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JP5794057B2 - 画像投映装置及び画像投映プログラム - Google Patents

画像投映装置及び画像投映プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像投映装置及び画像投映プログラムの分野に関する。
近年の画像投映装置(以下プロジェクタという)は、例えばウェブサーバ機能を搭載し、LAN等のネットワーク経由でPC端末上に表示中の画像(画像データ)を受信し出力するものがある(例えば特許文献1参照)。通常の場合、PC端末側では、ネットワーク設定を行って、PC端末にインストールされている画像転送用のユーティリティソフトウェア等を実行することにより、プロジェクタ及びPC端末間のネットワーク接続を確立し、PC端末からプロジェクタに対する画像転送を実現する。
HTTP(Hypertext Transfer Protocol)では、HTML文書などのみならず、文書に関連付けられている画像、音声、動画などのファイルを、表現形式などの情報を含めてやり取りできるため、上述の場合、PC端末のユーティリティソフトウェアとウェブサーバ機能搭載のプロジェクタとの通信(投映画像の送受信、設定変更等)は、HTTPを用いて行われる。
ここで、上述のプロジェクタはLAN等のネットワーク上に接続されるため、プロジェクタ上でネットワーク設定が行われることにより、そのIPアドレスが変更される場合がある。IPアドレスが変更されるケースはいくつかありうるが、具体的には例えば、(1)ユーザがIPアドレスを変更したり、(2)DHCPサーバから異なるIPアドレスが再配布されたり、またもしくは(3)プロジェクタが異なるIPアドレスを持つ複数のネットワークインターフェース(例えば有線LANと無線LAN)を搭載するとき利用するネットワークインターフェースの変更があったりした場合などがある。
プロジェクタの準備中にIPアドレスが変更された場合には特段問題はないものの、例えば(2)、(3)等により、画像投映中、プロジェクタのIPアドレスが変更された場合には、PC端末からすると画像転送先が変更されたため、投映中の画像が途切れる(停止する)という事態が発生してしまう。この場合例えば、PC端末とプロジェクタ間の接続を一旦解除し、再接続するなどの復旧作業が必要であった。
なお、PC端末は、直接IPアドレスを指定するのではなく、ホスト名を使ってプロジェクタにアクセスする方法も考えられるが、この場合にはまずネットワーク上にDNSサーバを設置する必要がある。またPC端末側ではDNSの名前解決結果のキャッシュが行われることから、IPアドレス変更後から一定時間は変更前のIPアドレス(キャッシュ分)を使い続けてしまい、新IPアドレスを反映するまでには一定時間を要するので、依然として投映中の画像が途切れる(停止する)という事態が発生しうる。
なおまた、PC端末側において、変更後のIPアドレスとプロジェクタとの対応付けを行うという方法も考えられるが、この場合、ユーティリティソフトウェアとプロジェクタの双方において、何らかの独自の仕組みを構築のうえ搭載させる必要がある。
本発明では上記のような問題に鑑みて、画像投映中にIPアドレスが変更された場合であっても、投映中画像の途切れを防止し、PC端末による画像投映の継続利用性を向上させた画像投映装置及び画像投映プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る画像投映装置は、端末とネットワークを介し接続され、前記端末から受信した画像データを投映する画像投映手段を有する画像投映装置であって、前記端末から受信した前記画像データを含むHTTPリクエストを処理するHTTP処理手段と、前記ネットワークに接続されるネットワークインターフェースのIPアドレスを変更するIPアドレス変更手段と、を有し、前記IPアドレス変更手段は、前記ネットワークインターフェースのIPアドレスを変更するとき、変更後のIPアドレスを前記HTTP処理手段に対し通知するとともに、前記HTTP処理手段からのIPアドレス変更許可通知を待って、前記ネットワークインターフェースのIPアドレスを該変更後のIPアドレスへ変更し、前記HTTP処理手段は、前記IPアドレス変更手段から前記変更後のIPアドレスが通知された後に前記端末から前記HTTPリクエストを受信すると、該変更後のIPアドレスに対するリダイレクト要求を含むHTTPレスポンスを生成し、前記端末に対し該HTTPレスポンスを応答してから、前記IPアドレス変更手段に対し前記IPアドレス変更許可通知を行うことを特徴とする。
また上記課題を解決するため、本発明に係る画像投映プログラムは、端末とネットワークを介し接続され、前記端末から受信した画像データを投映する画像投映手段を有する画像投映装置に、前記端末から受信した前記画像データを含むHTTPリクエストを処理するHTTP処理手段と、前記ネットワークに接続されるネットワークインターフェースのIPアドレスを変更するIPアドレス変更手段として機能させ、前記IPアドレス変更手段は、前記ネットワークインターフェースのIPアドレスを変更するとき、変更後のIPアドレスを前記HTTP処理手段に対し通知するとともに、前記HTTP処理手段からのIPアドレス変更許可通知を待って、前記ネットワークインターフェースのIPアドレスを該変更後のIPアドレスへ変更し、前記HTTP処理手段は、前記IPアドレス変更手段から前記変更後のIPアドレスが通知された後に前記端末から前記HTTPリクエストを受信すると、該変更後のIPアドレスに対するリダイレクト要求を含むHTTPレスポンスを生成し、前記端末に対し該HTTPレスポンスを応答してから、前記IPアドレス変更手段に対し前記IPアドレス変更許可通知を行うことを特徴とする。
