JP5803238B2 - リニアガイド装置用案内レール - Google Patents
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Description
案内レールの製造工程の最後に、案内レールに応力を付加して、強制的に湾曲を矯正することは可能であるが、この方法には、多くの労力を要するという問題があった。また、このような方法により湾曲を矯正すると、その結果、矯正困難な局所的な湾曲が案内レールに生じてしまうおそれがあった。
そこで、本発明は上記のような従来技術が有する問題点を解決し、高い真直度のリニアガイド装置用案内レールを提供することを課題とする。
このような本発明の一態様に係るリニアガイド装置用案内レールにおいては、前記貫通孔を、ボルトを挿通して前記案内レールを被取付部に取り付けるための取り付け孔とし、前記取り付け孔の一端に前記ボルトの頭を収容する座ぐり穴を形成し、他端に前記座ぐり穴と同形状の捨て座ぐり穴を形成してもよい。
このような本発明の他の態様に係るリニアガイド装置用案内レールにおいては、前記捨て孔を、その両端部のうち、前記捨て座ぐり穴が形成されていない側の端部が閉鎖された非貫通孔としてもよい。
〔第一実施形態〕
図1は、第一実施形態のリニアガイド装置の構造を示す斜視図である。また、図2は、図1のリニアガイド装置を軸方向から見た正面図(ただし、エンドキャップを省略して図示している)であり、図3は、図2のA−A断面図である。なお、これ以降の各図においては、同一又は相当する部分には、同一の符号を付してある。
さらにまた、スライダ2は、スライダ本体2Aの左右両袖部6,6の肉厚部分の上部及び下部に、転動体転動路14と平行をなして軸方向に貫通する貫通孔からなる直線路13,13,13,13を備えている。
なお、本実施形態は本発明の一例を示したものであって、本発明は本実施形態に限定されるものではない。例えば、本実施形態においては、案内レール1に形成された貫通孔が取り付け孔である例を示して説明したが、貫通孔は取り付け孔に限定されるものではなく、位置決め穴、給油穴、給脂穴等、他の目的で設ける貫通孔でもよい。また、貫通孔の形状は、円筒形状に限定されるものではなく、テーパー穴,複雑断面形状穴等でもよい。
図5は、第二実施形態のリニアガイド装置の構造を説明する案内レール1の断面図(軸方向に沿う垂直面で切断した場合の案内レール1の断面図)である。なお、第二実施形態のリニアガイド装置の構成及び作用・効果は、第一実施形態とほぼ同様であるので、異なる部分のみ説明し、同様の部分の説明は省略する。
すなわち、取り付け孔20は、小径な円筒部の上端(上面1b側の端部)に大径な円筒部が連結された形状をなしており、取り付け孔20は上下方向において非対称形をなしている。この上面1b側の大径な円筒部は、ボルト21の頭を収容する座ぐり穴20aである。
1a 側面
1b 上面
1c 底面
2 スライダ
2A スライダ本体
2B エンドキャップ
3 転動体
10 転動体転動溝
11 転動体転動溝
13 直線路
14 転動体転動路
15 湾曲路
16 転動体戻し路
20 取り付け孔
20a 座ぐり穴
20b 捨て座ぐり穴
21 ボルト
22 捨て孔
22a 捨て座ぐり穴
Claims (3)
- 軸方向に延びる転動体軌道面を有する断面形状略角形の案内レールと、前記案内レールの転動体軌道面に対向する転動体軌道面を有するとともに軸方向に相対移動可能に前記案内レールに取り付けられたスライダと、前記案内レールの転動体軌道面及び前記スライダの転動体軌道面の間に形成される転動体転動路内に転動自在に配された複数の転動体と、を備えるリニアガイド装置の案内レールであって、
互いに対向する2面を貫通する貫通孔が形成されており、該貫通孔は、ボルトを挿通して前記案内レールを被取付部に取り付けるための取り付け孔であり、前記取り付け孔の一端に前記ボルトの頭を収容する円筒部からなる座ぐり穴が形成され、他端に前記座ぐり穴と同形状の捨て座ぐり穴が形成されていて、前記貫通孔の形状は、該貫通孔の貫通方向中央位置を対称中心とする対称形をなしていることを特徴とするリニアガイド装置用案内レール。 - 軸方向に延びる転動体軌道面を有する断面形状略角形の案内レールと、前記案内レールの転動体軌道面に対向する転動体軌道面を有するとともに軸方向に相対移動可能に前記案内レールに取り付けられたスライダと、前記案内レールの転動体軌道面及び前記スライダの転動体軌道面の間に形成される転動体転動路内に転動自在に配された複数の転動体と、を備えるリニアガイド装置の案内レールであって、
互いに対向する2面を貫通する貫通孔が、ボルトを挿通して前記案内レールを被取付部に取り付けるための取り付け孔として軸方向に複数個並んで形成されていて、前記取り付け孔の一端には前記ボルトの頭を収容する座ぐり穴が形成されており、
隣接する前記取り付け孔同士の間には、前記2面を貫通する捨て孔が形成されていて、前記捨て孔の両端部のうち、前記取り付け孔における前記座ぐり穴が形成されている側とは反対側の端部に、前記座ぐり穴と同形状の捨て座ぐり穴が形成されていることを特徴とするリニアガイド装置用案内レール。 - 前記捨て孔は、その両端部のうち、前記捨て座ぐり穴が形成されていない側の端部が閉鎖された非貫通孔であることを特徴とする請求項2に記載のリニアガイド装置用案内レール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011094464A JP5803238B2 (ja) | 2011-04-20 | 2011-04-20 | リニアガイド装置用案内レール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011094464A JP5803238B2 (ja) | 2011-04-20 | 2011-04-20 | リニアガイド装置用案内レール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2012225442A JP2012225442A (ja) | 2012-11-15 |
JP5803238B2 true JP5803238B2 (ja) | 2015-11-04 |
Family
ID=47275829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011094464A Active JP5803238B2 (ja) | 2011-04-20 | 2011-04-20 | リニアガイド装置用案内レール |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP5803238B2 (ja) |
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2011
- 2011-04-20 JP JP2011094464A patent/JP5803238B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2012225442A (ja) | 2012-11-15 |
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