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JP5802967B2 - パッケージ型の回転ポンプ装置ユニット - Google Patents

パッケージ型の回転ポンプ装置ユニット Download PDF

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JP5802967B2
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Description

本発明は、回転ポンプとその回転ポンプを駆動する駆動装置が直列状態に連結されたポンプユニットと、そのポンプユニットを収納する筐体と、その筐体の上部に配されて筐体内の空気を下方から吸引して外部へ排出することでそのパッケージ内部を冷却する冷却ファンとを構成要素とするパッケージ型の回転ポンプ装置ユニットの排熱構造に関する。
従前、本出願人によれば、真空ポンプやブロア等の負圧や正圧の空気圧を生じさせる空気圧装置と、空気圧装置を複数収納できると共に閉鎖空間に収納することで防音する収納ボックスと、空気圧装置によって加熱された収納ボックス内を冷却すべく、収納ボックス内で実質的に下方から上方への一方向へ流れる冷却用空気流を発生させる送風装置とを具備する空気圧装置ステーション及び空気圧装置の収納ボックス(特許文献1参照)が提案されている。
これによれば、複数の空気圧装置を、集中的に収納して防音すると共に、好適に冷却して集中的に管理できる。
しかしながら、回転ポンプの外表面からの発熱を受けた空気が、外部から吸入された冷却用空気と収納空間内で混合されて、その収納空間内を暖めることになる。このため、外部から吸入された最も低温の冷却用空気で直接的に回転ポンプを冷却することができず、より効率的な冷却を行うことが難しい。
これに対して、本出願人によれば、パッケージが、冷却用空気の吸気口を備えるベース部と、回転ポンプ及び駆動装置が載置されると共に冷却用空気をパッケージの収納空間へ通気できるように開口部を備える載置棚部と、回転ポンプの回転軸に同軸に装着された遠心ファン式の羽根車及び送風用ケーシングを構成要素とするポンプ同軸ファンと、ポンプ同軸ファンの排気が冷却ファンによって収納空間の少なくとも一部を迂回して吸引されるようにパッケージの一方の側壁部が二重構造に設けられると共にポンプ同軸ファンの排気が導入される連通口が形成された一方の側壁部の通気路とを具備するパッケージ型の回転ポンプユニット(特許文献2参照)が提案されている。これによれば、外部から吸入される冷却用空気をより効率的に用い、より効率的な冷却を行うことができる。
特開2007−127114号公報(第1頁) 特許第4861524号公報(要約)
パッケージ型の回転ポンプ装置ユニットに関して解決しようとする問題点は、本出願人の提案によって、外部から吸入される冷却用空気をより効率的に用いることで、より効率的な冷却を行うことができるように改善されたが、さらに強く効率的な冷却を行うことが難しいことにある。
なお、さらなる効率的な冷却を行うことができれば、回転ポンプにとって過酷な運転条件である到達真空度での運転を適切に行うことが可能になったり、一つのパッケージ内に収納される回転ポンプの段積み数を増やしてより大きな出力の回転ポンプ装置ユニットを構成することが可能になる。
そこで本発明の目的は、外部から吸入される冷却用空気をさらに効率的に用い、さらに強く効率的な冷却を行うことができるパッケージ型の回転ポンプ装置ユニットを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために次の構成を備える。
本発明に係るパッケージ型の回転ポンプ装置ユニットの一形態によれば、回転ポンプと該回転ポンプを駆動する電動モータとが直列状態に連結されて設けられたポンプユニットと、該ポンプユニットを収納する筐体と、該筐体の上部に配されて前記ポンプユニットが収納されるポンプ収納空間を含む該筐体内の冷却用空気を下方から吸引して外部へ排出することで該ポンプユニットを冷却する冷却ファンと、前記筐体の下部に設けられて冷却用空気の吸気口を備えるベース部と、該ベース部の上側に設けられて前記ポンプユニットが載置されると共に前記冷却用空気を前記ポンプ収納空間へ通気できるように通気開口部を備える載置棚部とを具備するパッケージ型の回転ポンプ装置ユニットであって、前記筐体を構成するパッケージ型構造のうち前記回転ポンプと前記電動モータの連結方向と実質的に平行な構造部位となる両側部が、外壁板と内側の仕切板によって二重構造に形成されていることで、該両側部のうち一方の側部の内部空間が排気用の通気空間として設けられると共に、他方の側部の内部空間が吸気用の通気空間として設けられ、前記ポンプユニットの前記回転ポンプと前記電動モータとの間で該ポンプユニットにおける回転軸に同軸に装着されて、該回転ポンプを冷却するように配された遠心ファン式の羽根車、及び該羽根車を覆って側方へ排気を案内する送風用ケーシングを構成要素とするポンプ同軸ファンを備え、前記排気用の通気空間に前記送風用のケーシングが接続されることで前記ポンプ同軸ファンからの排気がなされるように構成され、前記排気用の通気空間に前記ポンプ収納空間から加熱された冷却用空気を排出できるように、前記一方の側部の前記仕切板に設けられた冷却用空気の通気口に排気用ファンが配設され、前記吸気用の通気空間から前記ポンプ収納空間へ冷却用空気を送風できるように、前記他方の側部の前記仕切板に設けられた冷却用空気の通気口に吸気用ファンが配設されている。
また、本発明に係るパッケージ型の回転ポンプ装置ユニットの一形態によれば、前記排気用ファンが、前記ポンプ同軸ファンの送風用ケーシングが接続された前記一方の仕切板に設けられた連通口よりも、前記回転ポンプの前記電動モータが接続された側とは反対側である該回転ポンプの一方端縁の側に配設され、前記吸気用ファンが前記排気用ファンよりも前記回転ポンプの一方端縁の近傍に配設されていることを特徴とすることができる。
また、本発明に係るパッケージ型の回転ポンプ装置ユニットの一形態によれば、前記載置棚部が前記ポンプ収納空間で複数段に設けられて、複数の前記ポンプユニットが縦方向へ重ねた状態に収納されると共に同一方向に向きを揃えて配置され、下方から上方へ流れる前記冷却用空気の一部が直接的に上側の前記回転ポンプにも届き易くなるように、上側の前記ポンプユニットが、下側の前記ポンプユニットに対して、前記電動モータから前記回転ポンプへの延長方向へずらされて配置されていることで、水平方向に変位されていることを特徴とすることができる。
また、本発明に係るパッケージ型の回転ポンプ装置ユニットの一形態によれば、前記回転ポンプが真空ポンプであって、該真空ポンプの排気が前記一方の側部の排気用の通気空間へ排気されて前記冷却ファンによって吸引されるように、前記真空ポンプに排気を案内する排気管路が設けられ、前記一方の側部の仕切板に真空ポンプの排気が導入される排気管路用連通口が設けられていることを特徴とすることができる。
また、本発明に係るパッケージ型の回転ポンプ装置ユニットの一形態によれば、前記電動モータの前記回転ポンプに連結される側とは反対側の一方端面が対面する壁部が、外壁板と内側の仕切板によって二重構造に形成されて、該壁部の内部空間にインバータ装置を含む配電盤が収納され、該壁部の内部空間には、前記ベース部からの冷却用空気が導入されるように該ベース部から連通するための下側連通口が開口されていると共に、前記インバータ装置を冷却するように設けられたインバータ用ファンが配設され、該インバータ用ファンが排出する冷却用の気流が、該インバータ装置を冷却した後に前記ポンプ収納空間の前記電動モータに向けて流れるように設けられていることを特徴とすることができる。
本発明に係るパッケージ型の回転ポンプ装置ユニットによれば、外部から吸入される冷却用空気をさらに効率的に用い、さらに強く効率的な冷却を行うことができるという特別有利な効果を奏する。
本発明に係るパッケージ型の回転ポンプ装置ユニットの形態例を示す側面側から見た断面図である。 図1の形態例の上方から見たA−A線断面図である。 図1の形態例の正面側から見たB−B線断面図である。 図1の形態例の外観を示す斜視図である。
以下、本発明に係るパッケージ型の回転ポンプ装置ユニットの形態例を、添付図面(図1〜4)に基づいて詳細に説明する。
本発明に係るパッケージ型の回転ポンプ装置ユニットは、回転ポンプ10とその回転ポンプ10を駆動する電動モータ11とが直列状態に連結されて設けられたポンプユニット16と、そのポンプユニット16を収納する筐体20と、その筐体20の上部に配されてポンプユニット16が収納されるポンプ収納空間21を含むその筐体20内の冷却用空気を下方から吸引して外部へ排出することでそのポンプユニット16を冷却する冷却ファン14と、筐体20の下部に設けられて冷却用空気の吸気口を備えるベース部19と、そのベース部19の上側に設けられてポンプユニット16が載置されると共に冷却用空気をポンプ収納空間21へ通気できるように通気開口部22aを備える載置棚部22とを基本的な構成として具備する。
また、このパッケージ型の回転ポンプ装置ユニットは、載置棚部22がポンプ収納空間21で複数段に設けられて、複数のポンプユニット16が縦方向へ重ねた状態に収納されると共に同一方向に向きを揃えて配置されている。
なお、回転ポンプ10としては、電動モータ11によって駆動される真空ポンプやブロアなどの空気圧装置を挙げることができる。また、真空ポンプとしては、例えば、ベーンポンプ、ロータ非接触型のポンプであるクローポンプやスクリューポンプなどが挙げられる。