なお、本発明の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、などに適用したものも本発明の態様として有効である。
本発明によれば、画像投映中にIPアドレスが変更された場合であっても、投映中画像の途切れを防止し、PC端末による画像投映の継続利用性を向上させた画像投映装置及び画像投映プログラムを提供することができる。
本実施形態に係るプロジェクションシステム100のネットワーク構成図を示す。 本実施形態に係るプロジェクタ10の一実施形態の主要構成を示すハードウェア構成図である。 本実施形態に係るプロジェクタ10の主要機能ブロック図(その1)の一例を示す。 本実施形態に係るプロジェクタ10における処理シーケンス図(その1)である。 本実施形態に係るプロジェクタ10における処理シーケンス図(その2)である。 本実施形態に係るプロジェクタ10における処理シーケンス図(その3)である。 本実施形態に係るプロジェクタ10における処理シーケンス図(その4)である。 本実施形態に係るプロジェクタ10における処理シーケンス図(その5)である。 本実施形態に係るプロジェクタ10の主要機能ブロック図(その2)の一例を示す。 本実施形態に係るプロジェクタ10における動的IPアドレス取得処理シーケンス図である。
以下、本発明を実施するための形態を各実施形態において図面を用いて説明する。
[システム構成]
(ネットワーク構成)
図1は、本実施形態に係るプロジェクションシステム100のネットワーク構成図を示す。本実施形態に係るプロジェクションシステム100は、プロジェクタ10、PC端末20、無線アクセスポイント30が、ネットワーク40を介し接続され構成される。
プロジェクタ10は、PC端末20から投映画像データを受信し、例えばホワイトボードなどの投映先に対し投映画像を投映する。本実施形態においてプロジェクタ10は、有線及び無線のネットワークインターフェースを有する(後述)。プロジェクタ10は、ネットワーク40を介しPC端末20からPC画面上のデータが投映画像データとして送信されてくると、受信したこの投映画像データを投映画像としてホワイトボードなどの投映先に投映する。
PC端末20は、ユーザのPC端末である。PC端末20はネットワーク40を介しプロジェクタ10と接続されており、PC端末20側では、ネットワーク設定を行って、PC端末にインストールされている画像転送用のユーティリティソフトウェア等を実行することにより、プロジェクタ10及びPC端末20間のネットワーク接続を確立し、PC端末20からプロジェクタ10に対する画像転送を実現する。
無線アクセスポイント30は、ネットワーク40の一部として接続され、ネットワーク40とネットワーク40とを無線電波により接続するネットワーク中継機器である。例えばプロジェクタ10が無線通信を行う場合、プロジェクタ10からのデータ・パケットはまず無線アクセスポイント30に入ってからネットワーク40を経由しPC端末20に到達する。一方、プロジェクタ10が有線通信を行う場合には、プロジェクタ10からのデータ・パケットは直接ネットワーク40を経由しPC端末20に到達する。
ネットワーク40は、LAN及びWANを含む通信ネットワークである。各々のPC端末20がプロジェクタ10と接続し通信可能な限りいかようなネットワークでもよい。
本実施形態においては、PC端末20は画面上の表示画像を投映画像としてプロジェクタ10に送信し、プロジェクタ10は、PC端末20から受信した投映画像データをホワイトボードなどの投映先に投映するので、投映中の投映画像は、PC端末20は画面上の表示画像と同一の画像が表示されることになる。
(ハードウェア)
図2は、本実施形態に係るプロジェクタ10の一実施形態の主要構成を示すハードウェア構成図である。プロジェクタ10は、大きくは投映画像データを投映(データを投映して可視化)する投映部11と、制御全般を行う制御部12で構成されている。
投映部11は、投映画像データを投映し、データを投映画像として可視化する。また、制御部12は、制御部12を制御するCPU121、CPU121がプログラムを実行し各種の制御を行うときの作業領域として使用されるRAM122、画像データ等を記憶するHDD123、プロジェクタ制御プログラムや制御に必要なパラメータが格納されているROM124、投映部11へ電源制御や生成された投映画像データを投映させる命令を送る投映制御部125、入力装置で投映部11の電源操作、選択・投映・ページ操作等の命令を受け付ける操作部126と、無線アクセスポイント30を介したネットワーク40との無線インターフェース127と、ネットワーク40との有線インターフェース128とを含み構成されている。
(機能)
