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JP5812050B2 - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料噴射弁に関する。
従来、噴孔プレートを備えた燃料噴射弁が知られている(例えば、特許文献1参照)。噴孔プレートは、プレート厚み方向に貫通する複数の噴孔を有している。噴孔は、噴孔プレートの一側に開口する燃料流入口から噴孔プレートの他側に開口する楕円形状の燃料流出口へ向けて徐々に流路断面積が大きくなるよう拡がって形成されている。
噴孔は、噴孔の軸線を含む燃料流出口の短軸に沿った断面において、噴孔の内壁面部がなす第1の角度と、噴孔の軸線を含む燃料流出口の長軸に沿った断面において、噴孔の内壁面部がなす第2の角度とを有している。噴孔は、第2の角度が第1の角度よりも大きくなるよう形成されている。
よって、上述の燃料噴射弁は、噴孔プレートの噴孔を経て外部へ噴射される燃料を、燃料流出口の長軸方向に拡げて、燃料の微粒化を促進することができる。
特開2013−87757号公報
上述の燃料噴射弁は、噴孔から外部へ噴射される燃料の微粒化が図れるため、燃料噴射弁が装着されているエンジンの吸気ポートの内壁面部への燃料の付着が低減し、吸気弁が開いたときに燃焼室内への燃料の導入が促進される。これにより、上述の燃料噴射弁は、エンジンの冷間始動時におけるHC排出量(排出ガス中のHC含有量)を抑えることができる。
しかしながら、上述の燃料噴射弁は、噴孔から外部へ噴射される燃料が微粒化し過ぎると、燃料が燃焼室に到達する前に気化してしまい、燃料が気化した分だけ体積効率が低くなり、エンジン出力が低下することが懸念される。
そこで、本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、従来のものと比較して、エンジンの冷間始動時におけるHC排出量を低減するとともに、エンジン出力の向上を図れる燃料噴射弁を提供することを目的としている。
本発明に係る燃料噴射弁は、上記目的を達成するため、(1)弁孔を備えた弁ボディと、前記弁孔を開閉するよう前記弁ボディの内部に設けた弁体と、前記弁孔を覆うよう弁ボディに設けた噴孔プレートとを備え、前記噴孔プレートに、プレート厚み方向に貫通する第1噴孔および第2噴孔を形成した燃料噴射弁であって、前記第1噴孔および前記第2噴孔は、前記弁ボディに向けて開口する入側開口端部と前記弁ボディの反対側に向けて開口する出側開口端部とを有し、前記第1噴孔は、噴孔プレートの中心側に穿設され、前記第2噴孔は、前記第1噴孔よりも噴孔プレートの径方向外方側に穿設され、前記第1噴孔および前記第2噴孔は、前記噴孔プレートに対する平面視において、入側開口端部が長軸および短軸を有するオーバル状に形成され、前記第1噴孔および前記第2噴孔は、流路断面が入側開口端部から出側開口端部に向けて拡がるよう形成され、前記第1噴孔は、前記第1噴孔の軸線を含む前記第1噴孔の入側開口端部の長軸に沿った断面において、前記第1噴孔の向かい合う内壁面部が互いに第1噴孔長軸角をなすとともに、前記第1噴孔の軸線を含む前記第1噴孔の入側開口端部の短軸に沿った断面において、前記第1噴孔の向かい合う内壁面部が互いに第1噴孔短軸角をなし、前記第2噴孔は、前記第2噴孔の軸線を含む前記第2噴孔の入側開口端部の長軸に沿った断面において、前記第2噴孔の向かい合う内壁面部が互いに第2噴孔長軸角をなすとともに、前記第2噴孔の軸線を含む前記第2噴孔の入側開口端部の短軸に沿った断面において、前記第2噴孔の向き合う内壁面部が互いに第2噴孔短軸角をなし、前記噴孔プレートは、前記第1噴孔短軸角が前記第1噴孔長軸角よりも大きく、かつ前記第2噴孔短軸角が前記第2噴孔長軸角よりも大きくなるよう構成されるとともに、前記第1噴孔短軸角が前記第2噴孔短軸角よりも小さく、かつ前記第1噴孔長軸角と前記第2噴孔長軸角とが略等しくなるよう構成されている。