冷却ファン14は、有圧換気扇を用いることができ、発熱体である回転ポンプ10の上方に位置しており、回転ポンプ10及び電動モータ11の表面から熱を奪って温められた状態の冷却用空気を換気し、筐体20内部の温度上昇を抑制することができる。
そして、冷却ファン14によって、下側から上方へ流れる冷却用空気の一部が直接的に上側の回転ポンプ10にも届き易くなるように、上側のポンプユニット16が、下側のポンプユニット16に対して、電動モータ11から回転ポンプ10への延長方向へずらされて配置されていることで、水平方向に変位されている。
このように、上側のポンプユニット16と下側のポンプユニット16とが、その長手方向に相対的に変位した形態とすることで、冷却用空気の通気路を効果的に得ることができる。これによれば、新鮮な冷却用空気を、上側の回転ポンプ10にも直接的に当てるように供給できるため、上下の冷却バランスを適正化でき、効率よく冷却できる。このため、加熱によって過度に高温となって故障や性能の低下などの不具合の発生を未然に防ぐことができる。そして、回転ポンプ10の温度上昇を抑制できることから、部品の長寿命化が可能になることや、到達真空度での連続運転が可能になるなどの多くのメリットを生じることになる。
本形態例の回転ポンプ10は、ポンプ本体10aとポンプの排気が通気されて消音をする排気マフラー12とを構成要素とし、その排気マフラー12がポンプ本体10aに電動モータ11が直列状態に連結される側とは反対側に直列状態に配設されて構成されている。
本形態例のベース部19は、筐体20の下部で冷却用空気の吸気口19aを備える。また、この形態例では、ベース部19の外寸が、その上側のボディ部よりも一回り小さく設けられており、このベース部19は絞られた段部になっている。そのベース部19の最下部には、前記ボディ部と同等外寸の枠部19bが設けられている。本形態例のベース部19の側壁部であるベース側面には、吸気口19aが設けられている。また、その吸気口19aには吸気フィルタ(図示せず)を装着してもよい。
これによれば、図に示すような矩形で箱形の筐体20を、建屋の壁に接するように配置しても吸気口19aが塞がれることがなく、ベース側面の吸気口19aから、外気である冷却用空気(図1の矢印参照)を確実に吸い込むことができる。また、吸気フィルタによれば、冷却用空気中の塵埃がろ過されるため、筐体20内が汚染されることを極力防止できる。
さらに、本形態例では、ベース部19の下側にキャスター19cが固定されており、容易に移動できる。また、このようにキャスター19cを備えることで設置される床面との間に間隙が生じるため、ベース部19の下面に吸気口19aを設けてもよい。
載置棚部22は、ベース部19の上側に設けられて回転ポンプ10及び電動モータ11が載置されると共に冷却用空気(図1の矢印参照)を筐体20のポンプ収納空間21へ通気できるように通気開口部22a(図1の点線で示した部位を参照)を備える。
また、本形態例では、複数の回転ポンプ10を縦方向(鉛直方向)へ重ねた状態に収納できるように、載置棚部22が複数段設けられている。本形態例では、三段に設けられている。それぞれの載置棚部22には、通気開口部22aが設けられており、下段のポンプ収納空間21a、中段のポンプ収納空間21b、上段のポンプ収納空間21cへ通気できる。
これによれば、冷却用空気が、通気開口部22aを通って下から上へ通り抜けることができる。この下から上への空気流は、回転ポンプ10によって暖められた空気の上昇気流と同方向であり、通気抵抗を低く抑えることができ、冷却効果を向上できる。
さらに、本形態の筐体20では、電動モータ11が連結された回転ポンプ10を縦方向(鉛直方向)へ一台ずつ重ねた状態で複数収納できるように、複数段の載置棚部22が設けられている。これによれば、各段に回転ポンプ10が一台ずつ収納された形態であり、筐体20の奥行きが、左右方向(横方向)よりも長い形態になっているため、より大きな騒音の発生源を奥側へ配置でき、防音効果を向上できる。
そして、通気開口部22aの位置は、回転ポンプ10の最も冷却したい部分であるポンプ本体10a(本形態例ではロータが内蔵されているシリンダ状のケーシング及びギアボックスのケーシングの部分)の外面を冷却用空気(冷風)が効果的に通過できるように、ポンプ本体10aの位置に対応して設けられている。これによれば、最も冷却が必要な回転ポンプ10のポンプ本体10aについて、冷却用空気が低い通気抵抗で十分に流れ易く、効率よく冷却できる。
さらに、本形態例の載置棚部22の通気開口部22aは、回転ポンプ10に対応する部位に設けられると共に、下段側の載置棚部22の通気開口部22aについては、排気マフラー12の端部12bから筐体の壁部(裏面の壁部26)の間に生じる間隙が大きくなることに伴ってその間隙に対応する部位に亘って開口されている。
