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JP5782807B2 - バランサシャフト装置 - Google Patents

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JP5782807B2
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Description

この発明はバランサシャフト装置に関する。
従来より、エンジンのクランクシャフトの回転振動の低減を図るバランサシャフト装置が知られている。その内容は、例えば、特許文献1に開示されている。この特許文献1のバランサシャフト装置は、エンジンのクランクシャフトと平行に配置構成される軸部と、軸部の軸心から偏心して一体形成されるバランサウェイト(偏心ウェイト部)とを有して、エンジンのクランクシャフトの周期的な回動振動を相殺する働きをなすバランサシャフトとを備えている。また、このバランサシャフトの軸部をエンジン本体に対して回動自在に支持する転がり軸受を備えている。
また、バランサシャフトのバランサウェイトが回転することに伴い、軸部の半径方向に遠心力が生じ、この遠心力によってバランサシャフトの軸部に曲げモーメントが負荷されて曲げ剛性の低下をまねくおそれがある。そのため、バランサシャフトの剛性を高めるために、バランサシャフトを径方向断面で見て、バランサウェイト(偏心ウェイト部)が配置されない部位、すなわち、クランクシャフトの回転振動の相殺に寄与しない部位(非偏心ウェイト部)に、軸部から径方向外方に立設されたリブが延在したものが知られている(特許文献2乃至特許文献4)。
特開2002−349222号公報 特開2008−175137号公報 特開2003−130135号公報 特開2010−223389号公報
図11は、上記特許文献2乃至特許文献4におけるバランサシャフト装置を模式的に図示したものである。図11に図示されるように、上記特許文献2乃至特許文献4におけるバランサシャフト装置610のバランサシャフト630は、断面が一律な形状となっていない。すなわち、転がり軸受が配設される位置のバランサシャフト630の軸部632は、転動体642が転動する内輪軌道面632bを構成するため円柱形状に形成されている。これに対し、転がり軸受の配設位置以外は、軸部632からリブ636が立設したものとなっている。そのため、クランクシャフト(図示省略)の回転振動の相殺に寄与しない部位(非偏心ウェイト部)側に余分な重量が増加する結果となる。これに伴い、バランサシャフト630自体、かかる余分な重量増加分を相殺するべくバランサウェイト(偏心ウェイト部)634が配置される側に上記余分な重量を増加をしなければならない。その結果、バランサシャフト630全体として余分な重量増加を招く問題を有していた。さらには、バランサシャフト630は断面が一律な形状となっていないことから形状が複雑となって加工が複雑となるおそれもある。
而して、本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、バランサシャフト装置の余分な重量増加を抑制することにある。
上記課題を解決するために、本発明のバランサシャフト装置は次の手段をとる。
先ず、第1の発明に係るバランサシャフト装置は、エンジンのクランクシャフトと平行に配置構成される軸部と、該軸部の軸心から偏心して一体形成されるバランサウェイトとを有して、エンジンのクランクシャフトの周期的な回振動を相殺する働きをなすバランサシャフトと、前記バランサシャフトの軸部をエンジン本体に対して回動自在に支持する転がり軸受と、を備えたバランサシャフト装置において、前記バランサシャフトは、径方向断面で見て、前記クランクシャフトの回転振動の相殺に寄与しない部位を欠いた軸方向に一律な形状であり、前記転がり軸受は、径方向断面で見て、該軸部の軸心と同心の仮想円上であり、且つ前記バランサシャフトの軸部の軸方向の一部周方向に被覆する円筒部を有し、該円筒部の外周面が前記転がり軸受の転動体が転動する内輪部材の内輪軌道面として構成されており、前記転がり軸受が配設される位置のバランサシャフトの軸部において、前記内輪部材の軸方向端部のうち少なくとも一端部には、前記円筒部から径方向内方に向かって延出し、前記バランサシャフトの外周部と当接する鍔部が形成されていることを特徴とする。