図3は、本実施形態に係るプロジェクタ10の主要機能ブロック図(その1)の一例を示す。図に示されるようにプロジェクタ10は、インターフェース制御部101、TCP/IPデータ送受信部102、HTTP処理部103、IPアドレス設定部104、画像投映部105、メモリ106を含み構成される。
インターフェース制御部101は、プロジェクタ10のネットワークインターフェースを制御する。本実施形態に係るプロジェクタ10は、上述の如く無線インターフェース127及び有線インターフェース128を有するので、インターフェース制御部101はこの両インターフェースを制御する無線インターフェース制御部101a、有線インターフェース制御部101bを含む。
TCP/IPデータ送受信部102は、TCP/IPプロトコルに従ってデータ送受信を行う。PC端末20からのHTTPリクエスト・パケットは、無線インターフェース127又は有線インターフェース128を介し受信される。TCP/IPデータ送受信部102は、このパケットをTCP/IPプロトコルに従って処理し、取り出した上位層プロトコルであるHTTPデータをHTTP処理部103に対し受け渡す。
HTTP処理部103は、上位層プロトコルであるHTTPを処理する。具体的にはHTTPプロトコルに従って、HTTPリクエストの解析やHTTPレスポンスの作成を行う。本実施形態においては、投映すべき画像データはPC端末20から受信するHTTPリクエスト・パケットに含まれているので、HTTP処理部103は、TCP/IPデータ送受信部102から受け取ったHTTPデータから画像データを取り出して、この画像データを画像投映部105に対し受け渡す。また、HTTP処理部103はIPアドレス設定部104からIPアドレス変更が通知された後にPC端末20からHTTPリクエストを受信すると、変更後のIPアドレスに対するリダイレクト要求を含むHTTPレスポンスを生成し、PC端末20に対し生成したHTTPレスポンスを応答してから、IPアドレス設定部104に対しIPアドレス変更許可通知を行う(詳細後述)。
IPアドレス設定部104は、プロジェクタ10のインターフェースのIPアドレス設定を行う。IPアドレス設定部104はインターフェースのIPアドレス変更が必要になった場合、IPアドレス変更(変更後のIPアドレス等含む)をHTTP処理部103に通知する。またHTTP処理部103からのIPアドレス変更許可通知を待ってから、インターフェースのIPアドレス変更を実施する(詳細後述)。
画像投映部105は、投映すべき画像データを投映する。上述の如く投映すべき画像データはPC端末20から受信するHTTPリクエスト・パケットに含まれているので、画像投映部105は、HTTP処理部103から画像データを受け取って、この画像データを投映する。
メモリ106は、IPアドレスの情報やIPアドレスの設定変更に要する時間の情報、またDHCPサーバなどの設定情報を保存し、例えば不揮発性メモリであるROM124やHDD123により実現される。本実施形態に係るプロジェクタ10は、上述の如く無線インターフェース127及び有線インターフェース128を有するが、固定IPアドレスの場合、両インターフェースのIPアドレスの情報がここに予め保存される。またもしくは動的IPアドレスの場合、DHCPサーバ等から配布された両インターフェースのIPアドレスの情報が動的に一時保存される。
以上、本実施形態に係るプロジェクタ10の主要機能構成である。なおこれらの機能は、実際にはプロジェクタ10のCPU121が実行するプログラムによりコンピュータに実現させるものである。例えばプロジェクタ10の場合、事前にこのプログラムを搭載しておく。
[情報処理]
以下、本実施形態に係るプロジェクタ10における処理動作を説明する。以下図面を参照しながら説明を行うが、初めの前提条件について言及しておく。本実施形態に係るプロジェクタ10は上述の如く無線インターフェース127及び有線インターフェース128を有するが、優先されるインターフェースは有線インターフェース128(Ethernetインターフェース)であるので、無線インターフェース127及び有線インターフェース128のいずれもが使用可能な場合、有線インターフェース128が優先して使用される。しかしながら、ここでは有線インターフェース128がリンクアップしておらず、このためプロジェクタ10は、無線インターフェース127を使用して通信を行い、画像投映を行う。
(画像投映に伴うHTTPリクエスト受信〜HTTPレスポンス応答)
図4は、本実施形態に係るプロジェクタ10における処理シーケンス図(その1)である。まず本図で、プロジェクタ10が無線インターフェース127を使用してPC端末20からの画像データを受信し、画像投映を行う流れを示す。
S1:ユーザがPC端末20のユーティリティソフトを立ち上げ、PC端末20はプロジェクタ10とネットワーク接続を確立すると、PC端末20は画面上の表示画像を投映画像としてプロジェクタ10に対する画像送信を開始する。本実施形態においては、画像データの送受信はHTTPプロトコルを用いて行われるので、PC端末20(ユーティリティソフト)はプロジェクタ10の無線インターフェース127に対し、画像データを含むHTTPリクエスト・パケット・データを送信する。
