波形となる。
上記のようなゲイン調整を行う画像読取装置としては、特許文献1〜4に示すようなものも提案されている。
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、アナログ信号処理手段内の増幅手段の最適なゲイン設定値を短時間で得られるようにすることを目的とする。
この発明による画像読取装置は、原稿を露光手段によって露光し、その原稿からの反射光を画像信号に変換して1主走査ライン毎に出力する光電変換手段を用いて上記原稿の画像を読み取る画像読取装置であって、以下に示すようにしたことを特徴とする。
さらに、上記白基準板を上記露光手段によって露光し、その白基準板からの反射光を画像信号に変換して上記1主走査ライン毎に出力する上記光電変換手段を用いて上記白基準板を読み取り、所定のゲイン設定値に設定された上記増幅手段で増幅し、上記A/D変換手段でデジタル画像信号に変換して、シェーディングデータを求めると共に、
上記白基準板を上記露光手段によって露光し、その白基準板からの反射光を画像信号に変換して上記1主走査ライン毎に出力する上記光電変換手段を用いて上記白基準板を読み取り、上記増幅手段のゲイン設定値を上記1主走査ライン内で所定のゲイン設定値から順次切り替えることによって、上記増幅手段から得られる各デジタル画像信号に対して、上記シェーディングデータを用いて前記正規化手段で正規化して得られたデジタル画像信号から、前記1主走査ライン内で順次切り替えた上記ゲイン設定値毎に、上記所定のゲイン設定値に対する相対ゲイン値を算出してゲインテーブルを作成するゲインテーブル作成手段と、
上記白基準板を上記露光手段によって露光し、その白基準板からの反射光を画像信号に変換して上記1主走査ライン毎に出力する上記光電変換手段を用いて上記白基準板を読み取り、上記所定のゲイン設定値に設定された上記増幅手段で増幅し、上記A/D変換手段で変換したデジタル画像信号の上記1主走査ライン内のピーク画素レベルを検出し、該ピーク画素レベルと上記相対ゲイン値とを乗算した値が、目標白読取レベル以下となる上記相対ゲイン値のうち、最大の相対ゲイン値を算出し、さらに、該最大の相対ゲイン値に対応する上記増幅手段のゲイン設定値を上記ゲインテーブルから求めて、上記増幅手段の最適なゲイン設定値とする最適ゲイン設定値算出手段とを設けたものである。
図1はこの発明の一実施形態である画像読取装置における制御系の主要部の構成例を示すブロック図、図2はそのCCDの出力からデジタル画像信号を得るまでのセンサボードおよび画像処理部の構成例を示すブロック図であり、図10と対応する部分には同一符号を付してそれらの説明のほとんどを省略する。
なお、画像読取装置の光学系の概略構成は図9と同じであるため、その図9を再び使用するものとする。
センサボード13は、LED光源4およびI/F部27の他に、図2にも示すように、CCD10、コンデンサ16、アナログ信号処理部(AFE)17、I/F部18、発振器(OSC)19、およびタイミング信号発生回路部(TG)20を備えている。それらのうち、AFE17のみが図10に示したものと内部構成が異なる。
I/F部27は、CPU・I/Fであり、AFE17およびTG20とCPU50との通信を制御する。
I/F部42は、CPU・I/Fであり、画像処理ブロック41内の各部とCPU50との通信を制御する。
ゲインテーブル部26は、後述するゲインテーブルの作成を行う。
I/F部60は、CPU・I/Fであり、CPU50と操作部70との通信を制御する。
操作部70は、各種情報を入力するための入力部と、各種情報を表示する表示部とからなる。
AFE17は、図3に示すように、図11に示したものにゲイン切替回路38を追加したものである。
画像読取装置1では、電源投入直後に、CPU50がI/F部27を介してセンサボード13内の各回路部の動作状態を決めるレジスタ設定を行うが、その一つにR,G,B毎に図3の増幅回路(PGA)33の増幅率を決定するゲイン調整がある。
図4は、図3の増幅回路(PGA)33のゲイン設定コード(ゲイン値に対応する)を「0」にした場合におけるシェーディングデータ生成の説明に供する説明図である。
図5は、増幅回路33のゲイン設定コードを「0」にした場合におけるゲインテーブル作成の説明に供する説明図である。
図6は、増幅回路33のゲイン設定コードを「0」にした場合におけるゲイン調整の説明に供する説明図である。
白基準板12の読み取り時には、例えば図4の(a)に示すように、主走査同期信号に同期して、CCD10から1ライン毎の出力が行われる。そして、その出力により生成されるデジタル画像信号のうち、主走査同期信号がハイレベル“H”の期間内の有効画素期間にあるデジタル画像信号が、有効画素を示すデジタル画像信号(有効画素信号)となる。この有効画素信号は、例えば図4の(b)に示すように、ゲイン設定コード「0」の設定時、つまり最低ゲイン値の設定時に、ノイズが混入された波形となる。
ゲイン調整時には、ゲイン切替回路38に次のような動作を行わせる。