この第1の発明によれば、バランサシャフト装置に構成される転がり軸受は、転動体が転動する内輪軌道面を構成する内輪部材を備えている。この内輪部材は、径方向断面で見て、バランサシャフトの軸部の軸心と同心の仮想円上であり、且つバランサシャフトの軸部の軸方向の一部周方向に被覆する円筒部を有している。この円筒部の外周面が内輪軌道面として構成されている。そして、この転がり軸受が配設される位置のバランサシャフトの軸部は、クランクシャフトの回転振動の相殺に寄与しない部位が欠肉として構成されている。このため、バランサシャフトは、径方向断面で見て、クランクシャフトの回転振動の相殺に寄与しない部位を欠いた軸方向に一律な形状である。すなわち、非円形形状のバランサシャフトの軸部に対し、円筒状の内輪部材を配置することで転がり軸受を構成するものである。ここで、転がり軸受が配設される位置のバランサシャフトの軸部のうちクランクシャフトの回転振動の相殺に寄与しない部位と、内輪部材との間が中空となっている。係る中空部位上を転がり軸受の転動体が転動することとなるが、かかる中空部位はバランサシャフトの回転による遠心力の作用を受けない部位となっている。すなわち、バランサシャフトの回転時に上記遠心力が作用する部位は、クランクシャフトの回転振動の相殺に寄与する部位(バランサシャフトが配置されて内輪部材と当接した部位)である。内輪部材の内径側に中空の部位が存在していても、転動体の転動に影響を及ぼさない。そのため、バランサシャフトの軸部形状が非円柱形状であっても転がり軸受を配設することができる。これにより、余分な重量増加を抑制するバランサシャフト装置とすることができる。また、軸方向に一律なバランサシャフトの形状とすることが可能となり、加工も容易となる。
さらに上記構成は、この転がり軸受が配設される位置のバランサシャフトの軸部において、前記内輪部材の軸方向端部のうち少なくとも一端部には、前記円筒部から径方向内方に向かって延出し、前記バランサシャフトの外周部と当接する鍔部が形成されている。
これにより、鍔部がバランサシャフトの外周部と当接することによって、内輪部材の回転止めの働きをなすと共に、内輪部材の剛性を高めることができる。
次に、第の発明に係るバランサシャフト装置は、上述した第の発明において、前記内輪部材を径方向断面で見て、前記バランサシャフトのバランサウェイトが配置構成される位置と反対側の欠肉部位における円筒部には、径方向に貫通する孔部が少なくとも一つ形成されていることを特徴とする。
この第の発明によれば、エンジン本体内のオイルは、ミスト状に充満しており、バランサシャフト装置の内輪部材の内径側にもオイルが滞留する。ここで、この内輪部材の内径側に滞留するオイルは、バランサシャフトの回転に伴う遠心力の作用によって円筒部の内周面に付着することとなる。ここで、バランサシャフトのバランサウェイトが配置構成される位置と反対側の欠肉部位における円筒部には、径方向に貫通する孔部が構成されているため、かかる孔部を通じてオイルを転動体側に供給することができる。いわゆるオイルセパレータとしての機能を得ることができる。
本発明は上記各発明の手段をとることにより、バランサシャフト装置の余分な重量増加を抑制することができる。
本発明の実施例1に係るバランサシャフト装置がエンジン内に配置された状態を模式的に示す軸方向断面図である。 本発明の実施例1に係るバランサシャフト装置のバランサシャフトに対し転がり軸受を装着する構成を模式的に示した斜視図である。 本発明の実施例1に係るバランサシャフト装置に構成される内輪部材を示す図である。図3(A)は、内輪部材の全体斜視図である。図3(B)は、図3(A)におけるB方向から見た矢視図である。図3(C)は、図3(A)におけるC方向から見た矢視図である。図3(D)は、図3(A)におけるD−D線断面図である。 図2におけるIV方向から見た矢視図である。 本発明の実施例1に係るバランサシャフト装置の内輪部材が、円板状素材から内輪部材を成形するまでの各工程による素材の形状の変化等を示す工程図である。図5(A)は円板状素材を示す工程の図である。図5(B)はプレス加工によって、一次成形品を示す工程の図である。