S2:無線インターフェース制御部101aは、無線インターフェース127がHTTPリクエスト・パケット・データを受信すると、無線LANフレームの解析処理を行い、このパケット・データをTCP/IPデータ送受信部102に転送する。
S3:TCP/IPデータ送受信部102は、IPパケットとTCP(又はUDP)セグメント等の解析処理を行い、HTTPリクエスト・データを取り出し、この、HTTPリクエスト・データをHTTP処理部103に対し転送する。
S4:HTTP処理部103は、HTTPリクエスト・データから画像データを取り出して、この投映画像である画像データを画像投映部105に転送する。
S5:画像投映部105は、受け取った画像データを投映する。これにより例えばホワイトボードなどにPC端末20からの画像が投映される。
S6:HTTP処理部103は、PC端末20から受信したHTTPリクエストに対する応答として、HTTPリクエストの処理成功を示すHTTPレスポンスを作成する。なお具体的に、HTTPレスポンスにおいてHTTPリクエストの処理成功を示すには、HTTPレスポンスコード「200」(成功)を応答すればよい。
S7:HTTP処理部103は、HTTPリクエストの処理成功を示すHTTPレスポンスを、TCP/IPデータ送受信部102に対し転送する。
S8:TCP/IPデータ送受信部102は、TCP(又はUDP)セグメントとIPパケットの作成することでHTTPレスポンス・データのカプセル化を行い、作成されたこのHTTPレスポンス・パケット・データを無線インターフェース制御部101aに対し転送する。
S9:無線インターフェース制御部101aは、無線LANフレームを作成し、無線を介しこれをPC端末20に対し送信する。
以上、プロジェクタ10が無線インターフェース127を使用してPC端末20からの画像データを受信し、画像投映を行う流れである。通常、画像は連続的に(リアルタイムに)送信され投映されるので、画像データ毎に上述のステップを繰り返すことにより、連続的な画像(映像ともいえる)が投映されることになる。
(IPアドレス変更準備ステップ)
図5は、本実施形態に係るプロジェクタ10における処理シーケンス図(その2)である。次に本図で、優先インターフェースである有線インターフェース128がリンクアップされるものとする。これに伴いプロジェクタ10は、無線インターフェース127から有線インターフェース128への切替え(PC端末20から見るとIPアドレス変更)を行うことになるが、プロジェクタ10は直ぐに切替えを行うわけではなく、まずはその変更準備を行う。
S21:有線インターフェース制御部101bは、有線インターフェース128のリンクアップを検知する。例えば有線インターフェース128がネットワーク4上のハブに物理的に接続されたり、無効設定がなされていた有線インターフェース128が有効設定された場合などにリンクアップし、これが検知される。
S22:有線インターフェース制御部101bは、有線インターフェース128のリンクアップを検知すると、有線インターフェース128が有効である旨、IPアドレス設定部104に対し通知する。
S23:IPアドレス設定部104は、使用するインターフェースを有線インターフェース128に切替えるため、有線インターフェース128に設定するIPアドレス及び設定変更に要する時間を調べて取得する。具体的に有線インターフェース128に設定するIPアドレスが固定IPアドレスの場合、メモリ106の設定情報を参照する。またもしくは有線インターフェース128に設定するIPアドレスが動的IPアドレスの場合、DHCPサーバ等からIPアドレス取得を行うことにより、有線インターフェース128に設定するIPアドレスを調べる。設定変更に要する時間については、設定情報を参照する。これら点は再度後述する。
S24:IPアドレス設定部104は、HTTP処理部103にIPアドレス変更(これからIPアドレス変更を行う旨)を通知する。このとき、前ステップで取得している変更後のIPアドレス(有線インターフェース128に設定するIPアドレス)と、設定変更に要する時間とをHTTP処理部103に併せて通知する。なお、設定変更に要する時間とは、IPアドレス設定部104がIPアドレス変更処理を開始し、変更後のIPアドレスが有効化され、IPアドレス変更処理を完了するまでに要する時間をいう。この時間は、予め最初に機器固有時間値を保存しておき、以降は前回設定変更に要した時間値をメモリ106の設定情報に保存(更新)しておく。
以上、有線インターフェース128のリンクアップが検知されたことをトリガーとして、無線インターフェース127から有線インターフェース128への切替え、つまりIPアドレス変更が行われる場合には、まずIPアドレス変更準備として、HTTP処理部103に対し、変更後のIPアドレスと、設定変更に要する時間とをHTTP処理部103に通知する。
(画像投映に伴う再度のHTTPリクエスト受信〜HTTPレスポンス応答)
図6は、本実施形態に係るプロジェクタ10における処理シーケンス図(その3)である。上述したように、通常、画像は連続的に(リアルタイムに)送信され投映されるので、プロジェクタ10は画像データ毎に上述のステップを繰り返すことにより、連続的な画像が投映される。本図では、無線インターフェース127からリンクアップした有線インターフェース128への切替え、つまりIPアドレス変更が行われると決定された後、つまり上述のIPアドレス変更準備がなされた後、画像投映に伴う再度のHTTPリクエストを受信したときの処理動作を説明する。