ゲイン切替回路38は、画素をカウント(計測)するカウンタ機能を有するロジック回路であり、主走査同期信号に同期して、有効画素期間中に全てのゲイン設定を均等期間設けつつ、切り替わるモードに移る。つまり、主走査同期信号を受けて、有効画素開始までウエイトし、そこから500画素カウントする毎にゲイン設定コードを一つずつ増やす。
シェーディング後原稿読取データ
=(原稿読取データ−黒基準画像データ)/(シェーディングデータ
−黒基準画像データ)×1023
原稿読取データは、画像処理部14に入力されるデジタル画像信号に相当する。
シェーディング後原稿読取データは、シェーディング補正回路部24によってシェーディング補正がなされた後のデジタル画像信号に相当する。
黒基準画像データは、実際にはその画素レベルの平均値であり、有効画素期間以外のOPB(オプティカルブラック)画素期間あるいは空転送画素期間のデジタル画像信号の画素レベルの平均値に相当する。これらの画素レベルの平均値は、レベル的にも等しいので、問題はない。
空転送画素は、画素が物理的に存在しないが、CPU50によるタイミング信号発生回路部20の制御によって、1主走査ライン中の転送クロック数を有効画素数より多くする。それにより、その分だけ、有効画素期間のデジタル画像信号が出力された後に、暗時のデジタル画像信号と同等レベルのデジタル画像信号が出力され続ける。この出力期間を、空転送画素期間という。
したがって、シェーディング補正前に黒基準画像データの画素レベルの平均値を生成して、原稿読取データの各画素レベルから減算する必要があり、それを上記のシェーディング補正後原稿読取データの計算式に反映させている。
その計算式を用いることにより、1主走査ライン中にゲイン設定値を16段階に切り替えたデジタル画像信号は、光量の主走査ムラ(配光ムラ)が補正されて、図5の(c)に示すように階段状の出力変化となる。
ゲインテーブル部26は、図5の(d)に示すように、シェーディング補正回路部24によってシェーディング補正がなされた16段階の各ゲイン値をゲイン設定コードで順次切り替えて設定した時における500画素毎のデジタル画像信号(有効画素信号)の画素レベルの平均値AV_g0〜AV_g15を算出する。
GAIN_N=AV_gN/AV_g0
そしてまず、CPU50が、I/F部18を介してAFE17内のレジスタ部37内の値を書き換えることにより、ゲイン切替回路38によって増幅回路(PGA)33のゲイン設定コードを最低値「0」にした状態で、例えば図6の(b)(c)に示すように、画素平均化・ピーク検出回路部23に16ライン分のデジタル画像信号(実際には有効画素信号)の画素レベルの平均化処理およびピーク画素レベルの検出を行わせる。
ゲイン設定コードが「0」の時のピーク画素レベル×GAIN_N≦目標白読取レベル
そして、実際の画像読み取りに使用するゲイン値の決め方としては、予め設定されている「目標白読取レベル」を超えない、且つ最も近い「AV_gN」のときの「GAIN_N」(上式を満たす最大の相対ゲイン値)を採用する。
また、センサボード13を故障等により交換してAFE17が変わった場合や、画像処理部14を交換した場合など、ゲインテーブルの更新が必要な場合には、ユーザによる操作部70上の操作(外部の操作)によりゲインテーブル作成実行のコマンドを発行させることにより、任意のタイミングでI/F部60経由でCPU50に対してゲインテーブルの作成を指示することが可能となる。
(目標白読取レベル/ピーク画素レベル)
/ゲイン設定コードを1変化(+1)させたときの増幅率(理論値)
+現在のゲイン設定コード
さらにまた、この実施形態では、ゲインテーブル部26が行うゲインテーブルの作成をハード的に行うようにしたが、そのゲインテーブルの作成をCPU50がソフト的に行うようにすることもできる。
それによって、アナログ信号処理部17内の増幅回路33の最適なゲイン設定値を短時間で得ることができる。したがって、増幅回路33のゲイン誤差が大きいケースでも、正確且つ短時間でアナログ信号処理部17によるアナログ処理を実行することができる。
(a)増幅回路33のゲイン設定値を1主走査ライン内で順次切り替える前に、増幅回路33の所定のゲイン設定値で予め白基準板12を読み取った際の1主走査ラインのデジタル画像信号(シェーディングデータ)を取得しておく。そして、増幅回路33のゲイン設定値を1主走査ライン内で順次切り替えることによって得られるデジタル画像信号を、増幅回路33の上記所定のゲイン設定値で白基準板12を読み取った際のデジタル画像信号を用いて正規化する。それによって、LED光源4の配光ムラが補正されるため、ゲイン変化に対する適切なデジタル画像信号を入手することができる。
(c)外部からの操作によってゲインテーブルを作成(更新)することにより、装置の故障などによりCCD10やその周辺回路を実装したセンサボード(プリント基板)13を交換しても、再度ゲインテーブルを設定し直すことが可能となる。
例えば、図9のレンズユニット11の受光面側にシェーディング板を取り付け、そのシェーディング板によって光学的に平坦な分布になるように、第3反射ミラー8からの反射光の光量を絞る。それによって、白基準板12を読み取った際のデジタル画像信号の主走査方向の分布を平坦にすることができるようにした際には、ゲインテーブル作成の際の正規化演算は不要となる。