図5(C)は一回目の絞り加工によって、二次成形品を示す工程の図である。図5(D)は二回目の絞り加工によって、三次成形品を示す工程の図である。図5(E)は三回目の絞り加工によって、四次成形品を示す工程の図でありる。図5(F)は打抜き加工によって、底部に穴あけ加工を施した五次成形品を示す工程の図である。図5(G)は内径段付きプレス加工によって、不要箇所をトリムした六次成形品を示す工程の図である。図5(H)は曲げ加工によって、完成する内輪部材を示す工程の図である。 本発明の実施例1に係るバランサシャフト装置の内輪部材が、円板状素材から内輪部材を成形するまでの各工程による素材の形状の変化等を示す工程図の斜視図である。図6(A)は円板状素材を示す工程の図である。図6(B)はプレス加工によって、一次成形品を示す工程の図である。図6(C)は一回目の絞り加工によって、二次成形品を示す工程の図である。図6(D)は二回目の絞り加工によって、三次成形品を示す工程の図である。図6(E)は三回目の絞り加工によって、四次成形品を示す工程の図でありる。図6(F)は打抜き加工によって、底部に穴あけ加工を施した五次成形品を示す工程の図である。図6(G)は内径段付きプレス加工によって、不要箇所をトリムした六次成形品を示す工程の図である。図6(H)は曲げ加工によって、完成する内輪部材を示す工程の図である。 本発明の実施例2に係る内輪部材を示す図である。図7(A)は、内輪部材の全体斜視図である。図7(B)は、図7(A)におけるB方向から見た矢視図である。図7(C)は、図7(A)におけるC−C線断面図である。 本発明の実施例3に係る内輪部材を示す図である。図8(A)は、内輪部材の全体斜視図である。図8(B)は、図8(A)におけるB方向から見た矢視図である。図8(C)は、図8(A)におけるC方向から見た矢視図である。図8(D)は、図8(A)におけるD−D線断面図である。 本発明の実施例4に係る内輪部材の全体斜視図である。 本発明の実施例5に係る内輪部材の全体斜視図である。 従来に係るバランサシャフト装置のバランサシャフトに対し転がり軸受を装着する構成を模式的に示した斜視図である。
この発明を実施するための形態について実施例にしたがって説明する。
本発明の実施例1を図1から図6にしたがって説明する。ここで、本発明を説明する各図においては、構成内容の理解をより容易とするため本発明に影響を及ぼさない構成については、詳細な構造の図示を省略した模式的な図示とした。そして、かかる箇所の説明を省略することがある。図1に示すように、エンジン1の回転振動を抑制するために、クランクシャフト2の周期的な回動に対し相殺的な周期でクランクシャフト2と連動して回動するバランサシャフト装置10がハウジング4のシャフト支持部5に回動自在に支持されている。
このバランサシャフト装置10は、バランサシャフト30と転がり軸受40とを備えて構成されている。ここで、このバランサシャフト30は、エンジン1の回転振動を抑制するために、クランクシャフト2の周期的な回動に対し、相殺的な周期でクランクシャフト2と連動して回動するものである。また、転がり軸受40は、バランサシャフト30の軸部32をエンジン1本体のハウジング4に対して回動自在に支持するために構成されるものである。以下に、このバランサシャフト30、転がり軸受40の構成について説明する。
先ず、バランサシャフト30について説明する。
図2に図示されるように、バランサシャフト30は、エンジン1のクランクシャフト2(図1参照)と平行に配置構成される軸部32と、軸部32の軸心33から偏心した位置に配置されるバランサウェイト34とを有して一体的に形成されている。ここで、バランサウェイト34は、径方向断面で見て、断面略半円状に形成されている。詳しくは、この略半円状内には、バランサシャフト30の軸心33が内包された構成とされて、軸部32とバランサウェイト34が一体となった形態で断面略半円状に形成されている。なお、このような構成以外に、所定の径を有する軸部32が形成されており(軸部32の形状も一部露出した状態)、この軸部32の軸心33から偏心した位置にバランサウェイト34が一体に形成されたバランサシャフト30であってもよい。更に、このバランサシャフト30には、軸心33からバランサウェイト34が構成される位置とは反対の径方向外方に向かってリブ36が立設されている。