本発明の燃料噴射弁は、噴孔プレートの第1噴孔の内壁面部がなす第1噴孔短軸角が、噴孔プレートの第2噴孔の内壁面部がなす第2噴孔短軸角よりも小さくなっている。このため、本発明の燃料噴射弁は、第1噴孔から外部へ噴射される燃料の粒径が、第2噴孔から外部へ噴射される燃料の粒径に比べて相対的に大きくなる。すなわち、本発明の燃料噴射弁は、第1噴孔から外部へ噴射される燃料の運動エネルギが、第2噴孔から外部へ噴射される燃料の運動エネルギに比べて相対的に大きくなる。
これにより、本発明の燃料噴射弁は、第2噴孔から外部へ噴射される燃料の粒径が、第1噴孔から外部へ噴射される燃料の粒径に比べて相対的に小さくなる。よって、本発明の燃料噴射弁は、エンジンの冷間始動時におけるHC排出量を低減することができる。また、本発明の燃料噴射弁は、第1噴孔から外部へ噴射される燃料の貫徹力が、微細化促進用噴孔から外部へ噴射される燃料の貫徹力に比べて相対的に大きくなる。よって、本発明の燃料噴射弁は、燃料が燃焼室に到達する前に気化せず、エンジン出力の向上を図ることができる。
また、本発明に係る燃料噴射弁は、上記目的を達成するため、(2)弁孔を備えた弁ボディと、前記弁孔を開閉するよう前記弁ボディの内部に設けた弁体と、前記弁孔を覆うよう弁ボディに設けた噴孔プレートとを備え、前記噴孔プレートに、プレート厚み方向に貫通する第1噴孔および第2噴孔を形成した燃料噴射弁であって、前記第1噴孔および前記第2噴孔は、前記弁ボディに向けて開口する入側開口端部と前記弁ボディの反対側に向けて開口する出側開口端部とを有し、前記第1噴孔は、噴孔プレートの中心側に穿設され、前記第2噴孔は、前記第1噴孔よりも噴孔プレートの径方向外方側に穿設され、前記第1噴孔および前記第2噴孔は、前記噴孔プレートに対する平面視において、入側開口端部が長軸および短軸を有するオーバル状に形成され、前記第1噴孔および前記第2噴孔は、流路断面が入側開口端部から出側開口端部に向けて拡がるよう形成され、前記第1噴孔は、前記第1噴孔の軸線を含む前記第1噴孔の入側開口端部の長軸に沿った断面において、前記第1噴孔の向かい合う内壁面部が互いに第1噴孔長軸角をなすとともに、前記第1噴孔の軸線を含む前記第1噴孔の入側開口端部の短軸に沿った断面において、前記第1噴孔の向かい合う内壁面部が互いに第1噴孔短軸角をなし、前記第2噴孔は、前記第2噴孔の軸線を含む前記第2噴孔の入側開口端部の長軸に沿った断面において、前記第2噴孔の向かい合う内壁面部が互いに第2噴孔長軸角をなすとともに、前記第2噴孔の軸線を含む前記第2噴孔の入側開口端部の短軸に沿った断面において、前記第2噴孔の向き合う内壁面部が互いに第2噴孔短軸角をなし、前記噴孔プレートは、前記第1噴孔短軸角が前記第1噴孔長軸角よりも大きく、かつ前記第2噴孔短軸角が前記第2噴孔長軸角よりも大きくなるよう構成されるとともに、前記第1噴孔短軸角が前記第2噴孔短軸角よりも小さくなるよう構成されている。
本発明の燃料噴射弁は、噴孔プレートの第1噴孔における第1噴孔短軸角が第1噴孔長軸角よりも大きくなっている。このため、本発明の燃料噴射弁は、第1噴孔から外部へ噴射される燃料について、入側開口端部の長軸方向の燃料液膜の厚さが薄くなるとともに、燃料液膜が入側開口端部の短軸方向に十分に拡がり、燃料の微粒化を促進することができる。
また、本発明の燃料噴射弁は、噴孔プレートの第2噴孔における第2噴孔短軸角が第2噴孔長軸角よりも大きくなっている。このため、本発明の燃料噴射弁は、第2噴孔から外部へ噴射される燃料について、入側開口端部の長軸方向の燃料液膜の厚さが薄くなるとともに、燃料液膜が入側開口端部の短軸方向に十分に拡がり、燃料の微粒化を促進することができる。