S31:PC端末20(ユーティリティソフト)はプロジェクタ10の無線インターフェース127に対し、引き続き画像データを含むHTTPリクエスト・パケット・データを送信する。
S32:無線インターフェース制御部101aは、無線インターフェース127がHTTPリクエスト・パケット・データを受信すると、無線LANフレームの解析処理を行い、このパケット・データをTCP/IPデータ送受信部102に転送する。
S33:TCP/IPデータ送受信部102は、IPパケットとTCP(又はUDP)セグメント等の解析処理を行い、HTTPリクエスト・データを取り出し、この、HTTPリクエスト・データをHTTP処理部103に対し転送する。
S34:HTTP処理部103は、上述したようにIPアドレス設定部104から、IPアドレス変更(これからIPアドレス変更を行う旨)、変更後のIPアドレス(有線インターフェース128に設定するIPアドレス)、設定変更に要する時間の通知を受けている。このとき、HTTP処理部103はHTTPリクエスト・データから画像データを取り出して、この画像データを画像投映部105に転送しない。代わりにHTTP処理部103は、リダイレクト用のHTTPレスポンスを作成する。具体的には、HTTP通信規約上のリダイレクト用のHTTPレスポンスを示すHTTPレスポンスコード「301」(恒久的移転)を応答する。また、このリダイレクト用のHTTPレスポンスのLocationヘッダには、変更後のIPアドレスを指定(入力)する。Retry-Afterヘッダには、設定変更に要する時間を指定(入力)する。
ここで、Locationヘッダは、リクエストしているクライアントに対しサーバの移転後の所在を知らせるためのもので、サーバの移転後のURIを指定するフィールドである。Retry-Afterヘッダは、リクエストしているクライアントにサービスがどれくらいの時間利用不可時間、つまりクライアントが待たなければならない最小の時間を指定するフィールドである。
以下、リダイレクト用のHTTPレスポンスの一例示す。xは、変更後のIPアドレス(有線インターフェース128に設定するIPアドレス)、yは、設定変更に要する時間(秒数)が指定される。
HTTP/1.0 301 Moved Permanently
:
Location: x
Retry-After:y
:
S35:HTTP処理部103は、リダイレクト用のHTTPレスポンスを、TCP/IPデータ送受信部102に対し転送する。
S36:TCP/IPデータ送受信部102は、TCP(又はUDP)セグメントとIPパケットの作成することでリダイレクト用のHTTPレスポンス・データのカプセル化を行い、作成されたこのリダイレクト用のHTTPレスポンス・パケット・データを無線インターフェース制御部101aに対し転送する。
S37:無線インターフェース制御部101aは、無線LANフレームを作成し、無線を介しこれをPC端末20に対し送信する。
S38:HTTP処理部103は、リダイレクト用のHTTPレスポンスを応答後、IPアドレス設定部104に対し、IPアドレス変更の実施許可を示すIPアドレス変更許可を通知する。つまりPC端末20に対しては、リダイレクト用のHTTPレスポンスによりプロジェクタ10の変更後のIPアドレスを知らせることができたので、IPアドレス変更準備は整ったものとし、IPアドレス変更の実施を許可する。
以上、IPアドレス変更準備がなされた後に、引き続き画像データを含むHTTPリクエストを受信すると、HTTP処理部103は、リダイレクト用のHTTPレスポンスを応答する。ここで、このリダイレクト用のHTTPレスポンスは、プロジェクタ10はLocationヘッダに示す移転先に移転され、Retry-Afterヘッダ示す時間を待ってから、再度移転先に対しアクセス(リダイレクト)すべき旨をPC端末20に通知するものである。よって、PC端末20のユーティリティソフトウェアは、このリダイレクト用のHTTPレスポンスを受信すると、LocationヘッダとRetry-Afterヘッダを参照し、Retry-Afterヘッダで指定された時間後、Locationヘッダで指定されたURIへHTTPリクエストを再送する。URIには、プロジェクタ10の変更後のIPアドレスが指定されているので、ユーティリティソフトウェアは、IPアドレスが変更されたプロジェクタ10に対しアクセスできる。
(IPアドレス変更実施ステップ)
図7は、本実施形態に係るプロジェクタ10における処理シーケンス図(その4)である。本図で、無線インターフェース127が無効化され、優先インターフェースである有線インターフェース128が有効化される。つまり、プロジェクタ10のIPアドレスの変更が実施される。なおIPアドレス設定部104は、HTTP処理部103からのIPアドレス変更許可が通知されるのを待って、本シーケンス図におけるIPアドレス変更を実施する。
S41:IPアドレス設定部104は、再起動を行う。IPアドレス変更処理の一環としての初期化動作である。
S42:次いでIPアドレス設定部104は、HTTP処理部103、TCP/IPデータ送受信部102に対し、無線インターフェース制御部101aの終了を通知する。また無線インターフェース制御部101aに対し、インターフェースを終了させる。