この画像形成装置200は、図8に示すように、図1に示した画像読取装置(スキャナ)1と、プリンタ120とを備えている。
画像読取装置1は、センサボード13内のI/F部18が、アナログ信号処理部(AFE)17からパラレル10bitのデジタル画像信号(デジタルデータ)が入力されると、それを画像処理部14内のI/F部21へシリアル送信する。
画像処理部14内のI/F部21は、センサボード13内のI/F部18からシリアル送信されたデジタル画像信号を受信すると、そのデジタル画像信号をパラレル10ビットのデジタル画像信号に変換し、画像処理ブロック41に入力する。
なお、CPU50は、プリンタ120側に備えてもよい。あるいは、画像読取装置1とプリンタ120との間に備えてもよい。
また、この発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが対象となることは言うまでもない。
5:第1反射ミラー 6:第1キャリッジ 7:第2反射ミラー
8:第3反射ミラー 9:第2キャリッジ 10:CCDリニアイメージセンサ
11:レンズユニット 12:白基準板 13:センサボード 14:画像処理部
15:信号ケーブル 16:コンデンサ 17:アナログ信号処理部(AFE)
18,21,27,42,60:インタフェース(I/F)部
19:発振器(OSC) 20:タイミング信号発生回路部(TG)
22:ライン間補正回路部 23:画素平均化・ピーク検出回路部
24:シェーディング補正回路部 25:γ補正回路部 26:ゲインテーブル部
31:クランプ回路(CLMP) 32:サンプルホールド回路(SH)
33:増幅回路(PGA) 34:A/D変換回路(ADC)
35:黒オフセット補正回路 36:D/A変換回路(DAC) 37:レジスタ部
38:ゲイン切替回路 41:画像処理ブロック 50:CPU 70:操作部
120:プリンタ 121:プリンタエンジン 123:インタフェース
200:画像形成装置
Claims (4)
- 原稿を露光手段によって露光し、その原稿からの反射光を画像信号に変換して1主走査ライン毎に出力する光電変換手段を用いて前記原稿の画像を読み取る画像読取装置であって、
増幅手段を有し、前記光電変換手段からの画像信号をサンプリングして、前記増幅手段によって必要なレベルに増幅するアナログ的な処理を施すアナログ信号処理手段と、
該アナログ信号処理手段からのアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換するA/D変換手段と、
該A/D変換手段からのデジタル画像信号を正規化する正規化手段と、
所定位置に配置されている白基準板とを設け、
前記白基準板を前記露光手段によって露光し、その白基準板からの反射光を画像信号に変換して前記1主走査ライン毎に出力する前記光電変換手段を用いて前記白基準板を読み取り、所定のゲイン設定値に設定された前記増幅手段で増幅し、前記A/D変換手段でデジタル画像信号に変換して、シェーディングデータを求めると共に、
前記白基準板を前記露光手段によって露光し、その白基準板からの反射光を画像信号に変換して前記1主走査ライン毎に出力する前記光電変換手段を用いて前記白基準板を読み取り、前記増幅手段のゲイン設定値を前記1主走査ライン内で所定のゲイン設定値から順次切り替えることによって、前記増幅手段から得られる各デジタル画像信号に対して、前記シェーディングデータを用いて前記正規化手段で正規化して得られたデジタル画像信号から、前記1主走査ライン内で順次切り替えた前記ゲイン設定値毎に、前記所定のゲイン設定値に対する相対ゲイン値を算出してゲインテーブルを作成するゲインテーブル作成手段と、
前記白基準板を前記露光手段によって露光し、その白基準板からの反射光を画像信号に変換して前記1主走査ライン毎に出力する前記光電変換手段を用いて前記白基準板を読み取り、前記所定のゲイン設定値に設定された前記増幅手段で増幅し、前記A/D変換手段で変換したデジタル画像信号の前記1主走査ライン内のピーク画素レベルを検出し、該ピーク画素レベルと前記相対ゲイン値とを乗算した値が、目標白読取レベル以下となる前記相対ゲイン値のうち、最大の相対ゲイン値を算出し、さらに、該最大の相対ゲイン値に対応する前記増幅手段のゲイン設定値を前記ゲインテーブルから求めて、前記増幅手段の最適なゲイン設定値とする最適ゲイン設定値算出手段とを設けたことを特徴とする画像読取装置。 - 前記ゲインテーブルを保持する不揮発性記憶手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
- 前記ゲインテーブル作成手段は、外部からの操作によって前記ゲインテーブルを作成することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取装置。
- 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像読取装置を備え、該画像読取装置によって読み取られた画像データに基づいて画像形成処理を行うことを特徴とする画像形成装置。
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