このリブ36は、軸方向に一律に形成されている。このリブ36は、バランサシャフト30の曲げ剛性の向上を図るために構成されている。なお、バランサシャフト30の曲げ剛性が十分満たされる場合には、かかるリブ36を構成しなくてもよい。このように構成されるバランサシャフト30を径方向断面で見た断面形状は、リブ36が形成される位置側が欠肉として構成されて軸方向に一様に非円形形状として形成されている。ここで、バランサシャフト30を径方向断面で見て、リブ36が形成される位置側が、本発明の「クランクシャフトの回転振動の相殺に寄与しない部位」に相当する。また、バランサウェイト34が配置構成される部位が「クランクシャフトの回転振動の相殺に寄与する部位」となる。また、図1に図示されるように、バランサシャフト30の軸上には、クランクシャフト2に配設された駆動歯車3と噛み合う従動歯車31が配置されている。このバランサシャフト30は、軸方向に所定間隔を隔てて転がり軸受40が配置構成されている。
次に、転がり軸受40について説明する。
図1に示すように、転がり軸受40は、外輪部材41と、複数のころ(転動体)42と、この複数のころ(転動体)42を保持する保持器43と、ころ(転動体)42が転動する内輪軌道面46b(図2参照)を構成する内輪部材46を備えてバランサシャフト30に組み付けられる。図2に図示されるように、ころ42は、円柱ころである。なお、ころ(転動体)42は、針状ころであってもよい。保持器43は、合成樹脂で構成されており、後述する内輪部材46の内輪軌道面46bの外周を覆う径の円環形状で形成されている。この保持器43には、ころ(転動体)42が周方向に並んで嵌め込まれる複数のポケット43aが円周方向に等配に形成されている。この保持器43は、円周方向一箇所が分離して形成されており、この分離部分43bを径方向に弾性変形させて開口してバランサシャフト30の半径方向から装着する構成とされている。なお、保持器43は、径方向断面で見て半円状の保持器二つが一対となった分割型であってもよい。図1に図示される外輪部材41は、金属製の円筒状に形成されており、内周面に外輪軌道面が形成されている。なお、外輪部材41は、径方向断面で見て半円状の部材二つが一対となった分割型であってもよい。また、エンジン1本体のハウジング4が外輪軌道面を担う構成であれば外輪部材を構成しないものでもよい。
内輪部材46について説明する。図2及び図3(A)〜(D)に図示されるように、この内輪部材46は、径方向断面で見て、バランサシャフト30の軸部32の軸心33と同心の仮想円上であり、且つバランサシャフト30の軸部32及びバランスウェイト34を被覆する円筒部46aを有している。この円筒部46aの外周面が、転がり軸受40に構成されるころ(転動体)42が転動する内輪軌道面46bとして構成されている。また、内輪部材46の軸方向の両端は、円筒部46aから径方向内方に向かって延出して、バランサシャフト30の外周部と当接する鍔部(第1鍔部46d及び第2鍔部46f)が構成されている。ここで、図2及び図3(B)に図示されるように、内輪部材46の軸方向の一端側の第1鍔部46dにおける端部46eは、バランサシャフト30のリブ36とバランサウェイト34の両方に当接する形状に構成されている。これにより、内輪部材46の軸方向の一端側は、バランサシャフト30の径方向断面の輪郭と略同一の開口部46hに形成されている。また、図2及び図3(C)に図示されるように、内輪部材46の軸方向の一端側(第1鍔部46d側)とは反対の他端側には、第2鍔部46fが構成されている。この第2鍔部46fの端部46gは、リブ36を挟持した状態で当接し、バランスウェイト34の近傍まで延在する二つの帯板状に形成されている。
この内輪部材46の製造は次のとおりである。
