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JP5792627B2 - 強化折りたたみ部を有する膜葉束 - Google Patents

強化折りたたみ部を有する膜葉束 Download PDF

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JP5792627B2 JP2011540754A JP2011540754A JP5792627B2 JP 5792627 B2 JP5792627 B2 JP 5792627B2 JP 2011540754 A JP2011540754 A JP 2011540754A JP 2011540754 A JP2011540754 A JP 2011540754A JP 5792627 B2 JP5792627 B2 JP 5792627B2
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Description

本発明は膜葉束(membrane leaf packet)、螺旋巻きモジュール(spiral wound module)並びにこれらの製造方法及び使用方法に関する。
膜葉束は、多くの種類の螺旋巻きモジュールのコンポーネントである。このような葉束は、任意的に、の対面する膜葉の間に配置された供給物スペーサー(feed spacer)を含むことができる。折り重ねられたシートを含む。螺旋巻きモジュールは、典型的には、透過物収集チューブ(permeate collection tube)の周りに、1個又はそれ以上の膜葉束及び透過物スペーサー(単数又は複数)を巻き付けることによって製造される。膜葉束の構成の間のシートを折り重ねる工程は、しばしば、漏洩及び/又は汚染に至り得る、亀裂又は他の欠陥を生じることになる。これらの有害な影響を軽減するための種々の技術が提案されてきた。
特許文献1は、折りたたみ部(fold)に沿ったシートの表側(front side)又は裏側(back side)に沿って配置されたテープの限られた有効性を強調している。このようなテープは、モジュラー使用又はクリーニングの間に離層する傾向があるとして記載されている。この文献には、更に、折りたたみ部領域内のシートの裏側に適用された、シーラント(例えばウレタン)又は軟質メルトプラスチックリボンの好ましい使用が記載されている。このようなシーラントは、シートの裏側の隙間又は空隙に浸透し、シールする。
先行技術の公知の変形は、シートの裏側の上のシーラントを、プラスチック片(例えばマイラー(Mylar))で覆う(cover)ことである。このプラスチック片は硬化されるまでシーラントを保護する。
特許文献2及び特許文献3は、ともに、折りたたみ部領域に沿ってシートの表側にシーラント(例えばウレタン)を適用することを開示している。
特許文献4は、テープの欠点(離層)及びシーラントの欠点(遅い硬化時間)を強調し、シートの表側への熱及び圧力の適用と共に、シートの裏側への強化片の適用によって、折りたたみ部領域に於いて層を「高密度化(densify)」及び溶融することを含む、折りたたみ部強化の代替手段を記載している。
特許文献5は「溶融」技術の欠点、即ちシートの層を溶融するために必要な時間の長さを強調し、折りたたみ部領域に適用されるUV硬化性シーラントの使用を提案している。
特許文献6は、折り重ね操作の前の、折りたたみ部領域を軟化させるための熱エネルギー又は膨潤溶媒の使用を記載している。
折りたたみ部領域のバルク(bulk)は、(葉束部分と比較したときの)その相対厚さのために、透過物チューブの周りに効果的に配置することができる膜葉束の数を限定している。更に、葉束折りたたみ部は、螺旋巻きモジュールを製造する手段を限定し得る。例えばシートの裏側上の露出された未硬化のシーラントの使用は自動巻付プロセスの使用を限定し得る。即ち、折りたたみ部に適用されると、未硬化のシーラントは、螺旋巻きモジュールの組立の間に、容易に除去されるか又は「汚染される(smeared)」であろう。シートの表側上のシーラントの使用は、この問題を回避することができるが、表側に適用されたシーラントは、しばしば、シーラントが硬化されたときシートの引裂を生じる。都合の悪いことに、テープはシートの表側から離層する傾向がある。
膜葉折りたたみ部領域を強化するための公知の技術にも拘わらず、それぞれのアプローチは欠点を有する。自動及び/又はモジュール製造プロセスに適合できる改良されたアプローチが要望されている。更に、より多数の膜葉を、透過物チューブの周りに効果的に配置することを可能にする改良された折りたたみ部強化アプローチが要望されている。