さらに、本発明の燃料噴射弁は、噴孔プレートの第1噴孔における第1噴孔短軸角が、噴孔プレートの第2噴孔における第2噴孔短軸角よりも小さくなっている。このため、本発明の燃料噴射弁は、第1噴孔から外部へ噴射される燃料の粒径が、第2噴孔から外部へ噴射される燃料の粒径に比べて相対的に大きくなる。すなわち、本発明の燃料噴射弁は、第1噴孔から外部へ噴射される燃料の運動エネルギが、第2噴孔から外部へ噴射される燃料の運動エネルギに比べて相対的に大きくなる。
これにより、本発明の燃料噴射弁は、第2噴孔から外部へ噴射される燃料の粒径が、第1噴孔から外部へ噴射される燃料の粒径に比べて相対的に小さくなる。よって、本発明の燃料噴射弁は、エンジンの冷間始動時におけるHC排出量を低減することができる。また、本発明の燃料噴射弁は、第1噴孔から外部へ噴射される燃料の貫徹力が、第2噴孔から外部へ噴射される燃料の貫徹力に比べて相対的に大きくなる。よって、本発明の燃料噴射弁は、燃料が燃焼室に到達する前に気化せず、エンジン出力の向上を図ることができる。
上記(1)または(2)に記載の燃料噴射弁において、(3)前記噴孔プレートは、前記第1噴孔の入側開口端部の流路断面積が、前記第2噴孔の入側開口端部の流路断面積よりも大きくなるよう構成されている。
本発明の燃料噴射弁は、第1噴孔の入側開口端部の流路断面積が、第2噴孔の入側開口端部の流路断面積よりも大きくなっている。このため、燃料噴射弁は、第1噴孔の内部における燃料液膜が、第2噴孔の内部における燃料液膜に比べて相対的に厚くなり、第1噴孔から外部へ噴射される燃料の粒径が、第2噴孔から外部へ噴射される燃料の粒径に比べて相対的に大きくなる。すなわち、本発明の燃料噴射弁は、第1噴孔から外部へ噴射される燃料の運動エネルギが、第2噴孔から外部へ噴射される燃料の運動エネルギに比べて相対的に大きくなる。
これにより、本発明の燃料噴射弁は、第2噴孔から外部へ噴射される燃料の粒径が、第1噴孔から外部へ噴射される燃料の粒径に比べて相対的に小さくなる。よって、本発明の燃料噴射弁は、エンジンの冷間始動時におけるHC排出量を低減することができる。また、本発明の燃料噴射弁は、第1噴孔から外部へ噴射される燃料の貫徹力が、第2噴孔から外部へ噴射される燃料の貫徹力に比べて相対的に大きくなる。よって、本発明の燃料噴射弁は、燃料が燃焼室に到達する前に気化せず、エンジン出力の向上を図ることができる。
上記(1)ないし(2)に記載の燃料噴射弁において、(4)前記噴孔プレートは、前記第1噴孔および前記第2噴孔の貫通方向が、前記第1噴孔から噴射される燃料の噴霧範囲と前記第2噴孔から噴射される燃料の噴霧範囲とが重ならないよう構成されている。
本発明の燃料噴射弁は、第1噴孔および第2噴孔の貫通方向が、第1噴孔から噴射される燃料の噴霧範囲と第2噴孔から噴射される燃料の噴霧範囲とが重ならないようになっている。このため、本発明の燃料噴射弁は、空気の粘性に起因して、第1噴孔から外部へ噴射される燃料の流れに、第2噴孔から外部へ噴射される燃料の流れが引き込まれる現象が生じる。
これにより、本発明の燃料噴射弁は、第2噴孔から外部へ噴射される燃料の粒径が、第1噴孔から外部へ噴射される燃料の粒径に比べて相対的に小さくなる。よって、本発明の燃料噴射弁は、エンジンの冷間始動時におけるHC排出量を低減することができる。また、本発明の燃料噴射弁は、第1噴孔から外部へ噴射される燃料の貫徹力が、第2噴孔から外部へ噴射される燃料の貫徹力に比べて相対的に大きくなる。よって、本発明の燃料噴射弁は、燃料が燃焼室に到達する前に気化せず、エンジン出力の向上を図ることができる。
本発明によれば、従来のものと比較して、エンジンの冷間始動時におけるHC排出量を低減するとともに、エンジン出力の向上を図れる燃料噴射弁を提供することができる。