図5及び図6には、バランサシャフト装置10の内輪部材46(図3参照)が、円板状素材45aから内輪部材46を成形するまでの各工程による素材の形状の変化等の工程が示されている。なお、図5(A)〜(H)と図6(A)〜(H)はそれぞれ対応した図示とされている。図5(A)及び図6(A)に図示されるように、先ず、帯板状の素材を切削して円板状素材45aを作成する。内輪部材46(図3参照)は、この円板状素材45aにプレス加工、絞り加工等の塑性加工を繰り返すことで形成される。図5(B)及び図6(B)に図示されるように、円板状素材45aに荒プレス加工を施して、皿状の凹みを有する一次成形品45bを形成する。次に、図5(C)及び図6(C)に図示されるように、一次成形品45bに対し、一回目の絞り加工を施して内周面が円筒状に形成された二次成形品45cを形成する。次に、図5(D)及び図6(D)に図示されるように、二次成形品45cに対し、更に二回目の絞り加工を施して、円筒の深さを大きくした三次成形品45dを形成する。次に、図5(E)及び図6(E)に図示されるように、三次成形品45dに対し、更に三回目の絞り加工を施して、四次成形品45eを形成する。こうして、絞り加工を繰り返すことで、内輪部材46の円筒部46aが形成される。次に、図5(F)及び図6(F)に図示されるように、四次成形品45eに対し、打抜き加工によって底部に穴あけ加工を施して五次成形品45fを形成する。なお、この打抜き加工によって、バランサシャフト30を挿通可能とする開口部46h(図3(B)参照)が形成されることで第1鍔部46dが構成される。次に、図5(G)及び図6(G)に図示されるように、内径段付きプレス加工によって、不要箇所をトリムした六次成形品45gを形成する。この内径段付きプレス加工によって、第2鍔部46fの帯板形状が構成される。最後に、図5(H)及び図6(H)に図示されるように、六次成形品45gの帯板形状をロール曲げ、プレス加工等によって第2鍔部46fを形成し内輪部材46が完成する。なお、内輪部材46は、単体で熱処理工程を追加して内輪軌道面46bの硬度を向上させるものであってよい。また、内輪部材46の円筒部46aを研磨加工を施して内輪軌道面46bとして構成するものであってもよい。このように、絞り加工を繰り返すことで、円筒状の内輪部材46が形成される。なお、上記工程では、3回の絞り加工を経て内輪部材46を形成する工程を例示したが、回数は特に限定されず、必要とする内輪部材46の形状、大きさ等によって適宜プレス加工、絞り加工の工程がなされる。
次に、バランサシャフト30に対する転がり軸受40の装着について説明する。
図2に図示されるように、先ず、バランサシャフト30の従動歯車31(図1参照)が配置される端部とは反対側の端部から内輪部材46を挿通し、転がり軸受40の配設位置まで移動させる。そして、図2及び図4に図示されるように、内輪部材46の円筒部46aの両端に位置するバランサシャフト30のリブ36を平刃状の工具(図示省略)で押圧して塑性変形させ、かしめ部38を形成する。これにより、内輪部材46の軸方向移動を拘束する。その上で、図2に図示されるように、ころ(転動体)42が嵌め込まれた保持器43を内輪部材46の内輪軌道面46b上に装着する。その上で、外輪部材41(図1参照)を装着する。こうして、バランサシャフト30上に転がり軸受40が装着されて、バランサシャフト装置10となる。図1に図示されるように、ハウジング4には、軸方向に所定間隔を保ってシャフト支持部5が突設されている。これらシャフト支持部5の上面には、半円弧状の凹部がそれぞれ形成されている。そして、各シャフト支持部5の凹部に転がり軸受40が装着されたバランサシャフト装置10を設置する。そして、シャフト支持部5の凹部に転がり軸受40を覆うようにカバー部材6を被せたうえでボルトによって締め付ける。このようにして、エンジン1本体のハウジング4内にバランサシャフト装置10が組み付けられる。
このように構成されるバランサシャフト装置10は、バランサシャフト装置10に構成される転がり軸受40が、ころ(転動体)42が転動する内輪軌道面46bを構成する内輪部材46を備えている。この内輪部材46は、径方向断面で見て、バランサシャフト30の軸部32の軸心33と同心の仮想円上であり、且つバランサシャフト30の軸部32を被覆する円筒部46aを有している。この円筒部46aの外周面が内輪軌道面46bとして構成されている。そして、この転がり軸受40が配設される位置のバランサシャフト30の軸部32は、クランクシャフト2の回転振動の相殺に寄与しない部位が欠肉として構成されている。すなわち、非円形形状のバランサシャフト30の軸部32に対し、円筒状の内輪部材46を配置することで転がり軸受40を構成するものである。