米国特許第4,842,736号明細書 米国特許第7,303,675号明細書 米国特許公開第2007/0068864号明細書 米国特許第5,147,541号明細書 米国特許第7,335,301号明細書 米国特許第5,681,467号明細書
本発明は、膜葉束、螺旋巻きモジュール並びにその製造及び使用方法に関する。この主題葉束は、それ自体の上に折り重ねられ、シートの裏側上で折りたたみ部の少なくとも一部に沿って、シーラント及びテープによって強化されたシートを含む。
図1は螺旋巻きモジュールの透視部分切断図である。 図2は膜葉束の透視部分切断図である。
膜葉束は螺旋巻きモジュールの構成に於いて有用性を有する。本発明をより良く理解するために、螺旋巻きモジュールの簡潔な概観を以下に示す。
螺旋巻きモジュール(spiral wound module)(「要素」とも呼ばれる)は、気相分離及び液相分離の両方を含む種々の流体分離に於いて使用するのによく知られている。それらの螺旋形状のために、比較的大きい表面領域を、個々のモジュールの中に詰め込むことができる。使用される特定のに依存して、螺旋巻きモジュールは、逆浸透(RO)、ナノ濾過(NF)、限外濾過(UF)及びミクロ濾過(MF)を含む広範囲の種々の用途に使用することができる。一般的な液体分離の例には、液状食料品の処理、例えば濃縮並びに/又は食品、乳製品及び甘味食料中の脱塩;水の脱塩、二価イオン種、例えばカルシウム及びバリウムイオンの除去並びにより大きい構成物、例えば嚢子、ウイルス及び殺虫剤の除去が含まれる。典型的なモジュールには、透過物収集チューブ(permeate collection tube)少なくとも1枚であるが好ましくは多数の封筒状膜(membrane envelope)及び外側ハウジングが含まれる。モジュールは種々のサイズで入手可能であるが、1種又はそれ以上の一般的な工業的ROモジュールは、標準8インチ(20.3cm)直径及び40インチ(101.6cm)長さ(8×40)で入手可能である。典型的な8インチ直径モジュールについて、26〜30個の個々の封筒状膜が、透過物収集チューブ(即ち約1.5〜1.9インチ(3.8cm〜4.8cm)の外径を有する透過物収集チューブに対して)の周りに巻かれている。操作に際しては、4〜8個のモジュールが、典型的には、普通の圧力容器内で直列に連結されている。容器内の個々のモジュールは、典型的には、同じ型のものであるが、Mickols等の米国特許公開第2007/0272628号明細書に記載されているように、異なった型のモジュールを使用することができる。モジュールの外側ハウジングは、Huschke等に付与された米国特許第6,299,772号明細書及び米国特許第6,066,254号明細書に記載されているように、圧力容器内のシールを与えるように、一体流体シールを含んでいてよい。幾つかの型のモジュールは、Marsh等の米国特許第7,156,997号明細書に記載されているように、長期貯蔵の間の性能を維持するために特別の包装を必要とするであろう。モジュールを試験する方法は、Jons等の米国特許公開第2008/0105038号明細書及びMickols等の米国特許公開第2008/0202242号明細書に記載されている。市販されている螺旋巻きモジュールの特定の例には、FilmTec Corporationから入手可能な、BW30−440i塩水モジュール、SW30−XLE−400i海水脱塩モジュール及びNF−400ナノ濾過モジュールが含まれる。
本発明において使用するのに適している螺旋巻きモジュールは、一般的に、図1の(2)で示される。モジュール(2)は、1枚又はそれ以上の封筒状膜(4)及び任意的な供給物チャンネルスペーサーシート(単数又は複数)(「供給物スペーサー」)(6)を、透過物収集チューブ(8)の周りに巻き付けることによって形成される。それぞれの封筒状膜(4)は、好ましくは透過物チャンネルスペーサーシート(「透過物スペーサー」)(12)を取り囲む2枚の実質的に長方形のシート(10)を含む。このサンドイッチ型構造は、例えば第四の縁(22)が透過物収集チューブ(8)に隣接しながら、3個の縁(16、18、20)に沿って、シーラント(14)によって一緒に固定されて、透過物スペーサー(12)が、透過物収集チューブ(8)を貫通する開孔(24)と、流体接触状態になるようになっている。
膜葉束は、封筒状膜(4)のそれぞれの側の上に配置されている。それぞれの葉束は、2枚の膜「葉(leaf)」を規定するように、それ自体の上に折り重ねられた実質的に長方形のシート(10)を含んでなるように示されており、ここで、それぞれのの表側(34)は互いに対面しており、折りたたみ部は、封筒状膜(4)の第四の縁(22)と軸方向に一線上に揃えられている、即ち、透過物収集チューブ(8)と平行である。供給物スペーサー(6)は、折り重ねられたシート(10)の対面する表側(front sides)(34)の間に位置するように示されており、その半径方向端部に沿って開いて、供給流体が、モジュールを通過して軸方向に(即ち透過物収集チューブ(8)と平行に)流れることを可能にしている。この態様において、封筒状膜(4)は、2枚の隣接して配置された膜葉の裏側(back sides)を接合することによって形成されている。図示してはいないが、追加の中間層を、このアセンブリ内に含めることもできる。