本発明の実施形態に係る燃料噴射弁の構造を示す模式図であり、図1(a)は燃料噴射弁の先端部の縦断面図、図1(b)は図1(a)のA1−A1断面図、図1(c)は図1(a)のA2−A2断面図である。 本発明の実施形態に係る燃料噴射弁における噴孔プレートの底面視図である。 本発明の実施形態に係る燃料噴射弁の燃料噴霧範囲を示す模式図であり、図3(a)は燃料噴射弁の先端部の正面視図、図3(b)は燃料噴射弁の先端部の側面視図、図3(c)は図3(a)のB−B矢視図である。 本発明の実施形態に係る燃料噴射弁および比較例の燃料噴射弁における燃料の平均粒径分布を対比するグラフである。 本発明の実施形態に係る燃料噴射弁および比較例の燃料噴射弁における燃料噴霧範囲の外縁部分における燃料の平均粒径を対比するグラフである。 本発明の実施形態に係る燃料噴射弁および比較例の燃料噴射弁における燃料の噴霧長を対比するグラフである。
以下、本発明に係る燃料噴射弁の実施形態について、図面を用いて説明する。
本実施形態に係る燃料噴射弁1は、図1(a)、図1(b)、図1(c)に示すように、弁ボディ10、弁体20および噴孔プレート30を備えている。
弁ボディ10は、中空構造体であり、図中上下に延びる燃料供給通路11と、燃料供給通路11の下端部に連通して下向きに開口する弁孔12を有している。燃料供給通路11には、図示していないポンプにより加圧された燃料が送給されるようになっている。弁孔12の内周面部は、下方に向けて内径がテーパ状に縮小するよう形成され、弁座13となっている。
弁体20は、上下方向に延びる棒状体であり、弁ボディ10の内部に同軸に配置されている。弁体20の下端部は、下方に向けて外径がテーパ状に縮小するよう形成されている。このテーパ部分の最も外径が大きい個所の全周は、弁座13の最小内径よりも大径のシール部21として、弁ボディ10の弁座13に接するようになっている。
弁体20は、図示していないスプリングおよびソレノイドコイル等で構成される弁駆動装置により上下方向へ移動し、シール部21が弁座13に接したときに、弁ボディ10の弁孔12を閉止するようになっている。
スプリングは、弁体20を弁ボディ10に対して下向きに押圧するようになっている。すなわち、弁体20は、ソレノイドコイルが励磁されていないと、スプリングの復原力により下方へ向けて押圧され、シール部21が弁ボディ10の弁座13に接した状態となるため、燃料供給通路11と弁孔12との連通を遮断することになる。
ソレノイドコイルは、スプリングの復原力に抗して弁体20を引き上げるようになっている。すなわち、弁体20は、ソレノイドコイルが励磁されると、磁気吸引力により引き上げられ、シール部21が弁ボディ10の弁座13から離れた状態となるため、燃料供給通路11と弁孔12とを連通させることになる。
噴孔プレート30は、図2に示すように、プレート厚み方向に貫通する第1噴孔31および第2噴孔32を有し、弁孔12を覆うよう弁ボディ10の下端部に溶接等によって取り付けられている。
第1噴孔31は、弁ボディ10に向けて開口する入側開口端部31aと、弁ボディ10の反対側に向けて開口する出側開口端部31bとを有している。第2噴孔32は、弁ボディ10に向けて開口する入側開口端部32aと、弁ボディ10の反対側に向けて開口する出側開口端部32bとを有している。第1噴孔31は、噴孔プレート30の中心側に2つ穿設され、第2噴孔32は、第1噴孔31よりも噴孔プレート30の径方向外方側に8つ穿設されている(図2参照)。
第1噴孔31は、噴孔プレート30に対する平面視において、入側開口端部31aが、長軸X1および短軸Y1を有するオーバル状に形成され、出側開口端部31bが、長軸X2および短軸Y2を有するオーバル状に形成されている。また、第1噴孔31は、出側開口端部31bの中心が入側開口端部31aの中心よりも噴孔プレート30の径方向外方側に位置するようになっている。