ここで、転がり軸受40が配設される位置のバランサシャフト30の軸部32のうちクランクシャフト2の回転振動の相殺に寄与しない部位と、内輪部材46との間が中空となっている。係る中空部位上を転がり軸受40のころ(転動体)42が転動することとなるが、かかる中空部位はバランサシャフト30の回転による遠心力の作用を受けない部位となっている。すなわち、バランサシャフト30の回転時に上記遠心力が作用する部位は、クランクシャフト2の回転振動の相殺に寄与する部位(バランサシャフト30が配置されて内輪部材46と当接した部位)である。内輪部材46の内径側に中空の部位が存在していても、ころ(転動体)42の転動に影響を及ぼさない。これにより、バランサシャフト30の軸部32形状を円柱形状にしない構成においても転がり軸受40を配設することができる。そのため、余分な重量増加を抑制するバランサシャフト装置10とすることができる。また、軸方向に一律なバランサシャフト30の形状とすることが可能となり、加工も容易となる。
また、第1鍔部の端部46e及び第2鍔部の端部46gがバランサシャフト30の外周部と当接することによって、内輪部材46の回転止めの働きをなすと共に、内輪部材46の剛性を高めることができる。
次に、本発明の実施例2を図7(A)〜(C)にしたがって説明する。
実施例1において、バランサシャフト30の曲げ剛性に十分な余裕がある場合には、リブ36が構成されないバランサシャフト30でもよいことを述べた。ここで、図7(A)〜(C)に図示されるように、実施例2における内輪部材246が図示されている。このように、リブ36が構成されないバランサシャフト30に適用させるために、内輪部材246の第1鍔部246dの形状は半円状に形成されたものでもよい。この実施例2のその他の構成は、実施例1と同様に構成されるため、同一構成部分に対し同一符号を付記してその説明は省略する。このように構成される実施例2においては、実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
次に、本発明の実施例3を図8(A)から(D)にしたがって説明する。
図8(A)〜(D)に図示されるように、リブ36が構成されないバランサシャフト30に適用するものとして、内輪部材346は、第1鍔部346dと第2鍔部346fが構成されている。この第1鍔部346dと第2鍔部346fは、円筒部46aのうちバランサウェイト34(図2参照)が構成されない部位(クランクシャフトの回転振動の相殺に寄与しない部位)において、内周面に向かって折り返されて、円筒部46aを縁取るように曲げ加工されている。そして、第1鍔部346dと第2鍔部346fの円周方向の両端がバランサウェイト34(図2参照)に当接する第1鍔部の端部346e及び第2鍔部の端部346gとして構成とされている。なお、第1鍔部346dと第2鍔部346fの構成により、バランサシャフト30を挿通可能とする開口部346hは、バランサシャフト30の径方向断面の輪郭よりも大きい開口形状を有している。この実施例3のその他の構成は、実施例1と同様に構成されるため、同一構成部分に対し同一符号を付記してその説明は省略する。このように構成される実施例3においては、実施例1と同様の作用効果を得ることができる。また、第1鍔部346dと、第2鍔部346fは、実施例1よりも小さく構成することができるので、より一層軽量に内輪部材を構成することができる。
次に、本発明の実施例4を図9にしたがって説明する。
図9には、実施例4に係る内輪部材446が図示されている。ここで、この内輪部材446は上記実施例3で示した内輪部材346を一部変更した形態とされている。
図9に図示されるように、内輪部材446の第2鍔部446fは、バランサウェイト34(図2参照)と当接しない部位を省略している。この実施例4のその他の構成は、実施例3と同様に構成されるため、同一構成部分に対し同一符号を付記してその説明は省略する。このように構成される実施例4においては、実施例3と同様の作用効果を得ることができるとともに、第2鍔部446fは、実施例1及び実施例3よりも小さく構成することができる。そのため、より一層軽量な内輪部材346を構成することができる。なお、第1鍔部側446dを第2鍔部446fのような構成としてもよい。
次に、本発明の実施例5を図10にしたがって説明する。