図1に示す矢印は、操作の間の供給物及び透過物の近似流れ方向(26、28)を表す。供給物の流れ(26)は、の表側(34)を越えて、入口端(30)から出口端(32)の方へ流れる。透過物の流れ(28)は、供給物の流れ(26)に対してほぼ垂直の方向内で、透過物スペーサー(12)に沿って流れる。実際の流路は、構成及び操作条件によって変化する。
モジュール製作の間に、透過物スペーサー(12)が、透過物収集チューブ(8)の周囲の周りに取り付けられ、膜葉がそれらの間に差し込まれる。隣接して配置されている膜葉の裏側は、それらの周辺(16、18、20)の周りでシールされて、透過物スペーサー(12)を取り囲んでいる、即ち、封筒状膜(4)を形成している。封筒状膜(単数又は複数)(4)及び供給物スペーサー(単数又は複数)(6)は、透過物収集チューブの周りに巻き付けられ又は「ロール状にされ」、次いで、例えばテープ(例えば自己接着メッシュテープ)又は他の手段により、外側ハウジングが部分的に構成されたモジュール(2)の周りに固定されるまで、所定の場所に保持される。封筒状膜の縁をシールするために使用されるシーラントは、好ましくは巻付プロセスの間の種々のシート材料の相対的移動を許容する。即ち、硬化速度又はシーラントが粘着性になる前の時間は、好ましくは、透過物収集チューブの周りに封筒状膜及び膜葉を組み立て、巻き付けるために必要なものよりも長い。
螺旋巻きモジュールの種々のコンポーネントを構成する材料は当該技術分野で公知である。封筒状膜をシールするための適切なシーラントは、ウレタン、エポキシ、シリコーン、アクリレート、ホットメルト接着剤及びUV硬化性接着剤を含む。あまり一般的ではないが、他のシーリング手段、例えば熱の適用、超音波溶接及びテープを使用することもできる。透過物収集チューブは、典型的には、プラスチック材料、例えばアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン、ポリ塩化ビニル、ポリスルホン、ポリ(フェニレンオキシド)、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン等から製造される。トリコット(Tricot)ポリエステル材料が透過物スペーサーとして通常使用される。代表的な供給物スペーサーはJohnsonに付与されて米国特許第6,881,336号明細書に記載されている。供給物スペーサーの代表例はポリエチレン、ポリエステル及びポリプロピレンメッシュ材料、例えばConwed Plasticsから商品名VEXAR(登録商標)で市販されているものを含む。ハウジングは、ステンレススチール、テープ及びPVC材料を含む種々の材料から構成できる。しかしながら、最も一般的なモジュールハウジング材料は繊維強化プラスチックス、例えば熱可塑性又は熱硬化性樹脂で被覆された長ガラス繊維から製造される。モジュール製作の間に、長ガラス繊維が部分的に構成されたモジュールの周りに巻き付けられ、樹脂(例えば液状エポキシ)が適用され、硬化される。モジュールの端部には、しばしば、封筒状膜が、モジュールの入口端と出口端との間の圧力差の下で移動するのを防止するために、竹の子状化防止(anti-telescoping)デバイス又は末端キャップ(図示せず)が嵌め込まれている。末端キャップには、一般的に、モジュールと外部圧力容器(図示せず)との間の液密接続を形成するように、エラストマー性シール(図示せず)が嵌め込まれている。末端キャップ設計の例は、Film Tec CorporationのiLEC(登録商標)インターロッキング末端キャップを含めて、Hallan等に付与された米国特許第6,632,356号明細書に記載されている。螺旋巻きモジュールの種々のコンポーネント及び構成に関する追加の詳細は文献に示されている。例えばSolieに付与された米国特許第5,538,642号明細書には、透過物スペーサーを透過物収集チューブに取り付けるための技術が記載されており、Jons等の国際特許出願公開第WO2007/067751号明細書には、挿入点シールを形成するトリミング操作及びUV接着剤の使用が記載されており、そしてReddy等に付与された米国特許第5,096,584号明細書には、気体分離のために特に適合された、種々の態様、コンポーネント及び構成技術が記載されている。