これによれば、冷却用空気を下側から上方へ通気抵抗を抑えてスムースに流すことができると共に、排気マフラー12からポンプ本体10aに向かう冷却用空気の流れを発生しやすくなり、上段の回転ポンプ10まで、効率よく冷却することができる。
15はポンプ同軸ファンであり、ポンプユニット16の回転ポンプ10と電動モータ11との間でそのポンプユニット16における回転軸に同軸に装着されて、その回転ポンプ10を冷却するように配された遠心ファン式の羽根車15a、及びその羽根車15aを覆って側方へ排気を案内する送風用ケーシング15bを構成要素として備える。
本形態例では、回転ポンプ10が、駆動装置である電動モータ11とカップリング13(図3参照)、を介して直列に連結されて設けられ、そのカップリング13にポンプ同軸ファン15の羽根車15aが装着されている。
このポンプ同軸ファン15の吸気作用によって、回転ポンプ10の表面(周壁面)を冷却するように軸方向へ吸い込まれる風の流れが発生される。また、このポンプ同軸ファン15の排気は、遠心ファンの作用で側方(軸方向とは直交する方向)へ排出される(図2の矢印参照)。
このポンプ同軸ファン15によれば、電動モータ11による回転ポンプ10の回転駆動に伴って、その回転ポンプ10を冷却することができる空冷機構を、合理的に構成することができる。
また、本形態例では、回転ポンプ10が電動モータ11とカップリング13を介して水平方向へ直列に連結されることで、連結方向である水平方向に長い組み立て形態に設けられている。そして、筐体20が、回転ポンプ10と電動モータ11とをそれらの連結方向が前後方向となるように収納するため、左右方向に比較して前後方向の奥行きが長く設けられ、電動モータ11が、回転ポンプ10よりも筐体20の前部側に配されて収納されている。
これによれば、電動モータ11に比較してより大きな騒音の発生源である回転ポンプ10を奥側へ配置できる。従って、作業者と、より大きな騒音の発生源(回転ポンプ10)との距離を大きくすることができる。このように、より大きな騒音の発生源をより遠くに配することで、作業者への騒音の影響を低減できる。
さらに本形態例では、ポンプ本体10aと、そのポンプ本体10aのから吐出される空気音を消音する排気マフラー12とが直列状態に連結されて回転ポンプ10が構成され、電動モータ11、ポンプ本体10a、排気マフラー12の順に直列状態に配されてポンプユニット16が構成されている。ここで、本形態例のポンプ本体10aとは、内部でロータが回転するシリンダ部及びオイルバスを含むギアボックス部を構成要素として備えるものである。
このように各構成を配することで、発熱源や騒音源としての各構成を直列に配することになり、発熱や騒音を分散することができる。従って、冷却や防音を行い易い形態となって、冷却効果や防音効果を向上できる。
また、防音効果としては、大きな騒音の発生源の一つである排気マフラー12を最も奥側へ配置できるため、作業者への騒音の影響を低減できる。
また、本形態例では、筐体20を構成するパッケージ型構造のうち回転ポンプ10と電動モータ11の連結方向と実質的に平行な構造部位となる両側部23、24が、外壁板23a、24aと内側の仕切板23b、24bによって二重構造に形成されていることで、その両側部23、24のうち一方の側部の内部空間が排気用の通気空間30として設けられると共に、他方の側部の内部空間が吸気用の通気空間31として設けられている。
この排気用の通気空間30によれば、ポンプ同軸ファン15の排気が、冷却ファン14によってポンプ収納空間21(21a、21b、21c)を迂回して吸引されるように、筐体20の一方の側部23が、二重構造に設けられて形成されていると共に、ポンプ同軸ファン15の排気が導入される連通口30aが仕切板23bに形成されている。従って、この排気用の通気空間30は、排気ダクトとして利用されている。
本形態例の排気用の通気空間30は、一方の側部23の仕切板23bの上部に設けられた上部連通口30bを介して上段のポンプ収納空間21cの上部へ開口している。従って、連通口30aから導入された排気が、排気用の通気空間30及び上部連通口30bを通って上段のポンプ収納空間21cの上部へ流れて冷却ファン14に吸引されて外部(本形態例では上方)へ放出される。また、本形態例では回転ポンプ10が三段に収納されているため、それに対応して連通口30aが上中下三ヶ所に設けられている。これによれば、その上中下のポンプ同軸ファン15による排気は、ポンプ収納空間21a、21bを通らないで迂回し、上段のポンプ収納空間21cについてもその上方部を通るが、実質的に迂回されて排出されることになる。