本実施形態に係る燃料噴射弁1は、噴孔プレート30の平面視における第1噴孔31の入側開口端部31aおよび出側開口端部31bの形状を、オーバル状の一例である楕円形としている。ここで、オーバル状とは、楕円形、卵形、長円形等のような、少なくとも1つの軸に線対称な閉じた曲線に限定されるものではなく、線対称ではない閉じた曲線も含むものとする。
第1噴孔31は、入側開口端部31aの長軸X1が噴孔プレート30の中心側から径方向外方側に向けて延び、出側開口端部31bの短軸Y2が噴孔プレート30の中心側から径方向外方側に向けて延びている。第1噴孔31は、流路断面が入側開口端部31aから出側開口端部31bに向けてテーパ状に拡がるよう形成されており、第1の角度(第1噴孔長軸角)θ1と第2の角度θ2(第1噴孔短軸角)とを有している(図1(a)、図1(b)参照)。
第1の角度θ1とは、第1噴孔31の軸線Z1および第1噴孔31の入側開口端部31aの長軸X1に沿った断面において、第1噴孔31の相対する内壁面部がなす角度である。第2の角度θ2とは、第1噴孔31の軸線Z1および第1噴孔31の入側開口端部31aの短軸Y1に沿った断面において、第1噴孔31の相対する内壁面部がなす角度である。
第2噴孔32は、噴孔プレート30に対する平面視において、入側開口端部32aが、長軸X3および短軸Y3を有するオーバル状に形成され、出側開口端部32bが、長軸X4および短軸Y4を有するオーバル状に形成されている。また、第2噴孔32は、出側開口端部32bの中心が入側開口端部32aの中心よりも噴孔プレート30の径方向外方側に位置するようになっている。
本実施形態に係る燃料噴射弁1は、噴孔プレート30の平面視における第2噴孔32の入側開口端部32aおよび出側開口端部32bの形状を、オーバル状の一例である楕円形としている。ここで、オーバル状とは、楕円形、卵形、長円形等のような、少なくとも1つの軸に線対称な閉じた曲線に限定されるものではなく、線対称ではない閉じた曲線も含むものとする。
第2噴孔32は、入側開口端部32aの長軸X3が噴孔プレート30の中心側から径方向外方側に向けて延び、出側開口端部32bの短軸Y4が噴孔プレート30の中心側から径方向外方側に向けて延びている。第2噴孔32は、流路断面が入側開口端部32aから出側開口端部32bに向けてテーパ状に拡がるよう形成されており、第3の角度θ3(第2噴孔長軸角)と第4の角度θ4(第2噴孔短軸角)とを有している(図1(a)、図1(c)参照)。
第3の角度θ3とは、第2噴孔32の軸線Z2および第2噴孔32の入側開口端部32aの長軸X3に沿った断面において、第2噴孔32の相対する内壁面部がなす角度である。第4の角度θ4とは、第2噴孔32の軸線Z2および第2噴孔32の入側開口端部32aの短軸Y3に沿った断面において、第2噴孔32の相対する内壁面部がなす角度である。
噴孔プレート30は、第1噴孔31における第2の角度θ2が第1の角度θ1よりも大きくなり、第2噴孔32における第4の角度θ4が第3の角度θ3よりも大きくなるよう構成されている。さらに、噴孔プレート30は、第1噴孔31における第2の角度θ2が第2噴孔32における第4の角度θ4よりも小さくなるよう構成されている。また、噴孔プレート30は、第1噴孔31における第1の角度θ1と第2噴孔32における第3の角度θ3と略等しくなるよう構成されている。
噴孔プレート30は、第1噴孔31の入側開口端部31aの流路断面積が第2噴孔32の入側開口端部32aの流路断面積よりも大きくなるよう構成されている。また、噴孔プレート30は、図3(a)、図3(b)、図3(c)に示すように、第1噴孔31から噴射される燃料の噴霧範囲F1および第2噴孔32から噴射される燃料の噴霧範囲F2が平面視において重ならないよう構成されている。これは、第1噴孔31および第2噴孔32の貫通方向を適宜設定することにより達成できる。