本発明の目的のために、シートの型は特に限定されない。シートの選択は特定の応用、供給物源、溶質及び汚染物質(foulant)に依存する。初期のRO及びNFフラットシートは、酢酸セルロース材料から製造されたが、コンポジットと一緒の非対称ポリスルホン及びポリエーテルスルホンが、近年、一層一般的になってきた。一つの好ましいコンポジットシートは、不織ポリエステル材料ウエブ(例えばPETスクリム)の底層(裏側)、微孔質ポリマー、例えば約25〜125ミクロンの厚さを有するポリスルホンの中間層及び約1ミクロンよりも薄い、更に一般的に約0.010〜0.1ミクロンの厚さを有する薄膜ポリアミド層を含んでなる上層(表側)を含む、FilmTec CorporationのFT−30(登録商標)である。このポリアミド層は、好ましくはCadotte等に付与された米国特許第4,277,344号明細書及び米国特許第5,658,460号明細書並びにMickolsに付与された米国特許第6,878,278号明細書に記載されているような、微孔質ポリスルホンの表面での、多官能性アミンモノマーと多官能性アシルハライドモノマーとの間の界面重縮合反応によって作られる。このようなポリアミドの改質方法は、Jons等に付与された米国特許第5,876,602号明細書、Mickolsに付与された米国特許第5,755,964号明細書、米国特許第6,280,853号明細書及び国際特許出願公開第WO2007/133362号明細書、Cadotte等に付与された米国特許第4,888,116号明細書、米国特許第4,765,897号明細書及び米国特許第4,964,998号明細書並びにNiu等の米国特許公開第2007/0251883号明細書及び米国特許公開第2008/0185332号明細書に記載されている。
代表的な膜葉束は、図2に(46)で一般的に示す。葉束(46)はそれ自体の上に折り重ねられたシート(48)(折りたたみ部(50))を含む。シート(48)は表側(52)及び裏側(54)を含む。シート(48)は、シート(48)の表側(52)が互いに対面するように、それ自体の上に折り重ねられている。好ましい態様に於いて、表側(52)は供給物流体と接触している主分離表面を含み、一方、裏側(54)は、シート(48)のための全体を支持し、供給物流体とは反対の方向に面している。シート(48)は種々の形状を有することができるが、このシートは、好ましくは長方形のフラットシートを含む。折りたたみ部(50)はシート(48)の幅に沿った縦軸を規定する。「折りたたみ部領域」は、折りたたみ部(50)並びに折り重ね及び続く組み立ての作用によって、構造的に妥協され得る直接的に隣接する領域を指す。特定のシート及び折り重ね技術に依存性であるが、折りたたみ部領域は、典型的には、折りたたみ部(50)の縦軸から(垂直方向に)数ミリメートル伸びている。折りたたみ部(50)から垂直方向に伸びているシート(48)の部分は、本明細書に於いて、膜葉(56/58)として参照され、好ましくは折りたたみ部(50)の軸長さ(即ちシートの幅)よりも短くてよく、この軸長さに等しくてよく又はこの軸長さよりも長くてよい、ほぼ等しい長さのものである。好ましい態様に於いて、供給物スペーサー(60)は、シート(48)の表側(52)に沿った供給物流体の流れを容易にするために、膜葉束の中に配置されており、即ち膜葉(56/58)の間に「サンドイッチ」されている。供給物スペーサー(60)の使用は任意的である。シートの表側に沿って伸びている畝、チャンネル又は隆起表面を含む、代替の供給物チャンネリング構造物を使用することもできる。テープ(62)がシート(48)の裏側(54)上で折りたたみ部(50)に沿って設けられており、好ましくは折りたたみ部領域を越えて(即ち折りたたみ部(50)の軸に対して垂直の方向に)伸びている。図示されていないが、シーラントが、好ましくは折りたたみ部(50)に沿ってシート(48)の裏側上に適用されており、これはテープ(62)によって覆われている。テープ(62)は、折りたたみ部(50)の初期強化を与え、又はモジュール製作の間シーラントを覆う機能を果たす。シーラントは、硬化すると、折りたたみ部領域を強化し、折りたたみ部領域におけるシート(48)の亀裂、膨れ又は他の欠陥に対する保護を与える。
シーラント(時には、文献中に「グルー」又は「接着剤」としても参照される)は、好ましくは流動可能な粘着性液体の形で設けられるが、他の形態、例えばペースト、溶融性片等で設けることができる。粘稠性液体として設けられるとき、その粘度は、接着剤を容易に適用できるように充分に高くなければならず、即ち折りたたみ部形成、圧縮又はモジュール巻き付け若しくは「ローリング」操作の間に、適用の場所から「走って(run)」はならず、折りたたみ部領域を越えて過度に突き出てはならない。更に、この粘度は、硬化の前に、シートの中への少なくとも部分的浸透を可能にするように充分に低くなければならない。一般的に、シーラントの粘度は、約50,000cPよりも小さく、好ましさの増加する順序で、25,000cP、10,000cP、5,000cP、2,500cPよりも小さく、幾つかの態様に於いて、1,500cPよりも小さくなければならない。