S43:次いでIPアドレス設定部104は、有線インターフェース制御部101bを起動させるとともに、変更後のIPアドレスを通知する。またTCP/IPデータ送受信部102、HTTP処理部103に対し、有線インターフェース制御部101bの起動を通知する。
以上、無線インターフェース127が無効化され、優先インターフェースである有線インターフェース128が有効化される。つまり、プロジェクタ10のIPアドレスの変更が実施された。
なお、S41〜S43に要する時間はIPアドレスを変更するまでに必要な時間であるので、上述のRetry-Afterヘッダに指定した設定変更に要する時間に相当することになる。IPアドレス設定部104は、IPアドレスを変更したとき、IPアドレスを変更完了するまでに必要な時間値を計測し、計測された時間値を設定変更に要する時間として、メモリ106の設定情報に記憶(更新)させる。予め最初に保存した機器固有時間値を固定的に使用し続けることもできるが、設定変更に要する時間(処理時間)は装置のそのときの環境等によっても多少は影響されるので、都度更新することにより、設定変更に要する時間としての精度、確かさを保つことができる。
(IPアドレス変更実施ステップ)
図8は、本実施形態に係るプロジェクタ10における処理シーケンス図(その5)である。本図で、リダイレクト用のHTTPレスポンスを受信しているPC端末20は、上述のRetry-Afterヘッダに指定した設定変更に要する時間の間は待機し、その時間経過後、変更後のIPアドレス先、つまり有線インターフェース128に対し、引き続き画像データを含むHTTPリクエスト・パケット・データを送信(再送)する。
S51:PC端末20(ユーティリティソフト)はプロジェクタ10の変更後のIPアドレス先、つまり有線インターフェース128に対し、引き続き画像データを含むHTTPリクエスト・パケット・データを送信する。
S52:有線インターフェース制御部101bは、有線インターフェース128がHTTPリクエスト・パケット・データを受信すると、無線LANフレームの解析処理を行い、このパケット・データをTCP/IPデータ送受信部102に転送する。
S53:TCP/IPデータ送受信部102は、IPパケットとTCP(又はUDP)セグメント等の解析処理を行い、HTTPリクエスト・データを取り出し、この、HTTPリクエスト・データをHTTP処理部103に対し転送する。
S54:HTTP処理部103は、HTTPリクエスト・データから画像データを取り出して、この投映画像である画像データを画像投映部105に転送する。
S55:画像投映部105は、受け取った画像データを投映する。これにより例えばホワイトボードなどにPC端末20からの引き続きの画像が投映される。
S56:HTTP処理部103は、PC端末20から受信したHTTPリクエストに対する応答として、HTTPリクエストの処理成功を示すHTTPレスポンスを作成する。なお具体的に、HTTPレスポンスコード「200」(成功)を応答する。
S57:HTTP処理部103は、HTTPリクエストの処理成功を示すHTTPレスポンスを、TCP/IPデータ送受信部102に対し転送する。
S58:TCP/IPデータ送受信部102は、TCP(又はUDP)セグメントとIPパケットの作成することでHTTPレスポンス・データのカプセル化を行い、作成されたこのHTTPレスポンス・パケット・データを有線インターフェース制御部101bに対し転送する。
S59:有線インターフェース制御部101bは、無線LANフレームを作成し、無線を介しこれをPC端末20に対し送信する。
以上、プロジェクタ10が切替え後の有線インターフェース128を使用してPC端末20からの画像データを受信し、画像投映を行える。通常、画像は連続的に(リアルタイムに)送信され投映されるところ、本実施形態に係るプロジェクタ10は、IPアドレス変更準備に入ると、PC端末20からのHTTPリクエストに対し、リダイレクト用のHTTPレスポンスを応答(返答)する。上述の如くこのリダイレクト用のHTTPレスポンスには、変更後のIPアドレス及び設定変更に要する時間が含まれる。従ってPC端末20は、Retry-Afterヘッダ示す時間(設定変更に要する時間)を待ってから、プロジェクタ10はLocationヘッダに示す移転先(変更後のIPアドレス)に対しリダイレクトアクセスするので、プロジェクタ10は、画像投映中にIPアドレスが変更された場合であっても画像投映を途切れさせることなく、引き続き連続的に画像(映像)を投映することができる。
[動的IPアドレス取得について]
上述のS23において、IPアドレス設定部104は、使用するインターフェースを有線インターフェース128に切替えるため、有線インターフェース128に設定するIPアドレス及び設定変更に要する時間を調べた。具体的に有線インターフェース128に設定するIPアドレスが固定IPアドレスの場合、メモリ106の設定情報を参照する。一方、有線インターフェース128に設定するIPアドレスが動的IPアドレスの場合には、DHCPサーバからIPアドレス取得を行うことにより、有線インターフェース128に設定するIPアドレスを調べる。ここでは有線インターフェース128に設定するIPアドレスをDHCPサーバから取得する場合の流れを説明する。