これによれば、外部から吸入された冷却用空気の流れと回転ポンプ10の外表面からの発熱を受けた冷却空気の流れとを可及的に分けるように、ポンプ収納空間21a、21b、21cを通るメインルートと、排気用の通気空間30を通る迂回ルートとを通過させて、冷却用空気を冷却ファン14によって吸引して排気できる。このため、より効率的な冷却を行うことができる。すなわち、メインルートの冷却用空気は、なるべく他の暖気と混合されることなく上方へ進むことができ、各段の各回転ポンプ10を冷却するように送風されるため、冷却効果を向上できる。
この際、冷却ファン14の風量の方が、ポンプ同軸ファン15や、電動モータ付属ファンの風量よりも大きくなるように設定されている。これによれば、冷却のための空気流をスムースに流すことができ、冷却効果を高めることができる。なお、本形態例の冷却用空気の流れは、全てが最終的には冷却ファン14によって吸引されて、一括で筐体20の外へ排出されて、筐体20の内部が換気される構造になっている。
また、各回転ポンプ10を冷却するための冷却用空気の風量については、以上に説明したメインルートと迂回ルートの配分を適宜設定しておけばよい。通常は、メインルートの風量が迂回ルートよりも大きく設定されている。また、本形態例の三つの回転ポンプ10は、それぞれの回転数をインバータ制御によって制御できるようになっている。このため、その回転数の制御に応じてその風量の配分を調整可能にしておいてもよい。
さらに、本形態例では、各回転ポンプ10の上方に設けられる冷却ファンの配置位置が、回転ポンプ装置ユニットの最大発熱部である回転ポンプ10のポンプ本体10aの直上となるように設定されている。これに対して、ポンプ同軸ファン15や電動モータ付属ファンは、ポンプ最大発熱部(回転ポンプ10のポンプ本体10a)の冷却ラインから外れた位置に配置されている。メインルートの冷却ラインの流れを妨げずに、ポンプ同軸ファン15や電動モータ付属ファンよる新たな冷風の流れを発生することができ、冷却効率を向上できる。
吸気用の通気空間31は、冷却用空気(図3の矢印参照)が冷却ファン14によって複数の載置棚部22で分割されたポンプ収納空間21a、21b、21cを迂回して吸引されるように、筐体20の他方の側部24が二重構造に設けられて形成されている。そして、ベース部19からの冷却用空気(図3の矢印参照)が導入されるようにそのベース部19から連通する下側連通口31a及び下段のポンプ収納空間21aへ連通する上側連通口31bが設けられている。さらに、後述する吸気用ファン36が取り付けられる部分に対応して中段のポンプ収納空間21bへ連通する通気口31d及び上段のポンプ収納空間21cへ連通する通気口31dが設けられている。本形態例の上側連通口31b、及び通気口31d、31dは、他方の側部24の仕切板24bに開口して設けられている。従って、この吸気用の通気空間31は、上段及び中段のポンプユニット16、16にかかる冷却用空気の吸気ダクトになっている。
これによれば、上段及び中段のポンプユニット16、16にフレッシュな冷却用空気を送るための分流ルートが形成されている。このような分流ルートが設けられることで、冷却用空気を効率よく上段及び中段のポンプユニット16、16へ導くことができる。つまり、上側のポンプユニット16が下側のポンプユニット16の発熱の影響を極力受けないで、冷却用空気を直接的に上側のポンプユニット16へ当てることができる構造になっており、冷却効率を向上できる。
このように冷却効率を向上できることから、冷却ファン14の小型化や、筐体20のコンパクト化が可能になる。なお、冷却用空気の流速を適正化して冷却効率を高めるため、ポンプ収納空間21、排気用の通気空間30、吸気用の通気空間31は、適度な広さのスペース空間とすればよい。
また、本形態例では、排気用の通気空間30に送風用のケーシング15bが接続されることでポンプ同軸ファン15からの排気がなされるように構成され、上下の前記ポンプユニット16、16にかかる水平方向の変位に伴って排気用の通気空間30と送風用ケーシング15bとの接続位置についても上下の前記ポンプユニット16、16について水平方向に変位している。これによれば、上下の送風用ケーシング15bからの排気が平面的に重ならない形態になり、その排気が冷却ファン14によってよりスムースに吸引されることになるため、冷却効率を向上できる。
また、35は排気用ファンであり、図2及び3に示すように、排気用の通気空間30にポンプ収納空間21から加熱された冷却用空気を排出できるように、一方の側部23の仕切板23bに設けられた冷却用空気の通気口30dに配設されている。なお、本形態例の排気用ファン35としては、軸流ファンが用いられているが、本発明はこれに限定させるものではなく、他の既知の送風機を用いてもよい。また、本形態例の排気用ファン35は、排気用の通気空間30の側に配されているが、ポンプ収納空間21の側に配してもよい。