シーラント粘度の適切な範囲は、典型的には、約100〜約50,000cP、好ましくは500〜約10,000cP、更に好ましくは約700〜5,000cPである。モジュールローリングの間のシートの間の有利な移動(即ち「滑り(slippage)」)を与えるために、シーラントは、好ましくはモジュールローリング操作を完結するために必要なものよりも長い硬化時間を有する。この時間はモジュール製作技術の関数として著しく変化することができる。例えば自動ローリングプロセスは数分以内に完結されるであろうし、一方、慣習的手作業ローリングは、特定のモジュール構成に依存して1時間を超える時間を要するであろう。硬化した後は、シーラントは可撓性でなくてはならない。堅すぎる構造物を形成するシーラントは、操作の間のシートの引裂を生じることになる。シーラントを折りたたみ部領域に適用するための技術は、特に限定されず、典型的には、シーラントの選択及びローリングプロセスの詳細に依存するであろう。適用技術には、刷毛塗り、スプレー、ロールコーティング、スロットダイコーティング等が含まれる。他の好ましい技術には、ノズルアプリケーターを経る押出が含まれる。シーラントは、折りたたみ部が形成される前、間又は後に、シートの裏側に直接適用することができる。その代わりに、シーラントは、シートにテープを適用する前に、テープ(接着剤側)に適用することができる。例えば、シーラントを、ポイントノズルを経て押し出して、テープの中心軸に沿って(例えば幅が約6mmの)ビードを形成し、これを、続いて、折りたたみ部の形成の前、間又は後に、シートの裏側に接着する。シーラント及びテープは、好ましくは折りたたみ部の全体長さに沿って伸びている。このようなプロセスは、自動化することができる。
シーラントの選択は、特に限定されず、典型的には、特定のモジュール構造及び製作プロセスに基づく。例には、ホットメルト接着剤、ウレタン、エポキシ及びシリコーンが含まれるが、ウレタンが殆どの態様に於いて好ましい。モジュールの意図される最終用途が適切なシーラントの選択を制限するであろう。例えば、多くの用途は政府認可シーラント(例えばFDA認可)を必要とする。
テープをシートに適用する工程の間、シーラントは、典型的には、折りたたみ部から垂直方向内で展開されて、典型的には約8〜50mm(即ち折りたたみ部の縦軸から反対垂直方向に約4〜25mm)、更に好ましくは約18〜24mmの範囲内の幅を有する「展開領域(spreading area)」を規定する。展開されると、シーラントの適用された湿潤被覆平均厚さは、好ましくは約0.25mmよりも小さい、更に好ましくは約0.10mmよりも小さい。適用された湿潤被覆平均厚さは、「展開領域」当たりのシーラントの全量を決定することによって、計算することができる。その代わりに、このような厚さは鏡検法又は他の公知の分析技術によって実験的に決定することができる。展開領域に亘る適用されたシーラントの実際の厚さは変化し得るが、その厚さは、好ましくは展開領域に亘って比較的均一である。
膜葉折りたたみ部を強化するために使用されるテープは、好ましくは感圧接着剤(例えばアクリル樹脂、合成ゴム樹脂等)を含む表側及び裏側を含む、材料(例えばポリエステル、ポリプロピレン等)の可撓性ストリップ又はバンドである。このテープは、好ましくは折りたたみ部領域よりも広い。このテープは、また、好ましくはシーラントの展開領域よりも広くて、テープの表側上の感圧接着剤が、膜葉の裏側と(即ちシーラントの展開領域の周辺縁を越えた領域内で)直接接触できるようになっている。折りたたみ部領域、テープ及びシーラントの展開領域の幅は、全て、特定の製造プロセス、構成の材料及び用途に非常に依存する。幾つかの用途に於いて、約48mmのテープ幅が約4mmの折りたたみ部領域及び約30mmよりも小さいシーラントの「展開領域」を有する膜葉のために適切であると見出された。好ましい態様に於いて、テープの裏側表面は、(2個のテープの同一サンプルの裏側表面を使用して、ASTM D1894−06によって測定したときの)摩擦係数が約0.42よりも小さい、好ましくは約0.4よりも小さい、更に好ましくは約0.35よりも小さい、なお更に好ましくは約0.3よりも小さい。折りたたみ部領域の嵩(bulk)を減少させるために、テープは、好ましくは比較的薄く、即ち、その厚さは約1mmよりも小さい、更に好ましくは約0.1mmよりも小さい、なお更に好ましくは約0.05mmよりも小さい。自動製造プロセスを容易に実施するために、テープは、好ましくは均一な引裂強度を有する。適切なテープの例は、3M Corporationから市販されているTartan(登録商標)369一般目的ボックスシーリングテープである。幾つかの応用のために、テープは、また、特定の使用のために証明又は政府認可される必要があろう。