(機能)
図9は、本実施形態に係るプロジェクタ10の主要機能ブロック図(その2)の一例を示す。動的にIPアドレスを取得する場合、図に示されるようにプロジェクタ10は、図3の各機能に加え、DHCP処理部107を含み構成される。DHCP処理部107は、DHCPサーバからIPアドレスを取得する機能部である。
(動的IPアドレス取得処理)
図10は、本実施形態に係るプロジェクタ10における動的IPアドレス取得処理シーケンス図である。図9のDHCP処理部107を踏まえ以下説明する。
S61:IPアドレス設定部104は、メモリ106の設定情報からDHCPサーバ(非図示)のIPアドレスを取得する。設定情報には予めネットワーク40上のDHCPサーバのIPアドレスが保持されている。
S62:IPアドレス設定部104は、有線インターフェース制御部101bから有線インターフェース128のMACアドレスを取得する。
S63:IPアドレス設定部104は、無線インタフェース制御部101bに対し、取得したDHCPサーバのIPアドレスと有線インターフェース128のMACアドレスを転送する。この時点において有線インタフェース128は使用できないので、有線インターフェース128の代理で無線インターフェース127にIPアドレスを取得させるためである。
S64:無線インタフェース制御部101bは、DHCP処理部107に対し、DHCPサーバのIPアドレスと有線インターフェースのMACアドレスとともに、IPアドレスの配布を要求するためのDHCP-Discoverの作成を要求(依頼)する。
S65:DHCP処理部107は、DHCP-Discoverを作成する。このとき、DHCP-DiscoverのクライアントIDを示すオプション(61)に、有線インターフェース128のMACアドレスを入れる。無線インタフェース127からDHCP-Discoverを送信する場合、通常はクライアントIDに自身のMACアドレスを指定するが、ここでは、有線インタフェース128のMACアドレスを指定する。DHCPサーバに、有線インタフェース128から受信したDHCP-Discoverと思わせることができるからである。
S66:DHCP処理部107は、無線インタフェース制御部101bに対し作成したDHCP-Discoverを転送する。
S67:無線インタフェース制御部101bは、無線インタフェース127を介しDHCP-DiscoverをDHCPサーバのIPアドレスへユニキャストで送信する。通常はブロードキャストでDHCP-Discoverを送信するところ、ここではユニキャストで送信することで、有線インタフェース128とDHCPサーバが異なるネットワークに属していても通信が行えるようにする。
S68:DHCPサーバは、DHCP-Discoverを受信すると、DHCP-Discoverのオプション(61)のクライアントIDが有線インターフェース128のMACアドレスになっているので、有線インターフェース128のIPアドレスをDHCP-Offerに含めて配布する。
S69:無線インタフェース制御部101bは、無線インタフェース127を介しDHCP-Offerを受信すると、これをDHCP処理部107に対し転送する。
S70:DHCP処理部107は、DHCP-Offerを解析し、有線インタフェース128のIPアドレスを取得する。
S71:DHCP処理部107は、IPアドレス設定部104に対し有線インタフェース128のIPアドレスを通知する。
以上、IPアドレス設定部104は、この時点において有線インタフェース128は使用できないため、無線インターフェース127を使用することにより、DHCPサーバから有線インタフェース128のIPアドレスを取得する。以降、再びS23に戻れば、ここで取得したIPアドレスは変更後のIPアドレスとして使用されることは上述の通りである。
[補足]
なお、上述の実施形態において、プロジェクタ10は無線インターフェース127及び有線インターフェース128という2つのインターフェースを有し、無線インターフェース127から有線インターフェース128への切替えを通じて、その結果、プロジェクタ10が使用するIPアドレスが変更される例を説明した。
一方仮に例えば、プロジェクタ10は有線インターフェース128という1つのインターフェースのみを有する場合、インターフェースの切替えは発生しないものの、有線インターフェース128のIPアドレス自体が変更されることにより、その結果、プロジェクタ10が使用するIPアドレスが変更されうる。
つまりインターフェースの切替えはIPアドレス変更の一要因であるので、有線インターフェース128のIPアドレス自体が何らか任意の要因により変更された場合、上述の実施形態でいう有線インターフェース128のリンクアップ(S21)に相当させて捉えることができる。これ以降は同様に、上述のシーケンスに従って、プロジェクタ10はIPアドレス変更準備に入り、PC端末20からのHTTPリクエストに対し、リダイレクト用のHTTPレスポンスを応答(返答)する。PC端末20は、Retry-Afterヘッダ示す時間(設定変更に要する時間)を待ってから、プロジェクタ10はLocationヘッダに示す移転先(変更後のIPアドレス)に対しリダイレクトアクセスするので、プロジェクタ10は、画像投映中に1つの有線インターフェース128のIPアドレスが変更された場合であっても画像投映を途切れさせることなく、引き続き連続的に画像(映像)を投映することができる。