次に、本実施形態に係る燃料噴射弁1の作用を説明する。
燃料噴射弁1は、ガソリンの吸気ポートに組み付けられており、弁ボディ10の燃料供給通路11に、図示していないポンプから燃料が送給されている状態で燃料の噴射を行うようになっている。
燃料噴射弁1は、図示していない弁駆動装置によって弁体20が引き上げられると、燃料供給通路11の燃料が、弁座13と弁体20の下端部の外周面部との間隙、および弁孔12を経て第1噴孔31と第2噴孔32とに流入する。これにより、燃料噴射弁1は、第1噴孔31と第2噴孔32とから吸気ポートへ向けて燃料を噴射する。
燃料噴射弁1は、図示していない弁駆動装置によって弁体20が押し下げられると、燃料供給通路11と弁孔12との連通を遮断する。これにより、燃料噴射弁1は、吸気ポートに対する目燃料の噴射を中断する。
燃料噴射弁1は、噴孔プレート30の第1噴孔31における第2の角度θ2が第1の角度θ1よりも大きくなっている。このため、燃料噴射弁1は、第1噴孔31から外部へ噴射される燃料について、入側開口端部31aの長軸X1方向の燃料液膜の厚さが薄くなるとともに、燃料液膜が入側開口端部31aの短軸Y1方向に拡がり、燃料の微粒化を促進することができる。
また、燃料噴射弁1は、噴孔プレート30の第2噴孔32における第4の角度θ4が第3の角度θ3よりも大きくなっている。このため、燃料噴射弁1は、第2噴孔32から外部へ噴射される燃料について、入側開口端部32aの長軸X3方向の燃料液膜の厚さが薄くなるとともに、燃料液膜が入側開口端部32aの短軸Y3方向に拡がり、燃料の微粒化を促進することができる。
さらに、燃料噴射弁1は、噴孔プレート30の第1噴孔31における第2の角度θ2が、噴孔プレート30の第2噴孔32における第4の角度θ4よりも大きくなっている。このため、燃料噴射弁1は、第1噴孔31から外部へ噴射される燃料の粒径が、第2噴孔32から外部へ噴射される燃料の粒径に比べて相対的に大きくなる。すなわち、燃料噴射弁1は、第1噴孔31から外部へ噴射される燃料の運動エネルギが、第2噴孔32から外部へ噴射される燃料の運動エネルギに比べて相対的に大きくなる。
これにより、燃料噴射弁1は、第1噴孔31から外部へ噴射される燃料の貫徹力が、第2噴孔32から外部へ噴射される燃料の貫徹力に比べて相対的に大きくなる。また、燃料噴射弁1は、第2噴孔32から外部へ噴射される燃料の粒径が、第1噴孔31から外部へ噴射される燃料の粒径に比べて相対的に小さくなる。
また、燃料噴射弁1は、第1噴孔31の入側開口端部31aの流路断面積が、第2噴孔32の入側開口端部32aの流路断面積よりも大きくなっている。このため、燃料噴射弁1は、第1噴孔31の内部における燃料液膜が、第2噴孔32の内部における燃料液膜に比べて相対的に厚くなり、第1噴孔31から外部へ噴射される燃料の粒径が、第2噴孔32から外部へ噴射される燃料の粒径に比べて相対的に大きくなる。すなわち、燃料噴射弁1は、第1噴孔31から外部へ噴射される燃料の運動エネルギが、第2噴孔32から外部へ噴射される燃料の運動エネルギに比べて相対的に大きくなる。
これにより、燃料噴射弁1は、第1噴孔31から外部へ噴射される燃料の貫徹力が、第2噴孔32から外部へ噴射される燃料の貫徹力に比べて相対的に大きくなる。また、燃料噴射弁1は、第2噴孔32から外部へ噴射される燃料の粒径が、第1噴孔31から外部へ噴射される燃料の粒径に比べて相対的に小さくなる。
燃料噴射弁1は、第1噴孔31の出側開口端部31bの中心が、入側開口端部31aの中心よりも噴孔プレート30の径方向外方側に位置している。このため、燃料噴射弁1は、第1噴孔31から外部へ噴霧される燃料の拡散範囲が拡がる。また、燃料噴射弁1は、第2噴孔32の出側開口端部32bの中心が、入側開口端部32aの中心よりも噴孔プレート30の径方向外方側に位置している。このため、燃料噴射弁1は、第2噴孔32から外部へ噴霧される燃料の拡散範囲が拡がる。