膜葉束は、マニュアルによって組み立てることができるが、アセンブリプロセスは、好ましくは自動化されている。例えばシートは、例えば加熱したマンドレルの使用によって折り重ねることができる。シーラントは、好ましくはテープのセクションの表側(接着剤側)に適用され、そのテープは、次いで、折りたたみ部の全長に沿ってシートの裏側表面に沿って適用される。折り重ね及びテープ貼り工程は、シートがロールの一部のままである間又はシートを適切なサイズのパネルに切断した後に、実施することができる。シーラントの適用は、好ましくはシーラント被覆量を厳密に制御できる自動被覆プロセスの手段による。テープ及びシートは、長いロールで提供することができる。形成されると、供給物スペーサーを、膜葉束群の間に配置することができる。供給液スペーサーは、自動化プロセス(ここで、供給物スペーサーは葉束アセンブリの間の長さに切断される)の一部として連続ロールから提供されることができる。葉束は、透過物収集チューブに前もって取り付けられている透過物スペーサーのシートの間に挿入することができる。隙間(ギャップ)及び可能性のある漏洩を防止するために、挿入された葉束折りたたみ部は、できるだけ透過物収集チューブに近くなるように配置する。
モジュール当たりに含まれる膜葉束の数は「密度(leaf density)」の用語によって記載することができる。この記載の目的のために、用語「密度」は、透過物収集チューブの周りの周囲の単位長さ(インチ)当たりの膜葉束の数を意味する。自動製造技術によって、比較的高い密度を有するモジュールの製造が可能になる。しかしながら、(他の要因の中で)それぞれの葉束折りたたみ部領域の嵩及び関連する特性は、特に統合モジュール製造プロセスの一部として、未硬化のシーラントと共に、その場で(in situ)、膜葉束を製作するものを含む、高度に自動化されたモジュール製造プロセスの関連で、密度に制限を課す。例えば裏側強化(即ちシーラント及びプラスチック片)を有する膜葉束を含むモジュールについて、透過物チューブ周囲の1インチ当たり約6個の膜葉束(2.36個/cm)よりも大きい密度を一貫して達成することは、しばしば困難である。より高い密度で、(折りたたみ部に沿った)シートの裏側表面と隣接して配置されたスペーサーとの間の摩擦力によって、膜葉束の完全な挿入が妨げられる。折りたたみ部全体に沿った膜葉束の不整列又は不完全な挿入は、漏洩を生じ得る。この問題は、未硬化のシーラントを使用する製造プロセスで大きくなり、この場合、シーラントは潤滑剤として機能し、挿入された葉束が透過物収集チューブから滑って外れるような隙間が形成されるのを許容する。特にシーラント及び保護プラスチック片を使用する態様に関して、より高い密度に付随する圧縮力は、挿入後にを取り除いて、問題のある不整列になり得る。更に、より高い密度に付随する摩擦力は、また、折りたたみ部領域から保護プラスチック片を取り除いて、未硬化シーラントを露出させ得る。本発明の一部として、感圧接着剤を含むテープの使用は、未硬化のシーラントの対応する露出と共にこのような取り除きを回避することができる。しかしながら、テープの裏側と隣接して配置された透過物スペーサーとの間の摩擦力は、特に、より高い密度で、例えば約7(2.76/cm)、7.5(2.95/cm)、8(3.15/cm)、特に8.5(3.35/cm)よりも高い密度で、モジュール構成の間の膜葉束の完全な挿入及び/又は適切な整列も妨げる。このようなより高い密度を達成するためには、低摩擦裏側表面を有するテープが好ましい。更に詳しくは、(ASTM D1894−06によって測定したときの)摩擦係数が約0.42よりも小さい、好ましくは0.4よりも小さい、更に好ましくは約0.35よりも小さい、なお更に好ましくは約0.3よりも小さい裏側表面を有するテープである。
本発明は、前記のような透過物収集チューブ並びに複数の膜葉束及び封筒状膜を含む螺旋巻きモジュールを更に含む。好ましい態様に於いて、このモジュールは、少なくとも約6の密度(即ち透過物チューブの周囲の1インチ当たり少なくとも約6個の膜葉束)、好ましくは少なくとも約7(2.76/cm)、更に好ましくは少なくとも約7.5(2.95/cm)、幾つかの態様に於いて少なくとも約8(3.15/cm)、8.5(3.35/cm)もの密度を有する。このモジュールは、好ましくは前記のように、折りたたみ部に沿ったシートの裏側に沿って設けられたシーラント及びテープを有する膜葉束を含む。このテープは、好ましくはASTM D1894−06によって測定したときの摩擦係数が、約0.42よりも小さい、好ましくは0.4よりも小さい、更に好ましくは約0.35よりも小さい、なお更に好ましくは約0.3よりも小さい裏側を有する。