36は吸気用ファンであり、図2及び3に示すように、吸気用の通気空間31からポンプ収納空間21へ冷却用空気を送風できるように、他方の側部24の仕切板24bに設けられた冷却用空気の通気口31dに配設されている。なお、本形態例の吸気用ファン36としては、軸流ファンが用いられているが、本発明はこれに限定させるものではなく、他の既知の送風機を用いてもよい。また、本形態例の吸気用ファン36は、吸気用の通気空間31の側に配されているが、ポンプ収納空間21の側に配してもよい。
そして、本形態例では、排気用ファン35が、ポンプ同軸ファン15の送風用ケーシング15bが接続された一方の仕切板23bに設けられた連通口30aよりも、回転ポンプ10の電動モータ11が接続された側とは反対側である回転ポンプ10の一方端縁10bの側に配設されている。
また、吸気用ファン36が排気用ファン35よりも回転ポンプ10の一方端縁10bの近傍に配設されている。
このように、排気用ファン35及び吸気用ファン36を備えることで、最も大きな発熱源となっているポンプ本体10aに対して新鮮な冷却用空気を強制的且つ集中的に当てることができると共に、加熱された冷却用空気を強制的且つ集中的に排気できるため、冷却効率を高めることができる。なお、排気用ファン35及び吸気用ファン36は、上段及び中段のポンプ収納空間21b、21cについて配設されており、下段のポンプ収納空間21aには配設されていない。これは、下段のポンプ収納空間21aには冷却用空気がベース部19から直に流入して十分に冷却できるためである。但し、さらに冷却性能を高めるためや、ポンプユニット16が一段のみに配する場合などは、排気用ファン35及び吸気用ファン36を配設してもよい。
また、上述したように排気用ファン35及び吸気用ファン36が配設された位置関係によれば、新鮮な冷却用空気が、ポンプ本体10aの周壁面に沿って流れるようにその冷却用空気を導くことができる。すなわち、排気マフラー12側から、ポンプ本体10aの周囲を通って、ポンプ同軸ファン15へ向かって進む流れを作るように冷却用空気が導かれる。この冷却用空気の流れは、ポンプ同軸ファン15によって生じる空気の流れと同一方向の空気の流れとなり、抵抗なくスムースな流れになっている。このため、最も大きな発熱源であるポンプ本体10aに、より多くの冷却用空気を好適に流すことができ、より強く冷却できるように冷却性能を向上できる。
また、本形態例の回転ポンプ10が真空ポンプであって、その真空ポンプの排気(図3の矢印参照)が一方の側部23の排気用の通気空間30へ排気される冷却ファン14によって吸引されるように、その真空ポンプに排気を案内する排気管路12aが設けられ、一方の側部23の仕切板23bに真空ポンプの排気が導入される排気管路用連通口30cが設けられている。従って、高温となる真空ポンプの排気が、ポンプ同軸ファン15の排気と合流して、排気用の通気空間30を通って、冷却ファン14によって排出される。
これによれば、新鮮な側の冷却用空気を、真空ポンプの排気と混合させることなく、回転ポンプ10(本形態例では真空ポンプ)を冷却するように送風できるため、冷却効果を高めることができる。
なお、10cは真空ポンプの吸気口であり、10dは真空ポンプの吸気フィルタユニットであり、10eは真空ポンプの吸気配管である。本形態例の真空ポンプの吸気配管10eは、真空ポンプのロータが内蔵されたシリンダ状のケーシング(ポンプ本体10a)に接続されている。
また、本形態例では、冷却用空気が回転ポンプ10の下方からポンプ本体10aに当たることなくショートカットされてポンプ同軸ファン15に吸引されることを抑制すると共に、ポンプ同軸ファン15によって吸引される冷却用空気を排気マフラー12側からポンプ本体10aの周壁面に沿って流れるように案内する冷却用空気の案内用仕切板28が、ポンプ本体10aの下面と通気開口部22aの間に配設されている。これによれば、排気マフラー12側からポンプ本体10aを通ってポンプ同軸ファン15へ流れる冷却用空気の流れをスムースに案内させることができ、冷却効率を向上させることができる。
さらに、本形態例では、電動モータ11の回転ポンプ10に連結される側とは反対側の一方端面10bが対面する壁部(前面の壁部25)が、外壁板25aと内側の仕切板25bによって二重構造に形成されて、壁部の内部空間32にインバータ装置40が収納され、その壁部の内部空間32には、ベース部19からの冷却用空気が導入されるようにそのベース部19から連通するための下側連通口32aが開口されていると共に、インバータ装置40を冷却するように設けられたインバータ用ファン41が配設され、そのインバータ用ファン41が排出する冷却用の気流が、インバータ装置40を冷却した後にポンプ収納空間21の電動モータ11に向けて流れるように設けられている。なお、本形態例のインバータ用ファン41としては、軸流ファンが用いられているが、本発明はこれに限定させるものではなく、他の既知の送風機を用いてもよい。