燃料噴射弁1は、噴孔プレート30に対する第1噴孔31および第2噴孔32の貫通方向が、第1噴孔31から噴射される燃料の噴霧範囲F1と第2噴孔32から噴射される燃料の噴霧範囲F2とが重ならないようになっている。このため、燃料噴射弁1は、空気の粘性に起因して、第1噴孔31から外部へ噴射される燃料の流れに、第2噴孔32から外部へ噴射される燃料の流れが引き込まれる現象が生じる。
これにより、燃料噴射弁1は、第1噴孔31から外部へ噴射される燃料の貫徹力が、第2噴孔32から外部へ噴射される燃料の貫徹力に比べて相対的に大きくなる。また、燃料噴射弁1は、第2噴孔32から外部へ噴射される燃料の粒径が、第1噴孔31から外部へ噴射される燃料の粒径に比べて相対的に小さくなる。
発明者は、本実施形態に係る燃料噴射弁1と比較例の燃料噴射弁とについて対比したところ、以下のような知見を得た。ここで、比較例の燃料噴射弁とは、上述の噴孔プレート30に第2噴孔32だけを8つ穿設して、第1噴孔31を省いた構成を有し、燃料流量を本実施形態に係る燃料噴射弁1と同一条件にしたものである。
図4において、実線は本実施形態に係る燃料噴射弁1から噴射される燃料の平均粒径分布を表し、破線は比較例の燃料噴射弁から噴射される燃料の平均粒径分布を表している。本実施形態に係る燃料噴射弁1は、噴孔プレート30に第1噴孔31を穿設しているため、比較例の燃料噴射弁と比べると、燃料噴霧領域の中心部における燃料の平均粒径が大きくなる。これにより、本実施形態に係る燃料噴射弁1は、比較例の燃料噴射弁よりも噴射される燃料の貫徹力が大きくなる。
また、本実施形態に係る燃料噴射弁1は、燃料流量が比較例の燃料噴射弁と同一条件であるため、第2噴孔32の流路断面積が、第1噴孔31の流路断面積を差し引いた分だけ、比較例の燃料噴射弁の第2噴孔の流路断面積よりも小さくなる。したがって、本実施形態に係る燃料噴射弁1は、第2噴孔32から外部へ噴射される燃料の粒径が、比較例の燃料噴射弁の第2噴孔から外部へ噴出される燃料の粒径に比べて相対的に小さくなる。
図5、図6は、本実施形態に係る燃料噴射弁1および比較例の燃料噴射弁を用いた実測結果に基づくものである。本実施形態に係る燃料噴射弁1は、図5に示すように、燃料噴霧領域の外縁部分における燃料の平均粒径が比較例の燃料噴射弁と略同等であった。また、本実施形態に係る燃料噴射弁1は、噴孔プレート30に穿設された第1噴孔31により燃料の貫徹力が大きくなっているため、燃料の噴霧長が比較例の燃料噴射弁よりも長くなった。
このように、本実施形態に係る燃料噴射弁1は、第2噴孔32から外部へ噴射される燃料の粒径が、第1噴孔31から外部へ噴射される燃料の粒径に比べて相対的に小さくなる。すなわち、本実施形態に係る燃料噴射弁1は、第2噴孔32から外部に噴射される燃料の微粒化が図れるため、吸気ポートの内壁面部への燃料の付着が低減し、吸気弁が開いたときに燃焼室内への燃料の導入が促進される。よって、エンジンの冷間始動時におけるHC排出量を抑えることができる。
また、本実施形態に係る燃料噴射弁1は、第1噴孔31から外部へ噴射される燃料の貫徹力が、第2噴孔32から外部へ噴射される燃料の貫徹力に比べて相対的に大きくなる。すなわち、本実施形態に係る燃料噴射弁1は、燃料が燃焼室に到達する前に気化せず、エンジン出力の向上を図ることができる。
なお、本発明に係る燃料噴射弁の技術的範囲は、上述した実施の形態に限定されるものでなく、本発明の範囲を逸脱しない限り、特許請求の範囲に記載した各構成要素の種々の変更を含むものである。
以上のように、本発明に係る燃料噴射弁は、エンジンの冷間始動時におけるHC排出量を低減するとともに、エンジン出力の向上を図れるという効果を有し、ポートインジェクションシステムを採用するガソリンエンジンに有用である。