[総括]
以上の本実施形態によれば、画像投映中にIPアドレスが変更された場合であっても、投映中画像の途切れを防止し、PC端末による画像投映の継続利用性を向上させた画像投映装置等を提供することが可能となる。なお、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 プロジェクタ
11 投映部
12 制御部
20 PC端末
30 無線アクセスポイント
40 ネットワーク
100 プロジェクションシステム
101 インターフェース制御部
102 TCP/IPデータ送受信部
103 HTTP処理部
104 IPアドレス設定部
105 画像投映部
106 メモリ
107 DHCP処理部
121 CPU
122 RAM
123 HDD
124 ROM
125 投映制御部
126 操作部
127 無線インターフェース
128 有線インターフェース
特開2011−059675号公報

Claims (6)

  1. 端末とネットワークを介し接続され、前記端末から受信した画像データを投映する画像投映手段を有する画像投映装置であって、
    前記端末から受信した前記画像データを含むHTTPリクエストを処理するHTTP処理手段と、
    前記ネットワークに接続されるネットワークインターフェースのIPアドレスを変更するIPアドレス変更手段と、
    を有し、
    前記IPアドレス変更手段は、前記ネットワークインターフェースのIPアドレスを変更するとき、変更後のIPアドレスを前記HTTP処理手段に対し通知するとともに、前記HTTP処理手段からのIPアドレス変更許可通知を待って、前記ネットワークインターフェースのIPアドレスを該変更後のIPアドレスへ変更し、
    前記HTTP処理手段は、前記IPアドレス変更手段から前記変更後のIPアドレスが通知された後に前記端末から前記HTTPリクエストを受信すると、該変更後のIPアドレスに対するリダイレクト要求を含むHTTPレスポンスを生成し、前記端末に対し該HTTPレスポンスを応答してから、前記IPアドレス変更手段に対し前記IPアドレス変更許可通知を行うこと、
    を特徴とする画像投映装置。
  2. 前記IPアドレス変更手段は、前記ネットワークインターフェースのIPアドレスを変更するとき、変更後のIPアドレスに加え、前記IPアドレス変更手段がIPアドレスを変更完了するまでに必要な時間値を示す設定変更に要する時間を前記HTTP処理手段に対し通知し、
    前記HTTP処理手段は、前記リダイレクト要求を含むHTTPレスポンスに、前記設定変更に要する時間を含めて生成すること、
    を特徴とする請求項1記載の画像投映装置。
  3. 前記設定変更に要する時間を記憶する記憶手段を有し、
    前記IPアドレス変更手段は、IPアドレスを変更したとき、IPアドレスを変更完了するまでに必要な時間値を計測し、該計測された時間値を前記設定変更に要する時間として前記記憶手段に記憶させること、
    を特徴とする請求項記載の画像投映装置。
  4. 前記ネットワークインターフェースは、2以上のネットワークインターフェースを含み、
    前記変更後のIPアドレスは、第1のネットワークインターフェースから第2のネットワークインターフェースに切替る際の第2のネットワークインターフェースのIPアドレスであること、
    を特徴とする請求項1ないし3何れか一項記載の画像投映装置。
  5. DHCPサーバからIPアドレスを取得するIPアドレス取得手段を有し、
    前記IPアドレス取得手段は、前記第1のネットワークインターフェースを介して、前記第2のネットワークインターフェースのIPアドレスを取得すること、
    を特徴とする請求項4記載の画像投映装置。
  6. 端末とネットワークを介し接続され、前記端末から受信した画像データを投映する画像投映手段を有する画像投映装置に、
    前記端末から受信した前記画像データを含むHTTPリクエストを処理するHTTP処理手段と、
    前記ネットワークに接続されるネットワークインターフェースのIPアドレスを変更するIPアドレス変更手段として機能させ、
    前記IPアドレス変更手段は、前記ネットワークインターフェースのIPアドレスを変更するとき、変更後のIPアドレスを前記HTTP処理手段に対し通知するとともに、前記HTTP処理手段からのIPアドレス変更許可通知を待って、前記ネットワークインターフェースのIPアドレスを該変更後のIPアドレスへ変更し、
    前記HTTP処理手段は、前記IPアドレス変更手段から前記変更後のIPアドレスが通知された後に前記端末から前記HTTPリクエストを受信すると、該変更後のIPアドレスに対するリダイレクト要求を含むHTTPレスポンスを生成し、前記端末に対し該HTTPレスポンスを応答してから、前記IPアドレス変更手段に対し前記IPアドレス変更許可通知を行うこと、
    を特徴とする画像投映プログラム。
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