本明細書の説明を通して、ASTM D1894−06を参照する。この標準試験方法は、標準サンプルサイズ(即ち2インチ幅)に基づいている。この記載の目的のために、この同じ一般的な試験方法は、2インチ以外の幅を有するサンプルのために使用することができる。例えば本発明に於いて使用するのに適している多数のテープは約1〜3インチ(2.54〜7.62cm)の幅で市販されている。本発明の目的のために、このようなテープの幅は、ASTM D1894−06に従った摩擦係数の決定に於いて重要な影響を有しない。即ちASTM D1894−06の一般的試験方法は、特に本発明のために最も適合したテープ幅(即ち約1〜3インチ(2.54〜7.62cm)、更に好ましくは1.5〜2.5インチ(3.81〜6.35cm)の幅)について、サンプル幅に無関係に摩擦係数を決定するための好ましい手段である。この記載の目的のために、それぞれのテープについての摩擦係数値は、同じ材料のテープ参照に基づいている。即ちこの摩擦は2個の同一のテープサンプルの裏側表面の間で測定した。
本発明の種々の面をより良く例示するために、折りたたみ部に沿ったシートの裏側に沿って、ウレタンシーラント及びプラスチックマイラー片を含む各葉束を有する一般的な膜葉束を使用して、螺旋巻きモジュールを構成することを試みた。しかしながら、約5又は6の密度を有する一般的なモジュールを構成するのではなく、8.8の密度を試みた。成功すれば、このモジュールは、97個の個々の膜葉束を含むであろう。以下に示すように、このモジュールの構成は、僅かに14個の膜葉束を挿入した後、失敗した。
プラスチックマイラー片を4種の異なったテープの1種で置き換えた以外は、追加の螺旋巻きモジュールを製造した。それぞれのテープには、異なった摩擦係数(即ちテープA=0.322、テープB=0.412、テープC=0.282、テープD=0.265)を有する裏側表面が含まれていた。膜葉束折りたたみ部を強化するために使用したテープを除いて、全ての他のコンポーネント及び構成方法は、モジュールの全てについて実質的に同一であった。それぞれのモジュールには、約89mm(3.5インチ)の外径を有する透過物収集チューブが含まれていた。膜葉束は約0.15mm(6ミル)の厚さを有するFT−30型コンポジットフラットシート及び約0.7mm(28ミル)の厚さを有するポリプロピレンメッシュ供給物スペーサーを使用して製造した。全ての実施例に於いて使用した膜葉束は、市販の螺旋巻きモジュール、例えばFilm Tecの商業的SWHR−LE400モジュールに於いて使用されているものと実質的に同じものであった。このシートを、マンドレルの使用によって折り重ねた。それぞれの膜葉束について、ウレタンシーラント(約22,000cPの粘度)を、48mm(1.875インチ)の概略幅を有するテープに適用し、これを、続いて折りたたみ部に沿ったシートの裏側表面に対して押し付けた。得られるシーラントの湿潤被覆平均適用比率は、約3.2mm3/mm(0.005インチ3/インチ)で、折りたたみ部の全長(概略900mmの折りたたみ部長さ)に沿って概略約12〜15mmの幅を有していた。
それぞれの螺旋巻きモジュールについて、透過物スペーサーを、超音波溶接によって、等しい距離の間隔を空けて、透過物収集チューブの外周の周りに取り付けた。それぞれの場合に、FREFLOW(登録商標)トリコットポリエステルシートを、透過物スペーサーとして使用した。この透過物スペーサーは、1インチ当たり60個の畝(wale)で、約0.25mm(10ミル)の厚さを有していた。
透過物スペーサーを、透過物収集チューブの周りに取り付けて、個々の膜葉束を、隣接する透過物スペーサーの間に挿入して、それぞれの葉束折りたたみ部が、透過物収集チューブと密接して整列するようにした。それぞれのモジュールについて成功裡に挿入された膜葉束の数を測定し、以下の表Iに示す。それぞれの場合に、マイラー片ではないテープを使用すると、成功した葉束挿入のより大きい数になった。更に、より低い平均摩擦係数を有する裏側を有するテープを使用すると、成功した葉束挿入のより大きい数になった。
Figure 0005792627
摩擦係数値はASTM D1894−06に従って測定したが、2.0インチ(5.08cm)ではなくて約48mm(1.875インチ)の幅を有するテープを使用することによって修正した。それぞれのテープについての摩擦係数値は、同じ材料のテープ参照を使用することに基づいている。即ち、この摩擦は、2個の同一のテープサンプルの裏側表面の間で測定した。それぞれの例に於いて、それぞれのテープの3個のサンプルを、報告した平均値及び標準偏差で試験した。