1…燃料噴射弁、10…弁ボディ、12…弁孔、20…弁体、30…噴孔プレート、31…第1噴孔、31a…入側開口端部(第1噴孔の入側開口端部)、31b…出側開口端部(第1噴孔の出側開口端部)、32…第2噴孔、32a…入側開口端部(第2噴孔の入側開口端部)、32b…出側開口端部(第2噴孔の出側開口端部)、F1…噴霧範囲(第1噴孔から噴射される燃料の噴霧範囲)、F2…噴霧範囲(第2噴孔から噴射される燃料の噴霧範囲)、X1…長軸(第1噴孔の入側開口端部の長軸)、X3…長軸(第2噴孔の入側開口端部の長軸)、Y1…短軸(第1噴孔の入側開口端部の短軸)、Y3…短軸(第2噴孔の入側開口端部の短軸)、Z1…軸線(第1噴孔の軸線)、Z2…軸線(第2噴孔の軸線)、θ1…第1の角度(第1噴孔長軸角)、θ2…第2の角度(第1噴孔短軸角)、θ3…第3の角度(第2噴孔長軸角)、θ4…第4の角度(第2噴孔短軸角)

Claims (3)

  1. 弁孔を備えた弁ボディと、
    前記弁孔を開閉するよう前記弁ボディの内部に設けた弁体と、
    前記弁孔を覆うよう弁ボディに設けた噴孔プレートとを備え、
    前記噴孔プレートに、プレート厚み方向に貫通する第1噴孔および第2噴孔を形成した燃料噴射弁であって、
    前記第1噴孔および前記第2噴孔は、前記弁ボディに向けて開口する入側開口端部と前記弁ボディの反対側に向けて開口する出側開口端部とを有し、
    前記第1噴孔は、噴孔プレートの中心側に穿設され、前記第2噴孔は、前記第1噴孔よりも噴孔プレートの径方向外方側に穿設され、
    前記第1噴孔および前記第2噴孔は、前記噴孔プレートに対する平面視において、入側開口端部が長軸および短軸を有するオーバル状に形成され、
    前記第1噴孔および前記第2噴孔は、流路断面が入側開口端部から出側開口端部に向けて拡がるよう形成され、
    前記第1噴孔は、前記第1噴孔の軸線を含む前記第1噴孔の入側開口端部の長軸に沿った断面において、前記第1噴孔の向かい合う内壁面部が互いに第1噴孔長軸角をなすとともに、前記第1噴孔の軸線を含む前記第1噴孔の入側開口端部の短軸に沿った断面において、前記第1噴孔の向かい合う内壁面部が互いに第1噴孔短軸角をなし、
    前記第2噴孔は、前記第2噴孔の軸線を含む前記第2噴孔の入側開口端部の長軸に沿った断面において、前記第2噴孔の向かい合う内壁面部が互いに第2噴孔長軸角をなすとともに、前記第2噴孔の軸線を含む前記第2噴孔の入側開口端部の短軸に沿った断面において、前記第2噴孔の向き合う内壁面部が互いに第2噴孔短軸角をなし、
    前記噴孔プレートは、前記第1噴孔短軸角が前記第1噴孔長軸角よりも大きく、かつ前記第2噴孔短軸角が前記第2噴孔長軸角よりも大きくなるよう構成されるとともに、前記第1噴孔短軸角が前記第2噴孔短軸角よりも小さく、かつ前記第1噴孔長軸角と前記第2噴孔長軸角とが略等しくなるよう構成されていることを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 前記噴孔プレートは、前記第1噴孔の入側開口端部の流路断面積が、前記第2噴孔の入側開口端部の流路断面積よりも大きくなるよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射弁。
  3. 前記噴孔プレートは、前記第1噴孔および前記第2噴孔の貫通方向が、前記第1噴孔から噴射される燃料の噴霧範囲と前記第2噴孔から噴射される燃料の噴霧範囲とが重ならないよう構成されていることを特徴とする請求項1または請求項に記載の燃料噴射弁。
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