図10には、実施例5に係る内輪部材546が図示されている。ここで、この内輪部材546は上記実施例3で示した内輪部材346に一部変更した形態とされている。
図10に図示されるように、内輪部材546を径方向断面で見て、バランサシャフト30のバランサウェイト34が配置構成される位置と反対側の欠肉部位における円筒部46aには、径方向に貫通する排油孔(孔部)546hが形成されている。この実施例5のその他の構成は、実施例3と同様に構成されるため、同一構成部分に対し同一符号を付記してその説明は省略する。このように構成される実施例5においては、実施例3と同様の作用効果を得ることができる。また、エンジン1本体内のオイルは、ミスト状に充満しており、バランサシャフト装置の内輪部材546の内径側にもオイルが滞留する。ここで、この内輪部材546の内径側に滞留するオイルは、バランサシャフト30の回転に伴う遠心力の作用によって円筒部46aの内周面に付着することとなる。ここで、内輪部材546には、排油孔(孔部)546hが形成されているため、この排油孔(孔部)546hを通じてオイルを転動体側に供給することができる。いわゆるオイルセパレータとしての機能を得ることができる。なお、内輪部材546の鍔部形状は、実施例3における第1鍔部346dと第2鍔部346fを適用している。しかしながら実施例5における内輪部材546は、実施例1における第1鍔部46dと第2鍔部46fの形態も適用できる。
以上、本発明の実施形態について実施例1から実施例5について説明したが、本発明のバランサシャフト装置は、本実施の形態に限定されず、その他各種の形態で実施することができるものである。
1 エンジン
2 クランクシャフト
3 駆動歯車
4 ハウジング
5 シャフト支持部
6 カバー部材
10 バランサシャフト装置
30 バランサシャフト
31 従動歯車
32 軸部
33 軸心
34 バランサウェイト
36 リブ
38 かしめ部
40 転がり軸受
41 外輪部材
42 ころ(転動体)
43 保持器
43a ポケット
43b 分離部分
45a 円板状素材
45b 一次成形品
45c 二次成形品
45d 三次成形品
45e 四次成形品
45f 五次成形品
45g 六次成形品
46 内輪部材
46a 円筒部
46b 内輪軌道面
46c 内周面
46d 第1鍔部
46e 第1鍔部の端部
46f 第2鍔部
46g 第2鍔部の端部
46h 開口部
246 内輪部材
246d 第1鍔部
346 内輪部材
346d 第1鍔部
346e 第1鍔部の端部
346f 第2鍔部
346g 第2鍔部の端部
346h 開口部
446 内輪部材
446d 第1鍔部
446f 第2鍔部
546 内輪部材
546h 排油孔(孔部)

Claims (2)

  1. エンジンのクランクシャフトと平行に配置構成される軸部と、該軸部の軸心から偏心して一体形成されるバランサウェイトとを有して、エンジンのクランクシャフトの周期的な回振動を相殺する働きをなすバランサシャフトと、前記バランサシャフトの軸部をエンジン本体に対して回動自在に支持する転がり軸受と、を備えたバランサシャフト装置において、
    前記バランサシャフトは、径方向断面で見て、前記クランクシャフトの回転振動の相殺に寄与しない部位を欠いた軸方向に一律な形状であり、
    前記転がり軸受は、径方向断面で見て、該軸部の軸心と同心の仮想円上であり、且つ前記バランサシャフトの軸部の軸方向の一部周方向に被覆する円筒部を有し、該円筒部の外周面が前記転がり軸受の転動体が転動する内輪部材の内輪軌道面として構成されており、
    前記転がり軸受が配設される位置のバランサシャフトの軸部において、
    前記内輪部材の軸方向端部のうち少なくとも一端部には、前記円筒部から径方向内方に向かって延出し、前記バランサシャフトの外周部と当接する鍔部が形成されていることを特徴とするバランサシャフト装置。
  2. 請求項に記載のバランサシャフト装置であって、
    前記内輪部材を径方向断面で見て、前記バランサシャフトのバランサウェイトが配置構成される位置と反対側の欠肉部位における円筒部には、径方向に貫通する孔部が少なくとも一つ形成されていることを特徴とするバランサシャフト装置。
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