膜葉束及び螺旋巻きモジュールの詳細な説明の多くを、伝統的なRO及びNF用途に集中させたが、当業者は、これらに限定されずに、気体分離及び非水性液体供給物のために設計されたモジュールと共に、UF、MF、電気透析、電気脱イオンに指向するものを含む他の螺旋巻きモジュールへの応用の可能性を容易に認めるであろう。応用可能な螺旋巻きモジュールは、特に限定されず、多くの異なった形状及びサイズが、本発明に適用可能である。例えば、好ましい態様に於いて、2個の隣接して配置された膜葉の別個のシートが、封筒状膜を構成するために使用される。しかしながら、一つの代替態様に於いて、Solieに付与された米国特許第5,538,642号明細書に記載されているように、このシートは連続しており、それ自体の上に折り重ねて、交互及び封筒状体を作ることができる。更に、広範囲の種々のシートを、特に記載されたものを越えて使用することができる。本発明の多数の態様を記載し、幾つかの例に於いて、或る態様、選択、範囲、構成又は他の特徴を、「好ましい」として特徴付けた。「好ましい」特徴のこのような指定は、決して、本発明の本質的な又は重要な面として解釈されるべきではない。
以下に、本発明及びその関連態様を記載する。
態様1.第一及び第二の側を含むシート(このシートは折りたたみ部から伸びている第一及び第二の膜葉を規定するように折り重ねられている)、
前記折りたたみ部の少なくとも一部に沿ってシートの裏側上に配置されているシーラント並びに
前記折りたたみ部の少なくとも一部に沿ってシートの裏側上に配置されているテープ
を含んでなり、前記テープが表側及び裏側を含み、その裏側が約0.42よりも小さい摩擦係数(ASTM D1894−06によって測定)を有する表面を有する膜葉束
態様2.折りたたみ部の少なくとも一部に沿ったシートの裏側に位置するシーラントを更に含み、そして前記テープがシートの裏側上のシーラントを覆っている態様1に記載の膜葉束
態様3.前記テープが表側及び裏側を含み、その裏側が約0.35よりも小さい摩擦係数(ASTM D1894−06によって測定)を有する表面を有する態様1に記載の膜葉束
態様4.前記テープが表側及び裏側を含み、その表側が感圧接着剤を含み、そしてその裏側が0.3よりも小さい摩擦係数(ASTM D1894−06によって測定)を有する表面を有する態様1に記載の膜葉束
態様5.第一及び第二の側を有するシートを用意し、
前記シートを、折りたたみ部から伸びている第一及び第二の膜葉を規定するように折り重ね、
約50,000cPよりも小さい粘度を有するシーラントを用意し、
前側及び裏側を含むテープを用意し(ここで、裏側は約0.42よりも小さい摩擦係数(ASTM D1894−06によって測定)を有する表面を有する)、そして
前記シーラント及びテープを、折りたたみ部の少なくとも一部に沿って、テープがシーラントを覆うように適用する
工程を含んでなる膜葉束の製造方法。
態様6.最初にシーラントを、テープの表側の区画に適用し、続いて、そのテープを、折りたたみ部の少なくとも一部に沿って適用する態様5に記載の方法。
態様7.複数の膜葉束及び透過物収集チューブの周りに巻き付けられた封筒状膜を含んでなる螺旋巻きモジュールであって、膜葉束が、
第一及び第二の側を含むシート(このシートは折りたたみ部から伸びている第一及び第二の膜葉を規定するように折り重ねられている)、
前記折りたたみ部の少なくとも一部に沿ってシートの裏側上に配置されているシーラント並びに
前記折りたたみ部の少なくとも一部に沿ってシートの裏側上に配置されているテープ、
を含んでなり、前記テープが表側及び裏側を含み、その裏側が約0.42よりも小さい摩擦係数(ASTM D1894−06によって測定)を有する表面を有する螺旋巻きモジュール。
態様8.前記テープの裏側が約0.35よりも小さい摩擦係数(ASTM D1894−06によって測定)を有する表面を有する態様7に記載のモジュール。
態様9.前記モジュールが少なくとも約7の密度を有することによって特徴づけられる態様7に記載のモジュール。

Claims (1)

  1. 複数の膜葉束及び透過物収集チューブの周りに巻き付けられた封筒状膜を含んでなる螺旋巻きモジュールであって、該膜葉束が、
    第一及び第二の側を含む膜シートであって、該膜シート折りたたみ部から伸びている第一及び第二の膜葉を規定するように折り重ねられており、そして前記折りたたみ部が該膜シートの幅に沿った縦軸を規定し、かつ透過物収集チューブと平行である、膜シート
    前記折りたたみ部の少なくとも一部に沿って前記膜シートの裏側上に配置されているシーラント並びに
    前記折りたたみ部の少なくとも一部に沿って前記膜シートの裏側上に配置されているテープ、
    を含んでなり、前記テープが表側及び裏側を含み、前記テープの表側が前記膜シートの裏側と接触しており、そして前記テープの裏側が0.35よりも小さい摩擦係数(ASTM D1894−06によって測定)を有する表面を有し、そして前記モジュールが少なくとも7の葉密度を有する螺旋巻きモジュール。
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