また、この壁部の内部空間32を形成する仕切板25bには、前述の下側連通口32aと、上段のポンプ収納空間20cを介して冷却ファン14へ通気するための上側連通口32bとが形成されていると共に、インバータ用ファン41が取り付けられる通気口32cが各段のポンプ収納空間21a、21b、21cに連通するように設けられている。なお、本形態例の壁部の内部空間32には、インバータ装置40を含む配電盤(図示せず)も収納されている。
これによれば、インバータ装置40や配電盤に、フレッシュな冷却用空気を送るための分流ルートが形成されており、インバータ装置40が配された前面の壁部25の壁部の内部空間32に、冷却ファン14によって冷却用空気を導入し、排出することで換気ができる。従って、インバータ装置40を好適に冷却することができる。そして、そのインバータ装置40を冷却した後のインバータ用ファン41による空気流も、加熱されたポンプ本体10aの温度よりも十分に低く、そのポンプ本体10aを冷却するためには好適に寄与できる。また、インバータ用ファン41からの空気流が電動モータ付属ファンの流れに合流するように、そのインバータ用ファン41の取付位置が電動モータ11の配設位置に対応して設けられている。これによれば、冷却用空気の流れが通気抵抗の小さいスムースな流れになり、冷却効率を向上できる。さらに、この構造によれば、インバータ装置40や配電盤を、筐体20内に好適に収納することができる。
さらに、インバータ装置40が、筐体20の二重構造に設けられた前面の壁部25の内部に固定されていることで、前面側への防音効果を高めることができる。作業者は、通常、筐体20の前面側で作業すると考えられ、作業環境を適切に改善できる。
なお、本形態例では、三つの回転ポンプ10がインバータ制御される構成になっており、配電盤はインバータ装置40を制御する制御部にもなっている。
また、本形態例では、騒音の発生源である冷却ファン14が、筐体20の後部側に配されており、その冷却ファン14の天板29に設けられた排気口14aも筐体20の後部側に設けられている。電動モータ11との関係でいうと、冷却ファン14は電動モータ11よりも奥側に位置することになる。また、インバータ装置40との関係でいうと、電動モータ11はインバータ装置40に近い側に配置されることになる。このような配置関係によっても、より大きな騒音源となる構成が、筐体20の後部側に設けられ、作業者から遠ざかる奥側に位置する。従って、防音効果を高め、作業環境を適切に改善できる。
また、筐体20の左右の側壁部23、24が、パネルによって二重構造に設けられ、それらのパネルは騒音遮蔽材を兼ねており、防音効果を高めることができる。また、パネルによる二重構造は、複雑な形状が不要で安価であり、保守管理が容易にできる利点もある。
電動モータ付属ファンは、電動モータ11の回転軸と同軸に装着されてモータケースに内蔵されており、外から内へ軸方向の風を発生させて電動モータ11を冷却するように設けられている。この電動モータ付属ファンによれば、前述したようにメインルートとは別の冷却風を生じ、冷却効果を高めるために好適に寄与する。
50は吸音材であり、各壁部23、24、25、26の各パネルの内面に積層された状態に設けられている。二重構造の側壁部23、24では、それぞれのパネルに張られている。この吸音材50としては、ポリウレタンやポリエチレンの発泡材、又はガラス繊維によるものを用いることができる。
以上、本発明につき好適な形態例を挙げて種々説明してきたが、本発明はこの形態例に限定されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは勿論のことである。
10 回転ポンプ
10a ポンプ本体
10b 一方端縁
10c 吸気口
10d 吸気フィルタユニット
10e 吸気配管
11 電動モータ
12 排気マフラー
12a 排気管路
12b 端部
13 カップリング
14 冷却ファン
14a 排気口
15 ポンプ同軸ファン
15a 羽根車
15b 送風用ケーシング
16 ポンプユニット
19 ベース部
19a 吸気口
19b 枠部
19c キャスター
20 筐体
21 ポンプ収納空間
21a 下段のポンプ収納空間
21b 中段のポンプ収納空間
21c 上段のポンプ収納空間
22 載置棚部
22a 通気開口部
23 一方の側部
23a 外壁板
23b 仕切板
24 他方の側部
24a 外壁板
24b 仕切板
25 前面の壁部
25a 外壁板
25b 仕切板
26 裏面の壁部
27 隙間
28 案内用仕切板
29 天板
30 排気用の通気空間
30a 連通口
30b 上部連通口
30c 排気管路用連通口
30d 通気口
31 吸気用の通気空間
31a 下側連通口
31b 上側連通口
31d 通気口
32 壁部の内部空間
32a 下側連通口
32b 上側連通口
32c 通気口
35 排気用ファン
36 吸気用ファン
40 インバータ装置
41 インバータ用ファン
50 吸音材

Claims (5)

  1. 回転ポンプと該回転ポンプを駆動する電動モータとが直列状態に連結されて設けられたポンプユニットと、該ポンプユニットを収納する筐体と、該筐体の上部に配されて前記ポンプユニットが収納されるポンプ収納空間を含む該筐体内の冷却用空気を下方から吸引して外部へ排出することで該ポンプユニットを冷却する冷却ファンと、前記筐体の下部に設けられて冷却用空気の吸気口を備えるベース部と、該ベース部の上側に設けられて前記ポンプユニットが載置されると共に前記冷却用空気を前記ポンプ収納空間へ通気できるように通気開口部を備える載置棚部とを具備するパッケージ型の回転ポンプ装置ユニットであって、
    前記筐体を構成するパッケージ型構造のうち前記回転ポンプと前記電動モータの連結方向と実質的に平行な構造部位となる両側部が、外壁板と内側の仕切板によって二重構造に形成されていることで、該両側部のうち一方の側部の内部空間が排気用の通気空間として設けられると共に、他方の側部の内部空間が吸気用の通気空間として設けられ、
    前記ポンプユニットの前記回転ポンプと前記電動モータとの間で該ポンプユニットにおける回転軸に同軸に装着されて、該回転ポンプを冷却するように配された遠心ファン式の羽根車、及び該羽根車を覆って側方へ排気を案内する送風用ケーシングを構成要素とするポンプ同軸ファンを備え、前記排気用の通気空間に前記送風用のケーシングが接続されることで前記ポンプ同軸ファンからの排気がなされるように構成され、
    前記排気用の通気空間に前記ポンプ収納空間から加熱された冷却用空気を排出できるように、前記一方の側部の前記仕切板に設けられた冷却用空気の通気口に排気用ファンが配設され、
    前記吸気用の通気空間から前記ポンプ収納空間へ冷却用空気を送風できるように、前記他方の側部の前記仕切板に設けられた冷却用空気の通気口に吸気用ファンが配設されていることを特徴とするパッケージ型の回転ポンプ装置ユニット。
  2. 前記排気用ファンが、前記ポンプ同軸ファンの送風用ケーシングが接続された前記一方の仕切板に設けられた連通口よりも、前記回転ポンプの前記電動モータが接続された側とは反対側である該回転ポンプの一方端縁の側に配設され、
    前記吸気用ファンが前記排気用ファンよりも前記回転ポンプの一方端縁の近傍に配設されていることを特徴とする請求項1記載のパッケージ型の回転ポンプ装置ユニット。
  3. 前記載置棚部が前記ポンプ収納空間で複数段に設けられて、複数の前記ポンプユニットが縦方向へ重ねた状態に収納されると共に同一方向に向きを揃えて配置され、下方から上方へ流れる前記冷却用空気の一部が直接的に上側の前記回転ポンプにも届き易くなるように、上側の前記ポンプユニットが、下側の前記ポンプユニットに対して、前記電動モータから前記回転ポンプへの延長方向へずらされて配置されていることで、水平方向に変位されていることを特徴とする請求項1又は2記載のパッケージ型の回転ポンプ装置ユニット。
  4. 前記回転ポンプが真空ポンプであって、該真空ポンプの排気が前記一方の側部の排気用の通気空間へ排気されて前記冷却ファンによって吸引されるように、前記真空ポンプに排気を案内する排気管路が設けられ、前記一方の側部の仕切板に真空ポンプの排気が導入される排気管路用連通口が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のパッケージ型の回転ポンプ装置ユニット。
  5. 前記電動モータの前記回転ポンプに連結される側とは反対側の一方端面が対面する壁部が、外壁板と内側の仕切板によって二重構造に形成されて、該壁部の内部空間にインバータ装置を含む配電盤が収納され、該壁部の内部空間には、前記ベース部からの冷却用空気が導入されるように該ベース部から連通するための下側連通口が開口されていると共に、前記インバータ装置を冷却するように設けられたインバータ用ファンが配設され、該インバータ用ファンが排出する冷却用の気流が、該インバータ装置を冷却した後に前記ポンプ収納空間の前記電動モータに向けて流れるように設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のパッケージ型の回転ポンプ装置ユニット。
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